JP3345239B2 - 紙幣判別装置 - Google Patents

紙幣判別装置

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JP3345239B2
JP3345239B2 JP30767595A JP30767595A JP3345239B2 JP 3345239 B2 JP3345239 B2 JP 3345239B2 JP 30767595 A JP30767595 A JP 30767595A JP 30767595 A JP30767595 A JP 30767595A JP 3345239 B2 JP3345239 B2 JP 3345239B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、紙幣が流通紙幣である
か否かを判別する紙幣判別装置に関するものであり、さ
らに詳細には、紙幣の印刷部に含まれている蛍光物質を
検出することにより、紙幣が流通紙幣であるか否かを判
別する紙幣判別装置に関するものである。
【0002】
【従来技術】近年、紙幣の偽造を防止するために、蛍光
物質を混入したインクを用いて押印された紙幣や蛍光物
質を混入したインクを用いて印刷された紙幣が発行され
ている。そこで、押印に用いたインクあるいは紙幣の印
刷に用いたインクに含まれる蛍光物質を検出することに
よって、紙幣が流通紙幣であるか否かを判別する紙幣判
別装置が提案されている。たとえば、特開昭55−32
132号公報は、水銀ランプを用いて、紙幣に紫外線を
照射し、紫外線の刺激によって、紙幣表面のインク中に
含まれる蛍光物質から発せられる光を、光電的に検出し
て、蛍光物質の分布パターンを検出し、基準パターンと
比較することによって、紙幣が流通紙幣であるか否かを
判別する紙幣判別装置を開示している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この紙
幣判別装置は、蛍光物質の分布パターンを検出して、基
準パターンと比較し、紙幣が流通紙幣であるか否かを判
別するものであるため、蛍光ペンなどにより、紙幣のコ
ピーの表面に、真正な紙幣表面のパターンと同じよう
に、蛍光物質が塗られると、紫外線の刺激によって、紙
幣のコピーの表面から発せられる光を光電的に検出して
得た蛍光物質のパターンは、紙幣表面のインク中に含ま
れる蛍光物質から発せられる光を、光電的に検出して得
た蛍光物質のパターンと一致することになるため、紙幣
のコピーを偽造紙幣として正しく判別することができ
ず、紙幣の判別精度が低下するという問題があった。本
発明は、紙幣表面のインク中に含まれる蛍光物質を検出
することにより、精度良く、紙幣が流通紙幣か否かを判
別することのできる紙幣判別装置を提供することを目的
とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明のかかる目的は、
紙幣表面に励起光を照射する励起光照射手段と、前記励
起光照射手段による励起光の照射に応答して、紙幣表面
の蛍光物質から発せられた光を光電的に検出し、検出さ
れた光の光量に対応する検出光量データを生成する光電
検出手段と、基準光量データを記憶する基準データ記憶
手段と、前記光電検出手段によって生成された検出光量
データと前記基準データ記憶手段に記憶された基準光量
データとを比較して、紙幣を判別する判別手段とを備
え、前記判別手段が、前記励起光照射手段による励起光
の照射の終了後に、検出光量データの値と対応する基準
光量データの値とを比較することにより、紙幣を判別す
るように構成されたことを特徴とする紙幣判別装置によ
って達成される。蛍光物質から発せられる光の光量は、
光の波長に比例しており、光の光量を検出することによ
って、蛍光物質の種類を判別することができるが、本発
明によれば、励起光の照射に応答して、紙幣表面から発
せられた光を光電的に検出し、励起光の照射の終了後
に、蛍光物質から発せられる光の波長λと対応関係にあ
る光の受光光量を示す検出光量データの値を、対応する
基準光量データの値と比較して、紙幣を判別しているの
で、紙幣のコピーの表面に、流通紙幣の押印部あるいは
印刷部の蛍光物質と同じパターンで、蛍光物質を塗った
場合にも、そのような偽造紙幣を確実に判別することが
でき、紙幣の判別精度を向上させることが可能になる。
【0005】本発明の好ましい実施態様においては、前
記判別手段が、前記励起光照射手段による励起光の照射
の終了後、複数の時点における検出光量データの値と対
応する基準光量データの値とを比較することによって、
紙幣を判別するように構成されている。本発明の好まし
い実施態様によれば、より高精度に、紙幣を判別するこ
とが可能になる。
【0006】本発明の別の好ましい実施態様において
は、前記判別手段が、前記励起光照射手段による励起光
の照射が終了した後、検出光量データが所定の光量値に
なるのに要する時間を、励起光の照射が終了した後、基
準光量データが前記所定の光量値になるのに要する時間
とを比較することによって、紙幣を判別するように構成
されている。本発明の別の好ましい実施態様によれば、
蛍光物質から発せられる光の波長λと対応関係にある光
の受光光量を示す検出光量データの値が所定の光量値に
なるのに要する時間を、基準光量データが同じ光量値に
なるのに要する時間と比較して、紙幣を判別しているの
で、紙幣のコピーの表面に、流通紙幣の押印部あるいは
印刷部の蛍光物質と同じパターンで、蛍光物質を塗った
場合にも、そのような偽造紙幣を確実に判別することが
でき、紙幣の判別精度を向上させることが可能になる。
本発明のさらに好ましい実施態様においては、前記判別
手段が、前記励起光照射手段による励起光の照射が終了
した後、検出光量データが複数の異なる所定光量値にな
るのに要する時間を、励起光の照射が終了した後、基準
光量データが対応する光量値になるのに要する時間とを
比較することにより、紙幣を判別するように構成されて
いる。
【0007】本発明のさらに好ましい実施態様によれ
ば、より高精度に、紙幣の判別が可能になる。本発明の
さらに好ましい実施態様においては、前記基準データ記
憶手段が、基準データとして、真正な紙幣に励起光を照
射し、紙幣表面の蛍光物質から発せられた光を光電的に
検出して得た第一の基準光量データと、紙幣のコピーに
励起光を照射し、紙幣表面から発せられた光を光電的に
検出して得た第二の基準光量データと、蛍光物質が塗ら
れた紙幣のコピーに励起光を照射し、紙幣表面の蛍光物
質から発せられた光を光電的に検出して得た第三の基準
光量データを記憶し、前記判別手段が、前記光電検出手
段によって生成された検出光量データと、前記第一の基
準光量データ、前記第二の基準光量データおよび前記第
三の基準光量データとを比較することにより、紙幣を判
別するように構成されている。本発明のさらに好ましい
実施態様によれば、より高精度に、紙幣の判別が可能に
なる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づいて、本発
明の好ましい実施態様につき、詳細に説明を加える。図
1は、本発明の実施態様にかかる紙幣判別装置の略側面
図である。図1に示されるように、本発明の実施態様に
かかる紙幣判別装置は、紙幣搬送路1を搬送される紙幣
2に向けて、励起光を発するクセノン・フラッシュ・ラ
ンプ3と、クセノン・フラッシュ・ランプ3の前面に貼
着され、紙幣2の表面のインクに含まれる蛍光物質を効
率良く励起可能な365nm近傍の波長の励起光のみを
透過させるフィルタ4と、紙幣2の表面からの反射光を
カットするフィルタ5が前面に貼着され、紙幣2の表面
のインクに含まれる蛍光物質から発せられる光を光電的
に検出するフォトマルチプライア6とを備えている。図
1において、7は、紙幣搬送路1を搬送される紙幣2の
先端部を検出するセンサであり、たとえば、フォトセン
サなどにより構成されている。図2は、本発明の実施態
様にかかる紙幣判別装置の検出系および制御系のブロッ
クダイアグラムである。
【0009】図2に示されるように、紙幣判別装置の検
出系は、紙幣2の印刷に用いたインク中に含まれる蛍光
物質から発せられた光を光電的に検出し、光量に応じた
電圧信号を生成するフォトマルチプライア6と、フォト
マルチプライア6により生成された電圧信号をディジタ
ル信号に変換するA/D変換器8と、紙幣搬送路1を搬
送される紙幣2の先端部を検出するセンサ7を備えてい
る。紙幣判別装置の制御系は、紙幣判別装置全体の制御
を司るCPU10と、CPU10により実行される処理
プログラムおよび基準データを記憶するROM11と、
RAM12を備えている。図3は、以上のように構成さ
れた本発明の実施態様にかかる紙幣判別装置により実行
される紙幣判別動作の一実施態様を示すフローチャート
である。図3に示されるように、センサ7が、紙幣搬送
路1を搬送される紙幣2の先端部を検出すると、センサ
7から紙幣検出信号が、CPU10に出力される。CP
U10は、センサ7から紙幣検出信号を受けると、クセ
ノン・フラッシュ・ランプ3に発光信号を出力する。ク
セノン・フラッシュ・ランプ3は、CPU10から発光
信号を受けると、紙幣2の全面に向けて、励起光を発す
る。クセノン・フラッシュ・ランプ3から発せられた励
起光のうち、紙幣2の表面のインクに含まれる蛍光物質
を効率良く励起可能な365nm近傍の波長の励起光の
みが、クセノン・フラッシュ・ランプ3の前面に貼着さ
れたフィルタ4を透過して、紙幣2の全面に照射され
る。
【0010】紙幣2の表面には、蛍光物質を含むインク
により押印された押印部が形成されており、押印部の蛍
光物質は、励起光の照射を受けると、ルミネッセンスを
発する。紙幣2の表面から発せられたルミネッセンス
は、フィルタ5を介して、フォトマルチプライア6によ
り、光電的に検出される。図4は、クセノン・フラッシ
ュ・ランプ3から、励起光が紙幣2の表面に照射された
ときに、フォトマルチプライア6の前面に貼着されたフ
ィルタ5に入射する光の波長と強度の関係を示すグラフ
である。図4に示されるように、フィルタ5に入射する
光は、530nm近傍と600nm近傍の波長にピーク
を有しているが、530nm近傍の波長の光は、紙幣2
の紙の表面自体から反射された光であり、蛍光物質によ
り発せられたルミネッセンスではないから、フィルタ5
は、約580nm以上の波長の光のみを透過するように
構成され、ノイズの防止が図られている。したがって、
フォトマルチプライア6は、紙幣2の表面から発せられ
た光のうち、約580nm以上の波長の光のみ、すなわ
ち、紙幣2の表面のインクに含まれている蛍光物質から
発せられたルミネッセンスのみを受光し、ルミネッセン
スの光量に応じて、電圧信号を生成する。フォトマルチ
プライア6によって生成された電圧信号は、A/D変換
器8に入力されて、ディジタル信号に変換され、ディジ
タル化された電圧信号は、CPU10から出力されるタ
イミング信号にしたがって、所定のタイミングで、RA
M12に入力され、検出データとして、記憶される。
【0011】ここに、光のエネルギEは、波長λの関数
として、E=hλ(hはプランク定数である。)と表さ
れるので、フォトマルチプライア6によって生成された
電圧信号の値に基づいて、検出した光の波長λを求める
ことができ、検出した光の波長を求めることによって、
その光を発した蛍光物質の種類を判定することができ
る。ROM11には、励起光の照射に応じて、紙幣2の
表面の押印部のインクに含まれている蛍光物質から発せ
られたルミネッセンスを受光したときに、フォトマルチ
プライア6によって生成され、A/D変換器8によりデ
ィジタル化された電圧信号値と励起光の照射終了からの
時間との関係、励起光の照射に応じて、紙幣2のコピー
の表面から発せられた光を受光したときに、フォトマル
チプライア6によって生成され、A/D変換器8により
ディジタル化された電圧信号値と励起光の照射終了から
の時間との関係および蛍光ペンによって、紙幣2のコピ
ーの表面に蛍光物質が塗られている場合に、励起光の照
射に応じて、紙幣2のコピーの表面から発せられた光を
受光したときに、フォトマルチプライア6によって生成
され、A/D変換器8によりディジタル化された電圧信
号値と励起光の照射終了からの時間との関係が、それぞ
れ、基準データとして、記憶されている。
【0012】励起光の照射が終了してから所定の時間が
経過すると、CPU10は、RAM12に記憶された励
起光の照射終了から時間t1経過後の検出データを読み
出すとともに、ROM11に記憶された基準データの中
から、励起光の照射終了から時間t1経過後の基準デー
タを読み出す。図5は、励起光の照射に応じて、紙幣2
の表面の押印部のインクに含まれている蛍光物質から発
せられたルミネッセンスを受光したときに、フォトマル
チプライア6によって生成され、A/D変換器8により
ディジタル化された電圧信号値と励起光の照射終了から
の時間との関係を示す基準データVA、紙幣2のコピー
の表面から発せられた光を受光したときに、フォトマル
チプライア6によって生成され、A/D変換器8により
ディジタル化された電圧信号値と励起光の照射終了から
の時間との関係を示す基準データVBおよび蛍光ペンに
よって、紙幣2のコピーの表面に蛍光物質が塗られてい
る場合に、励起光の照射に応じて、紙の表面から発せら
れた光を受光したときに、フォトマルチプライア6によ
って生成され、A/D変換器8によりディジタル化され
た電圧信号値と励起光の照射終了からの時間との関係を
示す基準データVCを、それぞれ、示している。図5に
示されるように、一般に、蛍光ペン用のインクに含まれ
る蛍光物質から発せられるルミネッセンスのエネルギ
は、紙幣2の表面の押印部のインクに含まれている蛍光
物質から発せられたルミネッセンスのエネルギよりも大
きく、蛍光物質を含まない紙幣2のコピーの表面により
反射された光のエネルギは、紙幣2の表面のインクに含
まれている蛍光物質から発せられたルミネッセンスのエ
ネルギよりも小さい。
【0013】励起光の照射に応じて、蛍光物質が発する
ルミネッセンスのエネルギは、時間とともに、減衰し、
また、紙幣のコピーの表面から反射され、フォトマルチ
プライア6により受光される光の光量もまた、時間とと
もに、減衰するから、図5に示されるように、いずれも
電圧信号値は、時間とともに、低くなっている。CPU
10は、RAM12から読み出した励起光の照射終了か
ら時間t1経過後の検出データVt1と、ROM11に記
憶された基準データVA、VB、VCの中から、読み出
した励起光の照射終了から時間t1経過後の基準データ
VAt1、VBt1、VCt1とを比較して、 VAt1−(VAt1−VBt1)×α≦Vt1≦VAt1+(V
Ct1−VAt1)×α であるときには、その紙幣2は流通紙幣であると判別す
る。ここに、αは、測定誤差が生じた場合にも、紙幣2
を精度良く判別することができるように、しきい値を決
定する係数であり、α<1である。図5に示されるよう
に、励起光の照射終了から時間t1経過後の各基準デー
タVAt1、VBt1、VCt1は異なり、VBt1<VAt1<
VCt1であるから、励起光の照射終了から時間t1経過
後に検出された電圧信号値Vt1が、VAt1とほぼ一致し
ているか否かを判別することにより、紙幣2が流通紙幣
か否かを判別することができる。
【0014】他方、上式が満足されないときは、CPU
10は、その紙幣2は偽造紙幣か外国紙幣であり、流通
紙幣ではないと判別して、表示手段(図示せず)に、そ
の旨を表示するとともに、RAM12に記憶させる。本
実施態様によれば、蛍光物質から発せられるルミネッセ
ンスの波長λと対応関係にあるルミネッセンスのエネル
ギを示す電圧信号値を、基準のエネルギを示す電圧信号
値と比較して、紙幣2が流通紙幣か否かを判別している
ので、紙幣2のコピーの表面に、流通紙幣の押印部と同
じようなパターンで、蛍光物質を塗った場合にも、その
ような偽造紙幣を確実に判別することができ、紙幣2の
判別精度を向上させることが可能になる。
【0015】図6は、本発明の実施態様にかかる紙幣判
別装置により実行される紙幣判別動作の別の実施態様を
示すフローチャートである。図6に示されるように、セ
ンサ7が、紙幣搬送路1を搬送された紙幣2の先端部を
検出すると、センサ7から紙幣検出信号が、CPU10
に出力される。CPU10は、センサ7から紙幣検出信
号を受けると、クセノン・フラッシュ・ランプ3に発光
信号を出力する。クセノン・フラッシュ・ランプ3は、
CPU10から発光信号を受けると、紙幣2の全面に向
けて、励起光を発する。クセノン・フラッシュ・ランプ
3から発せられた励起光のうち、紙幣2の表面のインク
に含まれる蛍光物質を効率良く励起可能な365nm近
傍の波長の励起光のみが、クセノン・フラッシュ・ラン
プ3の前面に貼着されたフィルタ4を透過して、紙幣2
の全面に照射される。紙幣2の表面には、蛍光物質を含
むインクにより押印された押印部が形成されており、押
印部の蛍光物質は、励起光の照射を受けると、ルミネッ
センスを発する。紙幣2の表面から発せられたルミネッ
センスは、フィルタ5を介して、フォトマルチプライア
6により、光電的に検出される。この際、約580nm
未満の波長の光は、フィルタ5によってカットされ、フ
ォトマルチプライア6は、紙幣2の表面から発せられた
光のうち、約580nm以上の波長の光のみ、すなわ
ち、紙幣2の表面のインクに含まれている蛍光物質から
発せられたルミネッセンスのみを受光し、ルミネッセン
スの光量に応じて、電圧信号を生成する。フォトマルチ
プライア6によって生成された電圧信号は、A/D変換
器8に入力されて、ディジタル信号に変換され、ディジ
タル化された電圧信号は、CPU10に入力される。C
PU10は、ROM11に記憶されている基準データV
A、VB、VCの中から、励起光の照射終了後、電圧信
号値がV0になるのに要する時間ta、tbおよびtc
を、それぞれ、読み出し、励起光の照射終了後、A/D
変換器8から入力される検出データの電圧信号値VがV
0になるまでの時間tと比較して、 ta−(ta−tb)×β≦t≦ta+(tc−ta)
×β であるときには、その紙幣2は流通紙幣であると判別す
る。ここに、βはしきい値を決定する係数であり、β<
1である。
【0016】図7に示されるように、励起光の照射に応
じて、紙幣2の表面の押印部のインクに含まれている蛍
光物質から発せられたルミネッセンスを受光したとき
に、フォトマルチプライア6によって生成され、A/D
変換器8によりディジタル化された電圧信号値がV0に
なるのに要する時間taと、励起光の照射に応じて、紙
幣2のコピーの表面から発せられた光を受光したとき
に、フォトマルチプライア6によって生成され、A/D
変換器8によりディジタル化された電圧信号値がV0に
なるのに要する時間tbと、蛍光ペンによって、紙幣2
のコピーの表面に蛍光物質が塗られている場合に、励起
光の照射に応じて、紙の表面から発せられた光を受光し
たときに、フォトマルチプライア6によって生成され、
A/D変換器8によりディジタル化された電圧信号値が
V0になるのに要する時間tcとは異なり、tb<ta
<tcであるので、検出された電圧信号値Vが、V0に
なるのに要する時間tが、taとほぼ一致するか否かを
判別することにより、紙幣2が流通紙幣か否かを判別す
ることができる。他方、上式が満足されないときは、C
PU10は、その紙幣2は偽造紙幣か外国紙幣であり、
流通紙幣ではないと判別して、表示手段(図示せず)
に、その旨を表示するとともに、RAM12に記憶させ
る。
【0017】本実施態様によれば、蛍光物質から発せら
れるルミネッセンスの波長λと対応関係にあるルミネッ
センスのエネルギを示す電圧信号値が所定の値になるの
に要する時間を、基準データのエネルギを示す電圧信号
値が同じ値になるのに要する時間と比較して、紙幣2が
流通紙幣か否かを判別しているので、紙幣2のコピーの
表面に、流通紙幣の押印部と同じような形で、蛍光物質
を塗った場合にも、そのような偽造紙幣を確実に判別す
ることができ、紙幣2の判別精度を向上させることが可
能になる。本発明は、以上の実施態様に限定されること
なく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で種々
の変更が可能であり、それらの本発明の範囲内に包含さ
れるものであることはいうまでもない。たとえば、前記
実施態様においては、紙幣2の表面に押印された押印部
に、蛍光物質が含まれる場合における紙幣の判別につ
き、説明を加えたが、紙幣2の表面に押印部が形成され
てはおらず、紙幣の印刷に、蛍光物質を含むインクが使
用されている場合においても、本発明は適用が可能であ
る。また、図3のフローチャートに示される実施態様に
おいては、励起光の照射終了から時間t1経過後の電圧
信号値を、対応する基準データの電圧信号値と比較し
て、また、図6のフローチャートに示される実施態様に
おいては、励起光の照射終了後、電圧信号値VがV0に
なるまでの時間tを、基準データの電圧信号値がV0に
なるまでの時間ta、tb、tcと比較して、それぞ
れ、紙幣2が流通紙幣か否かを判別しているが、励起光
の照射終了後、複数の時点における電圧信号値を、対応
する基準データの電圧信号値と比較して、紙幣2が流通
紙幣か否かを判別することも、また、励起光の照射終了
後、検出された電圧信号値Vが、複数の異なる電圧信号
値になるのに要する時間を、基準データの電圧信号値が
対応する値になるのに要する時間と、それぞれ、比較し
て、紙幣2が流通紙幣か否かを判別することもできる。
【0018】さらに、図3のフローチャートに示される
実施態様においては、検出データをRAM12に記憶さ
せた後に、CPU10によって紙幣の判別が実行されて
いるが、RAM12を設けることなく、CPU10に、
検出データを次々に取り込んで、励起光の照射終了から
所定時間経過後の電圧信号値を、対応する基準データの
電圧信号値と比較することにより、紙幣2が流通紙幣か
否かを判別するようにしてもよい。また、前記実施態様
においては、励起光を紙幣2の全面に照射しているが、
紙幣2の表面の押印部など特定の部分にのみ、蛍光物質
が含まれている場合には、蛍光物質が含まれている部分
のみに、励起光を照射するようにしてもよい。さらに、
前記実施態様においては、励起光を発する手段として、
クセノン・フラッシュ・ランプ3が用いられているが、
蛍光物質を励起することができる光を発することができ
れば、レーザ光源など、他のいかなる光源も使用するこ
とができる。また、前記実施態様においては、測定誤差
があった場合にも、精度良く、紙幣の判別が可能なよう
に、ROM11は、紙幣2の基準データに加えて、紙幣
2のコピーに励起光を照射した場合の基準データおよび
紙幣2のコピーに蛍光ペンを用いて、蛍光物質を塗った
コピーに、励起光を照射した場合の基準データを記憶
し、これらの基準データに基づいて、しきい値を設定し
ているが、ROM11に他の基準データを記憶させて、
それらに基づいて、しきい値を設定するようにしても、
さらには、このような基準データをROM11に記憶さ
せることなく、検出データが紙幣2の基準データと所定
の誤差範囲内で一致しているときは、その紙幣2を流通
紙幣と判別するように構成することもできる。
【0019】さらに、本発明において、手段とは必ずし
も物理的手段を意味するものではなく、各手段の機能
が、ソフトウエアによって実現される場合も包含する。
また、一つの手段の機能が2以上の物理的手段に実現さ
れても、また、二以上の手段の機能が一つの物理的手段
に実現されてもよい。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、紙幣表面のインク中に
含まれる蛍光物質を検出することにより、精度良く、紙
幣を判別することのできる紙幣判別装置を提供すること
が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の実施態様にかかる紙幣判別装
置の略側面図である。
【図2】図2は、本発明の実施態様にかかる紙幣判別装
置の検出系および制御系のブロックダイアグラムであ
る。
【図3】図3は、本発明の実施態様にかかる紙幣判別装
置によって実行される紙幣判別動作の一実施態様を示す
フローチャートである。
【図4】図4は、クセノン・フラッシュ・ランプから、
励起光が紙幣の表面に照射されたときに、フォトマルチ
プライアの前面に貼着されたフィルタに入射する光の波
長と強度の関係を示すグラフである。
【図5】図5は、基準データを示すグラフである。
【図6】図6は、本発明の実施態様にかかる紙幣判別装
置により実行される紙幣判別動作の別の実施態様を示す
フローチャートである。
【図7】図7は、基準データを示すグラフである。
【符号の説明】
1 紙幣搬送路 2 紙幣 3 クセノン・フラッシュ・ランプ 4 フィルタ 5 フィルタ 6 フォトマルチプライア 7 センサ 8 A/D変換器 10 CPU 11 ROM 12 RAM
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G07D 7/12 G07D 7/00

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 紙幣表面に励起光を照射する励起光照射
    手段と、前記励起光照射手段による励起光の照射に応答
    して、紙幣表面の蛍光物質から発せられた光を光電的に
    検出し、検出された光の光量に対応する検出光量データ
    を生成する光電検出手段と、基準光量データを記憶する
    基準データ記憶手段と、前記光電検出手段によって生成
    された検出光量データと前記基準データ記憶手段に記憶
    された基準光量データとを比較して、紙幣を判別する判
    別手段とを備え、前記判別手段が、前記励起光照射手段
    による励起光の照射の終了後に、検出光量データの値と
    対応する基準光量データの値とを比較することにより、
    紙幣を判別するように構成されたことを特徴とする紙幣
    判別装置。
  2. 【請求項2】 前記判別手段が、前記励起光照射手段に
    よる励起光の照射の終了後、複数の時点における検出光
    量データの値と対応する基準光量データの値とを比較す
    ることにより、紙幣を判別するように構成されたことを
    特徴とする請求項1に記載の紙幣判別装置。
  3. 【請求項3】 前記判別手段が、前記励起光照射手段に
    よる励起光の照射が終了した後、検出光量データが所定
    の値になるのに要する時間を、励起光の照射が終了した
    後、基準光量データが前記所定の値になるのに要する時
    間とを比較することにより、紙幣を判別するように構成
    されたことを特徴とする請求項1に記載の紙幣判別装
    置。
  4. 【請求項4】 前記判別手段が、前記励起光照射手段に
    よる励起光の照射が終了した後、検出光量データが複数
    の異なる所定光量値になるのに要する時間を、励起光の
    照射が終了した後、基準光量データが対応する光量値に
    なるのに要する時間とを比較することにより、紙幣を判
    別するように構成されたことを特徴とする請求項1に記
    載の紙幣判別装置。
  5. 【請求項5】 前記基準データ記憶手段が、基準光量デ
    ータとして、真正な紙幣に励起光を照射し、紙幣表面の
    蛍光物質から発せられた光を光電的に検出して得た第一
    の基準光量データと、紙幣のコピーに励起光を照射し、
    紙幣表面から発せられた光を光電的に検出して得た第二
    の基準光量データと、蛍光物質が塗られた紙幣のコピー
    に励起光を照射し、紙幣表面の蛍光物質から発せられた
    光を光電的に検出して得た第三の基準光量データを記憶
    し、前記判別手段が、前記光電検出手段によって生成さ
    れた検出光量データと、前記第一の基準光量データ、前
    記第二の基準光量データおよび前記第三の基準光量デー
    タとを比較することにより、紙幣を判別するように構成
    されたことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1
    項に記載の紙幣判別装置。
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