JP3335280B2 - 押釦スイッチ及びその押釦スイッチを用いた押釦スイッチ装置 - Google Patents

押釦スイッチ及びその押釦スイッチを用いた押釦スイッチ装置

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JP3335280B2 JP26125696A JP26125696A JP3335280B2 JP 3335280 B2 JP3335280 B2 JP 3335280B2 JP 26125696 A JP26125696 A JP 26125696A JP 26125696 A JP26125696 A JP 26125696A JP 3335280 B2 JP3335280 B2 JP 3335280B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、構造が簡単で、か
つ動作の信頼性が高い押釦スイッチ及びその押釦スイッ
チを用いた押釦スイッチ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、押釦スイッチ装置、例えば、ホイ
ストクレーンに用いられるペンダント押釦スイッチ装置
等においては、機器を操作するための操作回路用接点、
いわゆる、A接点に加えて、電源投入時に押釦スイッチ
の押釦が復帰した状態、すなわち、操作回路用接点が開
かれた状態にあることを確認するための確認回路用接
点、いわゆる、B接点を設けた押釦スイッチが用いられ
ている(例えば、実開昭52−53374号公報参
照)。
【0003】この押釦スイッチは、例えば、図12に示
すような、操作回路7及び確認回路8からなるシーケン
ス回路を備えた押釦スイッチ装置に組み込むことによっ
て、押釦スイッチの故障、ほこりの噛み込みによるロッ
ク等(以下、単に「押釦スイッチの故障」という場合が
ある。)の理由により押釦スイッチの押釦が復帰しない
状態、すなわち、操作回路用接点の少なくとも1つが閉
じられた状態(この場合、閉じられた操作回路用接点に
対応する確認回路用接点は開かれた状態にある。)で、
電源投入用スイッチPB1を操作しても、主電磁接触器
MC0がONにならないように構成されている。
【0004】ところで、押釦スイッチの押釦が復帰しな
い状態となるケースとしては、押釦スイッチを操作して
いないときよりは、むしろ、機器を操作するための押釦
スイッチの押釦を押下状態から解放したときに、押釦復
帰用ばねが破損したり、押釦の摺動部にほこり等が噛み
込み押釦がロックされること等が原因となって発生する
ことが多いと考えられる。
【0005】しかしながら、上記従来の押釦スイッチを
組み込んだ押釦スイッチ装置の場合、機器を操作するた
めに押釦スイッチを操作しているとき、すなわち、主電
磁接触器MC0がONになった状態で、押釦スイッチの
故障により押し下げ操作した押釦スイッチの押釦が復帰
しなくなると、操作回路用接点が閉じられたままとなる
ことから、機器を停止するためには、オペレータが電源
遮断用スイッチPB2を操作する必要がある。ところ
が、例えば、ホイストクレーンに用いられるペンダント
押釦スイッチ装置においては、ホイストクレーンと共に
ペンダント押釦スイッチ装置が移動するため、ペンダン
ト押釦スイッチ装置の移動にオペレータが追従できず、
電源遮断用スイッチPB2を操作することが不可能とな
り、ホイストクレーンの暴走を防止することができない
事態が発生することも考えられ、押釦スイッチの動作の
信頼性を高め、機器の操作作業の安全性を向上するとい
う所期の目的を十分に果たし得ないおそれがあった。
【0006】また、図12に示すような、従来の操作回
路7及び確認回路8からなるシーケンス回路を備えた押
釦スイッチ装置の場合、機器を操作するための押釦スイ
ッチの故障の有無が、電源投入用スイッチPB1を操作
しても主電磁接触器MC0がONにならないか、機器を
操作するための押釦スイッチの押釦を押下状態から解放
しても機器が停止しないという事態が発生したときでな
ければ判別できないという問題点を有していた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来の
押釦スイッチの有する問題点に鑑み、機器を操作するた
めの押釦スイッチを操作しているときに押釦スイッチの
押釦が復帰しなくなっても、機器を安全に停止すること
ができる、構造が簡単で、かつ動作の信頼性が高い押釦
スイッチ及びその押釦スイッチを用い、機器を操作する
ための押釦スイッチの故障の有無を容易に判別すること
ができる押釦スイッチ装置を提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の押釦スイッチは、操作回路用固定接点及び
確認回路用固定接点を配設した接点台に押釦を押釦復帰
用ばねに抗して押し下げ可能に設けた押釦スイッチにお
いて、押釦を押釦本体と、該押釦本体を縦方向に形成し
た溝内に摺動可能に配設した押釦補助体とで構成し、押
釦本体に操作回路用可動接点を、該操作回路用可動接点
が常に押し下げ方向に付勢されるように押 釦本体に形成
した矩形孔の上面と操作回路用可動接点の間に可動接点
用ばねを配して配設し、押釦補助体に確認回路用可動接
点を、該確認回路用可動接点が常に復帰方向に付勢され
るように押釦補助体に形成した矩形孔の下面と確認回路
用可動接点の間に可動接点用ばねを配して配設するとと
もに、押釦補助体と接点台の間に押釦復帰用ばねを配設
し、該押釦復帰用ばねにより押釦補助体及び該押釦補助
体を介して押釦本体を復帰方向に付勢し、押釦本体と押
釦補助体の間又は押釦本体と接点台の間に配設した押釦
本体復帰用ばねにより押釦本体を復帰方向に付勢したこ
とを特徴とする押釦スイッチ。
【0009】本発明の押釦スイッチによれば、押釦を操
作回路用可動接点を配設した押釦本体と、押釦本体に対
して摺動可能に配設した、確認回路用可動接点を配設し
た押釦補助体とで構成し、押釦本体を押釦復帰用ばねと
は別体の押釦本体復帰用ばねにより復帰方向に付勢する
ように構成しているので、主電磁接触器がONになった
状態で、押し下げ操作した押釦スイッチの押釦の押釦補
助体が復帰しなくなっても、押釦本体復帰用ばねの付勢
力により操作回路用可動接点を配設した押釦本体が復帰
するため、操作回路用接点は開かれ、機器は自動的に停
止する。
【0010】また、本発明の押釦スイッチ装置は、上記
本発明の押釦スイッチを複数個組み込むようにした押釦
スイッチ装置において、各押釦スイッチの確認回路用固
定接点を直列に接続して構成した確認回路に確認用表示
灯を介在させたことを特徴とする。
【0011】本発明の押釦スイッチ装置によれば、各押
釦スイッチの確認回路用固定接点を直列に接続して構成
した確認回路に確認用表示灯を介在させているので、主
電磁接触器がONの状態で、押釦スイッチの押釦の復帰
状態に異常が生じたとき、すなわち、確認回路用接点が
閉じられていないときには、確認用表示灯が点灯しない
ため、機器を操作するための押釦スイッチの故障の有無
を、機器を操作するための押釦スイッチの押釦を押下状
態から解放しても機器が停止しないという事態が発生す
る前に判別することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の押釦スイッチ及び
その押釦スイッチを用いた押釦スイッチ装置の実施の形
態を図面に基づいて説明する。
【0013】図1〜図7に本発明の押釦スイッチ及びそ
の押釦スイッチを用いた押釦スイッチ装置の第1実施例
を示す。この押釦スイッチ10は、接点台1に2個の押
釦2,2を対向して設けるとともに、接点台1と押釦2
の間に押釦復帰用ばね51を、また、対向して設けた押
釦2,2間に、2個の押釦2,2が同時に押し下げ操作
されないようにするためのインターロック6を、それぞ
れ配設して構成されている。
【0014】接点台1には、それぞれ2対の操作回路用
固定接点41及び確認回路用固定接点42をねじ等によ
り固定して配設して構成されている。
【0015】押釦2は、押釦本体2Aと、押釦本体2A
を縦方向に形成した溝22内に摺動可能に配設した押釦
補助体2Bとで構成するとともに、押釦本体2Aを横方
向に貫通して形成した矩形孔21に操作回路用可動接点
31を、押釦補助体2Bを横方向に貫通して形成した矩
形孔23を介して配設し、また、押釦補助体2Bを横方
向に貫通して形成した矩形孔24に確認回路用可動接点
32を配設して構成されている。この場合において、押
釦本体2Aと押釦補助体2Bの間に押釦本体復帰用ばね
52を配設し、これにより、接点台1と押釦2の押釦補
助体2Bの間に配設する押釦復帰用ばね51の復帰方向
の付勢力が、押釦補助体2B及びこの押釦補助体2Bか
ら押釦本体復帰用ばね52を介して押釦本体2Aに作用
するように構成する。なお、この押釦本体復帰用ばね5
2には、押釦復帰用ばね51よりも付勢力の小さいばね
を使用するようにする。また、押釦2には、操作回路用
可動接点31が常に押し下げ方向に付勢されるように矩
形孔21の上面と操作回路用可動接点31の間に可動接
点用ばね53を、また、確認回路用可動接点32が常に
復帰方向に付勢されるように矩形孔24の下面と確認回
路用可動接点32の間に可動接点用ばね54を、それぞ
れ配設する。
【0016】なお、本実施例においては、対向する2個
の押釦2,2を有する押釦スイッチ10について説明し
たが、これに限定されず、押釦スイッチ10に配設する
押釦の個数は、1個又は3個以上でもよい。
【0017】次に、上記第1実施例の押釦スイッチ10
を、例えば、図6に示すような、操作回路7及び確認回
路8からなるシーケンス回路を備えた押釦スイッチ装置
に組み込んだ場合の動作について説明する。押釦スイッ
チ10を用いることにより、主電磁接触器MC0をON
にした状態で押釦スイッチ10の押釦2を押し下げ操作
し(図7(a))、その後、押釦2の押し下げ操作を解
除した場合において、押釦復帰用ばね51の破損等の理
由により押し下げ操作した押釦スイッチ10の押釦2の
うちの押釦補助体2Bが復帰しなくなっても、押釦本体
復帰用ばね52の付勢力により操作回路用可動接点31
を配設した押釦本体2Aが、押釦補助体2Bの縦方向に
形成した溝22内を摺動して復帰するため(図7
(b))、操作回路用接点は開かれ、オペレータが電源
遮断用スイッチPB2を操作しなくても、機器を自動的
に停止させることができる。
【0018】この場合において、押釦本体2Aの摺動部
にほこり等が噛み込み押釦本体2Aがロックすることが
ないように、押釦本体2Aと押釦補助体2B及び接点台
1の摺動部の隙間は、押釦補助体2Bと接点台1の摺動
部の隙間より大きく形成することが望ましい。なお、こ
のように構成しても、通常は、押釦2の押し下げ操作
時、復帰時共、押釦本体2Aと押釦補助体2Bは一体的
に移動するため、押釦スイッチ10の操作性が低下する
ことがなく、押釦本体2Aの円滑な摺動を長期間に亘っ
て確保できるものとなる。また、万一、押釦本体復帰用
ばね52が破損したり、押釦本体2Aの摺動部にほこり
等が噛み込み押釦本体2Aがロックしても、押釦復帰用
ばね51の復帰方向の付勢力が、押釦補助体2B及びこ
の押釦補助体2Bから押釦本体復帰用ばね52を介し
て、又は直接押釦本体2Aに作用するため、操作回路用
可動接点31を配設した押釦本体2Aが、押釦補助体2
Bと共に復帰するため、操作回路用接点は開かれ、オペ
レータが電源遮断用スイッチPB2を操作しなくても、
機器を自動的に停止させることができる。
【0019】また、図6に示すシーケンス回路は、図1
2に示すシーケンス回路と同様、押釦スイッチ10の故
障により押釦スイッチ10の押釦2が復帰しない状態、
すなわち、操作回路用接点の少なくとも1つが閉じられ
た状態(この場合、閉じられた操作回路用接点に対応す
る確認回路用接点は開かれた状態にある。)で、電源投
入用スイッチPB1を操作しても、主電磁接触器MC0
がONにならないように構成されているとともに、さら
に、各押釦スイッチ10の確認回路用固定接点42を直
列に接続して構成した確認回路に確認用表示灯Lを介在
させているので、主電磁接触器MC0がONの状態で、
押釦スイッチの押釦の復帰状態に異常が生じたとき、す
なわち、確認回路用接点が閉じられていないとき(図7
(b)、(c))には、確認用表示灯Lが点灯しないた
め、機器を操作するための押釦スイッチ10の故障の有
無を、機器を操作するための押釦スイッチ10の押釦2
を押下状態から解放しても機器が停止しないという事態
が発生する前に判別することができるものとなる。な
お、主電磁接触器MC0がONの状態の場合には、押釦
スイッチ10の押釦2を再度押し下げ操作したり、図7
(c)に示すように、他方の押釦2を押し下げ操作する
ことにより、機器を再駆動することが可能である。
【0020】ところで、上記第1実施例の押釦スイッチ
においては、図8(a)に示すように、押釦本体2Aの
中間段部の下面にインターロック6の当接面25Aを形
成したが、これに代えて、図8(b)に示す本発明の押
釦スイッチの第2実施例のように、押釦補助体2Bの上
部段部の下面にインターロック6の当接面25Bを形成
することができる。
【0021】この第2実施例の押釦スイッチのように、
押釦補助体2Bの上部段部の下面にインターロック6の
当接面25Bを形成することにより、上記第1実施例の
押釦スイッチと同様、主電磁接触器MC0をONにした
状態で押釦スイッチ10の押釦2を押し下げ操作し(図
9(a))、その後、押釦2の押し下げ操作を解除した
場合において、押釦復帰用ばね51の破損等の理由によ
り押し下げ操作した押釦スイッチ10の押釦2のうちの
押釦補助体2Bが復帰しなくなっても、押釦本体復帰用
ばね52の付勢力により操作回路用可動接点31を配設
した押釦本体2Aが、押釦補助体2Bの縦方向に形成し
た溝22内を摺動して復帰するため(図9(b))、操
作回路用接点は開かれ、オペレータが電源遮断用スイッ
チPB2を操作しなくても、機器を自動的に停止させる
ことができるとともに、さらに、図9(c)に示すよう
に、他方の押釦2を押し下げ操作することにより、イン
ターロック6を介して、復帰しなくなった押釦補助体2
Bを応急的に復帰させることができるものとなる。な
お、本実施例の押釦スイッチのその他の動作について
は、上記第1実施例の押釦スイッチと同様であり、図6
に示すような、操作回路7及び確認回路8からなるシー
ケンス回路を備えた押釦スイッチ装置に組み込んで使用
することができる。
【0022】また、上記第1及び第2実施例の押釦スイ
ッチにおいては、押釦本体2Aと押釦補助体2Bの間
に、押釦復帰用ばね51よりも付勢力の小さい押釦本体
復帰用ばね52を配設し、これにより、接点台1と押釦
2の押釦補助体2Bの間に配設する押釦復帰用ばね51
の復帰方向の付勢力が、押釦補助体2B及びこの押釦補
助体2Bから押釦本体復帰用ばね52を介して押釦本体
2Aに作用するように構成したが、これに代えて、図1
0(a)及び図11(a)に示す本発明の押釦スイッチ
の第3及び第4実施例のように、接点台1と押釦2の押
釦本体2Aの間に押釦本体復帰用ばね52を配設するこ
とができる。このように、接点台1と押釦2の押釦本体
2Aの間に押釦本体復帰用ばね52を配設することによ
り、押釦復帰用ばね51と押釦本体復帰用ばね52の付
勢力、すなわち、ばね定数を任意に設定することができ
るものとなる。なお、図10(a)に示す第3実施例
は、第1実施例と同様、押釦本体2Aの中間段部の下面
にインターロック6の当接面25Aを形成したものであ
り、一方、図11(a)に示す第4実施例は、第2実施
例と同様、押釦補助体2Bの上部段部の下面にインター
ロック6の当接面25Bを形成したものである。
【0023】この第3及び第4実施例の押釦スイッチの
ように、接点台1と押釦2の押釦本体2Aの間に押釦本
体復帰用ばね52を配設することにより、上記第1実施
例の押釦スイッチと同様、主電磁接触器MC0をONに
した状態で押釦スイッチ10の押釦2を押し下げ操作し
(図10(b)、図11(b))、その後、押釦2の押
し下げ操作を解除した場合において、押釦復帰用ばね5
1の破損等の理由により押し下げ操作した押釦スイッチ
10の押釦2のうちの押釦補助体2Bが復帰しなくなっ
ても、押釦本体復帰用ばね52の付勢力により操作回路
用可動接点31を配設した押釦本体2Aが、押釦補助体
2Bの縦方向に形成した溝22内を摺動して復帰するた
め(図10(c)、図11(c))、操作回路用接点は
開かれ、オペレータが電源遮断用スイッチPB2を操作
しなくても、機器を自動的に停止させることができる。
【0024】
【発明の効果】本発明の押釦スイッチによれば、主電磁
接触器がONになった状態で、押し下げ操作した押釦ス
イッチの押釦の押釦補助体が復帰しなくなっても、押釦
本体復帰用ばねの付勢力により操作回路用可動接点を配
設した押釦本体が復帰するため、操作回路用接点は開か
れ、機器を自動的に停止することができ、このため、押
釦スイッチの動作の信頼性を高め、機器の操作作業の安
全性を向上することができる。また、主電磁接触器がO
Nの状態で、押釦スイッチの押釦の復帰状態に異常が生
じたときに、確認用表示灯を点灯させないようにするた
めの確認回路用接点を押釦スイッチに組み込むことがで
きる。
【0025】また、本発明の押釦スイッチ装置によれ
ば、主電磁接触器がONの状態で、押釦スイッチの押釦
の復帰状態に異常が生じたとき、すなわち、確認回路用
接点が閉じられていないときには、確認用表示灯が点灯
しないため、機器を操作するための押釦スイッチの故障
の有無を、機器を操作するための押釦スイッチの押釦を
押下状態から解放しても機器が停止しないという事態が
発生する前に判別することができ、このため、機器の操
作作業の安全性をより向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の押釦スイッチの第1実施例を示し、
(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は底面図、
(d)は側面図である。
【図2】(a)は図1(a)のA−A線断面図、(b)
は図2(a)のB−B線断面図、(c)は図2(a)の
C−C線断面図である。
【図3】本発明の押釦スイッチの第1実施例の接点図で
ある。
【図4】同外観斜視図である。
【図5】同分解斜視図である。
【図6】本発明の押釦スイッチ装置のシーケンス回路図
である。
【図7】本発明の押釦スイッチの第1実施例の動作説明
図で、(a)は一方の押釦を押し下げ操作した状態(正
常時)、(b)は押釦を押し下げ操作を解除した状態
(異常時)、(c)は他方の押釦を押し下げ操作した状
態(異常時)を示す。
【図8】インターロックの当接面を示し、(a)は本発
明の押釦スイッチの第1実施例、(b)は本発明の押釦
スイッチの第2実施例である。
【図9】本発明の押釦スイッチの第2実施例の動作説明
図で、(a)は一方の押釦を押し下げ操作した状態(正
常時)、(b)は押釦を押し下げ操作を解除した状態
(異常時)、(c)は他方の押釦を押し下げ操作した状
態(異常時)を示す。
【図10】本発明の押釦スイッチの第3実施例の動作説
明図で、(a)は操作していない状態(正常時)、
(b)一方の押釦を押し下げ操作した状態(正常時)、
(c)は押釦を押し下げ操作を解除した状態(異常時)
を示す。
【図11】本発明の押釦スイッチの第4実施例の動作説
明図で、(a)は操作していない状態(正常時)、
(b)一方の押釦を押し下げ操作した状態(正常時)、
(c)は押釦を押し下げ操作を解除した状態(異常時)
を示す。
【図12】従来の押釦スイッチ装置のシーケンス回路図
である。
【符号の説明】
1 接点台 2 押釦 2A 押釦本体 2B 押釦補助体 31 操作回路用可動接点 32 確認回路用可動接点 41 操作回路用固定接点 42 確認回路用固定接点 51 押釦復帰用ばね 52 押釦本体復帰用ばね 6 インターロック 7 操作回路 8 確認回路 10 押釦スイッチ L 確認用表示灯

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操作回路用固定接点(41)及び確認回
    路用固定接点(42)を配設した接点台(1)に押釦
    (2)を押釦復帰用ばね(51)に抗して押し下げ可能
    に設けた押釦スイッチ(10)において、押釦(2)を
    押釦本体(2A)と、該押釦本体(2A)を縦方向に形
    成した溝(22)内に摺動可能に配設した押釦補助体
    (2B)とで構成し、押釦本体(2A)に操作回路用可
    動接点(31)を、該操作回路用可動接点(31)が常
    に押し下げ方向に付勢されるように押釦本体(2A)に
    形成した矩形孔(21)の上面と操作回路用可動接点
    (31)の間に可動接点用ばね(53)を配して配設
    、押釦補助体(2B)に確認回路用可動接点(32)
    、該確認回路用可動接点(32)が常に復帰方向に付
    勢されるように押釦補助体(2B)に形成した矩形孔
    (24)の下面と確認回路用可動接点(32)の間に可
    動接点用ばね(54)を配して配設するとともに、押釦
    補助体(2B)と接点台(1)の間に押釦復帰用ばね
    (51)を配設し、該押釦復帰用ばね(51)により押
    釦補助体(2B)及び該押釦補助体(2B)を介して押
    釦本体(2A)を復帰方向に付勢し、押釦本体(2A)
    と押釦補助体(2B)の間又は押釦本体(2A)と接点
    台(1)の間に配設した押釦本体復帰用ばね(52)に
    より押釦本体(2A)を復帰方向に付勢したことを特徴
    とする押釦スイッチ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の押釦スイッチ(10)を
    複数個組み込むようにした押釦スイッチ装置において、
    各押釦スイッチ(10)の確認回路用固定接点(42)
    を直列に接続して構成した確認回路(8)に確認用表示
    灯(L)を介在させたことを特徴とする押釦スイッチ装
    置。
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