JP3350578B2 - 環境判定システム - Google Patents

環境判定システム

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JP3350578B2 JP21947293A JP21947293A JP3350578B2 JP 3350578 B2 JP3350578 B2 JP 3350578B2 JP 21947293 A JP21947293 A JP 21947293A JP 21947293 A JP21947293 A JP 21947293A JP 3350578 B2 JP3350578 B2 JP 3350578B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、試験片の色の変化から
空気環境を判定する環境判定システムに関するものであ
る。
【0002】環境問題は地球全体に与える影響の大きさ
から全世界でクローズアップされつつあり、家庭や小学
校・中学校などの教育機関でもその影響を簡易に測定す
ることが望まれている。
【0003】
【従来の技術】従来、空気の汚れを調べるために、銅、
銀、アルミニウム、鉄、ニッケル合金の5種類の金属試
験片を組み込んだ環境測定キットを使用する方法があ
る。この環境測定キットの金属試験片が空気中の硫化水
素(H2S)、亜硫酸ガス(SO2)、塩化水素(HC
l)などの有毒ガス等と反応し、表面の色が変化する。
管理者がこの変化した金属試験片の色と、標準色見本と
を比較し、環境の良否を判定していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の測定方
法では、空気中に放置して色の変化した金属試験片の色
と、標準色見本の色とを人が比較して環境を判定してい
た。このため、金属試験片の色と、標準色見本の色との
微妙な差を判断するために、環境測定キットに関して専
門的な知識を持つ人しか正確に環境を測定し得ないとい
う問題があった。
【0005】また、環境測定キットを使用する場合、標
準色見本の他にもサンプルなどの資料を集める必要があ
る。更に標準色見本を使用してサンプルなどの資料を集
めたとしても判定する人が異なると判断の基準が異なっ
てしまい、他の場所との環境比較を行ったり、環境マッ
プを作成したりすることができないという問題があっ
た。このため、測定した環境測定キットの金属試験片の
色から正確、かつ統一した判断基準により空気環境を測
定する要求がある。
【0006】本発明は、これらの問題を解決するため、
環境測定キットの各試験片の色および標準色見本を一緒
に読み取って補正し、補正後の色(RGB値など)をも
とに環境判定を行い、空気環境の判定を正確かつ統一判
断基準で実現することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】図1を参照して課題を解
決するための手段を説明する。図1において、試験片1
は、一定期間空気中に放置して空気環境を判定するため
の試験片である。
【0008】スキャナ3は、試験片1および標準色見本
2の色を読み取るものである。環境判定処理6は、スキ
ャナ3によって読み取った標準色見本2の色をもとに一
緒に読み取った試験片1の色の補正を行ったり、補正後
の色をもとに予め作成した判定テーブル7を参照して空
気環境を判定したりなどするものである。
【0009】
【作用】本発明は、図1に示すように、試験片1を一定
期間空気中に放置し、この放置した試験片1および標準
色見本2の色をスキャナ3によって読み取り、環境判定
処理6がこの読み取った標準色見本2の色をもとに、同
一スキャナ3で読み取った試験片1の色の補正を行い、
この補正後の色をもとに予め作成した判定テーブル7を
参照して空気環境を判定するようにしている。この色の
補正は、スキャナ3の機種の違いや精度の違いによる誤
差を無くすために行っている。
【0010】また、複数の試験片1を一定期間空気中に
放置し、これら放置した複数の試験片1および標準色見
本2の色をスキャナ3によって読み取り、環境判定処理
6がこれら読み取った複数の試験片1の色の補正をそれ
ぞれ行い、これら補正後の色をもとに予め作成したそれ
ぞれの判定テーブル7を参照してそれぞれ判定し、これ
ら判定した結果を総合して空気環境を判定するようにし
ている。
【0011】この際、複数の試験片1を銅、銀、アルミ
ニウム、鉄、またはニッケル合金の金属試験片とするよ
うにしている。従って、環境測定キットの各試験片1の
色および標準色見本2の色を一緒に読み取って補正し、
補正後の色(RGB値など)をもとに判定テーブル7を
参照して空気環境の判定を行うことにより、空気環境の
判定を正確かつ統一判断基準で行うことが可能となっ
た。
【0012】
【実施例】次に、図1から図6を用いて本発明の実施例
の構成および動作を順次詳細に説明する。
【0013】図1は、本発明のシステム構成図を示す。
図1において、環境判定装置11は、空気環境を判定す
るものであって、スキャナ3、画像作成処理4、画像デ
ータ5、環境判定処理6、判定テーブル7、判定結果
8、環境データ管理処理9、地球環境DB10、および
アップロード処理12などから構成されるものである。
【0014】スキャナ3は、試験片1および標準色見本
2を一緒に読み取ってカラーの画像信号に変換するもの
である。複数の試験片1および標準色見本2をセットに
したものを環境測定キットと呼ぶ。
【0015】画像作成処理4は、スキャナ3を制御し
て、試験片1および標準色見本2の色を一緒に読み取る
ものである(図2参照)。この読み取った画像は、画像
データ(RGB値)5として保存する。
【0016】画像データ5は、試験片1および標準色見
本2から一緒に読み取ったカラー(RGB値)の画像デ
ータを保存したものである。環境判定処理6は、スキャ
ナ3によって読み取って保存した画像データ5中の標準
色見本2の色をもとに一緒に読み取った試験片1の色の
補正を行ったり、補正後の色をもとに予め作成した判定
テーブル7を参照して空気環境を判定したり、これら判
定した各試験片1の判定結果をもとに総合判定したりな
どするものである。
【0017】判定テーブル7は、試験片1の補正後の色
をもとに、空気環境を判定するための色の範囲を予め求
めて作成したものである。例えば試験片1が銅の場合に
は、後述する図4の(b)に示すように、R、G、Bの
色の範囲に対応づけて判定基準を例えば 良 稍良 普通 稍悪 悪 ・RED 121以下 122〜142 143〜164 165〜185 186以上 ・GREEN 115以下 116〜135 136〜155 156〜175 176以上 ・BLUE 133以下 134〜147 148〜162 163〜176 177以上 として予め実験によって求めて登録したものである。
【0018】判定結果8は、環境判定処理6が各試験片
1の補正後の色をもとに、判定テーブル7を参照して決
定した判定結果(良、稍良、普通、稍悪、悪など)を保
存したり、更に複数の試験片1の判定結果を総合した判
定結果を保存したりしたものである。
【0019】環境データ管理処理9は、判定結果8を地
球環境DB10に検索し易い形態で保存したものであ
る。例えば種々の場所の空気環境の判定結果や毎月の空
気の環境結果などを整理し、温度、湿度などとともに一
緒に保存するものである。
【0020】地球環境DB10は、地球の各種環境(温
度、湿度、雨量、晴曇りなどの環境)に対応づけて、本
発明に係る空気環境の判定結果を一緒にして保存したも
のである。
【0021】アップロード処理12は、判定結果8を通
信回線を介してセンターDB13に登録するものであ
る。これにより、各地に環境判定装置11を設け、通信
回線を介して各地の空気環境の判定結果をセンタのセン
ターDB13に自動的に収集し、各地の空気環境の状態
や変化の様子をまとめて管理したり、表示したりするこ
とができる。また、各環境判定装置11が必要に応じて
他の場所の判定結果を入手し、自己の場所の空気環境と
を比較できる。
【0022】センターDB13は、通信回線を介して各
地に配置した環境判定装置11から送られてきた空気環
境を保存するものである。以下図1の構成および動作を
順次詳細に説明する。
【0023】図2は、本発明の環境測定キット例を示
す。これは、本発明の空気環境を測定するための複数の
試験片1および標準色見本2をセットにしたキットであ
る。図2において、試験片1は、ここでは、金属試験片
であって、 Cu:銅 Ag:銀 Al:アルミニウム Fe:鉄 Fe・Ni:鉄ニッケルの合金 の5種類の試験片をセットしたものである。これら試験
片1を一定期間(例えば1カ月、雨の濡れない場所に放
置して空気中のガス(例えば硫化水素(H2S)、亜硫
酸ガス(SO2)、塩化水素(HCl)などの有毒ガ
ス)により色が変化するので、この色の変化によってガ
スの量(空気環境)を判定するものである。ここで、各
試験片1中の中央の図示の点線で示した範囲をイメージ
スキャナの読み取り範囲とし、この読み取り範囲内の色
の平均を求めて当該試験片1の色とする。
【0024】標準色見本2は、複数の試験片1と一緒に
イメージスキャナによって読み取り、当該試験片1の色
を補正するための標準色の見本である。ここでは、標準
色として、R、G、Bの3色を図示のように配置し、点
線で示した中央の部分を読み取り範囲とする。
【0025】以上のような環境測定キットを空気環境を
測定したい場所に一定期間(例えば1カ月間)放置す
る。そして、以下説明する手順によって各試験片1の色
の変化によって空気環境を判定する。
【0026】図3は、本発明の全体動作説明フローチャ
ートを示す。図3において、S1は、試験片1を一定期
間放置する。これは、図2の環境測定キットを、空気環
境を測定しようとする場所に一定期間(例えば1カ月
間)放置する。
【0027】S2は、その試験片1をイメージスキャナ
で標準色見本2と同時に読み取る。これは、図1のスキ
ャナ(カラーイメージスキャナ)3によって、図2の試
験片1の読み取り範囲から色を読み取ると共に、標準色
見本2の読み取り範囲から色を読み取る。
【0028】S3は、各試験片1のRGB値と、標準色
見本2のRGB値との差を算出して、補正後のRGB値
を求める。これは、S2で一緒に読み取った標準色見本
2の色によって、各試験片1の色の補正を行なったもの
である。
【0029】S4は、補正後の各試験片1のRGB値を
もとに、各試験片1の判定テーブル7を参照して、ガス
の濃度(良、稍良、普通、稍悪、悪など)を判定する。
S5は、各試験片データの濃度結果から環境を判定す
る。これは、S4で各試験片1の補正後の色から判定し
たガスの濃度(判定結果)を総合して、空気の環境
(良、稍良、普通、稍悪、悪など)を判定する。
【0030】S6は、判定結果を表示する。これは、S
4、S5で判定した各試験片1の判定結果および総合の
結果を、例えば後述する図6の(c)に示すように空気
環境の判定結果として表示する。
【0031】以上によって、一定期間放置した複数の試
験片1および標準色見本2(図2)を図1の環境判定装
置11のスキャナ3によって色を読み取って補正し、補
正後の色をもとに予め作成した判定テーブル7を参照し
て各試験片1の判定結果、更に総合の判定結果を自動判
定し、図6の(c)に示すように空気環境の判定結果を
表示する。これにより、簡単な操作によって、精度高
く、かつ統一した判定基準によって特定した空気環境の
判定結果を表示することが可能となる。
【0032】次に、各試験片1による空気環境判定の手
順を詳細に説明する。図4は、本発明の銅、銀の試験片
1の判定説明図を示す。図4の(a)は、判定フローチ
ャートを示す。
【0033】図4の(a)において、S11は、補正後
のR値が判定テーブル7のいずれの範囲にあるか参照
し、判定結果を特定する。これは、図3のS1、S2に
よって試験片1および標準色見本2から読み取って補正
した後の試験片1のR値について、判定テーブル7(銅
の試験片1の場合には図4の(b)、銀の試験片1の場
合には図4の(c))を参照し、いずれの範囲にあるか
を見て判定結果(良、稍良、普通、稍悪、悪)を特定す
る。
【0034】S12は、終わりか判別する。これは、補
正後の試験片1のR値、G値、B値について判定を終了
したかを判別する。YESの場合には、R値、G値、B
値について判定したので、S13に進む。NOの場合に
は、次のG値、あるいはB値についてS11を繰り返
す。
【0035】S13は、S12のYESによって、試験
片1の補正後のR値、G値、B値をもとに判定結果を特
定したので、これら特定した3つの判定結果の平均値を
算出する。
【0036】S14は、その平均値を判定結果とする。
これは、S13で算出した試験片1のR値、G値、B値
の判定結果を平均したものを総合の判定結果とする。以
上によって、銅、銀の試験片1について、補正後の色を
もとにそれぞれの判定テーブル7を参照して判定結果を
特定し、これら判定結果を平均して総合の空気環境の判
定結果を算出する。これにより、銅、銀の試験片1を一
定期間放置したものを図1のスキャナ3に標準色見本2
と一緒に色を読み取らせることにより、空気環境を精度
高く、かつ統一した判定基準で自動判定することが可能
となる。
【0037】図4の(b)は、銅の判定テーブル例を示
す。これは、銅の試験片1の補正後の色(RED、GR
EEN、BLUE)の値をもとに、判定結果(良、稍
良、普通、稍悪、悪)を得るための判定テーブル7であ
って、予め実験によってその色の範囲と、判定結果の対
応関係を求めたものである。
【0038】図4の(c)は、銀の判定テーブル例を示
す。これは、銀の試験片1の補正後の色(RED、GR
EEN、BLUE)の値をもとに、判定結果(良、稍
良、普通、稍悪、悪)を得るための判定テーブル7であ
って、予め実験によってその色の範囲と、判定結果の対
応関係を求めたものである。
【0039】図5は、本発明のアルミニウム、鉄、ニッ
ケル合金(鉄ニッケル合金)の試験片1の判定説明図を
示す。図5の(a)は、判定フローチャートを示す。
【0040】図5の(a)において、S21は、補正後
のG値が判定テーブル7のいずれの範囲にあるか参照
し、判定結果を特定する。これは、図3のS1、S2に
よって試験片1および標準色見本2から読み取って補正
した後の試験片1のG値について、判定テーブル7(ア
ルミニウムの試験片1の場合には図5の(b)、鉄の試
験片1の場合には図5の(c)、ニッケル合金の試験片
1の場合には図5の(d))を参照し、いずれの範囲に
あるかを見て判定結果(良、稍良、普通、稍悪、悪)を
特定する。
【0041】S22は、終わりか判別する。これは、補
正後の試験片1のG値、B値について判定を終了したか
を判別する。YESの場合には、G値、B値について判
定したので、S23に進む。NOの場合には、次のB値
についてS21を繰り返す。ここで、試験片1のR値に
ついて判定を行わなかったのは、アルミニウム、鉄、ニ
ッケル合金は、R値が殆ど変化しないため、判定から外
したものである。
【0042】S23は、S22のYESによって、試験
片1の補正後のG値、B値をもとに判定結果を特定した
ので、これら特定した2つの判定結果の平均値を算出す
る。S24は、その平均値を判定結果とする。これは、
S23で算出した試験片1のG値、B値の判定結果を平
均したものを総合の判定結果とする。
【0043】以上によって、アルミニウム、鉄、ニッケ
ル合金の試験片1について、補正後の色をもとにそれぞ
れの判定テーブル7を参照して判定結果を特定し、これ
ら判定結果を平均して総合の空気環境の判定結果を算出
する。これにより、アルミニウム、鉄、ニッケル合金の
試験片1を一定期間放置したものを図1のスキャナ3に
標準色見本2と一緒に色を読み取らせることにより、空
気環境を精度高く、かつ統一した判定基準で自動判定す
ることが可能となる。
【0044】図5の(b)は、アルミニウムの判定テー
ブル例を示す。これは、アルミニウムの試験片1の補正
後の色(GREEN、BLUE)の値をもとに、判定結
果(良、稍良、普通、稍悪、悪)を得るための判定テー
ブル7であって、予め実験によってその色の範囲と、判
定結果の対応関係を求めたものである。
【0045】図5の(c)は、鉄の判定テーブル例を示
す。これは、鉄の試験片1の補正後の色(GREEN、
BLUE)の値をもとに、判定結果(良、稍良、普通、
稍悪、悪)を得るための判定テーブル7であって、予め
実験によってその色の範囲と、判定結果の対応関係を求
めたものである。
【0046】図5の(d)は、ニッケル合金の判定テー
ブル例を示す。これは、ニッケル合金の試験片1の補正
後の色(GREEN、BLUE)の値をもとに、判定結
果(良、稍良、普通、稍悪、悪)を得るための判定テー
ブル7であって、予め実験によってその色の範囲と、判
定結果の対応関係を求めたものである。
【0047】図6は、本発明の判定結果例を示す。これ
は、実際に測定したときの判定結果例を示す。図6の
(a)は、環境を示す。ここでは、図示のように、 ・環境測定期間:1992年8月1日〜8月31日 ・測定場所 :東京都港区白金 ・地域情報 :市街地 ・屋内外情報 :屋外(空調なし) ・温度 :MAX34°からMIN24° ・湿度 :不明 である。
【0048】図6の(b)は、測定結果(補正済デー
タ)を示す。これは、図3のS1、S2、S3によって
補正した後の試験片1のR値、G値、B値をそれぞれ表
す。図6の(c)は、判定結果を示す。これは、図4お
よび図5て既述した手順によって判定した判定結果、お
よび総合の判定結果の例を示す。ここでは、各試験片1
による判定結果はそれぞれ図示のようにバラツキがある
が、全体の空気環境は普通と判定されたものである。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
環境測定キットの各試験片1の色および標準色見本2を
一緒に読み取って補正し、補正後の色(RGB値など)
をもとに判定テーブル7を参照して空気環境の判定を行
う構成を採用しているため、空気環境の判定を正確かつ
統一判断基準で行うことができる。これらにより、空気
中の有毒ガスの知識や環境測定キットの知識がない人で
も、身近な所や小中学校・家庭・オフィスなどで測定
し、収集したデータをもとに地域の空気環境マップや更
に全国の環境マップを作成することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシステム構成図である。
【図2】本発明の環境測定キット例である。
【図3】本発明の全体動作説明フローチャートである。
【図4】本発明の銅、銀の試験片の判定説明図である。
【図5】本発明のアルミニウム、鉄、ニッケル合金の試
験片の判定説明図である。
【図6】本発明の判定結果例である。
【符号の説明】
1:試験片 2:標準色見本 3:スキャナ 4:画像作成処理 5:画像データ 6:環境判定処理 7:判定テーブル 8:判定結果 9:環境データ管理処理 10:地球環境DB 11:環境判定装置 12:アップロード処理 13:センターDB
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−95440(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01N 21/78

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】試験片の表面の色の変化から空気環境を判
    定する環境判定システムにおいて、 一定期間空気中に放置された複数の金属試験片と、RG
    B各色の標準色見本とで構成される環境キットと、 予め記憶された空気環境による各金属の色の変化をRG
    B各色毎の数値で複数環境レベルに分けた判定テーブル
    と、 前記金属試験片を測定する場合に前記標準色見本のRG
    B値の各標準色値から該金属試験片毎のRGB値を補正
    し、 前記判定テーブルに基づき、該金属試験片毎のRGB各
    値の前記複数環境レベルを平均して金属試験片環境レベ
    ルを求め、 全ての金属試験片の該金属試験片環境レベルの平均を総
    合判定結果として出力する環境判定手段と を備えること
    を特徴とする環境判定システム。
  2. 【請求項2】前記環境キットの複数の金属試験片は、
    鉄、銀、アルミニウム、銅、またはニッケル合金で構成
    され、 前記判定テーブルは鉄、アルミニウム、またはニッケル
    合金は、RGB各値の内、GREEN値とBLUE値の
    みで構成され、銀および銅はRED値とGREEN値と
    BLUE値で構成されることを特徴とする請求項1記載
    の環境判定システム
  3. 【請求項3】更に、前記総合判定結果と、前記一定期間
    に前記環境キットを放置した場所の環境情報データとを
    通信回線を介してセンタDBに送信するアップロード処
    理手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の環境
    判定システム。
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