JP3356543B2 - ビデオプリンタ - Google Patents

ビデオプリンタ

Info

Publication number
JP3356543B2
JP3356543B2 JP11295294A JP11295294A JP3356543B2 JP 3356543 B2 JP3356543 B2 JP 3356543B2 JP 11295294 A JP11295294 A JP 11295294A JP 11295294 A JP11295294 A JP 11295294A JP 3356543 B2 JP3356543 B2 JP 3356543B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
vertical
video
synchronization
circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP11295294A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH07322185A (ja
Inventor
正勝 五日市
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP11295294A priority Critical patent/JP3356543B2/ja
Publication of JPH07322185A publication Critical patent/JPH07322185A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3356543B2 publication Critical patent/JP3356543B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Television Signal Processing For Recording (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はビデオプリンタに係り、
特に、たとえばカメラ一体型ビデオテープレコーダから
の映像信号をモニタ装置に出力しつつ、その映像信号を
取り込んで所望の静止画像を印刷するビデオプリンタに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】たとえば、8mm ビデオカメラなどのカメ
ラ一体型ビデオテープレコーダ(以下VTR)にて撮影した
映像をモニタ装置にて再生している際に、モニタ装置に
表示されたある画面を印刷したい場合には、ビデオプリ
ンタが用いられる。
【0003】従来、このようなビデオプリンタは、VTR
からの再生信号のある画面の信号を入力して、これをモ
ニタ装置に出力するビデオ入出力端子を有し、このビデ
オ入力端子から入力されるある映像信号をフレームメモ
リに蓄積し、蓄積した映像信号をビデオ出力端子から出
力するように形成されている。このフレームメモリに映
像信号を取り込む場合には、プリンタの外面に配置され
た信号取込用ボタンいわゆるフリーズボタンが押下され
る。これにより、その画像の映像信号がフレームメモリ
に書き込まれる。このフレームメモリに取り込まれた映
像信号にて表される映像をモニタする場合には、その映
像はビデオ出力端子を介してモニタ装置に入力され、そ
してそのモニタ装置に出力される。これが所望の画像で
あれば、プリントボタンが押下されてフレームメモリか
ら映像信号が読み出され、印刷部での印刷が行われる。
【0004】また、VTR 側でのテープの再生には、VTR
のテープの再生を継続して行ういわゆる通常再生モード
と、テープの送り速度を通常再生より遅くするスロー再
生、テープの走行を停止しビデオヘッドが常に同一のト
ラックをトレースする静止画再生、また一般的に2倍
速、3倍速といわれるテープの送り速度を通常再生より
速くするクイック再生などのいわゆる特殊再生モードと
がある。通常再生モードで再生する場合、VTR は、同期
信号を含む映像信号を正常に再生するから、その再生映
像信号はビデオプリンタのフレームメモリに正常に蓄積
され、ゆえにフレームメモリに蓄積された画像がビデオ
プリンタにより正常に印刷される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の特殊再生モードにおいて、たとえば静止画再生
を行った場合には、テープの走行が停止しビデオヘッド
が常に同じトラックをトレースするから再生映像信号の
フィールドの切り替わる垂直同期の付近にスイッチング
ノイズが発生する、そこでVTR は、再生映像信号に含ま
れる同期信号の垂直同期期間を含む所定の期間を同期尖
端レベル(図6(a) を参照)に固定しノイズを除去して
送出している。したがって、このように特殊再生モード
によって再生された再生映像信号の同期信号は通常再生
モード時に再生された再生映像信号の同期信号とは異な
るから、その再生映像信号はビデオプリンタのフレーム
メモリには正常に蓄積されず、ゆえにフレームメモリに
蓄積された画像がビデオプリンタにより正常に印刷され
ないという問題点があった。またVTR が特殊再生モード
で再生を行っているにもかかわらず操作者は、そのよう
なことを知らずに作業を進めるという問題点もあった。
【0006】本発明はこのような従来技術の欠点を解消
し、VTR の特殊再生モード時に、その再生映像信号がフ
レームメモリに正常に蓄積されないという問題点、およ
びフレームメモリに蓄積された画像が正常に印刷されな
いという問題点を解消するとともに、VTR が特殊再生モ
ードで再生を行っているにもかかわらず操作者がそれを
知らずに作業を進めることの防止のできるビデオプリン
タを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の課題を解
決するために、映像信号を少なくとも通常再生モードあ
るいは静止画再生等の特殊再生モードで再生できる再生
装置と映像信号を受けてその映像を表示するモニタ装置
との間に接続されて、再生装置からの映像信号をこのモ
ニタ装置に出力しつつそのうちの所望の画像を静止画像
として印刷するプリンタは、通常再生モードによる再生
映像信号に含まれる同期信号の垂直ブランキング期間内
には少なくとも第1の垂直同期信号が含まれており、こ
の第1の垂直同期信号はテレビジョン信号に相当する垂
直同期信号であり、また特殊再生モードの再生映像信号
に含まれる同期信号の垂直ブランキング期間内には少な
くとも第2の垂直同期信号が含まれており、この第2の
垂直同期信号は少なくとも所定の期間を同期尖端レベル
に固定した構成の信号であり、再生装置からの再生映像
信号の同期信号に含まれる第1または第2の垂直同期信
号を識別し、それを識別する識別信号を出力する識別手
段を有する。
【0008】また、本発明によるビデオプリンタは、映
像信号を少なくとも通常再生モードあるいは静止画再生
等の特殊再生モードで再生できる再生装置と映像信号を
受けてその映像を表示するモニタ装置との間に接続され
て、再生装置からの映像信号をこのモニタ装置に出力し
つつそのうちの所望の画像を静止画像として印刷するプ
リンタは、通常再生モードによる再生映像信号に含まれ
る同期信号の垂直ブランキング期間内には少なくとも第
1の垂直同期信号が含まれており、この第1の垂直同期
信号はテレビジョン信号に相当する垂直同期信号であ
り、また特殊再生モードの再生映像信号に含まれる同期
信号の垂直ブランキング期間内には少なくとも第2の垂
直同期信号が含まれており、この第2の垂直同期信号は
少なくとも所定の期間を同期尖端レベルに固定した構成
の信号であり、再生装置からの再生映像信号を少なくと
も1画面分蓄積し得る記憶手段と、第1の手操作部材を
有し、第1の手操作部材の操作に応動して記憶手段に所
望の画像の映像信号を取り込む取込み操作手段と、第2
の手操作部材を有し、第2の手操作部材の操作に応動し
て静止画像の印刷を実行するためのプリント操作手段
と、再生装置からの再生映像信号の同期信号に含まれる
第1または第2の垂直同期信号を識別し、それを識別す
る識別信号を出力する識別手段と、識別手段からの識別
信号に基づき取込み操作手段およびプリント操作手段の
いずれかの操作により少なくとも記憶手段への書き込み
および読み出しの制御をする制御手段とを有する。
【0009】本発明によればまた、このようなビデオプ
リンタは、識別手段からの識別信号の基づき表示を行う
表示手段を有する。
【0010】この場合、識別手段は少なくとも、再生装
置からの再生映像信号を受け、この再生映像信号に含ま
れる同期信号を分離し、この分離同期信号に含まれる第
