JP3342275B2 - ディジタル放送受信装置におけるdab信号検出装置 - Google Patents

ディジタル放送受信装置におけるdab信号検出装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディジタル放送受
信装置において、DAB信号を検出する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】DAB信号は、Digital Audio Broadcas
tingの信号であり、その周波数帯域が約1.5MHzで
あり、その中心周波数は16KHzの倍数で配置されて
いる可能性が高い。
【0003】また、DAB信号の中心周波数が配置され
る周波数は、国毎に異なることが多く、その中心周波数
は不明である。さらに、DAB信号の中心周波数が配置
される可能性がある周波数範囲は数MHz以上に亙って
いる。
【0004】したがって、DAB信号の中心周波数をサ
ーチする場合、従来は、16KHz毎にその中心周波数
を変化させ、つまり16KHz毎に同期捕捉を行い、そ
のときの受信、復調結果に基づいて、現在の中心周波数
がDAB信号の中心周波数であるか否かを判断するよう
にしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来例に
おいては、16KHz毎にシークして、DAB信号の中
心周波数をサーチするので、DAB信号の放送が存在す
る中心周波数を検出するまでに膨大な時間を必要とする
という問題がある。
【0006】本発明は、DAB信号が配置される可能性
がある周波数範囲の全てについて16KHz毎にシーク
することによってDAB信号の中心周波数をサーチする
場合よりも、DAB信号が存在する周波数を検出するま
でに必要な時間を短くすることができるディジタル放送
受信装置におけるDAB信号検出装置を提供することを
目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、所定地域と、
その地域で使用されている放送波の周波数とを対応させ
たテーブルを設け、受信したPIコードが示す地域に基
づいて、その地域で使用されている放送波の周波数を上
記テーブルから検出し、所定周波数毎にシークすること
によってDAB信号の中心周波数をサーチする周波数帯
域から、上記検出された周波数帯域を除外するものであ
る。
【0008】
【発明の実施の形態および実施例】図1は、本発明の一
実施例であるディジタル放送受信装置におけるDAB信
号検出装置を示す図である。
【0009】この実施例は、RDS受信部10と、FM
受信アンテナ11と、DAB受信部20と、DAB受信
アンテナ21と、メモリ30と、制御部40とを有す
る。
【0010】RDS受信部10は、受信したRDS信号
を復調し、この中からPIコードを出力し、制御部40
からのRDS受信部用制御信号によって制御されるもの
である。DAB受信部20は、PLL、復調回路等を有
し、復調後の信号を出力し、制御部40からのDAB受
信部用制御信号によって同調周波数が制御されるもので
ある。
【0011】メモリ30は、所定地域と、その地域で使
用されている既存の放送波(たとえばテレビ放送、FM
放送)の周波数とを対応させたテーブルを記憶している
メモリである。
【0012】制御部40は、上記実施例の全体を制御す
るとともに、RDS受信部用制御信号をRDS受信部1
0に出力することによって、RDS受信部10にRDS
を受信させ、PIコードを取り込み、DAB受信部用制
御信号をDAB受信部20に出力することによって、D
AB20に内蔵されているフィルタの中心周波数を16
KHz毎に変化させ、取り込んだPIコードに応じた地
域に対応する周波数情報をメモリ30から取り込むもの
である。また、制御部40は、DAB受信部20が出力
した復調後の信号のレベルに応じて、そのときにDAB
受信部20が受信した中心周波数付近にDAB信号が存
在していると判断するものである。つまり、制御部40
は、メモリ30から取り込んだ地域に対応する周波数情
報(既存の放送波の周波数帯域の情報)を、1.536
MHzの帯域(1つのDABの信号の帯域)内に含むよ
うな中心周波数をサーチの候補から外し、残りの中心周
波数についてだけサーチするように、DAB受信部20
を制御する。
【0013】なお、RDSは、Radio Data System の略
であり、選局用等のディジタルデータをFMラジオ信号
に多重して送出する方式である。
【0014】なお、PIコードは、プログラム識別コー
ド(Program Identification code)のことであり、国
