JP3337601B2 - バンドパスフィルタ - Google Patents

バンドパスフィルタ

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JP3337601B2
JP3337601B2 JP32820895A JP32820895A JP3337601B2 JP 3337601 B2 JP3337601 B2 JP 3337601B2 JP 32820895 A JP32820895 A JP 32820895A JP 32820895 A JP32820895 A JP 32820895A JP 3337601 B2 JP3337601 B2 JP 3337601B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、入力される交流信
号の中から所定の高周波信号のみを選択的に出力するバ
ンドパスフィルタに関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】従来
から、能動素子や受動素子を用いて構成される各種のバ
ンドパスフィルタが知られている。特に、数百MHzあ
るいはそれ以上の高周波信号を通過させるバンドパスフ
ィルタは、オペアンプを使ったアクティブフィルタやL
C共振フィルタによって実現することは難しく、弾性表
面波(SAW)フィルタやマイクロストリップフィルタ
が用いられている。
【0003】ところで、上述した弾性表面波フィルタや
マイクロストリップフィルタは、いずれも基板上に所定
の形状を有する複数の電極を形成し、この電極の形状や
間隔を調整することにより所望の周波数特性を実現して
いる。したがって、通過中心周波数は電極の形状等によ
り決まっており、周波数を可変するような用途には適し
ていなかった。また、弾性表面波の伝搬等を利用してい
るためこのようなフィルタを集積回路の一部として組み
込んで構成することができなかった。
【0004】本発明は、このような点に鑑みて創作され
たものであり、その目的は周波数特性を可変することが
でき、しかも集積化が可能であって、所望の高周波信号
のみを通過させることができるバンドパスフィルタを提
供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、請求項1のバンドパスフィルタは、交流信号が
入力される第1のインバータ回路と、前記第1のインバ
ータ回路の入出力端子間に並列接続されたインダクタ
と、一方端が前記第1のインバータ回路と前記インダク
タとの接続点に接続され、他方端が接地された可変容量
素子とを備えることを特徴とする。
【0006】請求項2のバンドパスフィルタは、請求項
1において、前記第1のインバータ回路の入力端子に接
続された入力抵抗と、前記第?期インバータ回路の出力
端子に接続された第2のインバータ回路をさらに備えて
おり、前記入力抵抗を介して前記交流信号が入力される
とともに、前記第2のインバータ回路を介して出力を取
り出すことを特徴とする。
【0007】請求項3のバンドパスフィルタは、請求項
1または2において、前記第1のインバータ回路の入出
力端子間にキャパシタを並列接続したことを特徴とす
る。
【0008】請求項4のバンドパスフィルタは、請求項
3において、前記キャパシタを複数個備えており、前記
第1のインバータ回路に並列接続する前記キャパシタを
選択的に切り換えることを特徴とする。
【0009】請求項5のバンドパスフィルタは、請求項
4において、前記複数のキャパシタのそれぞれに直列接
続された複数のスイッチと、前記スイッチのオンオフ状
態を切り換える制御信号を出力するアナログ−デジタル
変換回路をさらに備えており、所定のアナログ制御信号
を前記アナログ−デジタル変換回路に入力することによ
り前記複数のキャパシタの選択的な切り換えを行うこと
を特徴とする。
【0010】請求項6のバンドパスフィルタは、請求項
1〜5のいずれかにおいて、前記第1あるいは第2のイ
ンバータ回路の出力に対して、所定の振幅以上の信号を
通過させ、それ以下の信号を遮断する減衰回路をさらに
備えており、通過中心周波数近傍の信号のみを出力する
ことを特徴とする。
【0011】請求項7のバンドパスフィルタは、請求項
