JP3358723B2 - ソーナー表示方法及び装置 - Google Patents

ソーナー表示方法及び装置

Info

Publication number
JP3358723B2
JP3358723B2 JP23064599A JP23064599A JP3358723B2 JP 3358723 B2 JP3358723 B2 JP 3358723B2 JP 23064599 A JP23064599 A JP 23064599A JP 23064599 A JP23064599 A JP 23064599A JP 3358723 B2 JP3358723 B2 JP 3358723B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
amplitude
display data
width
display
information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP23064599A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2001056369A (ja
Inventor
智 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP23064599A priority Critical patent/JP3358723B2/ja
Publication of JP2001056369A publication Critical patent/JP2001056369A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3358723B2 publication Critical patent/JP3358723B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Measurement Of Velocity Or Position Using Acoustic Or Ultrasonic Waves (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水中に発信した音
波による目標からの反響音を表示するソーナー表示(A
SI;Amplitude Structure Indicator)に関し、特に
目標らしき反響音を詳細に解析し、真か偽かを判定する
ための目標類別用補助用ソーナー表示を行うことを可能
としたソーナー表示方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のソーナー表示装置の一例が特開昭
59−72073号公報に記載されている。図7は、こ
の種の表示装置による表示例を示す図である。広域捜索
用として横軸を方位、縦軸を距離とするBスコープと呼
ばれる表示と、目標類別用の補助表示として、広域捜索
表示の一部分を拡大して表示するSSI(Sector Scan I
ndicator)と呼ばれる表示とからなる、一般に使用され
ているソーナー表示方式である。
【0003】図8は、このソーナー表示装置の一例を示
すブロック図である。送受波器201、スプリットビー
ム形成回路202、相関演算回路203、位相差検出回
路204、出力検波回路205、区間誤差分散演算回路
206、ゲート回路207、閾値設定回路208、Bス
コープ表示生成回路209及びSSI表示生成回路21
0から構成されている。このような構成を有する従来の
ソーナー表示装置は、SSI用の表示データを以下の動
作により生成する。
【0004】送受波器201は入力された音響信号を電
気信号に変換しスプリットビーム形成回路202に出力
する。スプリットビーム形成回路202は、任意の方位
に対して受波指向性の等しい2つの受信ビームを形成
し、前記電気信号のビーム出力を相関演算回路203に
送出する。相関演算回路203は前記ビーム出力を相関
演算し位相差検出回路204に出力する。位相差検出回
路204は前記相関演算出力からソーナー目標の位相差
を求める。出力検波回路205は、位相差検出回路20
4からの位相差情報を入力しソーナー目標の方位、振幅
の情報を出力する。
【0005】一方、区間誤差分散演算回路206は、位
相差検出回路204で得られる位相差情報を、ソーナー
の運用条件などからあらかじめ任意に特定できる距離区
間で順次サンプリングしつつ演算し、前記位相差の距離
軸上の誤差分散(区間誤差分散)を出力する。閾値設定
回路208は、区間誤差分散をソーナー運用条件などか
らあらかじめ特定できる閾値と比較し、ゲート回路20
7はそれ以下となる区間の出力検波回路205からの振
幅出力のみを出力し、Bスコープ表示生成回路209
は、出力検波回路205からの前記振幅出力から、方
位、距離の直交座標で振幅値に対応した輝度に変換し、
陰極線管表示(CRT)の表示ドット数にあわせデータ
の間引きを行い、Bスコープ用の表示データを生成す
る。さらに、SSI表示生成回路210は、Bスコープ
表示上のカーソル位置を中心にソーナー運用条件などか
らあらかじめ特定した方位・距離の範囲で、Bスコープ
表示生成回路209で生成した表示データを切り出し、
拡大してSSI用の表示データを生成する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来のソーナー表示装
置は、目標振幅を方位軸、距離軸の2軸平面上に輝度変
調で表示するものであるため、振幅の広がりを特徴とし
て捉えることは可能であるが、振幅の立体的な立ち上が
りや立ち下がりなど連続した変化を視覚的に捉えること
は困難であり、目標信号の特徴が振幅の構造にある場合
に、従来のSSI表示ではオペレータに対して目標の特
徴を直感的に訴えにくいという問題がある。
【0007】また、従来のSSI表示では、表示の方位
軸が角度(DEG)と距離軸が距離(yd)という異なった尺度
の軸を使用した座標系を用いるものであるため、目標の
大きさを定量的に解析できないという問題がある。
【0008】(発明の目的)本発明の目的は、ソーナー
目標の振幅構造を直感的に理解することを可能とすると
ともに、目標の大きさや寸法を定量的に解析することが
できる類別補助用のソーナー表示装置を提供することに
ある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のソーナー表示方
法は、水中に音波を発信し目標からの反響音を受波し、
任意の方位に対して形成したスプリットビームにより受
信して表示画面上に目標を表示するソーナー表示方法に
おいて、スプリットビームによる受信信号の相関演算出
力から目標信号の位相差を求めて目標の方位、距離情報
及び振幅情報を出力し、あらかじめ特定した距離区間の
おける前記位相差の区間誤差分散を演算し、前記区間誤
差分散の所定閾値以下の区間の前記方位、距離情報及び
振幅情報のみを取り出し、前記方位、距離情報及び振幅
情報を幅、長さ及び振幅でなる3次元表示データとして
表示装置に立体的表示を行うとともに、目標の大きさを
定量的に解析できるように前記振幅情報を幅−長さ2次
元に直交する2次元上に投影した表示情報を生成して目
標類別補助用表示を行うことを特徴とする。
【0010】また、前記目標類別補助用表示は、幅−振
幅2次元又は長さ−振幅2次元に対する前記振幅情報の
投影情報の表示とし、前記投影情報の表示は、投影した
振幅情報を曲線近似したフィッティングカーブの表示と
することを特徴とする。
【0011】本発明のソーナー表示装置、水中に音波を
発信し目標からの反響音を受波し、任意の方位に対して
形成したスプリットビームにより受信して表示画面上に
目標を表示するソーナー表示装置において、前記スプリ
ットビームによる受信信号の相関演算出力から目標信号
の位相差を求め、目標の方位、距離情報及び振幅情報を
出力する方位振幅算出手段と、前記方位、距離情報から
特定の距離区間における距離軸上の位相差の誤差分散値
を区間誤差分散として求める区間誤差分散演算手段と、
前記区間誤差分散が所定の閾値以下となる区間の前記方
位、距離情報及び振幅情報を取り出す閾値手段と、前記
取り出した方位、距離情報及び振幅情報を一時的に記憶
する記憶手段と、前記記憶された方位、距離情報及び振
幅情報を特定の範囲の幅、長さ及び振幅でなる3次元表
示データとする3次元表示データ生成手段と、前記振幅
情報を幅−長さ2次元に直交する2次元上に投影した表
示情報である目標類別補助用表示データを生成する目標
類別表示手段と、前記3次元表示データと目標類別補助
用表示データとを表示するソーナー表示手段とを有する
ことを特徴とする。
【0012】前記前記3次元表示データ生成手段は、前
記記憶手段からある特定の距離範囲で方位、距離情報及
び振幅情報を切り出し、極座標/直交座標変換により、
幅軸、振幅軸データを幅軸、長さ軸、振幅軸の3次元座
標にマッピングした3次元表示データを生成する3次元
データ生成手段を有し、前記目標類別表示手段は、前記
3次元表示データの振幅を幅軸対振幅軸平面に投影した
幅−振幅2次元表示データを生成する幅−振幅2次元表
示データ生成手段と、前記3次元表示データの振幅情報
を長さ軸対振幅軸に投影した長さ−振幅2次元表示デー
タを生成する長さ−振幅2次元表示データ生成手段と、
前記3次元表示データ、前記幅−振幅2次元表示データ
及び前記長さ−振幅2次元表示データを合成する類別補
助表示手段とを有し、また、前記幅−振幅2次元表示デ
ータ生成手段は、幅−振幅2次元表示データの振幅の変
化を曲線近似した幅フィッティングカーブの表示データ
を生成する幅フィッティング手段でなり、前記長さ−振
幅2次元表示データ生成手段は長さ−振幅2次元表示デ
ータの振幅の変化を曲線近似した長さフィッティングカ
ーブの表示データを生成する長さフィッティング手段か
らなることを特徴とする。具体的には、本発明のソーナ
ー表示装置は、表示の方位軸を幅(yd)と距離軸を長さ(y
d)という同一尺度の軸を使用した座標系の表示データを
生成する手段(図2の102)と、目標類別補助用のソ
ーナー表示によりソーナー目標の振幅構造をオペレータ
が直感的に理解できる表示手段(図2の103、10
4、105、106)とを有する。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、本発明のソーナー表示装置
の一実施の形態について図面を参照して詳細に説明す
る。図1は、水中に音波を発信して目標からの反響音を
受信し、画像上に目標位置を表示する本発明のソーナー
表示装置の実施の形態の全体構成を示すブロック図であ
る。
【0014】本実施の形態は、入力された音響信号を電
気信号に変換する送受波器1と、任意の方位に対して受
波指向性の等しい2つの受信ビームを形成するプリット
ビーム形成手段2と、プリットビーム形成手段2のビー
ム出力の相関演算を行う相関演算手段3と、その出力か
らソーナー目標の位相差を求める位相差検出手段4と、
ソーナー目標の方位、距離及び振幅を出力する出力検波
手段5と、位相差検出手段4で得られる位相差の距離軸
上の誤差分散から、ソーナーの運用条件などからあらか
じめ任意に特定できる距離区間で区間誤差分散を演算す
る区間誤差分散演算手段6と、ソーナー運用条件などか
らあらかじめ特定できる閾値と区間誤差分散とを比較す
る閾値設定手段8と、出力検波手段5からの振幅、方位
出力から前記閾値以下となる区間のもののみを出力する
閾値手段7と、方位、距離及び振幅を一時的に記憶する
記憶手段9と、記憶された方位、距離及び振幅を特定の
範囲で3次元表示データとして目標を立体的に表示する
とともに目標の大きさを定量的に解析できる表示形式を
生成する振幅構造表示生成手段10とで構成される。
【0015】図2は、本実施の形態における振幅構造表
示生成手段10の詳細構成を示すブロック図である。振
幅構造表示生成手段10は、3次元表示データ生成手段
10−1と目標類別表示手段10−2とから構成され、
3次元表示データ生成手段10−1は、切り出し手段1
01と、座標変換手段102と、3次元データ生成手段
103と構成され、目標類別表示手段10−2は、幅フ
ィッティング手段104と、長さフィッティング手段1
05と、類別補助表示手段106とから構成されてい
る。
【0016】次に、図1、2のブロック図を参照して本
実施の形態の全体の動作について詳細に説明する。ま
ず、図1に示すブロック図において、スプリットビーム
形成手段2は、送受波器1の複数個の電気音響変換素子
の出力信号を整相し、任意の方向に対してそれぞれ等し
い受波指向性を有する左右2つの受信ビームであるスプ
リットビームを複数個形成する。相関演算手段3は、ス
プリットビーム形成手段2により得られた左右2つの受
信ビーム信号間で相関演算を行う。位相差検出手段4
は、相関演算手段3による相関演算結果を利用して左右
2つの受信ビーム信号間で位相差を算出するとともに、
この位相差を受信信号の方位(位相)に変換する。出力
検波手段5は、受信信号の振幅を絶対振幅(単に「振
幅」という。)に変換するとともに受信信号の距離の算
出し、受信信号の方位、距離及び振幅を閾値手段7へ出
力する。区間誤差分散手段6は、位相差検出手段4から
の受信信号方位に基づいて、ソーナーの運用条件などか
らあらかじめ任意に特定できる距離区間における位相の
ばらつき(「分散値」という。)を順次演算して出力す
る。閾値設定手段8は、区間誤差分散手段6から出力さ
れる分散値を、ソーナー運用条件などからあらかじめ特
定できる閾値と比較し、その大小判定を行う。この大小
判定は、分散値σi、閾値Cとして以下の式により行
い、閾値設定手段8は新たな分散値σi(“0”、
“1”)を出力する。
【0017】σi>C、ならば、σi=0 σi≦C、ならば、σi=1 閾値手段7は、閾値設定手段8からの分散値出力との同
期をとるため、出力検波手段5から出力される受信信号
方位及び振幅を溜め込む。そして同期がとれた分散値σ
i(“0”、“1”)と振幅Xiを使用して、 Xi=Xi×σi を算出し、受信信号方位及び新たに算出した振幅Xiを
出力する。記憶手段9は、閾値手段7から出力される受
信信号方位及び振幅を逐次記憶する。
【0018】次に、図2に示す振幅構造表示生成手段1
0のブロック図における動作を説明する。3次元表示デ
ータ生成手段10−1の切り出し手段101は、記憶手
段9に記憶された受信信号方位及び振幅のうち、オペレ
ータが広域捜索表示上で操作するカーソル位置を中心と
する、ソーナー運用条件などからあらかじめ特定できる
距離の範囲を切り出す。
【0019】座標変換手段102は、切り出し手段10
1で切り出した極座標データの受信信号方位、距離を直
交座標データの幅及び長さに変換する。この座標変換に
は極座標データの方位θ、距離Rとして以下の式を使用
する。
【0020】幅 = R×sin(θ) 長さ = R×cos(θ) そして、座標変換後カーソル位置を中心とするソーナー
運用条件などからあらかじめ特定できる幅及び長さの距
離範囲で振幅データを切り出す。
【0021】3次元データ生成手段103は、切り出さ
れた幅の範囲の振幅データから、振幅軸、幅軸、長さ軸
に振幅データをマッピングし3次元表示データを生成す
る。
【0022】図3は、このような3次元データ生成手段
