JP3349044B2 - 記録媒体裁断装置 - Google Patents

記録媒体裁断装置

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JP3349044B2 JP16494796A JP16494796A JP3349044B2 JP 3349044 B2 JP3349044 B2 JP 3349044B2 JP 16494796 A JP16494796 A JP 16494796A JP 16494796 A JP16494796 A JP 16494796A JP 3349044 B2 JP3349044 B2 JP 3349044B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録紙などの記録
媒体に画像を形成する画像形成装置における、搬送され
ている記録媒体をこの搬送方向に裁断する記録媒体裁断
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータやワークステーションの出
力装置として、所定の搬送方向に搬送されている記録紙
などの記録媒体に、インクを吐出して画像を形成するイ
ンクジェット方式画像形成装置や、トナーを用いて画像
を形成する電子写真方式画像形成装置が知られている。
これらの画像形成装置では、大判の記録紙を無駄なく使
うために、一枚の大判の記録紙に小サイズの記録紙分の
画像情報を効率よく配置し、二分したり四分したりした
各領域それぞれに画像を形成することがある。このよう
な場合、通常、画像形成後に記録紙を各領域ごとに裁断
する。記録紙を裁断する装置としては、記録紙搬送方向
に記録紙を裁断する装置や、記録紙搬送方向に直交する
方向に記録紙を裁断する装置が知られている。
【0003】記録紙搬送方向に記録紙を裁断する裁断装
置は、一般に、記録紙に接触して回転しながらこの記録
紙を裁断する2つの円板状の刃を備えている。このよう
な裁断装置の一つとして、記録紙を裁断しないときは記
録紙を上下から挟んで互いに向き合う位置に2つの刃が
離れて配置されており、記録紙を裁断するときはこの2
つの刃が記録紙を裁断する位置に互いに上下方向から移
動して記録紙を裁断する接離方式の裁断装置が知られて
いる。また、2つの円板状の刃が一体的に構成された裁
断装置を、記録紙の搬送に支障の無い記録紙幅方向の待
機位置に待機させておき、記録紙を裁断するときに待機
位置から裁断位置に移動させて記録紙を裁断する移動方
式の裁断位置も知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の裁断装
置のうち接離方式の裁断装置では、記録紙を裁断するた
めに2つの刃が記録紙に接触する位置に互いに上下方向
から移動したとき、別々に構成されている2つの刃の位
置合わせが難しく所望した両刃の位置関係が出ず、正規
の裁断位置からずれて記録媒体を正確な位置で裁断でき
なかったり、記録媒体を直線的に裁断できなかったりす
るおそれなどがある。
【0005】また、上記した従来の裁断装置のうち、移
動方式の裁断装置では、両刃が一体的に構成されている
ので両刃の位置関係は保証されるが、裁断装置が裁断位
置に移動するまでに時間がかかり、この結果、裁断まで
に時間がかかるという問題がある。この裁断位置までの
移動時間は、記録紙幅が大きい大判サイズの記録紙ほど
大きな問題となる。
【0006】本発明は、上記事情に鑑み、記録媒体の裁
断に要する時間を従来よりも短縮して正確な位置で記録
媒体を裁断できる記録媒体裁断装置を提供することを第
1の目的とする。
【0007】ところで、上記した上下方向から移動する
接離方式の裁断装置では、この裁断装置が移動する空間
が必要とされる。この空間は、通常、記録媒体が搬送さ
れる搬送路に形成される。このため、搬送路を搬送され
ている記録媒体がこの空間と画像形成装置本体との境界
部分に引っ掛かるおそれがある。
【0008】本発明は、上記事情に鑑み、記録媒体をス
ムーズに搬送できる記録媒体裁断装置を提供することを
