JP3335175B2 - モールド成形パルプ繊維内部パッケージ緩衝構造物 - Google Patents

モールド成形パルプ繊維内部パッケージ緩衝構造物

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Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 この発明は、包装されて出荷される製品を出荷及び配
達中、パッケージの角部落下、稜部落下、面部落下及び
水平衝撃によって生ずる機械的衝撃から並びに種々の運
送様式によって与えられる振動から保護するための新規
な内部パッケージ緩衝作用(IPC)構造物に関する。本
発明は、発泡プラスチック内部パッケージ緩衝材に置き
変わる新規なモールド成形(molded)パルプ繊維IPC構
造物を提供する。IPC構造は、衝撃を吸収し、振動を臨
界的に減衰し、曲げ及び蝶番作用に抵抗するように設計
された新しい幾何学的形状の新しい押しつぶし可能な緩
衝構造にモールド成形され、製品収容キャビティの周り
に負荷及び積載力を支持し且つ方向付け、そして包装さ
れて出荷される製品を一般に緩衝且つ保護する。このモ
ールド成形パルプ繊維IPC構造物の発明は、従来のプラ
スチック及び発泡プラスチック構造及び従来のモールド
成形パルプ繊維構造物と比較して、改良された内部パッ
ケージ緩衝作用特性を提供する。
背景技術 出荷及び配達のために製品の包装に現在用いられてい
る主内部パッケージ緩衝材はプラスチックである。かか
るプラスチック緩衝材は、種々のポリエチレン発泡材、
モールド成形可能なポリエチレン共重合体発泡材、伸長
した発泡ポリエチレン・ビード・発泡材、スチレンアク
リロニトリル共重合体発泡材、ポリスチレン発泡材、ポ
リウレタン発泡材等を含む。かかるプラスチック材及び
プラスチック発泡体はそのままモールド成形され又は特
定の内部パッケージ緩衝構造形状にモールド成形され
る。プラスチックは断片化されてゆるやかな充填を提供
するようにしてもよい。複数のプラスチック膜シートは
互いに接着され、空気の気泡をカプセル化して緩衝材を
提供する。かかるプラスチック内部パッケージ緩衝材
は、例えば、ブランデンバーグ(Brandenburg)及びリ
ー(Lee)の「包装動力学の基礎」(Fundamentals of P
ackaging Dynamics)(メネソタ州55424、ミネアポリ
ス、P.O.Box 24012在MTS Systems出版)、シン(Sing
h)、チャーンナロング(Chan−narong)及びバーゲス
(Burgess)の「種々の包装緩衝材料間の比較」(A Com
parison Between Various Package Cushioning Materia
l)、IOOP Technical Journal(包装業者協会のジャー
ナル)1992年冬季刊、28−36頁及び米国特許第5,096,65
0号及び第4,792,045号に記載されている。
プラスチック緩衝材料及びプラスチック内部パッケー
ジ緩衝構造物に関連して二つの重要な欠点がある。使い
捨て包装は国家の都市固体廃棄物の重要な因子である。
見積もるところでは、パッケージは体積に於いて全ての
都市固体廃棄物の約1/3であり、そしてこの量の8%は
緩衝材料から成る。プラスチック緩衝材は一般に、生分
解可能でもコンポジット可能でもなく、従って長期間固
体廃棄物蓄積問題のエレメントとして残る。
更に、プラスチック分子の性質の故に、プラスチック
内部パッケージ緩衝構造は、包装された製品の出荷及び
配達中に機械的衝撃及び振動から製品を保護する上で、
又製品緩衝に対して有害であり、減ずることのできない
バネ常数パラメータによって特徴づけられる。プラスチ
ック発泡材は、反発性、復元係数及び弾性に対して達し
得る減少に於いて生来的に限定され得る。その結果、プ
ラスチック緩衝材料は包装システムの衝撃増幅ファクタ
ーを増大し、又衝撃加速度、速度変化及び変位を包装材
中に含まれる製品と連係する共振条件と往々にして絡み
合う。床に落ちる角部落下、エッジ部又は稜部落下及び
面部落下、及び水平衝撃によってパッケージに与えられ
る機械的衝撃及び衝突に官して、製品/パッケージシス
テムのプラスチック材内部パッケージ緩衝構造は、もし
かかる共振条件が起これば、好ましくない衝撃伝達及び
衝撃増幅の因子と成り得る。プラスチック緩衝材料によ
って導入される衝撃増幅ファクターは、実際に製品が蒙
る衝撃加速度、速度変化及び変位を増大し得る。
同様に出荷車両及び他の運搬様式によって付与される
機械的振動に関して、パッケージ/製品システムのプラ
スチック材内部パッケージ緩衝作用構造は、共振条件の
下で、振動倍率又は伝送率に寄与し得る。プラスチック
緩衝材の振動倍率は包装された製品が蒙る振動加速度、
速度変化及び変位に於ける多重増大をもたらし得る。再
び、振動倍率を高め且つ運搬様式の強制振動をパッケー
ジ内の製品に関係づける共振条件に寄与するのはプラス
チック緩衝材の特性である。
発泡プラスチック材内部パッケージ緩衝構造物の他の
欠点は、プラスチック材の固有な反発性、復元係数、弾
性モヂュール及びバネ常数特性が臨界的に機械的衝撃及
び出荷振動を減衰するための臨界的減衰構造を達成する
のに障害となることである。製品包装に従来用いられて
いる発泡プラスチック充填スペースは包装された製品に
対する機械的衝撃及び振動加速度の過大な伝送率、速度
変化及び変位をもって過大減衰又は過小減衰の条件の因
子となり得る。
モールド成形パルプ繊維は、米国特許第5,096,650
号、第4,742,916号、第4,480,781号、第4,394,214号、
第3,718,274号、第3,700,096号、第3,286,833号、第3,2
43,096号及び第2,704,268号に記載された包装構造に既
に用いられている。例えば、メイン州04901、ウオータ
ービル、カレッジ・アベニュー在のケイス・ファイバー
社(The Keys Fiber Company)は、パッケージ内に堆積
された蛍光管を出荷するのに用いられるモールド成形さ
れた繊維蛍光管トレイを製造している。蛍光管トレイに
は円筒状蛍光管と補完形の凹部が形成されている。しか
しながら、これ等の従来技術蛍光管トレイはガラスとガ
ラスとの接触を防止するディバイダとしてのみ機能す
る。蛍光管トレイは、凹部又はリブが形成されるように
記載できる程度まで、凹部は管を互いに分離するための
インデキシング機能を遂行する。
ケイス・ファイバー社の蛍光管トレイは、積載力を製
品受容凹部の周りに向けると云う意味で積載機能を有し
ていない。むしろ、管トレイは互いに接触せず、積載力
は蛍光管に直接にかかる。更に、蛍光管トレイは設計緩
衝又は設計保護機能を遂行しない。それ等は、包装され
て出荷される蛍光管製品の鋭敏なエレメントに対して損
傷や破損が起こり得る特定の設計しきい値又は機械的衝
撃限界と振動加速度に近づく機械的衝撃及び振動によっ
て引き起こされるパッケージ加速度に於いてエネルギー
を吸収するようには設計されていない。かかる蛍光管ト
レイの有用性は、分割、インデキシング及び分離機能つ
きる。
他の通常のモールド成形されたパルプ繊維パッケージ
構造は、卵形物枠組み箱(Egg crate)である。卵形物
枠組み箱には一般に卵形物を収容し、インデキシング
し、分離するための卵形物ポケットが形成されている。
弾性のピローパッド又はボタン状のものは卵形物ポケッ
トの底部で卵形物ポケット中の卵形物を揺りあやす。卵
形物枠組み箱のカバーは、積載力に耐える卵形物ポケッ
ト間の交差点に形成された柱に載って卵形物枠組み箱が
積み重ねられるようにする。しかしながら、従来の卵形
物枠組み箱の卵形物ポケット及び関係する構造体は、包
装設計限界又は設計しきい値加速度に於ける卵形物を保
護するためエネルギーを抑え且つ吸収されるようには設
計されていない。従来の卵形物枠組み箱は、卵形物に対
して損傷や破損が起こり得る特定の設計しきい値又は限
界に近づく機械的衝撃及び振動からパッケージ加速度に
於いてエネルギーを抑え且つ吸収するように意図された
押しつぶし可能な構造体をもっていない。卵形物枠組み
箱の主要目的は、モールド成形されたパルプ繊維の林檎
フラットや食料品のための他のモールド成形されたパル
プ繊維トレイのように、インデキシング、分割、方向化
及び製品を互いに分離することである。他方、本発明
は、包装されて出荷される製品の鋭敏なエレメントに対
して損傷又は破損が起こり得る特定レベルの機械的衝撃
及び振動加速度から包装されて出荷される製品を保護す
るための予測可能な且つ信頼性のある設計明細及び緩衝
要求に合うように特に意図され、設計され且つ構成され
たモールド成形パルプ繊維包装構造物に向けられる。
また、包装構造物は、クラフト繊維を基礎とする原材
料スラリーからいわゆる「スラッシュモールド成形」に
よって製造されている。かかるクラフト繊維スラッシュ
モールド成形包装構造物は、ニューヨーク州ポートビル
在のファイバーセル社(FibercelInc.)によって製造さ
れている。重いクラフト繊維構造体は、「キャンドル・
ディッピング」、即ち、真空モールド成形ヘッドをスラ
リー中に何度も浸漬させることによって、真空モールド
成形される。スラッシュモールド成形包装構造物の欠点
は、押しつぶされ得ない程比較的硬質な構造物であるこ
とである。それ等は、機械的衝撃及び振動加速度の信頼
性のある特定設計限界又はしきい値に於いてクラッシュ
することもエネルギーを吸収することも不可能である。
それ等は主としてブロッキング(blocking)及びブレ
ーシング(byacing)のために意図され、又スラッシュ
モールド成形構造物のかさのために組重ね(nesting)
には不向きである。
発明の目的 従って、本発明の一目的は、プラスチック高分子材料
以外のモールド成形パルプ及びモールド成形繊維材料を
ベースとする新規な内部パッケージ緩衝構造物物を提供
することである。モールド成形パルプ及びモールド成形
繊維IPC構造物は再生されたセルロース繊維からモール
ド成形され得、環境的に健全な再生可能な、生分解可能
且つコンポジット可能な内部パッケージ緩衝構造を提供
する。
この発明の他の目的は、典型的にプラスチック重合体
分子の特性である反発性、復元係数、弾性率及びバネ常
数に付いて固有により低い性質とパラメータを有する繊
維のような天然材料から新規な内部パッケージ緩衝構造
物を組み立てることである。この新規なIPC構造物モー
ルド成形の天然繊維材料は、衝撃増幅又は振動増幅の回
避を改良する。この新規な比較的非弾性の繊維材料は、
特に機械的衝撃及び出荷振動を厳密に減衰させるのに適
している。
この発明の更なる目的は、中空の押しつぶし可能な緩
衝構造物の外形、形状及び配列並びに構造物を組成する
材料の非弾性特性によって衝撃及び振動を吸収且つ減衰
するための新規なモールド成形した中空押しつぶし可能
な緩衝構造を提供することである。
かくして、本発明はこの新規なクッション構造の外形
及び形状に関連して、材料自体の固有な非弾性的分子特
性に加えて、減少された反発性、復元係数、弾性率及び
バネ常数の好ましい特性を達成する。
本発明は、再生繊維を含むモールド成形パルプ繊維材
料を用いて新規な成果を希求する。この目的は、包装さ
れて出荷される製品を特定の機械的衝撃及び振動加速度
から保護するための設計明細及び緩衝要件を予測可能に
且つ信頼性をもって満足させるモールド成形パルプ繊維
の内部パッケージ緩衝作用(IPC)構造物を提供するこ
とである。本発明は、製品と鋭敏なエレメントに伝達さ
れる衝撃加速度又は振動加速度が設計限界又はしきい値
に等しいかそれ以上の場合、損傷又は破損を蒙り得る製
品の鋭敏なエレメントを保護しなければならない。この
設計限界は典型的には、「g's」、即ち地球の重力によ
る加速度「g」の倍数で特定される。
特に、本発明はモールド成形パルプ繊維IPC構造物の
幾何学的形状と不規性の変化によってかかる設計明細及
び要求を満足させる。かくしてIPC構造物は、製品の鋭
敏はエレメントに対して損傷又は破損が起こり得る衝撃
加速度又は振動加速度の設計しきい値又は設計限界に近
づいたパッケージに対して、当該衝撃加速度及び振動加
速度に於いてエネルギーの吸収性及び緩衝吸収性を備え
ることができる。
本発明の意図するところは、かかる設計要求を、ASTM
試験手順及び基準、及びNational Safe Transit Associ
ation(NSTA)の手順に従って、信頼性をもって且つ予
測可能的に満足させることである。
発明の開示に対する定義 IPC構造 本発明によるIPC構造は、製品を包装して出荷
中に(shipping)に保護するために用いられるモールド
成形パルプ繊維内部又は内面パッケージ緩衝構造物であ
る。IPC構造物には一般に、製品を受容するキャビティ
(cauity)が形成される。押しつぶし可能なリブ、ポッ
ド、ポッド列、ポッド状リブ等のような緩衝構造物が、
キャビティの周りでIPC構造物にモールド成形される。I
PC構造物は又、必ずしもキャビティとともに形成され
ず、パッケージに加えられて包装して出荷される製品を
補助的に保護する角部保護材及インサート保護材を含
