JP3347000B2 - 電子レンジ - Google Patents

電子レンジ

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JP3347000B2
JP3347000B2 JP28351796A JP28351796A JP3347000B2 JP 3347000 B2 JP3347000 B2 JP 3347000B2 JP 28351796 A JP28351796 A JP 28351796A JP 28351796 A JP28351796 A JP 28351796A JP 3347000 B2 JP3347000 B2 JP 3347000B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子レンジの製造時
における誤配線や、リレー接点溶着に伴う回路の異常検
出に関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近の電子レンジは、マイクロ波による
レンジ加熱手段だけでなく、ヒータによるヒータ加熱手
段を具備し多機能化が進んでいる。そして、機能の増大
化に伴い回路が複雑になり、その結果電子レンジのセッ
ト内部の配線が複雑に絡み合うようになってきた。
【0003】また、電子レンジのセット製造時、配線作
業については、未だ自動化が進まず、どうしても作業者
の手作業に頼らざるを得ない箇所が多々ある。ここで、
上記した内部配線の複雑化が、作業者による誤配線、誤
挿入を多くする要因となっていた。
【0004】従来、電子レンジの内部配線の検査は、配
線が間違いないかどうかを配線自体を目視検査をした
り、実際に電子レンジを動作させ、ヒータが赤熱するか
否か、ファンが回転するか否かを作業者が目視で検査し
ていた。または、電子レンジに電流計など計測器を接続
しその計測器の電流値、電力値などを検査することで、
配線が正常にされているかを検査していた。
【0005】なお、電子レンジの異常状態の検出手段に
は各種の方法が提案されている。マグネトロンや整流器
が破損して高圧トランスの二次側に短絡電流が流れた場
合には、ヒューズが二次側回路を遮断して高圧トランス
の焼損を防止するものが、実開昭58−028997号
公報などに示され、古くから使用されて来た。
【0006】しかし、マイコンの発達と共に電子化が進
み、カーレントトランスにより通電を制御する方法が、
特開平6−188072号公報、特公平7−1712号
公報、特開平1−276590号公報などに開示されて
おり、広く使用されている。
【0007】カーレントトランスを備えた電子レンジ
回路を図5に示す。図5において、カーレントトランス
103は電源の一次回路に接続されている。このカーレ
ントトランス103で検出された信号レベルと予め記憶
された基準のレベルとを比較し、マイコン101でマグ
ネトロン102を停止するなどの制御を行っている。
【0008】上記従来方法では高圧コンデンサ、ダイオ
ード、マグネトロン102などの不良を検出し、通電が
制御されている。カーレントトランス103による故障
検出は、カーレントランス103に流れる電流値が故障
時に大きく変化するため、故障検出が容易であった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記したように配線作
業の良否を目視検査や計測器による検査方法では、作業
者の目に頼るところが多く信頼性に欠ける点があり、さ
らに、このような検査では検査時に作業者が必要で、検
査の自動化が進まない点も課題である。
【0010】一方、上記カーレントトランスによる検査
方法については、高圧部品や電子部品の故障、不良によ
り、電流値が変化する所を捕らえ、加熱を停止する等の
制御を行っている。しかしながら、故障検出はそこまで
であり、リレーの接点溶着などの故障は検出されていな
かった。なお、リレーの不良検出は、リレーのコイル端
子(低圧側)の電圧をマイコンにより検知し、電圧が印
加されているにかかわらず、リレー接点がONせず、加
熱できないという不良を検知することまでは実施されて
いた。しかし、リレーが溶着していても、コイル端子電
圧には無関係であるため、リレーのコイル端子の電圧検
査のみでは、リレー接点の溶着を検出できなかった。
【0011】本発明は、高圧部品や電子部品の故障、配
線の接続不良だけでなく、リレー接点の溶着を検出でき
る電子レンジを提供することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題に鑑み
成されたものであり、請求項1に記載の発明は、並列に
接続された複数の加熱手段と、前記複数の加熱手段の各
に直列に接続されるとともに、前記複数の加熱手段の
各々の通電を制御する接続手段と、前記接続手段を制御
して加熱手段に通電させたとき、通電された加熱手段に
流れる電流値を検出可能な電流検出手段と、入力手段
と、該入力手段からの入力信号に基づき前記複数の加熱
手段への通電を制御する制御手段とを備えた電子レンジ
において、上記制御手段は、上記入力手段からの所定操
作により検査モードに移行し、該検査モードでは上記複
数の加熱手段に、消費電流が大きい順または小さい順に
通電し、先に通電された加熱手段の上記電流検出手段に
より検出した電流値と、後に通電された加熱手段の該電
流検出手段により検出した電流値とを比較することによ
り、該複数の加熱手段の接続状態を判断するものであ
る。
【0013】請求項2に記載の発明は、接続手段、加
熱手段の消費電流が大きい順または小さい順に並べて配
設するものである。
【0014】請求項3に記載の発明は、並列に接続され
た複数の加熱手段と、前記複数の加熱手段の各々に直列
に接続されるとともに、前記複数の加熱手段の各々の通
電を制御する接続手段と、前記接続手段を制御して加熱
手段に通電させたとき、通電された加熱手段に流れる電
流値を検出可能な電流検出手段と、入力手段と、該入力
手段からの入力信号に基づき前記複数の加熱手段への通
電を制御する制御手段とを備えた電子レンジにおいて、
上記制御手段は、上記入力手段からの所定操作により検
査モードに移行し、該検査モードでは上記複数の加熱手
段に、消費電流が大きい順に通電し、先に通電された加
熱手段の上記電流検出手段により検出した電流値と、後
に通電された加熱手段の上記電流検出手段により検出し
た電流値とを比較し、先に通電された加熱手段の電流値
より、後に通電された加熱手段の電流値が大きい場合に
は、加熱手段の配線が誤接続されていると判断するもの
である。
【0015】請求項4に記載の発明は、並列に接続され
た複数の加熱手段と、前記複数の加熱手段の各々に直列
に接続されるとともに、前記複数の加熱手段の各々の通
電を制御する接続手段と、前記接続手段を制御して加熱
手段に通電させたとき、通電された加熱手段に流れる電
流値を検出可能な電流検出手段と、入力手段と、該入力
手段からの入力信号に基づき前記複数の加熱手段への通
電を制御する制御手段とを備えた電子レンジにおいて、
上記制御手段は、上記入力手段からの所定操作により検
査モードに移行し、該検査モードでは上記複数の加熱手
段に、消費電流が小さい順に通電し、先に通電された加
熱手段の上記電流検出手段により検出した電流値と、後
に通電された加熱手段の上記電流検出手段により検出し
た電流値とを比較し、先に通電された加熱手段の電流値
より、後に通電された加熱手段の電流値が小さい場合に
は、加熱手段の配線が誤接続されていると判断するもの
である。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の電子レンジの実施
の形態を図1乃至図4に示して説明する。本発明の電子
レンジの実施の形態に係る回路図を図1に示す。図1に
おいて、1は制御用のマイコン、2は高周波を発生させ
るマグネトロン、3はカーレントトランス、4はマグネ
トロン2に供給する高電圧を発生させる高圧トランスで
ある。また、5は図示しない調理室内下部に配設する下
ヒータ、6は調理室内の天井近傍に配設する上ヒータ、
7は熱風による加熱を行うためのコンベクションヒー
タ、8は交流電源を整流する整流回路、9はファンモー
タ、11は操作パネル、13は操作パネル11に配設さ
れる入力キー、17はファンモータ9に並列に接続され
調理室を照明するオーブンランプである。
【0017】なお、マグネトロン2にはリレーL1が直
列に接続され、下ヒータ5にはリレーL2が直列に接続
され、上ヒータ6にはリレーL3が直列に接続され、コ
ンベクションヒータ7にはリレーL4が直列に接続さ
れ、ファンモータ9及びオーブンランプ17にはリレー
L4が直列に接続され、リレーL1〜L5はそれぞれが
接続された機器の通電を、マイコン1からの信号により
制御する。
【0018】そして、レンジ加熱時には、マイコン1が
リレーL1をONし、高圧トランス4に通電し、マグネ
トロン2が発振してマイクロ波が発生し調理室中の食品
を加熱する。操作パネル11に配設される各種の入力キ
ー13を押して調理条件を設定した後、スタートキーを
押すと調理動作が始まる。マイコン1は入力キー13か
らの信号を読み取り、入力キー信号に応じて、リレーL
1〜L5を動作させる。リレーL1〜L5の動作は、マ
イコン1の指示によりリレーL1〜L5のぞれぞれに接
続されたトランジスタのベースに、マイコン1より信号
を送り出すことで可能となる。前記各リレーの動作、タ
イミングはあらかじめ定めたプログラムに従い命令され
る。レンジ加熱なら前述の通りリレーL1をONする。
【0019】さらに、電子レンジの多機能化に伴いレン
ジ加熱のみならず、ヒータ加熱が付加された電子レンジ
が最近は多くなっている。ヒータ加熱は、下ヒータ5、
上ヒータ6により行われる。なお、これら下ヒータ5、
上ヒータ6の配設はオーブン庫内、壁外どちらでも可能
である。上記ヒータ加熱は食品を焦がす、焼くと言った
メニューのために使用される。
【0020】また、コンベクション加熱は、ケーキ、ク
ッキーと言ったお菓子を作るために、調理室内に熱風を
循環させるものである。これは、リレーL4をONして
コンベクションヒータ7に通電して、ファンモータ9を
回転させて熱風を調理室内に循環する。
【0021】加熱手段が動作すると、電源から電流が流
れる。この電流をカーレントトランス3で取り出す。カ
ーレントトランス3には、電源から加熱手段に流れる電
流に応じた誘起電圧が発生する。この誘起電圧を整流回
路8で直流に変換して、信号電圧としてマイコン1は読
み取る。
【0022】上記リレーL1〜L6のプリント基板12
への配設状態を図2に示す。図2において、10はリレ
ーであり、プリント基板12上に半田付けされて固定さ
れている。なお、リレー10のコイル部は低電圧であ
り、図1に示したようにマイコン1により制御されるた
め、プリント基板12面上に配設されている。しかし、
リレー10の接点側は図2に示されるようにリレー10
のケースの上に上記低圧側と分離して配設される。リレ
ー接点10aはタブ端子で構成されている。このタブ端
子にコネクター15が挿入される。コネクター15の内
部にはファストン端子(図示せず)が装着されている。
ファストン端子には電線16がカシメられて固着されて
いる。ファストン端子がカシメる電線16は2本になる
こともある。
【0023】そして、コネクター15がリレーの数に応
じて準備され、作業者が指図書を見ながらコネクター1
5を対応するタブ端子に挿入して接続する。コネクター
15を正常に挿入すれば、電子レンジは正常に動作す
る。さらに、生産ラインでは、操作パネル11に配設す
る入力キー13を所定の特殊操作すると、配線の検査モ
ードにマイコン1が移行するようにプログラムされてい
る。なお、上記特殊操作とは、所定の入力キーを連続し
て押すか、所定の入力キーを予め定めた順番に押すか、
一定時間所定の入力キーを押し続けることにより実行さ
れる。
【0024】本実施形態の電子レンジにおける配線検査
モードを説明する。上記特殊操作により、検査モードに
移行した状態で、カーレントトランス3から読み込まれ
る信号V1〜V5の数値を比較することで判断される。
【0025】配線が正常な場合は、図3に示すような消
費電流が加熱手段に流れる。この消費電流値はバラツキ
が少ない。消費電流が多いとカーレントトランスの電圧
も大きくなる。なお、各加熱手段の消費電流と、各加熱
手段の通電時にカーレントトランスに発生する電圧との
関係を表1に示す。
【0026】
【表1】
【0027】上記配線検査モードのフローチャートを図
3に示す。図3において、ステップS1で検査はまずリ
レーL5をONすると、ファン9やオーブンランプ17
に消費される電流が流れる。この消費電流は1A程度で
あり、このときの電圧をステップS1でV5として記憶
する。次に、ステップS3で、リレーL5をOFFしリ
レーL1をONすると、レンジ加熱になり消費電流が1
1A流れる。ステップS4で、カーレントトランスに発
生する誘起電圧をV1として記憶する。ステップS5
で、V5とV1を比較する。
【0028】ここで、V1>V5なら正常に配線されて
いると判断しステップS6に移行する。しかし、V1<
V5なら配線が間違いとしてステップS16に移行す
る。ステップS16では、マイコン1がエラー信号を発
生した後、警告表示、報知をする。なお、警告や報知の
方法は色々あるのでこのルーチンを通過したエラー(ス
テップS6から移行したエラー)は、エラー番号1とす
れば、エラー番号を見るだけで、どこの配線が間違って
いるかすぐ分かる。
【0029】また、ステップS6で、リレーL1をOF
F、リレーL2をONし、ステップS7で、カーレント
トランス3の電圧V2を記憶する。次にステップS8