第2の目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るための本発明の第1の記録媒体裁断装置は、画像が形
成される画像形成領域に搬送された記録媒体に画像を形
成する画像形成装置における、搬送されている記録媒体
を裁断する、前記画像形成領域よりも記録媒体搬送方向
下流側に配置された記録媒体裁断装置において、 (1)所定の回転方向に回転しながら前記記録媒体搬送
方向に記録媒体を裁断する回転刃 (2)該回転刃に接触して回転しながら該回転刃と協動
して記録媒体を裁断する従動刃 (3)前記回転刃及び前記従動刃双方を回転自在に一体
的に保持して前記回転刃の中心軸を中心に、記録媒体が
裁断される裁断位置及び記録媒体が裁断されない非裁断
位置双方の間を回動する保持手段 (4)前記保持手段が前記非裁断位置に位置するときに
前記回転刃を前記所定の回転方向に回転させることによ
り前記保持手段を非裁断状態から裁断状態に変換させ、
前記保持手段が前記裁断位置に位置するときに前記回転
刃を前記所定の回転方向とは反対方向に回転させること
により前記保持手段を裁断状態から非裁断状態に変換さ
せる駆動手段 を備えたことを特徴とするものである。
【0010】ここで、 (5)前記裁断位置もしくは前記非裁断位置に前記保持
手段を停止させる停止手段を備え、 (6)該停止手段が、前記保持手段の位置を検出する位
置検出手段を兼ねたものであることが好ましい。
【0011】また、上記第2の目的を達成するための本
発明の第2の記録媒体裁断装置は、画像が形成される画
像形成領域に搬送された記録媒体に画像を形成する画像
形成装置における、搬送されている記録媒体を裁断す
る、前記画像形成領域よりも記録媒体搬送方向下流側に
配置された記録媒体裁断装置において、 (7)所定の回転方向に回転しながら前記記録媒体搬送
方向に記録媒体を裁断する回転刃 (8)該回転刃に従動して回転しながら該回転刃と協動
して記録媒体を裁断する従動刃 (9)前記回転刃及び前記従動刃双方を回転自在に一体
的に保持して前記回転刃の中心軸を中心に、記録媒体が
裁断される裁断位置及び記録媒体が裁断されない非裁断
位置双方の間を回動する、前記記録媒体搬送方向に交差
する方向に移動する保持手段 (10) 該保持手段が移動するための移動用開口が形
成された、記録媒体を排出方向に案内する排出ガイド板 (11)前記移動用開口のうち、前記保持手段が占める
領域以外の領域を塞ぐ、前記保持手段の移動に伴って移
動する記録媒体搬送板 を備えたことを特徴とするものである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の記
録媒体裁断装置の実施形態を説明する。
【0013】図1は、本発明の記録媒体裁断装置の第1
実施形態を備えたインクジェット方式画像形成装置の一
例であるカラープロッタ(以下、プロッタという)の概
略構成を示す斜視図である。
【0014】プロッタ1は、キャスタ2a付きのスタン
ド2の上部に固定されている。プロッタ1は、プロッタ
1を操作するための操作部3を備えており、この操作部
3に設置された各種のスイッチ等により、紙サイズ、オ
ンライン/オフライン、コマンドなどが指示される。矢
印A方向から記録紙挿入口4に挿入された記録紙(記録
媒体の一例である)は、操作部3からの指示に基づい
て、プロッタ1の内部に搬送され、カラー画像が印字さ
れて排出される。
【0015】図2を参照して、記録紙の搬送経路と印字
(画像形成)工程を説明する。
【0016】図2は、図1のプロッタを切り欠いて記録
紙の挿入から排出までの経路を示す斜視図である。
【0017】プロッタ1では、記録紙挿入口4から挿入
されたシート状の記録紙と、ロール状に巻かれた記録紙
(ロール紙6)に印字できる。ここでは、記録紙挿入口
4から挿入されたシート状の記録紙の搬送経路を説明す
る。
【0018】ロール紙6のカバー7上で記録紙(例え
ば、大判のカット紙)を整置して矢印A方向から記録紙
挿入口4に挿入する。挿入された記録紙は、カバー7と
上ガイド8との間を通り、下搬送コロ支持板9に回転自
在に固定された紙搬送コロ10a及び上搬送コロ支持板
11に回転自在に固定された紙搬送コロ10b双方と駆
動ローラ12とに挟持されながら、印字板14の上方
(本発明にいう画像形成領域の一例である)に搬送され
る。印字板14の上方を通過した記録紙は、その後、排
出ローラ20とその上方に位置する拍車22とに挟持さ
れて排出される。なお、拍車22は拍車板21に回転自
在に固定されている。
【0019】また、プロッタ1は、矢印B方向に往復動
するヘッドキャリッジ16を備えている。このヘッドキ
ャリッジ16はヘッドホルダ18を備えており、このヘ
ッドホルダ18には、各カラーインク(例えばシアン、
マゼンタ、イエロー、黒の各インク)が収納された複数
の印字ヘッド19が装着されている。ヘッドキャリッジ
16は、キャリッジ駆動モータ(図示せず)に掛設され
たベルト17に固定されており、このベルト17は、キ
ャリッジ駆動モータの正逆回転によって矢印B方向に往
復動する。ベルト17が矢印B方向に往復動すると、ヘ
ッドキャリッジ16も案内レール24に案内されて矢印
B方向に往復動する。また、画像形成領域よりも記録紙
搬送方向(矢印B方向に直交する方向であり、本発明に
いう記録媒体搬送方向の一例である)下流側には、後述
する記録媒体裁断装置30(図3参照)が配置されてお
り、図2では、排出ガイド134の移動用開口132
(図9参照)に回転刃32と従動刃34が模式的に示さ
れている。
【0020】記録紙は、矢印B方向に直交する方向に断
続的に搬送される。記録紙に画像を形成するときは、記
録紙を一時的に停止させ、ヘッドキャリッジ16を矢印
B方向に往復動させながら、記録紙のうち、画像形成領
域に位置する部分に、印字ヘッド19からインクを吐出
する。その後、所定長さだけ記録紙を搬送して画像形成
領域に位置する新たな部分に次のバンド分の画像を形成
する。この動作を記録紙の全長に亘って繰り返す。これ
により、記録紙にカラー画像が形成される。カラー画像
が形成された記録紙は排出ローラ20と拍車22とに挟
持されながら排出ガイド134に沿って排出される。
【0021】図3から図6までを参照して、記録媒体裁
断装置を詳細に説明する。
【0022】図3は、回転刃と従動刃が裁断位置に位置
しているときの記録媒体裁断装置を示す、記録紙搬送方
向上流側から視た斜視図である。
【0023】上述したように、記録媒体裁断装置30は
画像形成領域よりも記録紙搬送方向下流側に配置されて
おり、ここでは、排出ローラ20と拍車22よりも記録
紙搬送方向下流側に配置されている。記録紙は排出ロー
ラ20と拍車22とに挟持されながら記録媒体裁断装置
30に搬送され、この搬送力を利用して裁断される。ま
た、記録媒体裁断装置30は排出ガイド134(図2参
照)の内部に設けられており、後述する側板36,38
のサイズが40mm×30mm程度のものであるが、説
明上、図3では拡大して示されている。
【0024】記録媒体裁断装置30は、互いに向き合う
側板36,38を備えている。この側板36,38の間
に、回転刃32及び従動刃34双方が回動自在に一体的
に保持された記録媒体裁断装置本体(本発明にいう保持
手段の一例である)40が配置されている。側板36,
38には、回転刃32の中心軸となる主軸39が回転自
在に固定されている。この主軸39は記録媒体裁断装置
本体40の回動軸にもなる。側板36には取付け板42
が固定されており、この取付け板42には駆動モータ
(本発明にいう駆動手段の一例である)44が固定され
ている。駆動モータ44の回転軸にはモータギア46が
固定されている。このモータギア46は、主軸39に固
定された主軸ギア48と噛み合い、駆動モータ44の回
転によって主軸39が回転する。
【0025】駆動モータ44の回転によって主軸39が
矢印C方向(本発明にいう回転方向の一例である)に回
転すると、記録媒体裁断装置本体40も矢印C方向に回
動し、記録媒体裁断装置本体40に形成されたストッパ
41が、側板36,38に掛け渡された停止板50に当
接する。これにより、記録媒体裁断装置本体40が、回
転刃32及び従動刃34双方で記録紙を裁断する裁断位
置にこれら両刃32,34を移動させて保持する。この
ときの記録媒体裁断装置本体40の状態が裁断状態であ
る。これら両刃32,34が裁断位置に停止しても、駆
動モータ44の回転によって主軸39は回転し続け、回
転刃32は回転し続ける。
【0026】駆動モータ44が回転し続けると主軸39
も回転刃32も回転し続け、回転刃32の側面に接触し
ている従動刃34も従動して回転し、回転刃32と従動
刃34が協働して、矢印D方向(本発明にいう記録媒体
搬送方向の一例である)から搬送される記録紙を裁断す
る。
【0027】ここで、図4を参照して回転刃32と従動
刃34の位置関係を説明する。
【0028】図4は回転刃32と従動刃34の配置を示
す、記録紙搬送方向上流側から視た記録媒体裁断装置本
体40であって、(a)は正面図、(b)は右側面図、
(c)は背面図、(d)は左側面図である。図4では、
図3と同一の構成要素には同一の符号が付されている。
【0029】回転刃32の中心軸は主軸39であり、一
方、従動刃34は、裁断点を挟んで主軸と略平行な中心
軸34aを有している。また、矢印D方向から見ると、
従動刃34は回転刃32の右側に配置されており、これ
らの刃の側面は裁断点では互いに接触している。
【0030】図5を参照して、記録紙が裁断される様子
を説明する。
【0031】図5は、回転刃と従動刃が協働して記録紙
を裁断している状態を示す模式図であり、図3の構成要
素と同一の構成要素には同一の符号が付されている。
【0032】矢印C方向に回転する回転刃32に従動し
て従動刃34が矢印E方向に回転し、これにより、記録
紙52が裁断される。ここで、搬送方向から視ると回転
刃32の中心軸(主軸39)は裁断点54よりも下方に
あり、一方、従動刃34の中心軸34aは裁断点54よ
りも上方にあり、さらに、回転刃32の刃先が裁断位置
54よりも上方にあり、一方、従動刃34の刃先が裁断
点54よりも下方にある。このため、記録紙52のう
ち、従動刃34の側にある部分52bは従動刃34に押
し下げられ下方(矢印F方向)に導かれる。一方、記録
紙52のうち、回転刃32の側にある部分52aは回転
刃32に押し上げられ上方(矢印G方向)に導かれる。
このように、記録紙52の裁断された部分52a,52
bを上下方向に別けて導くことにより、記録紙52のう
ち裁断寸前の部分に引っ張り力が作用するので、記録紙
52が容易に裁断される。
【0033】図6を参照して、記録媒体裁断装置本体4
0が裁断状態から非裁断状態に変換する様子を説明す
る。
【0034】図6は、記録媒体裁断装置本体40が非裁
断状態のときの記録媒体裁断装置を示す斜視図であり、
図3の構成要素と同一の構成要素には同一の符号が付さ
れている。
【0035】記録媒体裁断装置本体40を裁断状態から
非裁断状態に変換させるためには、記録媒体裁断装置本
体40が矢印E方向に回動するように、駆動モータ44
を逆転させる。駆動モータ44の逆転によって主軸39
も矢印E方向に回転する。この主軸39にはレバー58
が回転自在に固定されている。レバー58の、矢印D方
向から見て左端部には、駆動モータ44を回転させるか
否かを決定するためのセンサ62をオン・オフするセン
サバー60が形成されている。センサ62のオン・オフ
に対応して駆動モータ44が回転・停止するように構成
されている。図6に示すように、センサバー60がセン
サ62から離れると、センサ62がオフとなり駆動モー
夕44の逆回転が停止する。
【0036】駆動モータ44の逆回転によって主軸39
が矢印E方向に回転すると、記録媒体裁断装置本体40
も矢印E方向に回動し、記録媒体裁断装置本体40に形
成されたレバー掛け56がレバー58を引っ掛けてレバ
ー58を回動させる。これにより、レバー58も矢印E
方向に回転するが、センサバー60がセンサ62から離
れる位置まで回転するとレバー58が側板38の穴端部
38a(図3参照)に当接して回転できなくなり、同時
に、センサ62がオフとなり駆動モータ44が停止し、
記録媒体裁断装置本体40も停止する。このようにして
記録媒体裁断装置本体40が停止すると、回転刃32と
従動刃34が非裁断位置に位置することとなる。ここで
は、レバー58が本発明にいう停止手段と位置検出手段
を兼ねている。
【0037】回転刃32と従動刃34が非裁断位置に位
置した状態では、裁断位置に記録媒体裁断装置本体40
のケーシング(本発明にいう案内部の一例である)40
aが位置し、矢印D方向から搬送されてきた記録紙をこ
のケーシング40aが排紙方向へ案内する。ケーシング
40aが裁断位置に位置しているときは、回転刃32と
従動刃34は非裁断位置に位置して裁断機能を果たさな
い。また、両刃とも記録媒体搬送面の裏側に待機するの
で、使用者が誤って刃に触れてケガをするおそれも無
い。
【0038】このように、記録媒体裁断装置本体40が
回動することにより、回転刃32及び従動刃34が裁断
位置及び非裁断位置双方の間で即座に回動するので、回
転刃32及び従動刃34を裁断位置に短時間で移動でき
る。また、記録媒体裁断装置本体40は、回転刃32及
び従動刃34双方を保持して主軸39を中心に回動する
ことにより、回転刃32及び従動刃34は一組として構
成されており、両刃の間隔は所望の値に保証されるの
で、回転刃32及び従動刃34双方が正確に裁断位置に
移動する。この結果、記録媒体を正確な位置で裁断で
き、裁断面もきれいであり、裁断線は直線となる。ま
た、回転刃の回転と裁断位置までの回動を同一のモータ
を使って駆動するので、別にモータを要せず、省スペー
スと低コスト化を図れる。
【0039】再び図6を参照して、記録媒体裁断装置本
体40の矢印B方向への移動について説明する。
【0040】記録媒体裁断装置本体40は矢印B方向に
移動でき、記録紙を裁断する位置を自在に選択できるよ
うに構成されている。
【0041】側板36には移動モータ取付け板64が固
定されており、この移動モータ取付け板64に移動モー
タ66が取り付けられている。移動モータ66の回転軸
にはワイヤプーリ68が回転自在に固定されている。一
方、側板38にはワイヤプーリ取付け板70が固定され
ており、このワイヤプーリ取付け板70にワイヤプーリ
72が回転自在に固定されている。
【0042】ワイヤプーリ68,72にはワイヤ74が
掛けられている。ワイヤ74の2つの端部74a,74
bは移動体78に固定されている。移動体78の下部に
はガイド孔78bが形成されている。このガイド孔78
bには、側板36,38に固定されたガイドレール80
が貫通しており、このガイドレール80に案内されて移
動体78が移動する。さらに移動体78の下部には側板
36,38に掛け渡され固定されたステー(図示せず)
に移動モータ66を回転させるか否かを決定するための
センサ79をオン・オフするセンサバー78cが形成さ
れている。センサ79のオン・オフに対応して移動モー
タ66が回転・停止するように構成されている。また、
移動体78は記録媒体裁断装置本体40の一部を挟んで
おり、移動モータ66の正逆回転に伴ってワイヤ74が
動いてセンサ79がオンするまで移動体78が移動する
と記録媒体裁断装置本体40も移動する。この結果、記
録紙搬送方向に直交する方向の、記録紙を裁断する位置
をセンサ79の位置や個数を変えることにより自在に選
択できる。また、記録媒体裁断装置の移動は非裁断状態
で行われるので、記録紙の搬送中や印字(画像形成)中
に拘らず、この移動が常時できることとなり、記録媒体
裁断装置の移動時間を特別に設け無くてもよい。
【0043】記録媒体裁断装置本体40を移動体78で
移動して裁断位置を変える場合について説明する。ここ
では、記録紙のサイズが、Eサイズ(914.4mm×
l2l9.2mm)、A0サイズ(841mm×118
9mm)、及びB1サイズ(728mm×1030m
m)の3種類の場合を例にとって説明する。
【0044】プロッタ1では、各記録媒体をその長い辺
に合わせて挿入でき、記録媒体を合わせる基準は片方に
設けられているという条件で考える。各記録媒体を半分
に裁断すると、Eサイズ(914.4mm×1219.