1または第2の垂直同期信号の所定の期間を所定のレベ
ルとする第3または第4の垂直同期信号を生成して出力
する垂直同期分離手段と、垂直同期信号分離手段からの
第3または第4の垂直同期信号を受け、第1または第2
の垂直同期信号を識別するために第3または第4の垂直
同期信号の所定の位置から所定の期間遅れ、かつ所定の
期間を所定のレベルとする第1または第2の垂直同期検
索信号を生成して出力する垂直同期検索手段と、垂直同
期分離手段からの分離同期信号と垂直同期検索手段から
の第1の垂直同期検索信号から第1の垂直同期信号を検
出し、また垂直同期分離手段からの分離同期信号と垂直
同期検索手段からの第2の垂直同期検索信号から第2の
垂直同期信号を検出し、第1または第2の垂直同期信号
の検出に基づく識別信号を出力する判別手段とを有する
ことを特徴とする。
【0011】また識別手段はさらに、垂直同期分離手段
からの分離同期信号を受け、この分離同期信号に含まれ
る第1または第2の垂直同期信号成分を分離し、この分
離成分のレベルを第1または第2のスライスレベルでス
ライスして第5または第6の垂直同期信号を生成して出
力するとともに、第5または第6の垂直同期信号に基づ
き分離同期信号からフレーム周期の第1または第2のフ
レーム信号を分離して出力するフレーム信号生成手段
と、フレーム信号生成手段からの第5の垂直同期信号お
よび第1のフレーム信号と垂直同期分離手段からの分離
同期信号とから通常再生モードにて再生される少なくと
も1フレーム期間の再生映像信号に含まれる同期信号の
位相に対応する第1の同期信号群を生成して出力すると
ともに、フレーム信号生成手段からの第6の垂直同期信
号および第2のフレーム信号と垂直同期分離手段からの
分離同期信号とから特殊再生モードにて再生される少な
くとも1フレーム期間の再生映像信号に含まれる同期信
号の位相に対応する第2の同期信号群を生成して出力す
る同期信号再生手段とを設け、制御手段は、同期信号再
生手段からの第1または第2の同期信号群に基づき取込
み操作手段およびプリント操作手段のいずれかの操作に
より少なくとも1フレーム期間の記憶手段への書き込み
および読み出しの制御をする。
【0012】さらに、フレーム信号生成手段に、垂直同
期分離手段からの分離同期信号を受け、この分離同期信
号に含まれる第2の垂直同期信号成分を分離し、この分
離成分のレベルを第1のスライスレベルでスライスして
第7の垂直同期信号を生成して出力する手段を設け、同
期信号再生手段に、フレーム信号生成手段からの第7の
垂直同期信号および垂直同期分離手段からの分離同期信
号から特殊再生モードにて再生される少なくとも1フィ
ールド期間の再生映像信号に含まれる同期信号の位相に
対応する第3の同期信号群を生成して出力する手段とを
設け、制御手段は、同期信号再生手段からの第3の同期
信号群に基づき取込み操作手段およびプリント操作手段
のいずれかの操作により少なくとも1フィールド期間の
記憶手段への書き込みおよび読み出しの制御をする。
【0013】
【作用】本発明によるビデオプリンタよれば、識別手段
は、再生装置により再生された映像信号が通常再生モー
ドによるものか、あるいは静止画再生等のような特殊再
生モードによるものかを識別する。表示手段は、識別手
段からの識別信号の基づき記憶再生装置の再生モードが
何であるかを表示する。
【0014】また、本発明によるビデオプリンタよれ
ば、再生装置により通常再生モードあるいは静止画再生
等の特殊再生モードで再生された映像信号をモニタ装置
に表示している状態にて、所望の画面にて信号取込ボタ
ンを押すと、制御手段は、識別手段からの識別信号に基
づきその際の映像信号を記憶手段に蓄積し、次にプリン
トボタンを押すと、識別手段からの識別信号に基づき記
憶手段から蓄積した映像信号を読み出してプリントす
る。
【0015】さらに、本発明によるビデオプリンタよれ
ば、フレーム信号生成手段は、識別手段からの識別信号
に基づき第1あるいは第2のスライスレベルで第1ある
いは第2の垂直同期信号の分離成分レベルをスライス
し、そのスライスに基づく第5または第6の垂直同期信
号、および第1または第2のフレーム信号を生成し、そ
の生成された信号と垂直同期分離手段からの分離同期信
号とを受けて同期信号再生手段は、通常再生モードある
いは特殊再生モードにて再生される少なくとも1フレー
ム期間の再生映像信号に含まれる同期信号の位相に対応
する第1あるいは第2の同期信号群を生成し、制御手段
は、同期信号再生手段からの第1または第2の同期信号
群に基づきその際の1フレーム分の映像信号を記憶手段
に蓄積し、次にプリントボタンを押すと、同期信号再生
手段からの第1または第2の同期信号群に基づき記憶手
段から蓄積した1フレーム分の映像信号を読み出してプ
リントする。
【0016】またさらに、本発明によるビデオプリンタ
よれば、フレーム信号生成手段はさらに、第2の垂直同
期信号の分離成分レベルを第1のスライスレベルでスラ
イスして第7の垂直同期信号を生成し、その生成された
信号と垂直同期分離手段からの分離同期信号を受けて同
期信号再生手段はさらに、特殊再生モードにて再生され
る少なくとも1フィールド期間の再生映像信号に含まれ
る同期信号の位相に対応する第3の同期信号群を生成
し、制御手段は、同期信号再生手段からの第3の同期信
号群に基づき1フィールド分の映像信号を記憶手段に蓄
積し、次にプリントボタンを押すと、同期信号再生手段
からの第3の同期信号群に基づき記憶手段から蓄積した
1フィールド分の映像信号を読み出してプリントする。
【0017】
【実施例】次に添付図面を参照して本発明によるビデオ
プリンタの一実施例を詳細に説明する。図4を参照する
と、本実施例におけるビデオプリンタ10は、たとえば8m
mビデオカメラ(以下、8mmVTR)20 などの画像記録再生
装置と、NTSC標準テレビジョン信号などの映像信号を受
けてその映像を表示するモニタ装置30との間に接続され
ている。
【0018】ビデオプリンタ10と8mmVTR20とは、第1の
信号線40にて接続されている。第1の信号線40は、8mmV
TR20のビデオ第1出力VOUT-1からビデオプリンタ10の映
像入力端子VIN に接続されて、8mmVTR20からの再生信号
がビデオプリンタ10に供給される。ビデオプリンタ10と
モニタ装置30とは、第2の信号線60にて接続されて、ビ
デオプリンタ10の映像出力端子VOUTからの映像信号がモ
ニタ装置30のビデオ第2入力VIN -2に供給される。ま
た、8mmVTR20とモニタ装置30とは、第3の信号線70にて
接続されて、8mmVTR20のビデオ第2出力VOUT-2からの映
像信号がモニタ装置30のビデオ第1入力VIN -1に供給さ
れる。
【0019】本実施例におけるビデオプリンタ10は、少
なくともフリーズボタン80、プリントボタン90、フィー
ルドボタン100 および特殊再生信号受信中表示ランプ11
0 を有するとともに、フリーズボタン80が押下されると
そのときの8mmVTR20からの映像信号を少なくとも1画面
分すなわち1フレーム分蓄積するフレームメモリ120を
有している。フレームメモリ120 に蓄積された映像信号
は、プリントボタン90が押下されると、基本的に1フレ
ーム分の映像信号が読み出されて所定の印刷処理が施さ
れ、その映像信号にて表される静止画像がプリントアウ
トされる。プリントボタン90およびフィールドボタン10
0 の両方のボタンが押下されると、フレームメモリ120
に蓄積された映像信号の1フィールド分の映像信号が読
み出されて所定の印刷処理が施され、その映像信号にて
表される静止画像がプリントアウトされる。ランプ110
は8mmVTR20からの再生信号が特殊再生モードによるもの
であることを操作者に知らせるための表示用ランプであ
る。また、8mmVTR20からの再生信号が特殊再生モードに
よるものであることをたとえばブザーにより音で操作者
に知らせる方法でもよいし、表示用ランプおよびブザー
の両方により操作者に知らせる方法でもよい。
【0020】なお同図において、8mmVTR20は、通常再生
を指定する通常再生ボタン130 、静止画再生を指定する
静止画再生ボタン140 、スロー再生を指定するスロー再
生ボタン150 およびクイック再生を指定するクイック再
生ボタン160 を有し、またモニタ装置30は、ビデオ第1
入力VIN -1またはビデオ第2入力VIN -2に入力される映
像信号のどちらを選択するかの入力ビデオ選択ボタン17
0 を有している。
【0021】次に、ビデオプリンタ10の内部構成を図
1、図2および図3を参照して説明する。図1におい
て、このビデオプリンタ10は、8mmVTR20からの映像信号
を映像入力端子VIN にて受ける。この映像入力端子VIN
