JP3359057B2 - 資源のバージョン管理方法 - Google Patents

資源のバージョン管理方法

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JP3359057B2 JP21646692A JP21646692A JP3359057B2 JP 3359057 B2 JP3359057 B2 JP 3359057B2 JP 21646692 A JP21646692 A JP 21646692A JP 21646692 A JP21646692 A JP 21646692A JP 3359057 B2 JP3359057 B2 JP 3359057B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数のワークステーシ
ョンが共通に使用するマスタファイルのバージョンを、
上位装置が管理する場合の、資源のバージョン管理方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】複数のワークステーションが、それぞれ
共通のマスタファイルを使用して各種の処理を実行する
場合、そのマスタファイルを1箇所のメモリに格納して
管理すると、アクセスが競合したりネットワークのスル
ープットが低下する場合がある。これを解決するため
に、マスタファイルを1箇所で管理すると共に、これを
所定のタイミングで各ワークステーションにダウンロー
ドし、使用する方法がある。
【0003】図2に、このような方法を採用したコンピ
ュータシステムのブロック図を示す。図において、この
システムは、ターミナルコントローラ1が自己の所有す
る記憶装置2にマスタファイル3を保持し、これを複数
のワークステーションWS−1〜WS−4に対し、通信
回線5を介してダウンロードする構成となっている。各
ワークステーションWS−1〜WS−4には、それぞれ
記憶装置4が接続されている。このようなシステムにお
いては、各ワークステーションWS−1〜WS−4は、
それぞれ、例えば毎朝立ち上げの際、あるいは夕方電源
をオフする直前に、ターミナルコントローラ1から最新
のマスタファイルのダウンロードを受ける。なお、この
場合、マスタファイル3を単に最新のものに置き換える
というだけでは、正常なバージョンアップができない場
合がある。
【0004】例えば、金融機関のオンラインシステムに
おいては、新規に開店したり閉鎖したりする営業店のリ
ストをマスタファイル3としてターミナルコントローラ
1が管理する。このマスタファイルは、随時更新されて
バージョンアップされていくが、そのマスタファイルを
利用した各種の別のファイルを、それぞれワークステー
ションが個々に保持しており、マスタファイルのバージ
ョンアップと共に他のファイルの変更等も必要とする。
また、マスタファイルのバージョンアップは、各ワーク
ステーションWS−1〜WS−4がそれぞれ立ち上げ時
や電源オフの直前に実行する。従って、頻繁に使用され
るワークステーションについては、常に最新のバージョ
ンのマスタファイルがダウンロードされる。しかしなが
ら、長期間使用されないワークステーションもあり、こ
のようなワークステーションについては、マスタファイ
ルが古いバージョンのままバージョンアップされずにい
ることがある。
【0005】例えば、図の例では、ワークステーション
WS−2とWS−3には、バージョンが1.4のマスタ
ファイルがダウンロードされている。また、ワークステ
ーションWS−1は、バージョンが1.3のマスタファ
イルがダウンロードされている。しかしながら、ワーク
ステーションWS−4には、バージョンが1.1のもの
がダウンロードされており、最も古いバージョンとなっ
ている。ターミナルコントローラ1は、これらのいずれ
かのワークステーションが立ち上げられ、あるいは電源
オフの直前にダウンロードを要求した場合、各ワークス
テーションのバージョンに応じてバージョンアップ処理
のための情報を送らなければならない。例えば、この例
で、ターミナルコントローラ1のマスタファイル3がバ
ージョン1.5にバージョンアップされた場合、ワーク
ステーションWS−2とWS−3が立ち上げられた場
合、ターミナルコントローラ1がバージョンが1.4の
マスタファイルを1.5のマスタファイルに更新するた
めの情報を送ることになる。一方、バージョンが1.3
のワークステーションWS−1が立ち上げられた場合、
ターミナルコントローラ1はバージョン1.3のマスタ
ファイルをバージョン1.4にバージョンアップすると
共に、さらにバージョン1.5にバージョンアップする
ための情報を送るようにしている。
【0006】図3に、従来のこの種のバージョンアップ
のためのオペレーション内容説明図を示す。上記ターミ
ナルコントローラ1の各ワークステーションに対するバ
ージョンアップのためのオペレーションは、この図に示
すような内容となる。即ち、ターミナルコントローラ1
に保持されているオペレーションは、図に示すように、
バージョン1.1から1.2にバージョンアップするた
めのオペレーションと、バージョン1.2からバージョ
ン1.3にバージョンアップするためのオペレーション
と、バージョン1.3から1.4にバージョンアップす
るためのオペレーション及びバージョン1.4から1.
