JP3353116B2 - 人力走行車およびその車輪駆動機構 - Google Patents

人力走行車およびその車輪駆動機構

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は人力走行車およびその車
輪駆動機構に関する。
【0002】
【従来の技術】人力走行車としては所謂自転車が知られ
ており、その駆動機構は、後輪スプロケットをチェーン
によって駆動スプロケットに連結し、この駆動スプロケ
ットに連結されたペダルクランクを足踏みで回転させる
ことによって駆動するようにしたものが一般的である。
また、この種の回転クランク式の駆動機構ではエネルギ
ロスが大きく、また、身体等の条件がペダルクランクの
完全回転に適合しない場合には利用が困難であるという
ことから、回転運動ではなくペダルの往復運動によって
車輪を駆動できるようにしたものも提案されている。
【0003】例えば、特公平2−46436号公報に記
載されたものでは、ペダルによって互い違いに上下揺動
する一対のレバーの動きを、各レバーと一体揺動するア
ームを介しチェーン伝動によってワンウエイクラッチ介
在の車輪軸に伝達することにより、ペダルの交互上下揺
動運動を車輪の回転に変換するようにしている。
【0004】また、特開昭51−31438号公報に記
載されたものでは、フレームの左右に各上下一対のペダ
ルスップロケットを設け、後車輪にそれぞれワンウエイ
クラッチを介在させた左右一対の後輪スプロケットを設
けて、左右のチェーンを各側の上下ペダルスップロケッ
トと後輪スプロケットに掛け回し、左右の各上下ペダル
スップロケット間で左右のチェーンにそれぞれペダルを
取り付けて、これら左右のペダルを上方のプーリ装置を
介してケーブルで相互に連結することにより、ペダルの
交互上下運動により後輪を駆動できるようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ペダルの往復運動をチ
ェーン等の伝達手段とワンウエイクラッチを介して車輪
の前進回転に変換する車輪駆動機構によれば、完全回転
式のペダルクランクによる駆動機構の場合に問題となる
ようなエネルギロスの低減が可能であり、また、人の自
然な歩行運動に類似した足の動きで、しかも、乗手の身
体的条件に合った任意のストロークで操作できる。その
ため、このような往復ペダル式の機構を旨く利用できれ
ば、例えば、各種イベント会場等において遊歩感覚で使
用できるような手軽な人力走行車の提供も可能である。
しかし、従来のこの種往復ペダル式の機構、例えば上記
特公平2−46436号公報のものでは、ペダルに対し
一定の角度をもってアームが大きく揺動する機構である
ため大きなスペースが必要で、また、揺動するアームが
ペダル踏み込みの邪魔になり、上記特開昭51−314
38号公報のものでは、フレームの両側でそれぞれチェ
ーンを三角に掛け回す構造であって、やはり大きなスペ
ースをとり、また、チェーンがペダル操作の邪魔になる
など、実用化するには問題がある。また、これら従来の
機構は、所謂自転車の駆動機構として考えられ、サドル
に腰掛けた姿勢で操作することを前提としたものであっ
て、イベント会場等において乗ったり降りたりしながら
遊歩感覚で手軽に使用できるような車を提供しようとし
た場合には不向きである。すなわち、この種の遊歩用の
車の場合、乗り降りに手間がかからず、通常の立ち姿勢
に近い姿勢で操作できる構造が望ましいが、フレーム中
央に大きなスペースが必要でペダル踏み込みの邪魔にも
なるような上記従来の機構では、そのような手軽に乗り
降りでき立ち姿勢で操作できるような人力走行車を得る
ことは難しい。また、従来の自転車をはじめとした人力
走行車は一般に後輪駆動であるが、後輪駆動では操舵軸
を直進方向に対し90゜回転させると前輪が回転できな
くなるし、また、駆動輪である後輪のブレーキと操舵軸
上のハンドルに取り付けたブレーキレバーとをブレーキ
ワイヤでつなぐという構造上の制約もあるため、方向転
回は90゜より小さい角度でしか行えず、後進や後進に
近い角度での方向転回は不可能である。
【0006】本発明は上記問題点に鑑みてなされたもの
であって、手軽で用途が広く、かつ360゜方向転回可
能な人力走行車を得ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る人力走行車
は、操舵軸に連動して方向転回する車輪を有する人力走
行車において、前記操舵軸の操舵角度と関係無く前記車
輪に対し駆動力を伝達可能な車輪駆動機構と、前記操舵
軸の操舵角度と関係無く前記車輪に対し制動力を伝達可
能な制動機構を備えたことを特徴とする。
【0008】また、本発明は、操舵軸に連動して方向転
回する車輪を有し、前記操舵軸の操舵角度と関係無く前
記車輪に対し人力で駆動力を伝達可能とした上記人力走
行車のための車輪駆動機構を提供するものであって、フ
レームに上下揺動可能に支持された左右一対の足踏式の
ペダルと、両ペダルのそれぞれの揺動端に回転可能に支
持され該ペダルの揺動に応じて上下に移動する移動側回
転体と、操舵軸に回転可能に支持された駆動伝達用回転
体と、両端が所定の支持部に連結され左右の前記移動側
回転体を経て駆動伝達用回転体に掛け回される索状伝達
体と、駆動伝達用回転体に連動して回転する駆動ギヤ
と、駆動ギヤと噛合して回転する第1および第2の従動
ギヤと、第1および第2の従動ギヤのそれぞれの正転回
転のみを車輪の駆動軸に伝達するワンウエイクラッチを
備えたことを特徴とする。
【0009】上記車輪駆動機構は、第1および第2の従
動ギヤがそれぞれのワンウエイクラッチを介して共通の
ギヤ軸に連結され、該ギヤ軸と駆動軸とがチェーンを介
して駆動連結されたものとすることができる。
【0010】また、車輪駆動機構は、第1および第2の
従動ギヤがそれぞれのワンウエイクラッチを含む別々の
ギヤ機構を介して駆動軸に連結されたものとすることも
できる。
【0011】上記車輪駆動機構おいて小さなペダルスト
ロークで所要の走行スピードを得るためには、移動側回
転体を左右のペダルの揺動端にそれぞれ少なくとも一つ
設けるとともに、フレームに前記揺動端に対応してそれ
ぞれ少なくとも一つの固定側回転体を回転可能に支持
し、索状伝達体をそれぞれの支持部と対応する移動側回
転体および固定側回転体との間で多重掛けにするとよ
い。
【0012】
【作用】本発明の人力走行車においては、操舵軸に連動
する車輪が駆動されるため、操舵軸を直進方向に対し9
0゜回転させた状態で旋回が可能である。しかも、その
方向転回させる車輪に対し操舵角度と関係なく駆動力お
よび制動力が伝達されるため、360゜方向転回が可能
で、後進や後進に角度での旋回が自在に行える。
【0013】そして、本発明による車輪駆動機構の構成
によれば、一方のペダルを踏むと、先端の移動側回転体
により索状伝達体を手繰りつつこのペダルが下方に揺動
し、索状伝達体が駆動伝達用回転体を巻き掛けて回転さ
せるとともに、他方のペダルをその移動側回転体を介し
て持ち上げる。そして、駆動伝達用回転体に連動して回
転する駆動ギヤによって第1および第2の従動ギヤが互
いに反対方向に回転され、そのうち正転方向の回転のみ
がワンウエイクラッチを介し、更にチェーンあるいはギ
ヤ機構を介して車輪の駆動軸に伝達され、車輪が正転駆
動される。また、他方のペダルを踏むと、このペダルが
同様に移動側回転体により索状伝達体を手繰りつつ下方
に揺動し、索状伝達体が駆動伝達用回転体を巻き掛けて
上記とは逆の方向に回転させ、反対側のペダルを持ち上
げる。そして、駆動ギヤによって第1および第2の従動
ギヤがそれぞれ上記とは逆の方向に回転され、そのうち
の正転回転のみが車輪の駆動軸に伝達され、車輪が正転
駆動される。左右のペダルは互い違いに踏むようにする
が、その踏み込み量は任意であってよい。
【0014】このような車輪駆動機構によれば、左右ペ
ダルの揺動端に支持した移動側回転体により索状伝達体
を手繰ることによって左右ペダルを逆方向に揺動させ、
その揺動を駆動伝達用回転体,駆動ギヤ,従動ギヤおよ
びワンウエイクラッチを介して車輪に伝達するので、ペ
ダル操作や乗り降りの邪魔になったりするものがなくな
り、また、ペダル自体を大きくし揺動角を小さく抑える
ことによって、立ち姿勢でも楽に操作できるようにな
る。また、索状伝達体を多重掛けとすることで、小さな
ペダルストロークで大きな走行スピードを得るようでき
る。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0016】実施例1. 図1は本発明の実施例1を示す人力走行車の全体斜視
図、図2はその前輪駆動部の縦断面図、図3は同前輪駆
動部の側面図である。この実施例の人力走行車は、前1
輪,後ろ2輪の3輪車であって、地面に近い位置を前後
に延びて前端側で上方に立ち上がるようフレーム1が形
成されている。そして、フレーム1の前端部には操舵軸
2が回転可能に支持され、操舵軸2の下部にギヤボック
ス3が固定されて、このギヤボックス3の左右側板部3
a,3bの下端には前輪駆動軸5a(駆動軸)を回転自
在に支持する固定軸5bがテンションプレート6a,6
bを介して装着されている。また操舵軸2の上端にはハ
ンドル7が固定され、前輪駆動軸5aには片側にブレー
キ8が装着されている。
【0017】また、フレーム1の後部には左右に一対の
独立した後輪軸9a,9bが回転可能に支持され、これ
ら後輪軸9a,9bに左右の後輪10a,10bが連結
されている。また、フレーム1の後端側は上方に延設さ
れ、その上端には半掛け用の浅い椅子11が固定されて
いる。
【0018】上記フレーム1には左右に足踏み式のペダ
ル12a,12bが取り付けられている。これらペダル
12a,12bは前方側が上下に揺動可能なよう後部が
フレーム1に軸支されたものであって、各ペダル12
a,12bには、それぞれ前方揺動端にこれらペダル1
2a,12bの揺動に応じて上下に移動する移動側プー
リ13(移動側回転体)がそれぞれ設けられている。そ
して、フレーム1には、ペダル12a,12bの揺動端
の上方に位置する前端側立ち上がり部に、左右の移動側
プーリ13の移動面上に並ぶようダブルタイプの固定
プーリ14(固定側回転体)が回転自在に設けられ、ま
た、各ペダル12a,12bの揺動端には移動側プーリ
13より手前にワイヤ先端固定用の支持部15(先端支
持部)が設けられている。
【0019】また、ギヤボックス3の中央を上下に延設
された連結軸部16の上端には駆動伝達用の伝達プーリ
17(駆動伝達用回転体)がベアリング18,19を介
し回転自在に装着され、該伝達プーリ17の下端に駆動
側ベベルギヤ20(駆動ギヤ)が一体形成されている。
そして、ギヤボックス3には操舵軸2とギヤボックス3
の連結軸部16との連結部分を左右に貫通するギヤ軸2
1が設けられ、該ギヤ軸21には左右の上記駆動側ベベ
ルギヤ20と噛合する従動側ベベルギヤ22(従動ギ
ヤ)がそれぞれワンウエイクラッチ23を介して連結さ
れている。これら従動側ベベルギヤ22とギヤ軸21と
の間に介設されたワンウエイクラッチ23は、従動ベベ
ルギヤ22が回転駆動された時に前輪4の前進駆動力と
なる正転回転のみを伝達するよう構成されている。ま
た、前輪駆動軸5にはブレーキ8と反対の側に従動側ス
プロケット24が一体に設けられ、この従動側スプロケ
ット24に対応してギヤ軸21に駆動側スプロケット2
5が一体に設けられて、駆動側スプロケット25により
従動側スプロケット24にギヤ軸21の回転が伝達され
るよう両スプロケット24,25の間に伝動チェーン2
(チェーン)が装着されている。
【0020】そして、1本のワイヤ27(索状伝達体)
が、左右ペダル12a,12bの揺動端に設けられた上
記支持部15に両端が固定され、各支持部15からそれ
ぞれの固定側プーリ14の外プーリ部へ,固定側プーリ
14から移動側プーリ13へ、更に移動側プーリ13か
ら固定側プーリ14の内プーリ部へと3重掛けで掛け回
され、さらに、前方の伝達プーリ17に巻き掛けられて
いる。また、ハンドル7にはブレーキレバー28が取り
付けられ、操舵軸2の内側を通るブレーキワイヤ29に
よってブレーキ8とブレーキレバー28とが連結されて
いる。
【0021】前輪駆動軸5aを支持する固定軸5bは、
ギヤボックス3の左右側板部3a,3bの下端に形成さ
れた縦溝30に下方から挿着され、両端がテンションプ
レート6a,6bの軸穴31に嵌着されている。テンシ
ョンプレート6a,6bは一端側に上記支持軸5bを嵌
着する上記軸穴31に対し偏心した円弧状の取付溝32
を有するものであって、軸穴31に支持軸5bを嵌着し
た状態で伝動チェーン26のテンションを見ながら取付
角度を調整し、ビス33によって側板部3a,3bに取
り付ける。
【0022】この人力走行車は、半立ち姿勢で椅子7に
浅く腰を掛け、左右のペダル12a,12bを交互に、
あるいは片方だけ踏むことによって駆動する。そして、
ハンドル7の操作によって前輪4(車軸)を方向転回さ
せ、所要方向に旋回する。また、ハンドルを直進方向に
対し180゜回すことで後進も可能である。その際、例
えば左側のペダル12aを踏むと、その先端の移動側プ
ーリ13によりワイヤ27を手繰りつつこのペダル12
aが下方に揺動し、ワイヤ27が伝達プーリ17を巻き
掛けて回転させるとともに、右側のペダル12bを持ち
上げる。その際、伝達プーリ17の回転が駆動側ベベル
ギヤ20を経て従動側ベベルギヤ22に伝達され、一方
のワンウエイクラッチ23を介してギヤ軸21に伝達さ
れ、ギヤ軸21から駆動側スプロケット25,伝動チェ
ーン26,従動側スプロケット24を経て前輪駆動軸5
aに伝達される。そして、前輪4が正転駆動されて前進
力が得られる。また、右側のペダル12bを踏んだ時
は、上記とは逆の巻き掛け作用が生じ、他方のワンウエ
イクラッチ23を介してギヤ軸に回転が伝達され、やは
り前輪4が正転駆動されて、前進力が得られる。左右の
ペダル8a,8bは互い違いに踏むようにする。その
際、ペダル踏み込み量は任意である。
【0023】実施例2.上記実施例1においては左右ペ
ダル12a,12bによる伝達プーリ17の回転をワン
ウエイクラッチ23により正転回転に変換して1本のギ
ヤ軸21に伝達し、さらにチェーン機構により前輪駆動
軸5aに伝達するようにしているが、この部分の機構は
図4に示すような構造に置き換えることができる。
【0024】図4は本発明の実施例2を示す前輪駆動部
の縦断面図である。この実施例の場合、図4に示すよう
に連結軸部16の下端に左右に張り出すブラケット16
aが形成され、該ブラケット16aの両端部にベアリン
グ34を介し垂直にギヤ軸35(一方のみ図示)が支持
されている。そして、ブラケット16aの上面に突き出
た各ギヤ軸35の上端部にはワンウエイクラッチ36を
介して従動ギヤ37が装着され、連結軸部16には伝動
プーリ17と駆動ギヤ38との連結体がベアリング1
8,19を介して回転自在に装着されている。そして、
ギヤ軸35の他端はブラケット16aの下面に連結され
た連結体39の下端部にベアリング34を介して支持さ
れ、その先端にはベベルギヤ40が固定されて、該ベベ
ルギヤ40が前輪駆動軸側のベベルギヤ41と噛合連結
されている。ワンウエイクラッチ36は、従動ギヤ37
が回転駆動された時に前輪4の前進駆動力となる正転回
転のみをギヤ軸35に伝達するよう構成されている。
【0025】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されているの
で、手軽に使用でき、しかも方向転回が自在で操舵角9
0゜の旋回や後進も可能な人力走行車が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1を示す人力走行車の全体斜視
【図2】本発明の実施例1における前輪駆動部の縦断面
【図3】本発明の実施例1における前輪駆動部の側面図
【図4】本発明に実施例2における前輪駆動部の縦断面
【符号の説明】
1 フレーム 2 操舵軸 4 前輪(車軸) 5a 前輪駆動軸(駆動軸) 7 ハンドル 12a,12b ペダル 13 移動側プーリ(移動側回転体) 14 固定側プーリ(固定側回転体) 15 支持部 16 連結軸部 17 伝達プーリ(駆動伝達用回転体) 20 駆動側ベベルギヤ(駆動ギヤ) 21 ギヤ軸 22 従動側ベベルギヤ(従動ギヤ) 23 ワンウエイクラッチ 24 従動側スプロケット 25 駆動側スプロケット 26 伝動チェーン(チェーン) 27 ワイヤ(索状伝達体) 28 ブレーキレバー 29 ブレーキワイヤ 35 ギヤ軸 36 ワンウエイクラッチ 37 従動ギヤ 38 駆動ギヤ 40,41 ベベルギヤ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B62M 1/04

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操舵軸に連動して方向転回する車輪を有
    する人力走行車において、前記操舵軸の操舵角度と関係
    無く前記車輪に対し駆動力を伝達可能な車輪駆動機構
    と、前記操舵軸の操舵角度と関係無く前記車輪に対し制
    動力を伝達可能な制動機構を備えたことを特徴とする人
    力走行車。
  2. 【請求項2】 操舵軸に連動して方向転回する車輪を
    し、前記操舵軸の操舵角度と関係無く前記車輪に対し人
    力で駆動力を伝達可能とした人力走行車の車輪駆動機構
    であって、フレームに上下揺動可能に支持された左右一
    対の足踏式のペダルと、両ペダルのそれぞれの揺動端に
    回転可能に支持され該ペダルの揺動に応じて上下に移動
    する移動側回転体と、操舵軸に回転可能に支持された駆
    動伝達用回転体と、両端が所定の支持部に連結され左右
    の前記移動側回転体を経て前記駆動伝達用回転体に掛け
    回される索状伝達体と、前記駆動伝達用回転体に連動し
    て回転する駆動ギヤと、前記駆動ギヤと噛合して回転す
    る第1および第2の従動ギヤと、前記第1および第2の
    従動ギヤのそれぞれの正転回転のみを前記車輪の駆動軸
    に伝達するワンウエイクラッチを備えたことを特徴とす
    る人力走行車の車輪駆動機構。
  3. 【請求項3】 第1および第2の従動ギヤがそれぞれの
    ワンウエイクラッチを介して共通のギヤ軸に連結され、
    該ギヤ軸と駆動軸とがチェーンを介して駆動連結された
    請求項2記載の人力走行車の車輪駆動機構。
  4. 【請求項4】 第1および第2の従動ギヤがそれぞれの
    ワンウエイクラッチを含む別々のギヤ機構を介して駆動
    軸に連結された請求項2記載の人力走行車の車輪駆動機
    構。
  5. 【請求項5】 移動側回転体を左右のペダルの揺動端に
    それぞれ少なくとも一つ設けるとともに、フレームに前
    記揺動端に対応してそれぞれ少なくとも一つの固定側回
    転体を回転可能に支持し、先端支持部と対応する前記移
    動側回転体および前記固定側回転体との間で索状伝達体
    を多重掛けにした請求項2,3または4記載の人力走行
    車の車輪駆動機構。
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