で生成される3次元表示データの表示例を示す図であ
る。オペレータが指定するカーソル位置周辺における目
標対応データが振幅軸、幅軸、長さ軸の3次元上に線状
に表示される。
【0023】次に、目標類別表示手段10−2の幅フィ
ッティング手段104は、座標変換手段103で直交座
標データに変換された振幅を、幅軸対振幅平面に投影
し、幅軸に対する振幅変化を曲線近似したフィッティン
グカーブとして幅−振幅の2次元表示データを生成す
る。幅フィッティングカーブ算出には最小二乗法、スプ
ライン法、直線補間式等が使用される。
【0024】図4は、幅フィッティング手段104で生
成される幅−振幅の2次元の表示データ例として、幅フ
ィッティングカーブの表示データ例を示す図である。
【0025】長さフィッティング手段105において
は、座標変換102で直交座標に変換された振幅を、長
さ対振幅平面に投影し、長さ軸に対する振幅変化を曲線
近似したフィッティングカーブとして長さ−振幅の2次
元表示データを生成する。長さフィッティングカーブの
算出は、幅フィッティングカーブの算出と同様に最小二
乗法、スプライン法、直線補間式等を使用する。
【0026】図5は、長さフィッティング手段105で
生成される長さ−振幅の2次元の表示データ例として、
長さフィッティングカーブの表示データ例を示す図であ
る。
【0027】類別補助表示手段106は、3次元データ
生成手段103から出力される振幅軸、幅軸、長さ軸の
3次元表示データと、幅フィッティング手段104及び
長さフィッティング手段105から出力される幅及び長
さのフィッティングカーブの表示データとを合成して表
示する表示データを生成し、陰極線管表示装置(CR
T)に出力する。
【0028】図6は、類別補助表示手段106で生成さ
れる振幅−幅−長さの3次元の表示データ例を示す図で
ある。オペレータが指定するカーソル位置周辺における
目標対応データが振幅軸、幅軸、長さ軸の3次元上に線
状に表示される図3に示す3次元表示データに加え、図
4及び図5に示す幅−振幅2次元表示データ及び長さ−
振幅の2次元表示例データを表示する例を示している。
【0029】本実施の形態では、長さ−振幅2次元表示
データ及び幅−振幅の2次元表示データは図3に示す振
幅軸、幅軸、長さ軸の3次元上の線状表示上に、図4及
び図5の長さ軸対振幅軸平面及び幅軸対振幅軸平面上に
合成表示した例として示したが、類別補助表示の表示位
置は任意の箇所に設定することが可能である。また、各
2次元表示データは振幅を曲線近似した幅及び長さのフ
ィッティングカーブの表示データに代えて幅及び長さの
振幅データをそのまま表示するようにしてもよいことは
云うまでもない。
【0030】
【発明の効果】本発明によれば、目標信号の振幅(値)
の振幅軸、幅軸、長さ軸の3次元表示に加えて、振幅を
2次元上に投影した表示を行うことにより、目標の構造
について人間の直感により容易に理解できるようにする
ことが可能である。
【0031】また、2次元上の投影表示として、振幅の
幅−振幅2次元への投影表示及び振幅の長さ−振幅2次
元への投影表示とすること、更に、投影した振幅値の曲
線近似を行ったフィッティングカーブの表示とすること
により、目標の幅及び長さ方向の形状等が明瞭に把握す
ることが可能である。
【0032】更に、目標信号の表示データを目標の大き
さを判別できる幅及び長さの尺度に変換して表示するよ
うにいているから、目標の大きさや寸法を定量的に解析
することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の構成を示すブロック図
である。
【図2】振幅構造表示生成手段の実施の形態の構成を示
すブロック図である。
【図3】3次元データ生成手段で生成される表示データ
例を示す図である。
【図4】幅フィッティング手段で生成される表示データ
例を示す図である。
【図5】長さフィッティング手段で生成される表示デー
タ例を示す図である。
【図6】類別補助表示手段で生成される表示データ例を
示す図である。
【図7】従来の装置における表示例を示す図である。
【図8】従来のソーナー装置の一例の形態の構成を示す
ブロック図である。
【符号の説明】
1 送受波器 2 スプリットビーム形成手段 3 相関演算手段 4 位相差算出手段 5 出力検波手段 6 区間誤差分散手段 7 閾値手段 8 閾値設定手段 9 記憶手段 10 振幅構造表示生成手段 101 切り出し手段 102 座標変換手段 103 3次元データ生成手段 104 幅フィッティング手段 105 長さフィッティング手段 106 類別補助表示手段 201 送受波器 202 スプリットビーム形成回路 203 相関演算回路 204 位相差検出回路 205 出力検波回路 206 区間誤差分散演算回路 207 ゲート回路 208 閾値設定回路 209 Bスコープ表示生成回路 210 SSI表示生成回路
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01S 7/00 - 7/64 G01S 15/00 - 15/96

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水中に音波を発信し目標からの反響音を
    受波し、任意の方位に対して形成したスプリットビーム
    により受信して表示画面上に目標を表示するソーナー表
    示方法において、 スプリットビームによる受信信号の相関演算出力から目
    標信号の位相差を求めて目標の方位、距離情報及び振幅
    情報を出力し、あらかじめ特定した距離区間のおける前
    記位相差の区間誤差分散を演算し、前記区間誤差分散の
    所定閾値以下の区間の前記方位、距離情報及び振幅情報
    のみを取り出し、前記方位、距離情報及び振幅情報を
    幅、長さ及び振幅でなる3次元表示データとして表示装
    置に立体的表示を行うとともに、目標の大きさを定量的
    に解析できるように前記振幅情報を幅−長さ2次元に直
    交する2次元上に投影した表示情報を生成して目標類別
    補助用表示を行うことを特徴とするソーナー表示方法。
  2. 【請求項2】 前記目標類別補助用表示は、幅−振幅2
    次元又は長さ−振幅2次元に対する前記振幅情報の投影
    情報の表示とすることを特徴とする請求項1記載のソー
    ナー表示方法。
  3. 【請求項3】 前記投影情報の表示は、投影した振幅情
    報を曲線近似したフィッティングカーブの表示とするこ
    とを特徴とする請求項2記載のソーナー表示方法。
  4. 【請求項4】 水中に音波を発信し目標からの反響音を
    受波し、任意の方位に対して形成したスプリットビーム
    により受信して表示画面上に目標を表示するソーナー表
    示装置において、 前記スプリットビームによる受信信号の相関演算出力か
    ら目標信号の位相差を求め、目標の方位、距離情報及び
    振幅情報を出力する方位振幅算出手段と、前記方位、距
    離情報から特定の距離区間における距離軸上の位相差の
    誤差分散値を区間誤差分散として求める区間誤差分散演
    算手段と、前記区間誤差分散が所定の閾値以下となる区
    間の前記方位、距離情報及び振幅情報を取り出す閾値手
    段と、前記取り出した方位、距離情報及び振幅情報を一
    時的に記憶する記憶手段と、前記記憶された方位、距離
    情報及び振幅情報を特定の範囲の幅、長さ及び振幅でな
    る3次元表示データとする3次元表示データ生成手段
    と、前記振幅情報を幅−長さ2次元に直交する2次元上
    に投影した表示情報である目標類別補助用表示データを
    生成する目標類別表示手段と、前記3次元表示データと
    目標類別補助用表示データとを表示するソーナー表示手
    段とを有することを特徴とするソーナー表示装置。
  5. 【請求項5】 前記3次元表示データ生成手段は、前記
    記憶手段からある特定の距離範囲で方位、距離情報及び
    振幅情報を切り出し、極座標/直交座標変換により、幅
    軸、振幅軸データを幅軸、長さ軸、振幅軸の3次元座標
    にマッピングした3次元表示データを生成する3次元デ
    ータ生成手段を有し、前記目標類別表示手段は、前記3
    次元表示データの振幅を幅軸対振幅軸平面に投影した幅
    −振幅2次元表示データを生成する幅−振幅2次元表示
    データ生成手段と、前記3次元表示データの振幅情報を
    長さ軸対振幅軸に投影した長さ−振幅2次元表示データ
    を生成する長さ−振幅2次元表示データ生成手段と、前
    記3次元表示データ、前記幅−振幅2次元表示データ及
    び前記長さ−振幅2次元表示データを合成する類別補助
    表示手段とを有することを特徴とする請求項4記載のソ
    ーナー表示装置。
  6. 【請求項6】 前記幅−振幅2次元表示データ生成手段
    は、幅−振幅2次元表示データの振幅の変化を曲線近似
    した幅フィッティングカーブの表示データを生成する幅
    フィッティング手段でなり、前記長さ−振幅2次元表示
    データ生成手段は長さ−振幅2次元表示データの振幅の
    変化を曲線近似した長さフィッティングカーブの表示デ
    ータを生成する長さフィッティング手段からなることを
    特徴とする請求項5記載のソーナー表示装置。
JP23064599A 1999-08-17 1999-08-17 ソーナー表示方法及び装置 Expired - Fee Related JP3358723B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23064599A JP3358723B2 (ja) 1999-08-17 1999-08-17 ソーナー表示方法及び装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23064599A JP3358723B2 (ja) 1999-08-17 1999-08-17 ソーナー表示方法及び装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001056369A JP2001056369A (ja) 2001-02-27
JP3358723B2 true JP3358723B2 (ja) 2002-12-24