む。
パッケージ(Package) パッケージは、製品を出荷す
るための外部容器である。製品は先ずIPC構造物のキャ
ビティ内に置かれる。製品封入IPC構造物は、次にパッ
ケージ中に積載されるが、IPC構造物によって包まれ又
は囲まれた個々の又は単一の製品は包装されて出荷され
ることができる。
キャビティ(Cavity) キャビティ又はポケットは、包
装して出荷されるべき製品を収容し且つ保持するためモ
ールド成形パルプ繊維IPC構造物内にモールド成形され
た壁をもつ空間である。キャビティは一般に、特定の製
品を収容するため独特の又は不規則の形状を有する。キ
ャビティの壁は、製品を保護し且つ積載及び負荷力をキ
ャビティ内の製品の周りに伝達するためキャビティ壁を
強化する棚板、切妻、浅い円錐及びアーチのような形体
を取り入れることができる。キャビティは一般に、IPC
構造物にモールド成形されたリブ、ポッド、ポッド列、
ポッド状リブ等のような一つ以上の新たなモールド成形
パルプ繊維押しつぶし可能緩衝構造物によって囲まれて
いる。
リブ(Ribs) リブは、IPC構造物中の異なる位置の間
を伸長し又は「架橋」する、IPC構造物にモールド成形
された細長い中空のエッジであって、前記位置を「押し
つぶし可能に」強化する。リブはキャビティの周りに位
置し、機械的衝撃、振動、及び積載及び負荷力から製品
を保護し、時には曲げ又は蝶番作用を防止する。リブ
は、包装して出荷される製品における鋭敏なエレメント
に対して損傷又は破損が起こり得る機械的衝撃及び振動
加速度の特定設計しきい値又は機械的衝撃及び振動から
パッケージ加速度の限界に於いて押しつぶされてエネル
ギーを吸収する構造体である。
反蝶番リブ(Anti−hinge ribs) 反蝶番リブは、曲げ
や蝶番作用を蒙り易いIPC構造物上の位置に形成される
リブで、曲げや蝶番作用を阻止する。反蝶番リブはキャ
ビティ内に保持される製品を支持するに際して梁のよう
な機能を果たすことができる。
ポッド(Pods) ポッドは、IPC構造物中に選択された
深さで、断面が実質的に対称的にモールド成形された中
空の凹状体又は窪みである。ポッドは、キャビティの周
りの位置に位置付けられ、機械的衝撃、振動及び積載及
び負荷力からの製品保護を高める。ポッドは、一般に凹
状体又は窪みの開口部に於ける大きい寸法から凹状体又
は窪みの底部に於ける小さい寸法に向かって断面が先細
りになっている。ポッドは、包装して出荷される製品に
おける鋭敏なエレメントに対して損傷又は破損が起こり
得る衝撃及び振動加速度の特定設計しきい値又は機械的
衝撃及び振動からパッケージ加速度の限界に於いて押し
つぶされてエネルギーを吸収するように設計された押し
つぶし可能な構造体である。
ポッド列(Row of pods) ポッド列は、一ポッドの幅
より小さいポッド間の距離で互いに近接した間隔をもっ
て配置された少なくとも三つのポッドの線状の配列であ
る。ポッド配列は、必ずしも線状の連続ではなく近接し
た間隔で配置された少なくとも3ポッドの組である。隣
接するポッドの外側間の谷部には隅肉が沈積されてもよ
く、押しつぶし抵抗の向上及びポッド間の接続部に於け
る曲げ又は蝶番作用に対する抵抗力を提供し、製品の保
護を増大し、側方の力をキャビティの周りに伝達する。
隅肉は、押しつぶし可能なポッド列又は配列を材料の加
えられた質量に従って、高コンプライアンス押しつぶし
から構造的剛性へ押しつぶし性を変化するように調整す
るために用いられてよい。隅肉は組重ねられた(neste
d)IPC構造体の固着を防止するため組重ね除去機能を持
つことができる。遂行することができる。
ポッド状リブ(Podded rib) ポッド状リブは、リブに
沿って少なくとも三つのリブポッドの列が形成されたリ
ブである。リブポッドの深さはリブの深さより浅い。こ
れは、ポッド状リブをポッド列から区別する。隅肉は、
ポッド列のポッド間と共にポッド状リブのリブポッド間
に沈積されてもよい。ポッド状リブは、増大された圧縮
保護、増大された製品保護、積載及び負荷力の分散及び
曲げ及び蝶番作用に対する抵抗を与える。
隅肉(Fillet) 隅肉又はガセット(gusset)は、ポッ
ド列又はポッド状リブに於ける隣接するポッドの外側間
の谷部に沈積されたモールド成形パルプ繊維の蓄積であ
る。隅肉は、増大された製品保護ための、積載及び負荷
力の伝達のため、及び増大された圧縮抵抗のため、そし
てポッド間の接合部に於ける曲げ又は蝶番作用に対する
抵抗のため強化機能を果たすことができる。隅肉は、構
造物の押しつぶし性のレベルを高コンプライアンス押し
つぶし及び緩衝から構造的剛性へ変化するように調節す
るのに用いられ得る。隅肉は、組重ねられたIPC構造体
の固着を防止するため組重ね除去機能を持つことができ
る。
ポスト(Posts) ポストは、キャビティの深さ又は幅
より大きい拡張された深さのポッドである。ポストは、
一般に、キャビティに充填された製品を支持し、製品収
容ポケット又はキャビティの周りの積載及び負荷力をパ
ッケージの基部に伝達することによって柱様(post−li
ke)の機能を果たす。ポストはエネルギーを吸収するこ
とによって製品を緩衝及び保護するため、設計限界又は
しきい値に近づく機械的衝撃加速度及び振動加速度に応
答して押しつぶし可能な構造物である。
棚板(Shelves) 棚板はリブの長さ方向に存在する実
質的にリブの半分である。棚板は、IPC構造物にモール
ド成形され、IPC構造物の一レベルと他のレベルとの間
の段構造を形成する。棚板は、一般に、キャビティの壁
部内に形成され、製品を支持し、キャビティを強化し、
積載及び負荷力を製品の周りに伝達し、製品の保護を増
大する。
スカラップエッジ(Scaloped edges)又は強化エッジ
(Reinforced edges) スカラップエッジは、周期的ス
カラップ形状又は凹状を形成したモールド成形パルプ繊
維IPC構造物のエッジ部であって、エッジの強度を上げ
て押しつぶし抵抗を増大し、製品保護を増大し、側方か
らの力を伝達する。
積載リブ(Stacking ribs)及びポッド(pods) 積載
リブ及びポッドは、製品が充填されたIPC構造物がパッ
ケージ内で背面と背面が積載されているとき、補完的突
き合わせ接触のために配列された位置に於いてIPC構造
にモールド成形されたリブ及びポッドである。積載リブ
及びポッドは製品を収容するキャビティの周りの積載及
び負荷力をパッケージの基部に伝達する。
ネスティング(Nesting) ネスティング(組重ね)
は、夫々のキャビティに製品が無く、同一方向を向くと
き、それ等を互いの頂部でIPC構造物の背面と前面が相
互に適合するようにした配置である。IPC構造物は、製
品の出荷に際しての使用のため、内部包装緩衝構造物を
製品製造者に出荷する空間を保存するように組重ねられ
る。
積載(Stacking) 積載は、製品をキャビティ内に充填
した後、パッケージ中にIPC構造物を互いの頂部に背面
と背面が相互に適合するようにした配置である。積載中
に、積載されたIPC構造物は反対方向を向いている。製
造者は、製品充填IPC構造物を出荷のためパッケージ内
に積載する。
押しつぶしリブ(Crush Rib)及び摩擦適合ポケット(F
riction Fit Pocket)又はキャビティ(Cavity) 摩擦
適合又は押しつぶし適合ポケット又はキャビティは、そ
の中に突出する突出押しつぶしリブが形成されたポケッ
トで、該ポケット中に挿入されるべき製品の幅寸法より
僅かに小さい大きさの幅寸法を規定する。押しつぶしリ
ブは、摩擦適合ポケットに突出するように形成され、製
品が摩擦適合ポケットに押し込まれるとき、僅かに押し
つぶされるように構成されたリブである。押しつぶしリ
ブと摩擦適合ポケットの組み合わせは、運搬方式に起因
する厳密な減衰振動のため、振動増幅を防止するため、
そして製品を振動から隔離するため、優れた振動減衰特
性をパッケージ/製品システムに付与することが見いだ
された。製品が強制的に摩擦適合ポケットに挿入される
と、ポケットも拡大し、繊維に応力を加え且つ繊維を部
分的に分離し、そして更に押しつぶし適合ポケット内で
の振動隔離及び製品の保護に寄与する。
吊り下げられたポケット(Suspended Pocket)又は懸架
ポケット(Suspension Pocket) 吊り下げられたポケ
ットは、二つ以上のリブ、ポッド又は類似の支持構造の
間に吊るされたポケット又はキャビティで、懸架によっ
て製品をポケット内に支持する。吊り下げられたポケッ
トは、出荷及び取扱い中に製品又は懸架ポケットの何れ
の部分も外部容器パッケージ又は他の何れのIPC構造物
にも触れないように、製品を吊り下げ、保護する。
リブ保持ケージ(Rib Cage) リブ保持ケージは、キャ
ビティの少なくとも一部の周りに直交する二つの又は三
つの方向に又は軸に沿って伸長する複数の交差する押し
つぶし可能なリブの網細工であって、キャビティ内の製
品を保護する。
機械的衝撃(Mechanical Shock) 機械的衝撃は、出荷
及び取扱い中、角部落下、エッジ部落下及び面部落下と
してパッケージの床との衝撃によって並びに水平衝撃に
よってパッケージに与えられる急激な運動である。機械
的衝撃は、パッケージの加速度、速度及び変位の急速な
変化によって特徴づけられる。パッケージ衝撃は一般
に、パッケージに、例えば、20ミリ秒(mS)の範囲の短
時間に、例えば、150g's(ここでgは地球の重力場によ
る加速度である)の範囲の衝撃加速度を付与することが
できる。衝撃加速度、速度変化及び撓みは一般に、衝撃
パルスによってパッケージに付与される最大の加速度、
速度変化及び撓み又は変位を云う。
衝撃増幅(Shock Amplification)及び衝撃伝搬性(Sho
ck Transmissibility) 衝撃増幅は、パッケージ/製
品システム、特に共振条件近傍に於ける製品/パッケー
ジシステムの内部パッケージ緩衝構造のバネ常数特性に
よって引きされる衝撃加速度、速度変化及び撓みの増加
又は増進である。共振条件は、衝撃パルスの周波数
(f2)と製品パッケージシステムの自然周波数(f1)が
実質的に一致するとき起こる。増幅ファクターは、製品
が蒙り又はパッケージ/製品システム、特にパッケージ
に加えられる機械的衝撃の結果、内部パッケージ緩衝構
造物によって製品に伝達される最大衝撃加速度、速度変
化及び撓みに於ける倍数増大である。パッケージ/製品
システムによる衝撃増幅はパッケージ/製品システムの
衝撃伝搬性に関連する。
振動(Vibrations) 振動は、パッケージの出荷及び配
達中、車両及び運搬様式によってパッケージに付与され
る周期的又は不規則な運動である。振動加速度、速度及
び変位は一般に、出荷振動によってパッケージに付与さ
れるピーク加速度、速度及び変位を云う。振動加速度は
一般に、g's(地球の重力加速度の単位)で測られる。
振動増幅(Vibration Magnification)及び振動伝搬性
(Vibration Transmissibility) 振動増幅は、パッケ
ージ/製品システム、特に共振条件の近傍に於ける製品
/パッケージシステムの内部パッケージ緩衝構造のバネ
常数特性によって引き起される振動加速度、速度変化及
び変位の増加又は増進である。共振条件は、運搬様式の
駆動振動の周波数(ff)と製品/パッケージシステムの
自然周波数(fo)が実質的に一致するとき起こる。振動
増幅ファクターは、包装された製品が蒙る振動加速度、
速度変化及び変位に於ける倍数増大であり、運搬様式の
振動をパッケージ/製品システム内の製品に連係する。
一般に、この特許出願明細書に於いて述べられるパッ
ケージの動力学及びIPC構造の動力学の議論は、上に引
用したブランデンバーグ(Brandenburg)及びリー(Le
e)の「包装動力学の基礎」(Fundamentals of Packagi
ng Dynamics)に於ける語彙及び議論に従っている。
押しつぶし可能な構造(Crushable Structure) 本発
明によるリブ及びポッドを含む押しつぶし可能な構造
は、IPC構造物の製品受容キャビティの周りに分布する
中空状幾何学的な外形及び形状である。押しつぶし可能
な構造物は、包装して出荷される製品の鋭敏なエレメン
トに対して損傷又は破損が起こり得る衝撃及び振動加速
度の設計限界又はしきい値に近づいた機械的衝撃及び振
動によってパッケージに付与される加速度に於いてエネ
ルギーの吸収及び緩衝吸収のために設計されている。本
発明によるモールド成形パルプ繊維材料の中空で押しつ
ぶし可能な構造物は、エネルギーの吸収及び緩衝吸収の
上で実質的に非弾性であって、それによって弾性反発及
び係数反発を実質的に除去している。しかしながら、設
計限界又はしきい値以下では、押しつぶし可能な構造物
は、ある程度の記憶性と回復性を保持し、IPC構造物の
構造と保全性を維持する。g'sにおける設計限界に於け
る又はそれに近づいた押しつぶし性は、繊維の切断、引
き裂き、破砕および引き離しによる押しつぶし性能を云
う。押しつぶし性は、高度にコンプライアントな押しつ
ぶしから構造的剛性への範囲に亘って選ばれ又は特定さ
れた設計特性として見られ得る。本発明による押しつぶ
し可能な構造物の押しつぶし性は、一般に20g'sから200
g'sの範囲に於ける衝撃及び振動加速度の特定された設
計限界又はしきい値に於いて製品保護を達成する経験的
な方法によって確立される。
発明の開示 以上に要約された「発明の目的」を達成するため、本
発明は包装されて出荷される製品を保護するため内部パ
ッケージ緩衝に対する新規な構造物を提供する。内部包
装物緩衝(IPC)構造物はパルプ繊維、好ましくは再生
されたパルプ繊維からモールド成形される。主実施例で
は、IPC構造は出荷されるべき製品を受容且つ保持する
ためにあつらえ成形されたキャビティ又はポケットを規
定する。
本発明によれば、複数の構造的リブは、IPC構造物上
の異なる位置の間に伸長するIPC構造にモールド成形さ
れた細長い中空の山背(エッジ)の形状でIPC構造に組
み入れられ、これ等の位置の間のIPC構造を押しつぶし
可能に強化する。IPC構造物は、互いに直交する少なく
とも二つの方向に又は軸に沿って伸長し、互いに交差し
て押しつぶし可能な「リブ保持体」を形成する異なるリ
ブを組み入れる。いくつかの実施例では、これ等のリブ
は三つの軸にそって三方向に伸び、交差するリブをつく
る。これ等のリブは、IPC構造物のキャビティの少なく
とも一部の周りに位置して分布しキャビティ内の製品を
パッケージの角部落下、エッジ部落下、面部落下及び水
平衝撃から保護し、運送様式によって付与される振動を
減衰し、そして積載及び負荷力をキャビティの周りに伝
達する。
本発明の一つの特徴によれば、前記中空状のリブは、
包装されて出荷される製品の鋭敏なエレメントに対して
損傷又は破損が起こり得る特定の設計限界又はしきい値
加速度に近づくパッケージに対して付与された機械的衝
撃及び振動によって引き起こされた加速度に於いてエネ
ルギーを抑え且つ吸収するために構成された押しつぶし
可能な構造体である。エネルギーの抑制及び非弾性緩衝
吸収は、機械的衝撃加速度及び振動加速度の特定する設
計限界に於いて製品の予測可能な且つ信頼性のある保護
を保証する経験的方法によって確立される。
好ましい実施例では、IPC構造物は又、断面が実質的
に対称な中空の凹状体又は窪みの形状で且つ異なる位置
に於いてIPC構造物に選ばれた深さでモールド成形され
る複数の構造的ポッドを組み入れる。ポッドは、キャビ
ティの周りに位置付けられ且つ分布されてキャビティ内
の製品に対して機械的衝撃、振動、及び積載及び負荷力
からの追加的保護を提供する。ポッドは又、「g's」で
表される設計限界又はしきい値に近づく機械的衝撃加速
度及び振動加速度に於けるエネルギーの抑制及び緩衝吸
収のために構成された押しつぶし可能な構造体である。
構造的ポッドは、線形の順序で密接した間隔で配置さ
れた少なくとも三つのポッドを有するポッド列として配
置されてもよい。このポッド列はIPC構造上に位置付け
られ製品の保護を向上し且つ押しつぶしに抵抗する。一
般には、モールド成形されたポッドは、その凹状体又は
窪みの開口部に於けるより大きい寸法から凹状体又は窪
みの底部に於けるより小さい寸法に向かって先細りにな
っている。ポッド列は、少なくとも三つのリブポッドの
列のポッド状リブを形成するためリブ内に形成されても
よい。リブポッド列はポッド状リブを強化し、順次作用
押しつぶし性及び単一衝撃又は多数衝撃からのエネルギ
ーの順次抑制及び吸収によって追加的製品保護を提供す
る。ポッドは又、強化された二次元グリッドを形成する
ため多配列に形成されてもよい。ポッドの多数列及びポ
ッドの多数列は、パッケージが「g's」の設計限界又は
しきい値に於いて多数衝撃に耐えると共に製品を破損又
は損傷から保護することを許容し得る。
本発明の他の特徴によれば、モールド成形されたパル
プ繊維の隅肉が隣接するポッドの外側間の谷部に沈積さ
れてポッド間の谷部に於ける押しつぶし及び曲げ又は蝶
番作用に対する抵抗を増大させることができる。隅肉は
押しつぶし可能な追加的保護レベルを包装された製品に
付加するために用いてよい。隅肉は又、押しつぶし可能
な構造物の押しつぶし性を調節するのに用いられてもよ
い。IPC構造物にモールド成形されたリブ及びポッド
は、同一方向に向く複数のIPC構造物を組重ねし、それ
によってキャビティ内に製品が無い状態でIPC構造物を
出荷するための空間要求を最小化するように配列するこ
とができる。その応用として、隅肉は又、組重ね除去機
能を果たす組重ね除去隅肉として作用し、複数IPC構造
物の固着を防止する。組重ね除去の出張りがまた、これ
等のIPC構造物内にモールド成形されてもよく、組重ね
られたIPC構造体の固着係合を防止する。
種々のリブ及びポッド構造体が種々の機能を果たすた
めに提供される。例えば、積載リブ及びポッドは、隣接
するIPC構造体のリブ及びポッドが背面と背面が会うよ
うに配置される。一つのIPC構造物の外側に在るリブ及
びポッドは、他のIPC構造物の外側に在るリブ及びポッ
ド上に置かれ、これ等のIPC構造物のキャビティ内に保
持される製品を積載する。リブ及びポッドは、積載力及
び付加力を製品収容キャビティの周りのリブ及びポッド
を介してパッケージの基部に伝達する。
他の形式のリブは、IPC構造物上の位置に形成された
反ヒンジリブを含み、かかる位置に於ける蝶番または曲
げ運動に逆らう。押しつぶしリブは、摩擦適合キャビテ
ィに突出するように形成され、ポケット内に受容される
製品の幅寸法より少ないポケット幅を規定して臨界的振
動減衰及び振動隔離特性を付与する。支持リブは、二つ
の位置の間の吊り下げポケット内に製品を支持するため
に提供される。キャビティより大きい深さ寸法を有する
細長いポッドは、積載及び付加力をキャビティの周りに
伝達するためのポストを提供する。種々の押しつぶし可
能な強化キャビティ形状もまた開示される。
本発明は又、内部パッケージ緩衝を補充するため角部
保護構造のようなキャビティが必ずしも形成されないIP
C構造物を提供する。モールド成形パルプ繊維IPC角部保
護構造物は、パッケージの角部に於いて位置決めするよ
うに構成され、製品を機械的衝撃、振動、及び積載及び
付加力から保護し、角部に於けるエネルギー吸収及び緩
衝押しつぶし性を提供する。角部保護構造は、断面が実
質的に対称な中空の凹状体または窪みの形状で、選ばれ
た深さでIPC角部保護構造にモールド成形された複数の
構造的ポッドの配列を組み入れる。これ等のポッドは、
凹状体または窪みの開口部に於けるより大きい寸法から
凹状体又は窪みの底部に於けるより小さい寸法に向かっ
て先細りになっている。
本発明に従って、ポッド配列は、第1の選ばれた深さ
でモールド成形された第1の組のポッド、及び第1の選
ばれた深さより少ない第2の選ばれた深さでモールド成
形された第2の組のポッドを含む。このポッド配列は、
衝撃及び振動を吸収するため第1の組のポッドにより押
しつぶしに対するより少ない抵抗又はより低い加速度レ
ベルの押しつぶし性を与え、第1組のポッドが第2組の
ポッドの深さ迄押しつぶされた後、押しつぶしに対する
より大きい抵抗及びより高い加速度レベルの押しつぶし
性を与える。追加の組のポッドを前記配列に組み入れ、
追加レベルの押しつぶし性を与えてもよい。ポッド配列
は従って、機械的衝撃、振動、及び積載及び付加力によ
る押しつぶしに対する少なくとも二つの異なる順次レベ
ルの抵抗及び押しつぶし性をもつIPC角部保護材構造を
提供する。このIPC角部保護構造内のポッド配列は、隣
接するポッドの外側間の谷部に沈積されたモールド成形
パルプ繊維の隅肉が形成されてもよく、押しつぶし及び
ポッド間の谷部に於ける曲げ又は蝶番作用に対する増大
された抵抗をもった更に第3の、即ちより大きなレベル
の押しつぶし性を提供する。
本発明は又、多数レベル押しつぶし性のため多数レベ
ルポッド配列を組み入れたキャビティIPC構造物を提供
する。本発明のこの特徴は特に、TVセットや電子機器の
ような精巧又は鋭敏なエレメントをもった重い製品を出
荷するのに用いられるIPC構造物に対して適用し得る。
本発明の実施例によれば、多数レベルポッド配列は直接
IPC構造物にモールド成形され、製品を受容するキャビ
ティの周りに分布される。多数の深さや長さをもったポ
ッドの配列は、パッケージに付与される機械的衝撃加速
度及び振動加速度の多数設計限界又はしきい値に於ける
エネルギーを吸収するように設計される。これ等複数の
IPC構造物は、引き続く多数レベルに於いて押しつぶし
によって応答する。更に、ポッド間に隅肉が沈積されて
もよく、押しつぶしの最終レベルを与える。
一般に、本発明は、パッケージに付与される機械的衝
撃加速度及び振動加速度の設計限界及びしきい値に於け
るエネルギーの緩衝吸収のためにモールド成形されたIP
C構造物に形成された、種々の中空状の幾何学的外形及
び形状の形式にある押しつぶし可能な構造物を提供す
る。押しつぶし可能な構造物は、設計限界及び要求に於
いて信頼性があり且つ予測可能な製品保護を与える。エ
ネルギーの緩衝吸収は、経験的且つ発見的方法及び手続
きによって確立され、結局はASTM及びNSTA試験手順によ
る製品保護のための設計要件を満足する。
特定されたgレベルに於ける保護のための設計要件を
達成するために調整が可能なリブやポッドのような押し
つぶし可能な構造物の調整可能パラメタは、モールド成
形パルプ繊維の壁又は棚板のゲージ又はカリパーとして
言及されるモールド成形パルプ繊維の壁の厚みを含む。
本発明によれば、カリパーは、一般に30/10,000から200
/1000インチ(0.030から0.200インチ)の範囲に、そし
てより典型的には30/1000から95/1000インチ(0.030か
ら0.095インチ)の範囲にある。隅肉は使用され得、カ
リパー又はゲージをポッドの外側間の谷部のような選ば
れた位置に於ける上記範囲のより高いレベルの厚みにま
で増大する。シェルのカリパーの変更及び隅肉の付加
は、材料の剛性を増加し、そして押しつぶし可能な構造
の押しつぶし性をコンプライアントな緩衝から構造的剛
性への範囲にわたって変更するために用いられ得る。
押しつぶし性を決定する他のエレメントは、押しつぶ
し可能な構造物の深さ及び面積を含む。設計押しつぶし
性を決定するエレメントは、保護されるべき製品の重
量、大きさ及び面積、設計落下高さ、及び製品の鋭敏な
エレメントに対して破損又は損傷が起こり得るg'sで測
られる設計限界又はしきい値を含む。繊維の長さ及び含
水量を含むモールド成形されたパルプ繊維の内容も又、
エレメントで有り得る。本発明のモールド成形されたパ
ルプ繊維IPC構造物は一般に、約10%の最終含水量をも
って形成される。
より好ましい実施例では、内部パッケージ緩衝構造物
は、再生された繊維のスラリーから真空モールド成形さ
れる。パルプ繊維のスラリーは、新聞の大部分、繊維の
長さを大きくするため白紙事務帳簿用紙の些少部分、係
合剤のための野菜を基礎成分とする澱粉、及び水によっ
て組成される。これ等の混合物は再パルプ化されて、そ
れからIPC構造物が真空成形機によってモールド成形さ
れる再生パルプ繊維のスラリーを提供する。
例えば、本発明によるモールド成形パルプ繊維スラリ
ーの一配合は次の通りである:新聞/印刷用紙70ポン
ド、白紙事務帳簿用紙30ポンド、じゃがいもを基礎成分
とする澱粉2ポンドおよび水250ガロンが回転式パルプ
化槽に加えられる。ローターは、例えば、20分で混合物
をパルプ化し、その後それは真空成形スラリーとして用
いられる保持槽に送られる。スラリー中に浸漬された真
空成形ヘッドは一般に、穴明きスクリーン面をもつ形式
のもので、成形用の負圧とモールド成形された物品を解
放するための正圧を分配する。
本発明の他の目的、特徴及び利点は以下の明細書及び
添付する図面に於いて明かである。
図面の簡単な説明 図1は、瓶出荷パッケージのため瓶を受容し、且つ、
保持するための多数のキャビティが形成されたモールド
成形パルプ繊維IPC構造物の下半分を上から見た平面図
である。
図2は、図1の線2−2上の矢印の方向に見た端部断
面図である。
図3は、上半分と下半分を積載形状に含む二つの背面
と背面を合わせた瓶出荷パッケージの半分IPC構造物の
横断面図である。夫々の積載リブ及びポッドは、積載及
び負荷力を夫々の瓶受容キャビティの周りに向けるため
に突き合わせ配列してある。この横断面図は、長さ方向
にある外側のキャビティの中心線に沿って取られてい
る。
図4は、図1の線4−4上の矢印の方向に見た前記二
つの背面と背面を合わせた瓶出荷パッケージの半分IPC
構造物の端部断面図である。
図5は、カメラ出荷パッケージのためのカメラ受容IP
C構造物の下部トレイを上から見た平面図である。
図6は、図5の線6−6上の矢印の方向に見たカメラ
受容IPC構造物の端部断面図である。
図7は、図5の線7−7上の矢印の方向に見た端部断
面図である。
図8は、図5の線8−8上の矢印の方向に見たカメラ
受容IPC構造物の横断面図である。
図9は、多数IPC構造物の組重ね形状を示すカメラ受
容IPC構造物の角部に隣接する破断詳細断面図である。
図10は、トナーカートリッジ出荷パッケージのための
レーザープリンターのトナーカートリッジ先端キャップ
IPC構造物を上から見た平面図であり;図10Aは、レーザ
ープリンターのトナーカートリッジ先端キャップIPC構
造物の上から一定の角度で見た等角斜視図である。
図11及び図12は、図10のレーザープリンターのトナー
カートリッジ先端キャップIPC構造物の夫々端部分図及
び横部分図である。
図13は、スピーカー出荷パッケージのためのスピーカ
ー受容キャビティをもつIPC構造物を上から見た平面図
である。
図14は、IPC構造の長さ方向にある中心線に沿って取
られた断面をもつスピーカー受容IPC構造物の横断面図
である。
図15は、図13の線15−15上の矢印の方向に見たスピー
カー受容IPC構造物の横断面図である。
図16は、ワイングラス出荷のためのワイングラス受容
IPC構造物の二半分を上から見た平面図である。
図17は、ワイングラス受容IPC構造物の二半分の一つ
を通して中心線に沿って取られた横断面図である。
図18は、解放位置にある角部保護子の二つの蝶番半分
を上から見た平面図である。
図19は、図18の線19−19上の矢印の方向の解放位置に
ある角部保護子の二つの蝶番半分を通して見た横断面図
である。
図20は、パッケージの隅部に装着の準備ができた解放
位置にある角部保護子の二つの蝶番半分を通して見た横
断面図である。
図21は、解放位置にあり、前後逆に組重ねられ(nest
ed)、ポッド隅肉の組重ね除去(denesting)機能を示
す二つの角部保護子の両半分の一つの一部を通して見た
破断横断面図である。
図22は、解放位置にある蝶番カバーをもつ大きい化粧
品キットトレイの平面図で、強制的挿入によって大きい
化粧品キット商品を受容し、そしてこれ等商品を振動か
ら保護するための押しつぶしリブをもつ摩擦適合キャビ
ティを示す。
図23及び図24は、図22の夫々線23−23及び線24−24上
の矢印の方向に見た解放位置にある上記大きい化粧品キ
ットトレイを通しての夫々の横断面図である。
図25及び図26は、図22の夫々線25−25及び線26−26上
の矢印の方向に見た上記大きい化粧品キットトレイを通
しての夫々の横断面図である。
図27は、図22の線25−25上の矢印の方向に見た組重ね
(nesting)位置にある多数の大きい化粧品キットトレ
イIPC構造物の横断面図である。
図28は、解放位置にある蝶番カバーをもつ小さい化粧
品キットトレイIPC構造物の平面図であり、吊り下げら
れたキャビティ構造を示す。
図29は、図28の上記小さい化粧品キットトレイIPC構
造物の中心線に沿った横断面図である。
図30は、組み重ね(nesting)位置にある多数の小さ
い化粧品キットトレイIPC構造物の側部に於ける破断横
断面図である。
発明の好ましい実施例及び最良態様の詳細な説明 瓶出荷パッケージに包装された瓶を出荷するための内
部パッケージ緩衝構造物が図1から図4に例示されてい
る。この内部パッケージ緩衝構造物は特に、ワイン瓶出
荷パッケージに包装されたワイン瓶を出荷するのに適し
ている。このIPC構造物の下半分10は図1、図1A及び図
2に例示され、3個のワイン瓶を単一層又は段に受容す
るための半キャビティ12が形成されている。IPC構造物
の上半分は図1及び図2に示されていないが、鏡像の向
きで下半分IPC構造物10と同一であり、そこで頭部の上
に置かれ3個の瓶の層を完成する。多数層又は段は、図
3及び図4に関して以下説明されるように、そこで背面
と背面を合わせるように積載され、多層又は多段ワイン
瓶出荷パッケージを形成する。
更に図1及び図2に例示されているように、半IPC構
造物10は、瓶受容キャビティ12の夫々の端部に位置付け
られた端部リブ15及びキャビティ12に沿って内側の位置
に位置付けられた中間リブ16を含む多数の細長い交差リ
ブが形成されている。交差リブ15、16は、キャビティの
周りに一端から他端への位置に分布され、リブ15、16の
長さ方向はIPC構造10及びキャビティ12の長さ方向に跨
って(即ち、図1及び図2中、左/右軸に沿って)向い
ている。半IPC構造物10は又、キャビティ12の及びIPC構
造10の長さ方向に沿って(図1に示されたような頭部/
底部軸に沿って)夫々の長さ方向に向いたキャビティ12
間に細長い縦方向のリブ18が形成されている。端部リブ
15、中間リブ16及び縦方向リブ18はキャビティ12の周り
に分布して衝突衝撃及び輸送様式振動からキャビティ12
内に収容された瓶の保護を与える。
ポッド22の列20は又、ワイン瓶出荷包装IPC構造物10
の端部に形成されている。これ等の列は、キャビティ12
内に保持された瓶の底端部に一致するキャビティの交互
に逆の端部に形成されている。端部リブ15は又、キャビ
ティ12内に保持された瓶の頭端部に一致するキャビティ
12の交互に逆の端部に形成されていることが分かる。ポ
ッドの列は、製品保護を実質的に高め、そして以下にに
記述される積載機能を果たす。列20の中には、隣接する
ポッド22の外側間にパルプ繊維材料の隅肉が沈積さても
よく、これは更に列20を強化し、そしてポッド22間の谷
部に置ける曲がりまたは蝶番作用に抵抗する。個々のポ
ッド25は又、IPC構造物10の内側位置を通して、特にキ
ャビティ12に隣接する内側の縦方向リブ18内に分布され
製品の保護を増大する。
図1から図4のIPC構造物10は又、ポッド28の夫々の
列を組み入れるポッド状リブ26が形成されている。リブ
ポッド28の深さは、総合的に結果する構造が強化された
リブとなるように、リブ26の全深さより少ない。リブポ
ッド28の列は、押しつぶし可能な強化形状のポッド状リ
ブ28に特別の強度を与えキャビティ内の瓶を衝突衝撃及
び振動から保護し且つ積載及び負荷力をキャビティの周
りに向ける。ポッド状リブ26は、IPC構造物10の内部位
置に於いてキャビティ12に沿った間隔をもって分布され
ている。
積載の目的で、ポッド状リブ26は、交互に逆の下方中
間キャビティ位置に分布されている。積載位置及び深さ
は、以下更に詳細に記述される。リブポッド28は又、そ
れ等の外側間の谷部に沈着されたモールド成形されたパ
ルプ繊維材料の隅肉30が形成されてポッド状リブ26を更
に強化している。
キャビティ12は又、強化するキャビティ外形を組み入
れている。図1及び図2の実施例では、キャビティまた
はポケット12は、リブ16、26の間に、そしてリブ26とポ
ッド列20の間にモールド成形されたパルプ繊維アーチ32
が形成され、瓶の円筒形状に合致している。キャビティ
の首部受容部分は狭まれたアーが形成され、複合曲がり
の球面アーチ領域は異なる直径の円柱状アーチ外形32、
34に接続している。総合的に、アーチ32、34及び35は、
