JP3336535B2 - 選択的めっき用組成物及び方法 - Google Patents

選択的めっき用組成物及び方法

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JP3336535B2
JP3336535B2 JP22500295A JP22500295A JP3336535B2 JP 3336535 B2 JP3336535 B2 JP 3336535B2 JP 22500295 A JP22500295 A JP 22500295A JP 22500295 A JP22500295 A JP 22500295A JP 3336535 B2 JP3336535 B2 JP 3336535B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は金属デポジットの自
触媒付着のために表面を活性化するための組成物と方法
に関する。本発明は印刷回路板の銅表面を無電解ニッケ
ル−リンめっきのために選択的に活性化するのに特に有
用なものである。
【0002】
【従来の技術】種々のタイプの表面をパラジウム、金、
銀等の貴金属を含有する溶液又はコロイドで活性化する
ことは周知である。最も基本的な活性化剤は水溶液の形
の貴金属、特にパラジウムから本質的になるものであ
る。このタイプの典型的な活性化組成物は塩化パラジウ
ム、塩化ナトリウム及び塩酸の水溶液からなっている。
活性化すべき表面は単にこの活性化組成物に浸漬し、洗
い、次いで無電解的にめっきされていた。このタイプの
活性化組成物は今日でも用いられている。
【0003】次の世代の活性化剤系は2連続工程からな
っている。第1工程は第1スズイオン等のIV族金属イオ
ン還元剤の溶液を活性化すべき表面に付与してこの還元
金属イオンのフィルムを形成するものである。第2工程
は貴金属の水溶液を付与するものである。それにより最
初のIV族金属イオン還元剤が貴金属イオンを還元して表
面上でゼロ価の状態にする。この表面を次いで無電解め
っきする。
【0004】活性化におけるより最近の進歩は上記の2
工程活性化を1工程にするものである。これらの1工程
活性化剤は主としてスズ−パラジウムコロイドからなっ
ている。これらのスズ−パラジウムコロイド状活性化剤
の最近の進歩は米国特許第4,863,758号に記載
されている。
【0005】これらの従来の活性化剤は、それぞれの性
質に関係なく、種々の表面を無秩序に活性化するという
共通した少なくとも1つの特性をもっている。このこと
は特に印刷回路板分野では真実である。これらの活性化
剤は、引き続いての無電解金属めっき用に、印刷回路板
の金属表面とプラスチック(通常、エポキシ−ガラス)
表面の両方を広範に活性化するために用いられている。
これらの活性化剤組成物は両方のタイプの表面を無秩序
に活性化するが、多くの場合この無秩序活性化は印刷回
路板の製造では困難さ及び/又は非効率をもたらす。特
に、ある場合には、印刷回路板の金属表面(通常銅又は
ニッケル)は活性化するが、プラスチック表面は活性化
せず、それによりプラスチック表面に対向する金属表面
に選択的なめっきを行えるようにすることが望ましい。
【0006】これは回路板表面の主要部をはんだマスク
でカバーした後の回路板の露出領域のめっきにおいて特
にいえることである(はんだマスクについては米国特許
第5,296,334号に議論されている)。通常この
時点で回路板の製造はほぼ完了する。回路板とスルーホ
ール(存在する場合)が境界付けされめっきされそして
回路板自体がはんだマスクの永久層でコートされてい
る。はんだマスクは通常、ホール、バイアス、パッド、
タブ、ランド及び他の接続領域(「接続領域」と総称)
を除き、回路板の全領域をカバーする。接続領域は通常
銅又はニッケル領域であり、引き続いてそれに接続すべ
き構成部品への接続用に露出される。これらの銅接続領
域はそのはんだ性又は他のタイプの接続を確実に行う特
性を保護するか又は促進させるためのさらなる処理を必
要とする。
【0007】これらの領域のいくつかの処理方法が既に
提案されている。その一つは米国特許第5,160,5
79号に開示されているように、これらの領域をめっき
でコーティング又はプレコーティングするものである。
別の提案は米国特許第5,173,130号に記載され
ているように、種々の有機予備融剤又は抗腐食剤で銅表
面を処理するものである。しかしながら今日までのとこ
ろ、これらの接続領域を処理する最も一般的な方法は、
通常ニッケルのような金属からなるバリヤ層で銅をめっ
き被覆し、次いで金、パラジウム又はロジウム等の貴金
属で2次めっき被覆する方法(通常「ニッケル−金プロ
セス」と称する)である。これらの方法は米国特許第
4,940,181号及び5,235,139号に詳し
く説明されている。
【0008】ニッケル−金プロセスにおける困難性の1
つは銅表面が用いる無電解ニッケル−リン浴に対し触媒
作用をもたないことである。米国特許第5,235,1
39号はニッケル−リン浴に対し表面が触媒作用を示す
ようにニッケル−リン被覆の前にニッケル−ホウ素を用
いることを教示している。この方法は広く用いられてい
るが、別途の活性化工程がない場合に、ときどき被覆が
不完全になるため更なる改良が望まれる。
【0009】無電解ニッケル−リンの受入れのために種
々のパラジウム又は貴金属活性剤が銅表面を活性化する
が、めっきすることが望ましくない回路板の別の領域も
無秩序に活性化してしまうという問題点がある。
【0010】
【発明が解決すべき課題】本発明はこの問題を解決する
ものであり、銅表面を選択的に活性化しそれにより余分
なめっきを最小化するか又は排除する活性化剤を提供す
るものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は金属デポジット
の自触媒付着のための表面活性化用組成物と方法を提供
する。本発明はまたある種の表面を選択的に活性化し他
の表面を活性化しない組成物と方法を提供する。本発明
は印刷回路板の銅表面を無電解ニッケル−リンめっきの
ために選択的に活性化するのに特に有用である。
【0012】本発明は活性化剤溶液へのイミダゾール又
はイミダゾール誘導体の添加を提供する。本発明におけ
るイミダゾール及びイミダゾール誘導なる用語は次式の
イミダゾール自身とその誘導体を意味する。
【0013】
【化4】
【0014】但しR1 、R2 、R3 及びR4 は置換又は
非置換アルキル基、置換又は非置換アリール基、ハロゲ
ン、ニトロ基及び水素からなる群から独立に選ばれる。
【0015】この活性化剤溶液は溶液又はコロイド形状
のパラジウム、金、ロジウム及び他の貴金属を含む溶液
のような貴金属活性化剤溶液を包含する。活性化剤溶液
はまた溶液又はコロイド形状の銅、スズ又は他の非貴金
属等の非貴金属活性化剤溶液も包含する。
【0016】本発明により、種々の活性化剤系へのイミ
ダゾール又はイミダゾール誘導体の添加が他の表面の望
ましくない活性化又はめっきなしにまた活性化剤の他の
性質への重大な悪影響なしに、ある表面の選択的な活性
化を促進することが判明した。それ故本発明は望ましく
ない領域を活性化又はめっきすることなく無電解ニッケ
ル−リンめっきを受け入れるように印刷回路板のある銅
領域を活性化するのに特に有用である。
【0017】本発明はある種の金属表面近くの他の表面
を活性化させずある種の金属表面をめっき用に選択的に
活性化するに有用な新規組成物と方法を提供する。特に
本発明は印刷回路板の銅表面、特に接続領域を、めっき
のために、特に無電解ニッケル−リンでのめっきのため
に選択的に活性化し、はんだマスク表面等の他のプラス
チック表面は同時に活性化させないために有用なもので
ある。それ故本発明は境界を規定した活性化及びめっき
をもたらす。
【0018】本発明は活性化剤溶液へのイミダゾール及
びイミダゾール誘導体の添加を提案する。イミダゾール
及び/又はイミダゾール誘導体添加は、イミダゾール又
はイミダゾール誘導体を添加しない場合に全表面を無秩
序に活性化する活性化剤による所望表面の選択的活性化
を促進する。それ故、イミダゾール又はイミダゾール誘
導体の添加は他の性質を損なうことなく活性化に対し望
ましい選択性を付加するものである。
【0019】本発明で有用なイミダゾール又はイミダゾ
ール誘導体は通常次の構造式をもつ。
【0020】
【化5】
【0021】但しR1 、R2 、R3 及びR4 は置換又は
非置換アルキル基、置換又は非置換アリール基、ハロゲ
ン、ニトロ基及び水素からなる群から独立に選ばれる。
【0022】活性化剤溶液は貴金属活性化剤溶液たとえ
ばパラジウム、金、ロジウム及び他の貴金属を溶液又は
コロイド形状で含有する活性化剤溶液を包含する。活性
化剤溶液はまた溶液又はコロイド形状の銅、スズ又は他
の非貴金属等の非貴金属活性化剤溶液も包含しうる。
【0023】本発明の活性化剤溶液は金属表面近くの種
々のプラスチック表面を同時に活性化することなく、種
々の金属表面をめっき用に活性化するのに有用である。
それ故、この活性化剤溶液は銅、ニッケル、鋼及びこれ
ら金属の合金を含む種々の金属表面を活性化できる。加
えて、この活性化剤溶液は、これらの金属表面近くの種
々のプラスチック表面を活性化しない。これらのプラス
チック表面の例にはエポキシ、エポキシ−ガラス、エポ
キシ−ノボラック、ポリイミド、ポリエーテルイミド、
ポリアクリレート、フェノール系樹脂及び上記樹脂のコ
ポリマー又はブレンド等が含まれる。特にこの活性化剤
溶液は印刷回路板作製中において金属表面近くのはんだ
マーク表面を活性化しないという特長をもつ。
【0024】種々のめっき溶液が活性化剤溶液の付与に
引き続いて利用しうる。これらのめっき溶液の例には、
無電解ニッケル−リン、無電解ニッケル−ホウ素、無電
解コバルト−リン、無電解コバルト−ホウ素、無電解銅
及び無電解パラジウムがある。従って本発明の活性化剤
溶液は種々のめっき溶液(前記したような)でめっきす
べき金属表面(前記に例示したような)の近くのプラス
チック表面(前記に例示したような)を同時に活性化せ
ずに、同金属表面を活性化するのに有用である。
【0025】本発明の組成物と方法は印刷回路板の作製
において特に有用である。印刷回路板のホール、回路及
び他の特徴部分が種々の周知の技術に従って形成され、
めっきされると、回路板の表面はしばしば永久はんだマ
スクでコーティングされる。はんだマスクは通常、接続
領域を除く回路板の全領域を覆う。この段階において、
接続領域は露出した銅表面からなる。本発明の一部とし
てこれらの表面の選択活性化のために次の方法が提案さ
れる。
【0026】1.はんだマスクと露出した同領域から本
質的になる表面をもつ印刷回路板を「マクダーミッド
プラナー アシッド クリーナー XD−6255−
T」等の化学洗浄剤での処理に供する。 2.次いで回路板を「マクダーミッド プラナー マイ
クロエッチII XD−6278−T」等のマイクロエッ
チ処理に供する。 3.次いで回路板をイミダゾール又はイミダゾール誘導
体を含有する活性化剤溶液中で活性化する。 4.次いで回路板を「マクダーミッド プラナー エレ
クトロレス ニッケルXD−6263−T」等のニッケ
ル−リンめっき溶液処理に供する。 5.最後に回路板を無電解金又はパラジウムめっき溶液
等の貴金属めっき溶液処理に供する。 尚上記の化学操作間では洗浄水処理が介在しうる。
【0027】本発明を非限定的な実施例によって例証す
る。 例 1 塩化ナトリウム50g/lとイミダゾール5g/lを含
む溶液をつくり、濃塩酸でpHを2.0に調節した。こ
の溶液に50mg/lのパラジウムイオンを塩化パラジ
ウムの希塩酸液の形で加えた。最後pHは2.1で、溶
液の温度を130°Fに保った。はんだマスク(エポキ
シ−アクリレートコポリマーであるマクダーミッド 6
000 ソルダーマスク)でパターン化し、露出したパ
ッド(いくつかはホールとつながりいくつかはホールと
つながっていない)をもつエポキシ−ガラス系回路板を
次のサイクルにより処理した。
【0028】
【表1】
【0029】パネルを観察すると、露出銅が無電解ニッ
ケル−リンで完全に被覆されており、はんだマーク領域
上にはめっきはみられなかった。
【0030】例 2 上記と同様にはんだマークをもつパターン化回路板を、
活性化剤溶液として次のものを用いた点を除き、例1と
同様に処理した。塩化ナトリウム50g/lと2−メチ
ルイミダゾール1g/lとの溶液をつくり、50mg/
lのパラジウムイオンを塩化パラジウムの希塩酸溶液と
して加えた。pHを濃塩酸で2.6に調節し、浴温度を
120°Fに保った。露出銅のみの完全被覆が認めら
れ、余分なめっきは認められなかった。
【0031】例 3 溶液のpHを2.3とし、温度を94°Fにした以外、
例2と同様に、パターン化回路板を処理した。余分なめ
っきは認められず、銅表面の完全被覆が観察された。
【0032】比較例 1 上記と同様にはんだマークをもつパターン化回路板を、
活性化剤溶液として次のものを用いた点を除き、例1と
同様に処理した。グリコール酸ナトリウム10g/lの
溶液を濃硫酸でpH3.0に調節し、この溶液に塩化ナ
トリウム10g/lを溶解させた。100mg/lのパ
ラジウムイオンを塩化パラジウムの希塩酸溶液の形で加
えた。温度は92°Fに保った。無電解ニッケルでめっ
きした後、銅表面は完全に被覆されたが、はんだマスク
表面にも大量のめっき被覆がなされた。
【0033】例 4 上記と同様にはんだマスクをもつパターン化回路板を、
比較例1の活性化剤溶液に0.7g/lのイミダゾール
を加えた点を除き、比較例1と同様に処理した。ニッケ
ルによる銅被覆は完全であり、はんだマーク上に余分な
めっきは認められなかった。
【0034】比較例 2 上記と同様にはんだマークをもつパターン化回路板を、
活性化剤溶液として次のものを用いた点を除き、例1と
同様に処理した。塩化ナトリウム50g/lと塩化パラ
ジウムの希塩酸溶液からのパラジウムイオン50mg/
lと塩化第2銅水和物からの銅イオン2g/lとの溶液
をつくり、濃塩酸でpH2.0に調節した。温度は12
5°Fに保った。ニッケルによる銅被覆は完全である
が、はんだマーク又はエポキシ−ガラス上に大量の余分
なめっきが観察された。
【0035】例 5 上記と同様にはんだマークをもつパターン化回路を、比
較例2の活性化剤溶液にヒスチジン1塩酸塩0.1g/
lを加えた点を除き、比較例2と同様に処理した。ニッ
ケルめっき後の露出銅表面の被覆は完全であり、はんだ
マーク又はエポキシ−ガラス上には余分なめっきは観察
されなかった。
【0036】例 6 上記と同様にはんだマークをもつパターン化回路板を、
活性化剤溶液として次のものを用いた点を除き、例1と
同様に処理した。塩化ナトリウム50g/l、ヒスチジ
ン1塩酸塩1g/l及び塩化パラジウムの希塩酸溶液か
らのパラジウムイオン50mg/lとの溶液をつくっ
た。塩酸濃縮物を加えて酸規定を0.15Nとした。温
度は128°Fに保った。
【0037】露出銅表面のニッケル被覆は完全であり、
余分なめっきは観察されなかった。この方法では活性化
剤溶液を繰り返して用いた。活性化剤溶液の寿命(ライ
フ)の間の露出銅のニッケル被覆とはんだマーク及びエ
ポキシ−ガラス上の余分なめっきの発生をモニターし
た。溶液1ガロン当り、印刷回路板合計700表面平方
フィートを活性化剤溶液を通しこの方法で処理した。そ
の間活性化剤溶液中の銅濃度は2g/lに増加した。パ
ラジウム濃度、塩化ナトリウム濃度及び酸濃度は分析と
補給によって保持した。ヒスチジン/塩酸塩をパラジウ
ムの補給に比例させて活性化剤溶液に加えた。活性化剤
溶液の寿命中ニッケルによる銅の被覆は完全であり、余
分なめっきは観察されなかった。テストにつかった回路
板をはんだ衝撃テストに供したところ、接着不良は認め
られなかった。
【0038】例 7 はんだマークをもつポリイミド系回路板を例1と同様に
処理した。但し露出したパッド、ホール及び回路は銅の
かわりにニッケルであり、めっき溶液はマクダーミッド
プラナー エレクトロレス ニッケル XD−626
3−Tの代わりにマクダーミッド M−89 エレクト
ロレス カッパーを用いた。露出ニッケル表面の無電解
銅による被覆は完全であり、はんだマスク又はポリイミ
ド上に余分なめっきは観察されなかった。
【0039】例 8 エポキシ−ガラス系回路板を例1と同様に処理した。但
し露出したパッド、ホール及び回路は銅のかわりにニッ
ケルであり、めっき溶液はマクダーミッド プラナー
エレクトロレス ニッケル XD−6263−Tの代わ
りにマクダーミッド エレクトロレス パラジウムを用
いた。露出ニッケル表面の無電解パラジウムによる被覆
は完全であり、はんだマスク又はエポキシ−ガラス上に
余分なめっきは観察されなかった。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 エリック ヤコブソン アメリカ合衆国コネチカット州 06705 ウォターバリー スコット ロード 244 (56)参考文献 特開 昭62−96679(JP,A) 特開 昭62−50302(JP,A) 特開 平2−97680(JP,A) 特開 昭57−31693(JP,A) 特公 昭52−34573(JP,B2) 特表 昭59−500870(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C23C 18/18 C07D 233/04 H05K 3/18

Claims (23)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属表面とプラスチック表面を一般式 【化1】 但しR1 、R2 、R3 及びR4 は置換又は非置換アルキ
    ル基、置換又は非置換アリール基、ハロゲン、ニトロ基
    及び水素からなる群から独立に選ばれる、 で示されるイミダゾール化合物を含有する活性化剤溶液
    と接触させることを特徴とする金属表面近くに存在する
    プラスチック表面を同時に実質的に活性化することなく
    金属表面を活性化する方法。
  2. 【請求項2】 金属表面とプラスチック表面がはんだマ
    スク表面と露出銅表面をもつ印刷回路板からなる請求項
    1記載の方法。
  3. 【請求項3】 活性化剤溶液が白金イオン又はコロイド
    懸濁状のパラジウムをさらに有する請求項1記載の方
    法。
  4. 【請求項4】 活性化剤溶液が酸性水溶液の形のパラジ
    ウムイオンをさらに有する請求項1記載の方法。
  5. 【請求項5】 活性化剤溶液が酸性水溶液の形のパラジ
    ウムイオン及び塩素イオンをさらに有する請求項1記載
    の方法。
  6. 【請求項6】 活性化剤溶液が酸性水溶液の形のパラジ
    ウムイオンをさらに有する請求項2記載の方法。
  7. 【請求項7】 活性化剤溶液が酸性水溶液の形のパラジ
    ウムイオン及び塩素イオンをさらに有する請求項2記載
    の方法。