名コード、番組コード等で構成され、16ビットで形成
され、11回/秒の頻度で送信されるコードである。
【0015】図2は、上記実施例において、メモリ30
が記憶しているテーブルの内容の一例を示す図である。
【0016】メモリ30が記憶しているテーブルは、地
域としてA国、B国の2国が例示され、A国において
は、FM放送の使用周波数は、88.5〜88.7MH
z、92.0〜92.2MHz、98.1〜98.3M
Hz、104.3〜104.5MHzであり、テレビ放
送の使用周波数は、61.1〜68.0MHz、18
1.0〜188.0MHz、………である。
【0017】次に、上記実施例の動作ついて説明する。
【0018】図3は、上記実施例の動作を示すフローチ
ャートである。
【0019】まず、RDS放送を受信し、RDS受信部
10がPIコードを検出し(S1)、この検出されたP
Iコードに基づいて受信機が現在存在する地域(国)を
制御部40が判断する(S2)。そして、制御部40
は、判断した地域を地域情報としてメモリ30に送り、
メモリ30は、この地域情報をキーワードとして、格納
してあるテーブルから、その地域で既に使用されている
放送の周波数帯域を読み取る(S3)。
【0020】そして、テーブルから読み取った周波数帯
域の上限の周波数に768KHzを加えた周波数と、そ
の読み取った周波数帯域の下限の周波数から766KH
zを減じた周波数とで挟まれる周波数範囲をサーチ除外
帯域とする(S4)。このサーチ除外帯域は、その後に
サーチする場合にそのサーチ対象に含めない周波数範囲
である。なお、サーチ除外帯域を算出する場合に、テー
ブルから読み取った周波数帯域の上限の周波数に768
KHzを加えたり、テーブルから読み取った周波数帯域
の下限の周波数から768KHzを減じるのは、1つの
DAB信号の周波数帯域が1.536MHzであり、既
存の放送波にDABの帯域がオーバーラップするように
は設定されていないためである。
【0021】ここで、DAB信号で使用され得る周波数
範囲の下限が47.008MHzであり、その上限が2
40MHzであるとする。つまり、47.008MHz
から240MHzの間をサーチするとする。そして、ま
ず、DAB受信部20内のPLLにセットすべき周波数
Fsを、Fs=47.008MHzとし(S5)、この
周波数Fsがサーチ除外帯域の範囲外であれば(S
6)、PLLに周波数を実際にセットし、そのときの電
界強度を検出し(S7)、この検出された電界強度が所
定の閾値以上であれば(S8)、同期捕捉を行い(S
9)、同期用の信号が検出できれば(S10)、現在の
受信周波数でDAB信号を受信したと認識する(S1
1)。
【0022】一方、PLLにセットすべき周波数Fsが
サーチ除外帯域の範囲内であれば(S6)、その周波数
FsをPLLにセットせず、PLLにセットすべきだっ
た周波数Fsに16KHzを加えた周波数を、PLLに
セットすべき新たな周波数Fsとし(S12)、この新
たな周波数Fsがサーチ除外帯域の範囲内か範囲外であ
るかを判断する(S6)。そして、周波数Fsがサーチ
除外帯域の範囲内であればその周波数FsをPLLにセ
ットせず、PLLにセットすべきだった周波数Fsに再
び16KHzを加えた周波数を、PLLにセットすべき
新たな周波数Fsとする(S12)。
【0023】このようにして、PLLにセットする周波
数を16KHz毎にスライドさせながらDAB信号の周
波数をサーチする場合、周波数Fsがサーチ除外帯域の
範囲内であればその周波数FsをPLLにセットしない
ので、サーチ除外帯域の範囲内において電界強度を検出
する時間、その電界強度が閾値以上であるか否かを判断
する等の処理時間を必要とせず、したがって、サーチ除
外帯域の範囲内における処理時間だけ、DAB信号の周
波数をサーチする時間が短縮される。
【0024】図4は、上記実施例をより具体的に示す図
である。
【0025】この図4において、DABで使用され得る
周波数範囲を47.008MHz〜240MHz(19
2.992MHzの周波数範囲)としてあり、この場
合、従来例においては、サーチ対象領域は、図4(2)
に示すように、192.992MHzの周波数範囲の全
てであり、この周波数範囲におけるDABの中心周波数
の候補は、約12000個である(192992KHz
÷16KHz≒12000)。これらの候補について順
番にDABの電界強度を調べ、同期捕捉を行うと、最多
検査回数は12000回になる。
【0026】ところが、上記実施例においては、受信機
がA国に存在している場合には、図4(1)に示す斜線
で示した周波数範囲はサーチ除外帯域であるので、つま
り、8.536MHz×5+1.736MHz×4=4
9.624MHzの周波数範囲がサーチ候補から除外さ
れ、したがって、49624KHz÷16KHz≒31
00の候補については、サーチする必要がなくなる。こ
のために、これらの候補について順番にDABの電界強
度を調べ同期捕捉を行った場合、最多検査回数は890
0回数であり(12000回−3100回=8900
回)であり、サーチに要する時間は、従来例と比較する
と、26%短縮される。
【0027】したがって、上記実施例によれば、DAB
信号が配置される可能性がある周波数範囲の全てについ
て16KHz毎にシークすることによってDAB信号の
中心周波数をサーチする場合よりも、DAB信号が存在
する周波数を検出するまでに必要な時間を短くすること
ができる。
【0028】上記実施例においては、DAB受信部20
に内蔵されているフィルタの中心周波数を16KHz毎
に変化させているが、正確に16KHzではなくほぼ1
6KHzの周波数毎に変化させるようにしてもよい。
【0029】また、RDS受信部10は、RDS放送信
号波からPIコードを検出するPIコード検出手段の例
であり、DAB受信部20は、通過帯域の中心周波数を
制御可能なフィルタを有し、制御部40は、フィルタの
中心周波数を所定周波数づつ変化させるフィルタ中心周
波数制御手段の例であり、フィルタを通過した信号のレ
ベルに応じて、上記フィルタのそのときの帯域内にDA
B信号が存在していると判断するDAB信号の中心周波
数存在検出手段の例である。また、制御部40は、PI
コード検出手段が検出したPIコードが示す地域に基づ
いて、その地域で使用されている放送波の周波数をメモ
リ30に格納されているテーブルから検出し、所定周波
数毎にシークすることによってDAB信号の中心周波数
をサーチする周波数帯域から、検出された周波数帯域を
除外するものの例である。
【0030】
【発明の効果】本発明によれば、DAB信号が配置され
る可能性がある周波数範囲の全てについて16KHz毎
にシークすることによってDAB信号の中心周波数をサ
ーチする場合よりも、DAB信号が存在する周波数を検
出するまでに必要な時間を短くすることができるという
効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるディジタル放送受信装
置におけるDAB信号検出装置を示す図である。
【図2】上記実施例において、メモリ30が記憶してい
るテーブルの内容の一例を示す図である。
【図3】上記実施例の動作を示すフローチャートであ
る。
【図4】上記実施例をより具体的に示す図である。
【符号の説明】
10…RDS受信部、 20…DAB受信部、 30…メモリ、 40…制御部。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定地域と、その地域で使用されている
    放送波の周波数帯域とを対応させたテーブルを設け、
    DS放送を受信し復調するRDS受信部から出力される
    PIコードが示す地域に基づいて、上記テーブルから、
    その地域で使用されている放送波の周波数帯域を検出
    し、所定周波数毎にシークすることによってDAB信号
    の中心周波数をサーチし、このサーチする周波数帯域か
    ら上記検出された周波数帯域を除外することを特徴とす
    るディジタル放送受信装置におけるDAB信号検出装
    置。
  2. 【請求項2】 通過帯域の中心周波数を制御可能なフィ
    ルタと; このフィルタの中心周波数を所定周波数づつ変化させる
    フィルタ中心周波数制御手段と; 上記フィルタを通過した信号のレベルに応じて、上記フ
    ィルタのそのときの帯域内にDAB信号が存在している
    と判断するDAB信号の中心周波数存在検出手段と; RDS放送信号波からPIコードを検出するPIコード
    検出手段と; 所定地域と、その地域で使用されている放送波の周波数
    帯域とを対応させたテーブルを記憶している記憶手段
    と; を有し、上記PIコード検出手段が検出したPIコード
    が示す地域に基づいて、上記テーブルから、その地域で
    使用されている放送波の周波数帯域を検出し、所定周波
    数毎にシークすることによってDAB信号の中心周波数
    をサーチする周波数帯域から、上記検出された周波数帯
    域を除外することを特徴とするディジタル放送受信装置
    におけるDAB信号検出装置。
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