JP3344704B2 - スポーク・リムアセンブリ、自転車の車輪、自転車スポーク及び自転車リム - Google Patents

スポーク・リムアセンブリ、自転車の車輪、自転車スポーク及び自転車リム

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自転車フレームに
取り付けられるハブと、環状リムと、リムからハブまで
内向きに延出した複数のスポークとを有する自転車の車
輪に関する。特に、本発明は、自転車の車輪のスポーク
とリムの連結に関する。
【0002】
【従来の技術】自転車は、交通手段と共に、一種のレク
リエーションとして益々人気が高まっている。さらに、
自転車は、アマチュア及びプロの両方の競技スポーツと
して非常に一般的になっている。自転車をレクリエーシ
ョン、交通手段または競技のいずれに使用するにして
も、自転車業界は常に自転車の様々な部品を改良してい
る。長年にわたって広範に設計変更されてきた1つの特
定の自転車部品は車輪である。自転車の車輪は、軽量
化、空力的に優れた構造、さらに簡単な製造及び組み立
てが得られるように常に設計変更されている。
【0003】現在では、非常に様々な形式の自転車の車
輪を市場で入手することができる。最も基本的な自転車
の車輪は、自転車のフレームの一部に相対回転可能に取
り付けられたハブ部分と、ハブから外向きに延出した複
数のスポークと、スポークの外端部に連結されて空気タ
イヤを支持する環状リムとを備えている。一般的に、車
輪のスポークは細い金属ワイヤのスポークである。そし
て、ハブの端部にフランジが設けられて、それにスポー
クを連結するようになっている。特に、ハブフランジに
穴が設けられている。一般的に、ワイヤスポークの内端
部を曲げて、爪の頭の形状に形成されたフランジを設け
ている。そして、内端部を一方のハブフランジの1つの
穴にはめ込む。一般的にスポークの外端部にねじが設け
られており、ワイヤスポークの外端部をリムに取り付け
るスポークニップルと係合できるようになっている。特
に、スポークニップルは、リムの内表面と係合するフラ
ンジを備えている。
【0004】スポークがこのように形成されている場
合、ニップルをリムに形成されたニップル穴にはめ込
み、スポークをハブフランジの穴から挿入して、スポー
クの内端部のフランジをハブフランジの穴と係合させ
る。スポークの外端部の雄ねじをリムの開口に取り付け
られたスポークニップルの雌ねじにねじ込む。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、空気
抵抗を減少させるように空力的に優れた構造を有する自
転車の車輪を提供することである。本発明の別の目的
は、リムとハブの間に延在するスポーク数を減らした自
転車の車輪を提供することである。
【0006】本発明のさらに別の目的は、軽量化した構
造を有する自転車の車輪を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係るスポーク・
リムアッセンブリは、タイヤを受ける外側環状表面、及
び複数の開口を設けたスポーク取り付け部分を有する環
状リムと、少なくとも部分的に開口の1つにはまってい
る外端部分、外端部分の半径方向内側に位置する中央部
分、及び中央部分の半径方向内側に位置する内端部分を
各々が有する複数の内向きに延出したスポークとを含ん
でいる。そして、スポークの外端部分をリムのスポーク
取り付け部分の開口内に保持するために、スポークの外
端部分は、スポーク取り付け部分の外表面と係合するよ
うに第2方向に面する第2表面を有する第2部分と、第
2部分と段違いに形成されリムの内表面と係合するよう
に第1方向に面する第1表面を有する第1部分とを備え
ている。
【0008】本発明に係る自転車の車輪は、タイヤを受
け取る外側環状表面、及び複数の開口を設けたスポーク
取り付け部分を有する環状リムと、開口の1つにはまっ
ている外端部分、外端部分の半径方向内側に位置する中
央部分、及び中央部分の半径方向内側に位置する内端部
分を各々が有する複数の内向きに延出したスポークとを
含み、外端部分をリムのスポーク取り付け部分の開口内
に保持するために、スポークの外端部分が、スポーク取
り付け部分の外表面と係合するように第2方向に面する
第2表面を有する第2部分と、第2部分と段違いに形成
されリムの内表面と係合するように第1方向に面する第
1表面を有する第1部分とを備えており、さらに、各々
がスポークの内端部分の1つに連結された複数のスポー
ク取り付け部分を有する中央ハブを有している。
【0009】本発明に係る自転車スポークは、リムの開
口にはめ込まれた外端部分と、外端部分の半径方向内側
に位置して外端部分につながった中央部分と、中央部分
の半径方向内側に位置して中央部分につながった内端部
分とを含み、外端部分は自由端部を形成している第1部
分と、中央部分につながった第2部分と、第1及び第2
部分間に延在した屈曲部分とを含み、第1部分は、第2
部分の第2平面から平行にずれた第1平面上に位置して
おり、第1部分は第1断面を有し、第2部分は第2断面
を有し、屈曲部分は第3断面を有しており、第1部分の
第1断面は屈曲部分の第3断面と同じ大きさである。
【0010】上記目的はさらに、リムの開口にはめ込ま
れる外端部分と、外端部分の両側につながって外端部分
の半径方向内向きに延出した第1及び第2中央部分と、
それぞれ第1及び第2中央部分につながった第1及び第
2内端部分とを含み、第1及び第2内端部分はハブ連結
部材を備えている自転車スポークによって達成すること
ができる。
【0011】本発明の別の見地に係る自転車リムは、外
端部分と、外端部分の半径方向内側に外端部分と連続し
て形成された中央部分と、中央部分の半径方向内側に中
央部分と連続して形成された内端部分とを含み、外端部
分は自由端部を形成している第1部分と、中央部分につ
ながった第2部分と、第1及び第2部分間に延在した屈
曲部分とを含み、第1部分は、第2部分の第2平面から
平行にずれた第1平面上に位置するように形成されたス
ポークが装着される自転車用リムである。そして、この
リムは、タイヤを受ける外側環状表面と、外側環状表面
の半径方向内側に位置してそれに連結されている第1及
び第2環状スポーク取り付け部分とを含み、第1及び第
2環状スポーク取り付け部分は向き合う方向に面し、そ
れに複数のスポーク開口が形成されており、さらに、第
1及び第2環状スポーク取り付け部分の半径方向内側に
位置して第1及び第2環状スポーク取り付け部分を互い
に連結する内側環状表面を含み、外側環状表面、第1及
び第2環状スポーク取り付け部分、及び内側環状表面
は、環状の中空部分を有する一体部材として一体成形さ
れており、複数のスポーク開口の各々は、第1及び第2
環状スポーク取り付け部分に沿ってほぼ円周方向に延び
た相当に細長いスロットであり、複数のスポーク開口は
内側環状表面から半径方向外側に少なくとも5mm離れ
た位置にあって、約0.5mmから約5.0mmの範囲
内の半径方向幅を有する。
【0012】別の実施形態のスポーク・リムアッセン
は、タイヤを受ける外側環状表面、及び半径方向及び
円周方向に所定の幅を有する複数の開口を設けたスポー
ク取り付け部分を有する環状リムと、少なくとも部分的
に開口の1つにはまっている外端部分、外端部分の半径
方向内側に位置する中央部分、及び中央部分の半径方向
内側に位置する内端部分を各々が有する複数の内向きに
延出したスポークとを含み、スポークの外端部分は、リ
ムのスポーク取り付け部分の開口の円周方向幅よりも広
い円周方向幅を有する第1部分を備えており、第1部分
はリムの内表面と係合するように接着固定又は溶接され
た第1表面を有する。
【0013】別の実施形態の自転車スポークは、タイヤ
を受ける外側環状表面と、前記外側環状表面の内周側に
形成され複数のスポーク取り付け用開口を有する1対の
対向する側壁とを有するリムに装着されるものである。
そして、このスポークは、リムのスポーク取り付け用リ
ムの開口にはめ込まれた外端部分と、外端部分の半径方
向内側に位置して外端部分につながった、長手方向軸
線、横幅及び所定厚さを有する中央部分と、中央部分の
半径方向内側に位置して中央部分につながった内端部分
とを含み、内端部分はハブに連結するための取り付け手
段を有しており、外端部分は、自由端部を形成している
第1部分と、中央部分につながった第2部分とを含み、
第1部分は、中央部分の横幅より広い横幅を有し、外端
部分の第1部分は、中央部分の厚さより薄い厚さを有す
る。
【0014】別の見地に係る本発明のスポーク・リムア
ッセンブリは、基本的に、タイヤを受ける外側環状表
面、及び少なくとも1つの開口を設けたスポーク取り付
け部分を有する環状リムと、少なくとも部分的に開口に
はまっている外端部分、外端部分の半径方向内側に位置
する中央部分、及び中央部分の半径方向内側に位置する
内端部分を有する少なくとも1本の内向きに延出したス
ポークとを含み、外端部分をリムのスポーク取り付け部
分の開口内に保持するために、スポークの外端部分は、
