JP3354578B2 - 浮体構造物の係留装置 - Google Patents

浮体構造物の係留装置

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JP3354578B2
JP3354578B2 JP14096691A JP14096691A JP3354578B2 JP 3354578 B2 JP3354578 B2 JP 3354578B2 JP 14096691 A JP14096691 A JP 14096691A JP 14096691 A JP14096691 A JP 14096691A JP 3354578 B2 JP3354578 B2 JP 3354578B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は浮体構造物の係留装置に
関し、係船岸や荷揚場等の浮体構造物を固定用杭によっ
て係留した装置に係るものである。
【0002】
【従来技術】従来から、潮の干満差や波の動きにつれ
て、固定用杭に定置された浮体構造物が上下する係留装
置が存在し、これはチエーン等の緩係留によるか、或い
は固定用杭を囲った複数本のローラーをもって、杭の上
下方向に沿って動き得る構造とされていた。前者の場合
にあっては、浮体が上下だけでなく左右にも大きく揺れ
動くこととなり、浮体上にある積載物や係留物もこれに
つれて揺れ動き、この浮体上での作業能率も余りよくな
く、更にこの係留のために広い水面を必要とする等の問
題があった。後者の場合には、浮体構造物に上下動だけ
が主に生ずるもので、積載、作業、係留にあって、より
好ましいものであるが、左右への動きは阻止されるもの
の、浮体に与えられる力を緩衝してしまう能力はなく、
物理的な阻止力のみでこれに抗していた。このため、主
として左右方向への力に対して緩衝力を与えるため、ロ
ーラー受台と浮体構造物からのびる支持体間に、ゴム緩
衝材を介在させて杭をはさむ技術が提案されている(実
開平2−106998号公報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】かかる技術は、予めゴ
ム緩衝材にボルト等によって初期圧縮を与えて、杭に対
して隙間をもって囲みやすくしておき、杭とローラーと
を対向させて支持体に取付けた後にこの初期圧縮を解除
し、ローラーによって杭をはさみつけるものである。し
かしながら、予め初期圧縮を与えるのにボルト等でしめ
上げる作業を要し、このための工数がかかり、作業性も
よくない。更に、ゴム緩衝材に予圧縮が与えられること
により、ゴム緩衝材が応力緩和、クリープ等の影響によ
り緩衝性能が変化し、目標の緩衝能を発揮しないケース
がある。又、このゴム緩衝材の特性上、余り大きな初期
圧縮を与えることができないため、杭とローラーとの隙
間の大きさが余りない場合には、取付けができない場合
もあった。一方、組み立て後にボルト等を取り外し、初
期圧縮を解除することとなるが、浮体設置後にボルト等
を外すため、若干の波があっても浮体の動揺のため作業
ができないケースもある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明はかかる従来の問
題点を解消するためになされたものであって、その要旨
は、浮体構造物の側面周囲に、所定の間隔をもって支持
体を取り付け、この支持体にローラーを備えた受台を取
り付け、支持体に対して水中より立設された杭に前記ロ
ーラーを当接してなる浮体構造物の係留装置であって、
前記ローラーには緩衝性能を付与し、かつ、前記受台に
は杭に対して長孔のローラー軸孔を形成し、ローラーの
位置を調整可能とすると共に、受台の杭に対するローラ
ー軸の位置を調整する調整装置を備え、この調整装置に
よってローラーの表面が杭の表面に当接されて固定され
るようにしたことを特徴とする浮体構造物の係留装置で
ある。
【0005】そして、例示すれば、前記支持体とローラ
ーを備えた受台との間に緩衝材を取り付けるか、ローラ
ー自体に緩衝性能を付与した浮体構造物の係留装置にか
かるものである。又、前記調整装置が、受台とローラー
軸との間に打ち込まれる楔であるか、ローラー軸に貫通
したボルトの両側に螺合してあるナットである浮体構造
物の係留装置にかかるものである。
【0006】
【作用】本発明にあって、ローラー軸の位置を杭に対し
て動き得るようにしておき、支持体に全てが取り付けを
完了した後に、杭に対してローラー軸を動かし、調整装
置によってローラーを杭に当接させてその位置を調整し
固定するものであって、好ましくは、調整終了後に溶接
等をもってこれらを一体に固着するものである。本発明
はかかる構成を有するため、取付けの当初から杭に対し
ての策を配慮する必要はなくなり、作業がスムーズに進
むこととなる。
【0007】
【具体例】以下、図面に基いて本発明を更に詳しく説明
する。図1は浮桟橋の係留装置にかかる本発明の第1実
施例の平面図であり、図2はこの受台を中心とした拡大
側面図、図3はその拡大正面図、図4はその拡大平面図
である。図中、1は浮体構造物である浮桟橋であり、こ
の対辺にT字形の支持体2が取り付けられている。そし
て、この支持体2は、夫々のコーナーが水中より立設さ
れた杭3に対向している。そしてこのコーナー部に緩衝
材4、ローラー5を備えた受台6が取り付けられる。こ
の緩衝材4はゴム弾性体よりなっており、この両面に取
付け用プレート7、8がゴム加硫時の接着力によって一
体とされ、プレート7がボルト9締めされて支持体2の
側面に取り付けられている。
【0008】一方、プレート8は、受台6のフランジ1
0と共にボルト9締めされるものであり、この受台6に
はローラー5の軸受となる一対のフランジ11、12が
溶接されており、このフランジ11、12は杭3に対し
て長孔をなした軸孔13が形成されている。そして、ロ
ーラー5の中心を通る軸14がこの軸孔13に挿入さ
れ、ローラー5の表面が杭3の表面に当接されて固定さ
れる。この際、前記したフランジ11、12には楔受1
5が備えられ、これにローラー5の軸14の位置調整装
置である楔16が打ち込まれ、この楔16の傾斜面17
によってローラー5の軸14の位置が調整されることと
なり、軸14の位置が決定するとこの状態で楔16が固
定される。この固定法は公知の手段でよいが、通常はこ
の状態で溶接されることとなる。このように、本発明の
構造にあっては、緩衝材を予め圧縮するというやっかい
な作業がなく、簡単に取付け作業が終了することとな
る。
【0009】尚、フランジ11、12に形成する長孔
(軸孔13)は必ずしも杭3に対して直角方向に形成さ
れていなくてもよく、場合によっては図5に示すように
傾斜する溝18であってもよい。図中35は楔受であっ
て、この例では受台6のフランジ10にL型の空間を形
成して溶接されており、楔36はその先端がL型となっ
ていて、ここに挿入することによってローラー5軸受の
位置を調整するものである。
【0010】図6は本発明の第2実施例の受台を中心と
した拡大側面図であり、図7はこの拡大平面図である。
この図例にあって、ゴム緩衝材24は前例と同じく平面
に取付け用プレート27、28が加硫接着されており、
プレート27は浮体側の支持体22へボルト29をもっ
て取り付けられている。一方、プレート28は受台26
のフランジ30とボルト29によって同様に共締めさ
れ、この受台26にはローラー25の軸受となる一対の
フランジ31、32が溶接されていて、これには杭3に
対して長孔をなす軸孔33が形成されている。
【0011】この例にあっては、杭3に向って前記した
軸孔33の前後にフランジ31、32よりリブ41、4
2を形成し、このリブ41、42には夫々同芯上にボル
ト孔を穿設する。一方、ローラー25の軸34にはボル
ト43が貫通しており、これがナット44、45を軸3
4の両側に螺合した状態で、前記リブ41、42のボル
ト孔に挿入され、リブ41、42にボルト43が固定さ
れる。そして、杭3に対してはローラー25の軸34に
貫通したボルト43の両側に螺合してあるナット44、
45を右又は左に回転することによって、長孔(軸孔3
3)の範囲内で軸34の位置を調整する調整装置となる
のである。図中、46はリブ41を支えるための第2リ
ブである。ここにおいても、一般には軸34の位置を調
整した状態で溶接等によって一体化されるのが望まし
い。
【0012】尚、本発明の変形例としては、ローラー自
体に緩衝性能を付与させれば、支持体と受台との間の緩
衝材は省略することも可能であり、この場合、ローラー
自体をゴム又はゴム弾性材料及びこれらに繊維を配合し
て補強したものとするのがよく、更には、ローラー自体
を2重構造とし、表面を耐摩耗性の例えばナイロン樹脂
ローラーとし、内部を前記したゴム又はウレタン樹脂等
のゴム弾性材料で構成したものであってもよい。
【0013】
【効果】本発明は受台にローラー軸の位置調整機能を付
与したため、各杭に対し均一な作用荷重を発生させるよ
うに調整でき、安全かつ安定した浮体構造を係留するこ
とができることとなったのであり、従来のごとく、緩衝
材に無理に初期変形を与える必要がなく、又、緩衝材の
特性を変化させることが全くなく、一方では作業性、安
全性が良く設置コストを低減することも可能となったの
である。又、ローラーの位置調整ストロークも大きく、
杭との隙間を完全になくすこともできるので、浮体の無