1〜6のいずれかにおいて、構成部品を半導体基板上に
一体形成したことを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明のバンドパスフィル
タを適用した一の実施形態について、図面を参照しなが
ら具体的に説明する。
【0013】〔第1の実施形態〕図1は、第1の実施形
態のバンドパスフィルタの構成を示す回路図である。同
図に示すバンドパスフィルタ1は、入力抵抗となる抵抗
10と、縦続接続された2つのインバータ回路12およ
び14と、前段のインバータ回路12に並列接続された
フィードバック・インダクタ16と、一方端が接地され
他方端がインバータ回路12の入力端に接続された可変
容量素子18とを含んで構成されている。
【0014】インバータ回路12、14のそれぞれは、
通常はデジタル信号が入力され、この入力信号の論理を
反転して出力するものであるが、本発明においては前段
のインバータ回路12は遅延素子として、後段のインバ
ータ回路14はバッファとして用いており、いずれもア
ナログ素子として動作させている。例えば、CMOSイ
ンバータ回路が用いられている。
【0015】可変容量素子18は、可変容量ダイオード
あるいはゲート電圧可変によりゲート容量が変更可能な
FETにより実現される。可変容量ダイオードを集積回
路の一部として形成する場合には、半導体基板上にpn
接合層を形成してこのpn接合層に逆バイアス電圧を印
加することにより可変容量ダイオードとして動作させる
ことができる。また、ゲート容量可変のFETを集積回
路の一部として形成する場合には、半導体基板上に例え
ばMOS−FETを形成し、ソース・ドレイン間のチャ
ネルとサブストレートとの間の静電容量をゲート電圧に
応じて変化させることにより実現することができる。ま
た、インダクタ16は、集積回路の一部として形成する
場合には、半導体基板上に渦巻き形状の導体を形成すれ
ばよい。
【0016】このような構成を有する本実施形態のバン
ドパスフィルタ1において、抵抗10を介して交流信号
が入力されると、前段のインバータ回路12では回路構
成によって決まる所定の時間だけこの交流信号を遅延さ
せるとともに反転した信号を出力する。インバータ回路
12の出力は、フィードバック・インダクタ16を介し
てこのインバータ回路12自身の入力側に帰還されてお
り、インダクタ16によってインバータ回路12の出力
をさらに遅延した信号がインバータ回路12の入力に加
算される。
【0017】上述したインバータ回路12およびインダ
クタ16によって閉ループが形成されており、抵抗10
を介して入力される信号とインダクタ16を介して帰還
される信号とが加算され、この加算された結果がインバ
ータ回路12の出力となっている。そして、抵抗10を
介して入力される信号とインダクタ16を介して帰還さ
れる信号の位相が一致したときにインバータ回路12の
出力振幅が最大となり、それ以外ではインバータ回路1
2の出力振幅が減衰する。後段のインバータ回路14で
は、この前段のインバータ回路12の出力をさらに増幅
して出力する。
【0018】このように、前段のインバータ回路12か
ら出力される信号には周波数依存性があるため、図1に
示す構成は所定の高周波成分のみを通過させるバンドパ
スフィルタとして動作することができる。また、インダ
クタ16の一方端に接続された可変容量素子18の静電
容量を可変することにより、インダクタ16を介した信
号の遅延時間を変化させることができるため、通過させ
る中心周波数を変えることができる。
【0019】また、図1に示したバンドパスフィルタ1
は、どの構成部品も半導体基板上に集積回路として一体
形成することができ、その際の周波数特性のばらつきは
可変容量素子18の静電容量を可変することで調整する
ことができる。
【0020】図2は、図1に示したバンドパスフィルタ
1の特性図である。横軸は周波数を、縦軸は出力信号の
強度をそれぞれ示している。一例として、抵抗10が5
kΩ、インダクタ16のインダクタンスが18nHであ
り、可変容量素子18の静電容量を3段階変化させた場
合の周波数特性が示されている。
【0021】特性曲線Aは、可変容量素子18の静電容
量を0pFに設定した場合、すなわち可変容量素子18