は、Y/C分離回路180 および同期処理・再生回路200
に接続されている。Y/C分離回路180 は、本実施例で
は、8mmVTR20からのNTSC標準テレビジョン信号であるア
ナログ映像信号を輝度信号(Y) および色差信号(C) に分
離する回路である。なお、8mmVTR20からの映像信号がPA
L あるいはSECAM 標準テレビジョン信号である場合は、
Y/C分離回路180はそれぞれの方式に対応するYおよ
びCに分離する回路でよい。Y/C分離回路180 の出力
は、アナログディジタル変換器190 の入力に接続されて
いる。アナログディジタル変換器190 は、Y/C分離回
路180 からの輝度信号(Y) および色差信号(C) をたとえ
ば8ビットのディジタル信号に変換する変換回路であ
る。このアナログディジタル変換器190 の出力は、フレ
ームメモリ120 の入力に接続されている。
【0022】フレームメモリ120 は、ビデオRAM などに
て構成されており、少なくとも映像信号の1画面分のデ
ータを蓄積する容量を有している。本実施例では、複数
の画面を蓄積可能となっており、この複数画面の容量の
メモリが採用されている。このフレームメモリ120 は2
つの出力を有しており、一方の出力はディジタルアナロ
グ変換器220 に接続されている。このディジタルアナロ
グ変換器220 は、メモリ120 から読み出されたディジタ
ル輝度信号(Y) および色差信号(C) をアナログ輝度信号
(Y) および色差信号(C) に変換する変換回路である。こ
のディジタルアナログ変換器220 の出力は、Y/C加算
・同期加算回路230 の入力に接続されている。Y/C加
算・同期加算回路230 は、ディジタルアナログ変換器22
0 からのアナログ輝度信号(Y) および色差信号(C) 、お
よび後述するシステムコントローラ240 からのカラーサ
ブキャリア信号を含む同期信号などを受け、本実施例で
はNTSC標準テレビジョン信号の映像信号を出力するいわ
ゆるNTSCエンコーダ回路である。この加算回路230 の出
力は、映像出力端子VOUTに接続されている。なお、入力
信号がPAL あるいはSECAM 標準テレビジョン信号である
場合は、Y/C加算・同期加算回路230 は、PAL あるい
はSECAM エンコーダ回路でよい。
【0023】フレームメモリ120 の他方の出力は、信号
処理回路(DSP)250を介してプリント機構部260 すなわち
サーマルヘッドなどを含む印刷部に接続されている。信
号処理回路250 は、ディジタルシグナルプロセッサなど
のディジタル信号処理回路にて構成されており、メモリ
120 からのデータに印刷に必要な所定の処理を施す。こ
れは、たとえばメモリ120 からの輝度信号(Y) および色
差信号(C) にて構成されたテレビジョン信号のYCデータ
を、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C) およびブラッ
ク(K) の印刷用のデータに変換する処理などを行ってい
る。プリント機構部260 は、ディジタルシグナルプロセ
ッサ250 からのデータに基づいて画像を印刷する。
【0024】システムコントローラ240 は、それぞれの
押しボタン80〜100 の押下およびスイッチ615 の状態に
基づいて各部に制御信号を送出する。8mmVTR20が通常再
生モードで再生を行っている場合、このシステムコント
ローラ240 は、同期処理・再生回路200 から通常再生モ
ードを示す識別信号201 を受け、フリーズボタン100の
押下を検出するとメモリ120 のデータの書き込みを制御
するメモリコントローラ210 に同期処理・再生回路200
からの同期信号群202 に基づく1フレーム分の画像デー
タの取り込みを指示する制御信号を送出し、プリントボ
タン90が押下されると、メモリ120 のデータの読み出し
を制御するメモリコントローラ210 に同期処理・再生回
路200 からの同期信号群202 に基づく1フレーム分の画
像データの読み出しを指示する制御信号を送出し、かつ
信号処理回路250 およびプリントコントローラ270 に同
期処理・再生回路200 からの同期信号群202 に基づく1
フレーム分の画像データの印刷を指示する制御信号を送
出する。
【0025】8mmVTR20が通常再生あるいは特殊再生を行
っている場合、このシステムコントローラ240 は、いず
れの場合も再生信号に基づく同期処理・再生回路200 か
らの同期信号群202 を加算回路230 に供給する。また、
この同期信号群202 は、同期処理・再生回路200 から加
算回路230 に直接供給する回路構成でもよい。
【0026】本実施例では特に、8mmVTR20が特殊再生モ
ードで再生を行っている場合、このコントローラ240
は、同期処理・再生回路200 から特殊再生モードを示す
識別信号201 を受け、特殊再生信号受信中表示ランプ11
0 を点灯させるとともに、フリーズボタン100 の押下に
よりメモリコントローラ210 に同期処理・再生回路200
からの同期信号群202 に基づく1フレーム分の画像デー
タの取り込みを指示する制御信号を送出し、プリントボ
タン90が押下されると、メモリ120 のデータの読み出し
を制御するメモリコントローラ210 に同期処理・再生回
路200 からの同期信号群202 に基づく1フレーム分の画
像データの読み出しを指示する制御信号を送出し、かつ
信号処理回路250 およびプリントコントローラ270 に同
期処理・再生回路200 からの同期信号群202 に基づく1
フレーム分の画像データの印刷を指示する制御信号を送
出する。
【0027】さらに本実施例では特に、8mmVTR20が特殊
再生モードで再生され、ビデオプリンタ10側は通常再生
の状態にある場合、このコントローラ240 は、フリーズ
ボタン100 の押下によりメモリコントローラ210 に同期
処理・再生回路200 からの同期信号群202 に基づく少な
くとも1フィールド分の画像データの取り込みを指示す
る制御信号を送出し、プリントボタン90およびフィール
ドボタン80が押下されると、メモリ120 のデータの読み
出しを制御するメモリコントローラ210 に同期処理・再
生回路200 からの同期信号群202 に基づく1フィールド
分の画像データの読み出しを指示する制御信号を送出
し、かつ信号処理回路250 およびプリントコントローラ
270 に同期処理・再生回路200 からの同期信号群202 に
基づく1フィールド分の画像データの印刷を指示する制
御信号を送出する。なお、フィールドボタン80を押下せ
ずに、メモリ120 のデータの読み出しを制御するメモリ
コントローラ210 に同期処理・再生回路200 からの同期
信号群202 に基づく1フィールド分の画像データの読み
出しを指示する制御信号を送出し、かつ信号処理回路25
0 およびプリントコントローラ270 に同期処理・再生回
路200 からの同期信号群202 に基づく1フィールド分の
画像データの印刷を指示する制御信号を送出する構成で
もよい。
【0028】次に、このビデオプリンタ10の同期処理・
再生回路200 の内部構成を示す図2と、図2の各部に現
れる信号波形を示す図5および図6とを参照して説明す
る。この同期処理・再生回路200 は、垂直同期判別回路
300、同期信号検索範囲設定回路400、信号判別回路500 、
および同期再生回路600 を含む。
【0029】垂直同期判別回路300 は、本実施例では、
8mmVTR20からのNTSC方式の再生信号(図5および図6の
(a) を参照)に含まれるカラーバースト信号および同期
信号を分離し、それらを信号線301 および302 を介して
同期再生回路600 に送り、またこの分離同期信号(図5
および図6の(b) を参照)を信号線302 を介して信号判
別回路500 に送り、さらにこの分離同期信号302 から垂
直同期信号(以下、垂直同期判別信号( 図5および図6
の(d) を参照))303 を分離抽出して同期信号検索範囲
設定回路400 に送る回路で、たとえば同期分離回路310
、水平同期分離回路320 、およびフリップフロップ330
を有している。同期信号検索範囲設定回路400 は、判
別回路300 からの垂直同期判別信号303 のパルスの前縁
から所定の期間遅れ、且つ所定幅のパルスを同期検索信
号(図5および図6の(e) を参照)401 として信号判別
回路500 に送る回路で、たとえば単安定回路410 および
単安定回路420 を有している。信号判別回路500 は、判
別回路300 からの分離同期信号302 と設定回路400 から
の同期検索信号401 によって8mmVTR20からの再生信号が
通常再生なのか特殊再生なのかを判別し、この判別を示
