JP3354573B2 - 浮き天盤のシールの取り付け機構 - Google Patents

浮き天盤のシールの取り付け機構

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JP3354573B2 JP52099396A JP52099396A JP3354573B2 JP 3354573 B2 JP3354573 B2 JP 3354573B2 JP 52099396 A JP52099396 A JP 52099396A JP 52099396 A JP52099396 A JP 52099396A JP 3354573 B2 JP3354573 B2 JP 3354573B2
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ガラファー，テリー，エー．
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    • B65D88/00—Large containers
    • B65D88/34—Large containers having floating covers, e.g. floating roofs or blankets
    • B65D88/42—Large containers having floating covers, e.g. floating roofs or blankets with sealing means between cover rim and receptacle
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Description

【発明の詳細な説明】 発明の技術分野 この発明は、一般的に液体貯蔵用タンクの浮き天盤の
周縁部分をシールする機構に関する。より詳しくは、第
一シールに影響を及ぼすことなく第二シールを除去乃至
交換することが可能な、浮き天盤リム部への第一シール
および第二シール取り付け機構に関する。
背景技術 石油製品や炭化水素からなる液体は、通常、かかる液
体等への不純物の混入と前記液体等からの気化ガスの大
気への散逸とを防ぐべく前記液体等に浮かされた天盤に
よってシールされている大きな円筒型タンクに蓄えられ
ている。様々なシールの配置がこの技術において知ら
れ、また示されており、例えば、米国特許第4811859、4
353477、5036995がある。
このようなシールの機構の多くは、例えば、米国特許
第4811859に開示されているように、浮き天盤から上方
に延びるリム部に取り付けられる連なっている第一シー
ルと第二シールとを備えている。第一シールと第二シー
ルはともに円筒型貯蔵タンクの内壁表面に接触してお
り、タンクへの不純物の混入とタンクからの気化ガスの
放出を防いでいる。第一シールと第二シールは、一般的
に、浮き天盤の最上部から上方に延びるリム部に取り付
けられている。第一シールの有効性を阻害することな
く、第二シールを除去または交換することは難しく、そ
の結果、タンクから有害な気化ガスの散逸を招くおそれ
がある。それ故、第一シールの連結に影響を及ぼすこと
なく第二シールの除去または交換が可能であり、組立作
業または設置作業に伴う付加的な部材や費用を必要とす
ることもない、浮き天盤に第一シールと第二シールとを
取り付ける簡単な機構が必要とされている。
発明の要約 本発明に係る、液体貯蔵タンクにおける浮き天盤とタ
ンク壁との間隙をシールするための装置は、 タンク壁との間をシールしうるように配置される第一
端部と浮き天盤から上方に延びるリムに連結しうる第二
端部とを有する第一シールと、 タンク壁とシール接触する第一端部と前記リムに連結
されうる第二端部とを有する第二シールと、 前記両シールをリムに連結するために、前記リム、第
一シールおよび第二シールそれぞれの開口に挿通されう
るボルトと、 第一シールの連結を維持しつつリムから前記第二シー
ルを除去するための手段であって、前記第一シールをリ
ム部に固定するために前記ボルトに連結されうる保持具
と前記第二シールをリム部に固定するために該ボルトに
連結されうるナットとを含む手段と を含んでいる。
また、この発明によると、リム部は浮き天盤の最上面
から垂直または水平に延在することができる。さらに、
圧縮可能な発泡テープのようなガスケットをリム部に隣
接して取り付けることができる。また、第一シールとリ
ム部との間のシール接触を維持するために、ボルトの頭
部と第一シールとの間に第一ウォッシャーを挟むことが
でき、また、第二シールとリム部との間のシール接触を
維持するためにナットと第二シールとの間に第二ウォッ
シャーを挟むことができる。
この発明の他の形態によると、浮き天盤と液体貯蔵タ
ンクのタンク壁との間隙をシールするために第一シール
と第二シールとを前記浮き天盤に取り付ける方法は、 第一シールの開口と天盤から上方に延びるリム部の開
口との位置を合わせる工程と、 ボルトを第一シールを通してリム部の開口に挿通する
工程と、 第一シールをリム部に固定するためにボルトに保持具
を連結させる工程と、 第二シールの開口をボルトに位置合わせする工程と、 第二シールが除去されている時にも第一シールの連結
を維持しつつ、第二シールを除去可能にリム部に固定す
るためにナットをボルトに連結する工程と を含んでいる。
図面の簡単な説明 図１は、第一および第二シールによりシールされる浮
き天盤のリム空間を有する液体貯蔵タンクの断面図であ
る。
図２は、本発明にかかる垂直なシールの取り付け機構
の断面図である。
図３は、図２に示される垂直なシールの取り付け機構
の分解拡大図である。
図４は、本発明の取り付け機構に用いられるボルトに
連結された押さえナット式保持具の斜視図である。
図5Aおよび図5Bは、本発明にかかる取り付け機構に含
まれる第二シールの開口についての実施例である。
図６は、本発明にかかる水平なシール取り付け機構の
例の分解拡大図である。
図面の詳細な説明 図１および図２によると、円筒状の液体貯蔵タンク10
は、タンク10に貯蔵された液体14に浮いている天盤12に
覆われている。外方のリム部16は、浮き天盤12の最上面
17の上方に垂直に延びている。第一の連なっているシー
ル18は、浮き天盤12とタンク壁の内面20に密接している
機械的接触部22との間の空間19をシールしており、液体
14より生ずる有害な気化ガスが大気中へ漏れることを防
いでいる。さらに、第一シール18は、雨や雪や埃等がタ
ンク10に混入し、溶け込むことを防いでいる。
一実施例において、第一シール18の第一端部21は、タ
ンク壁の内面20に接している機械的接触部22に連結して
いる。機械的接触部の多くの部位は、天盤12の周囲を取
り囲むように組み立てられている。機械的接触部22は、
ボルトによるか溶接によるかによって浮き天盤12の側壁
24に固定されているパンタグラフ式吊り器23により支持
されており、このパンタグラフ式吊り器23は、例えば、
コイルバネ25により機械的接触部22をタンク壁20に押し
つけている。機械的接触部22は、液体14から気化した蒸
気の大半を、気化ガスを通さない柔軟な材料からなる第
一シール18の下方の空間19に留めることができるよう
に、タンク10中における液体14の液位の下方にまで及ん
でいる。第一シール18の第二端部28は、浮き天盤12から
延びるリム部16に連結されている。
第二シール30は、さらに、液体14からの気化ガスの散
逸と液体14の汚染を防ぐように、タンク壁20と天盤12の
間の空間19をシールしている。第二シール30の第一端部
30の第一端部32はタンク壁の内面20に摺接しており、第
二シール30の第二端部34は天盤12の上方に延びるリム部
16に連結されている。静電気や雷に対して電気を導くた
めの電気的な導通路を天盤12からタンク壁20に至って形
成するべく、タンク壁20に対して弾力的に接する短絡部
35を第二シール30の上方に付加的に設けることができ、
これにより、短絡部35に沿った電気の通路を形成し、シ
ール18、30の下方に蓄えられている潜在的に発火しやす
い気化ガスを、前記電気の通路から遠ざけることができ
る。
第一シール18と第二シール30の双方に対する複雑で重
複した付属機器の使用を避けるため、本発明は、各シー
ルそれぞれに異なるボルトと開口を用意することなく、
両シール18、30をリム部16に連結させるための同じボル
ト36を用いることによって、シール18、30をリム部16に
取り付けるための、簡単、迅速且つ低廉な機構を提供す
る。さらに、本発明にかかる取り付け機構は、作業や部
材をより少なくできる垂直なリム部を設けることによ
り、天盤12に対する水平なリムアングルの必要性を排除
する。
図３は、図２に示されたシールの取り付けに関する細
部の拡大図である。開口38により位置決めされる柔軟な
第一シール18は、リム部16の第一側面40に近接して連結
され、そして、外方に向かうように機械的な接触部（図
示されない）にだらりと掛けられている。開口39により
位置決めされる第二シール30は、上方に、そして、タン
ク壁に向かって外方に延びた弾力性のある湾曲板であ
る。第一シールの開口38は、一つのボルト36が全ての開
口にはまるように、第二シールの開口39およびリム部16
の開口41の双方に位置合わせがなされている。ボルト36
は、頭部42とネジ部37とを有し、その頭部42がリム部16
の外側で第一シール18に近接し、ネジ部37が開口部を通
して延びて天盤12の最上面17から眺め得るように、内側
に向けられている。
第一シール18は、保持具43をリム部16の第二側面46側
からボルト36のネジ部37に螺着することによって、リム
部16に固定される。そして、第二のシール30はナット48
によりリム部16に固定される。
図４は、ボルト36に対する保持具43の連結を示してい
る。保持具43は、ワッシャー式の押さえナット、例え
ば、Tinnerman Pushnut（登録商標名）が適しており、
薄い鋼からなるものであって、ボルト36を通すことがで
きる最適径からなる中心孔44を有している。孔44は、保
持具43が連結されている状態で、ボルト36のネジ部37に
係合する多くの歯45に取り囲まれている。このようにし
て、保持具43は、第一シール18をリム部16に安定して固
定するようにボルト36に固着される。
図３に戻って、圧縮可能で裏が粘着性の発泡テープか
らなるガスケット52（例えば、ミシガン州のアウバーン
ヒルズのフォーメード工業により製造されるVolara（登
録商標）テープをあげることができる）がリム部16の側
面40、46に付けられる。または、ガスケット52を、リム
部16の側面に沿わせてリム部16の上部を跨ぐように延ば
して逆Ｕ字（図示していない）を形成するようにしても
よい。保持具43がボルト36にしっかりと締め付けられて
いる状態において、発泡性のガスケットテープ52は、保
持具43を包み且つ保持具によって部分的に圧縮されるこ
とにより、すき間のないシールを形成することができる
とともに、気化ガスが開口を通ったりリム部の端部に沿
って散逸することを防ぐことができる。
リム部16の周回に沿って水平に延在するように円形状
部材からなるワッシャー54を、リム部16とシール18との
間のシール接触を維持するように、ボルトの頭部42と第
一シール18との間に挟むことができる。同じように、第
二ワッシャー56は、リム部16と第二シール30との間のシ
ールの接触を維持するように、ナット48と第二シール30
との間に挟むことができる。
この取り付け機構によると、第一シール18とタンク壁
20との間のシール機構に影響することなく、第二シール
30を容易に設置、除去および修理をすることができる。
第二シール30の開口39は、（図5Aに示すような）孔であ
ってもよく、（図5Bに示すような）切り欠きであっても
よく、または、ボルト36を通すのに十分なその他の形状
であってもよい。第二シール30は、図5Aに示される実施
例であればナット48を外して第二シール30の第二端部34
からボルト36を引き抜くか、または、図5Bに示される実
施例であればナット48を緩めて第二シール30の第二端部
34を上方に滑らせてボルト36から外すことにより、リム
部16との連結を外すことができる。いずれの構成であっ
ても、第一シール18は、保持具43によりリム部16に固定
されたままになっており、機械的な接触部22への接触が
維持される。この方法による第一シールの連結の維持
は、最初のシール設置作業にさらに部品や労力を追加せ
ねばならない分割ボルト機構を用いることなく、第二シ
ール30の設置や修理の最中における危険な気化ガスの大
気への散逸やタンク10内の液体14の汚損を防ぐことがで
きる。
さらに、本発明にかかる取り付け機構は、浮き天盤12
から延在する垂直なリム部16のみを必要とする。この垂
直な取り付けは、水平なリムアングルを用いる場合に必
要になる作業や追加すべき部材を省くことができるとい
う利点がある。
しかし、図６に示されるように、本発明にかかる取り
付け機構は、水平なリム部が存在する場合にも適用する
ことができる。水平に取り付ける構成においては、リム
部16は、天盤12の最上面17から上方に延び、水平フラン
ジ58を有するリムアングル57に溶接または他の方法によ
り固定されている。ボルトの頭部42は水平フランジ58の
底面60に近接しており、ボルト36は、ナット48と保持具
43を容易に接続できるように水平フランジ58の上面62を
通って上方に延びている。
第一シール18は、水平フランジ58の上面62に近接した
位置でボルト36に連結され、保持具43により固定されて
いる。第二シール30は、保持具43の上でボルト36に連結
されており、ナット48を用いて固定されている。このよ
うにして、第一シール18が保持具43によりリム部16に固
定されたままで、第二シール30が設置され、または除去
されることができる。
図６の水平取り付け機構は、第一シール18と水平フラ
ンジ58との間のガスケット52を含んでいる。ワッシャー
54は、リム部16に対するシール18のシール連結を強める
ために、保持具43と第一シール18との間に挟まれること
ができる。同じように、ワッシャー56はナット48と第二
シール30との間に挟まれることができる。さらに、ボル
トの頭部42が水平フランジ58の底面60に位置する図６に
示される取り付け構成は、ナット48および保持具43への
アクセスを容易にすることができる。しかしながら、こ
の構成は、ボルトの頭部42が水平フランジ58の上面62に
近接するように、逆転させることもできる。
この発明の改良や選択的な具体化は、前記の記載の観
点から、か当業者にとって明白である。従って、本明細
書の記載は、説明上の必要に基づくのみのものと解釈さ
れるべきであり、本発明を実施する最良の形態を、当業
者に開示する目的のものと解釈すべきである。構成の細
部は本発明の基本概念から遊離しない範囲で変更するこ
とができるのであり、請求項の範囲に含まれる全ての改
良物の独占的使用が確保される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ガラファー，テリー，エー. アメリカ合衆国 60187 イリノイ ウ ィートン シャーウッド プレイス 2046 (56)参考文献 特開 昭53−141921（ＪＰ，Ａ) 特開 昭54−54315（ＪＰ，Ａ) 特公 昭37−7785（ＪＰ，Ｂ１) 特表 平３−504229（ＪＰ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) B65D 88/46

Claims (46)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】液体貯蔵タンクにおける、その上方に延び
    るリム部および該リム部を貫通する開口部を有する浮き
    天盤とタンク壁との間隙をシールする装置であって、 タンク壁との間をシールしうるように配置される第一端
    部と、浮き天盤から上方に延びるリム部に連結しうる第
    二端部と、第二端部に備わりリム部の開口に位置を合わ
    せ得る開口とを有する第一シールと、 タンク壁とシール接触する第一端部と、前記リム部に連
    結されうる第二端部と、第二端部に備わりリム部と第一
    シールの開口に位置を合わせ得る開口とを有する第二シ
    ールと、 リム部と第一シールと第二シールとの開口部を通るよう
    に挿通されうるボルトと、 圧縮可能な発泡性のテープを有し、リム部と第一シール
    との間に挟まれる第一ガスケットと、 第一シールをリム部に留めておくために用いられボルト
    に連結しうる保持具と、第二シールをリム部に留めてお
    くために用いられボルトに連結しうるナットとを含む、
    第一シールのリム部への連結を維持しつつ第二シールを
    除去する手段と を備えてなる装置。
  2. 【請求項２】第二シールの第二端部が保持具とナットと
    の間に挟まれてなる請求項１記載の装置。
  3. 【請求項３】保持具とナットと第二シールとがリム部の
    第一側面の側でボルトに連結され、第一シールがリム部
    の第二側面の側でボルトに連結されてなる請求項１記載
    の装置。
  4. 【請求項４】リム部が浮き天盤の最上面から垂直に延び
    てなる請求項１記載の装置。
  5. 【請求項５】リム部が、垂直部分と開口を有する水平部
    分とからなるアングルを備える請求項１記載の装置。
  6. 【請求項６】ボルトを通す穴を有するワッシャーと、第
    一シールとリム部との間のシール接触を維持する手段と
    が付加されてなる請求項１記載の装置。
  7. 【請求項７】ボルトを通す穴を有するワッシャーと、第
    一シールとリム部との間のシール接触を維持する手段と
    が付加されてなり、前記ワッシャーがボルトの頭部と第
    一シールとの間に挟まれてなる請求項１記載の装置。
  8. 【請求項８】ボルトを通す孔と、第一シールとリム部と
    の間のシール接触を維持する手段とを有する第一ワッシ
    ャーと、 ボルトを通す孔と、第二シールとリム部との間のシール
    接触を維持する手段とを有する第二ワッシャーとが付加
    されてなる請求項１記載の装置。
  9. 【請求項９】液体貯蔵タンクにおける、その上方に延び
    るリム部および該リム部を貫通する開口部を有する浮き
    天盤とタンク壁との間隙をシールする装置であって、 タンク壁との間をシールしうるように配置される第一端
    部と、浮き天盤から上方に延びるリム部に連結しうる第
    二端部と、第二端部に備わりリム部の開口に位置を合わ
    せ得る開口とを有する第一シールと、 タンク壁とシール接触する第一端部と、前記リム部に連
    結されうる第二端部と、第二端部に備わりリム部と第一
    シールの開口に位置を合わせ得る開口とを有する第二シ
    ールと、 リム部と第一シールと第二シールとの開口部を通るよう
    に挿通されうるボルトと、 第一シールをリム部に留めておくために用いられボルト
    に連結しうる保持具と、第二シールをリム部に留めてお
    くために用いられボルトに連結しうるナットとを含む、
    第一シールのリム部への連結を維持しつつ第二シールを
    除去する手段と、 ボルトを通す孔と、第一シールとリム部との間のシール
    接触を維持する手段とを有する第一ワッシャーと、 ボルトを通す孔と、第二シールとリム部との間のシール
    接触を維持する手段とを有する第二ワッシャーと を備えてなり、 第一ワッシャーがボルトの頭部と第一シールとの間に挟
    まれ、第二ワッシャーがナットと第二シールとの間に挟
    まれてなる装置。
  10. 【請求項１０】液体貯蔵タンクにおける、その上方に延
    びるリム部および該リム部を貫通する開口部を有する浮
    き天盤とタンク壁との間隙をシールする装置であって、 タンク壁との間をシールしうるように配置される第一端
    部と、浮き天盤から上方に延びるリム部に連結しうる第
    二端部と、第二端部に備わりリム部の開口に位置を合わ
    せ得る開口とを有する第一シールと、 タンク壁とシール接触する第一端部と、前記リム部に連
    結されうる第二端部と、第二端部に備わりリム部と第一
    シールの開口に位置を合わせ得る開口とを有する第二シ
    ールと、 リム部と第一シールと第二シールとの開口部を通るよう
    に挿通されうるボルトと、 第一シールをリム部に留めておくために用いられボルト
    に連結しうる保持具と、第二シールをリム部に留めてお
    くために用いられボルトに連結しうるナットとを含む、
    第一シールのリム部への連結を維持しつつ第二シールを
    除去する手段と、 リム部と第一シールとの間に挟まれる第一ガスケット
    と、リム部と保持具との間に挟まれる第二ガスケットと を備えてなる装置。
  11. 【請求項１１】前記第一および第二ガスケットが圧縮可
    能な発泡性のテープを有してなる請求項10記載の装置。
  12. 【請求項１２】液体貯蔵タンクにおける、その上方に延
    びるリム部および該リム部を貫通する開口部を有する浮
    き天盤とタンク壁との間隙をシールする装置であって、 タンク壁との間をシールしうるように配置される第一端
    部と、浮き天盤から上方に延びるリム部に連結しうる第
    二端部と、第二端部に備わりリム部の開口に位置を合わ
    せ得る開口とを有する第一シールと、 タンク壁とシール接触する第一端部と、前記リム部に連
    結されうる第二端部と、第二端部に備わりリム部と第一
    シールの開口に位置を合わせ得る開口とを有する第二シ
    ールと、 リム部と第一シールと第二シールとの開口部を通るよう
    に挿通されうるボルトと、 第一シールをリム部に留めておくために用いられボルト
    に連結しうる保持具と、第二シールをリム部に留めてお
    くために用いられボルトに連結しうるナットとを含む、
    第一シールのリム部への連結を維持しつつ第二シールを
    除去する手段と、 リム部を覆い包み、リム部と第一シールとの間およびリ
    ム部と保持具との間に挟まれるガスケットと を備えてなる装置。
  13. 【請求項１３】前記ガスケットが圧縮可能な発泡性のテ
    ープを有してなる請求項12記載の装置。
  14. 【請求項１４】保持具が押さえ式ナットを有してなる請
    求項１記載の装置。
  15. 【請求項１５】リム部が水平フランジを有するリムアン
    グルを有してなる請求項１記載の装置。
  16. 【請求項１６】液体貯蔵タンクにおける、上方に延びる
    リム部および該リム部に穿孔された開口を含む浮き天盤
    とタンク壁との間隙をシールするために第一シールと第
    二シールとを浮き天盤に取り付ける方法であって、 ａ）第一シールの開口をリム部の開口に位置合わせする
    工程、 ｂ）第一シールとリム部の開口を通るようにボルトを挿
    入する工程、 ｃ）第一シールをリム部に留めるために保持具をボルト
    に結合させる工程、 ｄ）第二シールの開口をボルトに位置合わせする工程、 ｅ）第二シールの開口を通るようにボルトを挿入させる
    工程、および ｆ）第二シールをリム部に留めるためにナットをボルト
    に結合させる工程、 ｇ）第一シールとリム部との界面を圧縮性のガスケット
    材によりシールする工程 を含んでなる方法。
  17. 【請求項１７】ナットをボルトから緩めることにより、
    リム部から第二シールを取り外す工程が付加されてなる
    請求項16記載の方法。
  18. 【請求項１８】液体貯蔵タンクにおける、上方に延びる
    リム部および該リム部に穿孔された開口を含む浮き天盤
    とタンク壁との間隙をシールするために第一シールと第
    二シールとを浮き天盤に取り付ける方法であって、 ａ）第一シールの開口をリム部の開口に位置合わせする
    工程、 ｂ）第一シールとリム部の開口を通るようにボルトを挿
    入する工程、 ｃ）第一シールをリム部に留めるために保持具をボルト
    に結合させる工程、 ｄ）第二シールの開口をボルトに位置合わせする工程、 ｅ）第二シールの開口を通るようにボルトを挿入させる
    工程、および ｆ）第二シールをリム部に留めるためにナットをボルト
    に結合させる工程 ｇ）保持具とリム部との界面を圧縮性のガスケット材に
    よりシールする工程 を含んでなる方法。
  19. 【請求項１９】第一シールとリム部との開口にボルトを
    挿入する前に、ワッシャーの穴にボルトを挿入する工程
    が付加されてなる請求項16記載の方法。
  20. 【請求項２０】ナットをボルトに連結する前に、ワッシ
    ャーの孔にボルトを挿入する工程が付加されてなる請求
    項16記載の方法。
  21. 【請求項２１】第二シールの第二端部が保持具とナット
    との間に挟まれてなる請求項９記載の装置。
  22. 【請求項２２】保持具とナットと第二シールとがリム部
    の第一側面の側でボルトに連結され、第一シールがリム
    部の第二側面の側でボルトに連結されてなる請求項９記
    載の装置。
  23. 【請求項２３】リム部が浮き天盤の最上面から垂直に延
    びてなる請求項９記載の装置。
  24. 【請求項２４】リム部が、垂直部分と開口を有する水平
    部分とからなるアングルを備える請求項９記載の装置。
  25. 【請求項２５】リム部と第一シールとの間に挟まれる第
    一ガスケットが付加されてなる請求項９記載の装置。
  26. 【請求項２６】リム部と第一シールとの間に挟まれる第
    一ガスケットが付加されてなり、該ガスケットが圧縮可
    能な発泡性のテープを有してなる請求項９記載の装置。
  27. 【請求項２７】保持具が押さえ式ナットを有してなる請
    求項９記載の装置。
  28. 【請求項２８】リム部が水平フランジを有するリムアン
    グルを有してなる請求項９記載の装置。
  29. 【請求項２９】第二シールの第二端部が保持具とナット
    との間に挟まれてなる請求項10記載の装置。
  30. 【請求項３０】保持具とナットと第二シールとがリム部
    の第一側面の側でボルトに連結され、第一シールがリム
    部の第二側面の側でボルトに連結されてなる請求項10記
    載の装置。
  31. 【請求項３１】リム部が浮き天盤の最上面から垂直に延
    びてなる請求項10記載の装置。
  32. 【請求項３２】リム部が、垂直部分と開口を有する水平
    部分とからなるアングルを備える請求項10記載の装置。
  33. 【請求項３３】ボルトを通す穴を有するワッシャーと、
    第一シールとリム部との間のシール接触を維持する手段
    とが付加されてなる請求項10記載の装置。
  34. 【請求項３４】ボルトを通す穴を有するワッシャーと、
    第一シールとリム部との間のシール接触を維持する手段
    とが付加されてなり、前記ワッシャーがボルトの頭部と
    第一シールとの間に挟まれてなる請求項10記載の装置。
  35. 【請求項３５】ボルトを通す孔と、第一シールとリム部
    との間のシール接触を維持する手段とを有する第一ワッ
    シャーと、 ボルトを通す孔と、第二シールとリム部との間のシール
    接触を維持する手段とを有する第二ワッシャーとが付加
    されてなる請求項10記載の装置。
  36. 【請求項３６】保持具が押さえ式ナットを有してなる請
    求項10記載の装置。
  37. 【請求項３７】リム部が水平フランジを有するリムアン
    グルを有してなる請求項10記載の装置。
  38. 【請求項３８】第二シールの第二端部が保持具とナット
    との間に挟まれてなる請求項12記載の装置。
  39. 【請求項３９】保持具とナットと第二シールとがリム部
    の第一側面の側でボルトに連結され、第一シールがリム
    部の第二側面の側でボルトに連結されてなる請求項12記
    載の装置。
  40. 【請求項４０】リム部が浮き天盤の最上面から垂直に延
    びてなる請求項12記載の装置。
  41. 【請求項４１】リム部が、垂直部分と開口を有する水平
    部分とからなるアングルを備える請求項12記載の装置。
  42. 【請求項４２】保持具が押さえ式ナットを有してなる請
    求項12記載の装置。
  43. 【請求項４３】リム部が水平フランジを有するリムアン
    グルを有してなる請求項12記載の装置。
  44. 【請求項４４】ナットをボルトから緩めることにより、
    リム部から第二シールを取り外す工程が付加されてなる
    請求項18記載の方法。
  45. 【請求項４５】第一シールとリム部との開口にボルトを
    挿入する前に、ワッシャーの穴にボルトを挿入する工程
    が付加されてなる請求項18記載の方法。
  46. 【請求項４６】ナットをボルトに連結する前に、ワッシ
    ャーの孔にボルトを挿入する工程が付加されてなる請求
    項18記載の方法。
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