Family

ID=16911046

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23064599A Expired - Fee Related JP3358723B2 (ja) 1999-08-17 1999-08-17 ソーナー表示方法及び装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3358723B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6311230B2 (ja) * 2013-07-19 2018-04-18 日本電気株式会社 目標物検出装置、目標物検出方法、プログラム及び記録媒体

Also Published As

Publication number Publication date
JP2001056369A (ja) 2001-02-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN104106267B (zh) 在增强现实环境中的信号增强波束成形
JPH05249239A (ja) 三次元測定及び地形イメージングソナー
JPH04332544A (ja) 超音波撮像システム
WO2019127621A1 (zh) 超声成像方法、***和设备
CN108445889B (zh) 一种基于智能音响辅助扫地机清扫的方法及其***
US11454694B2 (en) Wave source direction estimation apparatus, wave source direction estimation system, wave source direction estimation method, and wave source direction estimation program
JP2019074478A (ja) 識別装置、識別方法およびプログラム
JP2982616B2 (ja) レーダ装置
JP3358723B2 (ja) ソーナー表示方法及び装置
KR100388407B1 (ko) 표시 장치의 화소에 대응하는 복셀에서 수신 집속하는 3차원 초음파 영상 시스템
CN115453300B (zh) 一种基于声传感器阵列的局部放电定位***及方法
Wei et al. Theoretical and experimental study on multibeam synthetic aperture sonar
JP3405299B2 (ja) レーダによる目標判定方法及びレーダ装置
US20050283077A1 (en) Adaptive ultrasound imaging system
JP2738244B2 (ja) レーダ装置
JP2000187723A (ja) 画像処理装置および画像処理方法
JP3528580B2 (ja) 物体計測装置
JP2001074836A (ja) バイスタティックアクティブソーナー表示装置
JP2850872B2 (ja) ソノブイ信号処理装置
JP2859916B2 (ja) エコー信号処理装置及び該装置を含む水中探知装置
JP3002920B2 (ja) 水中探知装置
JP3039477B2 (ja) 目標速度算出方式
JP2001051039A (ja) 信号処理方式
JP2808002B2 (ja) 超音波診断装置の表示領域制御装置
JPH10179583A (ja) 超音波診断装置の走査変換における空間補間方法

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071011

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081011

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091011

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091011

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101011

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111011

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121011

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131011

Year of fee payment: 11

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees