JP3340366B2 - 地盤の防振壁構造 - Google Patents

地盤の防振壁構造

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は地盤の防振壁構造、
特に、道路交通や鉄道交通により発生する振動、工場か
ら発生する振動等が、地盤を介して隣接する沿道や沿線
の地盤に伝わるのを防止するための地盤の防振壁構造に
関する。
【0002】
【従来の技術】道路上や高架軌道上を車両が走行するこ
とにより発生する振動、あるいは、工場での大型の工作
機械等が発生する振動等が地盤を介して隣接する地盤に
伝わり、振動公害を引き起こす場合がある。この対策と
して、振動伝播経路中の地中に防振壁を設けることが行
われる。
【0003】防振壁としてはポリスチレン発泡体等の合
成樹脂発泡体が防振効果上有利であることが知られてい
るが、合成樹脂発泡体のみではその保持に問題があるた
め、ブロック状の合成樹脂発泡体と強度に優れたコンク
リートや金属板とを組み合わせて防振壁構造が作られ
る。図3はその一例であり、発泡倍率が50倍程度のポ
リスチレン発泡体、その他、主として硬質の合成樹脂発
泡体よりなるブロック状の防振材料1が道路あるいは鉄
道とその近接家屋の間、すなわち、振動伝播経路途中の
地中に並設され、該並設された防振材料1の両サイドに
鉄筋3の入ったコンクリート2が、強度保持材として打
設される。なお、この例では、防振材料1の表面に凹凸
4を形成してコンクリート2との接触面積を大きくし、
地下水や防振材料1の浮力により、防振材料1が浮き上
がるのも防止している。このようにして地中に形勢され
る防振壁の天端面側は、通常地表面から30〜60cm
程度入り込んだ位置とされるのが普通であり、防振壁形
成後に、構築時に掘り出した土等の埋め戻し材により盛
土してならされ、埋め戻しが行われる。場合によっては
コンクリートを打設することにより埋め戻すこともあ
る。この埋め戻し部分5は、車両や歩行者等が地表面を
通過するときの負荷により合成樹脂発泡体である防振材
料が破壊するのを防止するために、また、合成樹脂発泡
体である防振材料の天端面が直接地表面に表出しないよ
うにするためにどうしても必要とされる。
【0004】図4は他の例であり、高架鉄道10の橋柱
12に沿って、地盤13の深さ方向に、金属板(鉄製の
シートパイル)2a、2aを平行して連続的に打ち込み
後、金属板2a、2aの間を所定深さに掘削し、その中
に、独立気泡性硬質ポリウレタン樹脂1aを注入してウ
レタン発泡させることによって防振壁を構築している。
発泡ポリウレタン1aの天端側は平坦に削られ、その上
に天板6が敷かれ、その上から30cm程度の盛土5を
してならし、防振壁構造としている。天板6を設けるこ
とによって、防振材料1aが破壊するのを阻止し、ま
た、防振材料1a中に油成分等が浸透するのを防いでい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のようにして構築
された地盤の防振壁は、道路、線路、高架橋等からの振
動を反射、遮断する防振壁として有効なものであり、広
く採用されている。しかし、実際に施工された地盤の防
振壁についてその防振性能を観察すると、必ずしも十分
でない場合がある。本発明者らはその原因を知るべく多
くの実験を行うことにより、防振性能の低下は、防振壁
の天端側に形成される埋め戻し部分5に一因があること
を知覚した。すなわち、振動の大部分は防振壁そのもの
によって反射、遮断されるものの、一部は埋め戻し部分
5を介して伝播するために、全体としての防振性能が低
下することを知った。
【0006】本発明は上記知見に基づくものであり、基
本的に、合成樹脂発泡体よりなる防振材料が振動伝播経
路中の地中に並設され、その両サイドにコンクリート板
あるいは金属板のような強度保持材が配設されてなる地
中防振壁と、該地中防振壁の天端側を覆う埋め戻し部分
とを有する地盤の防振壁構造であって、前記埋め戻し部
分は、該埋め戻し部分を介して振動が伝播するのを防止
するために、防振材により分離されていることを特徴と
する。
【0007】この構造によれば、地盤を介して隣接する
地盤に伝播しようとする振動は、地中防振壁によって遮
断されることはもちろんのこと、その天端部の埋め戻し
部分においても、そこに配置される防振材によって遮断
あるいは反射されるので、防振壁構造を越えて振動が伝
播するのをほぼ完全に阻止することができ、高い防振効
果が達成される。
【0008】なお、本発明において、地中防振壁それ自
体の構造は任意であり、前記図3、図4に示した構造の
防振壁のみならず、従来知られた任意の防振壁を用い得
る。地中防振壁を構築する防振材料としての合成樹脂発
泡体も任意であり、樹脂としては、ポリスチレン、ポリ
プロピレン、フェノール樹脂、ポリウレタン等が用いら
れる。また、防振材料は図3の場合のように、ブロック
状の合成樹脂発泡体であってもよく、図4のように施工
現場で発泡させて成形したものでもよい。
【0009】埋め戻し部分を区分する防振材は、従来、
防振のために用いられている材料を適宜用い得るが、強
度や難燃性の点からシート状あるいは種々に形状に成形
した防振ゴムや、振動の伝達を防止する弾性を有する合
成樹脂発泡体のような材料であってもよい。防振材の断
面形状は単なる板状であってもよいが、断面台形状のも
のを用いる場合には、地表面からの荷重を地中防振壁の
防振材料の天端面に分散させることができ、長期にわた
る安定した地盤の防振壁構造を構築することができる。
また、一部に屈曲部を持つ防振材を用いる場合には、地
表面からの油性分等が地中防振壁の防振材料に浸入する
のを該屈曲部により効果的に阻止することができる。
【0010】また、本発明の地盤の防振壁構造において
も、並設した合成樹脂発泡体の上に天板を配置すること
は好ましい態様であり、それにより、地中防振壁の防振
材料が不用意に変形したり、油成分の浸入により変質す
るのを阻止することができる。埋め戻し部分の材料とし
ては、掘り起こした土のみならず、防振壁構造が設けら
れる環境によっては、コンクリートの打設によるもので
あってもよい。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、実施の形態により本発明を
詳細に説明する。図1は、前記図3に基づき説明した従
来の地盤の防振壁構造に本発明を適用した場合を示して
いる。図3と同じ部材には同じ符号を付して、詳細な説
明は省略する。
【0012】図示されるように、この実施形態では、地
中防振壁を構成する例えばポリスチレン発泡体である防
振材料1の天端面1tの上には、該防振材料1の長手方
向(図で紙面に直交する方向)に、断面矩形状であり長
尺状の防振ゴムAが配置されており、その両側に埋め戻
し部分5a、5bが形成されて、本発明による地盤の防
振壁構造を構築している。この防振壁構造の施工手順は
通常の施工手順と同じであってよく、例えば、鋼矢板
(不図示)を所定間隔で打ち込み、矢板間を所定深さ
(例えば300cm程度)に掘削し、鉄筋3を所定位置
に固定した後、大きさが例えば2000mm×1000
mm×500mm程度のブロック状のポリスチレン発泡
体のような防振材料1を所定位置にセットする。この例
では、ポリスチレン発泡体は上下に2段積みされている
が、これは、ポリスチレン発泡体の大きさと地中防振壁
に求められる深さに基づいて適宜選択されるものであ
り、1段でもよく多段積みでもよい。なお、防振材料1
の天端面1tの位置は、地表面から30〜60cm程度
下がった位置となるようにセットする。
【0013】セット後、鋼矢板間に、強度保持材として
のコンクリート2を防振材料1の天端1a面近傍まで流
し込み、コンクリート定着後に鋼矢板を引き抜くことに
より、地中防振壁は構築される。次に、防振材料1の天
端面1tから地表面までの高さにほぼ等しい高さを持つ
長尺状の防振ゴムAを防振材料1の天端面1tの上に載
置しながら、その両側に掘削した土を埋め戻し、均平に
ならす。それにより、防振ゴムAの両側には埋め戻し部
分5a、5bが分離した形で配置される形となり、埋め
戻し部分を介して振動が伝達されるのは大きく阻止され
る。
【0014】図2(a)は、本発明による地盤の防振壁
構造の他の実施の形態である。この例では、防振材であ
る防振ゴムAの断面形状が単なる矩形状ではなく、台形
形状とされている。この場合には、地表面からの荷重を
地中防振壁の防振材料1の天端面1tに分散させること
ができ、防振材料1の変形等を阻止できる。また、この
例では、地中防振壁の強度保持材をなすコンクリート2
は鉄筋によって補強されないが、鉄筋を入れるか入れな
いかは地盤の防振壁構造の設置環境に応じて適宜選択す
ればよい。
【0015】図2(b)は、本発明による地盤の防振壁
構造のさらに他の実施の形態である。この例では、防振
材である防振ゴムAの断面形状は屈曲した形とされてお
り、第1垂直部A1、水平部A2、第2垂直部A3とか
ら構成される。このような形状の防振ゴムAを用いる場
合には、地表面から滲み込んでくる油成分等が防振材料
1の天端面部に浸入するのを効果的に阻止できる利点が
ある。また、この例では、防振材料1であるポリスチレ
ン発泡体は台形のものを積み重ねた形状となっている
が、この形状により地下水あるいは浮力による防振材料
1の浮き上がりは一層確実に阻止される。
【0016】以上の説明は、本発明による地盤の防振壁
構造の好ましい実施の形態の説明であって、本発明はこ
れに限らず、多くの変形例が存在する。例えば、図示し
ないが、図4に示した防振壁構造の場合のように、防振
材料である並設した合成樹脂発泡体の上に、天板6を配
置するようにしてもよい。この場合に、配置する天板を
2分割して防振ゴムAの左右に別個に配置することによ
り、埋め戻し部分のより完全な分離を得ることができ、
高い防振効果が得られるが、施工性を考慮して防振材の
天面部1tの全面に天板を配置し、その上に弾性材とし
ての防振ゴムAを載置するようにしても相当の防振効果
は達成可能である。また、前記のように、地中防振壁そ
のものの構成は任意であり、前記図4に示したようなウ
レタン発泡技術を採用した地中防振壁の埋め戻し部分に
本発明を適用することも当然に可能である。
【0017】
【発明の効果】本発明によれば、地盤の防振壁構造にお
ける地中防振壁上部埋め戻し部分を介しての振動の伝播
を確実に阻止することができ、高い防振効果を持つ地盤
の防振壁構造が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による地盤の防振壁構造を説明する図。
【図2】本発明による地盤の防振壁構造の他の実施の形
態を説明する図。
【図3】従来構造の地盤の防振壁構造を説明する図。
【図4】従来構造の他の地盤の防振壁構造を説明する
図。
【符号の説明】
A…防振材、5a、5b…埋め戻し部分、1…地中防振
壁の防振材料、2…強度保持材支としてのコンクリー
ト、3…鉄筋、4…凹凸
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E02D 31/08 E01C 11/24 F16F 15/02

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 合成樹脂発泡体よりなる防振材料が振動
    伝播経路中の地中に並設され、その両サイドにコンクリ
    ート板あるいは金属板のような強度保持材が配設されて
    なる地中防振壁と、該地中防振壁の天端側を覆う埋め戻
    し部分とを有する地盤の防振壁構造であって、前記埋め
    戻し部分は、埋め戻し部分を介して振動が伝播するのを
    防止するために、防振材により分離されていることを特
    徴とする地盤の防振壁構造。
  2. 【請求項2】 防振材は防振ゴムであることを特徴とす
    る請求項1記載の地盤の防振壁構造。
  3. 【請求項3】 並設した合成樹脂発泡体の上には天板が
    配置され、その上に埋め戻し部分が形成されることを特
    徴とする請求項1又は2記載の地盤の防振壁構造。
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