  8. 【請求項8】 金属表面が無電解ニッケルめっきされて
    いる請求項2記載の方法。
  9. 【請求項9】 活性化剤溶液が白金イオン又はコロイド
    懸濁状のパラジウ さらに有する請求項2記載の方
    法。
  10. 【請求項10】 a)金属表面とプラスチック表面をも
    つ印刷回路板を一般式 【化2】 但しR1 、R2 、R3 及びR4 は置換又は非置換アルキ
    ル基、置換又は非置換アリール基、ハロゲン、ニトロ基
    及び水素からなる群から独立に選ばれる、 で示されるイミダゾール化合物を含有する活性化剤溶液
    と接触させ、 b)次いで、無電解めっき溶液と接触させて金属表面を
    めっきしプラスチック表面は実質上めっきしないことを
    特徴とする印刷回路板の製造法。
  11. 【請求項11】 金属表面とプラスチック表面がはんだ
    マスク表面と露出銅表面をもつ印刷回路板からなる請求
    項10記載の方法。
  12. 【請求項12】 活性化剤溶液が白金イオン又はコロイ
    ド懸濁状のパラジウムをさらに有する請求項10記載の
    方法。
  13. 【請求項13】 活性化剤溶液が酸性水溶液の形のパラ
    ジウムイオンをさらに有する請求項10記載の方法。
  14. 【請求項14】 活性化剤溶液が酸性水溶液の形のパラ
    ジウムイオン及び塩素イオンのをさらに有する請求項1
    0記載の方法。
  15. 【請求項15】 無電解めっき溶液が、無電解ニッケル
    −リンめっき溶液、無電解コバルト−リンめっき溶液、
    無電解ニッケル−ホウ素めっき溶液、無電解コバルト−
    ホウ素めっき溶液、無電解銅めっき溶液及び無電解パラ
    ジウムめっき溶液からなる群から選ばれる請求項10記
    載の方法。
  16. 【請求項16】 活性化剤溶液がパラジウムイオン又は
    コロイド懸濁状の小さいパラジウム粒子をさらに有する
    請求項11記載の方法。
  17. 【請求項17】 活性化剤が酸性水溶液の形のパラジウ
    ムイオンをさらに有する請求項11記載の方法。
  18. 【請求項18】 活性化剤が酸性水溶液の形のパラジウ
    ムイオンと塩素イオンをさらに有する請求項11記載の
    方法。
  19. 【請求項19】 無電解めっき溶液が、無電解ニッケル
    −リンめっき溶液、無電解コバルト−リンめっき溶液、
    無電解ニッケル−ホウ素めっき溶液、無電解コバルト−
    ホウ素めっき溶液、無電解銅めっき溶液及び無電解パラ
    ジウムめっき溶液からなる群から選ばれる請求項11記
    載の方法。
  20. 【請求項20】 一般式 【化3】 但しR1 、R2 、R3 及びR4 は置換又は非置換アルキ
    ル基、置換又は非置換アリール基、ハロゲン、ニトロ基
    及び水素からなる群から独立に選ばれる、 で示される化合物を含有することを特徴とする金属表面
    近くのプラスチック表面を実質上活性化することなく金
    属表面を無電解めっきできるように活性化するための組
    成物。
  21. 【請求項21】 コロイド懸濁状のパラジウム、パラジ
    ウムイオン、金イオン、銅イオン、スズイオン、コロイ
    ド懸濁状の小さいスズ粒子、コロイド懸濁状の小さい銅
    粒子又はロジウムイオンをさらに有する請求項21記載
    の組成物。
  22. 【請求項22】 酸性水溶液の形のパラジウムイオンを
    さらに有する請求項20記載の組成物
  23. 【請求項23】 酸性水溶液の形のパラジウムイオンと
    塩素イオンをさらに有する請求項20記載の組成物
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