駄な動きも阻止できることともなる等大きな特徴点を有
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の第1実施例の係留装置の平面図
である。
【図2】図2は図1の受台を中心とした拡大側面図であ
る。
【図3】図3は図2の正面図である。
【図4】図4は図2の平面図である。
【図5】図5は別例を示す受台を中心とした拡大側面図
である。
【図6】図6は本発明の第2実施例の係留装置の受台を
中心とした拡大側面図である。
【図7】図7は図6の平面図である。
【符号の説明】
1‥‥浮体構造物 2、22‥‥支持体 3‥‥杭 4、24‥‥緩衝材 5、25‥‥ローラー 6、26‥‥受台 7、8、27、28‥‥取付け用プレート 9、29‥‥ボルト 10、30‥‥受台のフランジ 11、12、31、32‥‥軸受フランジ 13、33‥‥軸孔 14、34‥‥ローラー軸 15、35‥‥楔受 16、36‥‥位置調整用楔 17‥‥楔の傾斜面 18‥‥傾斜溝 41、42‥‥リブ 43‥‥ボルト 44、45‥‥ナット 46‥‥第2リブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭64−14408(JP,A) 特開 平2−106490(JP,A) 実開 平2−116513(JP,U) 実開 平2−106998(JP,U)

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 浮体構造物(1)の側面周囲に、所定の
    間隔をもって支持体(2、22)を取り付け、この支持
    体(2、22)にローラー(5、25)を備えた受台
    (6、26)を取り付け、支持体(2、22)に対して
    水中より立設された杭(3)に前記ローラー(5、2
    5)を当接してなる浮体構造物の係留装置であって、前
    記ローラー(5、25)には緩衝性能を付与し、かつ、
    前記受台(6、26)には杭(3)に対して長孔のロー
    ラー軸孔(13、33)を形成し、ローラー(5、2
    5)の位置を調整可能とすると共に、受台(6、26)
    の杭(3)に対するローラー軸(14、34)の位置を
    調整する調整装置を備え、この調整装置によってローラ
    ー(5、25)の表面が杭(3)の表面に当接されて固
    定されるようにしたことを特徴とする浮体構造物の係留
    装置。
  2. 【請求項2】 前記支持体(2、22)とローラー
    (5、25)を備えた受台(6、26)との間に緩衝材
    (4、24)を取り付けることにより、ローラー(5、
    25)に緩衝性能が付与されている請求項第1項記載の
    浮体構造物の係留装置。
  3. 【請求項3】 前記ローラー(5、25)自体に緩衝性
    能が付与されている請求項第1項記載の浮体構造物の係
    留装置。
  4. 【請求項4】 前記調整装置が、受台(6)とローラー
    軸(14)との間に打ち込まれる楔(16、36)であ
    る請求項第1項乃至第3項のいずれか1項に記載の浮体
    構造物の係留装置。
  5. 【請求項5】 前記調整装置が、ローラー軸(34)に
    貫通したボルト(43)の両側に螺合してあるナット
    (44、45)である請求項第1項乃至第3項のいずれ
    か1項に記載の浮体構造物の係留装置。
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JP4868898B2 (ja) * 2006-03-15 2012-02-01 株式会社三洋コンサルタント 係留装置
JP2011074739A (ja) * 2009-10-02 2011-04-14 Zeniya Kaiyo Service Kk 与圧調整型ローラ及びそれを取り付けた桟橋、係船施設などの浮揚物
CN105862566A (zh) * 2016-05-26 2016-08-17 陈桂霞 一种锁定浮桥用抱桩器
CN105970796A (zh) * 2016-05-26 2016-09-28 陈桂霞 一种基于紧固桥体用抱桩器
CN105803920A (zh) * 2016-05-26 2016-07-27 陈桂霞 一种浮桥定位用抱桩器
CN106049252A (zh) * 2016-05-26 2016-10-26 陈桂霞 一种定位抱桩器
CN105862567A (zh) * 2016-05-26 2016-08-17 陈桂霞 一种抱桩器

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