す特殊再生判別信号(図5および図6の(h) を参照)20
1 を同期再生回路600 およびシステムコントローラ240
に送る回路であり、たとえば2入力アンドゲート510 、
単安定回路520、フリップフロップ530 、およびインバ
ータ540 を有している。
【0030】同期再生回路600 は、本実施例では判別回
路300 から信号線301 を介してNTSC方式のカラーバース
ト信号と分離同期信号を受けるとともに、判別回路500
から特殊再生判別信号201 を受け、それらから所定の同
期信号群202 を再生してシステムコントローラ240 に送
る回路であり、垂直同期分離回路610 およびNTSC方式同
期信号再生回路620 を有している。なお、入力信号がPA
L あるいはSECAM 標準テレビジョン信号の場合、同期処
理・再生回路200 は、PAL あるいはSECAM 方式に対応し
た回路構成でよい。
【0031】さらに各回路の機能を説明すると、まず、
同期分離回路310 は、本実施例では8mmVTR20からNTSC方
式の再生信号を入力し、この再生信号に含まれているカ
ラーバースト信号および同期信号を分離抽出する回路で
あり、分離同期信号302 を垂直同期分離回路610 、水平
同期分離回路320 、2入力アンドゲート510 の一方の入
力端子およびフリップフロップ330 のデータ入力端子D
に送出し、分離同期信号およびカラーバースト信号を信
号線301 を介しNTSC方式同期信号再生回路620に送出す
る。水平同期分離回路320 は、同期分離回路310 からの
分離同期信号302 を入力し、この分離同期信号302 に含
まれている水平同期信号成分を分離抽出し、さらに分離
抽出した水平同期信号を本実施例では25μs 遅延させ遅
延水平同期信号( 図5および図6の(c) を参照)304 を
出力する回路であり、この遅延水平同期信号304 をフリ
ップフロップ330 のクロック入力端子CLK に送る。フリ
ップフロップ330 は、たとえばポジティブエッジ方式の
D型フリップフロップ回路であり、入力端子Dに入力さ
れる分離同期信号302 を入力端子CLK に入力される遅延
水平同期信号304 のポジティブエッジでラッチし、その
ラッチ出力を出力端子Qから単安定回路410 (たとえば
インテル製モデルSN74121 )のゲート入力端子A1およ
びA2に垂直同期判別信号303 として送出している。
【0032】単安定回路410 は、本実施例ではゲート入
力端子A1およびA2に入力された垂直同期判別信号30
3 のパルスの立ち下がりエッジから1H(63.5 μs)幅の
パルスを生成し出力端子Qから出力する回路であり、こ
の1H幅のパルスを単安定回路420 のゲート入力端子B
に送出する。単安定回路420 は、単安定回路410 と同様
に、たとえばインテル製モデルSN74121 が適用され、本
実施例ではゲート入力端子Bに入力されるパルスの立ち
上がりエッジから30μs 幅のパルスを生成し出力端子Q
から出力する回路であり、この30μs 幅のパルスを2入
力アンドゲート510 の他方の入力端子およびインバータ
540 の入力端子に同期検索信号401 として送出する。
【0033】2入力アンドゲート510 の一方の入力端子
には同期分離回路310 からの分離同期信号302 が、また
他方の入力端子には単安定回路420 からの同期検索信号
401が入力されており、2入力アンドゲート510 は、こ
れら入力信号のアンドをとる回路で、そのアンドの出力
をアンドゲート510 の出力端子からたとえばインテル製
モデルSN74121 の単安定回路520 のゲート入力端子Bに
送出している。単安定回路520 は、本実施例ではゲート
入力端子Bに入力されたアンドゲート510 からのパルス
の立ち上がりのエッジから開始される50μs 幅のパルス
(図5(g) を参照)を生成し出力端子Qからフリップフ
ロップ530 のデータ入力端子Dに送出する回路である。
インバータ540 は、単安定回路420 からの同期検索信号
401 のパルスを反転しフリップフロップ530 の入力端子
CLK に送る回路である。フリップフロップ530 は、たと
えばフリップフロップ330 と同様にポジティブエッジ方
式のD型フリップフロップ回路であり、入力端子Dに入
力される単安定回路520 からの信号をインバータ540 か
らの入力端子CLK に入力されるクロックパルスのポジテ
ィブエッジでラッチし、そのラッチ出力を出力端子Qか
ら特殊再生判別信号201 として送出する。
【0034】次に、同期再生回路600 の垂直同期分離回
路610 の内部構成を図3を参照して説明する。同図から
わかるように、この垂直同期分離回路610 は、垂直同期
積分回路611、スライスレベル発生回路612、比較器613、フ
レームパルス生成回路614、スイッチ615 および選択回路
616 を含む。同期分離回路310 から出力される分離同期
信号302 は、垂直同期積分回路611 の入力端子およびフ
レームパルス生成回路614 の入力端子に供給されてい
る。
【0035】この垂直同期積分回路611 は、同期分離回
路310 からの分離同期信号302 を入力して、それに含ま
れている垂直同期成分を抽出する積分回路である。この
積分回路611 の出力は、比較器613 の一方の入力端子に
接続されている。スライスレベル発生回路612 は、積分
回路611 によって積分された垂直同期成分レベルを所定
のレベルでスライスするためのたとえば2つの抵抗を用
いてスライスレベルを発生する回路であり、本実施例で
は通常再生および特殊再生の2つのスライスレベルを発
生する回路を有している。通常再生の場合のスライスレ
ベルの出力は、後述する選択回路616 の構成要素のリレ
ー接点rl-1(通常再生)を介して比較器613 の他方の入
力端子に接続され、また、特殊再生の場合のスライスレ
ベルの出力は、選択回路616 の構成要素のリレー接点rl
-2(特殊再生)を介し通常再生と同じ比較器613 の他方
の入力端子に接続されている。
【0036】この比較器613 は、積分回路611 からの垂
直同期成分レベルをスライスレベル発生回路612 からの
通常再生あるいは特殊再生のときのスライスレベルでス
ライスして分離垂直同期信号631 を出力する回路であ
る。この比較器613 の出力は、NTSC方式同期信号再生回
路620 の分離垂直同期信号入力端子およびフレームパル
ス生成回路614 の入力端子に接続されている。このフレ
ームパルス生成回路614は、たとえば2入力アンドゲー
ト回路(図示せず)などから構成されており、同期分離
回路310 からの分離同期信号302 と比較器613 からの分
離垂直同期信号631 のパルスの前縁から所定の期間遅
れ、且つ所定幅のパルスとアンドをとることで、このア
ンドゲート回路の出力からフレーム周期の信号を抽出
し、この抽出信号がフレーム信号632 である。なお、こ
の場合のフレーム信号632 は、通常再生あるいは特殊再
生、どちらの場合も上述のスライスレベルの調整により
同じタイミングの信号が得られるように構成されてい
る。このフレームパルス生成回路614 の出力は、同期信
号再生回路620 のフレーム信号入力端子に接続されてい
る。
【0037】このスイッチ615 は、たとえば一般に用い
られている手動のトグルスイッチなどであり、このトグ
ルスイッチの接点SW-1にはフリップフロップ330 から特
殊再生判別信号201 が、また接点SW-2には直流+5Vが
抵抗を介して供給され、これらいずれかの信号を手動に
て選択して出力するスイッチ回路である。なお本実施例
では、手動にて接点SW-1側を選択した場合を「自動」と
いい、接点SW-2を選択した場合を「通常」という。この
スイッチ615 のSW-0は、選択回路616 のトランジスタTR
のベースに接続されている。同図を参照すると、このよ
うな「自動」および「通常」の情報は信号線201 および
制御線633 を介して同期信号再生回路620 に、また「通
常」の情報は制御線633 を介してシステムコントローラ
240 に供給されている。なお、このスイッチ615 は、プ
リンタの外面に配置する構成でもよい。
【0038】選択回路616 は、スライスレベル発生回路
612 から出力される2つのスライスレベルのいずれかを
選択し、その選択した信号を比較器614 に供給する回路
であり、たとえばトランジスタTRおよびリレーRLから構
成されている。このトランジスタTRのコレクタはリレー
の一方のコイル端子と接続され、さらにこのリレーの他
方のコイル端子は直流+5Vに接続されている。またこ
のトランジスタTRのエミッタはアースに接続されてい
る。同図において、リレーRLのコイルに電流が流れた場
合(トランジスタTRのベースが高レベル、すなわち
「1」のとき)は、自リレーRLのリレー接点rl-1が選択
され、電流が流れていない場合(トランジスタTRのベー
スが低レベル、すなわち「0」のとき)は、自リレーRL
のリレー接点rl-2が選択されるようになっている。
【0039】次に、同期信号再生回路620 は、比較器61
4 からの分離垂直同期信号631 と、フレームパルス生成
回路614 からのフレーム信号632 と、信号線301 を介し
垂直同期判別回路300 からのカラーバースト信号および
分離同期信号とを入力し、これらの入力信号に同期し
た、たとえばカラーサブキャリア信号、複合同期信号、
バーストフラグ信号、垂直駆動信号、垂直ブランキング
信号、および水平駆動信号などの同期信号群202 を再生
する回路である。この再生回路620 の出力のそれぞれ
は、システムコントローラ240 のそれぞれの入力に接続
されている。
【0040】スイッチ615 において「自動」が選択さ
れ、フリップフロップ530 からの特殊再生判別信号201
が高レベルすなわち「1」である通常再生を示している
場合、フレームパルス生成回路614 は通常再生のスライ
スレベルで分離された分離垂直同期信号631 に基づくフ
レーム信号632 を再生回路620 に送るから、この再生回
路620 は、8mmVTR20からの再生映像信号に含まれている
同期信号の位相に対応した同期信号群202 などを再生す
る。また、特に、スイッチ615 において「自動」が選択
され、フリップフロップ530 からの特殊再生判別信号20
1 が低レベルすなわち「0」である特殊再生を示してい
る場合、フレームパルス生成回路614 は特殊再生のスラ
イスレベルで分離した分離垂直同期信号631 に基づくフ
レーム信号632 を再生回路620 に送るから、この再生回
路620 は、上記通常再生と同じ8mmVTR20からの再生映像
信号に含まれている同期信号の位相に対応した同期信号
群202 などを再生する。
【0041】次に、スイッチ615 において「通常」が選
択され、8mmVTR20が通常再生を行っている場合、フレー
ムパルス生成回路614 は通常再生のスライスレベルで分
離した分離垂直同期信号631 に基づくフレーム信号632
を再生回路620 に送るから、この再生回路620 は、8mmV
TR20からの再生映像信号に含まれている同期信号の位相
に対応した同期信号群202 などを再生する。また、特
に、スイッチ615 において「通常」が選択され、8mmVTR
20が特殊再生を行っている特殊な場合、再生回路620
は、フレームパルス生成回路614 からのフレーム信号63
2 を用いずに、垂直同期分離回路610 からの「通常」の
情報633 および比較器613 からの分離垂直同期信号631
に基づいて8mmVTR20からの再生映像信号に含まれている
同期信号の少なくとも1フィールドの期間の位相に対応
した同期信号群202 などを再生する。以上の場合におけ
るフレームパルス生成回路614 から出力されるフレーム
信号632 は、8mmVTR20の再生信号のフレームの位相とず
れがあり使用しない構成になっている。
【0042】さらに、このような特殊な場合の再生回路
620 の同期信号再生の方法について以下に説明する。こ
のような特殊な場合には、比較器613 からの分離垂直同
期信号631 のタイミングは、図5および6からわかるよ
うに通常再生の場合よりもタイミングが前に来るから、
たとえば再生される垂直ブランキング信号のタイミング
も前に来てしまい8mmVTR20からの再生信号と位相がずれ
てしまう、そこで本実施例では、特に、この再生回路62
0 は、垂直ブランキング信号を作成するためのラインカ
ウンタ(図示せず)のデコード値を後ろにずらして正常
なすなわち8mmVTR20からの再生信号の垂直ブランキング
の位相と対応した再生垂直ブランキング信号を生成して
出力している。
【0043】本実施例のような8mmVTR20からの再生信号
に位相同期した再生垂直ブランキング信号を用いずに、
従来の方式のように、8mmVTR20からの再生信号よりも前
にずれた垂直ブランキング信号を用いる場合は、メモリ
120 には、正常に再生信号の1画面の画像データが蓄積
されず、たとえば画面の上の数ラインは黒色、下の数ラ
インはカットされた異常な画像データが蓄積される。
【0044】以上のような構成において本実施例おける
ビデオプリンタ10の動作を8mmVTR20の動作とともに説明
する。まず、操作者によって、VTR20 の通常再生ボタン
130が押圧されて通常再生モードが選択され、またビデ
オプリンタ10のスイッチ615により「自動」が選択され
た第1の使用モードについて説明する。
【0045】VTR20 により再生されたNTSC方式の映像信
号は、ビデオプリンタ10のY/C分離回路130 および同
期処理・再生回路200 に供給される。この再生信号を受
けたY/C分離回路130 は、この再生信号を輝度信号
(Y) と色差信号(C) に分離し、それらをアナログディジ
タル変換器190 に送る。アナログディジタル変換器190
は、Y/C分離回路130 からのアナログ輝度および色差
信号をディジタル信号に変換してメモリ120 に送る。
【0046】また、再生信号を受けた同期処理・再生回
路200 の垂直同期判別回路300 は、再生信号(図5(a)
を参照)に含まれるカラーバースト信号および同期信号
を分離し、それらを信号線301 および302 を介して同期
再生回路600 に送り、またこの分離同期信号(図5(b)
を参照)302 を信号判別回路500 に送り、さらにこの分
離同期信号302 から垂直同期信号(以下、垂直同期判別
信号( 図5(d) を参照)303 を分離抽出して同期信号検
索範囲設定回路400 に送る。判別回路300 から垂直同期
判別信号303 を受けた検索範囲設定回路400 は、この垂
直同期判別信号303 のパルスの前縁から63.5μs 遅れ、
且つ30μs 幅のパルスを同期検索信号(図5(e) を参
照)401 を生成して信号判別回路500 に送る。判別回路
300 からの分離同期信号302 と設定回路400 からの同期
検索信号401 とを受けた信号判別回路500 は、それらの
信号から8mmVTR20からの再生信号が通常再生なのか特殊
再生なのかを判別し、この場合、通常再生を示す特殊再
生判別信号(図5(h) を参照)201 を同期再生回路600
およびシステムコントローラ240 に送る。
【0047】垂直同期判別回路300 からの同期信号302
を受けた再生回路600 の垂直同期積分回路611 は、この
同期信号302 に含まれている垂直同期成分を抽出し、そ
れを比較器613 の一方の入力端子に送る。信号判別回路
500 からの通常再生を示す特殊再生判別信号201 を受け
た再生回路600 の選択回路616 は、この信号によりリレ
ー接点rl-1(通常再生)を選択するから、よって比較器
613 の他方の入力端子には、その接点を介してスライス
レベル発生回路612 から通常再生のときに用いるスライ
スレベルが供給される。これらの信号を受けた比較器61
3 は、積分回路611 からの垂直同期成分を通常再生のと
きのスライスレベルでスライスして分離垂直同期信号63
1 を同期信号再生回路620 およびフレームパルス生成回
路614 に送る。比較器613 からの分離垂直同期信号631
と垂直同期判別回路300 からの分離同期信号302 とを受
けたフレームパルス生成回路614 は、それらの信号から
フレーム周期のフレーム信号632 を生成し、それを同期
信号再生回路620 に送る。比較器614 からの分離垂直同
期信号631 と、フレームパルス生成回路614 からのフレ
ーム信号632 と、信号線302 を介し垂直同期判別回路30
0 からのカラーバースト信号および分離同期信号とを受
けた同期信号再生回路620 は、これらの入力信号に同期
したカラーサブキャリア信号、複合同期信号、バースト
フラグ信号、垂直駆動信号、垂直ブランキング信号、お
よび水平駆動信号などの同期信号群202 を再生してシス
テムコントローラ240 に送る。
【0048】以上の状態において、操作者によってVTR2
0 の再生信号のプリントしたい映像信号を取り込むため
フリーズボタン80が押圧されるとシステムコントローラ
240は、通常再生を示す特殊再生判別信号201 と、押し
ボタン80の押下とを検出し、メモリ120 のデータの書き
込みを制御するメモリコントローラ210 に同期信号再生
回路620 からの同期信号群202 に基づく1フレーム分の
画像データの取り込みを指示する制御信号を送出する。
これを受けたメモリコントローラ210 は、フレームメモ