スポーク取り付け部分の外表面と係合するように第2方
向に面する第2表面を有する第2部分と、第2部分と段
違いに形成されリムの内表面と係合するように第1方向
に面する第1表面を有する第1部分とを備えており、さ
らに、リムとスポークを連結する少なくとも1つの締結
具を含む。
【0015】別の見地に係る自転車の車輪は、タイヤを
受ける外側環状表面、及び少なくとも1つの開口を設け
たスポーク取り付け部分を有する環状リムと、開口には
まっている外端部分、外端部分の半径方向内側に位置す
る中央部分、及び中央部分の半径方向内側に位置する内
端部分を有する少なくとも1本の内向きに延出したスポ
ークと、リムとスポークとを連結する締結具と、中央ハ
ブとを備えている。そして、スポークは、外端部分をリ
ムのスポーク取り付け部分の開口内に保持するために、
スポークの外端部分が、スポーク取り付け部分の外表面
と係合するように第2方向に面する第2表面を有する第
2部分と、第2部分と段違いに形成されリムの内表面と
係合するように第1方向に第1表面を有する第1部分と
を備えており、さらに、中央ハブは、スポークの内端部
分に連結されたスポーク取り付け部分を有する
【0016】発明の1つの実施形態では、スポークを
リムに連結するために使用される締結具がリベットであ
るが、第2実施形態では、締結具がヘッド付きピン及び
止め輪である。締結具に加えて、接着剤またはセメント
を用いて、リムにスポークの外端部分をさらに固着する
ことができる。本発明は、前輪または後輪のいずれにも
使用することができ、必要及び要望またはそのいずれか
に応じて、スポーク数を変更することができる。
【0017】本発明の他の目的、利点及び顕著な特徴
は、添付の図面を参照しながら本発明の好適な実施形態
を開示している以下の詳細な説明から明らかになるであ
ろう。
【0018】
【発明の実施の形態】第1実施形態 まず図1及び図2を参照すると、本発明に従った自転車
前輪10が図1に示されており、自転車後輪12が図2
に示されている。前輪10は、中央ハブ20aと、複数
の外向きに延出したスポーク22aと、環状リム24a
とを含み、この環状リム24aに空気タイヤ26aが従
来通りに取り付けられている。同様に、後輪12は、後
ハブ20bと、複数の外向きに延出したスポーク22b
と、環状リム24bとを含み、この環状リム24bに空
気タイヤ26bが従来通りに取り付けられている。基本
的に、自転車前輪10及び自転車後輪12の全体構造
は、異なった数のスポークを取り付けることができるよ
うにリム及びハブが変更されている点を除いて、ほぼ同
一である。
【0019】図示の第1実施形態では、自転車前輪10
は12本のスポーク22aを備えているのに対して、自
転車後輪12は16本のスポーク22bを備えている。
もちろん、本開示から、前後輪10及び12のスポーク
数を同じにしたり、図示のものより増減させることもで
きることは当該技術の専門家には明らかであろう。自転
車前輪10と自転車後輪12とが類似していることか
ら、ここでは自転車前輪10についてだけ詳細に説明す
る。従って、本開示から、前輪10の構造に関する記載
は自転車後輪12にも当てはまることは、当該技術の専
門家には明らかであろう。
【0020】次に図3を参照すると、前ハブ20aは、
ほぼ従来通りにしてハブ車軸30aに回転可能に支持さ
れている円筒形ハブシェル28aを備えている。ハブシ
ェル28aの両端部の位置に1対のフランジが設けら
れ、各フランジには3つの外向きに延出したスポーク取
り付け部分32aが設けられている。スポーク取り付け
部分32aは、後述するように、2本のスポーク22a
を受け取るように構成されている。特に、各スポーク取
り付け部分32aは、好ましくは1対の段差付き内孔ま
たは貫通穴34aを備えて、各スポーク取り付け部分3
2aに1対のスポーク22aを連結できるようにしてい
る。もちろん、必要及び要望またはそのいずれかに応じ
て、各スポーク取り付け部分32aに連結するスポーク
22aの数を増減することができる。スポーク取り付け
部分の数及び形状は、スポークの数及び形状に応じて決
まる。従って、他の形式及び形状のハブを本発明に組み
合わせて用いることができることは、当該技術の専門家
には明らかであろう。
【0021】ハブ20a及び20bの特別な構造及びそ
れらとスポーク22aの連結は、米国特許出願第08/
784,460号にさらに詳細に記載されている。米国
特許出願第08/784,460号の開示内容は、ハブ
20a及び20bの正確な構造及びそれらとスポーク2
2a及び22bの連結を説明するために、参考として本
説明に含まれる。
【0022】スポーク22a及び22bは、好ましくは
同一であり、従ってここではスポーク22aについてだ
け詳細に説明する。スポーク22aは、好ましくはスポ
ークの構造に使用される従来の金属材料、例えば板金、
ステンレス鋼、アルミニウムまたは炭素繊維複合材料で
形成される。もちろん、本開示から、必要及び要望また
はそのいずれかに応じて、他の適当な材料を使用できる
ことは、当該技術の専門家には明らかであろう。
【0023】図6に示されているように、各スポーク2
2aは、リム24aに連結された外端部分すなわちスポ
ークヘッド40と、外端部分40の半径方向内側に位置
する直線状の中央部分42と、中央部分42の半径方向
内側に位置してハブ20aに連結された内端部分44と
を備えている。好ましくは、外端部分40、中央部分4
2及び内端部分44は一体部材として構成されており、
ハブ20aに連結するために各スポーク22aの内端部
分44にスポークニップル46が螺着されている。スポ
ーク22aは、ハブ20aの左右端部からリム24aに
向かって延出している。言い換えると、12本スポーク
の実施形態では、6本のスポークがハブ20aの右端部
からリム24aまでほぼ外向きに延出しており、また6
本のスポークがハブ20aの左端部からリム24aまで
ほぼ外向きに延出している。スポーク22aは、ハブ2
0aから外向きに延出する時にハブ20aに対して好ま
しくは接線方向に配置されている。もちろん、必要及び
要望またはそのいずれかに応じて、スポーク22aをよ
り半径方向に、すなわちハブ20aの外周接線に対して
より大きな角度を持たして配置することもできる。
【0024】第1実施形態では、スポーク22aの外端
部分40は矩形断面等の細長い断面を有しているのに対
して、中央部分42及び内端部分44はそれぞれ円形断
面を有している。もちろん、必要及び要望またはそのい
ずれかに応じて、スポーク22aの全長を全断面に沿っ
てほぼ均一にすることもできることは、当該技術の専門
家には明らかであろう。また、必要及び要望またはその
いずれかに応じて、一定断面のスポークを様々な断面形
状にすることができることは、当該技術の専門家には明
らかであろう。例えば、楕円形の断面のスポークを本発
明に従って用いることができる。
【0025】図5及び図6に示されているように、スポ
ーク22aの外端部分40は、スポーク22aの自由端
部で屈曲して、第2部分52から段違いの第1部分50
を形成している。第1及び第2部分50及び52のこの
段違いによって、以下に説明するようにスポーク22a
をリム24a上に保持する屈曲部分54がその間に形成
される。好ましくは、各スポーク22aの第2部分52
は、それぞれの中央部分とほぼ同一平面上に位置してい
る。他方、第1部分50は、第2部分52の平面から、
好ましくはそれに平行に離れた平面上に位置している。
もちろん、本開示から、図示の形状及び断面と異なった
形状及び断面またはそのいずれかを有するように第1部
分50を屈曲または形成できることは、当該技術の専門
家には明らかであろう。いずれにしても、各スポークの
第1部分50、第2部分52及び屈曲部分54の形状及
び断面は、スポークが設置位置にある時にリム24aに
対するスポークの軸方向移動を防止できる構造でなけれ
ばならない。
【0026】図4ないし図6に示されているように、各
スポーク22aの第1部分50は、リム24aの内表面
と係合するように第1方向に面した第1接触表面56を
備えているのに対して、各スポーク22aの第2部分5
2は、リム24aの外表面と係合するように第2方向に
面した第2接触表面58を備えている。第1部分50の
第1接触表面56と第2接触表面58との間の横空間
は、好ましくはリム24aの厚さよりわずかに大きい。
従って、スポーク22aをリム24a内に設置した時、
スポーク22aはリム24aに、その間の実質的な移動
を防止できるように係合する。
【0027】任意であるが、スポーク22aの外端部分
40を環状リム24aのスポーク取り付け部分にさらに
しっかり固定させるために、接着剤またはセメント等の
追加固着手段を用いることができる。請求項を含めた本
説明で使用する「接着剤」とは、セメント等を含めて物
質を接合するために使用できるいずれの化合物または材
料も含む。さらに、必要及び要望またはそのいずれかに
応じて、スポット溶接、リベットまたはねじ付き留め具
等の締結具または締結手段(図示せず)を用いることが
できる。そのような締結具は、第1接触表面56または
第2接触表面58のいずれかを貫通してリム24aの側
部に貫入することができる。また、締結具を接着剤等と
組み合わせて使用することもできる。
【0028】スポーク22aの中央部分42は、ほぼ円
形断面を有するほぼ直線状のワイヤ形スポークとして図
示されている。しかし、本開示から、スポーク22aの
中央部分42を他の形式の断面及び形状またはそのいず
れかに構成できることは、当該技術の専門家には明らか
であろう。例えば、中央部分42を矩形の断面にして、
中央部分42の全長に沿って均一な形状にすることがで
きる。あるいは、中央部分42の断面を長さ方向に沿っ
て変化させて、中央部分42がハブ24aに近づくのに
伴ってその断面の幅が広くなるようにすることができ
る。言い換えると、必要及び要望またはそのいずれかに
応じて、中央部分42の厚さ及び幅の両方またはいずれ
か一方を均一にするか、変化させることができる。
【0029】スポーク22aの内端部分44は、従来型
のスポークニップル46を受け取ることができるように
ねじが形成されている。すなわち、スポーク22aの内
端部分44をハブ20aの内孔34aの一端部にはめ込
み、スポークニップル46aを内孔34aの他端部に挿
入して、スポークニップル46のヘッドまたはフランジ
付き部分を内孔34の内部当接表面に当接させる。従っ
て、スポーク22aをほぼ従来通りにハブ20aとリム
24aの間に締め付けることによって、スポーク22a
の内端部分44をそれに固定することができる。
【0030】リム24aは、リム高さがリム幅よりも大
きいいわゆる深型リムであって、タイヤセメントによっ
て空気タイヤ26aをそれに固定できるように構成され
ている。もちろん、環状リム24aは、本発明の範囲か
ら逸脱しないで必要及び要望またはそのいずれかに応じ
て、他の形式のタイヤを収容できる他の形状にすること
もできる。環状リム24aは、当該技術で使用すること
が既知である相当に剛直な材料で構成される。例えば、
リム24aは、板金、ステンレス鋼、アルミニウムまた
はチタン等の適当な金属材料、及び自転車の車輪に使用
できる炭素繊維複合材等の他の非金属材料で構成するこ
とができる。
【0031】リム24aは、側面から見た時(図1)に
ほぼ円形であり、図5に示されているように、空気圧タ
イヤ26aを受けることができる外側環状表面68と、
リム24aの側部に位置する環状ブレーキ部分70と、
リム24aの側部に位置する1対の環状スポーク取り付
け部分72とを備えている。リム24aは、中空の環状
内部を有する管状部材である。リム24aの外側環状表
面68の形状は、必要及び要望またはそのいずれかに応
じて、「クリンチャー」等の異なった形式のタイヤを収
容できるように変更することができることは、当該技術
の専門家には明らかであろう。好適な実施形態では、リ
ム24aの外側環状表面68は、外側環状表面68に接
着される「管状」または「縫合(sew-up)」形タイヤに使
用するように構成されている。
【0032】ブレーキ部分70は、車輪10の回転を低
速化または停止させるようにブレーキ装置のブレーキパ
ッドと係合するように構成されたほぼ平坦な円形表面で
あることが好ましい。ブレーキ部分70は、好ましくは
互いに平行であって、外側環状表面68と一方のスポー
ク取り付け部分の間に配置されている。スポーク取り付
け部分72は、リム24aの外側環状表面68及びブレ
ーキ部分70に対して半径方向内側の位置にある。好ま
しくは、スポーク取り付け部分72を互いに傾斜させ
て、先端が車輪10の中心に向いたほぼV字形のリム2
4aの断面部分を形成するようにする。各スポーク取り
付け部分72は、スポーク22aの第1部分50を受け
取るための複数の開口74を備えている。開口74は、
好ましくはスポーク取り付け部分72の周囲に等間隔に
配置されている。この第1実施形態では、複数の開口7
4は、好ましくはスポークの外端部分を受け取ることが
できる大きさ及び形状の細長い開口またはスロットであ
る。細長い開口74は、リム24aに加わる力を通常の
丸形スポークよりも広い面積に分散させるため、リム2
4aの応力による割れ及び裂けの両方またはいずれか一
方が最小限に抑えられる。
【0033】リム24aの耐破壊性を向上させるため、
好ましくは開口74をリム24aの内側縁部から少なく
とも5.0mm離す。開口74の内側縁部からリム24
aの内側縁部までの半径方向距離は、開口74の円周方
向長さの少なくとも1/3であることが好ましい。開口
74がリム24aの内周縁部から離れるほど、スポーク
22aとリム24aとの間の連結部が強くなる。開口7
4aの半径方向幅は、好ましくはスポーク22aの幅と
ほぼ同じか、それよりもわずかに大きくすることによっ
て、リム24aの中空部分にゴミや埃等が侵入しないよ
うにする。好適な実施形態では、スポーク22aの第1
端部分50の厚さが約0.5mmから約3.0mmの範
囲内である。従って、開口74は、約0.5mmから約
5.0mmの範囲内の半径方向幅を有することができ
る。一例では、各スポーク22aの第1部分50の厚さ
は約1.0mmであり、各開口74の半径方向幅が約
1.2mmである。
【0034】本発明の好適な実施形態では、第1端部分
50及び屈曲部分54がリム24aの開口74を自由に
通過できる形状であるため、各スポークの中央部分42
または内端部分44のいずれも開口74を通過させる必
要がない。さらに、開口74は、スポーク22aの屈曲
部分54の断面とほぼ同じ形状で、上記のようにわずか
に大きいだけである構造であることが好ましい。これに
よって、スポーク22aが設置位置にある時、開口74
は屈曲部分54の移動を制限する。特に、各スポークの
第1部分50、第2部分52及び屈曲部分54の形状及
び断面は、スポークが設置位置にある時にリム24aに
対するスポークの軸方向移動を防止できるように構成す
る必要がある。
【0035】第2実施形態 図7及び図8(a)は、変更形のリム及びスポーク連結
部を有する自転車の車輪110の部分断面図及び側面図
である。本実施形態では、リム124の形状が、スポー
ク122の形状と共に変更されている。特に、リム12
4の形状は、リム124の外側表面と外端部分140と
の間に空間が存在するように変更されている。
【0036】第1実施形態と同様に、各スポーク122
は、開口174からリム124の中空部分にはまってい
る外端部分すなわちスポークヘッド140と、外端部分
140から内向きに延出したほぼ直線状の中央部分14
2と、中央部分142の半径方向内側の位置にあってハ
ブに連結される内端部分144とを備えている。好まし
くは、外端部分140、中央部分142及び内端部分1
44は一体部材として構成されて、ハブ20aに連結す
るために連結部材またはスポークニップル146が内端
部分144に取り付けられている。中央部分142は外
端部分140と同じ幅、同じ厚みを有し、断面が横方向
の細長い矩形状である。
【0037】スポーク122は、第1部分150の第1
接触表面156とリム124の内表面の間の接触圧力に
よってリム124の開口174内に保持されている。さ
らに、本実施形態では、図8(b)に示されているよう
に、スポークニップル146を介してスポーク122を
ハブ20に連結できるようにするため、スポーク122
の内端部分144にねじ付き部材145が固着されてい
る。
【0038】本発明の第1実施形態と第2実施形態とが
類似していることから、この第2実施形態についてはこ
こでは詳細に説明しない。上記の第1実施形態の記載
は、基本的にこの第2実施形態に当てはまる。 第3実施形態 図9には、本発明の第3実施形態に従った自転車の車輪
110aの部分断面図が示されている。図9の実施形態
は、スポーク122がリム124に永久的に固着されて
いる点を除いて、図7及び図8に示されている実施形態
と基本的に同一である。特に、スポーク122の第1端
部分150は、スポット溶接、接着剤、セメント等の固
着手段160によってリム124の内表面に固着されて
いる。もちろん、固着手段160は、リベットまたはボ
ルト及びナット等の締結具でもよい。さらに、締結具を
接着剤、セメント等と組み合わせて用いることもでき
る。
【0039】本実施形態は本発明の先行の実施形態と類
似していることから、本実施形態についてはここでは詳
細に説明しない。本発明を説明する先行実施形態の記載
は、この実施形態に当てはまる。 第4実施形態 図10には、本発明に従った自転車の車輪110bの部
分断面図が示されている。本実施形態は、固着手段16
0の配置を除いて、図7ないし図9の実施形態とほぼ同
じである。本実施形態では、スポーク122が、スポッ
ト溶接、接着剤、セメント等の固着手段160によって
リム124の外表面に永久的に固着されている。もちろ
ん、固着手段160は、リベットまたはボルト及びナッ
ト等の締結具でもよい。さらに、締結具を接着剤、セメ
ント等と組み合わせて用いることもできる。本実施形態
は先行の実施形態と類似していることから、本実施形態
についてはここでは詳細に説明しない。
【0040】第5実施形態 図11及び図12は、本発明の第5実施形態に従った自
転車の車輪310の部分断面図及び部分側面図である。
第1実施形態と同様に、各スポーク322は、開口37
4からリム324の中空部分にはまっている外端部分す
なわちスポークヘッド340と、外端部分340から内
向きに延出したほぼ直線状の中央部分342と、中央部
分342から半径方向内側の位置にあってハブに連結さ
れる内端部分(図示せず)とを備えている。好ましく
は、外端部分340、中央部分342及び内端部分は一
体部材として構成されて、ハブ20に連結するために連
結部材またはスポークニップルが内端部分に取り付けら
れている。
【0041】本実施形態では、取り付け部分372が外
向きに湾曲して膨出部分を形成しているため、取り付け
部分372の最外部点がブレーキ部分370より広く離
隔配置されている。言い換えると、取り付け部分372
の膨出部分の軸方向幅は、ブレーキ部分370間の軸方
向幅よりも広い。従って、スポーク322はこの湾曲部
分に沿って湾曲することによってハブに取り付けられ
る。
【0042】本実施形態は本発明の先行の実施形態と類
似していることから、本実施形態についてはここでは詳
細に説明しない。本発明の先行実施形態の記載は、本実
施形態に当てはまる。 第6実施形態 図13には、本発明の第6実施形態に従った自転車の車
輪310aの部分断面図が示されている。本実施形態
は、スポーク322がリム324に永久的に固着されて
いる点を除いて、第5実施形態とほぼ同一である。本実
施形態では、スポーク322が、スポット溶接、接着
剤、セメント等の固着手段360によってリム324に
固着されている。もちろん、固着手段360は、リベッ
トまたはボルト及びナット等の締結具でもよい。さら
に、締結具を接着剤、セメント等と組み合わせて用いる
こともできる。言い換えると、スポーク322はリム3
24に固定的または永久的に取り付けられている。本実
施形態では、固着手段360はスポーク222の中央部
分の上部分に沿って設けられている。
【0043】本実施形態は本発明の先行の実施形態と類
似していることから、本実施形態についてはここでは詳
細に説明しない。本発明の先行実施形態の記載は、本実
施形態にも当てはまるはずである。 第7実施形態 図14には、スポーク322と共に使用される自転車の
車輪310bの部分断面図が示されている。本実施形態
は、スポーク322が、スポット溶接、接着剤、セメン
ト等の固着手段360によってリム324の内表面に永
久的に固着されている。もちろん、固着手段360は、
リベットまたはボルト及びナット等の締結具でもよい。
さらに、締結具を接着剤、セメント等と組み合わせて用
いることもできる。基本的に、溶接または接着剤または
固着具の配置を除いて、図11ないし図12に示されて
いる実施形態と同一である。
【0044】本実施形態は本発明の先行の実施形態と類
似していることから、本実施形態についてはここでは詳
細に説明しない。先行実施形態の記載は、本実施形態に
も当てはまるはずである。 第8実施形態 図15には、変更形リム及びスポーク連結部を備えた自
転車の車輪410の部分側面図が示されている。基本的
に、本実施形態では、スポーク422(1つだけが図示
されている)の断面がその全長にわたってほぼ円形に変
更されており、リム424の開口474もほぼ円形に形
成されている。もちろん、この開示から、スポーク42
2を他の断面形状にし、リム424の開口474をスポ
ーク422の断面形状に合わせることもできることは、
当該技術の専門家には明らかであろう。
【0045】本実施形態は本発明の先行の実施形態と類
似していることから、本実施形態についてはここでは詳
細に説明しない。先行実施形態の記載は、本実施形態に
当てはまるはずである。 第9実施形態 図16には、第1実施形態のスポーク22aと共に使用
できる変更形リム524を備えた自転車の車輪510の
部分側面図を示している。この第9実施形態では、リム
524は、その取り付け部分572の一部を形成する複
数の突起571(1つだけが図示されている)を備えて
いる。突起571は自転車の車輪510の内周に沿って
等間隔に配置されており、それぞれが1対のスポーク2
2aを受け取るための1対の開口574を備えている。
従って、スポーク22a及びリム524は、本発明の第
1実施形態に関連して前述した方法とほぼ同一の方法で
連結される。
【0046】本実施形態は本発明の先行の実施形態と類
似していることから、本実施形態についてはここでは詳
細に説明しない。本発明に関する先行実施形態の記載
は、本実施形態に当てはまるはずである。 第10実施形態 図17には、本発明の第10施形態に従った自転車の車
輪610の部分側面図が示されており、自転車の車輪6
10のリム624は、取り付け部分672の一部を形成
する複数の取り付け部材671(1つだけが図示されて
いる)を備えている。取り付け部材671は、締結具6
75によってリム624に締結されている。取り付け部
材671は、それに1対のスポーク22aを連結するた
めの1対の開口674を備えている。言い換えると、本
実施形態では、リム624を追加部材で構成することが
できる。さらに、必要及び要望またはそのいずれかに応
じて、スポーク取り付け部分672をリム624の他の
部分の材料と異なった材料で構成して緩衝効果を与える
ことができる。
【0047】いずれにしても、本実施形態は先行の実施
形態と類似していることから、スポークと取り付け部分
の相互連結についてはここでは詳細に説明しない。 第11実施形態 次に、図18ないし図23を参照すると、本発明の第1
1実施形態に従った自転車の車輪710が示されてい
る。本実施形態では、リム724が、第1実施形態とほ
ぼ同様にしてそれにスポーク722を連結するための複
数の開口774を備えている。開口774は、好ましく
はリム724の周囲に沿って等間隔に配置されており、
ほぼ矩形の形状を有している。第1実施形態と同様に、
リム724は好ましくは各側壁に6個または8個の開口
774を備えていることによって、12本または16本
のスポーク722がリム724とハブの間に連結され
る。
【0048】本実施形態は先行の実施形態と類似してい
ることから、本実施形態の様々な詳細についてはここで
は詳細に説明しない。先行実施形態の様々な部材の構造
及び機能の記載は、本実施形態に当てはまるはずである
ことは、当該技術の専門家には明らかであろう。空気タ
イヤを受け取るリム724の外側環状表面768に、後
述するようにスポーク722を通すことができる寸法の
複数の出入り口スロット777が設けられている。従っ
て、外側環状表面768の開口777は、リム724の
側壁すなわち取り付け部分772上に設けられた開口7
74に近接配置されている。
【0049】開口774は、好ましくは半径方向幅が約
5.0mmである。開口774の円周方向幅は、好まし
くはスポーク722のそれにはまる部分の円周方向幅と
同じか、それよりわずかに大きくなるように定められて
いる。図18及び図19に最もわかりやすく示されてい
るように、各スポーク722は、リム724の環状中空
部分にはまる外端部分すなわちスポークヘッド740を
備えている。各スポーク722はさらに、外端部分74
0からハブに向かって内向きに延出した中央部分742
を有しており、先行の実施形態に示されているようにし
て自転車の車輪ハブに連結される内端部分すなわち連結
部(図示せず)を自由端部に有している。好ましくは、
スポーク722は、ほぼ均一厚さの板材で形成される。
【0050】外端部分すなわちスポークヘッド740
は、第1拡大部分741aと細い第2部分741bを備
えて、外端部分740の第1部分741aがリム724
の開口774と係合し、外端部分740の第2部分74
1bがリム724の開口774を通り抜けることによっ
て、各スポーク722がリム724内に固定される。言
い換えると、外端部分740の第1部分741aの円周
方向すなわち横幅は、外側環状表面768の開口777
を通過するが、リム724の取り付け部分772の開口
774よりも大きいために、スポーク722をリム72
4に固定できる寸法に定められている。
【0051】外端部分740の第1部分741aは、上
記と同様にしてスポット溶接または接着剤760によっ
てリム724の取り付け部分772の内表面にスポット
溶接または接着固定される。もちろん、スポット溶接ま
たは接着剤760の代わりに、またはそれと組み合わせ
て、リベットまたはボルト及びナット等の締結具を使用
することもできる。従って、各スポーク722は、外端
部分740が開口774と係合することと、接着剤また
はスポット溶接760または締結具によって、リム72
4内に固定される。もちろん、必要及び要望またはその
いずれかに応じて、接着剤またはスポット溶接を省略す
ることもできることは、当該技術の専門家には明らかで
あろう。
【0052】リム724の内表面への外端部分740の
スポット溶接または接着固定を助けるため、外端部分7
40はほぼ平坦な部材であるか、リム724の内部形状
に沿って曲げる必要がある。いずれにしても、外端部分
740は、リム724の側壁すなわち取り付け部分77
2に固定できるように大きい取り付け面積を備えている
ため、リム724に加わる応力は、リム724の広い面
積全体に分散される。本実施形態では、スポーク722
は、好ましくは外端部分740、第1中央部分741及
び第2中央部分742を形成する平らな板材で構成され
る。中央部分742の内端部に連結した内端部分(図示
せず)は、好ましくは図8(b)に示されているような
連結アセンブリを備えて、スポーク722を緊張状態で
配置できるようにする。
【0053】第12実施形態 図24ないし図30には、わずかに変更を加えたリム及
びスポーク連結部を備えた自転車の車輪810の部分断
面図及び側面図が示されている。本実施形態では、スポ
ーク822及びリム824の形状がわずかに変更されて
いる。特に、スポーク822に穴823が設けられ、リ
ム824にリベット860を受け取る穴825が設けら
れている。リベット860に加えて、スポーク822は
さらに、接着剤またはセメント861でリム824に結
合させることができる。あるいは、リベット860を省
略して、接着剤だけを使用するか、先行の実施形態の一
部で述べたように、全く何も用いないことも可能であ
る。
【0054】本実施形態は本発明の先行の実施形態と類
似していることから、本実施形態についてはここでは詳
細に説明しない。本発明を説明する先行実施形態の記載
は、図面及びそれの説明またはそのいずれか一方に矛盾
しない限り、本実施形態に当てはまる。例えば、スポー
ク822の正確な構造は、リベット860用の穴823
を追加する点を除いて、第1実施形態のスポーク22a
と同一にすることができる。
【0055】第1実施形態と同様に、各スポーク822
は、開口874からリム824の中空部分内へ延出した
外端部分すなわちスポークヘッド840と、外端部分8
40から内向きに延出したほぼ直線状の中央部分842
と、中央部分842から半径方向内側の位置にあって、
図3に示されている方法と同様にしてハブに連結される
内端部分844を備えている。好ましくは、外端部分8
40、中央部分842及び内端部分844は一体部材と
して構成されて、第1実施形態に示されているように、
ハブ20に連結するために連結部材またはスポークニッ
プル846が内端部分844に取り付けられている。
【0056】自転車リム824は、リベット860を受
け取るようにリム824の円周の各側の周囲に複数の孔
825が等間隔に設けられている点を除いて、上記のリ
ムと同様である。自転車リム824は、タイヤを受け取
る外側環状表面と、外側環状表面に連結されて半径方向
内向きに延出した第1及び第2環状スポーク取り付け部
分とを備えている。第1及び第2環状スポーク取り付け
部分は内端部で内側環状表面によって互いに連結されて
いる。第1及び第2環状スポーク取り付け部分は互いに
向き合っており、それにスポーク開口874が形成さ
れ、スポーク開口874に隣接して締結具開口825が
設けられている。外端表面、第1及び第2環状スポーク
取り付け部分、及び内側環状表面は、好ましくは一体部
材として形成されて、その間に環状の空隙部分が形成さ
れている。
【0057】本実施形態のリム824は、リム824が
膨出部分872を有する点で、図11ないし図14のリ
ム324に幾分類似している。膨出部分872を形成す
る外表面はスポーク開口874の半径方向内側に位置し
ている一方、締結具開口825は膨出部分872に沿っ
て形成されている。膨出部分872は外向きに湾曲して
いるため、スポーク822をハブ20とリム824の間
に連結した時、スポーク822が膨出部分872の周囲
でわずかに曲がる。言い換えると、膨出部分872は、
スポーク開口874に沿ったリム824の軸方向幅より
大きい軸方向幅を有している。好ましくは、膨出部分8
72は、リム824の外表面の向き合った凸状部分によ
って形成されている。締結具開口825は、膨出部分8
72の外表面の凸状部分に沿って形成されている。
【0058】スポーク開口874は、好ましくは第1及
び第2環状スポーク取り付け部分に沿ってほぼ円周方向
に延在する相当に細長いスロットである。スポーク開口
874は、好ましくは、内側環状表面から半径方向外側
に少なくとも5mm離れた位置にあり、約0.5mmか
ら約5.0mmの範囲内の半径方向幅を有している。本
開示から、車輪810は、図1に示されているような1
2本スポーク形車輪または図2に示されているような1
6本スポーク形車輪のいずれでもよいことは、当該技術
の専門家には明らかであろう。もちろん、本開示から、
車輪810は図1または図2に示されているスポーク数
より増減させた前輪または後輪でもよいことは、当該技
術の専門家には明らかであろう。
【0059】図26ないし図30に示されているよう
に、リム824の上表面に形成された出入り口865に
挿入されるアンビルまたは支持部材867を用いて、ス
ポーク822がリム824に固定される。言い換える
と、リム824の内部中空部分に出入りできるようにす
るために、リム824の上表面に複数の出入り口865
が形成されているので、リベット860をそれぞれスポ
ーク822及びリム824の穴823及び825に挿通
することができる。リベット860を穴825及び82
3に挿通した後、図27に示されているようにリム82
4の出入り口865から挿入したアンビル867によっ
てリベット860の内端部を支持する。次に、図28に
示されているようにスポーク822をリム824に固定
するためにスポーク822の外側に面した表面と係合す
るヘッド付き部分を形成できるように、リベット860
をハンマリングまたは他の方法で変形する。言い換える
と、リベット860の変形中、リベット860がリム8
24の中空部分内へ内向きに押し込まれないようにアン
ビル867が支持する。リベット860が完全に変形す
れば、図29及び図30に示されているように、スポー
ク822がリム824に完全に固定される。もちろん、
本開示から、他の形式のリベットも使用できることは、
当該技術の専門家には明らかであろう。例えば、ポップ
(pop)リベットを使用することもでき、その場合には出
入り口865及びアンビル867は必要ないであろう。
【0060】第13実施形態 図31及び図32には、わずかに変更を加えたリム及び
スポーク連結部を備えた自転車の車輪910の部分断面
図及び側面図が示されている。本実施形態では、スポー
ク922及びリム924の形状がわずかに変更されてい
る。特に、スポーク922に穴923が設けられ、リム
924に締結具960を受け取るための穴925が設け
られている。締結具960に加えて、スポーク922は
さらに、接着剤またはセメント961でリム924に結
合させることができる。あるいは、締結具960を省略
して、接着剤だけを使用するか、先行の実施形態の一部
で述べたように、全く何も用いないことも可能である。
【0061】本実施形態は本発明の先行の実施形態と類
似していることから、本実施形態についてはここでは詳
細に説明しない。本発明を説明する先行実施形態の記載
は、図面及びそれの説明またはそのいずれか一方に矛盾
しない限り、本実施形態に当てはまる。例えば、スポー
ク922の正確な構造は、締結具960用の穴923を
追加する点を除いて、第1実施形態のスポーク22aと
同一にすることができる。
【0062】本実施形態では、締結具960の各々が、
ピン960aと自己保持リングまたは止め輪960bを
備えている。すなわち、ピン960aは、軸部分とヘッ
ド部分を有するヘッド付きピンである。ピン960aの
軸部分をリム924の穴925と1本のスポーク922
の穴923にはめ込んで、ピン960aのヘッド部分を
リム924の内表面に当接させる。先行実施形態のよう
に、アンビルを使用してピン960aを所定位置に保持
することができる。次に、止め輪960bをピン960
aの軸部分にはめ付けることによって、スポーク922
をリム924に固定する。ピン960aの軸部分は平滑
でよいが、1つまたは複数のリブまたは溝を設けて、ピ
ン960aの軸部分に対する止め輪960bの固定を確
実にすることができる。
【0063】本開示から、締結具960は、必要及び要
望またはそのいずれかに応じて、ナット及びボルトか、
他の形式の締結具にすることができる。例えば、固定リ
ング960bをピンの軸部分の溝にはまるC字形の止め
輪にすることもできる。第1実施形態と同様に、各スポ
ーク922は、開口974からリム924の中空部分内
へ延出した外端部分すなわちスポークヘッド940と、
外端部分940から内向きに延出したほぼ直線状の中央
部分942と、中央部分942から半径方向内側の位置
にあって、図3に示されている方法と同様にしてハブに
連結される内端部分944を備えている。好ましくは、
外端部分940、中央部分942及び内端部分944は
一体部材として構成されて、第1実施形態に示されてい
るように、ハブ20に連結するために連結部材またはス
ポークニップル946が内端部分944に取り付けられ
ている。
【0064】本実施形態のリム924は、リム924が
膨出部分972を有する点で、図11ないし図18のリ
ム324や、図24ないし図30のリム824に幾分類
似している。膨出部分972は外向きに湾曲しているた
め、スポーク922をハブ20とリム924の間に連結
した時にスポーク922が膨出部分972の周囲でわず
かに曲がる。このように、リム324及び824の記載
は、図面及びそれの説明の両方またはいずれか一方と矛
盾しない限り、本実施形態に当てはまる。
【0065】リム924は、締結具960を受け取るた
めにリム924の円周の各側の周囲に複数の孔925を
等間隔に設けている点を除いて、上記のリムと同様であ
る。さらに、本開示から、車輪910は、図1に示され
ているような12本スポーク形車輪または図2に示され
ているような16本スポーク形車輪のいずれでもよいこ
とは、当該技術の専門家には明らかであろう。もちろ
ん、本開示から、車輪910は図1または2に示されて
いるスポーク数より増減させた前輪または後輪でもよい
ことは、当該技術の専門家には明らかであろう。
【0066】以上に本発明を説明するために特定の実施
形態を選択したが、添付の請求項に定義されている発明
の範囲から逸脱しない様々な変更及び修正を加えること
ができることは、当該技術の専門家には理解されるであ
ろう。
【0067】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、空気抵抗
を減少させるように空力的に優れた構造を有する自転車
の車輪が得られる。また、リムとハブの間に延在するス
ポーク数を減らすことができる。さらに、自転車の車輪
の軽量化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に従った前ハブ、12本
のスポーク及びリムを備えた自転車前輪の側面図であ
る。
【図2】本発明の第1実施形態に従った後ハブ、16本
のスポーク及びリムを備えた自転車後輪の側面図であ
る。
【図3】図1に示されている自転車前ハブ及びそれに連
結されたスポークの内端部分の拡大側面図である。
【図4】図1に示されている自転車の車輪のリムと2本
のスポークの間の連結部を示す自転車前輪の一部分の部
分拡大側面図である。
【図5】図4の5−5線に沿ったリムの部分断面図であ
って、図1及び4に示されている自転車の車輪の2本の
スポークが側面図で示されている。
【図6】本発明の第1実施形態に従った図1ないし図5
に示されている自転車の車輪に使用されている1本のス
ポークの拡大斜視図である。
【図7】本発明の第2実施形態に従った自転車リム及び
2本の自転車スポークの部分断面図である。
【図8】(a)は本発明の第2実施形態に従って図7に
示されている自転車リム及び2本の自転車スポークの部
分側面図であり、(b)は本発明の第2実施形態に従っ
て図7及び図8(a)に示されている自転車の車輪に使
用されている1本のスポークの拡大斜視図である。
【図9】本発明の第3実施形態に従った自転車リム及び
2本の自転車スポークの部分断面図である。
【図10】本発明の第4実施形態に従った自転車リム及
び2本の自転車スポークの部分断面図である。
【図11】本発明の第5実施形態に従った自転車リム及
び2本の自転車スポークの部分断面図である。
【図12】本発明の第5実施形態に従った自転車リム及
び2本の自転車スポークの部分側面図である。
【図13】本発明の第6実施形態に従った自転車リム及
び2本の自転車スポークの部分断面図である。
【図14】本発明の第7実施形態に従った自転車リム及
び2本の自転車スポークの部分断面図である。
【図15】本発明の第8実施形態に従った自転車リム及
び2本の自転車スポークの部分側面図である。
【図16】本発明の第9実施形態に従った自転車リム及
び2本の自転車スポークの部分側面図である。
【図17】本発明の第10実施形態に従った自転車リム
及び2本の自転車スポークの部分側面図である。
【図18】本発明の第11実施形態に従った自転車リム
及び2本の自転車スポークの部分断面図である。
【図19】本発明の第11実施形態に従って図18に示
されている自転車リム及び2本の自転車スポークの部分
側面図である。
【図20】本発明の第11実施形態に従って図18及び
図19に示されている自転車リムの一部分の部分上面図
である。
【図21】本発明の第11実施形態に従って図18ない
し図20に示されている自転車リムの部分側面図であ
る。
【図22】本発明の第11実施形態に従って図18及び
図19に示されている自転車の車輪を構成する際に使用
される1本の自転車スポークの部分端面図である。
【図23】本発明の第11実施形態に従って図18及び
図19に示されている自転車の車輪アセンブリに使用さ
れる図22の自転車スポークの部分立面図である。
【図24】本発明の第12実施形態に従った自転車リム
及び2本の自転車スポークの部分断面図である。
【図25】本発明の第13実施形態に従って図24に示
されている自転車リム及び2本の自転車スポークの部分
側面図である。
【図26】図24及び図25に示されている自転車リム
及び2本の自転車スポークの、スポークをリムに固定す
るためにリベットを変形する前の部分断面図である。
【図27】図24ないし図26に示されている自転車リ
ム及び2本の自転車スポークの、リムの中空部分内へア
ンビルを挿入した状態にある部分断面図である。
【図28】図24ないし図27に示されている自転車リ
ム及び2本の自転車スポークの、スポークをリムに固定
するためにリベットを変形した状態にある部分断面図で
ある。
【図29】本発明の第12実施形態に従って図24ない
し図28に示されている自転車リム及び2本の自転車ス
ポークの部分断面図である。
【図30】本発明の第12実施形態に従って図24ない
し図29に示されている自転車リムの部分上面図であ
る。
【図31】本発明の第13実施形態に従った自転車リム
及び2本の自転車スポークの部分断面図である。
【図32】本発明の第13実施形態に従って図31に示
されている自転車リム及び2本の自転車スポークの部分
側面図である。
【符号の説明】
22a、22b スポーク 24a、24b リム 40 リム外端部分 42 リム中央部分 44 リム内端部分 50 第1部分 52 第2部分 68 リム環状表面 72 スポーク取り付け部分 74 開口
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−287602(JP,A) 特開 昭60−12315(JP,A) 実開 昭57−52302(JP,U) 実開 昭59−45103(JP,U) 実開 昭62−48802(JP,U) 実開 平6−39502(JP,U) 実開 昭57−103201(JP,U) 実開 昭59−182401(JP,U) 実開 平6−39501(JP,U) 実開 平7−31403(JP,U) 国際公開97/6019(WO,A1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60B 1/00 B60B 21/00

Claims (53)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】タイヤ(26a)を受ける外側環状表面(68)、
    及び複数の開口(74)を設けたスポーク取り付け部分(72)
    を有する環状リム(24a)と、 少なくとも部分的に前記開口(74)の1つにはまっている
    外端部分(40)、前記外端部分(40)の半径方向内側に位置
    する中央部分(42)、及び前記中央部分(42)の半径方向内
    側に位置する内端部分(44)を各々が有する複数の内向き
    に延出したスポーク(22a)とを含み、 前記外端部分(40)を前記リム(24a)の前記スポーク取り
    付け部分(72)の前記開口(74)内に保持するために、前記
    スポーク(22a)の前記外端部分(40)は、前記スポーク取
    り付け部分(72)の外表面と係合するように第2方向に面
    する第2表面(58)を有する第2部分(52)と、前記第2部
    分(52)と段違いに形成され前記リム(24a)の内表面と係
    合するように第1方向に面する第1表面(56)を有する第
    1部分(50)とを備えている、 スポーク・リムアセンブリ。
  2. 【請求項2】前記スポーク取り付け部分(72)は、中空で
    あって、前記開口(74)を設けた1対の向き合った外表面
    を有する、請求項1記載のスポーク・リムアセンブリ。
  3. 【請求項3】前記スポーク取り付け部分(72)の前記外表
    面は、前記リム(24a)の中心面に向かって内向きに傾斜
    している、請求項2記載のスポーク・リムアセンブリ。
  4. 【請求項4】前記スポーク取り付け部分(72)は、前記
    リム(24a)の1対の向き合った側壁によって形成され、
    それらに前記開口(74)が設けられている、請求項1記載
    のスポーク・リムアセンブリ。
  5. 【請求項5】前記スポーク(122)の前記第1部分(150)
    は、固着手段(160)で前記リム(124)の前記側壁に固着さ
    れている、請求項4記載のスポーク・リムアセンブリ。
  6. 【請求項6】前記スポーク(122)の前記第1部分(150)
    は、スポット溶接(160)で前記リム(124)に固着されてい
    る、請求項4記載のスポーク・リムアセンブリ。
  7. 【請求項7】前記スポーク(122)の前記第1部分(150)
    は、接着剤(160)で前記リム(124)に固着されている、請
    求項4記載のスポーク・リムアセンブリ。
  8. 【請求項8】前記スポーク(122)の前記第2部分は、固
    着手段(160)で前記リム(124)の前記側壁に固着されてい
    る、請求項4記載のスポーク・リムアセンブリ。
  9. 【請求項9】前記スポーク(122)の前記第2部分は、ス
    ポット溶接(160)で前記リム(124)に固着されている、請
    求項4記載のスポーク・リムアセンブリ。
  10. 【請求項10】前記スポーク(122)の前記第2部分は、
    接着剤(160)で前記リム(124)に固着されている、請求項
    4記載のスポーク・リムアセンブリ。
  11. 【請求項11】前記環状リム(324)は、前記開口(374)の
    半径方向内側の位置に環状膨出部分を有しており、前記
    膨出部分は、前記開口に沿った前記リムの幅より広い幅
    を有する、請求項1記載のスポーク・リムアセンブリ。
  12. 【請求項12】前記膨出部分は、1対の向き合った凸状
    外表面を有する、請求項11記載のスポーク・リムアセ
    ンブリ。
  13. 【請求項13】前記スポーク取り付け部分(372)は、前
    記リム(324)の1対の向き合った側壁によって形成され
    ており、前記スポーク(322)は前記側壁に永久的に固着
    されている、請求項11記載のスポーク・リムアセンブ
    リ。
  14. 【請求項14】前記スポーク(322)の前記第1部分は、
    前記リム(324)の前記側壁に固着されている、請求項1
    1記載のスポーク・リムアセンブリ。
  15. 【請求項15】前記スポーク(322)の前記第2部分は、
    前記リム(324)の前記側壁に固着されている、請求項1
    1記載のスポーク・リムアセンブリ。
  16. 【請求項16】前記スポーク取り付け部分(572,672)
    は、前記リム(524,624)の内表面の周囲に等間隔に配置
    された複数の取り付け部材(571,671)を有する、請求項
    1記載のスポーク・リムアセンブリ。
  17. 【請求項17】前記取り付け部材(571)は、前記リム(52
    4)の一体部分として前記リムと一体成形されている、請
    求項16記載のスポーク・リムアセンブリ。
  18. 【請求項18】前記取り付け部材(671)は締結具(675)で
    前記リム(624)に固着されている、請求項16記載のス
    ポーク・リムアセンブリ。
  19. 【請求項19】タイヤ(810)を受ける外側環状表面、及
    び開口(874)を設けたスポーク取り付け部分を有する環
    状リム(824)と、 少なくとも部分的に前記開口(874)にはまっている外端
    部分(840)、前記外端部分(840)の半径方向内側に位置す
    る中央部分(842)、及び前記中央部分(842)の半径方向内
    側に位置する内端部分(844)を有する内向きに延出した
    スポーク(822)とを含み、 前記外端部分(840)を前記リム(824)の前記スポーク取り
    付け部分の前記開口(874)内に保持するために、前記ス
    ポーク(822)の前記外端部分(840)は、前記スポーク取り
    付け部分の外表面と係合するように第2方向に面する第
    2表面を有する第2部分と、前記第2部分と段違いに形
    成され前記リムの内表面と係合するように第1方向に面
    する第1表面を有する第1部分とを備えており、さら
    に、 前記リム(824)と前記スポーク(822)とを連結する締結具
    (860,861)を含む、 スポーク・リムアセンブリ。
  20. 【請求項20】前記スポーク取り付け部分(872)は、
    前記リム(824)の1対の向き合った側壁によって形成さ
    れ、それらに前記開口(874)が設けられている、請求項
    19記載のスポーク・リムアセンブリ。
  21. 【請求項21】前記締結具は、前記スポーク(822)を前
    記リム(824)に固着するリベット(860)である、請求項1
    9又は20記載のスポーク・リムアセンブリ。
  22. 【請求項22】前記スポークはさらに、接着剤で前記リ
    ムに固定されている、請求項19又は20記載のスポー
    ク・リムアセンブリ。
  23. 【請求項23】前記締結具は、ヘッド付きピン及びロッ
    ク部材(960a,960b)を含む、請求項19又は20記載の
    スポーク・リムアセンブリ。
  24. 【請求項24】前記ロック部材は、前記ヘッド付きピン
    (960a)の軸部分と係合する止め輪(960b)である、請求項
    23記載のスポーク・リムアセンブリ。
  25. 【請求項25】前記スポークの前記第2部分は前記締結
    具によって前記リムの前記側壁に締結されている請求項
    19又は20記載のスポーク・リムアセンブリ。
  26. 【請求項26】前記環状リム(824)は、前記開口(874)の
    半径方向内側の位置に環状膨出部分を有しており、前記
    膨出部分は、前記開口に沿った前記リムの幅より広い幅
    を有する、請求項19記載のスポーク・リムアセンブ
    リ。
  27. 【請求項27】前記スポークの前記第2部分は前記締結
    具で前記リムの前記膨出部分に締結されている請求項2
    6記載のスポーク・リムアセンブリ。
  28. 【請求項28】前記スポークの前記外端部分は細長い断
    面を有しており、前記リムの前記開口は細長いスロット
    である請求項1又は19記載のスポーク・リムアセンブ
    リ。
  29. 【請求項29】前記スポークの前記細長い断面を前記ス
    ポークの前記第1部分(50)の断面とほぼ同一か、それよ
    り小さくすることによって、前記第1部分が前記開口を
    通過できるようにしている、請求項28記載のスポーク
    ・リムアセンブリ。
  30. 【請求項30】前記スポークの前記内端部分にねじ(44,
    844,944)が設けられている請求項1又は19記載のスポ
    ーク・リムアセンブリ。
  31. 【請求項31】前記スポークの前記内端部分は、ハブ(2
    0a)の一部と係合する当接部分(46,846,946)を含む、請
    求項1又は19に記載のスポーク・リムアセンブリ。
  32. 【請求項32】前記当接部分は、スポークの長さ調節を
    行うことができるように前記スポークの前記内端部分に
    調節可能に連結されたスポークニップル(46,846,946)の
    一部である、請求項31記載のスポーク・リムアセンブ
    リ。
  33. 【請求項33】前記リムの前記スポーク取り付け部分は
    少なくとも12個の前記開口を有しており、前記開口の
    少なくとも6個は前記リムの第1側に位置し、前記開口
    の少なくとも6個は前記リムの第2側に位置している、
    請求項1又は19記載のスポーク・リムアセンブリ。
  34. 【請求項34】前記リムの前記スポーク取り付け部分は
    少なくとも16個の前記開口を有しており、前記開口の
    少なくとも8個は前記リムの第1側に位置し、前記開口
    の少なくとも8個は前記リムの第2側に位置している、
    請求項1又は19記載のスポーク・リムアセンブリ。
  35. 【請求項35】タイヤ(26a)を受ける外側環状表面(6
    8)、及び複数の開口(74)を設けたスポーク取り付け部分
    (72)を有する環状リム(24a)と、 前記開口(74)の1つにはまっている外端部分(40)、前記
    外端部分(40)の半径方向内側に位置する中央部分(42)、
    及び前記中央部分(42)の半径方向内側に位置する内端部
    分(44)を各々が有する複数の内向きに延出したスポーク
    (22a)と、 中央ハブ(20a)とを備え、 前記スポークは、前記外端部分(40)を前記リム(24a)の
    前記スポーク取り付け部分(72)の前記開口(74)内に保持
    するために、前記スポーク(22a)の前記外端部分(40)
    が、前記スポーク取り付け部分(72)の外表面と係合する
    ように第2方向に面する第2表面(58)を有する第2部分
    (52)と、前記第2部分(52)と段違いに形成され前記リム
    (24a)の内表面と係合するように第1方向に面する第1
    表面(56)を有する第1部分(50)とを備え、 前記中央ハブ(20a)は、各々が前記スポークの前記内端
    部分の1つに連結されている複数のスポーク取り付け部
    分(32a)を有する、 自転車の車輪。
  36. 【請求項36】タイヤ(810)を受ける外側環状表面、及
    び開口(874)を設けたスポーク取り付け部分を有する環
    状リム(824)と、 前記開口(874)にはまっている外端部分(840)、前記外端
    部分(840)の半径方向内側に位置する中央部分(842)、及
    び前記中央部分(842)の半径方向内側に位置する内端部
    分(844)を有する内向きに延出したスポーク(822)と、 前記リム(824)と前記スポーク(822)とを連結する締結具
    (860,861)と、 中央ハブ(20a)とを備え、 前記スポークは、前記外端部分(840)を前記リム(824)の
    前記スポーク取り付け部分の前記開口(874)内に保持す
    るために、前記スポーク(822)の前記外端部分(840)が、
    前記スポーク取り付け部分の外表面と係合するように第
    2方向に面する第2表面を有する第2部分と、前記第2
    部分と段違いに形成され前記リムの内表面と係合するよ
    うに第1方向に面する第1表面を有する第1部分とを備
    え、 前記中央ハブ(20a)は、前記スポークの前記内端部分に
    連結されたスポーク取り付け部分(32a)を有する、 自転車の車輪。
  37. 【請求項37】前記スポークの前記内端部分は、前記ス
    ポークの長さ調節を行うことができるように前記ハブに
    調節可能に連結されており、 前記ハブは、前記スポークの前記内端部分をはめ込んだ
    複数の内孔を備えた1対のフランジを各端部に有してお
    り、前記スポークの前記内端部分にねじが設けられ、そ
    れにスポークニップルを螺合してスポークの長さを調節
    できるようになっている、 請求項35又は36記載の自転車の車輪。
  38. 【請求項38】リムの開口にはめ込まれた外端部分と、 前記外端部分の半径方向内側に位置して前記外端部分に
    つながった中央部分と、 前記中央部分の半径方向内側に位置して前記中央部分に
    つながった内端部分とを含み、 前記外端部分は自由端部を形成している第1部分と、前
    記中央部分につながった第2部分と、前記第1及び第2
    部分間に延在した屈曲部分とを含み、前記第1部分は、
    前記第2部分の第2平面から平行にずれた第1平面上に
    位置しており、前記第1部分は第1断面を有し、前記第
    2部分は第2断面を有し、前記屈曲部分は第3断面を有
    しており、前記第1部分の前記第1断面は前記屈曲部分
    の前記第3断面と同じ大きさである、 自転車スポーク。
  39. 【請求項39】前記内端部分にねじが設けられている請
    求項38記載の自転車スポーク。
  40. 【請求項40】前記外端部分の前記第1断面は実質的に
    細長い請求項38記載の自転車スポーク。
  41. 【請求項41】前記外端部分の前記第1断面は実質的に
    円形である請求項38記載の自転車スポーク。
  42. 【請求項42】前記第1、第2及び第3断面は実質的に
    均一である請求項38記載の自転車スポーク。
  43. 【請求項43】外端部分と、前記外端部分の半径方向内
    側に前記外端部分と連続して形成された中央部分と、前
    記中央部分の半径方向内側に前記中央部分と連続して形
    成された内端部分とを含み、前記外端部分は自由端部を
    形成している第1部分と、前記中央部分につながった第
    2部分と、前記第1及び第2部分間に延在した屈曲部分
    とを含み、前記第1部分は、前記第2部分の第2平面か
    ら平行にずれた第1平面上に位置するように形成された
    スポークが装着される自転車リムであって、 タイヤを受ける外側環状表面と、 前記外側環状表面の半径方向内側に位置してそれに連結
    されている第1及び第2環状スポーク取り付け部分とを
    含み、 前記第1及び第2環状スポーク取り付け部分は向き合う
    方向に面し、それらに複数のスポーク開口が形成されて
    おり、さらに、 前記第1及び第2環状スポーク取り付け部分の半径方向
    内側に位置して前記第1及び第2環状スポーク取り付け
    部分を互いに連結する内側環状表面を含み、前記外側環
    状表面、前記第1及び第2環状スポーク取り付け部分、
    及び前記内側環状表面は、環状の中空部分を有する一体
    部材として一体成形されており、 前記複数のスポーク開口の各々は、前記第1及び第2環
    状スポーク取り付け部分に沿ってほぼ円周方向に延びた
    相当に細長いスロットであり、前記複数のスポーク開口
    は前記内側環状表面から半径方向外側に少なくとも5m
    m離れた位置にあって、約0.5mmから約5.0mm
    の範囲内の半径方向幅を有する、 自転車リム。
  44. 【請求項44】前記スポークの各々の前記半径方向幅は
    約0.5mmから約2.0mmである請求項43記載の
    自転車リム。
  45. 【請求項45】前記第1及び第2環状スポーク取り付け
    部分の間に環状中空部分が配置されている請求項43記
    載の自転車リム。
  46. 【請求項46】前記第1及び第2環状スポーク取り付け
    部分は、向き合う方向に面した第1及び第2外表面を有
    しており、前記第1外表面に第1組の前記複数のスポー
    ク開口が貫設されており、前記第2外表面に第2組の前
    記複数のスポーク開口が貫設されている請求項43記載
    の自転車リム。
  47. 【請求項47】前記第1及び第2環状スポーク取り付け
    部分は少なくとも12個の前記スポーク開口を有してお
    り、前記開口の少なくとも6個は前記第1及び第2環状
    スポーク取り付け部分の各々に貫設されている請求項4
    3記載の自転車リム。
  48. 【請求項48】前記第1及び第2環状スポーク取り付け
    部分は少なくとも16個の前記スポーク開口を有してお
    り、前記開口の少なくとも8個は前記第1及び第2環状
    スポーク取り付け部分の各々に貫設されている請求項4
    3記載の自転車リム。
  49. 【請求項49】タイヤを受ける外側環状表面、及び半径
    方向及び円周方向に所定の幅を有する複数の開口を設け
    たスポーク取り付け部分を有する環状リムと、 少なくとも部分的に前記開口の1つにはまっている外端
    部分、前記外端部分の半径方向内側に位置する中央部
    分、及び前記中央部分の半径方向内側に位置する内端部
    分を各々が有する複数の内向きに延出したスポークとを
    含み、 前記スポークの前記外端部分は、前記リムの前記スポー
    ク取り付け部分の前記開口の前記円周方向幅よりも広い
    円周方向幅を有する第1部分を備えており、前記第1部
    分は前記リムの内表面と係合するように接着固定又は溶
    接された第1表面を有する、 スポーク・リムアセンブリ。
  50. 【請求項50】タイヤを受ける外側環状表面と、前記外
    側環状表面の内周側に形成され複数のスポーク取り付け
    用開口を有する1対の対向する側壁とを有するリムに装
    着される自転車スポークであって、 前記リムのスポーク取り付け用開口にはめ込まれた外端
    部分と、 前記外端部分の半径方向内側に位置して前記外端部分に
    つながった、長手方向軸線、横幅及び所定厚さを有する
    中央部分と、 前記中央部分の半径方向内側に位置して前記中央部分に
    つながった内端部分とを含み、 前記内端部分はハブに連結するための取り付け手段を有
    しており、 前記外端部分は、自由端部を形成している第1部分と、
    前記中央部分につながった第2部分と、前記第1及び第
    2部分間に延在した屈曲部分とを、前記第1部分は前記
    第2部分の第2平面から平行にずれた第1平面上に位置
    しており、前記第1部分は、前記中央部分の前記横幅よ
    り広い横幅を有する、 自転車スポーク。
  51. 【請求項51】前記中央部分は細長い断面を有する請求
    50記載の自転車スポーク。
  52. 【請求項52】前記外端部分の前記第1部分は、前記外
    端部分の前記第1部分の前記横幅以上の半径方向高さを
    有する請求項50記載の自転車スポーク。
  53. 【請求項53】前記外端部分の前記第2部分は屈曲し
    て、前記中央部分が前記外端部分の前記第1部分と段違
    いにしている請求項50記載の自転車スポーク。
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