5にバージョンアップするためのオペレーションの4種
類のオペレーションが保持される。これによって、バー
ジョンが1.1のもの、1.2のもの、1.3のもの、
1.4のものについて、いずれのワークステーションに
ついてもバージョンアップを円滑に実行することが可能
になる。なお、この図では、1段階ずつバージョンアッ
プするための処理をOP(1.3→1.4)というよう
に表示している。従って、先に説明したとおり、バージ
ョンの低いワークステーションをバージョンアップする
場合には、そのバージョンに応じて複数回のオペレーシ
ョンが繰り返されることになる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な各ワークステーションのマスタファイルの管理方法に
おいては、各ワークステーションを管理するためのター
ミナルコントローラやその他の処理プロセッサが、任意
のバージョンのマスタファイルを持つワークステーショ
ンについて、そのバージョンを最新のマスタファイルの
バージョンにバージョンアップするための更新情報を全
て累積的に保持しておく必要があった。
【0008】図4に従来のマスタファイルについての管
理情報例説明図を示す。図に示すように、例えばあるマ
スタファイルが新たにシステムに追加された場合、ター
ミナルコントローラは、最初のバージョン1.1から始
まって最新のバージョン1.5に至るまで、それぞれ段
階的にバージョンアップを行うためのオペレーションを
更新情報として保存しておく必要があった。ところが、
マスタファイルの数が増加し、またその情報量も増加す
ると、このような更新情報が膨大になり、これを全て蓄
積していくと、記憶装置の管理上、不経済な場合が生じ
る。そこで、従来は適当な期間が経過すると、古いバー
ジョンの更新情報から順次、記憶領域上から消去してい
くようにして、その調整を図っていた。
【0009】システムが活発に利用され、各ワークステ
ーションが常に適当なタイミングでマスタファイルのバ
ージョンアップを行っていれば、このようなシステムを
採用して支障はない。しかしながら、例えば図2に示し
たように、特定のワークステーションWS−4が長期間
使用されず、古いバージョンのマスタファイルがそのま
ま更新されないでいることがある。このような場合、タ
ーミナルコントローラが、古いバージョンの更新情報を
記憶装置2から消滅させてしまった後は、ワークステー
ションWS−4についてのマスタファイルのバージョン
アップが困難になるという問題があった。
【0010】本発明は以上の点に着目してなされたもの
で、ワークステーションのマスタファイルを管理するタ
ーミナルコントローラ等の上位装置が、全てのワークス
テーションのマスタファイルについて、そのバージョン
アップが可能な必要最小限の管理情報を保持するように
し、記憶領域の有効な活用を図るようにした資源のバー
ジョン管理方法を提供することを目的とするものであ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、上位装置から
共用するマスタファイルを複数のワークステーションに
ダウンロードすると共に該上位装置が該各ワークステー
ションのマスタファイルをバージョンアップすべく更新
する資源のバージョン管理方法において、上位装置は、
記憶している前回のバージョンのマスタファイルに対
し、マスタファイルを構成するレコード毎に、前回以前
のバージョンを保持するワークステーションに対し前回
のバージョンへ更新するための追加、変更及び削除のい
ずれかを示す前回管理情報を生成して記憶すると共に、
前回のバージョンを保持するワークステーションに対し
更新の終了を示す終了情報を生成して記憶し、かつ上位
装置は、今回の最新のバージョンのマスタファイルを記
憶すると、レコード毎に、前回以前のバージョンを保持
するワークステーションに対し該レコードを更に今回の
バージョンへ更新するために前回管理情報に基づいて今
回管理情報を生成して記憶すると共に、前回のバージョ
ンを保持するワークステーションに対し該レコードを更
に今回のバージョンへ更新するために該バージョン対応
の今回管理情報を生成して記憶し、更に上位装置は、
新のマスタファイルを記憶した時点で、前回及び前回
前のバージョンのいずれかを保持するワークステーショ
ンが今回管理情報に基づくレコードの更新により今回
バージョンを保持すると、対応する今回管理情報を終了
情報に変更し、全ての今回管理情報が終了情報に変更さ
れると、該全ての終了情報を削除すること、を特徴とす
る。
【0012】
【作用】この方法では、予め、マスタファイルを構成す
るレコード毎に前回のバージョンを保持するワークステ
ーションに対してはその終了情報を、又前回以前のバー
ジョンを保持するワークステーションに対しては前回の
バージョンへ更新するための管理情報を記憶しておく。