リ120 に書込制御信号を送出してアナログディジタル変
換器190 からのディジタル映像信号をメモリ120 に1フ
レーム分の画像を蓄積する。
【0049】操作者によってビデオプリンタ10のプリン
トボタン90が押圧されるとシステムコントローラ240
は、押しボタン90の押下を検出しメモリコントローラ21
0 、信号処理回路250 およびプリントコントローラ270
に同期信号再生回路620 からの同期信号群202 に基づく
1フレーム分の画像データの印刷を指示する制御信号を
送出する。これにより、メモリ120 に蓄積された画像デ
ータが読み出されて、信号処理回路250 にて信号処理が
行われ、その画像データに基づいてプリント機構部260
にて印刷が行われる。
【0050】次に操作者によって、たとえばVTR20 の静
止画再生ボタン140 の押圧によって特殊再生モードの1
つである静止画再生が選択され、またビデオプリンタ10
のスイッチ615 により「自動」が選択された第2の使用
モードについて説明する。
【0051】VTR20 により再生された静止画の映像信号
はY/C分離回路130 でY、Cに分離され、さらにそれ
らの信号はアナログディジタル変換器190 でディジタル
信号に変換されメモリ120 に送られる。
【0052】また、静止画の再生信号を受けた同期処理
・再生回路200 の垂直同期判別回路300 は、再生信号
(図6(a) を参照)に含まれるカラーバースト信号およ
び同期信号を分離し、それらを信号線301 および302 を
介し同期再生回路600 に送り、またこの分離同期信号
(図6(b) を参照)302 を信号判別回路500 に送り、さ
らにこの分離同期信号302 から垂直同期信号(以下、垂
直同期判別信号( 図6(d)を参照)303 を分離抽出して
同期信号検索範囲設定回路400 に送る。判別回路300 か
ら垂直同期判別信号303 を受けた検索範囲設定回路400
は、この垂直同期判別信号303 のパルスの前縁から63.5
μs 遅れ、且つ30μs 幅のパルスを同期検索信号(図6
(e) を参照)401 を生成して信号判別回路500 に送る。
判別回路300からの分離同期信号302 と設定回路400 か
らの同期検索信号401 とを受けた信号判別回路500 は、
それらの信号から8mmVTR20からの再生信号が通常再生な
のか特殊再生なのかを判別し、この場合、特殊再生を示
す特殊再生判別信号(図6(h)を参照)201 を同期再生
回路600 およびシステムコントローラ240 に送る。
【0053】垂直同期判別回路300 からの同期信号302
を受けた再生回路600 の垂直同期積分回路611 は、この
同期信号302 に含まれている垂直同期成分を抽出し、そ
れを比較器613 の一方の入力端子に送る。信号判別回路
500 からの特殊再生を示す特殊再生判別信号201 を受け
た再生回路600 の選択回路616 は、この信号によりリレ
ー接点rl-2(特殊再生)を選択するから、よって比較器
613 の他方の入力端子には、その接点を介してスライス
レベル発生回路612 から特殊再生のときに用いるスライ
スレベルが供給される。これらの信号を受けた比較器61
3 は、積分回路611 からの垂直同期成分を通常再生のと
きのスライスレベルでスライスして分離垂直同期信号63
1 を同期信号再生回路620 およびフレームパルス生成回
路614 に送る。比較器613 からの分離垂直同期信号631
と垂直同期判別回路300 からの分離同期信号302 とを受
けたフレームパルス生成回路614 は、それらの信号から
フレーム周期のフレーム信号632 を生成し、それを同期
信号再生回路620 に送る。比較器614 からの分離垂直同
期信号631 と、フレームパルス生成回路614 からのフレ
ーム信号632 と、信号線301 を介し垂直同期判別回路30
0 からのカラーバースト信号および分離同期信号とを受
けた同期信号再生回路620 は、これらの入力信号に同期
したカラーサブキャリア信号、複合同期信号、バースト
フラグ信号、垂直駆動信号、垂直ブランキング信号、お
よび水平駆動信号などの同期信号群202 を再生してシス
テムコントローラ240 に送る。
【0054】以上の状態において、操作者によってVTR2
0 の再生信号のプリントしたい映像信号を取り込むため
フリーズボタン80が押圧されるとシステムコントローラ
240は、特殊再生を示す特殊再生判別信号201 と、押し
ボタン80の押下とを検出し、メモリ120 のデータの書き
込みを制御するメモリコントローラ210 に同期信号再生
回路620 からの同期信号群202 に基づく1フレーム分の
画像データの取り込みを指示する制御信号を送出する。
これを受けたメモリコントローラ210 は、フレームメモ
リ120 に書込制御信号を送出してアナログディジタル変
換器190 からのディジタル映像信号をメモリ120 に1フ
レーム分の画像を蓄積する。
【0055】操作者によってビデオプリンタ10のプリン
トボタン90が押圧されるとシステムコントローラ240
は、押しボタン90の押下を検出しメモリコントローラ21
0 、信号処理回路250 およびプリントコントローラ270
に同期信号再生回路620 からの同期信号群202 に基づく
1フレーム分の画像データの印刷を指示する制御信号を
送出する。これにより、メモリ120 に蓄積された画像デ
ータが読み出されて、信号処理回路250 にて信号処理が
行われ、その画像データに基づいてプリント機構部260
にて印刷が行われる。
【0056】次に操作者によって、VTR20 の通常再生ボ
タン130 が押圧されて通常再生モードが選択され、また
ビデオプリンタ10のスイッチ615 により「通常」が選択
された第3の使用モードであって、これは、単に手動ス
イッチ615 で「通常」を選択したものであり、基本的に
上述の第1の使用モードと動作は同じであり説明を省
く。
【0057】次に操作者によって、たとえばVTR20 の静
止画再生ボタン140 の押圧によって特殊再生モードの1
つである静止画再生が選択され、またビデオプリンタ10
のスイッチ615 により「通常」が選択された第4の使用
モードについて説明する。
【0058】これは、ビデオプリンタ10を強制的に通常
再生モードに固定した状態で、VTR20 からの再生信号が
ビデオプリンタ10に入力されている場合を示している。
このような場合、第1の使用モードと基本的に異なると
ころを説明すると、同期信号再生回路620 は、比較器61
4 からの分離垂直同期信号631 と、信号線301 を介し垂
直同期判別回路300 からのカラーバースト信号、および
分離同期信号とを入力し、これらの入力信号に少なくと
も1フィールド期間同期したカラーサブキャリア信号、
複合同期信号、バーストフラグ信号、垂直駆動信号、垂
直ブランキング信号および水平駆動信号などの同期信号
群202 を再生し、これらの信号をシステムコントローラ
240 に送る。
【0059】操作者は、VTR20 の再生信号のプリントし
たい映像信号を取り込むためフリーズボタン80を押圧す
る。スイッチ615 による「通常」の情報633 と通常再生
を示す特殊再生判別信号201 とを受けているシステムコ
ントローラ240 は、押しボタン80の押下を検出しメモリ
120 のデータの書き込みを制御するメモリコントローラ
210 に同期信号再生回路620 からの同期信号群202 に基
づく1フィールド分の画像データの取り込みを指示する
制御信号を送出する。
【0060】操作者は次に、ビデオプリンタ10のプリン
トボタン90およびフィールドボタン100 を押圧する。シ
ステムコントローラ240 は、これら押しボタン90および
100の押下を検出しメモリコントローラ210 、信号処理
回路250 およびプリントコントローラ270 に同期信号再
生回路620 からの同期信号群202 に基づく1フィールド
分の画像データの印刷を指示する制御信号を送出する。
このようにして映像のプリントは行われる。
【0061】このようにこの実施例では、プリンタ10
は、たとえば8mmVTRからの再生信号が特殊再生モードで
ある場合、特殊再生を示す判別信号により特殊再生信号
受信中表示ランプを点灯する。
【0062】また、プリンタ10は、たとえば8mmVTRから
の再生信号が特殊再生モードである場合、特殊再生を示
す判別信号を生成するとともに、この特殊再生モードの
再生信号から分離抽出した垂直同期成分を通常再生モー
ド時と異なるスライスレベルにてスライスし通常再生モ
ード時と同じタイミングの垂直同期信号を抽出し、さら
にこの信号により通常再生モード時と同じタイミングの
フレーム信号を生成し、これらの信号および特殊再生モ
ードの再生信号から分離抽出した同期信号などから少な