を取り除いた場合のシミュレーション結果であり、通過
中心周波数が約2GHzとなっている。約2GHz以上
の高周波領域では急激に出力信号の強度が低下するの
は、インバータ回路12の動作限界速度以上の信号を通
過させることができないためであると考えられる。
【0022】同様に、特性曲線Bは、可変容量素子18
の静電容量を1pFに設定した場合のシミュレーション
結果であり、通過中心周波数が約1.4GHzとなって
いる。特性曲線Cは、可変容量素子18の静電容量を5
pFに設定した場合のシミュレーション結果であり、通
過中心周波数が約1.2GHzとなっている。
【0023】このように、図1に示した構成は、所定の
高周波信号のみを通過させるバンドパスフィルタとして
動作しており、しかも可変容量素子18の静電容量を可
変することにより、その通過中心周波数を変えることが
できる。特に、図1に示した各構成素子は集積化が可能
であり、集積化した際に生じる特性のばらつきは可変容
量素子18の静電容量を変更することにより調整するこ
とができる。
【0024】〔第2の実施形態〕図3は、第2の実施形
態のバンドパスフィルタの構成を示す回路図である。同
図に示すバンドパスフィルタ2は、入力抵抗となる抵抗
10と、直列に接続された2つのインバータ回路12お
よび14と、前段のインバータ回路12に並列接続され
たフィードバック・インダクタ16と、一方端が接地さ
れ他方端がインバータ回路12の入力端に接続された可
変容量素子18と、前段のインバータ回路12に並列接
続されたミラー・キャパシタ20とを含んで構成されて
いる。図1に示したバンドパスフィルタ1に対して、前
段のインバータ回路12に並列にミラー・キャパシタ2
0を追加した点が異なっている。
【0025】上述したミラー・キャパシタ20は、ミラ
ー効果によって前段のインバータ回路12の動作を遅ら
す効果があり、インバータ回路12による遅延時間がイ
ンバータ回路12単独の場合に比べると等価的に長くな
る。したがって、ミラー・キャパシタを追加することに
より、バンドパスフィルタ2全体の通過中心周波数を低
周波側に変化させることができる。
【0026】図4は、図3に示したバンドパスフィルタ
2の特性図である。横軸は周波数を、縦軸は出力信号の
強度をそれぞれ示している。一例として、抵抗10が5
kΩ、インダクタ16のインダクタンスが18nH、可
変容量素子18の静電容量が1pFであって、ミラー・
キャパシタ20の有無による周波数特性の違いが示され
ている。
【0027】特性曲線Aは、ミラー・キャパシタ20の
静電容量を0pFに設定した場合、すなわちミラー・キ
ャパシタ20がない場合のシミュレーション結果であ
り、通過中心周波数が約1.4GHzとなっている。こ
れに対し、特性曲線Bはミラー・キャパシタ20の静電
容量を1pFに設定した場合のシミュレーション結果で
あり、通過中心周波数が約1GHzとなっている。
【0028】このように、小さなミラー・キャパシタ2
0を追加するだけで、通過中心周波数を大きく変えるこ
とができる。
【0029】図5は、第2の実施形態のバンドパスフィ
ルタの変形例を示す回路図である。同図に示すバンドパ
スフィルタ3は、図3に示したバンドパスフィルタ2に
対して、ミラー・キャパシタ20を任意に切り換え可能
な複数のミラー・キャパシタに置き換えるとともに、そ
の切り換えをA/Dコンバータによって行っている点が
異なっている。
【0030】図5に示すバンドパスフィルタ3は、静電
容量が異なる複数の(例えば4個の)ミラー・キャパシ
タを有しており、各キャパシタの両端にはMOS−FE
Tによるスイッチが直列接続されている。また、各MO
S−FETによるスイッチング動作は、A/Dコンバー
タ22によって制御されており、一対となる2個のスイ
ッチがオン状態となって、これら2個のスイッチに挟ま
れた1つのミラー・キャパシタのみがインバータ回路1
2に並列接続されるようになっている。
【0031】したがって、A/Dコンバータ22に入力
するアナログ電圧を変更することにより、択一的に選択
されるミラー・キャパシタを切り換えることができ、バ
ンドパスフィルタ3の通過中心周波数を変更することが
できる。なお、ミラー・キャパシタを択一的に選択する
