JP3350155B2 - シンク付きテーブル - Google Patents

シンク付きテーブル

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JP3350155B2 JP15587693A JP15587693A JP3350155B2 JP 3350155 B2 JP3350155 B2 JP 3350155B2 JP 15587693 A JP15587693 A JP 15587693A JP 15587693 A JP15587693 A JP 15587693A JP 3350155 B2 JP3350155 B2 JP 3350155B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アルミニウム製構造柱
に取り付けられるシンク付きテーブルに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、家庭内で食器や食物等を洗った
りする場合、従来、専用の流し台が使われている。従来
の専用流し台は通常箱形とされている。これは、流し台
に付設される排水管あるいは給水管が下方へ延びてお
り、これら配管を覆い隠すように、流し台の下部を化粧
板等で覆う必要があるからである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このため、このような
専用の流し台は大きな配置スペースを必要とし、部屋の
中央部分には配置できにくい事情があった。なお、流し
台の下部を化粧板等で覆うことなく、排水管あるいは給
水管が露出されているものもあるが、この場合、意匠的
に好ましくなく、通常の家庭では受け入れられないケー
スが多い。
【0004】一方、本出願人は、軽量でかつ剛性が大き
くしかも中空状にした場合その中空部分をパイプスペー
ス等としても利用できる等の利点が得られることから、
建物の躯体としてアルミニウム製の柱や梁を用いること
を案出し、先に特願平5ー39092号として出願し
た。そして、本出願人は、さらにこのアルミニウム製構
造体を有効に利用することを考えている。
【0005】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、上記アルミニウム製構造柱に支持されてそれと
一体感が得られ、かつ配水管や給水管等の配管スペース
を容易に確保できるシンク付きテーブルを提供すること
を目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、請求項1記載の発明では、建物の躯体を構成して
いるアルミニウム製の柱本体の外方に所定間隔を明けて
カバーが該柱本体を囲むように取り付けられてなるアル
ミニウム製構造柱に、シンク付きテーブルが取り付けら
れ、シンクに付設される給水栓に接続される給水管お
びシンクから延びる排水管が、前記柱本体とカバーとの
間に形成される空間に収納されていることを特徴とす
る。
【0007】請求項2記載の発明では、さらに、前記テ
ーブルには加熱手段が設けられ、加熱手段へ熱を供給す
る熱供給ラインが前記柱本体とカバーとの間に形成され
る空間に収納されていることを特徴とする。
【0008】
【作用】請求項1記載のシンク付きテーブルによれば、
建物の躯体を構成しているアルミニウム製構造柱を利用
してテーブルを支持するものであり、アルミニウム製構
造柱は軽量ながらも大きい剛性を持っているため、相当
重量のあるテーブルでも十分支持できる。また、給水管
及び排水管を、柱本体とカバーとの間に形成される空間
に収納するから、テーブルの下部にそれら配管を覆い隠
すための床面に達する化粧板等は不要になり、その分テ
ーブルの下方のスペースを有効利用できる。また、請求
項2に記載のシンク付きテーブルによれば、テーブル上
にガス台あるいは電磁板等の加熱手段を設けるにあたっ
ても、それら熱源から延びるガス管あるいは電源コード
等が外部へ露出されず、外観上の点においてもまた安全
性の点においても優れる。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照しながら本発明の実施例に
ついて説明する。図2は、本発明に係るシンク付きテー
ブルを備えた建物の内部構造を示すものであり、図にお
いて符号1はアルミニウム製構造柱、2はこのアルミニ
ウム製構造柱によって支持されるシンク付きテーブルで
ある。
【0010】アルミニウム製構造柱1はアルミニウム材
を押し出し成形することによって得られるもので、建物
3内の中央部付近に立設される。アルミニウム製構造柱
1の所定高さ位置には、この柱1と同様にアルミニウム
材を押し出し成形することによって得られる水平方向に
延びるアルミニウム製梁(図示略)の基端部がボルトに
よって固定され、このアルミニウム製梁の先端が建物の
外壁等を構成する壁パネルによって支持され、これらア
ルミニウム製の構造柱1,梁、および壁パネル等によっ
て、この建物3の躯体の概略が構成されている。
【0011】アルミニウム製構造柱1は、図3及び図4
に示すように、その中央に長さ方向の全長に及んで通さ
れた井桁状のアルミニウム製の柱本体4と、柱本体4の
外側に該柱本体4に対して同芯状に設けられて柱本体4
を覆う略円筒状のアルミニウム製あるいは樹脂製のカバ
ー5とから構成されている。
【0012】柱本体4の四方にそれぞれ外方へ突出する
ように形成された互いに対をなす張出部6,6、…には
コ字状の連結部材7がボルトによって固定されている。
連結部材7は、柱に沿いながら上下に延びるよう連続的
につながって形成されていてもよく、また、複数に分割
形成されて上下方向所定間隔を明けながら配置されても
よい。連結部材7には円弧状のカバー構成材5aがその
端部をボルト止めされて固定されている。
【0013】前記シンク付きテーブル2は、アルミニウ
ム製構造柱1を囲むようにその周囲に配されるもので、
全体が円板状に形成されている。また、シンク付きテー
ブル2は4分割構造になっており、連続する2つがテー
ブル本体構成部10,10、他の一つがシンク台11、
残る部分が調理台12になっている。そして、それらテ
ーブル本体構成部10,シンク台11及び調理台12の
各テーブル構成は、側部を図5に示すテーブル固定用
金物13により支持されてアルミニウム製構造柱1に固
定されている。
【0014】すなわち、テーブル固定用金物13は、所
定間隔をけて互いに平行に配置される水平材13a,
13aと、該水平材13a,13aの一端から直交して
下方へ延びる垂直材13b,13bと、それら水平材1
3aと直材13bとを連結する斜め材13cと、左右
の水平材13a,13aの先端を連結する連結材13d
とから構成されている。そして、テーブル固定用金物1
3は、前記テーブル構成材どうしの間にそれらに股がる
ように配置され、水平材13aをテーブル構成材の下面
に螺子止めされるとともに、垂直材13bを柱本体4の
張出部6に螺子止めされることにより、各テーブル構成
材を互いに連結した状態でアルミニウム製構造柱1に固
定されている。
【0015】前記シンク台11に取り付けられたシンク
11aから下方へ延びる排水管15は、図1に示すよう
にトラップ16を経由した後、水平方向に延びてアルミ
ニウム製構造1内に入り、柱本体4とカバー5との間
に形成される空間Sを通って下方へ延びている。また、
シンク11aの上方に配される混合栓18に接続される
給水管19及び給湯管20も、前記排水管15と同様に
アルミニウム製構造1の柱本体4とカバー5との間の
空間Sを通って下方に延びている。なお、図3に示すよ
うに排水管15と給水管19および給湯管20とは、と
もに柱本体4とカバー5との間の空間Sに配管される
が、それぞれ隣接する異なる空間Sに配置される。
【0016】前記調理台12には電磁調理器21が取り
付けられており、この電磁調理器21から延びる電源用
配線22はアルミニウム製構造1の柱本体4とカバー
5との間に形成される空間Sを通って上方あるいは下方
の所定箇所に接続される。なお、電源用配線22は、柱
本体4とカバー5との間に形成される空間Sに収納され
るが、前記排水管15、給水管19等とは異なる空間に
収納される。
【0017】なお、図1に示すように23は配管固定用
バンド、24はシンク付きテーブル2の下部を覆う化粧
板である。ここで、化粧板24はシンク付きテーブル2
の下方部分を床面Fとの途中部分までしか覆っておら
ず、化粧板24の下方には床面Fが露出している。
【0018】しかして、上記構成のシンク付きテーブル
によれば、アルミニウム製構造柱1に支持される構造で
あり、アルミニウム製構造柱1は軽量ながらも大きい剛
性を持っているため、テーブル自体が相当重量が嵩む場
合でも強度的になんら支障なく支持される。また、テー
ブルはアルミニウム製構造体1に一体的に支持されるた
め、外観上の点にも優れる。
【0019】また、シンク付きテーブル2に接続される
排水管15,給水管19及び給湯管20は、アルミニウ
ム製構造1側へ水平方向へ延びた後、該アルミニウム
製構造1の柱本体4とカバー5との間に形成される空
間Sに収納されているから、テーブル2の下部を覆う化
粧板24はそれら配管を覆うために床面Fまで延ばす必
要がなく、テーブル2の下側空間を有効に利用すること
ができる。さらに、シンク付きテーブル2から延びる各
配管15,19,20を下側のフロア等に配置する機器
につなげる場合、アルミニウム製構造柱はそのまま床
を貫通しており、柱本体4とカバー5との間に形成され
る空間Sも同様に床を貫通するため、この空間を利用す
ることにより容易に配管できる。
【0020】なお、本発明は前記実施例に限定されるこ
となく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内であれば、種
々の変更を加え得ることはもちろん可能である。
【0021】例えば、本実施例では、調理台12の加熱
源として電磁調理器21を利用しているが、これに限ら
れることなく、ガスあるいは電気的な発熱体を利用する
ものでもよい。これらの場合、ガス管および電源用コー
ドも、実施例と同様に、柱本体4とカバー5との間に形
成される空間Sに収納される。
【0022】
【発明の効果】請求項1記載のシンク付きテーブルによ
れば、建物の躯体を構成しているアルミニウム製構造柱
を利用してテーブルを支持するものであり、アルミニウ
ム製構造柱は軽量ながらも大きい剛性を持っているた
め、相当重量のあるテーブルでも脚部を設けることなく
十分支持できる。また、給水管及び排水管を、柱本体と
カバーとの間に形成される空間に収納するから、テーブ
ルの下部にそれら配管を覆い隠すための床面に達する
粧板等は不要になり、その分テーブルの下方のスペース
を有効利用できる。請求項2に記載のシンク付きテーブ
ルによれば、テーブル上にガス台あるいは電磁板等の加
熱手段を設けるにあたっても、それら熱源から延びるガ
ス管あるいは電源コード等が外部へ露出されず、外観上
の点においてもまた安全性の点においても優れたものと
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るシンク付きテーブルの一実施例を
示す縦断面図。
【図2】前記シンク付きテーブルの組付状態を示す斜視
図。
【図3】前記シンク付きテーブルの平面図。
【図4】アルミニウム製構造柱の断面図。
【図5】テーブル固定用金具を示す斜視図。
【符号の説明】
1 アルミニウム製構造柱 2 シンク付きテーブル 3 建物 4 アルミニウム製の柱本体 5 カバー 6 張出部 10 テーブル本体構成部 11 シンク台 11a シンク 12 調理台 13 テーブル固定用金物 15 排水管 18 混合栓 19 給水管 20 給湯管 21 電磁調理器 S 柱本体とカバーとの間の空間 F 床面
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47B 37/00 501 A47B 77/06

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建物の躯体を構成しているアルミニウム
    製の柱本体の外方に所定間隔を明けてカバーが該柱本体
    を囲むように取り付けられてなるアルミニウム製構造柱
    に、シンク付きテーブルが取り付けられ、シンクに付設
    される給水栓に接続される給水管およびシンクから延び
    る排水管が、前記柱本体とカバーとの間に形成される空
    間に収納されていることを特徴とするシンク付きテーブ
    ル。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のシンク付きテーブルにお
    いて、前記テーブルには加熱手段が設けられ、加熱手段
    へ熱を供給する熱供給ラインは前記柱本体とカバーとの
    間に形成される空間に収納されていることを特徴とする
    シンク付きテーブル。
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