JP3338840B2 - 万能型カード保持装置及び走査装置並びに昼光用フィルム自動取扱装置 - Google Patents

万能型カード保持装置及び走査装置並びに昼光用フィルム自動取扱装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、昼光用フィルムを自動
的に取り扱うシステム(automatic daylightfilm handl
ing systems、以下、昼光用フィルム自動取扱システ
ム)において、患者情報カード(patient information
cards )から入力情報を走査し、その情報の処理し、そ
してフィルム上、特にX線フィルム上に処理された情報
を写すための装置に関する。
【0002】
【従来の技術】フィルムを自動的に取り扱うシステムが
出現するまでは、フィルムシート、そして特にX線フィ
ルムシートの取り扱いはつぎのようになされていた。す
なわち、まず、暗闇でカセットにフィルムシートを入
れ、昼光条件下でそのフィルムを感光させた後に暗室へ
カセットを持っていき、真暗闇の中でカセットを開い
て、フィルムシートをカセットから取り出し、さらにそ
れを処理機に入れるというような取り扱いがなされた。
【0003】フィルムを自動的に取り扱うシステムが利
用される以前は、フィルムが処理された後、すなわち現
像された後に、印刷されたラベルをX線写真に接着剤で
張り付けていた。しかし、より最近になって、もちろん
フィルム自動取扱システムが利用されるようになる以前
ではあるが、フィルム処理機へのカセットまたはフィル
ム挿入前に、別の異なった直接画像カメラ(direct ima
ge camera )を用いてX線写真上に患者識別のためのラ
ベルがつけられていた。例えば、米国特許第3,221,620
号を見よ。
【0004】現在、写真用フィルムシート、特にX線フ
ィルムシート(またはX線写真)を昼光状態でもって自
動的に取扱ういろいろなシステムが入手可能である。ほ
とんどのフィルム自動取扱システムは、そのシステムで
もってフィルムにラベルを付けることが不可能である。
その代わりに、フィルム自動取扱システムへのカセット
挿入前に追跡調査および法的な目的のために有用な時間
および日付などの情報と患者に関するデータとをフィル
ムに加えるべきであり、こうしたことはフィルム自動取
扱システムの挿入口へ患者ID情報が写されたフィルム
の入ったカセットをフィルム自動取扱装置へ送るために
単独で置れたワークステーションまたは接続されたワー
クステーションにおいて実施するべきである。例えば、
米国特許第3,836,783 号および第3,888,587 号を見よ。
【0005】従来のフィルム自動取扱システムの一つ
は、システム自体の中に直接画像カメラが具備されて
る。患者情報は一枚のカードに印刷されている。このカ
ードを閃光によって照らし、処理前に形成されたフィル
ムの未露出部分へその反射された像をレンズ、プリズム
および鏡によって導く。時間および日付のような他の情
報は、時間および日付表示に直接光線を反射させて加え
る。時間および日付の表示から反射された光は、現像に
先だって事前に形成されたフィルムの未露出(未感光)
部分に写されるようにカードから反射された光と組み合
わさる。
【0006】放射線技師がフィルムを観察する際に、患
者がその放射線技師に対して標準的な位置、例えば放射
線技師に顔を向けるような位置(すなわち、正向き)に
あたかも置かれるようにして放射線技師が像を読み取る
ように、フィルム上に患者情報の像が写されることが要
求される。しかし、X線写真は、患者がX線源に対面し
てあるいは背を向けて撮影される。このような、どちら
の場合のX線照射状況においても、放射線技師に対して
正向きとなる患者情報像を可能とするために、直接画像
カメラを有する従来のフィルム自動取扱装置は、患者情
報カードを保持するための2種類の異なるカード保持構
造を有する。そのうちのひとつのカード保持構造は、そ
のシステムの一方の側からアクセス可能となっており、
別のカード保持構造はそのシステムの他方の側からアク
セス可能となっている。患者がX線源に顔を向けた状態
でX線写真が取られる場合は、患者情報カードは第一の
構造に入れられる。患者がX線源に背を向けた状態でX
線写真が取られる場合は、患者情報カードは別の構造に
入れられる。このような従来システムでは、2つのカー
ド保持構造のそれぞれにあるカードからの像をフィルム
に向けて反射および送るための異なった照明源と異なる
組の光学素子とが設けられている。
【0007】システムそれ自身に直接画像カメラを組み
込んだ従来のX線フィルム自動取扱システムのすべて
は、フィルム上に患者情報のネガテイブ像(すなわち黒
の背景に白の文字)を作るのみである。光は黒によって
吸収されかつ白によって反射される。患者IDカードは
白の背景に黒く印字されたものである。したがって、従
来の直接画像カメラによって患者IDカードに直接向け
られた光は、カードの白い背景によって反射され、また
カードの黒く印字された部分によって吸収される。X線
フィルムに像を写した光はそれを黒にする。したがっ
て、カードの白い背景からの反射光は、X線写真を感光
させてX線写真上にくっきりとした文字を有する黒い被
写界(black field )を作る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ポジテイブ像
(すなわち、白い背景に黒の文字)のほうが典型的に読
みやすいにもかかわらず、従来の自動X線フィルム取扱
装置はフィルム上に患者情報のポジテイブ像を作ること
ができない。
【0009】また、直接画像カメラを有する従来のフィ
ルム自動取扱装置では、患者情報が正向きに読み取られ
るようにしてフィルム上に像を形成することに関しては
限界がある。
【0010】X線写真の上側の縁は、クリップによって
イルミネーションパネルにクリップされる。したがっ
て、患者ID情報はX線写真の上端よりも下端に写され
る必要性がある。しかし、多くのX線フィルムカセット
では、患者が通常通りにX線被爆した後に患者のID情
報を写すことが可能となるような、鉛によってブロック
(遮へい)された領域は一つだけしか設けられていな
い。一般に遮へいされた領域は、カセットの上端左角部
である。
【0011】このような遮へいされた領域に、感光され
た領域がフィルムの下端部に表向きとなるようにして、
患者ID情報がカードから写されるようにすことができ
る直接画像カメラを具備したフィルム自動取扱装置は今
のところない。
【0012】さらに、反射された像へ情報を加えるか、
もしくはそのような情報の大きさ、フォントおよび(ま
たは)書式を変えるために操作者に選択権を与えること
ができるような、直接画像カメラを有する従来のフィル
ム自動取扱装置は今のところない。
【0013】それにもかかわらず、多様な装置または設
備の供給および需要が世界中の市場において存在してお
り、そうした市場においてはフィルム自動取扱システム
において患者識別情報をフィルム、特にX線フィルムに
付けるために、より順応性のある組立部品(アセンブ
リ)、装置および方法(プロセス)が求められている。
【0014】そこで、本発明は、昼光用フィルムを自動
的に取り扱うシステムにおいて、患者情報カードから入
力情報を走査し、その情報の処理し、そしてフィルム
上、特にX線フィルム上に処理された情報を写すための
装置を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は以下のような構成からなるものとした。
【0016】まず、本発明にもとづく昼光用フィルム自
動取扱装置は、フィルムシートが入っておりかつ閉じら
れているカセット(cassette)を最初のステーション
(initial station)へ搬送するための初期搬送機構(ini
tial transport mechanism)と、その最初の取扱ステー
ションにカセットが置かれるやいなやそのカセットの開
閉操作を実行するカセット開閉装置(cassette opening
-closing assembly )と、開いたカセットからフィルム
を持ち上げて患者の同定を行うステーション(patient
identification station)およびそれに続くステーショ
ンへフィルムを搬送する真空駆動式搬送リフト装置(va
cuum-operated lifting and transportingaccembly )
と、患者同定ステーションにおいて事前に未感光とされ
た領域へ患者情報の像を写す患者情報イメージングアセ
ンブリ(patient information imaging assembly)と、
そして最初の搬送機構、カセット開閉装置、真空駆動式
搬送リフト装置、そして患者同定ステーションをすっぽ
りとつつむ実質的に光が遮断されたハウジングとからな
るものとした。本発明にもとづく装置のすぐれた点は、
患者情報イメージングアセンブリが患者情報の像を電子