で、V2とV1を比較する。V2>V1なら正常に配線
されていると判断しステップS9に移行する。しかし、
V2<V1なら配線が間違いとしてステップS16に移
行する。
【0030】さらに、ステップS9で、リレーL2をO
FF、リレーL1をONし、ステップS10で、カーレ
ントトランスの電圧V3を記憶する。次にステップS1
1で、V3とV2を比較する。V3>V2なら正常に配
線されていると判断しステップS12に移行する。しか
し、V3<V2なら配線が間違いとしてステップS16
に移行する。
【0031】そして、ステップS12で、リレーL3を
OFF、リレーL4をONし、ステップS13で、カー
レントトランスの電圧V4を記憶する。次にステップS
14で、V4とV3を比較する。V4>V3なら正常に
配線されていると判断しステップS15に移行する。し
かし、V4<V3なら配線が間違いとしてステップS1
6に移行する。ステップS15では、正常配線OKと判
断し検査モードを終了する。なお、図3に示したフロー
チャートでは、検出電圧の大きい順に、各電圧を比較し
て行ったが、逆に、小さい順に比較しも良い。
【0032】実際のリレーは図2に示したように、並べ
てプリント基板上に配設される。並べられた順番にリレ
ーをON,OFFするように検査すれば、より検査精度
を上げ得る。始めに、左端のリレーをONする。次に前
記リレーをOFFし、左端のリレーの隣に位置するリレ
ーをONする。そして、前記リレーの電圧と、隣のリレ
ー電圧とを比較判断する。
【0033】こうすれば、隣どうしの比較が容易にな
り、間違いの多い隣との誤配線がすぐ判明される。この
ように構成すれば、実体配線での位置が分かるので修理
も容易にできる。本動作は生産時のみに実施されるもの
である。販売され顧客には特定のキーの押しかたが知ら
されておらず、本動作はできない。従来通りの各リレー
を適宜組み合わされ各加熱条件に従い制御されるのであ
る。
【0034】さらに、より配線を間違わないようにコネ
クター15のプラスチックケースに色を付ける。この色
は図2に示されるようにリレー10の並んだ順番に、カ
ラーコードに従い、1番目は茶色、2番目は赤色という
ように色付けされる。こうすれば、サービス性、作業性
も良くなり、誤配線の起こる頼度を低減できる。
【0035】調理動作時の電流値を検知しリレー10の
接点溶着を検出する方法を示す。図3に示すように、調
理スタートキーが押されると、まず、リレーL5がON
してファン9やオーブンランプ17がONする。このと
きの電流値は少ない。数秒後、加熱手段(マグネトロン
2、下ヒータ5、上ヒータ6、コンベクションヒータ7
の何れか)がONする。このときの電流値は大きい。
【0036】上記リレーL5がONし、他のリレーL1
〜L4はOFFしている状態の電流値が、予め定めた電
流値と比べて大きい場合に、マイコン1はリレー接点が
溶着していると判断し、エラー信号を発生してブザー等
で報知する。なお、カーレントトランス3による接点溶
着の検出は、調理動作をしているが加熱手段が動作して
いないタイミングで行う。例えば、食品を解凍するため
に、レンジ加熱がON/OFFしている調理時に、レン
ジ加熱がOFFのタイミングでカレントトランス3の電
圧をチェックし、信号電圧がOFFの状態の電流値が、
め定めた電流値と比べて大きい場合に、リレー溶着で
あると判断する。
【0037】すなわち、リレーL1〜L4がONされて
いないときに、カーレントトランスに大きな電圧が発生
した時は、リレーが溶着したと判断するのである。これ
により、従来検知できなかったリレー溶着を検出し、不
具合を早期に発見し事故を未然に防止できる。これによ
って、調理時にリレーが溶着して、加熱手段をOFFす
るべき時も加熱手段がONになることにより、食品が過
加熱になったり、部品の温度上昇が大きくなることを防
止できる。
【0038】
【発明の効果】本発明によれば、誤配線の検出容易とな
り信頼性のある検査が可能となる。
【0039】請求項によれば、誤配線の確率が一番大
きい隣合う接続手段を比較判断することで、どこの接続
が間違っているか、誤配線の位置が容易に判明できるた
め、精度の良い検査が可能となる
【0040】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電子レンジの実施の形態を示す配線図
である。
【図2】本発明の電子レンジの実施の形態の基板を示す
要部拡大図である。
【図3】本発明のファンと加熱手段との動作タイミング
を示す説明図である。
【図4】本発明の異常検出動作を示すフローチャートで
ある。
【図5】従来のカーレントトランスを備えた電子レンジ
の回路図である。
【符号の説明】
1 マイコン 2 マグネトロン 3 カーレントトランス 4 トランス 5 下ヒータ 6 上ヒータ 7 コンベクションヒータ 8 整流回路 9 ファンモータ 11 操作パネル 12 プリント基板 15 コネクター 16 電線
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭64−12495(JP,A) 特開 平6−74461(JP,A) 特開 平4−28115(JP,A) 特開 平1−275690(JP,A) 特開 平6−188072(JP,A) 実開 平4−106892(JP,U) 特公 平7−1712(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H05B 6/66 - 6/68 F24C 7/02

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 並列に接続された複数の加熱手段と、前
    記複数の加熱手段の各々に直列に接続されるとともに、
    前記複数の加熱手段の各々の通電を制御する接続手段
    と、前記接続手段を制御して加熱手段に通電させたと
    き、通電された加熱手段に流れる電流値を検出可能な電
    流検出手段と、入力手段と、該入力手段からの入力信号
    に基づき前記複数の加熱手段への通電を制御する制御手
    段とを備えた電子レンジにおいて、 上記制御手段は、上記入力手段からの所定操作により検
    査モードに移行し、該検査モードでは上記複数の加熱手
    段に、消費電流が大きい順または小さい順に通電し、先
    に通電された加熱手段の上記電流検出手段により検出し
    た電流値と、後に通電された加熱手段の該電流検出手段
    により検出した電流値とを比較することにより、該複数
    の加熱手段の接続状態を判断することを特徴とする電子
    レンジ。
  2. 【請求項2】 上記接続手段は、加熱手段の消費電流が
    大きい順または小さい順に並べて配設することを特徴と
    する請求項1に記載の電子レンジ。
  3. 【請求項3】 並列に接続された複数の加熱手段と、前
    記複数の加熱手段の各々に直列に接続されるとともに、
    前記複数の加熱手段の各々の通電を制御する接続手段
    と、前記接続手段を制御して加熱手段に通電させたと
    き、通電された加熱手段に流れる電流値を検出可能な電
    流検出手段と、入力手段と、該入力手段からの入力信号
    に基づき前記複数の加熱手段への通電を制御する制御手
    段とを備えた電子レンジにおいて、 上記制御手段は、上記入力手段からの所定操作により検
    査モードに移行し、該検査モードでは上記複数の加熱手
    段に、消費電流が大きい順に通電し、先に通電された加
    熱手段の上記電流検出手段により検出した電流値と、後
    に通電された加熱手段の上記電流検出手段により検出し
    た電流値とを比較し、先に通電された加熱手段の電流値
    より、後に通電された加熱手段の電流値が大きい場合に
    は、加熱手段の配線が誤接続されていると判断すること
    を特徴とする電子レンジ。
  4. 【請求項4】 並列に接続された複数の加熱手段と、前
    記複数の加熱手段の各々に直列に接続されるとともに、
    前記複数の加熱手段の各々の通電を制御する接続手段
    と、前記接続手段を制御して加熱手段に通電させたと
    き、通電された加 熱手段に流れる電流値を検出可能な電
    流検出手段と、入力手段と、該入力手段からの入力信号
    に基づき前記複数の加熱手段への通電を制御する制御手
    段とを備えた電子レンジにおいて、 上記制御手段は、上記入力手段からの所定操作により検
    査モードに移行し、該検査モードでは上記複数の加熱手
    段に、消費電流が小さい順に通電し、先に通電された加
    熱手段の上記電流検出手段により検出した電流値と、後
    に通電された加熱手段の上記電流検出手段により検出し
    た電流値とを比較し、先に通電された加熱手段の電流値
    より、後に通電された加熱手段の電流値が小さい場合に
    は、加熱手段の配線が誤接続されていると判断すること
    を特徴とする電子レンジ。
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