そして、上位装置が最新(今回)のバージョンのマスタ
ファイルのみを記憶した時点で、レコード毎に、前回以
前のバージョンのワークステーションに対してはこの管
理情報に基づき更に今回管理情報を生成して記憶する。
また、前回のバージョンのワークステーションに対して
は今回のバージョンに更新するための今回管理情報を記
憶する。一方、全てのワークステーションについて前回
のバージョンにバージョンアップされているときは、
の管理情報は終了情報に変更されているので、これら
終了情報を削除する。 このように、レコード毎に、これ
までのバージョンから最新のバージョンに直接バージョ
ンアップするための管理情報及び終了情報を保存するよ
うにすれば、前回までのバージョンの更新情報を保持す
る必要がない。また、全てのワークステーションが前回
バージョンを保持する場合には終了情報を削除するた
め、更に記憶領域の無駄な消費が回避できる。
【0013】
【実施例】以下、本発明を図の実施例を用いて詳細に説
明する。図1は、本発明の方法を実施した各レコード毎
の管理情報説明図である。本発明は、例えば図2に示し
たものと同様のコンピュータシステムに適用される。即
ち、複数のワークステーションが共通に使用するマスタ
ファイルをターミナルコントローラ等の上位装置が管理
し、それぞれ所定のタイミングでダウンロードする。こ
のダウンロードの際に、必要なバージョンアップが行わ
れる。バージョンアップのタイミングがワークステーシ
ョン毎に任意のため、本発明においては、図1に示すよ
うな管理情報を持つ。この情報は、上位装置に格納され
る。
【0014】図のように、この管理情報はマスタファイ
ルを構成する各レコード毎に設けられる。例えば、マス
タファイルが営業店リストである場合、新たな営業店が
追加されたとき、その営業店に対応するレコード管理
情報生成される。この管理情報の構成は、図に示すよ
うに、レコード名と、システムのバージョン及び今回オ
ペレーション(管理情報)と前回オペレーション(管理
情報)の内容とから成る。システムのバージョンという
のは、マスタファイルの最新(今回)のバージョンを示
すものである。今回オペレーションと前回オペレーショ
ンについては、それぞれシステムにより管理される全て
のワークステーション毎に、個別に必要なオペレーショ
ンの内容が表示される。
【0015】図5に本発明による各オペレーションの内
容説明図を示す。本発明においては、各ワークステーシ
ョン毎の、各レコード毎に、そのバージョンアップのた
めのオペレーションを設定する。従って、オペレーショ
ン中には、図3を用いて示したような、OP(1.1→
1.2)、OP(1.2→1.3)…というようにバー
ジョンアップをするオペレーションでなく、現在のバー
ジョンから最新のバージョンに直接バージョンアップす
るためのオペレーションが格納される。
【0016】即ち、図5(a)に示したように、例えば
ワークステーションWS−1については、該当するレコ
ードについて、バージョン1.3からバージョン1.5
にバージョンアップするためのオペレーションが記憶さ
れ、ワークステーションWS−2については、バージョ
ン1.4からバージョン1.5にバージョンアップする
ためのオペレーションが記憶される。従って、予め図5
(b)に示すバージョンアップの経過を考慮すると同様
論理的にオペレーションの内容を導き出しておく必要
がある。
【0017】例えば、図5の(b)に示すように、従来
OP(1.1→1.2)、OP(1.2→1.3)、O
P(1.3→1.4)、OP(1.4→1.5)という
4段階のオペレーションが実行されるべきものを論理的
に解析し、OP(1.1→1.5)という内容とし、こ
れを各レコード毎にかつ各ワークステーション毎に記憶
しておく。例えば、特定のレコードがバージョン1.1
で追加され、バージョン1.2で削除され、バージョン
1.3で再び追加されたような場合、バージョン1.1
から1.3へのバージョンアップのためのオペレーショ
ンは、実際には変更という内容となる。また、バージョ
ン1.2から1.3へのオペレーションの内容はレコー
ドの追加となる。1つのレコード単位でみれば、このよ
うに何回かバージョンアップを繰り返された後であって
も、オペレーションの内容は追加か、削除か、変更のい
ずれかとなり、極めて単純な内容となる。
【0018】このように各ワークステーション毎の前回
オペレーションが記憶されていれば、上位装置がマスタ
ファイルを最新のバージョンにバージョンアップした場
合、それぞれのワークステーションについて今回どのよ
うなオペレーションを実行すべきか論理的に判断し、そ
のオペレーションの内容を設定できる。
【0019】図6及び図7に、このような上位装置の記
憶装置に格納されたマスタファイルの管理情報を更新す
るための論理説明図を示す。まず、図6は、あるレコー
ドについて、データベース2に最新のマスタファイル3