くとも1フレームの期間、8mmVTRによる再生信号の位相
に同期した、たとえば複合同期信号、垂直ブランキング
信号などの同期信号群を再生し、さらにこの再生同期信
号群に基づく1フレーム分の画像データの蓄積および印
刷を指示する制御信号を生成する。
【0063】またさらに、プリンタ10は、たとえば8mmV
TRからの再生信号が特殊再生モードである場合、特殊再
生を示す判別信号を生成するとともに、この特殊再生モ
ードの再生信号から分離抽出した垂直同期成分を通常再
生モード時と同じスライスレベルにてスライスして垂直
同期信号を抽出し、この信号および特殊再生モードの再
生信号から分離抽出した同期信号などから少なくとも1
フィールドの期間、8mmVTRによる再生信号の位相に同期
した、たとえば複合同期信号、垂直ブランキング信号な
どの同期信号群を再生し、さらにこの再生同期信号群に
基づく1フィールド分の画像データの蓄積および印刷を
指示する制御信号を生成する。
【0064】本発明をNTSC標準テレビジョン信号に対し
て適用した特定の実施例について説明したが、本発明
は、NTSC標準テレビジョン信号以外に、たとえばNTSC標
準テレビジョン信号に準ずる信号、PAL 標準テレビジョ
ン信号、 SECAM標準テレビジョン信号、PAL 標準テレビ
ジョン信号に準ずる信号、 SECAM標準テレビジョン信号
に準ずる信号などの信号にも効果的に適用される。
【0065】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、たとえば8m
mVTRによる再生信号がビデオプリンタに供給されている
場合、ビデオプリンタにおいて、その再生信号が通常再
生モードなのか特殊再生モードなのかを判別し、もしそ
の判別が特殊再生モードを示している場合は、特殊再生
を示す判別信号により特殊再生信号受信中ランプを点灯
するように構成したから、操作者はこのランプから8mmV
TRが特殊再生モードであることを簡単に知ることができ
る。したがって、操作者は、たとえば次のプリントの操
作を間違わずにできる効果がある。
【0066】次に、たとえば8mmVTRによる再生信号がビ
デオプリンタに供給されている場合、ビデオプリンタに
おいて、その再生信号が通常再生モードなのか特殊再生
モードなのかを判別し、その判別が特殊再生モードを示
している場合は、この特殊再生モードの再生信号から分
離抽出した垂直同期成分を通常再生モード時と異なるス
ライスレベルにてスライスし通常再生モード時と同じタ
イミングの垂直同期信号を抽出し、さらにこの信号によ
り通常再生モード時と同じタイミングのフレーム信号を
生成し、これらの信号および特殊再生モードの再生信号
から分離抽出した同期信号などから少なくとも1フレー
ムの期間、8mmVTRによる再生信号の位相に同期した、た
とえば複合同期信号、垂直ブランキング信号などの同期
信号群を再生し、さらにこの再生同期信号群に基づく1
フレーム分の画像データの蓄積および印刷を指示する制
御信号を生成するように構成したから、操作者は、特殊
再生モード時においても通常再生モード時と同じように
正常に1フレームの画像の印刷ができる効果がある。
【0067】次に、たとえば8mmVTRによって特殊再生モ
ードの1つである静止画が再生され、その再生信号が通
常再生モードの状態にあるビデオプリンタに供給された
場合、ビデオプリンタにおいて、この特殊再生モードの
再生信号から分離抽出した垂直同期成分を通常再生モー
ド時と同じスライスレベルにてスライスして垂直同期信
号を抽出し、この信号および特殊再生モードの再生信号
から分離抽出した同期信号などから少なくとも1フィー
ルドの期間、8mmVTRによる再生信号の位相に同期した、
たとえば複合同期信号、垂直ブランキング信号などの同
期信号群を再生し、さらにこの再生同期信号群に基づく
1フィールド分の画像データの蓄積および印刷を指示す
る制御信号を生成するように構成したから、操作者は、
通常再生モードの状態にあるビデオプリンタに特殊再生
モードの再生信号が供給されても正常に1フィールドの
画像の印刷ができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるビデオプリンタの一実施例のブロ
ック図である。
【図2】図1に示す実施例における同期処理・再生回路
の内部構成を示す機能ブロック図である。
【図3】図2に示す実施例における垂直同期分離回路の
内部構成を示す機能ブロック図である。
【図4】同実施例が適用される他の機器との接続状態を
示すブロック図である。
【図5】図2に示す回路の各部に現れる通常再生モード
における信号波形を示すタイミング図である。
【図6】図2に示す回路の各部に現れる特殊再生モード
における信号波形を示すタイミング図である。
【符号の説明】
10 ビデオプリンタ 20 8mmVTR 30 モニタ装置 80 フリーズボタン 90 プリントボタン 100 フィールドボタン 110 特殊再生信号受信中表示ランプ 120 フレームメモリ 200 同期処理・再生回路 240 システムコントロ−ラ 300 垂直同期判別回路 400 同期信号検索範囲設定回路 500 信号判別回路 600 同期再生回路 610 垂直同期分離回路 620 同期信号再生回路

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像信号を少なくとも通常再生モードあ
    るいは静止画再生等の特殊再生モードで再生できる再生
    装置と映像信号を受けてその映像を表示するモニタ装置
    との間に接続されて、前記再生装置からの映像信号を該
    モニタ装置に出力しつつそのうちの所望の画像を静止画
    像として印刷するプリンタにおいて、該プリンタは、 前記通常再生モードによる再生映像信号に含まれる同期
    信号の垂直ブランキング期間内には少なくとも第1の垂
    直同期信号が含まれており、該第1の垂直同期信号はテ
    レビジョン信号に相当する垂直同期信号であり、また前
    記特殊再生モードの再生映像信号に含まれる同期信号の
    垂直ブランキング期間内には少なくとも第2の垂直同期
    信号が含まれており、該第2の垂直同期信号は少なくと
    も所定の期間を同期尖端レベルに固定した構成の信号で
    あり、 前記再生装置からの再生映像信号の同期信号に含まれる
    前記第1または第2の垂直同期信号を識別し、それを識
    別する識別信号を出力する識別手段を有することを特徴
    とするビデオプリンタ。
  2. 【請求項2】 映像信号を少なくとも通常再生モードあ
    るいは静止画再生等の特殊再生モードで再生できる再生
    装置と映像信号を受けてその映像を表示するモニタ装置
    との間に接続されて、前記再生装置からの映像信号を該
    モニタ装置に出力しつつそのうちの所望の画像を静止画
    像として印刷するプリンタにおいて、該プリンタは、 前記通常再生モードによる再生映像信号に含まれる同期
    信号の垂直ブランキング期間内には少なくとも第1の垂
    直同期信号が含まれており、該第1の垂直同期信号はテ
    レビジョン信号に相当する垂直同期信号であり、また前
    記特殊再生モードの再生映像信号に含まれる同期信号の
    垂直ブランキング期間内には少なくとも第2の垂直同期
    信号が含まれており、該第2の垂直同期信号は少なくと
    も所定の期間を同期尖端レベルに固定した構成の信号で
    あり、 前記再生装置からの再生映像信号を少なくとも1画面分
    蓄積し得る記憶手段と、 第1の手操作部材を有し、第1の手操作部材の操作に応
    動して前記記憶手段に所望の画像の映像信号を取り込む
    取込み操作手段と、 第2の手操作部材を有し、第2の手操作部材の操作に応
    動して静止画像の印刷を実行するためのプリント操作手
    段と、 前記再生装置からの再生映像信号の同期信号に含まれる
    前記第1または第2の垂直同期信号を識別し、それを識
    別する識別信号を出力する識別手段と、 該識別手段からの識別信号に基づき前記取込み操作手段
    およびプリント操作手段のいずれかの操作により少なく
    とも前記記憶手段への書き込みおよび読み出しの制御を
    する制御手段とを有することを特徴とするビデオプリン
    タ。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載のビデオプリン
    タにおいて、前記第2の垂直同期信号は、前記テレビジ
    ョン信号に相当する垂直同期信号の位置の少なくとも一
    部を含むところに位置し、かつ所定の期間が同期尖端レ