的に写すための組立部品(アセンブリ)であって、この
アセンブリが、患者情報カードから入力情報を走査する
ための走査装置と、走査装置に接続されかつ走査された
入力情報を処理して出力情報とすることが可能な電子制
御システムと、そしてこの電子制御システムに接続しか
つフィルムの事前に未感光とされた領域へ出力情報の像
を写すためのカメラ装置とを有することである。
【0017】本発明は、さらに、患者情報カードからの
入力情報を走査し、走査された情報を処理し、そしてフ
ィルムの事前に未感光とされた領域へ出力された情報の
像を写すための電子式患者情報イメージングアセンブリ
を提供する。本発明にもとづく電子式患者情報イメージ
ングアセンブリは、カードから入力情報を走査するため
の走査装置と、走査装置に接続しかつ走査された入力情
報を処理して出力情報とすることが可能な電子制御装置
と、そして電子制御装置に接続されかつフイルムの事前
に感光されていない領域上へ出力情報の像を写すカメラ
装置とからなるもので、さらに走査装置は、この走査装
置によって走査される患者情報が含まれた患者IDカー
ドがどのような大きさのものであってもそれを保持する
万能カード保持手段(universal card holder )と、万
能型カード保持手段が走査線(scan line )を通り越し
て移動するために万能型カード保持手段に接続された直
線状並進運動機構(linear translation mechanism)
と、走査線を照らす光源(light sorce )と、反射され
た線分(reflected line segment)へ走査線の走査部分
(scan segment)の反射された像の焦点を合わせるため
の第一レンズアセンブリ(first lens assembly )と、
そして反射された線分を検出して、走査部分上の情報を
表す電気的信号を発生するための感知手段(sensor ase
mbly)とからなり、またカメラ装置は、湾曲場陰極線管
デイスプレイ装置(a curved field cathode ray tube d
isplay) を有する陰極線管と、陰極線管デイスプレイ装
置からフィルムへ被写体の像を合わせるためのリレーレ
ンズアセンブリを有する第二レンズアセンブリ(second
lens assembly)と、そして第二レンズアセンブリから
フィルム上へ像を導く反射器(reflector )とが設けら
れている。
【0018】本発明は、さらに患者情報カードから入力
情報を走査するための走査装置を提供する。この走査装
置は、走査装置によって走査されるべき患者情報が含ま
れた大きさが異なる複数の患者情報カードのいずれでも
保持するための万能型カード保持手段と、万能型カード
保持手段の一部分を走査線上に動かすための直線状並進
運動機構と、走査線を照らすための光源と、反射された
線分へ走査線の走査部分の反射された像の焦点を合わせ
るための第一レンズアセンブリと、反射された線分を検
出して、走査部分上の情報を表す電気的信号を発生する
ための感知手段(センサーアセンブリ)とからからな
る。
【0019】本発明は、さらに走査装置によって走査さ
れるべき患者情報を含むカードを保持するための万能型
カード保持手段を提供する。この万能型カード保持手段
は、挿入されたカード上の走査されるべき患者情報を操
作者によって検証するためのものでありかつ走査装置に
よってそれが走査されるためのウインドウの範囲を限定
するウインドウフレームと、カードウインドウフレーム
上に設けられかつカードを挿入するためにカードホルダ
ーとカードウインドウとの間のスロットの範囲を限定す
るカードホルダーと、スロット内にありかつカードホル
ダーに対向した位置に挿入されたカードを保持する弾性
部材とを有する。さらにカードホルダーには、スロット
へ挿入されたカードの縁が接触する複数の合端面(abut
ment surfaces )、すなわち第一合端面、第二合端面、
第三合端面、第四合端面、第五合端面、第六合端面、そ
して第七合端面が形成されている。この第一合端面と第
二合端面とは互いに平行かつ距離(第一距離)d1 だけ
離間し、第三合端面と第四合端面とは互いに平行しかつ
第一合端面および第二合端面と平行で、また第一距離d
1 よりも狭い距離からなる第二距離d2 だけ離間し、第
五合端面は第一ないし第四合端面に対して垂直でありか
つ第三合端面および第四合端面の第一端部と接続し、第
六合端面は第一ないし第四合端面に対して垂直であり、
また第一合端面の内側端部と第三合端面の第二端部とに
相互連結し、第七合端面は第一ないし第四合端面に対し
て垂直でありかつ第二合端面の内側端部と第四合端面の
第二端部とに相互連結し、そして第六合端面と第七合端
面とは同一平面上にある。
【0020】本発明は、さらにX線写真作成方法を提供
する。この方法は、フィルムの少なくとも一つの領域を
覆うX線遮へい部材(X-ray blocker )が設けられたカ
セット内の少なくとも一つのX線増感スクリーン(X-ra
y intensifying screen )へX線フィルムを配置する工
程と、照射されたX線が患者を透過してX線増感スクリ
ーンおよびフィルムの遮へいされた領域以外の部分を感
光する工程と、昼光フィルム自動取扱装置のエントラン
ス・スロットへ感光されたフィルムをカセットごと挿入
する工程と、万能型カード保持手段に保持された患者情
報カードから患者に関する情報を走査する工程と、走査
された情報を処理する工程と、そしてフィルムの事前に
未感光とされた領域上に正読取形式(right reading )
でもって読まれるようにして処理された情報を写す工程
とからなる。
【0021】
【作用】異なるタイプの患者情報カードであっても正確
に保持され、そのカードから入力情報が走査され、その
走査された情報が処理され、そしてフィルム上の所定の
位置に処理された情報が写される。
【0022】
【実施例】以下、添付した図面を参照しながら本発明の
実施例を説明する。
【0023】以下の詳細な記載において、同一参照符号
は全ての図において同一部材を示す。
【0024】図1は、本発明の患者情報像形成用電子組
立部品(患者情報イメージングアセンブリ)100を具
備した昼光用フィルム自動取扱装置10である。この患
者情報イメージングアセンブリ100は、走査装置10
2と、カメラ装置104と、そして電子制御システム1
06とからなる。
【0025】本発明の患者情報イメージングアセンブリ
100の理解を容易にするために、まずフィルム自動取
扱装置10の操作を簡潔に記載する。
【0026】フィルム自動取扱装置10の操作は、フィ
ルム取扱装置10の供給トレイ16に隣接しかつ実質的
に光が遮断されたハウジング内へ連通するエントランス
・スロット14に、感光フィルムの入った密閉カセット
を挿入することから始まる。このスロット14は、光遮
断開閉扉(図示せず)を具備する。この光遮断開閉扉
は、装置10の光遮断ハウジング内にカセットが入るの
を許す一方で、装置10の中へ光が入り込むのを防ぐた
めに開いたり閉じたりする。まず初めにカセットは、エ
ントランス・スロット14の内側にある一対のニップロ
ーラー18によって供給トレイ16から搬送される。つ
づいて、カセットは複数のローラー20によってカセッ
ト開閉アセンブリ(カセット開閉装置)22へ搬送され
る。したがって、これら一対のニップローラー18およ
び複数のローラー20によって、装置10内に設けられ
た最初のステーションへ、閉じたカセットが搬送される
ための最初の搬送機構が構成される。カセット開閉装置
22へカセットが搬送される工程では、カセット開閉装
置22の前端とカセットとが一直線上にそろえられる。
そして、カセットの掛け金がカセット開閉装置22によ
ってはずされ、さらにこの開閉装置によってカセットの
蓋が持ち上げられる結果、カセットが開かれた状態とな
る。
【0027】開いたカセット24からの感光フィルムの
取り出しは、カメラ装置104に隣接した真空駆動式搬
送リフト26によって行われ、さらにこの搬送リフト2
6によって持ち上げられた感光フィルムは患者識別(患
者同定)ステーションへ搬送される。
【0028】カメラ装置104の直後に置かれたX線写
真に該当する患者の識別情報および他の情報が記載、印
刷または印字されたカードが走査装置102に挿入され
ると、走査装置102はカードから情報および他のデー
タを走査する。そして走査装置102からの患者識別情
報および他のデータを表す電子信号が電子制御システム
106に受け取られる。電子制御システム106は、そ
の情報および他のデータをデジタル化し、またその情報
および他のデータを潜在的に修飾し、そしてカメラ装置
104を操作することによって患者情報、他のデータ、
そして場合によっては追加情報またはデータをフィルム
の未感光部分に写す。カメラ装置104が、患者情報、
他のデータ、そして場合によっては追加情報またはデー
タをフィルム上に写すと、その後にフィルムは真空駆動
式搬送リフト26によって、フィルムまたはシート方向
転換装置30の第一ローラ51および第二ローラ52へ
搬送される。
【0029】例えば、真空駆動式搬送リフト26は米国
特許出願一連番号第07/552,552号に開示されたものであ
り、またフィルムまたはシート方向転換装置30は同時
に出願されかつ本発明の譲渡人へ譲渡された米国特許出
願IM-0601 号に開示されたものである。
【0030】昼光用フィルム自動取扱装置10は、未感
光のフィルムをカセットへ再び充填するためのフィルム
再充填装置を有するものである。この操作を行う人は、
カセット24への再充填の際に要求されるフィルムタイ
プの入力を昼光用フィルム自動取扱装置10に連結した
コンソール32でもって行うことができよう。さもなけ
れば、装置10に接続されたマイクロコンピュータ(図
示せず)によって、カセット24上のラベルをセンサー
(図示せず)が判読することによって求められるフィル
ムのタイプが決定される。妥当な新しい、すなわち未感
光フィルムは、分配スロット31を通じて複数のフィル
ム貯蔵マガジン34から、ローラー35によって駆動さ
れる第一エンドレスベルト33へ分配される。ここに述
べられたようにして利用される適当なフィルム貯蔵マガ
ジン34の詳細な記載に関しては、米国特許第4,482,14
6 号を見よ。第一ベルト33が図1において時計方向へ
動くのは、新しいフィルムが与えられた場合で、その場
合は新しいフィルムのリーディングエッジが、フィルム
貯蔵マガジン34の下に在りかつ分配スロット31の側
に実質的に存在しまたローラー37と第一ベルトの走行
部または先端表面との間に形成されたニップ方向へ向く
場合である。フィルム貯蔵マガジン34と連接した各ロ
ーラー37と第一ベルト33の上側走行部との間にニッ
プが形成されるので、新しいフィルムは第一ベルト33
と第二エンドレスベルト39との間に形成されたニップ
方向へ運ばれる。第二エンドレスベルト39は、第一ベ
ルト33との摩擦的接触によって駆動し、図1において
反時計方向へ動く。フィルム先端の縁が第二ベルト39
に接触すると、そのフィルムは第一ベルト33と第二ベ
ルト39との間のニップへ導かれ、そしてシュート36
へ搬送される(なお、第一エンドレスベルトおよび第二
エンドレスベルトのそれぞれが、一本または複数のベル
トからなるものであると理解されるべきである)。新し
いフィルムは、シュート36を滑り落ち、図1の矢印A
方向へ延びる一対のニップローラー38に挟持されて開
いたカセット24内に置かれる。カセット開閉装置22
がカセット24を閉じ、そしてカセット24の掛け金を
かける。複数のローラー20が開閉手段22からカセッ
ト24を搬送し、そしてフィードトレイ16上へ排出す
る。
【0031】その間に、センサー(図示せず)がシート
方向転換設備30の第一ローラ51と第二ローラー52
との間のニップにおいて感光フィルムが存在することを
検出し、フィルムが存在しているという情報をマイクロ
コンピュータへ送る。また、このマイクロコンピュータ
は、フィルム取扱装置10に連結された処理機42のフ
ィードトレイ40に存在する別のフィルムに関する情報
を第二センサー(図示せず)から受ける。マイクロコン
ピュータはフィルムを処理機42へ直接搬送できるか、
または時間を節約するためにフィルム取扱装置10に連
結された中間フィルム貯蔵手段12へ搬送するべきかを
決定し、シート方向転換手段30の動きを制御して感光
フィルムを適当な方向へ誘導する。フィルムが中間フィ
ルム貯蔵手段12へ送られる場合、フィルムは中間貯蔵
手段12の入口46および中間貯蔵手段12内の、例え
ば一対のローラー間のニップへ、方向転換装置30の第
一ローラー51および第三ローラー53によって垂直ま
たは実施的に垂直に搬送される。ここに記載されたよう
にして用いられるのに適当なフィルム中間貯蔵手段12
の詳細な記載に関しては、同時に出願されかつ本発明の
譲渡人へ譲渡された米国特許出願IM-0614 号を見よ。
【0032】図2は、電子式患者情報イメージングアセ
ンブリ100の斜視図であって各部品が互いに分離され
て示されている。図2によれば、電子式患者情報イメー
ジングアセンブリ100の構成部品には、走査装置10
2、カメラ装置104および電子制御システム106が
含まれる。
【0033】図3は、走査装置102の拡大斜視図であ
って各部品が互いに分解されている。図2および3によ
れば、走査装置102には、万能型カード保持手段10
8、並進運動機構110、光源112、第一レンズアセ
ンブリ114および感知手段116を有する。
【0034】万能型カード保持手段108は、カードホ
ルダー120とこのカードホルダー上に設けられたカー
ドウインドウフレーム118とを有するものであって、
またカードホルダー120とカードウィンドウフレーム
118との間にカードを挿入するためのスロット122
が形成されている。複数の弾性部材(スプリング)12
4がそれぞれの一端部をウインドウフレーム118に形
成された対応する凹部(くほんだ部分)に連結されてお
り、これらの弾性部材124によって挿入されたカード
をカードホルダー120へ押し付けて保持することがで
きる。あるいは、弾性部材124を固定するための凹部
(くぼんだ部分)をカードホルダー120側に形成して
もよく、この場合は挿入されたカードはカードウインド
ウフレーム118に押し付けられて保持される。カード
ホルダー120は通路126を有しており、それを通じ
てセンサー128がカードの存在を感知することができ
る。一方、カードウインドウフレーム118はウインド
ウ130の範囲を限定しており、それを通して操作者は
挿入されたカード上の走査すべき像を検討あるいは確認
して感知手段116により走査する。カードホルダー1
20は、万能型カード保持手段108に挿入された異な
るカードの端部の縁と接触するための複数の合端面を有
するもので、それらの合端面は、それぞれ第一合端面1
31、第二合端面132、第三合端面133、第四合端
面134、第五合端面135、第六合端面136、そし
て第七合端面137と呼ばれる。第一合端面131およ
び第二合端面132は互いに平行かつ距離(第一距離)
1 だけ離間している。第三合端面133および第四合
端面134は互いに平行かつ距離d1 よりも狭い距離
(第二距離)d2 だけ離間しており、またこれらの合端
面は第一合端面131および第二合端面132とも平行
である。第五合端面135は第一ないし第四合端面13
1〜134に対して垂直であり、また第三合端面133
および第四合端面134の第一端部と接続している。第
六合端面136は、第一ないし第四合端面131〜13
4に対して垂直であり、また第一合端面131の内側端
部と第三合端面133の第二端部とを相互に連結する。
第七合端面137は、第一ないし第四合端面131〜1
34に対して垂直であり、また第二合端面132の内側
端部と第四合端面133の第二端部とを相互に連結して
いる。第六合端面136と第七合端面137は同一平面
上にある。連結した合端面間の合わせ目(特に、第一合
端面131と第六合端面136との合わせ目、第三合端
面133と第六合端面136との合わせ目、第三合端面
133と第五合端面135との合わせ目、第四合端面1
34と第五合端面135との合わせ目、第四合端面13
4と第七合端面137との合わせ目)は湾曲状、直角
状、他の角度からなる折曲状あるいは他形状であっても
よい。これら第一ないし第七合端面131〜137は、
異なった標準サイズからなる患者識別カードの縁を接触
させて、そのカードを万能型カード保持手段108内に
正しく配置させるためのものである。すなわち、カード
が完全に万能型カード保持手段108に挿入されかつカ
ードの端が一つまたはそれ以上の適当な合端面131〜
137と接することによって、そのカード上の走査領域
がウインドウ130下に置かれる。
【0035】このことは、図4を参照すればより良く理
解することが可能である。この図は複数の患者情報カー
ド141〜144がどのようにして万能型カード保持手
段108のスロット122へ挿入されかつ正しく配置さ
れるかについて示している。
【0036】参照符号141の患者情報カードは、標準
的な「デュポンデイライト」(商標名)患者IDカード
を示している。このカード141は、長さが約120ミ
リメートル(mm)で幅が約76mmである。このカード1
41は、カード141の第一端部の縁146が第五合端
面135に接触した時に正確に万能型カード保持手段1
08のスロットに配置される。また、正確に万能型カー
ド保持手段108に重ねられた場合、カード141の第
一側面の縁147は第三合端面133に接触するととも
に(または)カード141の第二側面の縁148は第四
合端面134に接触する。カード141が万能型カード
保持手段108に挿入されかつこの保持手段内において
正確に配置された場合、カード141の中間部分全体を
幅方向へ横切るようにして形成された走査領域149が
適切にウインドウの下に合わせられるので、このカード
141の走査領域149上に記録された情報またはデー
タを感知手段116によって走査することができる。
【0037】つぎに参照符号142の患者情報カードに
ついて説明する。このカード142、標準的なIBMタ
イプの患者IDパンチカードで、長さが約82mm、幅が
約187mmの大きさである。このカード142の第一端
部の縁150が第七合端面137と接触しかつカード1
42の右側の縁152が第二合端面132に接触するこ
とによって、このカード142は万能型カード保持手段
108のスロット122に正確に配置される。このよう
にして万能型カード保持手段108へ正しく挿入かつ配
置された場合、カード142の上側左角近傍に通常位置
した走査領域154がウインドウ130の下に適当に置
かれるので、カード142の走査領域154に記録され
た情報およびデータが感知手段(センサーアセンブリ)
116によって走査される。
【0038】参照符号143は、第三のタイプの患者情
報カードを示すものである。このカード143は、標準
3インチ×5インチ(長さ約76mm×幅約127m
m)タイプのイーストマンコダック暗室患者IDカード
である。このカード143は、カード143の第一端部
の縁156が第六および第七合端面と接触する場合に、
万能型カード保持手段108のスロット122に正確に
配置される。万能型カード保持手段108内へ正確に合
わせられると、カードの第一端部の縁156に隣接した
中間部分上に通常位置している走査領域160がウイン
ドウ130の下に適当に置かれるので、カード142の
走査領域160に記録された情報またはデータが感知手
段(センサーアセンブリ)116によって走査される。
【0039】さらに参照符号144の患者情報カード
は、イーストマンコダック暗室患者IDカードに類似し
たものであるが、別に定められた標準的サイズからなる
カードである。すなわち、このカードはサイズが3イン
チ×5インチではなく、例えば寸法が2インチ×6イン
チ等に設定されている。しかし、このカード144はイ
ーストマンコダック暗室患者IDカード143のように
して万能型カード保持手段108へ挿入されかつ配置さ
れる。
【0040】図3を再び参照して、並進運動機構110
について説明する。この並進運動機構110には、外側
滑走部分と内側滑走部分とを有する直線状球体滑走部1
62が設けられている。外側滑走部分164はカードホ
ルダー120上に据え付けられている。一方、内側滑走
部分166は第一ブラケット168に据え付けられてお
り、またこのブラケット168は走査装置用フレーム1
70に据え付けられ、さらにこのフレーム170はフロ
ントドアパネル172に据え付けられている。また、図
1を見れば明らかなように、上述の外側滑走部分174
には歯板174が固定されている。この歯板174とか
み合うピニオンギアは、ステッパー電動機とギアボック
スとからなるステッパー電動機アセンブリ176のシャ
フトに設けられたものである。ステッパー電動機アセン
ブリ176は、第二ブラケット178に据え付けられて
おり、さらにこのブラケットは走査装置用フレーム17
0に据え付けられている。ステッパー電動機アセンブリ
176は電子制御システム106に電気的に接続されて
おり、そのため万能型カード保持手段108がステッパ
ー電動機アセンブリ176によって直線的に一ステップ
動かされると、それと同時に保持手段108は感知手段
116の走査線が一回横切るので、電動機アセンブ17
6の段階的動きによってカードの走査領域がセンサアセ
ンブリ116の下を動いて増大的に走査される。
【0041】センサー177は走査装置用フレーム17
0に据え付けられており、また電子制御システム106
に電気的に接続されている。このセンサー170は光反
射式センサーまたはリミットスイッチで、これは万能型
カード保持手段108が完全に外方向へ移動しきった
(延伸した)場合または本来の位置(ホームポジショ
ン)にある場合に信号を発生する。
【0042】センサー128もブラケット168に取り
付けられており、電子制御システム106に電気的に接
続されている。このセンサーは光反射式センサーまたは
リミットスイッチで、ホール状の通路126を通して感
知することによって万能型カード保持手段108にカー
ドが存在するか否かについての信号を送る。
【0043】走査装置用フレーム170およびフロント
ドアパネル172は、万能型カード保持手段を受け取る
ための開口部を有している。そのため、万能型カード保
持手段がそれ自身の完全に外方向に延伸された位置また
は本来の位置にある場合、操作者がスロット122にア
クセスしたり、ウインドウ130に視覚的にアクセスで
きるようになっている。
【0044】図5は、操作者から見たフロントドアパネ
ル172の構成を概略的に説明するためのものである。
また図6は、操作者から見た万能型カード保持手段10
8の拡大透視図である。フロントドアパネル172は表
面から内側方向へ引っ込んだ観察用のくぼんだ部分(凹
部)190が形成されているので、万能型カード保持手
段180がそれ自身の完全に外方向に延伸された位置ま
たは本来の位置にある場合に、この凹部190によって
操作者がウインドウ130を通して走査される領域を見
ることができる。電子制御システム106に電気的に相
互接続されたオペレーターインターフェイス192をフ
ロントドアパネル172上に据え付けることができる。
またオペレーターインターフェイス192に観察用デイ
スプレイおよび入力用キーを設けることができる。ステ
ーショナリーカードホルダー(固定カードホルダー)1
94をフロントドアパネルに設けて、走査装置102に
よって走査済みのカードやまだ走査していないカードを
キープしておくことができる。ステーショナリーカード
ホルダー194はスロット状のものでその中に弾性部材
が設けられている。この弾性部材は、すでに述べたスロ
ット122に配置された弾性部材124と類似のもの
で、フロントドアパネル172に対してカードを片寄せ
る。手動走査制御ボタン196およびAP/PAトグル
スイッチ198は、フロントドアパネル196上に設け
られかつ電子制御システム106と電気的に相互接続さ
れている。手動走査制御ボタン196を押すと、万能型
カード保持手段108に置かれたカードに対して走査手
段102による走査が実行される。トグルスイッチ10
6を押すことによって電子制御システム106が走査さ
れた像の修飾を実行し、それによってカメラ装置104
によってフィルム上に像が写された場合にその像がフロ
ント・リーデイング・プリントもしくはバック・リーデ
イング・プリントのどちらかになるようにする。すなわ
ち、患者が放射線源に向いたかたちでX線に曝された場
合は、フロント・リーデイング・プリントとする。一
方、患者が放射線源に背を向けたかたちでX線に曝され
た場合は、バック・リーデイング・プリントとする。一
対のライト199、例えば一対の発光ダイオード(LE
D)の片方が点滅することによってトグルスイッチ19
8がフロント・リーデイング・プリントとなる走査像を
修飾するようにセットされたことを知らせ、他方が点滅
することによってトグルスイッチ198がバック・リー
デイング・プリントとなる走査像を修飾するようにセッ
トされたことを知らせる。このような構成からなるフロ
ントドアフレーム172はシステムメインフレーム17
5に据え付けられる。
【0045】光源112は、好ましくは棒状支持体18
2に据え付けられた一対の発光ダイオード(LED),
直線状アレイ180である。さらに棒状支持体182の
両端はスキャナー(走査装置)フレーム170に据え付
けられている。LEDアレイ180は、垂直および水平
の角度で直接照明となるように配置されており、その照
明によって走査線反射像がLEDアレイ180から棒状
支持体182の上の走査装置用フレームに設けられた第
一レンズアセンブリ114の間を通過する。このLED
アレイ180として好適なLEDアレイは、米国ニュー
ジャージー州セコウカスに営業所を有するパナソニック
・インダストリアル社(Panasonic Industrial Co.)か
らバーツ番号LN483126UN-9として商業的に入手可能であ
る。感知手段116は第一レンズアセンブリ114の上
に据え付けられており、第一レンズアセンブリ114に
よって焦点合わせされて送られてきた走査線反射像を受
ける。この第一レンズアセンブリ114として好適なア
センブリは、米国ニューヨーク州ロンチェスターに営業
所を有するJMLオプテイカル・インダストリーズ(JM
L Optical Industries)からカタログ番号73235 として
商業的に入手可能である。感知手段116は電子制御シ
ステム106と電気的に接続されかつこのシステムへ反
射像に関する信号を送る。参照符号116によって示さ
れた感知手段として好適なCCDリニアイメージセンサ
ーは、米国カリフォルニア州サニーベールに営業所を有
するトーシバ・セミコンダクター社(Toshiba Semicond
uctorCo. )からパーツ番号TCD132として入手可能であ
る。カバー200は、走査装置用フレーム170と結合
して昼光フィルム自動取扱装置10の他の部分へ、走査
装置102によって生じた光などの光が洩れるのを防
ぐ。またこのカバー200は昼光フィルム自動取扱装置
10の他の部分に塵が入るのを防ぐ役割も有する。
【0046】図2に示された拡大図によれば、カメラ装
置104には第一シールド部材202が設けられてい
る。この図では、このシールド部材202はカメラ装置
104の他の部分から分離されており、これによって支
持板208上に設けられた別の支持板206によって固
定された陰極線管(CRT)アセンブリ204が示され
ている。陰極線管アセンブリ204は、好ましくは標準
的な湾曲場CRTディスプレイ(curved field CRT dis
play)205がよい。このような陰極線管204として
好適なアセンブリは、米国メイン州ニューブライトンに
営業所を有するドトロニックス社(Dotronix, Inc.)か
ら型番号90094654として商業的に入手可能である。据付
用の支持板208の下には、みぞ形状となったマウント
(図示せず)が連結されており、これをシステムメイン
フレーム175上に据え付けられた棒状レールまたはト
ラック110に係合させることよってカメラ装置104
を昼光フィルム自動取扱装置10に取り付けることがで
きる。さらにカメラ装置が昼光フィルム自動取扱装置1
0に完全に挿入された際に、据付用支持板208の一端
がクランプ手段212へ押圧されて嵌合する。図2で
は、据付用支持板208に据え付けられた第二シールド
部材214も図示されている。図では、第三管状光シー
ルド部材216がこの第二シールド部材214から上方
向へ取り外されている。この第三管状光シールド部材2
16は患者情報が写されるフィルムが静置されるプレー
ト218とともに第二シールド部材214に接続されて
いる。オプテイカル・ウインドウ220は、プレート2
18に形成されており、このウインドウによって第二シ
ールド部材214の開口部222から第三管状シールド
部材216を通過した光がウインドウ220上に置かれ
たフィルムに達するようになっている。
【0047】図7はカメラ装置104の拡大図で、カメ
ラ装置104から取り外された第二シールド部材214
と、それによって覆われていた支持体224と、第二レ
ンズアセンブリ226と、そして反射器228とが図示
されている。また、図8を参照すると、シリンダー状の
第二レンズアセンブリ226はスナップリング230に
よって支持体224に保持されている。また、第二レン
ズアセンブリ226はリレーレンズアセンブリであり、
CRTデイスプレイからフイルム上に対象物の像を結
ぶ。ミラーまたは反射器228は固定ねじ234によっ
てミラーホルダー232に接続されている。このミラー
は好ましくは第一表面反射器(first surface reflecto
r )である。このミラーホルダー232は、ねじ236
によって支持体224に据え付けられている。
【0048】図9は、第二レンズアセンブリ226の断
面図である。第二レンズアセンブリ226は、好ましく
は対称性二重レンズアセンブリからなる。また、より好
ましくは第二レンズアセンブリ226は、レンズ用筒状
ハウジング246の筒状開口部内に前部二重レンズ24
0と、レンズスペーサー242と、そして後部二重レン
ズ244とからなるものである。また、第二レンズアセ
ンブリ226内に設けられたレンズ保持手段248は、
レンズ用ハウジング246内において前部二重レンズ2
40とレンズスペーサー242の一面とを接触させ、ま
た後部二重レンズ244とレンズスペーサー242の他
面とを接触させることによって、これらのレンズ部品を
ハウジング246内に安全に配置させている。前部二重
レンズおよび後部二重レンズの各々は一対のレンズから
なるもので、これらのレンズは互いに、例えば接着剤2
49によってしっかりと固定されている。CRTデスプ
レイ205からの光は、前部二重レンズ240、レンズ
間スペーサー242の空所またはアパーチャストップ2
50、そして後部二重レンズ244の順番でもって第二
レンズアセンブリ226内を通過し、さらにフィルム上
へ光を反射させるミラー228へ導かれて焦点をフィル
ムに合わせる。
【0049】図2は、電子制御システム106が第一プ
リント回路板107と第二プリント回路板109とに属
することを示している。また、図10は、走査装置10
2の感知手段(センサーアセンブリ)116によって発
生した信号が電子制御システム106を通じてCRTア
センブリ204へ流れる道筋を示している。
【0050】センサーアセンブリ116は、CCD線形
配列(CCD linear array)を含むもので、これによって
電動機アセンブリ176によってカードがセンサーアセ
ンブリ段116の下を一回につき一ステップ動くたびに
カード上の走査領域の各線像(line image)を捉える。
この電動機アセンブリ176は、カードを一インチあた
り300ステップ動かすことができるので、一インチあ
たり300の走査線(scan lines)を得ることができ
る。感知手段116は、感知された各線あたり1024
個の画素または絵素を捉えることができる(すなわち、
一インチあたり300画素)。一回につき一度、それぞ
れの捕捉された画素または絵素はシフトされ、増幅され
かつセンサーアセンブリ116によってアナログデジタ
ル(A/D)変換器250へ送られる。このA/D変換
器は、感知手段116からのアナログ信号を0から25
5の数値に対応したデジタル信号に変換する。
【0051】このようなデジタル信号は中央演算処理装
置(CPU)252へ送られ、さらデータバス254を
経てビデオ等速呼出記憶装置(RAM)のようなメモリ
256に送られて保存される。デジタル信号がメモリ2
56に送られた場合、どこにデジタル信号が保存されて
いるかを特定するアドレス情報がCPUアセンブリ25
2からアドアレスバス258を経てメモリ256へ送ら
れ、さらにアドレスされた位置からのまたはその位置内
の情報の読み取りまたは書き込みをするかどうかの指示
を読み取り/書き込み線259へ送る。CPUアセンブ
リ252およびメモリ256は既知のコンピュータにお
ける処理方法と同様にして相互作用するもので、CPU
アセンブリ252はデジタル信号をメモリ256に保存
し、メモリ内に保存された信号を読み取り、この読み取
られた信号を手際よく扱って処理し、そして新たなまた
は同一の値をこれからの使用に備えてメモリ内の新たな
または同一のアドレス位置に保存する。読取専用記憶装
置(ROM)261および静的等速呼出記憶装置(RA
M)はCPUアセンブリ252に連結されている。この
ROMは、システム操作用ソフトウエアと他のCPUア
センブリ252管理用プログラムとを保存する。プログ
ラムによって実行された処理および計算中においては静
的RAMにデータが一時的に保存される。
【0052】CPUアセンブリ252がメモリ256に
よってアクセスされていない場合、ビデオコントローラ
ー264からメモリ256に保存されかつ走査された像
を表す画素がラッチ262によって、CRTアセンブリ
204を作動させるためにデジタル信号をアナログ信号
へ変換するデジタルアナログ(D/A)変換器266に
送られる。また、CPUアセンブリ252はD/A変換
器266に接続されており、フィルムが感光される場合
以外はCRTデイスプレイ205が見えない状態となる
ようにしている。参照符号256aおよび256bは、
異なる情報、例えば異なる患者に関した情報を有するよ
うな異なるカードを連続して走査することによって一度
に複数の像をメモリ256に保存することができること
を示している。
【0053】マニュアルリセットスイッチ268は、電
源オフまたはクラッシュの後にCPUアセンブリ252
を自動的に再起動させるウオッチドッグ・タイマー回路
270に接続している。ステップ電動機制御装置272
によってCPUアセンブリ252と電動機アセンブリ1
76とが相互接続されている。ドライバーとラッチ27
4によってCPUアセンブリ252はマニュアル走査調
節ボタン196、AP/PAトグルスイッチ198、カ
ードセンサー128、万能型カード保持手段108セン
サー177、そして一対のLED線形配列180と相互
接続されている。逐次通信インターフェイスコネクター
276は、端末やコンピュータ、例えば昼光フィルム自
動取扱装置10のマイクロコンピュータとの相互接続の
ために、CPUアセンブリ256からのラインの末端を
なす。
【0054】メモリ256に保存された像に関するデー
タ(イメージデータ)は、インターフェイスコネクター
276を通じて遠隔コンピュータシステム(図示せず)
によってアクセスされる。この遠隔コンピュータシステ
ムは、イメージデータに対して他の操作、例えば文字や
バーコードの認識を実行するようにブログラムされる。
また、この遠隔コンピュータシステムは、患者情報をX
線フィルムとは別の医学用記録フィルムに記録する出力
装置、例えばレーザ画像装置に接続される。
【0055】本発明にもとづく装置の一使用例となる態
様を行として表したソフトウエアプログラムがこの明細
書の参考資料Aに含まれている。ソフトウエアプログラ
ムは、68000プロセッサー用の680XOアセンブ
リ言語によって書かれている。
【0056】本発明の電子患者情報イメージングアセン
ブリ100は、メモリ256、256a、256bに保
存されたイメージデータに対して白バランス調整(whit
e balance )、グレイ調整(gray adjust )、ポジテイ
ブ・ネガテイブ像、テキスト追加、ボーダ追加、像回転
および像反転のような編集操作をCPUアセンブリ25
2が実行するようにプログラムされている。本発明にも
とづく電子患者情報イメージングアセンブリ100は、
メモリ256、256a、256bに保存されたいかな
るイメージデータに対しても上述のような操作のいかな
るものあるいはそれらのいかなる組合せでも実行するこ
とが可能である。このような画像編集操作のいずれかを
実行することが可能な直接画像カメラ組み込み型自動X
線フィルム取扱システムはいままでなかった。
【0057】白バランス調整は、感知手段(センサーア
センブリ)116内のCCDセンサー要素間の不均一性
を補正する。CCDの不均一性は配列における異なるセ
ル間の電気的変化およびセル間における光強度の変化に
もとづくものである。実質的に白いカードが走査され
る。この白バランス調整によって白色カードの走査デー
タにもとづいたメモリに補正表(correction table)を
作り出す。この表は今後の走査によって得られる走査デ
ータを修飾するために補正アルゴリズムによって用いら
れる。用いられるのに適当な白バランス調整アルゴリズ
ム(white balance algorithm )は以下の通り:
【0058】
【数1】 AP(i)=DL−RP(i)★(DL−WL)/(DL−WA(i)) 式中、DL=もっとも暗い画素レベルまたは値、 WL=もっとも白い画素レベルまたは値、 RP=未加工(未修飾)画素値、 WA(i)=与えられた画素のための表からの白調整
「補正」係数、そして AP(i)=調節された画素の値。
【0059】添付したソフトウエアプログラムの第1〜
111行および第430〜539行は、白バランス調整
を実行するための好ましい態様を提供する。
【0060】グレイ調整操作は、入力値の範囲を拡張ま
たは縮小するために入力グレイレベルまたは値の範囲を
異なる組からなる出力グレイ値へマッピングすることを
意味している。例えば、典型的なIDカードが走査され
る。この典型的なカードから感知された入力値の全実在
範囲が60から200であると仮定する。CPUはその
典型的なカードの入力値およびそれに続くカードの類似
した入力値範囲を0〜255の出力範囲へ拡張するため
に用いられる係数のルックアップテーブル(look-up ta
ble )を生み出す。これは有用である。なぜなら、それ
ぞれの病院で使用されるIDカードはそれぞれ印刷密度
や背景色が異なっているからである。グレイ調節を実施
するにあたって、CPUアセンブリ252は、CRTデ
イスプレイ205上の像を強めるために像のコントラス
トを変化させることができるように、そのグレイレベル
の程度を決定する。このことは、加工されたイメージデ
ータをX線フィルム上に露出する場合に、再現性のある
像の品質を保証する。グレイ調整を実施するための方法
に関した好ましい態様は、添付したソフトウエアプログ
ラムの112〜345行および503〜525行によっ
て提供される。
【0061】像のポジテイブ/ネガテイブ操作は、元が
ネガテイブな像をポジテイブなものにするために、グレ
イ調整操作用に生じた係数からなるルックアップ・テー
ブルの反転したものを利用する。この操作によって、操
作者がフィルム上の患者情報がネガテイブ像かポジテイ
ブ像かを選択することができる。像のポジテイブ/ネガ
テイブ操作に関する好ましい態様は、添付したソフトウ
エアプラグラムの508〜525行によって提供され
る。
【0062】テキスト付加操作によって、データおよび
時間のような付加情報を加えるためにACSIIテキス
ト情報が加工された像へ付加される。このような操作
は、オペレーターインターフェイス192を通してデー
タおよび情報を差し込む操作者によって行われる。操作
者は、付加情報の位置を指定するためにデイスプレイの
画面上で縦及び横の列を指定する。操作者は、付加情報
に関する複数のサイズ、フォントおよびフォーマットか
ら任意のものを選択することができる。複数のサイズお
よびフォントからなる各文字を指定るために文字表(ch
aracter table )が保存されている。もし、文字認識プ
ログラムが含まれている場合、操作者は複数のサイズ、
フォントおよびフォーマットから選択して患者情報ID
カードから走査された情報をデイスプレイ画面に表示す
る。添付したソフトウエアプログラムの656〜770
行は、テキスト付加操作に関する好ましい態様を提供す
る。CPUアセンブリ252は他のコンピュータ患者情
報データベースおよび(または)他の入力装置、例えば
光学的バーコードスキャナーまたは磁気カード読取装置
と接続することができ、それによってフィルム上に像と
して付加情報を与える。
【0063】IDカード上に印刷されるべき標準情報を
求めるよりも、ボーダー付加操作によって操作者は走査
された情報へ情報のテンプレートを加える。このテンプ
レートは情報、例えば病院の名称、病院の所在地、装飾
的な飾り図案や縁などを含む。添付したソフトウエアプ
ログラムの492〜502行は、ボーダー付加操作の手
順に関する好ましい態様を提供する。
【0064】像反転操作はデジタル操作であって、この
操作はX線フィルム上に置かれた患者情報像が放射線技
師によっていつも「正しく読み取られる(right readin
g )」または読み取り可能となるように、すなわち放射
線技師が習慣的にX線写真を置いた際に後ろ向きあるい
は鏡像とならないようにすることを確実に操作者が実施
することを可能とする。すなわち、患者にX線を照射す
る際に患者がX線源の方へ顔を向けた状態またはそれに
背を向けた状態にする。さらに、放射線技師は、患者が
放射線技師の方へまたはそれに背を向けた方へ向いてい
るかのようにX線写真を見るのを好むであろう。例え
ば、放射線技師は患者が放射線技師の方へ向いているか
のように見ることを習慣化している場合、患者がX線に
曝される際に患者はX線源の方へまたはそれに背を向け
た方へ向いているかどうかにかかわらず、患者が放射線
技師の方へ向いているかのように見た場合に正しく読み
取られるか読み取り可能なようにして患者情報に関する
像がフイルムに写らなければならない。トグルスイッチ
198はこのような選択を調整する。ある位置では、ト
グルスイッチ198はCPUアセンブリ252に左から
右へメモリ256から読まれるべき走査像を生じさせ
る。別の位置では、トグルスイッチ198はCRTアセ
ンブリ204の作動中にいて、左から右へよりはむしろ
右から左へ読まれるべき走査像を生じさせる。従来のシ
ステムとは対象的に、本発明の電子患者情報イメージン
グアセンブリ100は、昼光フィルム自動取扱装置10
の前面に好都合に配置されたたったひとつのカードホル
ダー108内に置かれたカードから走査された情報に対
してこのような操作をデジタル的に実行する。添付した
ソフトウエアプログラムの596〜650行は、像反転
操作を実行するための好ましい態様を提供する。
【0065】この像反転操作は、X線写真の下側半分、
例えば下部へ正読取形式でもって患者情報の像を写す。
X線カセットは、カセット内でフィルムシートの上側左
角を覆うための鉛製遮へい部材とともに用いられ、この
カセットは遮へい部材が下部右角にくるようにして18
0度回転する。このような位置にカセットを置いてか
ら、(カセットの上側左角上が遮へいされる領域となっ
て患者そしてカセットがX線照射されるよりも、むし
ろ)患者そしてカセットがX線照射される。それからす
ぐに、カセットの正挿入端に向いて位置した遮へい部材
を有する昼光フィルム自動取扱装置10にカセットが挿
入される。操作者は、オペレーターインターフェイスを
通じて操作し、正読取形式でもってX線写真の下部右側
角上に操作された情報を配置する。この操作の選択によ
って、CPUはメモリ256に保存された走査像を、一
つの走査線を、左から右へそして上部から下部へよりは
むしろ、右から左へそして下部から上部へ読み取る。も
し、遮へい部材がもとからカセットの上側右角にあると
した場合、カセットを180度回転させることによって
その遮へい部材は下側左角に位置するようになる。この
場合、(1)X線照射後、(2)カセットの右側挿入端
方向に配置された遮へい部材を有する昼光フィルム自動
取扱装置10への挿入、そして(3)操作者による像反
転操作の選択、カードから操作された患者情報は、正読
取形式でもってX線写真の下側左端上に写される。ソフ
トウエアの596〜650行によって、像反転操作の方
法の好ましい態様が提供される。
【0066】図11は、本発明にもとづくX線写真30
0を用意するためのプロセスの概要を説明するためのも
のである。このプロセスの第一ステップは、少なくとも
一つのX線増感スクリーン304をフィルムの少なくと
も位置領域を覆うX線遮へい部材308が設けられたカ
セット306へ配置する。カセット306は、いかなる
光遮断X線カセットであっても、X線照射中は1枚のX
線フィルム302が保持され、かつこのX線照射によっ
て納められたX線増感スクリーン304が蛍光を発し、
それによって光がカセット306内に放出または発生さ
れるので、X線照射によって納められたX線フィルム3
02が感光される。本発明に用いられるカセット306
の例は、米国特許第4,479,232号、第4,40
8,340号、第4,380,087号、第4,35
0,248号、第4,339,038号、第4,26
4,821号、第4,259,586号、第4,19
4,625号、第4,166,958号、第4,15
7,474号、第4,081,686号、第4,03
2,790号、第4,013,890号、第3,95
8,125号、第3,884,818号、第3,88
3,746号、第3,504,180号、そして第3,
153,145号に開示されている。
【0067】上述したプロセスの第二ステップでは、X
線源110から照射されたX線が患者312を透過して
X線増感スクリーン304およびフィルム302の遮へ
いされた領域以外の部分を感光する。患者312は、図
11に示すように、X−線源310に顔を向けるか、あ
るいは図12に示すようにX−線源310に背を向け
る。
【0068】上述したプロセスの第三ステップでは、昼
光フィルム自動取扱装置10のエントランススロット1
4へ感光されたフィルム302をカセット306ごと挿
入する。昼光フィルム自動取扱装置10は、いつでもカ
セット306が同一の方位に配向するように設計されて
いるので、カセットはカセット開閉装置22によって同
一のやり方でもって開かれる。
【0069】上述したプロセスの第四ステップでは、万
能型カード保持手段108に保持された患者情報カード
から患者312に関する情報が走査される。この第四ス
テップは、挿入からなる第三ステップの前または後に実
施される。
【0070】上述したプロセスの第五ステップでは、走
査された情報が処理される。
【0071】上述したプロセスの第六ステップでは、フ
ィルムの事前に未感光とされた領域上に正読取形式でも
って読まれるようにして処理された情報を写す。昼光フ
ィルム自動取扱装置10は、好ましくはフィルムシート
の正しく読み取りされるように書き込まれる角の領域上
に患者情報を写すように設計される。
【0072】図12は、患者312がX線源に対して背
を向けたかたちでX線の照射が実施される場合を概略的
に説明するための図である。このような状況では、上述
した像の反転操作は処理工程中において、走査された情
報に対して行われる。特に、処理された像をX線写真3
00aに写し出す前の処理工程において、走査された像
はY軸に対して180度回転させられる。
【0073】図13は、X線照射のステップが異なる以
外は、上述のプロセスと同様のプロセスを概略的に説明
するための図である。この図では、X線の透過が遮断さ
れた領域がフィルムの下端部の幅方向約半分を占めてい
る。別の言い方をすれば、X線を照射するステップの前
に、カセット306をX1 軸に対して180度回転させ
てX線の透過が遮断された領域がフィルムの下端部の幅
方向約半分を占めるようにする。そして、処理ステップ
においては、上述した像反転操作を走査された情報に対
して実施する。この走査によって走査された像が反転さ
れる(または像をX2 軸に対して180度回転させ
る)。このようにしてから、処理された情報を、X線フ
ィルム下端部の幅方向約半分のところに事前に用意され
た未感光領域に、正読取および正配置されるようにして
写す。
【0074】上述の記載から示唆される本発明にもとづ
く利益を当業者は享受することができるが、もちろん上
述の記載に限定されることなく本発明の範囲を越えるこ
となく数々の変形例が可能である。
【0075】なお、この明細書に記載された事項の一部
分に米国での著作権保護に係わる構成要素が含まれてい
る。そのような著作権の所有者は、米国特許庁において
発行された特許関連ファイルまたは記録として本明発明
の出願に係わる書類のいずれにおいても、ファクスミリ
により複写されることには異論はないが、これ以外の目
的で複写することは禁ずる。
【0076】
【発明の効果】以上のように、本発明にもとづく患者情
報をフィルム上に写すための装置は、患者情報カードか
ら入力情報を走査するための走査装置と、この走査装置
に接続された入力情報を処理して出力情報とすることが
可能な電子制御システムと、そしてこの電子制御システ
ムに接続しかつフィルム上に事前に形成された未感光領
域へ出力情報の像を写すためのカメラ装置とが設けれた
アセンブリおよび装置またはこのようなアセンブリおよ
び装置を用いたものなので、患者に関する入力情報を走
査し、それをフィルム上に写すことが可能でありかつ読
み取り易い像を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】光用フィルム取扱装置を単純化して概略的に図
示した断面図であって、ここでは本発明にもとづく電子
患者情報イメージングアセンブリも含まれて概略的に図
示されている。
【図2】電子患者情報イメージングアセンブリの透視図
で、走査装置、カメラ装置および電子制御システムが互
いに分離されている。
【図3】走査装置の拡大図で、万能型カード保持手段、
並進運動機構、光源、第一レンズアセンブリおよび感知
手段が互いに分離されて図示されている。
【図4】複数の患者情報カードが概略的に図示されてお
り、またどのようしてそれらのカードが万能型カード保
持手段に挿入されるか示されている。
【図5】操作者側から見た万能型カード保持手段の透視
図である。
【図6】操作者側から見た万能型カード保持手段の拡大
透視図である。
【図7】陰極線管アセンブリ、第二レンズアセンブリお
よび反射器を含むカメラ装置の拡大された部分分解図で
ある。
【図8】第二レンズセンブリと反射器の拡大された部
分分解図である。
【図9】第二レンズアセンブリの断面図である。
【図10】電子制御システムと通して走査装置の走査ア
センブリによって発生したシグナルのCRTアセンブリ
への流れを示す機能的ブロック図である。
【図11】本発明にもとづいてX線を照射してX線フィ
ルムを感光させるステップにおいて、患者がX線源に背
を向けた状態でX線写真を撮影するプロセスを説明する
ための図である。
【図12】本発明にもとづいてX線を照射してX線フィ
ルムを感光させるステップにおいて患者がX線源に顔を
向けた状態でX線写真を撮影するプロセスを説明するた
めの図である。
【図13】本発明にもとづいてX線を照射してX線フィ
ルムを感光させるステップにおいて、X線フィルムの下
端部近傍幅方向半分のところに事前に形成された未感光
領域へ患者情報の像を写すことを説明するための図であ
る。
【符号の説明】 10 昼光用フィルム自動取扱装置 12 フィルム中間貯蔵手段 14 エントランス・スロット 16 供給トレイ 18 ニップローラー 20 ローラー 22 カセット開閉装置ーム 26 真空駆動式搬送リフト 30 方向転換装置 31 分配スロット 32 コンソール 33 第一ベルト 34 フィルム貯蔵マガジン 35 ローラー 36 シュート 37 ローラー 38 ニップローラー 39 第二エンドレスベルト 40 フィードトレイ 42 処理機 100 患者情報イメージングアセンブリ 102 走査装置 104 カメラ装置 106 電子制御システム 107 第一プリント回路板 108 万能型カード保持手段 109 第二プリント回路板 110 トラック 112 光源 114 第一レンズアセンブリ 116 センサーアセンブリ(感知手段) 118 カードウインドウフレーム 120 カードホルダー 122 スロット 124 弾性部材 126 通路 128 センサー 131 第一合端面 132 第二合端面 133 第三合端面 134 第四合端面 135 第五合端面 136 第六合端面 137 第七合端面 141 標準デュポンデイライト(商標)患者IDカー
ド 142 IBM患者IDパンチカード 143 イーストマンコダック暗室患者IDカード 144 患者情報カード 147 第一側面の縁 148 第二側面の縁 149 走査領域 150 第一端部の縁 152 右側の縁 154 走査領域 156 第一端部の縁 162 直線状球体滑走部 164 外側滑走部分 166 内側滑走部分 168 第一ブラケット 170 走査装置用フレーム 172 フロントドアパネル 174 歯板 175 システムメインフレーム 176 ステッパー電動機アセンブリ 177 センサー 180 直線状アレイ(LEDアレイ) 182 棒状支持体 192 オペレーターインターフェイス 194 固定カードホルダー 196 マニュアル走査制御ボタン 198 トグルスイッチ 199 ライト(発光ダイオード) 200 カバー 202 シールド部材 204 CRTアセンブリ 205 CRTデイスプレイ 206 支持板 208 支持板 214 第二シールド部材 216 第三管状シールド部材 218 プレート 220 オプテイカル・ウインドウ 224 支持体 226 第二レンズアセンブリ 228 ミラー 230 スナップリング 232 ミラーホルダー 236 ねじ 240 内部二重レンズ 242 レンズスペーサー 244 後部二重レンズ 246 ハウジング 248 レンズ保持手段 250 アパーチャストップ 252 中央演算処理装置(CPU) 256 等速呼出記憶装置(RAM) 259 読み取り/書き込み線 261 読取専用記憶装置(ROM) 264 ビデオコントローラー 268 マニュアルリセットボタン 270 ウオッチドッグ・タイマー回路 272 ステップ電動機制御装置 274 ラッチ 276 インターフェイスコネクター 300 X線写真 302 X線フィルムシート 304 X線増感スクリーン 306 カセット
【外1】
【外2】
【外3】
【外4】
【外5】
【外6】
【外7】
【外8】
【外9】
【外10】
【外11】
【外12】
【外13】
【外14】
【外15】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−43389(JP,A) 特開 昭64−72132(JP,A) 特開 昭59−35275(JP,A) 実開 昭58−142760(JP,U) 実開 昭54−22431(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61B 6/00

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走査装置によって走査されるべき患者情
    が含まれた大きさが異なる複数の前記患者情報カード
    のいずれかを保持するための万能型カード保持装置にお
    いて、 該万能型カード保持装置は、ウインドウフレームと、カ
    ードホルダーと、弾性部材とを有するもので、 前記ウインドウフレームは、挿入されたカード上の走査
    されるべき患者情報を操作者によって検証するためのも
    のであり、かつ走査装置によってそれが走査されるため
    のウインドウの範囲を限定し、 前記カードホルダーは、前記カードウインドウフレーム
    上に設けられ、かつ前記カードを挿入するために前記カ
    ードホルダーと前記カードウインドウとの間のスロット
    の範囲を限定し、さらに前記カードホルダーには、前記
    スロットへ挿入された前記カードの縁が接触する第一合
    端面と、第二合端面と、第三合端面と、第四合端面と、
    第五合端面と、第六合端面と、そして第七合端面とが形
    成されており、 前記第一合端面と前記第二合端面とは互いに平行かつ第
    一距離d だけ離間し、前記第三合端面と前記第四合
    端面とは互いに平行しかつ前記第一合端面および前記第
    二合端面と平行で、また前記第一距離d よりも狭い
    距離からなる第二距離d だけ離間し、 前記第五合端面は、前記第一ないし第四合端面に対して
    垂直であり、かつ前記第三合端面および前記第四合端面
    の第一端部と接続し、 前記第六合端面は、前記第一ないし第四合端面に対して
    垂直であり、かつ前記第一合端面の内側端部と前記第三
    合端面の第二端部とに相互連結し、 前記第七合端面は、前記第一ないし第四合端面に対して
    垂直であり、かつ前記第二合端面の内側端部と前記第四
    合端面の第二端部とに相互連結し、そして前記第六合端
    面と前記第七合端面とは同一平面上にあり、さらに前記
    弾性部材は、前記スロット内にありかつ前記カードホル
    ダーに対向した位置に挿入された前記カードを保持する
    ことを特徴とする万能型カード保持装置。
  2. 【請求項2】 患者情報カードから入力情報を走査する
    ための走査装置において、 前記走査装置によって走査されるべき患者情報が含まれ
    た大きさが異なる複数の前記患者情報カードのいずれで
    も保持するための請求項1に記載の万能型カード保持
    と、 万能型カード保持装置の一部分を走査線を通り越して
    動かすための直線状並進運動機構と、 前記走査線を照らすための光源と、 反射された線分へ走査線の走査部分の反射された像の焦
    点を合わせるための第一レンズアセンブリと、 前記反射された線分を検出して、前記走査部分上の情報
    を表す電気的信号を発生するためのセンサーアセンブリ
    とからからなることを特徴とする走査装置。
  3. 【請求項3】 一枚のフィルムが入っており、かつ閉じ
    られているカセットを最初のステーションへ搬送するた
    めの初期搬送機構と、前記最初の取扱ステーションに前
    記カセットが置かれるやいなや前記カセットの開閉操作
    を実行するカセット開閉装置と、開かれた前記カセット
    から前記フィルムを持ち上げて患者の識別を行うステー
    ションおよびそれに続くステーションへ前記フィルムを
    搬送する真空駆動式搬送リフト装置と、前記患者の識別
    を行うステーションにおいて前記フィルム上に形成され
    た事前に未感光とされた領域へ患者情報の像を写す患者
    情報イメージングアセンブリと、そして前記最初の搬送
    機構、前記カセット開閉装置、前記真空駆動式搬送リフ
    ト装置、そして前記患者識別ステーションをすっぽりと
    つつみ、かつ実質的に光が遮断されたハウジングとから
    り、請求項2に記載の走査装置を覆う昼光用フィルム
    自動取扱装置において、 前記患者に関する情報の像を電子的に写すための組立部
    品である患者情報イメージングアセンブリは、 患者情報カードから入力情報を走査するための走査装置
    と、 前記走査装置に接続され、かつ走査された前記入力情報
    を処理して出力情報とすることが可能な電子制御装置
    と、そして前記電子制御装置に接続し、かつ前記フィル
    ム上に形成された前記事前に未感光とされた領域へ前記
    出力された情報の像を写すためのカメラ装置とからなる
    ことを特徴とする昼光用フィルム自動取扱装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の昼光用フィルム自動取扱
    装置において、 電子式患者情報イメージングアセンブリは、前記万能型
    カード保持装置がそれの完全に外側方向へ延伸した位置
    あるいはホームポジションにある場合に操作者がウイン
    ドウを通して走査されるべき領域を見ることが可能な観
    察用のくぼんだ部分を有するドアパネルが設けられたハ
    ウジングを有することを特徴とする昼光用フィルム自動
    取扱装置。
  5. 【請求項5】 大きさが異なる複数の前記患者情報カー
    ドのいずれかからの入力情報を走査する走査装置からな
    る請求項3又は4に記載の昼光用フィルム自動取扱装置
    において、前記走査装置が、 走査装置によって走査される患者情報が含まれた患者
    IDカードがどのような大きさのものであってもそれを
    保持する万能型カード保持装置と、 前記万能型カード保持装置が、走査線を通り越して移動
    するために前記万能型カード保持装置に接続された直線
    状並進運動機構と、 前記走査線を照らす光源と、 反射された線分へ前記走査線の走査部分の反射された像
    の焦点を合わせるための第一レンズアセンブリと、 反射された線分を検出して、前記走査部分上の情報を表
    す電気的信号を発生するためのセンサーアセンブリと
    有し、さらに、 前記電子制御装置は、前記走査装置に接続し、かつ走査
    された前記入力情報を処理して前記出力情報とすること
    が可能なものであり、 前記カメラ装置は、電子制御装置に接続され、かつフイ
    ルムの事前に感光されていない領域上へ出力情報の像を
    写すためのもので、このカメラ装置には、 湾曲場陰極線管デイスプレイ装置を有する陰極線管と、 前記陰極線管デイスプレイ装置からフィルムへ被写体の
    像を合わせるためのリレーレンズアセンブリを有する第
    二レンズアセンブリと、 前記第二レンズアセンブリからフィルム上へ像を導く反
    射器とが設けられていることを特徴とする昼光用フィル
    ム自動取扱装置。
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