JP3347615B2 - 半導体集積回路および光送信モジュール - Google Patents

半導体集積回路および光送信モジュール

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JP3347615B2
JP3347615B2 JP31748396A JP31748396A JP3347615B2 JP 3347615 B2 JP3347615 B2 JP 3347615B2 JP 31748396 A JP31748396 A JP 31748396A JP 31748396 A JP31748396 A JP 31748396A JP 3347615 B2 JP3347615 B2 JP 3347615B2
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    • H03G1/0017Circuits characterised by the type of controlling devices operated by a controlling current or voltage signal the device being at least one of the amplifying solid state elements of the amplifier
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体集積回路およ
び光送信モジュールに関し、特に、FET(FieldEffect
Transistor) で構成したアンプの利得および帯域を向
上させることが可能な半導体集積回路に関する。近年、
例えば、光送信モジュールのドライバIC(半導体集積
回路)は、GaAsFET等を使用して構成されている。この
ような半導体集積回路において、アンプの利得および帯
域(周波数動作帯域)の向上が要望されている。
【0002】
【従来の技術】図1は従来の半導体集積回路の一例を示
す回路図であり、SCFL(Source Coupled FET Logic)
回路の基本ゲートを示すものである。ここで、VIN,
VINBは差動入力信号(入力電圧)を示し、また、V
OUT,/VOUTは相補の出力信号(出力電圧)を示
している。
【0003】図1において、参照符号Vddは、例えば、
0ボルトの電源電圧を供給する第1の電源線を示し、ま
た、Vssは、例えば、−5.2ボルトの電源電圧を供給
する第2の電源線を示している。さらに、参照符号1お
よび3は負荷素子、2および4はスイッチングFET、
そして、5は定電流源を示している。図1に示すSCF
L回路は、従来から一般的に用いられているものであ
り、負荷素子1,3、スイッチングFET(例えば、Ga
As FET) 2,4、および、定電流源5を備えて構成され
ている。
【0004】図2は従来の半導体集積回路(SCFL回
路)の他の例を示す回路図である。図2に示す半導体集
積回路は、図1との比較から明らかなように、負荷素子
1とスイッチングFET2との間にFET6を設けると
共に、負荷素子3とスイッチングFET4との間にFE
T7を設け、これらFET6および7のゲートに対して
制御信号VCSを共通に与えるようになっている。
【0005】上記の図1および図2に示す半導体集積回
路は、それぞれSCFL回路の動作に違いは無く、一方
の差動入力信号VINおよび他方の差動入力信号VIN
Bの電位の変化に対して出力電圧(VOUT)とその反
転出力電圧(/VOUT)を得ることができるようにな
っている。ここで、図2に示す回路では、スイッチング
FET2および4のドレイン側(第1の電源線Vdd側)
のバイアス変動が、図1の回路よりも低減され、該スイ
ッチングFET2および4のミラー効果によるゲート−
ドレイン間の容量Cgdの増加を低減することができる。
そのため、より一層の帯域(周波数動作帯域)の向上、
すなわち、より一層の高速動作が可能となっている。
【0006】ところで、図1および図2に示す従来の半
導体集積回路(SCFL回路)において、出力電圧のデ
ューティ比(時間軸に対する高レベル”H”の幅と低レ
ベル”L”の幅の比)を変化させる場合、他方の差動入
力信号VINBとして直流電圧(DCバイアス)を印加
し、そのバイアスレベルを制御することにより行われて
いた。
【0007】図3は従来の半導体集積回路の動作を説明
するための波形図であり、同図(1)〜(5) は、反転入力
信号VINBの各電圧レベル(各バイアスレベル)にお
ける出力電圧VOUT(/VOUT)のデューティ比の
変化を示すものである。図3(1) 〜図3(5) に示される
ように、一方の差動入力信号(一方の差動入力電圧)V
INに対して他方の差動入力信号(他方の差動入力電
圧)VINBとしての直流電圧レベル(DCバイアス)
を変化させることにより、出力(VOUT)のデューテ
ィ比はA1/B1からA5/B5まで変化する。ここ
で、図3(1)はバイアスレベル(他方の差動入力電圧V
INB)が最も高い場合を示し、図3(2) はバイアスレ
ベルが中間電圧(一方の差動入力信号VINの高レベ
ル”H”と低レベル”L”との中間の電圧)よりもやや
高い場合を示し、そして、図3(3) はバイアスレベルが
中間電圧に等しい場合を示している。さらに、図3(4)
はバイアスレベルが中間電圧よりもやや低い場合を示
し、そして、図3(5) はバイアスレベルが最も低い場合
を示している。
【0008】ところで、出力電圧VOUT(/VOU
T)におけるデューティ比のばらつき(バイアスレベル
を中間電圧とした場合におけるデューティ比の違い)
は、例えば、半導体集積回路を製造する時のプロセスの
ばらつきや、該半導体集積回路を実際に使用する場合の
周囲の温度変動等により生じるが、上記の図3に示すよ
うに、外部からバイアスレベルを制御することによっ
て、所定のデューティ比を得るようになっている。これ
により、例えば、この半導体集積回路により制御される
外部素子(例えば、光送信モジュールのレーザダイオー
ド)を最適に動作させることができるようになってい
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
の半導体集積回路として、出力電圧におけるデューティ
比のばらつきを補償するために、外部からバイアスレベ
ル(VINB)を制御することによって、所定のデュー
ティ比を得るものが知られている。ところで、上述した
ような半導体集積回路において、回路を広帯域化する場
合、インダクタのピーキングを利用することがあるが、
半導体チップ(IC)内にインダクタを設けると、チッ
プ面積が大きくなりコストが増大する。そこで、デュー
ティを可変するために、他方の差動入力信号VINBと
して直流電圧(DCバイアス)を印加し、そのバイアス
レベルを制御することになるが、この場合、差動入力信
号VIN,VINBとして相補信号を入力した場合に比
べて、差動アンプの利得がほぼ半減してしまう。
【0010】本発明は、上述した従来の半導体集積回路
が有する課題に鑑み、FETで構成したアンプの利得お
よび帯域(周波数動作帯域)を向上させることを目的と
する。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の形態によ
れば、第1の電源線と第2の電源線との間に直列に設け
られた第1の負荷素子および第1のスイッチング素子を
有し、該第1のスイッチング素子の制御端子には入力信
号が供給された半導体集積回路であって、前記第1の負
荷素子と前記第1の電源線との間に設けられ、制御端子
に第1の制御信号が供給された第1のスイッチ手段と、
該第1のスイッチ手段の制御端子に接続され、そのイン
ピーダンスが任意の値に設定或いは可変される第1の負
荷手段とを具備し、前記第1の制御信号および前記第1
の負荷手段のインピーダンスにより回路の帯域、利得お
よび出力電位を制御するようにしたことを特徴とする半
導体集積回路が提供される。
【0012】本発明の半導体集積回路によれば、第1の
スイッチ手段は、第1の負荷素子と第1の電源線との間
に設けられ、該第1のスイッチ手段の制御端子には第1
の制御信号が供給されている。さらに、第1のスイッチ
手段の制御端子には、そのインピーダンスが任意の値に
設定或いは可変される第1の負荷手段が設けられてい
る。この第1の制御信号および第1の負荷手段のインピ
ーダンスにより回路の帯域、利得および出力電位を制御
することができる。
【0013】また、本発明の第2の形態によれば、入力
信号を受けて該入力信号を増幅するドライバICと、該
ドライバICの出力信号を受けて変調する変調器部と、
該変調器部の出力に応じて変調されたレーザ光を出力す
るレーザダイオード部と、該レーザ光を光ファイバへ供
給する光学系とを具備する光送信モジュールであって、
前記ドライバICは、第1の電源線と第2の電源線との
間に直列に設けられた第1の負荷素子と、制御端子に入
力信号が供給された第1のスイッチング素子とを具備
し、さらに、該ドライバICは、前記第1の負荷素子と
前記第1の電源線との間に設けられ、制御端子に第1の
制御信号が供給された第1のスイッチ手段と、該第1の
スイッチ手段の制御端子に接続され、そのインピーダン
スが任意の値に設定或いは可変される第1の負荷手段と
を具備し、前記第1の制御信号および前記第1の負荷手
段のインピーダンスにより回路の帯域、利得および出力
電位を制御するようにしたことを特徴とする光送信モジ
ュールが提供される。
【0014】本発明の光送信モジュールによれば、ドラ
イバICは、入力信号を受けて該入力信号を増幅し、ま
た、変調器部は、ドライバICの出力信号を受けて変調
し、そして、レーザダイオード部は、変調器部の出力に
応じて変調されたレーザ光を出力する。レーザダイオー
ド部から出力されたレーザ光は、光学系を介して光ファ
イバへ供給される。ドライバICにおいて、第1のスイ
ッチ手段は、第1の負荷素子と第1の電源線との間に設
けられ、該第1のスイッチ手段の制御端子には第1の制
御信号が供給されている。さらに、第1のスイッチ手段
の制御端子には、そのインピーダンスが任意の値に設定
或いは可変される第1の負荷手段が設けられている。こ
の第1の制御信号および第1の負荷手段のインピーダン
スにより回路の帯域、利得および出力電位を制御するこ
とのできる光送信モジュールが提供される。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明に係
る半導体集積回路および光送信モジュールの実施例を説
明する。図4は本発明に係る半導体集積回路の原理構成
を示す回路図(差動型回路)であり、SCFL(Source
Coupled FET Logic)回路の基本ゲートを示すものであ
る。ここで、VIN,VINBは差動入力信号(入力電
圧)を示し、また、VOUT,VOUTBは相補の出力
信号(出力電圧)を示している。
【0016】図4において、参照符号Vddは、例えば、
0ボルトの電源電圧を供給する第1の電源線を示し、ま
た、Vssは、例えば、−5.2ボルトの電源電圧を供給
する第2の電源線を示している。さらに、参照符号1お
よび3は負荷素子、2および4は差動スイッチングFE
T(例えば、GaAs FET) 、そして、5は定電流源を示し
ている。さらに、参照符号81および83はスイッチ手
段(例えば、GaAs FET) 、82および84は負荷手段、
そして、CN1およびCN2はそれぞれ制御信号を示し
ている。
【0017】図4の半導体集積回路と図1の従来の半導
体集積回路との比較から明らかなように、本発明の半導
体集積回路では、第1の電源線(高電位電源線)Vddと
差動回路の負荷素子1および3との間にそれぞれスイッ
チ手段81および83を挿入するようになっている。さ
らに、スイッチ手段81および83の制御端子には、そ
れぞれ制御信号CN1およびCN2が供給されると共
に、負荷手段82および84が接続されている。
【0018】ここで、負荷手段82および84の他端
(スイッチ手段81および83の制御端子に接続されて
いない側)は、それぞれ電源線Vcc1 およびVcc2 に接
続されている。また、負荷手段82および84は、その
インピーダンスの値が任意に変化または設定され、これ
により半導体集積回路の一部または全体の利得および帯
域(周波数動作帯域)を変化させることができるように
構成されている。なお、負荷手段82および84の他端
が接続される電源線Vcc1 およびVcc2 は、例えば、高
電位電源線Vddとされている。本構成の半導体集積回路
においては、スイッチ手段81および83の制御端子に
任意のバイアス(CN1,CN2)を与えることによ
り、出力電圧VOUT(VOUTB)の直流レベルを変
化させることができるようになっている。
【0019】図5は本発明に係る半導体集積回路の原理
構成を示す回路図(BFL(Buffered FET Logic)型回
路)である。同図において、参照符号11は負荷素子、
12および14はスイッチング素子(FET)、13は
レベルシフト素子、15は定電流源、16はスイッチ手
段、そして、17は負荷手段を示している。図5に示さ
れるように、本発明を適用したBFL型回路は、スイッ
チ手段16、負荷素子11、および、スイッチング素子
12が第1の電源線(Vdd)と第2の電源線(Vss)と
の間に直列に設けられている。スイッチング素子12の
制御端子には入力信号VINが供給され、また、スイッ
チ手段16の制御端子には制御信号CN1が供給される
と共に、負荷手段17が接続されている。
【0020】さらに、負荷素子11とスイッチング素子
12との接続個所から取り出された信号は、他のスイッ
チング素子(第2のスイッチング素子)14の制御端子
に供給されている。スイッチング素子14、レベルシフ
ト用素子13、および、定電流源15は、第1の電源線
(Vdd)と第2の電源線(Vss)との間に直列に設けら
れ、レベルシフト用素子13と定電流源15との接続個
所から出力信号(出力電圧)VOUTが取り出されるよ
うになっている。そして、御信号CN1および負荷手段
17のインピーダンスにより回路の帯域、利得および出
力電位を制御するようになっている。
【0021】図6は本発明に係る半導体集積回路の原理
構成を示す回路図(DCFL(Direct Coupled FET Logi
c)型回路)である。同図において、参照符号21は負荷
素子、22はスイッチング素子(FET)、23はスイ
ッチ手段、そして、24は負荷手段を示している。図6
に示されるように、本発明を適用したDCFL型回路
は、スイッチ手段23、負荷素子21、および、スイッ
チング素子22が第1の電源線(Vdd)と第2の電源線
(Vss)との間に直列に設けられている。スイッチング
素子22の制御端子には入力信号VINが供給され、ま
た、スイッチ手段23の制御端子には制御信号CN1が
供給されると共に、負荷手段24が接続されている。さ
らに、負荷素子21とスイッチング素子22との接続個
所から出力信号VOUTが取り出されるようになってい
る。そして、御信号CN1および負荷手段24のインピ
ーダンスにより回路の帯域、利得および出力電位を制御
するようになっている。
【0022】上記の図5および図6に示されるように、
本発明は、SCFL回路だけでなく、BFL回路やDC
FL回路等に対しても適用することができる。すなわ
ち、図5および図6から明らかなように、本発明の半導
体集積回路は、従来の構造と異なり、デューティの可変
制御端子を信号入力端子とは独立させることができるた
め、従来、デューティの可変機能を実現することが困難
であった、差動型回路(SCFL回路)以外の基本回路
(BFL回路やDCFL回路等)でのデューティの可変
を容易に行うことができる。
【0023】図7は本発明の半導体集積回路の第1実施
例を示す回路図である。図7に示す第1実施例は、図4
との比較から明らかなように、負荷素子1および3とし
て抵抗を用い、差動スイッチング素子2および4として
FETを用い、スイッチ手段81および82としてFE
Tを用い、負荷手段82および84として容量(キャパ
シタ)を用い、そして、電源線Vcc1 およびVcc2 とし
て高電位電源線Vddを適用したものである。本実施例に
おいては、負荷容量(容量性負荷)82および84の容
量値を変化させることにより、半導体集積回路(SCF
L回路)の利得および帯域を変化させることができる。
ここで、負荷手段82および84は、容量(負荷容量)
に限定されず、それぞれ抵抗或いはトランジスタ(制御
信号CN01およびCN02がゲートに供給されたFE
T)により構成することもできる。なお、トランジスタ
(FET)としては、特に指定する場合(図11のデプ
レッション型FET21)を除き、ゲートに供給される
信号に応じてデプレッション型FETおよびエンハンス
メント型FETの双方を選択して使用することができ
る。
【0024】図8は本発明の半導体集積回路の第2実施
例を示す回路図であり、同図において、参照符号85は
負荷手段としての抵抗を示している。図8に示す第2実
施例では、図7の第1実施例との比較から明らかなよう
に、負荷容量(負荷手段)82および84の代わりに1
つの抵抗85をスイッチ手段81および83の各制御電
極(ゲート)間に設けるようにしたものである。
【0025】図9は本発明の半導体集積回路の第3実施
例を示す回路図であり、同図において、参照符号86は
負荷手段としてのトランジスタ(FET)を示してい
る。図9に示す第3実施例では、図8の第2実施例との
比較から明らかなように、抵抗85の代わりにトランジ
スタ(FET)86を設けたものである。ここで、トラ
ンジスタ86の制御電極(ゲート)には、制御信号CN
3が供給され、この制御信号CN3によりトランジスタ
86による負荷を制御するようになっている。すなわ
ち、この制御信号CN3を外部から制御してトランジス
タ86のインピーダンスの値を変化させ、これにより回
路の利得および帯域(周波数動作帯域)を調整すること
ができるようになっている。
【0026】図10は本発明の半導体集積回路の第4実
施例(BFL型回路)を示す回路図である。図10に示
す第4実施例は、図5との比較から明らかなように、負
荷素子11として抵抗を用い、スイッチング素子12,
14およびスイッチ手段16としてFETを用い、負荷
手段17として容量を用い、そして、レベルシフト手段
13としてダイオードを用いたものである。本実施例に
おいては、負荷容量17の容量値を変化させることによ
り、半導体集積回路(BFL回路)の利得および帯域を
変化させることができる。ここで、負荷手段17は、容
量に限定されず、抵抗或いは制御信号CN01がゲート
に供給されたトランジスタ(FET)により構成するこ
ともできる。なお、レベルシフト手段13として複数段
のダイオードを使用することもできる。
【0027】図11は本発明の半導体集積回路の第5実
施例(DCFL型回路)を示す回路図である。図11に
示す第5実施例は、図6との比較から明らかなように、
負荷素子21としてFET(デプレッション型FET)
を用い、スイッチング素子22およびスイッチ手段23
としてFETを用い、そして、負荷手段24として容量
を用いたものである。本実施例においては、負荷容量2
4の容量値を変化させることにより、半導体集積回路
(DCFL回路)の利得および帯域を変化させることが
できる。ここで、負荷手段24は、容量に限定されず、
抵抗或いは制御信号CN01がゲートに供給されたトラ
ンジスタにより構成することもできる。
【0028】図12は本発明および従来の回路を二段接
続した半導体集積回路の一例を示す回路図であり、図1
3は図12の半導体集積回路のシミュレーション結果
(周波数特性)を示す図である。ここで、図12に示す
回路100は、後述するように、光送信モジュール(3
00)のドライバIC(301)における増幅部に対応
するものであり、本発明を適用した一段目の増幅回路1
01および従来から知られている二段目の増幅回路10
2を縦列接続(二段接続)して構成される。
【0029】図12に示されるように、一段目の増幅回
路101は、トランジスタ(FET)F1,F2、ダイ
オードS1〜S4、および、電流源I1,I2より成る
レベルシフト部111と、前述した図7の回路に対応す
る差動増幅部112を備えて構成されている。また、二
段目の増幅回路102は、トランジスタF7,F8、ダ
イオードS5〜S8、および、電流源I4,I5より成
るレベルシフト部121と、トランジスタF9,F1
0、抵抗R3,R4、および、電流源I6より成る差動
増幅部122を備えて構成されている。ここで、図12
と図7との比較から明らかなように、差動増幅部112
におけるトランジスタF3,F4,F5,F6は図7に
おけるトランジスタ81,83,2,4に対応し、抵抗
R1,R2は図7における抵抗1,3に対応し、容量C
1,C3は図7における容量82,84に対応し、ま
た、電流源I3は図7における電流源5に対応してい
る。そして、一段目の増幅回路101における差動増幅
部112の容量C1およびC3の値を変化させることに
より、図13のシミュレーション結果に示されるよう
に、利得および帯域(周波数特性)を変化させることが
できる。また、図8に示すように、負荷手段(容量負荷
82および84)を1つの抵抗85で構成した場合に
は、負荷容量が小さい場合(図13中の容量小)が抵抗
85の抵抗値が大きい場合に対応する。
【0030】なお、図13は、一段目の増幅回路101
に本発明を適用したものを使用し、二段面の増幅回路1
02は従来のものを使用した場合のシミュレーションを
示しているが、次の図14に示すように、本発明を適用
した増幅回路を二段共に使用した場合には、変化の程度
(調整可能な利得および帯域)がより一層大きくなる。
【0031】このように、多段構成のアンプの場合、前
段(任意の一段)に本発明を適用した増幅回路を使用す
ることにより、デューティを可変し得る方法と同一の効
果が得られ、また、差動増幅器の利得を直流バイアスを
他方の差動入力信号として使用する従来構成のほぼ二倍
とすることができる。ここで、差動増幅部112におい
て、制御信号CN1=V1,CN2=V2とし、トラン
ジスタF3,F4のピンチオフ電圧(閾値電圧)をVt
とし、トランジスタF3,F4のスイッチオン時のゲー
ト−ソース間電圧をVonとし、電流源I3に流れる電
流をIとし、そして、負荷素子(抵抗)R1,R2の値
をRとすると、OUT,OUTBの出力電圧(VOU
T,VOUTB)は、それぞれ次の式で表される。な
お、VOUTHは出力電圧VOUTの高レベル”H”を
示し、VOUTL出力電圧VOUTの低レベル”L”を
示し、VOUTBHは反転出力電圧VOUTBの高レベ
ル”H”を示し、そして、VOUTBL反転出力電圧V
OUTBの低レベル”L”を示している。
【0032】 VOUTH=Vdd−(V1+Vt) VOUTL=Vdd−(V1+Von+I×R) VOUTBH=Vdd−(V2+Vt) VOUTBL=Vdd−(V2+Von+I×R) 上記の式から判るように、制御信号CN1およびCN2
の電圧V1およびV2を任意に設定することにより、相
補出力の信号レベルVOUTおよびVOUTBを独立し
て変化させることができる。すなわち、次段に差動アン
プを接続した場合、その入力レベルを任意に可変し得る
ため、従来技術で述べたようなデューティ可変回路を、
両入力端子に信号を入力した状態で構成することが可能
となる。
【0033】図14は本発明の回路を二段接続した半導
体集積回路の一例を示す回路図であり、図14の回路2
00は、図13の回路100と同様に、光送信モジュー
ル300のドライバIC301における増幅部に対応す
る。なお、図14の回路200では、本発明を適用した
一段目の増幅回路201および本発明を適用した二段目
の増幅回路202を縦列接続(二段接続)して構成され
る。
【0034】図14に示されるように、一段目の増幅回
路201および202は同様の構成とされ、それぞれ前
述した図12における一段目の増幅回路101に対応す
る。すなわち、図14における二段目の増幅回路202
における差動増幅部222の構成だけが、図13と異な
るようになっており、図14における一段目の増幅回路
201のレベルシフト部211並びに差動増幅部21
2、および、二段目の増幅回路202のレベルシフト部
221は、図13における一段目の増幅回路101のレ
ベルシフト部111並びに差動増幅部112、および、
二段目の増幅回路102のレベルシフト部121と同様
の構成となっている。そして、図14に示されるよう
に、二段目の増幅回路202の差動増幅部222は、高
電位電源線(第1の電源線)Vddと抵抗(負荷素子)R
3,R4との間にそれぞれトランジスタ(スイッチ手
段)F11およびF12が挿入され、さらに、トランジ
スタF11およびF12のゲートには、それぞれ制御信
号CN4およびCN5が供給されると共に、容量(負荷
手段)C3およびC4が接続されている。
【0035】この図14に示す回路では、制御信号CN
1およびCN2による制御だけでなく、制御信号CN4
およびCN5により、回路の利得および帯域を制御する
ように構成されている。図15は本発明の半導体集積回
路が適用される光送信モジュール300の全体的な構成
を概略的に示す図である。図15において、参照符号3
01はドライバIC、302は終端抵抗、303は変調
部331およびレーザダイオード部332を有する変調
器内蔵レーザダイオード、304および306はレン
ズ、305はアイソレータ、そして、400は平滑回路
を示している。
【0036】図15に示されるように、光送信モジュー
ル300は、相補の入力信号DATA IN およびDATA INB
(VIN,VINB)を受け取り、該入力信号に対応し
て変調されたレーザ光を光ファイバへ出力するものであ
り、ドライバIC301、終端抵抗302、変調器内蔵
レーザダイオード303、および、光学系(レンズ30
4,306、および、アイソレータ305)を備えて構
成されている。
【0037】ドライバIC301の出力信号VOUT
は、変調部331へ供給されると共に、終端抵抗302
を介して接地(GND:Vss)されている。さらに、ド
ライバIC301の反転出力信号VOUTBは、光送信
モジュール300の外部に設けられた平滑回路400に
より平滑され、その直流信号が該ドライバIC301へ
フィードバックされるようになっている。これにより、
ドライバIC301は、デューティの補正を自動的に行
って出力信号VOUTを出力することができるようにな
っている。
【0038】図16は図15の光送信モジュールにおけ
るドライバIC(半導体集積回路)の一構成例を示す回
路図である。図16に示されるように、ドライバIC3
01は、図12に示す増幅回路100(または、図14
に示す増幅回路200)と、複数のトランジスタF31
〜F34、抵抗R31〜R38、ダイオードS31〜S
34、および、電流源I31〜I33を備えて構成され
ている。増幅回路100(200)の出力信号VOUT
は、変調器部331へ供給され、反転出力信号VOUT
Bは、平滑回路400へ供給されている。平滑回路40
0は、例えば、容量および抵抗を備えて構成され、反転
出力信号VOUTBを平滑してその直流信号をトランジ
スタF31のゲートへ供給するようになっている。
【0039】すなわち、図12および図16に示される
ように、トランジスタF3,F4(スイッチ手段81,
83)のゲートに供給される制御信号CN1およびCN
2は、ドライバIC301において、平滑回路400に
より反転出力信号VOUTBを平滑した直流信号に応じ
て生成されるようになっている。上述した実施例は、あ
くまでも本発明を適用した回路の例であり、その回路構
成は様々に変化させることができるのはいうまでもな
い。
【0040】
【発明の効果】以上、詳述したように、本発明によれ
ば、回路の利得および帯域を向上させることができる。
さらに、回路の利得を損なうことなく出力のデューティ
を可変することができるため、アンプの段数を低減で
き、回路全体の消費電力およびチップ面積を低減するこ
とも可能である。また、従来、構成することが困難であ
った、回路においても、デューティ可変機能を実現する
ことも可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の半導体集積回路の一例を示す回路図であ
る。
【図2】従来の半導体集積回路の他の例を示す回路図で
ある。
【図3】従来の半導体集積回路の動作を説明するための
波形図である。
【図4】本発明に係る半導体集積回路の原理構成を示す
回路図(差動型回路)である。
【図5】本発明に係る半導体集積回路の原理構成を示す
回路図(BFL型回路)である。
【図6】本発明に係る半導体集積回路の原理構成を示す
回路図(DCFL型回路)である。
【図7】本発明の半導体集積回路の第1実施例を示す回
路図である。
【図8】本発明の半導体集積回路の第2実施例を示す回
路図である。
【図9】本発明の半導体集積回路の第3実施例を示す回
路図である。
【図10】本発明の半導体集積回路の第4実施例を示す
回路図である。
【図11】本発明の半導体集積回路の第5実施例を示す
回路図である。
【図12】本発明および従来の回路を二段接続した半導
体集積回路の一例を示す回路図である。
【図13】図12の半導体集積回路のシミュレーション
結果(周波数特性)を示す図である。
【図14】本発明の回路を二段接続した半導体集積回路
の一例を示す回路図である。
【図15】本発明の半導体集積回路が適用される光送信
モジュールの全体的な構成を概略的に示す図である。
【図16】図15の光送信モジュールにおけるドライバ
IC(半導体集積回路)の一構成例を示す回路図であ
る。
【符号の説明】
1,3,11,21…負荷素子 2,4,14…差動スイッチング素子(FET) 5,15…定電流源 12,22…スイッチング素子(FET) 16,23,81,83…スイッチ手段 17,24,82,84…負荷手段 100,200…ドライバICの増幅部 300…光送信モジュール 301…ドライバIC(半導体集積回路) 302…終端抵抗 303…変調器内蔵レーザダイオード 304,306…レンズ 307…アイソレータ 331…変調器部 332…レーザダイオード部(LD部) 400…平滑回路 CN1,CN2,CN3…制御信号 Vdd…第1の電源線(高電位電源線) Vss…第2の電源線(低電位電源線) VIN…入力信号(入力電圧) VINB…反転入力信号(反転入力電圧) VOUT…出力信号(出力電圧) VOUTB…反転出力信号(反転出力電圧)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H04B 10/26 10/28 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H03K 19/0952 H03F 3/45

Claims (15)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の電源線(Vdd)と第2の電源線
    (Vss)との間に直列に設けられた第1の負荷素子
    (1,11,21)および第1のスイッチング素子
    (2,12,22)を有し、該第1のスイッチング素子
    の制御端子には入力信号(VIN)が供給された半導体
    集積回路であって、 前記第1の負荷素子と前記第1の電源線との間に設けら
    れ、制御端子に第1の制御信号(CN1)が供給された
    第1のスイッチ手段(81,16,23)と、 該第1のスイッチ手段の制御端子に接続され、そのイン
    ピーダンスが任意の値に設定或いは可変される第1の負
    荷手段(82,17,24)とを具備し、前記第1の制
    御信号および前記第1の負荷手段のインピーダンスによ
    り回路の帯域、利得および出力電位を制御するようにし
    たことを特徴とする半導体集積回路。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の半導体集積回路におい
    て、前記第1の負荷手段(82,17,24)は容量に
    より構成され、該負荷容量は前記第1のスイッチ手段の
    制御端子と前記第1の電源線との間に接続されるように
    なっていることを特徴とする半導体集積回路。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の半導体集積回路におい
    て、前記第1の負荷手段(82,17,24)は抵抗に
    より構成され、該負荷抵抗は前記第1のスイッチ手段の
    制御端子と前記第1の電源線との間に接続されるように
    なっていることを特徴とする半導体集積回路。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の半導体集積回路におい
    て、前記第1の負荷手段(82,17,24)はゲート
    に制御信号(CN01)が供給されたトランジスタによ
    り構成され、該負荷トランジスタは前記第1のスイッチ
    手段の制御端子と前記第1の電源線との間に接続される
    ようになっていることを特徴とする半導体集積回路。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の半導体集積回路におい
    て、前記半導体集積回路はDCFL型回路であり、前記
    第1の負荷素子と前記第1のスイッチング素子との接続
    個所から出力信号が取り出されるようになっていること
    を特徴とする半導体集積回路。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の半導体集積回路におい
    て、前記半導体集積回路はBFL型回路であり、該BF
    L型回路は、さらに、 前記第1の負荷素子と前記第1のスイッチング素子との
    接続個所から取り出された信号が制御端子に供給された
    第2のスイッチング素子(14)と、 該第2のスイッチング素子に接続されたレベルシフト用
    素子(13)と、 該レベルシフト用素子に接続された定電流源(15)と
    を具備し、前記レベルシフト用素子と前記定電流源との
    接続個所から出力信号(VOUT)を取り出すようにし
    たことを特徴とする半導体集積回路。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の半導体集積回路におい
    て、前記第2のスイッチング素子(14)、前記レベル
    シフト用素子(13)および前記定電流源(15)は、
    前記第1の電源線(Vdd)と前記第2の電源線(Vss)
    との間に直列接続されるようになっていることを特徴と
    する半導体集積回路。
  8. 【請求項8】 請求項6記載の半導体集積回路におい
    て、前記レベルシフト用素子(13)は少なくとも1つ
    のダイオード手段を備えていることを特徴とする半導体
    集積回路。
  9. 【請求項9】 請求項1記載の半導体集積回路におい
    て、前記半導体集積回路はSCFL型回路であり、該S
    CFL型回路は、さらに、 前記第1の電源線(Vdd)と前記第2の電源線(Vss)
    との間に直列に設けられた第2のスイッチ手段(8
    3)、第2の負荷素子(3)および第2のスイッチング
    素子(4)を有し、 前記第2のスイッチング素子の制御端子には前記入力信
    号(VIN)を反転した反転入力信号(VINB)が供
    給され、 前記第2のスイッチ手段(83)の制御端子には、第2
    の制御信号(CN2)が供給されると共に、そのインピ
    ーダンスが任意の値に設定或いは可変される第2の負荷
    手段(84)が設けられ、 前記第1の負荷素子(1)と前記第1のスイッチング素
    子(2)との接続個所から出力信号(VOUT)が取り
    出され、 前記第2の負荷素子(3)と前記第2のスイッチング素
    子(4)との接続個所から前記出力信号(VOUT)を
    反転した反転出力信号(VOUTB)が取り出され、そ
    して、 前記第1および第2の制御信号と前記第1および第2の
    負荷手段のインピーダンスとにより回路の帯域、利得お
    よび出力電位を制御するようにしたことを特徴とする半
    導体集積回路。
  10. 【請求項10】 請求項9記載の半導体集積回路におい
    て、前記第1および第2の負荷手段(82,84)はそ
    れぞれ容量により構成され、該第1の負荷容量は前記第
    1のスイッチ手段の制御端子と前記第1の電源線との間
    に接続され、且つ、該第2の負荷容量は前記第2のスイ
    ッチ手段の制御端子と前記第1の電源線との間に接続さ
    れるようになっていることを特徴とする半導体集積回
    路。
  11. 【請求項11】 請求項9記載の半導体集積回路におい
    て、前記第1および第2の負荷手段(82,84)はそ
    れぞれ抵抗により構成され、該第1の負荷抵抗は前記第
    1のスイッチ手段の制御端子と前記第1の電源線との間
    に接続され、且つ、該第2の負荷抵抗は前記第2のスイ
    ッチ手段の制御端子と前記第1の電源線との間に接続さ
    れるようになっていることを特徴とする半導体集積回
    路。
  12. 【請求項12】 請求項9記載の半導体集積回路におい
    て、前記第1および第2の負荷手段(82,84)はそ
    れぞれ制御端子に制御信号(CN01,CN02)が供
    給されたトランジスタにより構成され、該第1の負荷ト
    ランジスタは前記第1のスイッチ手段の制御端子と前記
    第1の電源線との間に接続され、且つ、該第2の負荷ト
    ランジスタは前記第2のスイッチ手段の制御端子と前記
    第1の電源線との間に接続されるようになっていること
    を特徴とする半導体集積回路。
  13. 【請求項13】 入力信号(DATA IN, DATA INB)を受け
    て該入力信号を増幅するドライバIC(301)と、該
    ドライバICの出力信号(VOUT)を受けて変調する
    変調器部(331)と、該変調器部(331)の出力に
    応じて変調されたレーザ光を出力するレーザダイオード
    部(332)と、該レーザダイオード部から出力された
    レーザ光を光ファイバへ供給する光学系(304,30
    5,306)とを具備する光送信モジュールであって、 前記ドライバIC(301)は、第1の電源線(Vdd)
    と第2の電源線(Vss)との間に直列に設けられた第1
    の負荷素子(1,11,21)と、制御端子に入力信号
    (VIN)が供給された第1のスイッチング素子(2,
    12,22)とを具備し、さらに、該ドライバICは、 前記第1の負荷素子と前記第1の電源線との間に設けら
    れ、制御端子に第1の制御信号(CN1)が供給された
    第1のスイッチ手段(81,16,23)と、該第1の
    スイッチ手段の制御端子に接続され、そのインピーダン
    スが任意の値に設定或いは可変される第1の負荷手段
    (82,17,24)とを具備し、前記第1の制御信号
    および前記第1の負荷手段のインピーダンスにより回路
    の帯域、利得および出力電位を制御するようにしたこと
    を特徴とする光送信モジュール。
  14. 【請求項14】 請求項13記載の光送信モジュールに
    おいて、前記ドライバICはSCFL型回路であり、該
    SCFL型回路は、さらに、 前記第1の電源線(Vdd)と前記第2の電源線(Vss)
    との間に直列に設けられた第2のスイッチ手段(8
    3)、第2の負荷素子(3)および第2のスイッチング
    素子(4)を有し、 前記第2のスイッチング素子の制御端子には前記入力信
    号(VIN)を反転した反転入力信号(VINB)が供
    給され、 前記第2のスイッチ手段(83)の制御端子には、第2
    の制御信号(CN2)が供給されると共に、そのインピ
    ーダンスが任意の値に設定或いは可変される第2の負荷
    手段(84)が設けられ、 前記第1の負荷素子(1)と前記第1のスイッチング素
    子(2)との接続個所から出力信号(VOUT)が取り
    出され、 前記第2の負荷素子(3)と前記第2のスイッチング素
    子(4)との接続個所から前記出力信号(VOUT)を
    反転した反転出力信号(VOUTB)が取り出され、そ
    して、 前記第1および第2の制御信号と前記第1および第2の
    負荷手段のインピーダンスとにより回路の帯域、利得お
    よび出力電位を制御するようにしたことを特徴とする光
    送信モジュール。
  15. 【請求項15】 請求項14記載の光送信モジュールに
    おいて、前記反転出力信号(VOUTB)は、平滑回路
    (400)により平滑されてその直流信号が前記ドライ
    バIC(301)へフィードバックされて前記第1およ
    び第2の制御信号(CN1,CN2)が生成され、前記
    出力信号(VOUT)のデューティの補正を自動的に行
    うようになっていることを特徴とする光送信モジュー
    ル。
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