    ベルに固定された構成の信号であることを特徴とするビ
    デオプリンタ。
  4. 【請求項4】 請求項1または2に記載のビデオプリン
    タにおいて、該ビデオプリンタは、前記識別手段からの
    識別信号の基づき表示を行う表示手段を有することを特
    徴とするビデオプリンタ。
  5. 【請求項5】 請求項1または2に記載のビデオプリン
    タにおいて、前記識別手段は少なくとも、前記再生装置
    からの再生映像信号を受け、該再生映像信号に含まれる
    同期信号を分離し、該分離同期信号に含まれる前記第1
    または第2の垂直同期信号の所定の期間を所定のレベル
    とする第3または第4の垂直同期信号を生成して出力す
    る垂直同期分離手段と、 該垂直同期信号分離手段からの第3または第4の垂直同
    期信号を受け、前記第1または第2の垂直同期信号を識
    別するために前記第3または第4の垂直同期信号の所定
    の位置から所定の期間遅れ、かつ所定の期間を所定のレ
    ベルとする第1または第2の垂直同期検索信号を生成し
    て出力する垂直同期検索手段と、 前記垂直同期分離手段からの分離同期信号と前記垂直同
    期検索手段からの第1の垂直同期検索信号から前記第1
    の垂直同期信号を検出し、また前記垂直同期分離手段か
    らの分離同期信号と前記垂直同期検索手段からの第2の
    垂直同期検索信号から前記第2の垂直同期信号を検出
    し、該第1または第2の垂直同期信号の検出に基づく前
    記識別信号を出力する判別手段とを有することを特徴と
    するビデオプリンタ。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載のビデオプリンタにおい
    て、前記識別手段はさらに、 前記垂直同期分離手段からの分離同期信号を受け、該分
    離同期信号に含まれる前記第1または第2の垂直同期信
    号成分を分離し、該分離成分のレベルを第1または第2
    のスライスレベルでスライスして第5または第6の垂直
    同期信号を生成して出力するとともに、該第5または第
    6の垂直同期信号に基づき前記分離同期信号からフレー
    ム周期の第1または第2のフレーム信号を分離して出力
    するフレーム信号生成手段と、 該フレーム信号生成手段からの第5の垂直同期信号およ
    び第1のフレーム信号と前記垂直同期分離手段からの分
    離同期信号とから前記通常再生モードにて再生される少
    なくとも1フレーム期間の再生映像信号に含まれる同期
    信号の位相に対応する第1の同期信号群を生成して出力
    するとともに、前記フレーム信号生成手段からの第6の
    垂直同期信号および第2のフレーム信号と前記垂直同期
    分離手段からの分離同期信号とから前記特殊再生モード
    にて再生される少なくとも1フレーム期間の再生映像信
    号に含まれる同期信号の位相に対応する第2の同期信号
    群を生成して出力する同期信号再生手段とを有し、 前記制御手段は、前記同期信号再生手段からの第1また
    は第2の同期信号群に基づき前記取込み操作手段および
    プリント操作手段のいずれかの操作により少なくとも1
    フレーム期間の前記記憶手段への書き込みおよび読み出
    しの制御をすることを特徴とするビデオプリンタ。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載のビデオプリンタにおい
    て、前記フレーム信号生成手段はさらに、前記垂直同期
    分離手段からの分離同期信号を受け、該分離同期信号に
    含まれる前記第2の垂直同期信号成分を分離し、該分離
    成分のレベルを第1のスライスレベルでスライスして第
    7の垂直同期信号を生成して出力する手段を有し、 また、前記同期信号再生手段はさらに、該フレーム信号
    生成手段からの第7の垂直同期信号および前記垂直同期
    分離手段からの分離同期信号から前記特殊再生モードに
    て再生される少なくとも1フィールド期間の再生映像信
    号に含まれる同期信号の位相に対応する第3の同期信号
    群を生成して出力する手段を有し、 前記制御手段は、前記同期信号再生手段からの第3の同
    期信号群に基づき前記取込み操作手段およびプリント操
    作手段のいずれかの操作により少なくとも1フィールド
    期間の前記記憶手段への書き込みおよび読み出しの制御
    をすることを特徴とするビデオプリンタ。
JP11295294A 1994-05-26 1994-05-26 ビデオプリンタ Expired - Fee Related JP3356543B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11295294A JP3356543B2 (ja) 1994-05-26 1994-05-26 ビデオプリンタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11295294A JP3356543B2 (ja) 1994-05-26 1994-05-26 ビデオプリンタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07322185A JPH07322185A (ja) 1995-12-08
JP3356543B2 true JP3356543B2 (ja) 2002-12-16

Family

ID=14599643

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11295294A Expired - Fee Related JP3356543B2 (ja) 1994-05-26 1994-05-26 ビデオプリンタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3356543B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH07322185A (ja) 1995-12-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3356543B2 (ja) ビデオプリンタ
JPH0698291A (ja) アスペクト比情報を担うビデオディスク及びアスペクト比変換機能を有するビデオディスクプレーヤ
EP0405491A2 (en) Apparatus for recording and reproducing digital still image signal
JP3298308B2 (ja) 無信号検出装置、及びこの無信号検出装置を用いたビデオテープ記録及び/又は再生装置
JP3236525B2 (ja) ダビング装置
JP3088077B2 (ja) 映像多重記録装置
JPH02306779A (ja) 映像信号フリーズシステム
JP4206223B2 (ja) ビデオ装置及びビデオ装置向け方法ならびにビデオレコーダ
JP3339715B2 (ja) ビデオプリンタ
JPH0646797B2 (ja) スチルビデオレコ−ダ
JPH028460Y2 (ja)
KR19990031967A (ko) 감시용 비디오 카세트 레코더의 녹화 장치
JP3416572B2 (ja) 信号処理装置
JPH05236425A (ja) ワイドアスペクト比映像信号磁気記録再生装置
JPH0437637B2 (ja)
JPS60124193A (ja) 映像信号記録再生装置
JP2004254244A (ja) 監視カメラシステム、及びその画像記録再生方法
JP2590148B2 (ja) 再生装置
JPH03228474A (ja) 画像信号処理回路
JP2532870Y2 (ja) 磁気記録再生装置
JP3358278B2 (ja) 磁気記録再生装置
JP3277483B2 (ja) 画像記録の再生装置
JPH01109883A (ja) 自動方式変換機能付ビデオ録画再生装置
JPH02235485A (ja) 高速撮影可能な撮影装置
JPH0537956A (ja) 色差線順次信号の同時化回路

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20020827

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071004

Year of fee payment: 5

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees