JP3347379B2 - 画像処理方法及び装置 - Google Patents

画像処理方法及び装置

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JP3347379B2 JP00697493A JP697493A JP3347379B2 JP 3347379 B2 JP3347379 B2 JP 3347379B2 JP 00697493 A JP00697493 A JP 00697493A JP 697493 A JP697493 A JP 697493A JP 3347379 B2 JP3347379 B2 JP 3347379B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は所定の画像に対する画像
形成を防止するための機能を有する画像処理方法及び装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、高度の画像再現性を有するカラー
複写機等のカラー画像形成装置が開発されている。この
ようなカラー画像形成装置の中で、インクジェット技術
を応用した画像形成措置は、副走査方向に所定幅を持つ
インクジェット方式の記録ヘッドを主走査方向にスキャ
ンするとともに、副走査方向に記録媒体を移動するとい
うプロセスを繰り返すことで画像を形成していく。かか
る構造の画像形成装置は電子写真方式の装置と比較し
て、大判サイズの画像形成装置や、軽量小型サイズの画
像形成装置を構成するのに有利である。
【0003】しかし、形成される画像の高画質化に伴っ
て、上述の画像形成装置を使って複写するに好ましくな
い画像を複写するという問題もでてきている。このた
め、これらの画像形成装置においては、社会的責任の面
からも、かかる特定原稿の画像形成を防止する機能を備
えることが不可欠となってくる。特定原稿の画像形成の
防止を行うためには、特定原稿の判別手段が必要にな
る。このような判別手段としては、すでに金融機関など
のキャッシュディスペンサー等に応用されている技術が
あり、これらの手段をカラー画像形成装置にも応用する
ことが考えられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】電子写真方式を用いた
画像形成装置に於いては、原稿画像の全体をプリスキャ
ンして画像の判別を行うことができる。しかしながら、
上述したような記録ヘッドをスキャンして画像を形成し
ていく構造を有するカラー画像形成装置においては、副
走査方向に所定幅を有する読み取りヘッドを主走査方向
にスキャンして画像を読み取るというプロセスを繰り返
して全体の画像を読み取っていくのが一般的である。こ
のため、特定の原稿画像であるか否かを判定するための
プリスキャンにかなりの時間を要してしまい、画像形成
のスループットを著しく損なう結果になる。
【0005】上述のような問題点を解決するために、画
像を形成しながら逐次特定の原稿画像であるか否かを判
別していく方法がある。
【0006】上述の構造を有する画像形成装置における
記録ヘッドの幅は約16mm程度である。さらに幅の広い
ヘッドを持つことも理論上は可能であるが、生産上のコ
ストとの関係から当面はこのレベルとなる。
【0007】この場合、画像をこの記録ヘッドの幅で読
み取っていくわけであるが、正確に特定原稿を判別する
には100mm程度の幅の画像が必要となる。従って特定
原稿を判別した時点ではすでに数バンド分(1主走査ス
キャンで形成される画像を1バンドとする)の画像が形
成されていることになる。このため、特定原稿であると
判定した場合は、特定原稿の判別が完了した時点で、記
録紙を所定幅巻き戻して、特定原稿が記録された部分を
塗りつぶす等の手段が提案されている。
【0008】しかしながらこのような方法では、判別完
了後に記録紙を巻き戻される前に電源を遮断する等の措
置がとられた場合、装置内に場合によってはかなりの幅
の特定原稿の記録が残ってしまうことになる。
【0009】本発明は上記の問題点に鑑みてなされたも
のであり、画像形成において、画像形成を禁止すべき所
定の画像の形成を最小限に抑えるとともに、所定の画像
であるか否かの判定処理が画像形成シーケンスのスルー
プットに与える影響を最小限とする画像処理方法及び装
置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めの本発明による画像処理装置は以下の構成を備える。
即ち、画像をバンド単位で順次読み取る読取手段と、
記読取手段で読み取られた画像をバンド単位で記録媒体
に順次記録する記録手段と、 前記記録手段の記録動作と
並行して、前記読取手段で読み取られた画像が特定画像
である可能性があるか否かを判定する第1の判定手段
と、前記第1の判定手段により前記特定画像である可能
性があると判定された場合、前記記録手段の動作を中断
させ、前記読取手段に前記画像の読み取りをさせ、前記
特定画像であるか否かを判定する第2の判定手段と、前
記第2の判定手段により前記特定画像であると判定され
た場合、前記記録手段による記録を中止する中止手段
と、前記第2の判定手段により前記特定画像でないと判
定された場合、前記第1の判定手段により特定画像の可
能性があると判定された位置から前記読取手段の読取動
作及び前記記録手段の記録動作を再開させる再開手段と
を備える。
【0011】又、上記の目的を達成するための本発明に
よる画像処理装置は以下の構成を備える。即ち、副走査
方向に所定幅を有する記録ヘッドを主走査方向に走査す
るとともに副走査方向に記録媒体を移動させるプロセス
を繰り返すことにより順次入力される画像の記録を行う
インクジェット記録方式のプリンタを有する画像処理装
置であって、 画像の記録動作と並行して、入力される画
像情報に基づいて形成される画像が特定画像である可能
性があるか否かを判定する第1の判定手段と、前記第1
の判定手段により前記特定画像である可能性があると判
定された場合、前記記録媒体への記録動作を中断させ、
継続して入力される画像情報に基づいて前記画像が前記
特定画像であるか否かを判定する第2の判定手段と、前
記第2の判定手段により前記特定画像であると判定され
た場合、前記画像の記録を中止する中止手段と、前記第
2の判定手段により前記特定画像でないと判定された場
合、記録媒体への記録が中断された部分から前記画像の
記録を再開する再開手段とを備える。
【0012】
【作用】上述の構成によれば、読取手段は、画像をバン
ド単位で順次読み取り、記録手段は読取手段で読み取ら
れた画像をバンド単位で記録媒体に順次記録する。この
記録手段の記録動作と並行して、読取手段で読み取られ
た画像が特定画像である可能性があるか否かについて判
定される。そして、特定画像である可能性があると判定
された場合には、記録手段の動作を中断させ、読取手段
に画像の読み取りをさせて特定画像であるか否かを判定
する。ここで、特定画像であると判定された場合は記録
手段による記録が中止され、特定画像でないと判定され
た場合は、特定画像の可能性があると判定された位置か
ら読取手段による読取動作と記録手段による記録動作が
再開される。 また、他の構成によれば、副走査方向に所
定幅を有する記録ヘッドを主走査方向に走査するととも
に副走査方向に記録媒体を移動させるプロセスを繰り返
すことにより順次入力される画像の記録を行うインクジ
ェット記録方式のプリンタを有する画像処理装置におい
て、画像の記録動作と並行して、入力される画像情報に
基づいて形成される画像が特定画像である可能性がある
か否かについて判定される。そして、特定画像である可
能性があると判定された場合は、記録媒体への記録動作
を中断させ、継続して入力される画像情報に基づいて当
該画像が特定画像であるか否かが判定される。ここで、
特定画像であると判定された場合は画像の記録が中止さ
れ、特定画像でないと判定された場合は記録媒体への記
録が中断された部分から当該画像の記録を再開する。
【0013】
【実施例】以下、添付図面を参照して本発明に係る好適
な実施例を詳細に説明する。
【0014】<実施例1>図1は、実施例1におけるデ
ジタル・カラー複写機の外観図である。
【0015】このデジタル・カラー複写機10は、大別
として2つの要素から構成されている。第1の大別要素
として、上方に位置する原稿画像をカラーで読み取り、
デジタル・カラー画像データを出力するカラー・イメー
ジスキャナ部(以下、「リーダ部」と略す)12を備え
る。なお、このリーダ部12内には、デジタル・カラー
画像データの各種の画像処理を行うと共に、装置全体の
制御を行うコントローラ部14が内蔵されている。ま
た、第2の大別要素として、リーダ部12の下方に位置
し、該リーダ部12のコントローラ部14より出力され
るカラー・デジタル画像信号を記録紙に記録するための
プリンタ部20を備えている。
【0016】リーダ部12は、原稿押さえ板16の下の
原稿台(不図示)上に下向きに置かれた、立体上又はシ
ート状若しくは大判サイズのシート状原稿等の各種形状
及びサイズの原稿より画像情報を読み取るための機構を
内蔵している。また、リーダ部12の上面の一側には、
コントローラ部14に接続された操作部18が設けられ
ている。この操作部18は、複写機としての各種情報や
動作指等を入力するためのものである。
【0017】更に、コントローラ部14は、操作部18
を介して入力された情報に応じて、リーダ部12やプリ
ンタ部20に対する動作指示を行う機能を有する。又、
複雑な処理等を行う必要のある場合には、原稿押さえ板
16に換えて、コントローラ部14に接続可能なデジタ
イザ等を取り付け、これにより、より高度な画像処理が
可能になる。
【0018】一方、本実施例のプリンタ部20において
は、特開昭54−59936号公報に記載された如きイ
ンクジェット記録方式の記録ヘッドを使用した、フルカ
ラーのインクジェットプリンタが用いられている。
【0019】上述した2つの大別要素は、互いに分離可
能であり、接続ケーブルを延長することによって互いに
離れた場所に設置することも可能に設定されている。
【0020】次に上述した大別要素について詳細に説明
する。
【0021】図2は、図1に示したデジタル・カラー複
写機10の内部構成を横から見た状態を概略的に示す断
面図である。
【0022】(リーダ部12)まず、図2を参照して、
デジタル・カラー複写機10のリーダ部12の構成を説
明する。
【0023】リーダ部12においては、露光ランプ2
2,レンズ24、及びフルカラーでライン・イメージの
読み取りが可能なイメージセンサ26(本実施例ではC
CDセンサを採用)によって原稿台ガラス28上に置か
れた原稿の画像、プロジェクタによる投影像、又は、シ
ート送り機構30によるシート状原稿の画像が読み取ら
れる。露光ランプ22,レンズ24,イメージセンサ2
6は一つのキャリッジ(以降リーダキャリッジと称す
る)内に納められる。
【0024】図3はリーダ部12の内部を上から見た図
であり、90は先述リーダキャリッジであり、主走査レ
ール91上に設置される。リーダキャリッジ90は主走
査レール上を主走査方向に往復運動でき、その動力は不
図示の主走査駆動モータによって供給される。また主走
査レール全体は副走査レール92上に設置され、リーダ
キャリッジ90を含む主走査レール92全体が副走査レ
ール上を副走査方向に往復運動可能である。このような
機構によりリーダ12は原稿台上の任意の位置の画像を
読み取ることができる。
【0025】このようにしてリーダ部12で読み取られ
た画像情報に対する各種の画像処理をリーダ部12内の
コントローラ部14で行い、この後、読み取り、画像処
理された情報はプリンタ部20に送られ、ここで記録紙
に記録されることになる。
【0026】(プリンタ部20)次に、プリンタ部20
について図2を参照して説明する。記録紙は、小型定形
サイズ(本実施例ではA4〜3サイズまで)のカット紙
を収納する給紙カセット32及び大型サイズ(本実施例
ではA2〜A1サイズまで)の記録を行うためのロール
紙34より選択的に供給される。尚、本実施例において
は、給紙部カバー38に沿って記録紙を手差し口36よ
り記録紙を1枚ずつ手で入れる、手差し給紙(装置外部
よりの給紙)をも可能にしている。
【0027】給紙はコントローラ部14からのプリント
開始指示によって開始され、供給された記録紙は以下の
経路でまず給紙第1ローラ44の位置まで搬送される。
【0028】プリンタ部20に装着された給紙カセット
32からの給紙の場合を説明する。給紙カセット32の
記録紙セット面の給紙端部上面には、給紙カセット32
よりカット紙を1枚ずつ取り出すためのピック・アップ
・ローラ40が配設されている。従って、このピック・
アップ・ローラ40を駆動することにより給紙カセット
32にセットされた最上部の記録紙が取り出され、カッ
ト紙送りローラ42に送られる。そして、カット紙送り
ローラ42により給紙第1ローラ44まで搬送される。
【0029】一方、ロール紙34からの給紙の場合に
は、ロール紙給紙ローラ46により連続して送り出さ
れ、カッタ48により定形長にカットされた後、上述し
た給紙第1ローラ44の位置まで搬送される。
【0030】同様に、給紙が手差し口36よりの手差し
給紙である場合には、手差しされた記録紙は手差しロー
ラ50によって給紙第1ローラ44まで搬送される。
【0031】ここで、ピック・アップ・ローラ40、カ
ット紙送りローラ42、ロール紙給紙ローラ46、給紙
第1ローラ44、手差しローラ50は、不図示の給紙モ
ータ(本実施例ではDCサーボ・モータを使用してい
る)により駆動され、各々のローラに付帯した電磁クラ
ッチにより随時回転駆動のオン・オフ制御が行えるよう
に構成されている。
【0032】このようにして上述の給紙経路のいずれか
より給紙された記録紙は、給紙第1ローラ44まで搬送
される。記録紙の斜行(スキュー)を取り除くために、
第1給紙ローラ44の手前において記録紙に所定量の紙
ループを形成した後、給紙第1ローラ44をオンして回
転駆動し、給紙第2ローラ52に記録紙が搬送されるこ
とになる。
【0033】また、記録ヘッド56の上側に配設された
紙送りローラ64と下側に配設された給紙第2ローラ5
2との間で正確な紙送り動作を行うために、給紙第1ロ
ーラ44と給紙第2ローラ52との間において記録紙を
所定量たるませてバッファを作るように構成されてい
る。そして、このバッファには、記録紙のたるみ量、即
ちバッファ量を検出するためのバッファ量検知センサ5
4が配設されている。このような、記録紙の搬送中にお
いて常に記録紙にバッファを形成することにより、特に
大判サイズの記録紙を搬送する場合等に、紙送りローラ
64及び給紙第2ローラ52にかかる負荷が低減し、正
確な紙送り動作が可能になる。
【0034】以上のような記録紙の搬送システムを有す
るプリンタ部20において、記録ヘッド56による記録
の動作について、図2及び図4を参照して説明する。記
録紙への記録の際には、記録ヘッド56が装着されてい
る走査キャリッジ58がキャリッジ・レール60上を走
査モータ62により図2の表裏方向(図4のA及びBの
方向)に往復動作させるように構成されている。これに
より、走査キャリッジ58は記録紙上における主走査方
向への走査を行う。そして、走査キャリッジ58の往路
の走査では、記録ヘッド56により記録紙上に画像が記
録される。又、復路の走査の間には、紙送りローラ64
及び給紙第2ローラ52により記録紙を所定量だけ送る
副走査方向の送り動作が行われる。尚、紙送りローラ6
4及び給紙第2ローラ52は、走査モータ68により駆
動される。
【0035】ここで、この副走査方向に沿う記録紙の送
り量は、記録ヘッド56の副走査方向に沿う幅に相当す
る長さ、即ち、プラテン74の記録ヘッド56に対向す
る面部分に渡って形成された吸引行(不図示)の配設幅
に相当する長さに設定されている。この吸引行は、記録
紙をプラテン74に密着させた状態にするためのもので
ある。
【0036】また、この復路の走査時における走査モー
タ68による記録紙駆動制御においては、バッファ量検
知センサ54によりバッファ量を検知しながら、常に所
定のバッファ量となるように制御される。
【0037】そして、画像が記録された記録紙は、排紙
トレイ66に排出され、上述した一連のプリント動作を
完了する。
【0038】(システム構成)次に、本実施例のデジタ
ル・カラー複写機10における制御システムの画像信号
の処理及び制御について、図5を参照して説明する。図
5は、本実施例のデジタル・カラー複写機10における
制御システム構成を表すブロック図である。
【0039】図5において、100はメインCPUであ
り、本装置全体の制御を司る。メインCPU100に
は、プリンタの制御動作を司るプリンタ制御CPU10
2、読み取り制御動作を司るリーダ制御CPU104、
画像形成動作を処理するメイン画像処理部106、操作
者による各種入力を行うための操作部108が接続され
ている。ここで、プリンタ制御CPU102とリーダ制
御CPU104は、夫々プリンタ部20、リーダ部12
の動作制御を行うもので、メインCPU100とはマス
タとスレーブの関係に設定されている。
【0040】上述したメイン画像処理部106は、マス
キング,黒抽出,4値化,γ補正等の画像処理を行う。
また、プリンタ制御CPU102とメイン画像処理部1
06には同期メモリ110が接続されている。この同期
メモリ110は、画像の入力動作における時間バラツキ
の吸収、及び前述した記録ヘッド56の機構上の並びに
よる遅延補正を行うとともに、記録ヘッド56に対して
記録すべき画像データを出力する。
【0041】プリンタ制御CPU102はプリンタ部2
0の入力駆動の制御を行うプリンタ部駆動系114に接
続されている。
【0042】また、リーダ制御CPU104はシェーデ
ィング補正,色補正、γ補正等の読み取り系で必要な補
正処理を行う入力系画像処理部116、及びリーダ12
の入力駆動の制御を行うリーダ部駆動系118とに接続
されている。
【0043】更に、入力系画像処理部116にはCCD
で構成されるイメージセンサ26が接続されており、こ
の入力系画像処理部116はメイン画像処理部106に
接続されている。
【0044】ここで、リーダ部12はメインCPU10
0、リーダ制御CPU104、メイン画像処理部10
6、操作部108、入力系画像処理部115、リーダ部
駆動系118、並びに、CCDラインセンサを有するイ
メージセンサ26とを備える。また、プリンタ部20
は、プリンタ制御CPU102、同期メモリ110、記
録ヘッド56、並びに、プリンタ部駆動系114とを備
える。
【0045】次に図6を参照してメイン画像処理部10
6について更に詳しく説明する。図6は、実施例1のメ
イン画像処理部106の制御構成を表すブロック図であ
る。
【0046】図6で入力系画像処理部116よりの画像
信号は黒抽出部201へ送られる。ここではC,M,Y
の画像成分の最小値から黒データを抽出する。一方、画
像信号は画像判定部200へも送られる。画像判定部2
00では、パターン認識等の手法により、入力された画
像信号が画像形成を禁止すべき特定の画像(特定画像と
称する)であるか否かを判別する。具体的な方法につい
ては公知の技術を用いるのでここではその説明を省略す
る。
【0047】202は画像に対して出力マスキング処理
を行う出力マスキング部、203はγ補正を行うγ補正
部、204は多値の画像信号を2値化する2値化処理部
である。2値化処理部204で2値化された画像信号は
プリンタ処理部20に送られる。各処理部(200〜2
04)に必要なパラメータはデータバス205を介して
メインCPUよりセットされる。また画像判定部200
での判定結果もこのデータバス205を介してメインC
PUに送信される。各処理部(200〜204)を経て
画像信号は画像データとしてプリンタ部20へ送られ、
プリンタ部20はこの画像データに基づいて画像形成を
行う。
【0048】次に本実施例におけるメインCPU10
0、プリンタ制御CPU102、リーダ制御CPU10
4において実行されるコピーシーケンスの詳細を、図7
及び図8に示すフローチャートを参照して以下に説明す
る。
【0049】まず、操作部108に設けられた不図示の
スタートキーが押されると、不図示のプログラムメモリ
からコピーシーケンス・タスクプログラムが呼び出さ
れ、メインCPU100は図7のステップS1へ処理を
進める。
【0050】ステップS1では、リーダ制御回路104
に対して初期設定に必要なデータを送信し、リーダ部1
2の初期設定を行う。この初期設定が終了すると、次の
ステップS2へ処理を進め、プリンタ制御CPU102
に対して初期設定に必要なデータを送信し、プリンタ部
20の初期設定を行う。
【0051】以上の処理が終了すると、メインCPU1
00はステップS3へ処理を進め、画像処理パラメータ
セットを行う。ここでは画像判定部200、出力マスキ
ング部202、γ補正部203に対して必要なデータセ
ットを行う。そしてステップS4で画像判定部200を
オンにして画像の判定を開始する。
【0052】ステップS5で、リーダ部及びプリンタ部
が主走査スキャンが可能な状態(レディ)となったのを
確認したらステップS6へ進み、主走査スキャンをスタ
ートさせる。尚、主走査スキャン中、画像判定部200
は流れてくる画像信号をモニタして、それが特定画像の
可能性があるか否かの判別を行う。ステップS7で主走
査スキャンが終了したのを確認した後、ステップS8へ
進む。ステップS8ではメインCPU100が画像判定
部200からデータを読みだし、特定画像の可能性があ
るか否かを判別する。もし特定画像の可能性が無いので
あればステップS9へ進む。ステップS9では、全バン
ドの画像形成が完了したか、すなわちコピーが終了した
か否かを判別し、YESならばコピーシーケンスを終了
させる。もしNOならばステップS10へ進みリーダ部
12及びプリンタ部20における副走査スキャンを行っ
た後、ステップS5へ戻り、上述の処理を繰り返す。
【0053】一方、ステップS8で特定原稿の可能性が
あると判別された場合は、図8のステップS11へ進
む。ステップS11ではリーダ部12がスキャンレディ
となったのを確認してからステップS12へ進む。ステ
ップS12では、リーダ部12のみにてスキャンを行っ
て原稿画像を読み取るとともに、画像判定部200によ
り特定画像であるか否かの判別を行う。
【0054】スキャン終了後、ステップS13において
再び画像判定部200の判定結果を確認し、読み取られ
た画像が特定画像ではないと判別されたらステップS1
5へ進む。ステップS15でリーダキャリッジ90を、
画像判別部200が特定画像の可能性があることを検知
した(ステップS8)副走査位置まで移動させる。その
後ステップS9へ戻り、画像形成動作を再開する。
【0055】一方、ステップS13で非特定画像である
と確定できないときは、ステップS14へ進む。ステッ
プS14で特定画像であることが確定できなければ、ス
テップS16へ進み、リーダ部12における副走査スキ
ャンを行った後、ステップS11へ戻る。ステップS1
4で特定画像であることが確定されたならば、ステップ
S17へ進む。ここでは先のステップS8において特定
画像の可能性があると判定された時点の1ライン分の記
録された画像のうち、特定画像が記録された領域をべた
印字して塗りつぶし、その後コピー動作を中止する。
尚、ステップS14,S15における判別は、通常は特
定画像の可能性を検知してから5,6スキャン後に確定
することができる。
【0056】以上のシーケンスについて図9を用いて説
明する。図9はリーダ原稿台を上からみた図であり、2
8が原稿台ガラス、90はリーダキャリッジである。ま
た、99は特定画像を有する特定原稿である。
【0057】特定原稿99が図のように原稿台ガラス2
8上に置かれており、画像判定部200による特定画像
の可能性があるという検知が副走査方向のAの位置でな
されたとする。この時点で一度プリンタ20は記録動作
を中断し、リーダ12のみが画像判別のためスキャン動
作を行う。そしてBの位置で特定画像であることが確定
したならば、プリンタ20はAの地点で記録された特定
画像の領域をべた印字して塗りつぶした後、直ちにコピ
ー動作を中止する。またBの位置で特定画像でないこと
が確定されたならば、リーダキャリッジ90をAの位置
まで戻し、リーダ,プリンタとも副走査送りを行った後
Aの次のバンド以降の画像形成を行う。ここで、リーダ
キャリッジ90をAの位置まで一度戻したあとに、次に
形成するバンドの位置に副走査送りするのは、各搬送機
構におけるバックラッシュ対策のためである。
【0058】以上説明したように、実施例1の画像形成
装置によれば、特定画像の記録を最小限にくい止めて、
特定画像の形成を防止することが可能である。又、特定
画像の可能性がある場合にのみ画像判別のためのスキャ
ンを実行するので、画像形成におけるスループットの低
下を押さえることができる。
【0059】<実施例2>上述の実施例1において、特
定画像を検知するときのリーダ部12におけるスキャン
動作は通常の画像形成時と同様の動作を行うが、これに
限定されない。
【0060】一般に、上記実施例1の如き構造の画像形
成装置では、画像形成時は主走査方向に対して1方向の
スキャンしか行わない。これは記録の際の各色(C,
M,Y,K)の記録順序の違いが画像の色味に影響を与
えること、また往復記録時において各方向に対して機械
的精度を保証する必要があり、片側方向の記録に比べて
機械的に難しいなどの理由によるものである。
【0061】しかし特定画像である可能性があると判別
された後に実行される特定画像であるか否かの判別にお
いてはプリンタ20は動作しない。従って、リーダ部1
2の機械的精度が保証されていれば、特定画像か否かを
判別する場合に往復読み取りを行うようにすることがで
きる。これにより、特定画像であるか否かを判別するシ
ーケンスのスループットの向上が可能である。
【0062】また特定原画像であるか否かを判別する場
合の主走査方向のスキャン領域を、特定画像が存在する
可能性がある領域に限るようにしてもよい。これは例え
ば図9においては特定原稿の存在の可能性がある主走査
方向のCからDの領域に限ってスキャンを行う。この領
域を判別する手段としては、主走査1画素毎にカウント
アップするカウンタと、画像判定部よりの信号に応じて
その値を一時的に格納して置くRAMとを備えることに
より実現できることは明かである。この方法によれば、
特定画像であるか否かの判別時のスループットを更に向
上させることができる。
【0063】以上のように実施例2によれば、特定画像
であるか否かを判別するための走査をより効率的に行う
ことができ、画像形成のスループットを更に向上するこ
とができる。
【0064】以上のように本発明は、特定画像か否かを
判別する際のスキャン方法について限定されるものでは
ない。
【0065】<実施例3>上述の説明では本発明をデジ
タル・カラー複写機に適用したが、同様な構造を持つス
キャナもしくはプリンタにも応用できる。
【0066】図10は本発明をスキャナに応用した実施
例を表す図であり、303は画像信号が流れる画像デー
タバス、300は画像信号に対してゲートをかけるゲー
ト部、302はゲート部をオン,オフするゲート制御信
号、301は画像信号を外部に送る例えばSCSIのよ
うな外部I/F、304は外部I/Fバスである。30
5はスキャナ画像処理部であり、原稿画像を読み取るた
めの読み取りヘッドを有する。画像判定部201が特定
画像の可能性があることを判別した時点で、CPU10
1はゲート制御信号302をオフにして外部I/F30
4より画像データが出力されないようにする。そして第
1の実施例と同様に原稿判定の為のスキャンだけを行
い、特定画像でないことが確定したらゲート制御信号3
02をオンにして、外部に対する画像信号の送信を再開
する。
【0067】図11のフローチャートにより上述のスキ
ャナの動作を更に詳しく説明する。まず、ステップS2
1において、ゲート300をオンし、画像信号の出力が
可能な状態とする。次に、ステップS22において、ス
キャナ画像処理部305による原稿画像の読み取りを開
始する。ゲート300がオンした状態であるので、スキ
ャナ画像処理部305より出力される読み取り画像信号
は外部I/F301を介して外部へ出力される。又、画
像判定部201はスキャナ画像処理部305より出力さ
れる画像信号をモニタして、当該原稿画像が特定画像で
ある可能性があるか否かを判定する。ステップS23に
おいて、画像判定部201における判定の結果が「特定
画像の可能性有り」でなければステップS24へ進む。
ステップS24では、原稿画像の読み取りが終了したか
否かを判断し、終了していなければステップS23へ戻
り、終了していれば本処理を終了する。
【0068】一方、ステップS23において、画像判定
部201における判定の結果が「特定画像である可能性
有り」であればステップS25へ進む。ステップS25
では、ゲート300を制御信号302によりオフし、外
部への画像信号の出力を遮断する。ステップS26にお
いて、画像判定部200はスキャナ画像処理部305よ
り継続して出力される画像信号より、当該原稿画像が特
定画像であるか否かを確定する。ステップS27では、
その判定の結果に応じて処理の分岐を行う。画像判定部
200が特定画像であると判定したときは、ステップS
28へ進み、スキャナの読み取り動作を中止し、本処理
を終了する。一方、ステップS27で、原稿画像が特定
画像ではないと判定したときはステップS29へ進み、
読み取りヘッドをステップS25でゲート300をオフ
した時点の位置へ戻す。しかる後に、ステップS21へ
戻り、ゲート300をオンして外部への画像信号の出力
を再開する。
【0069】図12は本発明をプリンタに対して応用し
た実施例を表す図であり、図10とはゲート300の位
置と、画像判定部202の画像取り込み口の位置が反転
している。尚、図10と同様の機能を有する構成には同
一の参照番号を付してある。
【0070】又、306はプリンタ画像処理部であり、
ゲート300を介して入力される画像データより画像形
成を行うとともに、記録媒体への画像記録を行う。本令
のプリンタにおいては、画像判定部202が特定画像の
可能性を検知した時点で、ゲート300をオフにしてプ
リンタ画像処理部306に対しての画像送信をオフにす
る。しかしこの間も外部I/F301からの画像は受信
し続け判定を続ける。そして、画像が特定画像でないこ
とが確定した場合は、外部機器に対して画像の再送信要
求を出力し、特定画像の可能性を検知した時点よりの記
録を再開する。
【0071】図13は本実施例3におけるプリンタの動
作手順を表すフローチャートである。ステップS41に
て画像データを受信すると、ステップS42へ進み、ゲ
ート300をオンする。ゲート300をオンすることに
より、外部I/F301を介して入力された画像データ
がプリンタ画像処理部306へ入力され、画像が形成さ
れる。又、外部I/F301を介して入力された画像デ
ータは画像判定部202に入力されて、当該画像データ
が特定画像の可能性があるか否かが判定される。ステッ
プS43において、画像判定部202による判定の結果
が「特定画像の可能性有り」の場合はステップS45へ
進み、そうでない場合はステップS44へ進む。ステッ
プS44では受信が完了したか否かを判断し、完了して
いれば本処理を終了し、そうでなければステップS43
へ戻る。
【0072】ステップS43で、「特定画像の可能性あ
り」の場合はステップS45へ進む。ステップS45で
は、ゲート300をオフすることにより、プリンタ画像
処理部306への画像信号の入力を遮断して、画像形成
を中断する。ステップS46では、画像判定部202
が、外部I/F301を介して引き続き入力される画像
データより、当該画像が特定画像であるか否かの判定を
行う。そして、その判定結果により、ステップS47よ
り処理を分岐する。画像判定部202の判定の結果、特
定画像であればステップS48へ進み、当該画像データ
の受信を中止する。一方、特定画像でなければステップ
S49へ進み、当該画像データの再送信を要求する。ス
テップS50では、画像判定部202が再送されてきた
画像データをモニタし、画像の形成を中断した時点、即
ちゲート300をオフした時点(ステップS45)の画
像データが受信されるのを待つ。そして中断時点の画像
データが受信されたらステップS42へ戻り、ゲート3
00をオンすることにより画像形成を再開する。
【0073】以上説明したように、上記各実施例によれ
ば、複数回の走査を繰り返して画像を読み取り、もしく
は画像の形成を行う際に、当該画像が画像の形成を禁止
すべき特定画像である可能性を検知する。特定画像であ
る可能性が検知された後は画像形成を禁止する処理を行
い、特定画像であるか否かの判定を行うためのスキャン
を行う。従って、特定画像の可能性が判定された時点で
画像形成を中断するので当該画像の形成プロセスにおけ
る特定画像の形成を最小限に抑えることができる。ま
た、特定画像の可能性が判定された後に、特定画像であ
るか否かを確認するためのスキャンを行うので、画像形
成シーケンスのスループットに与える影響を最小限にで
きるという効果がある。
【0074】尚、特定画像を検知した後の処理として
は、CPUがバックアップメモリに情報を格納し以後そ
の装置が使えないようにする、あるいは管理センタと画
像形成装置をオンラインでつなぎ特定画像検知後は然る
べき機関に通知する等の措置が考えられるが、本発明は
これを特定するものではない。
【0075】尚、上記各実施例では、本発明をインクジ
ェット方式のプリンタに適用しているがこれに限られ
ず、サーマル方式等、他の方式のプリンタに適用するこ
とも可能である。
【0076】尚、本発明は、複数の機器から構成される
システムに適用しても、1つの機器から成る装置に適用
しても良い。また、本発明はシステム或は装置にプログ
ラムを供給することによって達成される場合にも適用で
きることは言うまでもない。
【0077】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の画像処理
方法及び装置によれば、画像形成において、画像形成を
禁止すべき所定の画像の形成を最小限に抑えることが可
能となるとともに、所定の画像であるか否かの判定処理
が画像形成シーケンスのスループットに与える影響を最
小限とすることが可能である。
【0078】
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1におけるデジタル・カラー複写機の外
観図である。
【図2】実施例1におけるデジタル・カラー複写機の内
部構成を横から見た状態を概略的に示す断面図である。
【図3】リーダ部の内部を上から見た状態を表す図であ
る。
【図4】プリンタ部の記録ヘッド及びその周辺の機構を
表す図である。
【図5】本実施例のデジタル・カラー複写機10におけ
る制御システム構成を表すブロック図である。
【図6】実施例1のメイン画像処理部106の制御構成
を表すブロック図である。
【図7】実施例1におけるコピーシーケンスを表すフロ
ーチャートである。
【図8】実施例1におけるコピーシーケンスを表すフロ
ーチャートである。
【図9】実施例1におけるコピーシーケンスを説明する
図である。
【図10】本発明を適用したスキャナの制御構成例を表
すブロック図である。
【図11】実施例3のスキャナの動作を説明するフロー
チャートである。
【図12】本発明を適用したプリンタの制御構成例を表
すブロック図である。
【図13】実施例3のプリンタの動作を説明するフロー
チャートである。
【符号の説明】
12 リーダ部 20 プリンタ部 26 イメージセンサ 56 記録ヘッド 100 メインCPU 102 プリンタ制御CPU 104 リーダ制御CPU 106 メイン画像処理部 108 操作部 110 同期メモリ 114 プリンタ部駆動系 116 入力系画像処理部 118 リーダ部駆動系 200 画像判定部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/40 - 1/409 H04N 1/46 H04N 1/60

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像をバンド単位で順次読み取る読取手
    段と、 前記読取手段で読み取られた画像をバンド単位で記録媒
    体に順次記録する記録手段と、 前記記録手段の記録動作と並行して、前記読取手段で読
    み取られた画像が特定 画像である可能性があるか否かを
    判定する第1の判定手段と、 前記第1の判定手段により前記特定画像である可能性が
    あると判定された場合 、前記記録手段の動作を中断させ、前記読取手段に前記
    画像の読み取りをさせ、前記特定画像 であるか否かを判
    定する第2の判定手段と、 前記第2の判定手段により前記特定画像であると判定さ
    れた場合、前記記録手段による記録を中止する中止手段
    と、 前記第2の判定手段により前記特定画像でないと判定さ
    れた場合、前記第1の判定手段により特定画像の可能性
    があると判定された位置から前記読取手段の読取動作及
    び前記記録手段の記録動作を再開させる再開手段とを備
    えることを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記読取手段は副走査方向に所定の読み
    取り幅を有する読み取りヘッドを主走査方向に走査して
    画像を読み取ることを特徴とする請求項1に記載の画像
    処理装置。
  3. 【請求項3】 前記読取手段が、画像形成時においては
    前記読み取りヘッドの片方向の走査で当該画像の読み取
    りを行い、前記第2の判定手段の実行においては前記読
    み取りヘッドの双方向の走査で当該画像の読み取りを行
    う走査方法変更手段を更に備えることを特徴とする請求
    項2に記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】 前記画像入力手段が、前記第2の判定手
    段の実行に際して前記読み取りヘッドの主走査方向の移
    動量を少なくとも所定の画像が存在する範囲に変更する
    走査幅変更手段を更に備えることを特徴とする請求項
    に記載の画像処理装置。
  5. 【請求項5】 前記中止手段は、前記第の判定手段に
    より前記特定画像であると判定された場合に画像記録
    中止するとともに、前記記録手段により既に記録された
    画像の少なくとも前記特定画像が存在する範囲に所定の
    記録を行うことを特徴とする請求項に記載の画像処理
    装置。
  6. 【請求項6】 副走査方向に所定幅を有する記録ヘッド
    を主走査方向に走査するとともに副走査方向に記録媒体
    を移動させるプロセスを繰り返すことにより順次入力さ
    れる画像の記録を行うインクジェット記録方式のプリン
    タを有する画像処理装置であって、 画像の記録動作と並行して、入力される画像情報に基づ
    いて形成される画像が特定画像 である可能性があるか否
    かを判定する第1の判定手段と、 前記第1の判定手段により前記特定画像である可能性が
    あると判定された場合、前記記録媒体への記録動作を中
    断させ、継続して入力される画像情報に基づいて前記画
    像が前記特定画像であるか否かを判定する第2の判定手
    段と、 前記第2の判定手段により前記特定画像であると判定さ
    れた場合、前記画像の記録を中止する中止手段と、 前記第2の判定手段により前記特定画像でないと判定さ
    れた場合、記録媒体への記録が中断された部分から前記
    画像の記録を再開する再開手段とを備えることを特徴と
    する画像処理装置。
  7. 【請求項7】 画像をバンド単位で順次読み取る読取手
    段と、 前記読取工程で読み取られた画像をバンド単位で記録媒
    体に順次記録する記録手段とを備えた画像処理装置にお
    ける 画像処理方法であって、前記記録手段の記録動作と並行して、前記読取手段で読
    み取られた画像が特定画像 である可能性があるか否かを
    判定する第1の判定工程と、 前記第1の判定工程により前記特定画像である可能性が
    あると判定された場合、前記記録手段の動作を中断さ
    せ、前記読取手段に前記画像の読み取りをさせ、前記特
    定画像であるか否かを判定する第2の判定工程と、 前記第2の判定工程により前記特定画像であると判定さ
    れた場合、前記記録手段による記録を中止する中止工程
    と、 前記第2の判定工程により前記特定画像でないと判定さ
    れた場合、前記第1の判定工程により特定画像の可能性
    があると判定された位置から前記読取手段の読取動作及
    び前記記録手段の記録動作を再開させる再開工程とを備
    えることを特徴とする画像処理方法。
  8. 【請求項8】 副走査方向に所定幅を有する記録ヘッド
    を主走査方向に走査するとともに副走査方向に記録媒体
    を移動させるプロセスを繰り返すことにより順次入力さ
    れる画像の記録を行うインクジェット記録方式のプリン
    タを有する画像処理装置における画像処理方法であっ
    て、画像の記録動作と並行して、入力される画像情報に基づ
    いて形成される画像が特定画像 である可能性があるか否
    かを判定する第1の判定工程と、 前記第1の判定工程により前記特定画像である可能性が
    あると判定された場合、前記記録媒体への記録動作を中
    断させ、継続して入力される画像情報に基づいて前記画
    像が前記特定画像であるか否かを判定する第2の判定工
    程と、 前記第2の判定工程により前記特定画像であると判定さ
    れた場合、前記画像の記録を中止する中止工程と、 前記第2の判定工程により前記特定画像でないと判定さ
    れた場合、記録媒体への記録が中断された部分から前記
    画像の記録を再開する再開工程とを備えることを特徴と
    する画像処理方法。
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