が格納される場合のオペレーションである。即ち、全て
のワークステーションのマスタファイル中のこのレコー
ドに関するバージョンが前回のバージョン(V1.4)
一致しているとき、本発明ではそのレコードについて
終了情報「△」を持たない。従って、このとき、最新の
レコード情報をマスタファイルに追加する場合、削除す
る場合、更新する場合、新たにそのレコードに関する管
理情報が生成される。その場合、今回のオペレーション
は、追加か、削除か、更新のいずれかであって、前回の
オペレーション「△」は表示は不要である。
【0020】図7には、これに対し、既にあるレコード
についてオペレーションが存在し、そのレコードについ
今回の最新のバージョンに基づいて新たに追加した
り、削除したり、更新したりする処理が加わった場合の
論理を示す。例えば、今回(V1.5)そのレコードを
削除するような場合、前回(V1.4)実行すべきオペ
レーションが追加Aであったような場合には、今回の
ージョンで示すオペレーション(削除)はその内容が変
更され、三角印、即ち何もしないという内容となる。こ
の論理は、レコードについての今回のバージョンで示す
オペレーションが追加、削除、更新(変更)のいずれ
の処理を示す場合、即ち三角印以外の場合のオペレーシ
ョン変更論理である。
【0021】
【0022】図9に、上記のようなマスタファイル更新
処理フローチャートを示す。上位装置は、このフローチ
ャートに従ってマスタファイルや管理情報(オペレーシ
ョン)の更新を予め行い、その後、各ワークステーショ
ンに対するバージョンアップ処理を実行する。まず、ス
テップS1において、システムの管理バージョン番号の
更新を行う。そして、新たなマスタ更新データを読み込
む(ステップS2)。次に、ステップS3において処理
が終了かどうを判断する。処理が終了していなければ、
ステップS4においてマスタを更新し、ステップS5に
おいてこれまでの管理情報を読み込む。
【0023】ここで、今回更新の対象となったレコード
についての管理情報があるか否かを判断する(ステップ
S6)。そのレコードについての管理情報があった場合
には、先に説明した要領で管理情報の更新を行う(ステ
ップS7)。一方、そのような管理情報がない場合に
は、対応するレコードについて新たに管理情報を追加す
る(ステップS8)。こうして、ステップS9において
処理を確定し、ステップS2に戻る。上記のような手順
によって、上位装置側でマスタファイルのバージョンア
ップが終了すると、その後ワークステーションが任意の
タイミングで立ち上げられ、あるいは電源をオフする際
に、個別にそのバージョンアップが行われる。
【0024】図10にワークステーション毎のバージョ
ンアップフローチャートを示す。ステップS1におい
て、ワークステーションからログインのための電文を上
位装置が受信する。次にステップS2において、ワーク
ステーションのファイルのバージョンチェックを行う。
もし、ここでワークステーションのマスタファイルのバ
ージョンと上位装置のマスタファイルのバージョンが一
致した場合には、ステップS3からステップS12に移
り処理を処理を終了する。一方、ワークステーションの
バージョンが古い場合には、ステップS4に移り、管理
情報の読込みを行う。そして、ステップS5において、
管理情報の送信が必要か否かを判断する。即ち、管理情
報にそのワークステーションに該当するオペレーション
が先に説明した要領で格納されているが、その場合に実
質的に新たな情報を必要としない場合には、そのレコー
ドについてオペレーションは完了したものとしてステッ
プS11に移り、次のレコードについての管理情報読込
みに移る。
【0025】ステップS5で、送信が必要と判断された
場合にはステップS6に移り、そのオペレーションによ
って明らかになった更新データをワークステーションに
送出する。これによって、ワークステーションの該当す
るレコードが最新のバージョンに更新される。ステップ
S7においては、そのようなオペレーションが終了した
後、図1に示した管理情報の更新を行う。即ち、該当す
るワークステーションについて最新のバージョンにバー
ジョンアップされた旨のデータを記入する。ステップS
8において、全てのワークステーションに対し、そのレ
コードについてオペレーションが終了したか否かを判断
する。
【0026】ここで、全てのワークステーションについ
て、そのレコードのバージョンアップが完了していれ
ば、既にそのレコードについての管理情報「△」を保持
する必要がない。従って、ステップS9において、レコ
ードの管理情報「△」を削除する。それ以外の場合に
は、そのまま管理情報を保存確定する(ステップS1
0)。そして、ステップS11に移り、全ての管理情報
について読込みが完了したか否かを判断し、該当するワ
ークステーションについて別の管理情報がある場合に
は、ステップS4に移り、先に説明した処理を繰り返