のではなく、同時に複数個選択してその組み合わせを切
り換えるようにしてもよい。
【0032】また、インダクタ16の一方端に接続され
た可変容量素子18の静電容量を変えることによっても
通過中心周波数が変わるため、例えばミラー・キャパシ
タの静電容量を切り換えることにより階段状の変更を行
うとともに可変容量素子18の静電容量を連続的に変え
ることにより、周波数の可変範囲をさらに広げることが
できる。
【0033】また、図3あるいは図5に示したバンドパ
スフィルタ2、3は、どの構成部品も半導体基板上に一
体形成して集積回路として形成することができ、その際
の周波数特性のばらつきは可変容量素子18の静電容量
を可変することで調整することができる。
【0034】なお、図3に示したミラー・キャパシタ2
0も可変容量素子によって構成することも考えられる
が、この可変容量素子を半導体基板上に形成すると、こ
れに付随して発生する浮遊容量が大きいため、ミラー・
キャパシタ20の静電容量を可変した効果が小さくな
る。そのため、集積回路として形成する場合には、図5
に示したように静電容量が固定の複数のミラー・キャパ
シタを用意し、これを任意に切り換える方がよい。
【0035】ところで、図2あるいは図4からわかるよ
うに、バンドパスフィルタ1あるいは2の特性曲線は、
通過中心周波数近傍とその周辺の減衰領域とでは約20
dB程度の差がある。したがって、この差を20dB以
上に設定するには何らかの工夫が必要であり、その1つ
にバンドパスフィルタ1等の出力側に減衰回路を接続す
る方法がある。
【0036】図6は、上述した減衰回路の一例を示す回
路図である。同図に示す減衰回路5は、入力される信号
に対して所定の増幅を行うバッファ30と、逆極性とな
るように並列接続された2つのダイオード32、34
と、抵抗36とを含んで構成されている。
【0037】例えば2つのダイオード32、34の順方
向電圧を0.6Vとすると、バッファ30から出力され
る信号振幅の絶対値が0.6V以下の場合には、この減
衰回路5の出力端には電圧が現れない。反対に、バッフ
ァ30から出力される信号振幅の絶対値が0.6V以上
の場合には、バッファ30の出力電圧の絶対値から0.
6Vを差し引いた電圧が減衰回路5の出力端に現れる。
【0038】このように、減衰回路5は所定の振幅以上
の信号のみを通過させ、所定の振幅以下の信号は遮断す
るため、バッファ30の利得を調整して図2等に示す通
過中心周波数近傍の振幅が大きな信号のみを通過させる
ことにより、それ以外の周波数領域での減衰量を大きく
設定することができる。
【0039】図7は、減衰回路の他の例を示す回路図で
ある。同図に示す減衰回路6は、入力される信号に対し
て所定の増幅を行うバッファ30と、抵抗44とともに
ソースホロワ回路を構成する2つのMOS−FET40
および42とを含んで構成されている。
【0040】例えば、一方のFET40をnチャネル型
で構成するとともにドレインを所定の正電源Vddに接続
し、他方のFET42をpチャネル型で構成するととも
にドレインを所定の負電源−Vssに接続する。
【0041】図8は、図7に示した減衰回路6の特性を
示す図である。同図の横軸は減衰回路の入力電圧Vin
を、縦軸は出力電圧Vout をそれぞれ示している。入力
電圧Vinが所定の正電圧より高くなると、一方のFET
40のソース・ドレイン間に電流が流れるため出力電圧
Vout が入力電圧Vinに応じて高くなる。反対に、入力
電圧Vinが所定の負電圧より低くなると、他方のFET
42のソース・ドレイン間に電流が流れるため出力電圧
Vout が入力電圧Vinに応じて低くなる。したがって、
減衰回路6は図8に斜線で示す範囲内の振幅を有する電
圧を遮断し、それより大きな振幅を有する信号のみを通
過させる。このような入出力信号間の関係は、図6に示
した減衰回路5と全く同じであるため、バッファ30の
利得を調整して図2等に示す通過中心周波数近傍の振幅
が大きな信号のみを通過させることにより、それ以外の
周波数領域での減衰量を大きく設定することができる。
【0042】なお、図7に示した減衰回路6ではソース
ホロワ回路を用いたが、エミッタホロワ回路を用いて減
衰回路を構成してもよい。特に、エミッタホロワ回路の
場合には、入出力電圧の差がpn接合の順方向電圧とな
るため、図6に示した減衰回路5と全く等価な減衰回路
を構成することができる。
【0043】また、上述した各種のバンドパスフィルタ
1、2、3は、入力抵抗10を介して信号を入力してい
るが、この入力抵抗10の抵抗値を変えることにより通
過帯域幅、すなわちバンドパスフィルタのQを変えるこ
とができる。
【0044】
【発明の効果】上述したように本発明によれば、所定の
高周波成分のみを通過させることができ、しかも通過さ
せる中心周波数を変えることができる。また、どの構成
部品も半導体基板上に一体形成して集積回路として形成
することができ、その際の周波数特性のばらつきは可変
容量素子の静電容量を可変することで調整することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態のバンドパスフィルタの構成を
示す回路図である。
【図2】図1に示したバンドパスフィルタの特性図であ
る。
【図3】第2の実施形態のバンドパスフィルタの構成を
示す回路図である。
【図4】図3に示したバンドパスフィルタの特性図であ
る。
【図5】第2の実施形態のバンドパスフィルタの変形例
を示す回路図である。
【図6】減衰回路の一例を示す回路図である。
【図7】減衰回路の他の例を示す回路図である。
【図8】図7に示した減衰回路の特性を示す図である。
【符号の説明】
1 バンドパスフィルタ 10 抵抗 12、14 インバータ回路 16 インダクタ 18 可変容量素子

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交流信号が入力される第1のインバータ
    回路と、 前記第1のインバータ回路の入出力端子間に並列接続さ
    れたインダクタと、 一方端が前記第1のインバータ回路と前記インダクタと
    の接続点に接続され、他方端が接地された可変容量素子
    と、 を備えることを特徴とするバンドパスフィルタ。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記第1のインバータ回路の入力端子に接続された入力
    抵抗と、前記第1のインバータ回路の出力端子に接続さ
    れた第2のインバータ回路をさらに備えており、前記入
    力抵抗を介して前記交流信号が入力されるとともに、前
    記第2のインバータ回路を介して出力を取り出すことを
    特徴とするバンドパスフィルタ。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、 前記第1のインバータ回路の入出力端子間にキャパシタ
    を並列接続したことを特徴とするバンドパスフィルタ。
  4. 【請求項4】 請求項3において、 前記キャパシタを複数個備えており、前記第1のインバ
    ータ回路に並列接続する前記キャパシタを選択的に切り
    換えることを特徴とするバンドパスフィルタ。
  5. 【請求項5】 請求項4において、 前記複数のキャパシタのそれぞれに直列接続された複数
    のスイッチと、前記スイッチのオンオフ状態を切り換え
    る制御信号を出力するアナログ−デジタル変換回路をさ
    らに備えており、所定のアナログ制御信号を前記アナロ
    グ−デジタル変換回路に入力することにより前記複数の
    キャパシタの選択的な切り換えを行うことを特徴とする
    バンドパスフィルタ。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれかにおいて、 前記第1あるいは第2のインバータ回路の出力に対し
    て、所定の振幅以上の信号を通過させ、それ以下の信号
    を遮断する減衰回路をさらに備えており、通過中心周波
    数近傍の信号のみを出力することを特徴とするバンドパ
    スフィルタ。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6のいずれかにおいて、 構成部品を半導体基板上に一体形成したことを特徴とす
    るバンドパスフィルタ。
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