2mm)がDサイズ(609.6mm×914.4m
m)となり、A0サイズ(841mm×1189mm)
がA1サイズ(594mm×841mm)となり、B1
サイズ(728mm×1030mm)がB2サイズ(5
15mm×728mm)となる。したがって、基準側か
らそれぞれ609.6mm、594mm,515mmで
あり、最大値と最小値の差は94.6mmとなる。この
ため、移動体78を95.0mm移動できるように構成
すれば上記の3種類の記録媒体の裁断に対応できる。
【0045】図7、図8を参照して、裁断された記録紙
を上下に分ける記録媒体分割案内部材について説明す
る。
【0046】図7は、記録媒体分割案内部材を示す斜視
図であり、図8は、記録媒体分割案内部材を分解して示
す分解斜視図である。
【0047】記録媒体分割案内部材90は、上ガイド1
00、中ガイド110、及び下ガイド120を組み合わ
せて構成されており、裁断点よりも記録紙搬送方向(矢
印D方向)下流側に配置されている。
【0048】上ガイド100には、裁断された記録紙の
うち、回転刃32及び従動刃34と記録紙とが当接する
裁断点よりも回転刃32の側にある部分を上方に案内す
るためのガイド面102と、回転刃32及び従動刃34
が上ガイド100に接触しないようにするカッター逃げ
部104が形成されている。また、上ガイド100に
は、この上ガイド100に中ガイド110を取り付ける
ための取付け部106が形成されている。
【0049】中ガイド110には、裁断された記録紙の
うち、裁断点よりも回転刃32の側にある部分を上方に
案内するためのガイド面112と、裁断された記録紙の
うち、裁断点よりも従動刃34の側にある部分を下方に
案内するためのガイド面114と、回転刃32及び従動
刃34が中ガイド110に接触しないようにするカッタ
ー逃げ部116が形成されている。
【0050】下ガイド120には、裁断された記録紙の
うち、裁断点よりも従動刃34の側にある部分を下方に
案内するためのガイド面122と、回転刃32及び従動
刃34が下ガイド120に接触しないようにするカッタ
ー逃げ部124が形成されている。また、下ガイド12
0には、この下ガイド120に中ガイド110を取り付
けるための取付け部126が形成されている。
【0051】上ガイド100に中ガイド110を取り付
けると、裁断された記録紙のうち、裁断点よりも回転刃
32の側にある部分が通る上紙通路130が形成され
る。従って、裁断された記録紙のうち、裁断点よりも回
転刃32の側にある部分は、裁断点を挟んで回転刃32
の中心軸とは反対側に案内されることとなる。また、下
ガイド120に中ガイド110を取り付けると、裁断さ
れた記録紙のうち、裁断点よりも従動刃34の側にある
部分が通る下紙通路140が形成される。従って、裁断
された記録紙のうち、裁断点よりも従動刃34の側にあ
る部分は、裁断点を挟んで従動刃34の中心軸とは反対
側に案内されることとなる。
【0052】矢印D方向から搬送されてきた記録紙は回
転刃32と従動刃34によって裁断され、裁断された記
録紙のうち、裁断点よりも回転刃32の側にある部分
は、ガイド面102,112によって矢印H方向に案内
されて上紙通路130を通る。一方、裁断された記録紙
のうち、裁断点よりも従動刃34の側にある部分は、ガ
イド面114,122によって矢印I方向に案内されて
下紙通路140を通る。このようにして、裁断された記
録媒体のうち裁断点よりも回転刃の側にある部分と、裁
断された記録媒体のうち裁断点よりも従動刃の側にある
部分とが互いに反対の方向に案内されて、裁断寸前の部
分に引っ張り力が作用するので、記録紙が容易に裁断さ
れ、互いに交差する刃によって裁断されたことにより、
上下に分かれて進行する記録紙の先端部をスムーズに案
内し、かつ、刃の軸やその保持部に記録紙が接触して、
搬送の妨げになることを回避できる。
【0053】なお、上記の例では、3つの部分から記録
媒体分割案内部材90を構成したが、一体的に構成して
もよい。また、裁断後に記録紙を上下に分離したが、記
録紙を排出するための排紙口では、裁断された記録紙が
同一平面上にあることが好ましい。この理由は、排紙口
が大きくなることは設計上好ましくないからである。さ
らに、上記の実施形態では、インクジェット方式の画像
形成装置に本発明を適用したが、画像形成装置に限定せ
ず、記録紙を搬送して裁断する構成の装置に本発明を適
用できる。
【0054】図9、図10を参照して本発明の記録媒体
裁断装置の第2実施形態を説明する。
【0055】図9は、本発明の記録媒体裁断装置の第2
実施形態を示す斜視図である。また、図10は、図9の
記録媒体裁断装置のJ−J断面図である。図9、図10
では、図3、図6の構成要素と同一の構成要素には同一
の符号が付されている。
【0056】記録媒体裁断装置130は、回転刃32と
従動刃34を回転自在に一体的に保持した記録媒体裁断
装置本体40が移動するための移動用開口132が形成
された排出ガイド板134を備えている。また、記録媒
体裁断装置本体40の、矢印B方向の両側には、移動体
140が固定されている。この移動体140は、記録媒
体裁断装置本体40の矢印B方向への移動に伴って矢印
B方向に移動する。また、移動体140の上部の両側そ
れぞれには、記録媒体裁断装置本体40の矢印B方向へ
の移動に伴って矢印B方向に移動する2つの記録媒体搬
送板142が固定されている。図9では、図9における
記録媒体裁断装置本体40の左側の記録媒体搬送板14
2が省略されている。なお、記録媒体裁断装置本体40
が裁断状態から非裁断状態に変換できるように変換用開
口144が形成されている。
【0057】各記録媒体搬送板142は、記録媒体裁断
装置本体40が移動用開口132のいずれの端部に移動
したときにも移動用開口132を完全に塞ぐことができ
るように、移動用開口132の矢印B方向の長さ以上の
長さをもっている。また、各記録媒体搬送板142は排
出ガイド板134の上部の内側に形成されたガイドレー
ル136,138に案内されて移動する。このように記
録媒体搬送板142が矢印B方向に移動することによ
り、移動用開口のうち、記録媒体裁断装置本体40が占
める領域以外の領域が塞がれる。この結果、記録媒体が
移動用開口132に引っ掛かり詰まることなくスムーズ
に搬送される。なお、図10において、二点鎖線は非裁
断状態の記録媒体裁断装置本体40’を示し、記録媒体
裁断装置本体が非裁断状態のときは記録媒体裁断装置本
体40も記録媒体搬送板の一部として作用する。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の第1の記
録媒体裁断装置によれば、回転刃及び従動刃を一体的に
保持した保持手段を駆動手段で回動させることにより、
保持手段を非裁断状態から裁断状態に変換させるととも
に回転刃で記録媒体を裁断するので、記録媒体の裁断に
要する時間を従来よりも短縮して正確な位置で記録媒体
を裁断できる。また、記録媒体を裁断した後に、短時間
で記録媒体裁断装置を非裁断位置に位置させることもで
きる。
【0059】また、裁断位置もしくは非裁断位置に前記
保持手段を停止させる停止手段を備え、この停止手段
が、保持手段の位置を検出する位置検出手段を兼ねたも
のである場合は、記録媒体裁断装置の位置を正確に検知
できることとなり、一層正確に記録媒体を裁断できる。
【0060】また、本発明の第2の記録媒体裁断装置
は、記録媒体を排出方向に案内する排出ガイド板を備
え、さらに、この排出ガイド板の裁断装置移動用開口が
保持手段の移動に伴って記録媒体搬送板によって塞がれ
るので、記録媒体をスムーズに搬送できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像形成装置の一例であるカラープロ
ッタの概略構成を示す斜視図である。
【図2】図1のカラープロッタを切り欠いて、記録紙の
挿入から排出までの経路を示す斜視図である。
【図3】回転刃と従動刃が裁断位置に位置しているとき
の記録媒体裁断装置を示す斜視図である。
【図4】回転刃と従動刃の配置を示す、(a)は正面
図、(b)は右側面図、(c)は背面図、(d)は左側
面図である。
【図5】回転刃と従動刃が協働して記録紙を裁断してい
る状態を示す模式図である。
【図6】記録媒体裁断装置本体が非裁断位置に位置して
いるときの記録媒体裁断装置を示す斜視図である。
【図7】記録媒体分割案内部材を示す斜視図である。
【図8】記録媒体分割案内部材を分解して示す分解斜視
図である。
【図9】本発明の記録媒体裁断装置の第2実施形態を示
す斜視図である。
【図10】図9の記録媒体裁断装置のJ−J断面図であ
る。
【符号の説明】
1 プロッタ 30 記録媒体裁断装置 32 回転刃 34 従動刃 40 記録媒体裁断装置本体 44 駆動モータ 90 記録媒体分割案内部 130 記録媒体裁断装置 132 移動用開口 134 排出ガイド板 140 移動体 142 記録媒体搬送板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 猪妻 権介 東京都三鷹市下連雀6丁目3番3号 コ ピア株式会社内 (72)発明者 清原 直樹 東京都三鷹市下連雀6丁目3番3号 コ ピア株式会社内 (72)発明者 行方 清一 東京都三鷹市下連雀6丁目3番3号 コ ピア株式会社内 (56)参考文献 特開 昭63−154378(JP,A) 特開 昭59−164192(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B26D 1/00 - 1/24

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像が形成される画像形成領域に搬送さ
    れた記録媒体に画像を形成する画像形成装置における、
    搬送されている記録媒体を裁断する、前記画像形成領域
    よりも記録媒体搬送方向下流側に配置された記録媒体裁
    断装置において、 所定の回転方向に回転しながら前記記録媒体搬送方向に
    記録媒体を裁断する回転刃と、 該回転刃に接触して回転しながら該回転刃と協動して記
    録媒体を裁断する従動刃と、 前記回転刃及び前記従動刃双方を回転自在に一体的に保
    持して前記回転刃の中心軸を中心に、記録媒体が裁断さ
    れる裁断位置及び記録媒体が裁断されない非裁断位置双
    方の間を回動する保持手段と、 前記保持手段が前記非裁断位置に位置するときに前記回
    転刃を前記所定の回転方向に回転させることにより前記
    保持手段を非裁断状態から裁断状態に変換させ、前記保
    持手段が前記裁断位置に位置するときに前記回転刃を前
    記所定の回転方向とは反対方向に回転させることにより
    前記保持手段を裁断状態から非裁断状態に変換させる駆
    動手段とを備えたことを特徴とする記録媒体裁断装置。
  2. 【請求項2】 前記裁断位置もしくは前記非裁断位置に
    前記保持手段を停止させる停止手段を備え、 該停止手段が、前記保持手段の位置を検出する位置検出
    手段を兼ねたものであることを特徴とする請求項1記載
    の記録媒体裁断装置。
  3. 【請求項3】 画像が形成される画像形成領域に搬送さ
    れた記録媒体に画像を形成する画像形成装置における、
    搬送されている記録媒体を裁断する、前記画像形成領域
    よりも記録媒体搬送方向下流側に配置された記録媒体裁
    断装置において、 所定の回転方向に回転しながら前記記録媒体搬送方向に
    記録媒体を裁断する回転刃と、 該回転刃に従動して回転しながら該回転刃と協動して記
    録媒体を裁断する従動刃と、 前記回転刃及び前記従動刃双方を回転自在に一体的に保
    持して前記回転刃の中心軸を中心に、記録媒体が裁断さ
    れる裁断位置及び記録媒体が裁断されない非裁断位置双
    方の間を回動する、前記記録媒体搬送方向に交差する方
    向に移動する保持手段と、 該保持手段が移動するための移動用開口が形成された、
    記録媒体を排出方向に案内する排出ガイド板と、 前記移動用開口のうち、前記保持手段が占める領域以外
    の領域を塞ぐ、前記保持手段の移動に伴って移動する記
    録媒体搬送板とを備えたことを特徴とする記録媒体裁断
    装置。
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