す。
【0027】本発明は以上の実施例に限定されない。管
理情報の構成やレイアウト、その形式等は、同様の趣旨
を変更しない範囲で自由に変形して差し支えない。ま
た、システムの構成は、電話等の公衆回線を介して接続
されたワークステーションや、ローカルエリアネットワ
ーク等を介して接続されたワークステーション等、各種
のものに適用が可能である。さらに、マスタファイルと
しては、データだけでなく、プログラムその他あらゆる
資源について本発明の利用が可能である。
【0028】
【発明の効果】以上説明した本発明の資源のバージョン
管理方法は、上位装置が最新のバージョンのマスタファ
イルのみを記憶し、さらに各レコード毎に管理対象とな
る全てのワークステーションについて、そのワークステ
ーションのバージョンのマスタファイルを、最新のバー
ジョンに直接バージョンアップするためのオペレーショ
ンを管理情報として記憶しておくので、トータルとして
保存しておくべきバージョン管理用の情報量が従来に比
べて十分減少する。しかも、全てのワークステーション
についてバージョンアップが完了したレコードに対する
管理情報は、自動的に削除されるため、この種の情報の
累積によって大量の記憶領域を消費することがない。さ
らに、全てのワークステーションのバージョンを明確に
管理するため、例えば長期間バージョンアップがされな
いワークステーションが、その後バージョンアップ不能
になるといった問題もなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の方法による各レコード毎の管理情報説
明図である。
【図2】一般のコンピュータシステムのブロック図であ
る。
【図3】従来のオペレーション内容説明図である。
【図4】従来のマスタファイルについての管理情報例説
明図である。
【図5】本発明による各オペレーションの内容説明図で
ある。
【図6】管理情報更新論理説明図(その1)である。
【図7】管理情報更新論理説明図(その2)である。
【図8】管理情報更新論理説明図(その3)である。
【図9】本発明のマスタファイル更新処理フローチャー
トである。
【図10】本発明のワークステーション毎のバージョン
アップフローチャートである。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−179541(JP,A) 特開 昭62−179027(JP,A) 特開 平2−294765(JP,A) 特開 平3−74738(JP,A) 特開 平3−252756(JP,A) 特開 平4−98434(JP,A) 特開 平3−286345(JP,A) 特開 平3−282746(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 12/00 517

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上位装置から共用するマスタファイルを
    複数のワークステーションにダウンロードすると共に該
    上位装置が該各ワークステーションのマスタファイルを
    バージョンアップすべく更新する資源のバージョン管理
    方法において、 前記上位装置は、記憶している前回のバージョンのマス
    タファイルに対し、 前記マスタファイルを構成するレコード毎に、前回以前
    のバージョンを保持する前記ワークステーションに対し
    前回のバージョンへ更新するための追加、変更及び削除
    のいずれかを示す前回管理情報を生成して記憶すると共
    に、前回のバージョンを保持する前記ワークステーショ
    ンに対し更新の終了を示す終了情報を生成して記憶し、かつ前記上位装置は、 今回の最新のバージョンのマスタ
    ファイルを記憶すると、 前記レコード毎に、前回以前のバージョンを保持する前
    記ワークステーションに対し該レコードを更に今回のバ
    ージョンへ更新するために前記前回管理情報に基づいて
    今回管理情報を生成して記憶すると共に、前回のバージ
    ョンを保持する前記ワークステーションに対し該レコー
    ドを更に今回のバージョンへ更新するために該バージョ
    ン対応の今回管理情報を生成して記憶し、更に前記上位装置は、 前記最新のマスタファイルを記憶
    した時点で、前回及び前回以前のバージョンのいずれか
    を保持する前記ワークステーションが前記今回管理情報
    に基づく前記レコードの更新により今回のバージョンを
    保持すると、対応する前記今回管理情報を前記終了情報
    に変更し、 前記全ての今回管理情報が前記終了情報に変更される
    と、該全ての終了情報を削除すること、 を特徴とする資源のバージョン管理方法。
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