JP3350025B2 - 電気掃除機 - Google Patents
電気掃除機Info
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- JP3350025B2 JP3350025B2 JP2000207606A JP2000207606A JP3350025B2 JP 3350025 B2 JP3350025 B2 JP 3350025B2 JP 2000207606 A JP2000207606 A JP 2000207606A JP 2000207606 A JP2000207606 A JP 2000207606A JP 3350025 B2 JP3350025 B2 JP 3350025B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- dust collecting
- dust
- vacuum cleaner
- cylindrical
- centrifugal
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- Filters For Electric Vacuum Cleaners (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は電気掃除機、とくに
吸い込み具の上部に遠心力式集塵装置が備えられている
電気掃除機に関するものである。
吸い込み具の上部に遠心力式集塵装置が備えられている
電気掃除機に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来より、図５に示すような濡れたごみ
に対応した電気掃除機がある。この電気掃除機は、吸い
込み具としての床ノズル１で吸い込んだごみを、延長管
２および蛇腹ホース３を介して掃除機本体４の集塵室に
溜めるようになっている。
に対応した電気掃除機がある。この電気掃除機は、吸い
込み具としての床ノズル１で吸い込んだごみを、延長管
２および蛇腹ホース３を介して掃除機本体４の集塵室に
溜めるようになっている。
【０００３】また、図６に示すような、床ノズル１１の
一部に掃除機本体１２が回動自在に取り付けられたアッ
プライトタイプの電気掃除機では、床ノズル１１と掃除
機本体１２の集塵室とが蛇腹ホース１３などで接続さ
れ、ごみを掃除機本体１２の集塵室にためるようになっ
ている。
一部に掃除機本体１２が回動自在に取り付けられたアッ
プライトタイプの電気掃除機では、床ノズル１１と掃除
機本体１２の集塵室とが蛇腹ホース１３などで接続さ
れ、ごみを掃除機本体１２の集塵室にためるようになっ
ている。
【０００４】しかし、この種の電気掃除機では、濡れた
ごみや泥水を吸い込んだ時、ごみが延長管２や蛇腹ホー
ス３，１３の内壁に付着し、運転停止後に泥水が床面に
垂れてきたり、途中の継ぎ目から水が漏れたりするとい
う不具合が発生していた。
ごみや泥水を吸い込んだ時、ごみが延長管２や蛇腹ホー
ス３，１３の内壁に付着し、運転停止後に泥水が床面に
垂れてきたり、途中の継ぎ目から水が漏れたりするとい
う不具合が発生していた。
【０００５】これに対処する電気掃除機として、図７〜
図９に示すように、掃除機本体２１に設けたフィルター
式集塵装置２２に加えて、円筒形状の遠心力式集塵装置
２３を吸い込み具としての床ノズル２４の上部に着脱自
在に設けたものがある。床ノズル２４の吸い込み口２４
ａにはごみを掻き上げるための回転ブラシ２５が図示し
ない駆動手段により回転自在に設けられ、床ノズル２４
の吸い込み口２４ａは遠心力式集塵装置２３の円筒集塵
部２６の周部に集塵管２７を介して連通されている。遠
心力式集塵装置２３の円筒集塵部２６の中央には掃除機
本体２１側への吸い込み管２８が突設されてほぼ上方に
開口されている。吸い込み管２８は吸い込み接続管２９
を介して掃除機本体２１におけるフィルター３０の取付
部に接続されている。なお、３１は掃除機本体２１に内
蔵された電動送風機である。
図９に示すように、掃除機本体２１に設けたフィルター
式集塵装置２２に加えて、円筒形状の遠心力式集塵装置
２３を吸い込み具としての床ノズル２４の上部に着脱自
在に設けたものがある。床ノズル２４の吸い込み口２４
ａにはごみを掻き上げるための回転ブラシ２５が図示し
ない駆動手段により回転自在に設けられ、床ノズル２４
の吸い込み口２４ａは遠心力式集塵装置２３の円筒集塵
部２６の周部に集塵管２７を介して連通されている。遠
心力式集塵装置２３の円筒集塵部２６の中央には掃除機
本体２１側への吸い込み管２８が突設されてほぼ上方に
開口されている。吸い込み管２８は吸い込み接続管２９
を介して掃除機本体２１におけるフィルター３０の取付
部に接続されている。なお、３１は掃除機本体２１に内
蔵された電動送風機である。
【０００６】この構成において、電動送風機３１を作動
させて吸引力を発生させるとともに回転ブラシ２５を回
転させる。すると、ごみや泥水は電動送風機３１による
吸引力や回転ブラシ２５の掻き上げ力により集塵管２７
を介して遠心力式集塵装置２３内に運ばれ、ごみや泥水
は遠心力式集塵装置２３内における円筒集塵部２６の内
壁に沿って回転する。この際、比較的重いごみや泥水な
どは遠心力の働きにより円筒集塵部２６の周部を回りな
がらその重力で円筒集塵部２６の底部に落下し、溜めら
れる。一方、軽いごみは遠心力よりも吸い込み管２８へ
の吸引力が強く働き、吸い込み管２８へ吸い込まれて掃
除機本体２１のフィルター３０にて捕集される。
させて吸引力を発生させるとともに回転ブラシ２５を回
転させる。すると、ごみや泥水は電動送風機３１による
吸引力や回転ブラシ２５の掻き上げ力により集塵管２７
を介して遠心力式集塵装置２３内に運ばれ、ごみや泥水
は遠心力式集塵装置２３内における円筒集塵部２６の内
壁に沿って回転する。この際、比較的重いごみや泥水な
どは遠心力の働きにより円筒集塵部２６の周部を回りな
がらその重力で円筒集塵部２６の底部に落下し、溜めら
れる。一方、軽いごみは遠心力よりも吸い込み管２８へ
の吸引力が強く働き、吸い込み管２８へ吸い込まれて掃
除機本体２１のフィルター３０にて捕集される。
【０００７】このように、泥水や比較的重いごみは遠心
力式集塵装置２３に溜められ、微粉などの軽いごみはフ
ィルター式集塵装置２２に溜められるため、濡れたごみ
を吸い込んでも目詰まりせずに初期の性能が長期間維持
できる。また、床ノズル２４のすぐ上に円筒集塵部２６
が設けられているため、通路へのごみなどの付着は少な
くなり、運転終了後に床に汚水などが垂れることはな
い。
力式集塵装置２３に溜められ、微粉などの軽いごみはフ
ィルター式集塵装置２２に溜められるため、濡れたごみ
を吸い込んでも目詰まりせずに初期の性能が長期間維持
できる。また、床ノズル２４のすぐ上に円筒集塵部２６
が設けられているため、通路へのごみなどの付着は少な
くなり、運転終了後に床に汚水などが垂れることはな
い。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、吸い込
み具としての床ノズル２４の上部に遠心力式集塵装置２
３を設けた従来の電気掃除機においては、遠心力式集塵
装置２３に溜ったごみを捨てる際には遠心力式集塵装置
２３全体を外さなければならず、使い勝手が悪いという
問題があった。
み具としての床ノズル２４の上部に遠心力式集塵装置２
３を設けた従来の電気掃除機においては、遠心力式集塵
装置２３に溜ったごみを捨てる際には遠心力式集塵装置
２３全体を外さなければならず、使い勝手が悪いという
問題があった。
【０００９】本発明は上記問題を解決するもので、吸い
込み具の上部に遠心力式集塵装置が備えられている電気
掃除機において使い勝手のよいものを提供することを目
的とするものである。
込み具の上部に遠心力式集塵装置が備えられている電気
掃除機において使い勝手のよいものを提供することを目
的とするものである。
【００１０】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
に本発明の電気掃除機は、電動送風機とフィルター式集
塵装置とを有する掃除機本体と前記掃除機本体と接続管
を介して接続される吸い込み具とが備えられ、前記吸い
込み具にほぼ円筒形の遠心力式集塵装置が直接設けら
れ、この遠心力式集塵装置の円筒集塵部の周部に前記吸
い込み具の吸い込み口が集塵管を介して連通され、前記
円筒集塵部の中央に前記接続管がほぼ上方に開口して突
設され、前記円筒集塵部の円周部の外側に着脱自在の捕
集室が設けられ、前記捕集室は円筒集塵部に対して、互
いに形成された孔部を介して連通され、円筒集塵部の円
周部に一体的に形成されたリブで保持されるように構成
されたことを特徴とする。
に本発明の電気掃除機は、電動送風機とフィルター式集
塵装置とを有する掃除機本体と前記掃除機本体と接続管
を介して接続される吸い込み具とが備えられ、前記吸い
込み具にほぼ円筒形の遠心力式集塵装置が直接設けら
れ、この遠心力式集塵装置の円筒集塵部の周部に前記吸
い込み具の吸い込み口が集塵管を介して連通され、前記
円筒集塵部の中央に前記接続管がほぼ上方に開口して突
設され、前記円筒集塵部の円周部の外側に着脱自在の捕
集室が設けられ、前記捕集室は円筒集塵部に対して、互
いに形成された孔部を介して連通され、円筒集塵部の円
周部に一体的に形成されたリブで保持されるように構成
されたことを特徴とする。
【００１１】上記手段により、泥水や比較的重いごみは
吸い込み具に直接に設けられた遠心力式集塵装置に溜め
られるので、濡れたごみを吸い込んでもフィルター式集
塵装置での目詰まりは発生しにくく、また運転終了後に
汚水などが垂れることはなく、溜ったごみ等を捨てる際
も捕集室を取り外すだけでよいため、使い勝手が向上す
る。
吸い込み具に直接に設けられた遠心力式集塵装置に溜め
られるので、濡れたごみを吸い込んでもフィルター式集
塵装置での目詰まりは発生しにくく、また運転終了後に
汚水などが垂れることはなく、溜ったごみ等を捨てる際
も捕集室を取り外すだけでよいため、使い勝手が向上す
る。
【００１２】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づき説明する。なお、以下の実施の形態において、
吸い込み具の上部に遠心力式集塵装置が備えられている
従来の電気掃除機と異なる箇所は遠心力式集塵装置の一
部だけであるため、従来と同一機能のものには同じ番号
を付してその説明は省略する。
に基づき説明する。なお、以下の実施の形態において、
吸い込み具の上部に遠心力式集塵装置が備えられている
従来の電気掃除機と異なる箇所は遠心力式集塵装置の一
部だけであるため、従来と同一機能のものには同じ番号
を付してその説明は省略する。
【００１３】図１〜図３に示すように、この電気掃除機
の遠心力式集塵装置５０における円筒集塵部５１の円周
部の一部に、図２に示すような捕集室５２が着脱自在に
設けられている。なお、５３は捕集室５２に形成された
孔部、５４は円筒集塵部５１に形成された孔部で、これ
らの孔部５３，５４を介して捕集室５２が円筒集塵部５
１に連通されている。また、５５は円筒集塵部５１の円
周部に一体的に形成されたリブで、捕集室５２を保持可
能とされている。図４および図５における矢印は風やご
みの流れを示す。
の遠心力式集塵装置５０における円筒集塵部５１の円周
部の一部に、図２に示すような捕集室５２が着脱自在に
設けられている。なお、５３は捕集室５２に形成された
孔部、５４は円筒集塵部５１に形成された孔部で、これ
らの孔部５３，５４を介して捕集室５２が円筒集塵部５
１に連通されている。また、５５は円筒集塵部５１の円
周部に一体的に形成されたリブで、捕集室５２を保持可
能とされている。図４および図５における矢印は風やご
みの流れを示す。
【００１４】上記構成において、床ノズル（吸い込み
具）２４の吸い込み口２４ａから吸い込まれたごみは円
筒集塵部５１の内壁に沿って回転する。この際、比較的
重いごみや泥水などは遠心力の働きにより円筒集塵部５
１の周部を回りながら孔部５３，５４を介して捕集室５
２に入り込む。なお、軽いごみは従来と同様に掃除機本
体２１のフィルター３０にて捕集される。
具）２４の吸い込み口２４ａから吸い込まれたごみは円
筒集塵部５１の内壁に沿って回転する。この際、比較的
重いごみや泥水などは遠心力の働きにより円筒集塵部５
１の周部を回りながら孔部５３，５４を介して捕集室５
２に入り込む。なお、軽いごみは従来と同様に掃除機本
体２１のフィルター３０にて捕集される。
【００１５】遠心力式集塵装置５０に溜ったごみを捨て
る際には小さな捕集室５２を取り外すだけでよいため、
ごみ処理を簡単に行える。
る際には小さな捕集室５２を取り外すだけでよいため、
ごみ処理を簡単に行える。
【００１６】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、遠心力式
集塵装置の円周部の一部に着脱自在の捕集室を設けるこ
とにより、ごみ処理を簡単に行え、使い勝手が向上す
る。
集塵装置の円周部の一部に着脱自在の捕集室を設けるこ
とにより、ごみ処理を簡単に行え、使い勝手が向上す
る。
【図１】本発明の一実施の形態に係る電気掃除機におけ
る遠心力式集塵装置およびその近傍の要部斜視図であ
る。
る遠心力式集塵装置およびその近傍の要部斜視図であ
る。
【図２】同遠心力式集塵装置の捕集室の斜視図である。
【図３】同遠心力式集塵装置の捕集室の風やごみの流れ
を示す縦断面図である。
を示す縦断面図である。
【図４】同遠心力式集塵装置の捕集室の風やごみの流れ
を示す横断面図である。
を示す横断面図である。
【図５】従来の電気掃除機の斜視図である。
【図６】従来の電気掃除機の斜視図である。
【図７】従来の電気掃除機の部分切欠斜視図である。
【図８】従来の電気掃除機における遠心力式集塵装置お
よびその近傍の縦断面図である。
よびその近傍の縦断面図である。
【図９】従来の電気掃除機における遠心力式集塵装置の
拡大縦断面図である。
拡大縦断面図である。
２１ 掃除機本体 ２２ フィルター式集塵装置 ２４ 床ノズル（吸い込み具） ２４ａ 吸い込み口 ５０ 遠心力式集塵装置 ５１ 円筒集塵部 ５２ 捕集室
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭52−20669（ＪＰ，Ａ) 実開 昭48−54260（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭52−4272（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭56−54056（ＪＰ，Ｕ) 特公 平１−56772（ＪＰ，Ｂ２) 実公 昭44−28216（ＪＰ，Ｙ１) 実公 昭55−7232（ＪＰ，Ｙ１)
Claims (1)
- 【請求項１】 電動送風機とフィルター式集塵装置とを
有する掃除機本体と前記掃除機本体と接続管を介して接
続される吸い込み具とが備えられ、前記吸い込み具にほ
ぼ円筒形の遠心力式集塵装置が直接設けられ、この遠心
力式集塵装置の円筒集塵部の周部に前記吸い込み具の吸
い込み口が集塵管を介して連通され、前記円筒集塵部の
中央に前記接続管がほぼ上方に開口して突設され、前記
円筒集塵部の円周部の外側に着脱自在の捕集室が設けら
れ、前記捕集室は円筒集塵部に対して、互いに形成され
た孔部を介して連通され、円筒集塵部の円周部に一体的
に形成されたリブで保持されるように構成されたことを
特徴とする電気掃除機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000207606A JP3350025B2 (ja) | 1991-03-18 | 2000-07-10 | 電気掃除機 |
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP05191491A JP3147913B2 (ja) | 1991-03-18 | 1991-03-18 | 電気掃除機 |
| JP2000207606A JP3350025B2 (ja) | 1991-03-18 | 2000-07-10 | 電気掃除機 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP05191491A Division JP3147913B2 (ja) | 1991-03-18 | 1991-03-18 | 電気掃除機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001029289A JP2001029289A (ja) | 2001-02-06 |
| JP3350025B2 true JP3350025B2 (ja) | 2002-11-25 |
Family
ID=26392506
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000207606A Expired - Fee Related JP3350025B2 (ja) | 1991-03-18 | 2000-07-10 | 電気掃除機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3350025B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4107940B2 (ja) * | 2002-10-29 | 2008-06-25 | 三洋電機株式会社 | 掃除機用サイクロン集塵装置及び電気掃除機 |
| KR100595916B1 (ko) | 2004-10-14 | 2006-07-05 | 삼성광주전자 주식회사 | 사이클론 집진장치 |
| DE102005047069A1 (de) * | 2005-09-30 | 2007-04-05 | BSH Bosch und Siemens Hausgeräte GmbH | Fliehkraftabscheider für einen Staubsauger |
| JP4503680B2 (ja) * | 2009-01-13 | 2010-07-14 | 日立アプライアンス株式会社 | 電気掃除機 |
| JP5857198B2 (ja) * | 2011-09-09 | 2016-02-10 | パナソニックＩｐマネジメント株式会社 | 電気掃除機 |
| JP6331415B2 (ja) * | 2014-01-22 | 2018-05-30 | 三菱電機株式会社 | サイクロン分離装置及び電気掃除機 |
-
2000
- 2000-07-10 JP JP2000207606A patent/JP3350025B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2001029289A (ja) | 2001-02-06 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |