JP3340828B2 - 脱水兼用洗濯機 - Google Patents

脱水兼用洗濯機

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JP3340828B2
JP3340828B2 JP33235393A JP33235393A JP3340828B2 JP 3340828 B2 JP3340828 B2 JP 3340828B2 JP 33235393 A JP33235393 A JP 33235393A JP 33235393 A JP33235393 A JP 33235393A JP 3340828 B2 JP3340828 B2 JP 3340828B2
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  • Main Body Construction Of Washing Machines And Laundry Dryers (AREA)
  • Detail Structures Of Washing Machines And Dryers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はいわゆる脱水すすぎを行
なう脱水兼用洗濯機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、脱水兼用洗濯機においては、
脱水すすぎを行ない得るようにしたものが供されてい
る。このものの場合、図13に示すように、内蓋1を、
内蓋本体2と内蓋カバー3とで2重構造に形成し、その
内蓋本体2には注水孔4を後部に密集させて多数形成
し、内蓋カバー3には通水孔5を全域に拡散させて同じ
く多数形成しており、この内蓋1の後部上方から給水す
ることにより、内蓋カバー3の通水孔5を通し、内蓋本
体2の注水孔4から下方の内槽(図示せず)に注水し、
同時にその内槽を回転させることによる脱水を行なっ
て、洗濯物のすすぎをするようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ものの場合、内蓋1への給水は、脱水すすぎ中、内蓋1
が内槽の回転に伴い振動する状況で行なわれるもので、
それにより、内蓋カバー3の上面から床面に飛散するほ
どの激しい水跳ねを生じていた。
【0004】本発明は上述の事情に鑑みてなされたもの
であり、従ってその目的は、激しい水跳ねを生じるよう
なことなく脱水すすぎができる脱水兼用洗濯機を提供
し、又、洗濯物に有効に注水することもできる脱水兼用
洗濯機を提供し、更に、残水の問題や洗濯物の傷付きの
問題を生じることもない脱水兼用洗濯機を提供するにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の脱水兼用洗濯機においては、外槽及びこれ
の内部に配設した内槽を具え、その内槽の内部に注水し
つつ該内槽を回転させることによる脱水を行なって洗濯
物のすすぎをするものにあって、その内槽の上方を覆う
内蓋の周囲部の一部に、注水源から供給される水を内槽
の内部に向かって注入せしめる注水孔を有する注水部を
形成すると共に、該内蓋の周囲に位置する外槽カバーに
上記注水部と通じる水受部を形成し、この水受部の上部
に水受部カバーを具えたことを特徴とする。
【0006】この場合、注水部の上部に注水部カバーを
具えるのも良い。又、その注水部カバーは注水部上部の
内蓋中心側部分と両側方部分との三方を覆う形状とする
と良く、特に、その内蓋中心側部分を覆う部分は、両側
方部分を覆う部分より幅広に形成すると良い。
【0007】一方、注水孔は注水部の外周寄りで且つ周
方向に長い範囲で設けると良い。又、水受部は、水受部
カバー下部の爪を係合固定する孔を底部に有すると良
く、注水部は注水部カバーを側面で係合することにより
固定するようになっていると良い。
【0008】更に、内蓋の注水部に隣る部分には上方に
球形に膨出するドーム部を形成し、このドーム部外周の
低部に水抜孔を形成すると良い。加えて、外槽カバーに
は閉鎖状態の内蓋に圧接する弾性体を設けると良く、内
蓋にはその弾性体に斜面で摺接するリブを形成すると良
い。
【0009】
【作用】注水源から内蓋の注水部に供給された水は、そ
の注水部に当たったところで、該注水部で拡がると共
に、内蓋周囲の外槽カバー方向にも進む。この外槽カバ
ー方向に進んだ水を、上記手段によれば、外槽カバーに
注水部と通じるように形成した水受部で受容できるか
ら、その途中で外槽カバーに当たって激しい水跳ねを起
こすことが回避される。併せて、水受部の上部に水受部
カバーを具えることにより、水受部で受容した水の跳ね
をその水受部カバーによって防止することができる。
【0010】又、注水部の上部に注水部カバーを具えた
ものでは、注水部で受けた水の跳ねをその注水部カバー
によって一段と有効に防止することができる。更に、注
水部カバーを注水部上部の内蓋中心側部分と両側方部分
との三方を覆う形状としたものでは、注水部で受けた水
の跳ねをその三方で更に有効に防止することができる。
加えて、注水部カバーの注水部上部の内蓋中心側部分を
覆う部分を、両側方部分を覆う部分より幅広に形成した
ものでは、注水部で受けた水の跳ねが流水先部分で最も
多いのに即応して、その水跳ねを最も有効に防止するこ
とができる。
【0011】一方、注水孔を注水部の外周寄りで且つ周
方向に長い範囲で設けたものでは、洗濯物が内槽の回転
遠心力で内槽内の周囲部に散って存在するのに即応し、
洗濯物に有効に注水することができる。又、水受部を、
水受部カバー下部の爪を係合固定する孔を底部に有する
構成としたものでは、水受部に受容されて残りがちな水
をその孔から抜いて内槽内に落とすことができる。更
に、注水部を、注水部カバーを側面で係合することによ
り固定する構成としたものでは、その固定用の突起等が
内槽内に突出することがあっても洗濯物に引掛かりにく
くすることができる。
【0012】そして、内蓋の注水部に隣る部分に上方に
球形に膨出するドーム部を形成し、このドーム部外周の
低部に水抜孔を形成したものでは、注水部から跳ねた水
をそのドーム部で受けて水抜孔から内槽内に落とすこと
ができる。
【0013】加えて、外槽カバーに、閉鎖状態の内蓋に
圧接する弾性体を設けたものでは、内蓋の振動をその弾
性体により抑制できて、該内蓋の振動に基づく水跳ねを
少なくすることができる。この場合、特に、内蓋に、弾
性体に斜面で摺接するリブを形成したものでは、弾性体
をそのリブの斜面でスムーズに変形させることができ
る。
【0014】
【実施例】以下、本発明の第1実施例につき、図1及び
図2を参照して説明する。まず図2には脱水兼用洗濯機
全体の構成を示しており、外箱11内に外槽12を弾性
吊持機構13(一部のみ図示)により支持して配設し、
外槽12内に内槽14を配設している。又、内槽14内
には底部に撹拌体15を配設しており、その下方の外槽
12外にモータ16を主体とする駆動機構17を配設し
ていて、この駆動機構17により、洗い及びためすすぎ
時に内槽14を制止して撹拌体15を回転させ、脱水す
すぎ及び脱水時に内槽14を撹拌体15と共に回転させ
るようにしている。
【0015】上記内槽14は、詳細には、この場合バラ
ンスリング18を装着した上部にのみ脱水孔19を有し
ていて、バランスリング18とその上部との間の隙間を
通して脱水孔19から脱水するようになっている。又、
それに対し、外槽12の上部には平リング状の外槽カバ
ー20を装着しており、この外槽カバー20に内蓋21
を後部の支軸22により上下回動可能に枢支し、外槽カ
バー20内の開口部を開閉するようにしている。従っ
て、内蓋21は閉鎖状態で内槽14の上方を覆うもので
あり、外槽カバー20はその周囲に位置している。
【0016】しかして、内蓋21の周囲部の一部である
後部の中央には、図1に示す凹状部でもって注水部23
を形成している。この注水部23は、詳細には底部が前
部から後側寄りにかけて漸次低くなる斜面状を成した矩
形の凹状部から成っており、その最低部すなわち注水部
23の後方(外周)寄りの位置であって且つ周方向に長
い範囲の部分一帯に注水孔24を多数形成している。
又、この注水部23の左右の両側方及び内蓋中心側であ
る前方の三辺部には、段部25を形成しており、この段
部25上の両側部にはそれぞれ前後の2カ所に係合突起
26を形成している。
【0017】これに対して、外槽カバー20の後部の中
央には、上記注水部23とほゞ同幅で通じる矩形の凹状
部でもって水受部27を形成しており、この水受部27
の底部には、左右両側部のそれぞれ前寄りの1カ所及び
後部の中央の1カ所に係合孔28を形成している。
【0018】そして、それら注水部23及び水受部27
の各上方には注水部カバー29及び水受部カバー30が
位置しており、そのうち、注水部カバー29は注水部2
3の上部の前部と両側部との三方を覆うコ字状で、その
前部を覆う部分29aを、両側部を覆う部分29b,2
9cより幅広に形成しており、更に、これらは中央に向
かって漸次降下する斜面状に形成している。そして又、
この注水部カバー29の両側面部には前記係合突起26
と対応する係合孔31を形成している。
【0019】一方、水受部カバー30は水受部27の後
部と両側部との三方を覆うコ字状で、その各部30a,
30b,30cは上記注水部カバー29の両側部29
b,29cの後縁幅とほゞ同幅に形成しており、内周縁
には水返し用のリブ32を、外周縁にはそれより幅広な
取付用リブ33を形成している。又、この水受部カバー
30の取付用リブ33下縁には前記係合孔28と対応す
る係合爪34を形成している。
【0020】この構成で、注水部カバー29は、係合孔
31を係合突起26に係合させて、外周縁部を段部25
上に載置することにより、注水部23の上部に装着固定
しており、他方、水受部カバー30は、係合爪34を係
合孔28に係合させることにより、水受部27の上部に
装着固定している。
【0021】なお、内蓋21の注水部23と隣る部分で
ある左右の両側方部には、それぞれ半円形の凹部の底面
を上方へ球形に膨出させたようなドーム部35を形成し
ており、前部の中央部には開蓋操作用のハンドル36を
設けている。又、内蓋21及び外槽カバー20の上方に
はトップカバー37を配設しており、このトップカバー
37に外蓋38を設けると共に、特に水受部27の上方
に位置してそこから前下方の注水部23に向けて給水す
る図示しない給水弁を主体とした給水装置39を設けて
いる。
【0022】さて、上述のごとく構成したものの場合、
脱水すすぎ時には、内槽14の内部に注水しつつ該内槽
14を回転させることによる脱水を行なって洗濯物のす
すぎをするもので、その内槽14の内部への注水につ
き、図示しない水道の蛇口等の注水源から給水装置39
を経て供給された水は、内蓋21の注水部23に当たっ
たところで、該注水部23で拡がると共に、後方の外槽
カバー20方向にも進み、該外槽カバー20の水受部2
7に受容される。かくして、その水がその途中で外槽カ
バー20に当たることが避けられ、その途中当たりによ
り激しい水跳ねを起こすことが回避される。又、上記水
受部27は、注水中に内蓋21を開いたときに注水部2
3で跳ね返される水をも受容し、その水勢を緩和できる
から、その水が外槽カバー20を勢い良いまま越えて床
面に流下するようになることも回避することができる。
【0023】更に、上記構成のものの場合、水受部27
の上部には水受部カバー30を装着しており、水受部2
7で受容した水の跳ね並びに越流をその水受部カバー3
0によって一段と有効に防止することができる。又、そ
れと共に、注水部23の上部にも注水部カバー29を装
着しており、注水部23で受けた水の跳ねをその注水部
カバー29によってやはり一段と有効に防止することが
できる。
【0024】加えて、注水部カバー29は注水部23上
部の内蓋21中心側部分である前部と両側部との三方を
覆う形状としており、注水部23で受けた水の跳ねをそ
の三方で更に有効に防止することができる。特に、注水
部カバー29の注水部23上部の前部を覆う部分29a
は、両側部を覆う部分29b,29cより幅広に形成し
ており、注水部23で受けた水の跳ねが前部で最も多い
のに即応して、その水跳ねを最も有効に防止することが
できる。
【0025】一方、注水部23には注水孔24を外周寄
りで且つ周方向に長い範囲で設けており、それによっ
て、洗濯物が内槽14の回転遠心力で内槽14内の周囲
部に散って存在するのに即応し、洗濯物に有効に注水す
ることができる。又、水受部27には、水受部カバー3
0下部の係合爪34を係合固定する係合孔28を底部に
形成しており、それによって、水受部27に受容されて
残りがちな水をその孔から抜いて内槽14内に落とすこ
とができ、残水の問題を生じないようにできる。
【0026】更に、注水部23では、注水部カバー29
を側面で係合固定する構成としており、それによって、
その固定用の係合突起26等が内槽14内に突出する構
成としても洗濯物に引掛かりにくくすることができ、洗
濯物の傷付きを防止することができる。
【0027】以上に対して、図3ないし図7は本発明の
第2実施例を示すもので、内蓋21に、先の注水部23
に代え、底部が前部より後部寄り側で低くなると共に、
その部分で左右間の中央ほど低くなるV字状の斜面状を
成す注水部40を形成し、この注水部40に注水孔41
を下方に円筒状に突出する筒部42によりノズル状に形
成して、更に注水部40両側方のドーム部35にはその
外周の低部に複数の水抜孔43を形成したものを示して
いる。
【0028】このものの場合、注水部40の斜面によ
り、水を図6に矢印で示すようにその斜面に沿って流し
得、反射を少なくできるから、水の跳ねを一層少なくす
ることができる。なお、この効果は底部を後側ほど低く
なる斜面状に形成した先の注水部23によっても同様に
得ることができる。又、下方に突出するノズル状とした
注水孔41により、水を図7に矢印で示すように拡散さ
せず直進性良く注水できるから、内槽14内の洗濯物に
更に有効に注水することができる。更に、注水部40両
側方のドーム部35とその外周の低部に形成した水抜孔
43によっては、注水部40から跳ね出た水をそのドー
ム部35で受けて水抜孔43部分に案内し、そしてその
水抜孔43から内槽14内に落とすことができるから、
ここでも残水の問題を生じないようにすることができ
る。
【0029】図8ないし図10は本発明の第3実施例を
示すもので、外槽カバー20の内周部の例えば4か所に
半円筒状の凹部44を形成して、そのそれぞれに短円柱
状の例えばゴム成形品から成る弾性体45の各半部を装
填し、他方、内蓋21には外周部のリブ46の同一か所
に同じく半円筒状の凹部47を形成して、これを内蓋2
1の閉鎖状態で弾性体45の残る各半部に圧接させるよ
うにしたものを示している。又、このものの場合、凹部
47の各内面には先広がりの斜面48を形成していて、
それを弾性体45に摺接させて、該弾性体45を弾性変
形させるようにしている。
【0030】従って、このものにおいては、内蓋21の
振動を弾性体45により抑制できて、該内蓋21のびび
り音の発生を防止できると共に、その内蓋21の振動に
基づく水跳ねを更に少なくできるものであり、更に、弾
性体45を内蓋21のリブ46の斜面48で弾性変形さ
せるようにしているから、該弾性体45をスムーズに変
形させることができて、内蓋21への圧接をスムーズに
行なわしめることができる。
【0031】図11及び図12は本発明の第4実施例を
示すもので、外槽カバー20の内周部に、上述の弾性体
45に代えて、例えば3本ずつの一体成形突片から成る
弾性体49を設け、これに内蓋21の外周部のリブ50
をその外面の斜面51により摺接させて圧接させるよう
にしたものを示しており、このようにしても、上記第3
実施例同様の作用効果を得ることができる。
【0032】
【発明の効果】本発明の脱水兼用洗濯機は以上説明した
とおりのもので、次に述べる効果を奏する。第1に、外
槽及びこれの内部に配設した内槽を具え、その内槽の内
部に注水しつつ該内槽を回転させることによる脱水を行
なって洗濯物のすすぎをするものにおいて、その内槽の
上方を覆う内蓋の周囲部の一部に、注水源から供給され
る水を内槽の内部に向かって注入せしめる注水孔を有す
る注水部を形成すると共に、該内蓋の周囲に位置する外
槽カバーに上記注水部と通じる水受部を形成し、この水
受部の上部に水受部カバーを具えたことにより、注水源
から供給される水が内蓋の注水部に当たったところで拡
がる水を外槽カバーの水受部で受容できるから、激しい
水跳ねを起こすことを回避できて、跳ねた水が床面にま
で飛散するようなこもなく脱水すすぎを行なうことがで
きる。又、この場合、水受部で受容した水の跳ね並びに
越流を水受部カバーによって一段と有効に防止すること
ができる。
【0033】第2に、上記注水部の上部に注水部カバー
を具えたことにより、注水部で受けた水の跳ねをその注
水部カバーによってやはり一段と有効に防止することが
できる。
【0034】第に、上記注水部カバーを注水部上部の
内蓋中心側部分と両側方部分との三方を覆う形状とした
ことにより、注水部で受けた水の跳ねをその三方で更に
有効に防止することができる。第に、上記注水部カバ
ーの注水部上部の内蓋中心側部分を覆う部分を、両側方
部分を覆う部分より幅広に形成したことにより、注水部
で受けた水の跳ねが流水先部分で最も多いのに即応し
て、その水跳ねを最も有効に防止することができる。
【0035】第に、上記注水孔を注水部の外周寄りで
且つ周方向に長い範囲で設けたことにより、洗濯物が内
槽の回転遠心力で内槽内の周囲部に散って存在するのに
即応し、洗濯物に有効に注水することができる。第
に、上記水受部を、水受部カバー下部の爪を係合固定す
る孔を底部に有する構成としたことにより、水受部に受
容されて残りがちな水をその孔から抜いて内槽内に落と
すことができ、残水の問題を生じないようにできる。
【0036】第に、上記注水部を、注水部カバーを側
面で係合固定する構成としたことにより、その固定用の
突起等が内槽内に突出することがあっても洗濯物に引掛
かりにくくすることができ、洗濯物の傷付きの問題を生
じないようにできる。
【0037】第に、上記内蓋の注水部に隣る部分に上
方に球形に膨出するドーム部を形成し、このドーム部外
周の低部に水抜孔を形成したことにより、注水部から跳
ね出た水をドーム部で受けてその水抜孔から内槽内に落
とすことができるから、内蓋の注水部に隣る部分でも残
水の問題を生じないようにできる。
【0038】第に、上記外槽カバーに、閉鎖状態の内
蓋に圧接する弾性体を設けたことにより、内蓋の振動を
その弾性体により抑制できるから、該内蓋のびびり音の
発生を防止できると共に、内蓋の振動に基づく水跳ねを
更に少なくすることができる。第1に、上記内蓋に、
上記弾性体に斜面で摺接するリブを形成したことによ
り、弾性体をその斜面で弾性変形させ得るから、該弾性
体をスムーズに変形させることができて、内蓋への圧接
をスムーズに行なわしめることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す主要部分の分解斜視
【図2】全体の破断側面図
【図3】本発明の第2実施例を示す図1部分相当図
【図4】図3のA−A線に沿う注水部の縦断側面図
【図5】図3のB−B線に沿う注水部の縦断正面図
【図6】注水部斜面部分の縦断面図
【図7】注水孔部分の拡大縦断面図
【図8】本発明の第3実施例を示す図3相当図
【図9】弾性体部分の拡大平面図
【図10】図9のC−C線に沿う弾性体部分の拡大縦断
面図
【図11】本発明の第4実施例を示す図9相当図
【図12】図11のD−D線に沿う図10相当図
【図13】従来例を示す内蓋の破断斜視図
【符号の説明】
12は外槽、14は内槽、20は外槽カバー、21は内
蓋、23は注水部、24は注水孔、26は係合突起、2
7は水受部、28は係合孔、29は注水部カバー、29
aは注水部カバーの注水部上部の内蓋中心側部分を覆う
部分、29b,29cは注水部カバーの注水部上部の両
側方部分を覆う部分、30は水受部カバー、31は係合
孔、34は係合爪、35はドーム部、39は給水装置、
40は注水部、41は注水孔、42は筒部、43は水抜
孔、45は弾性体、46はリブ、48は斜面、49は弾
性体、50はリブ、51は斜面を示す。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−103897(JP,A) 実開 昭59−44987(JP,U) 実開 昭57−202889(JP,U) 実開 昭63−139891(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) D06F 39/08 301 D06F 39/14

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外槽及びこれの内部に配設した内槽を具
    え、その内槽の内部に注水しつつ該内槽を回転させるこ
    とによる脱水を行なって洗濯物のすすぎをするものにお
    いて、その内槽の上方を覆う内蓋の周囲部の一部に、注
    水源から供給される水を内槽の内部に向かって注入せし
    める注水孔を有する注水部を形成すると共に、該内蓋の
    周囲に位置する外槽カバーに上記注水部と通じる水受部
    を形成し、この水受部の上部に水受部カバーを具えたこ
    とを特徴とする脱水兼用洗濯機。
  2. 【請求項2】 外槽及びこれの内部に配設した内槽を具
    え、その内槽の内部に注水しつつ該内槽を回転させるこ
    とによる脱水を行なって洗濯物のすすぎをするものにお
    いて、その内槽の上方を覆う内蓋の周囲部の一部に、注
    水源から供給される水を内槽の内部に向かって注入せし
    める注水孔を有する注水部を形成すると共に、該内蓋の
    周囲に位置する外槽カバーに上記注水部と通じる水受部
    を形成し、前記注水部の上部に注水部カバーを具えた
    とを特徴とする脱水兼用洗濯機。
  3. 【請求項3】 注水部カバーを、注水部上部の内蓋中心
    側部分と両側方部分との三方を覆う形状としたことを特
    徴とする請求項記載の脱水兼用洗濯機。
  4. 【請求項4】 注水部カバー注水部上部の内蓋中心側
    部分を覆う部分を、両側方部分を覆う部分より幅広に形
    成したことを特徴とする請求項3記載の脱水兼用洗濯
    機。
  5. 【請求項5】 注水孔を、注水部の外周寄りで且つ周方
    向に長い範囲で設けたことを特徴とする請求項1又は2
    記載の脱水兼用洗濯機。
  6. 【請求項6】 水受部が、水受部カバー下部の爪を係合
    固定する孔を底部に有することを特徴とする請求項1記
    載の脱水兼用洗濯機。
  7. 【請求項7】 注水部が、注水部カバーを側面で係合す
    ることにより固定するようになっていることを特徴とす
    る請求項2記載の脱水兼用洗濯機。
  8. 【請求項8】 外槽及びこれの内部に配設した内槽を具
    え、その内槽の内部に注水しつつ該内槽を回転させるこ
    とによる脱水を行なって洗濯物のすすぎをするものにお
    いて、その内槽の上方を覆う内蓋の周囲部の一部に、注
    水源から供給 される水を内槽の内部に向かって注入せし
    める注水孔を有する注水部を形成すると共に、該内蓋の
    周囲に位置する外槽カバーに上記注水部と通じる水受部
    を形成し、内蓋の注水部に隣る部分に、上方に球形に膨
    出するドーム部を形成し、このドーム部外周の低部に水
    抜孔を形成したことを特徴とする脱水兼用洗濯機。
  9. 【請求項9】 外槽及びこれの内部に配設した内槽を具
    え、その内槽の内部に注水しつつ該内槽を回転させるこ
    とによる脱水を行なって洗濯物のすすぎをするものにお
    いて、その内槽の上方を覆う内蓋の周囲部の一部に、注
    水源から供給される水を内槽の内部に向かって注入せし
    める注水孔を有する注水部を形成すると共に、該内蓋の
    周囲に位置する外槽カバーに上記注水部と通じる水受部
    を形成し、外槽カバーに、閉鎖状態の内蓋に圧接する弾
    性体を設けたことを特徴とする脱水兼用洗濯機。
  10. 【請求項10】 内蓋に、弾性体に斜面で摺接するリブ
    を形成したことを特徴とする請求項記載の脱水兼用洗
    濯機。
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