JP3336492B2 - フィルムセンサーシートと出力読取り回路との接続構造 - Google Patents

フィルムセンサーシートと出力読取り回路との接続構造

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、フィルムセンサ
ーシートと出力読取り回路との接続構造に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】上記フィルムセンサーシートとしては、
例えば圧力分布を検出するものがあり、このものでは、
行電極、導電ライン及び端子が印刷形成されたバッキン
グと、列電極、導電ライン及び端子が印刷形成されたバ
ッキングとを具備し、前記行・列電極相互間に感圧イン
ク層を介在させる態様で両方のバッキングを一体化して
構成されている。ここで、図8に示すように上記センサ
ーシート(符号Sで示す)では、前記導電ライン90a ,
91a 相互間及び端子90b ,91b 相互間には絶縁性インク
層90cを介在させてあり、又、端子90b はバッキング90
の表面側に、端子91b はバッキング91の表面側に、それ
ぞれ貫通突出させてある。
【0003】上記センサーシートと出力読取り回路とを
接続する場合、図8や図9に示すように、前記出力読取
り回路側と電気的に接続されたコネクタCN内の上下の接
点ピンPNをそれぞれ端子90b ,91b に圧接する態様で行
われていた。
【0004】しかしながら、上記接続態様では、センサ
ーシートと出力読取り回路を接続するコネクタが厚く、
高価なものとなってしまうという問題があった。
【0005】したがって、フィルムセンサーシートを取
り扱う業界では、上記コネクタをより薄く且つ安価なも
のにすることができる構造が開発されることを期待して
いる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】そこで、この発明で
は、コネクタをより薄く且つ安価に製造できるフィルム
センサーシートと出力読取り回路との接続構造を提供す
ることを課題とする。
【0007】
【課題を解決する為の手段】この発明は、対向面にそれ
ぞれ接続端子が形成されたバッキング1R,1C周縁部分相
互を非接着状態としたセンサーシートSと、出力読取り
回路Kと電気的に接続されている接続端子を有した薄い
基板3とを、双方の接続端子相互を電気的に接続する態
様で、フィルムセンサーシートSと出力読取り回路Kと
を接続する構造であって、前記基板3側とセンサーシー
トS側の接続端子相互が適正に接触する態様でバッキン
グ1R,1C間に基板3を挿入し、この状態で前記バッキン
グ1R,1Cにおける接続端子と対応する部分全域を挟圧具
Pによりほぼ均等に挟圧するようにしてある。
【0008】なお、上記構造に関して、挟圧具Pは、挟
む面が平面である二枚の上・下板20,21と、前記上・下
板20,21のうち少なく一方側の内面に設けられた平板状
のクッション材と、前記上・下板20,21相互を接近させ
る方向に押圧する締付け部材Fとを具備するものとして
ある。
【0009】また、上記構造に関して、クッション材
が、スポンジ又はフェルトで形成されている。
【0010】さらに、上記構造に関して、フィルムセン
サーシートSが上・下板20,21の一部分により挟圧され
ている。
【0011】なお、これら発明のフィルムセンサーシー
トと出力読取り回路との接続構造の作用・効果について
は以下の発明の実施の形態の欄で明らかにする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態におけ
るフィルムセンサーシートと出力読取り回路との接続構
造について図面を用いながら詳細に説明する。
【0013】図1は、感圧分布用のフィルムセンサーシ
ートSが、出力読取り回路Kを有したコネクタCNに接
続された状態を示している。〔フィルムセンサーシートSの構成について〕 このフィ
ルムセンサーシートSは、図2に示すように、感圧イン
クで被覆された行電極R、絶縁インクで被覆された導電
ラインRL及び被覆されていない入力側端子RCが印刷形成
されたバッキング1Rと、感圧インクで被覆された列電極
C、絶縁インクで被覆された導電ラインCL及び被覆され
ていない出力側端子CCが印刷形成されたバッキング1Cと
を有するものであり、前記行・列電極R,Cが形成され
ている大きな範囲、及び入力・出力側端子RC,CCが形成
されている端縁部分を除いた部分を接着剤で一体化して
構成してある。そして、この構成により、この感圧分布
センサーシートでは、図2や図5の符号Aで示した如
く、入力・出力側端子RC,CCが形成されているバッキン
グ1R,1C相互を離反させて開くことができるようになっ
ている。〔コネクタCNの構成について〕 コネクタCNは、図1
に示すように、アルミ等の金属製のケーシング2と、フ
レキシブルな薄い樹脂製の基板3と、プリント基板4と
を具備するものとしてある。
【0014】ケーシング2は、図1、図3、図4に示す
ように、上板・下板・両側板・後板20,21,22,23から
成り、前記上板20の前端部(この部分を以下、蓋部20a
という)を揺動可能にすると共に前記蓋部20a の内面部
分にスポンジでできた平板状のクッション材20b を貼設
してある。ここで、このコネクタCNでは、図4に示す
ように、蓋部20a 及びクッション材20b の両サイドにボ
ルト挿入孔20c を、前記蓋部20a と対応する下板21部分
に前記ボルト挿入孔20c と対応するネジ孔21aを、それ
ぞれ設けてあり、図1に示すように、ボルト挿入孔20c
を介してネジ孔21a にバネ座金SWを挟んでボルト24を螺
入することにより、センサーシートSを挟圧できるよう
にしてある。即ち、このコネクタCNでは、締付け部材
Fを構成するボルト24、蓋部20a 、下板21等が課題を解
決するための手段の欄に記載した挟圧具Pとして機能す
る。
【0015】基板3は、図2に示すように、薄板状の主
体30と、前記主体30の一端側に形成された各一列の端子
31R ,31C と、前記主体30の他端側に形成された各二列
の端子32R ,32C と、前記端子31R と端子32R とを接続
する導電ライン33R と、前記端子31C と端子32C とを接
続する導電ライン33C とを具備しており、上記した端子
31R ,31C は同図及び図6に示すようにセンサーシート
Sの入力・出力側端子RC,CCと対応する態様で配列され
たものとしてある。なお、この基板3の端子31R ,31C
が設けられている一端部は図4に示すように、蓋部20a
を開くと、外部に露出するようになっている。
【0016】プリント基板4は、図1に示すように上記
基板3を保持すべくケーシング2内に収容されており、
このプリント基板4には図7に示す如く配線されている
レジスタ40、行・列カウンター41,42、行・列のマルチ
プレクサ43,44、抵抗45,増幅器46,増幅器47を有した
出力読取り回路Kを設けてある。なお、前記出力読取り
回路Kは、図1に示した配線5を通して、図7に示す如
くインターフェイス回路IFと接続されており、当該イン
ターフェイス回路IFはコンピュターCPと接続されてい
る。〔フィルムセンサーシートSと出力読取り回路Kとの接
続方法について〕 図4に示すように蓋部20a を開き、基板3を露出させ
る。 図2の符号Aに示すように、入力・出力側端子RC,CC
が形成されているバッキング1R,1C相互を離反させて開
く。 基板3の入力・出力側端子RC,CCとセンサーシートS
側の接続端子31R ,31cとが適正に接触する態様で、バ
ッキング1R,1C相互間に挿入する。 図3や図5に示す如く、蓋部20a を閉じ、ボルト挿入
孔20c を介してネジ孔21a にバネ座金SWを挟んでボルト
Bを螺入する。なお、この状態では、クッション材20b
の存在により入力・出力側端子RC,CCと接続端子31R ,
31c とは全てほぼ均等に圧接状態となっており(図6参
照)、全ての端子相互は確実に電気的接続状態になって
いる。〔他の実施形態について〕 上記実施形態では、コネクタCN内に出力読取り回路
Kを設けるようにしてあるが、プリント基板4を内装し
ないコネクタCNの場合には、出力読取り回路Kはコネ
クタ外に設けるようにしてもよい。 上記実施形態では、挟圧具Pは二枚の上・下板20,21
を二本のボルト24で接近させる形式のものとしてある
が、これに限定されることなく、一方をヒンジとし、他
方をボルト等で締め込む形式を採用することもできる。
要するに、挟圧具Pは、上・下板20,21と、前記上・下
板20,21のうち少なく一方側の内面に設けられた平板状
のクッション材とを具備し、締付け具Fにより前記板材
20,21を接近させる態様でセンサーシートSを挟圧でき
るものであればよい。 クッション材としてはスポンジにかえて、フエルト等
も使用できる。要するに、上・下板からの力がセンサー
シートSにほぼ均等に作用する材料であればいかなる材
料も採用できる。
【0017】
【発明の効果】発明の実施の形態の欄から、コネクタを
より薄く且つ安価に製造できるフィルムセンサーシート
と出力読取り回路との接続構造できた。
【図面の簡単な説明】
【図1】フィルムセンサーシートが、出力読取り回路を
有したコネクタに接続された状態を示す断面図。
【図2】前記フィルムセンサーシートと基板との外観斜
視図。
【図3】前記コネクタの接続端側部分の外観斜視図。
【図4】前記コネクタの接続端部に形成した蓋部を開い
た状態を示す外観斜視図。
【図5】前記フィルムセンサーシートと基板とを接続し
た状態を示す断面図。
【図6】図5のB−B断面図。
【図7】フィルムセンサーシートと出力読取り回路との
説明図。
【図8】従来のフィルムセンサーシートの断面図。
【図9】従来のフィルムセンサーシートが、従来のコネ
クタに接続された状態を示した断面図。
【符号の説明】
S センサーシート 1R バッキング 1C バッキング P 挟圧具 F 締付け部材 3 基板 20 上板 21 下板 20b クッション材

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対向面にそれぞれ接続端子が形成された
    バッキング(1R)(1C)周縁部分相互を非接着状態とし
    たセンサーシート(S)と、出力読取り回路(K)と電
    気的に接続されている接続端子を有した薄い基板(3)
    とを、双方の接続端子相互を電気的に接続する態様で、
    フィルムセンサーシート(S)と出力読取り回路(K)
    とを接続する構造であって、前記基板(3)側とセンサ
    ーシート(S)側の接続端子相互が適正に接触する態様
    でバッキング(1R)(1C)間に基板(3)を挿入し、こ
    の状態で前記バッキング(1R)(1C)における接続端子
    と対応する部分全域を挟圧具(P)によりほぼ均等に挟
    圧するようにしたことを特徴とするフィルムセンサーシ
    ートと出力読取り回路との接続構造。
  2. 【請求項2】 挟圧具(P)は、挟む面が平面である二
    枚の上・下板(20)(21)と、前記上・下板(20)(2
    1)のうち少なく一方側の内面に設けられた平板状のク
    ッション材と、前記上・下板(20)(21)相互を接近さ
    せる方向に押圧する締付け部材(F)とを具備するもの
    としてあることを特徴とする請求項1記載のフィルムセ
    ンサーシートと出力読取り回路との接続構造。
  3. 【請求項3】 クッション材が、スポンジ又はフェルト
    で形成されていることを特徴とする請求項2記載のフィ
    ルムセンサーシートと出力読取り回路との接続構造。
  4. 【請求項4】 フィルムセンサーシート(S)が上・下
    板(20)(21)の一部分により挟圧されていることを特
    徴とする請求項2又は3記載のフィルムセンサーシート
    と出力読取り回路との接続構造。
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US5033291A (en) * 1989-12-11 1991-07-23 Tekscan, Inc. Flexible tactile sensor for measuring foot pressure distributions and for gaskets
JP3089455B2 (ja) * 1995-05-30 2000-09-18 ニッタ株式会社 圧力分布センサー

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