交差リブ15、16及びポッド状リブ26に直交し且つ交差す
る細長いリブ32、35、34の形状にキャビティを形成して
いる。
瓶出荷包装半IPC構造物10の他の構造的特徴は、端部
リブ15に近接して形成され、それを強化する棚板36及び
37を含む。結合棚板38は瓶キャビティ12の頭端部を端部
リブ16に接続している。瓶キャビティの下端はポッド22
の端部列20によって支持されている。巻き込まれたリブ
エッジ40は、エッジ強度のためにIPC構造物10の全周囲
の周りに形成されている。図1から図4に示された瓶出
荷包装半IPC構造物10の重要な特徴は、端部リブ15、内
側のリブ16、ポッド22の列20及びポッド状リブ26の構成
と配置であって、出荷パッケージ内に瓶を多段又は多層
に積載している。図3及び図4に示されているように、
第1の半IPC構造物10の瓶キャビティ12の下半分又は下
方中間部位に於けるポッド状リブ26は、積載のため180
゜回転した第2の半IPC構造物11の隣接するキャビティ1
2の上半分又は上方中間部位と位置合わせされている。
ポッド状リブ26及び交差リブ16の深さは、互いに突き合
わせし且つ積載及び負荷力を製品収容キャビティの周り
に背面と背面が会合する関係において伝達するように選
ばれている。図1から図4の形状に於いて、補完的に位
置合わせされたポッド状リブ26及び内側の交差リブ又は
中間リブの4組が背面と背面のIPC構造物10、11に跨っ
て完全に伸長する四つの積載支持列を形成していること
が分かる。四つの積載支持列は、背面と背面のIPC構造
物10、11の内側の長さに沿って実質的に均一に分布され
ている。これ等の四つの内部積載支持列の夫々に於い
て、ポッド状リブ26は内部リブに対して接触し、又その
逆が成り立つ。
更に、二つの部分的積載支持列が、端部リブ15及びポ
ッド22の端部リブ20の接触面によって形成される背面と
背面のIPC構造物10、11の夫々の端部に形成されてい
る。図3及び図4に示されているように、端部リブ15は
十分な深さが形成され、背面/背面接触IPC構造物11の
列20のポッド22に接触する積載リブを構成する。接触又
は会合するポッド状リブ26、中間部分交差リブ16、ポッ
ド22の端部列20及び端部リブ15の全部で6個の積載支持
列は、多層又は多段瓶の積載及び負荷力のための十分な
支持を提供し、積載及び負荷力を瓶出荷パッケージの基
部に向けている。
例によれば、瓶出荷IPC構造に対する設計要求は、パ
ッケージが、67g's以上を製品に伝達することなく、且
つ、ワイン瓶に損傷又は破損を与えることなく、稜部落
下、角部落下、面部落下及び水平衝撃からの67g's以上
の衝突衝撃加速度に耐え得るように選ばれた。これは、
図1から図4に例示されているように、キャビティの周
りに分布された幾何学的外形及び形状に於ける以上のよ
うな押しつぶし可能な構造物を有効に利用することによ
って達成される。ASTM及びNSTA試験手続きプロジェクト
1Aに於いては、この押しつぶし可能な構造物の有効利用
は、エネルギーの予測可能な且つ信頼性のある抑制及び
緩衝吸収を与え、67g'sの設計限界に近づく又はこれを
越えるパッケージに対して付与される機械的衝撃加速度
による製品損傷を防止することが分かっている。実際の
ASTM/NSTM試験手続きでは、図1から図4の瓶出荷IPC構
造物は、瓶に伝達される衝撃加速度を、従来の拡張ポリ
スチレン包装構造と比較して、主要包装衝撃に対して11
4g'sから67g'sに減少することが分かった。
この実施例では、IPC構造物のモールド成形繊維シェ
ルは60/1000インチ(0.060")(0.15cm)のカリパーで
形成されている。ポッド列の夫々のポッド及びポッド状
リブの夫々のリブポッドは、隣接するポッドの谷部又は
寄りの最終近接点に於いて約1/8インチ(0.3cm)離れて
形成される。これは次にポッド列のポッドとポッド状リ
ブのリブポッドの間に隅肉の形成を結果としてもたら
し、約125/1000インチ(1/8")(0.3cm)の隅肉位置に
於ける追加のカリパー厚さを形成する。これ等の隅肉
は、押しつぶし可能な構造物の押しつぶし性を所望の領
域まで調節し、パッケージとIPC構造物の設計要求を達
成する。
このIPC構造物の発明により複雑度の少ない実施例が
図5から図9に例示されている。この実施例では、IPC
構造物45は、カメラ出荷パッケージのためのカメラ受容
IPC構造物の下部トレイ又は下部先端キャップである。
トレイ45は、棚板53から突出する突出端部リブ54と共に
カメラキャビティ壁を規定するプラトー50及び棚板52、
53から発する交差する側方リブ46及び縦方向リブ48が形
成されている。夫々の端部に於ける側方リブ46は、それ
と縦方向リブ48に対して直角な第3の方向に延びる垂直
リブ55と交差している。縦方向リブ48は又、第3の直角
方向に延びる垂直リブ56の一端で終止する。従って、ト
レイは、事実的に押しつぶし可能な「リブ保持体」を形
成する三つの直交軸に沿って交差し且つ連鎖する強化を
提供する三次元リブ46、48、55、56を組み入れている。
縦方向リブ48と交差する垂直リブ56と向かい合うトレ
イ45の端部は一対の浅いポッド58が形成され、後者は次
にトレイに向かい合う垂直リブ56の端部に於いて垂直リ
ブ60と交差している。ポッド58及びリブ60は、突出する
リブ54を越えて延びるトレイの端部を形成する。図5か
ら図9の実施例の総体的効果は、製品又は製品の接触す
る端部を囲み且つ保護するためキャビティの周りに三次
元で交差する押しつぶし可能なリブ及び構造物をもつIP
C構造の浅いトレイ又は先端キャップを提供することで
ある。三次元リブは、衝突衝撃及び運搬様式振動からの
製品保護を提供し、そして積載及び負荷力を製品収容キ
ャビティの周りに向ける。トレイ又は先端キャップ45の
周囲62は又、スカラップ64が形成されている。スカラッ
プ仕上げエッジ周囲62は、エッジを強化し、そして更に
製品収容IPC構造物に衝撃を与える側方力からの保護を
提供する。
多数トレイ45の組み重ね(nesting)形状は図9に例
示されている。夫々のリブのテーパー形状は、空のトレ
イを出荷する場合空間の効率的使用のため同一方向に向
いているトレイの組み重ねを許容する。図9に示されて
いるように、突出リブ54は又、固着防止(anti−lockin
g)又は組み重ね除去(denesting)機能を果たし、組み
重ねられたトレイ45がロックし、トレイを分離するのが
困難になることを防止する。
例によれば、カメラトレイIPC構造物は、パッケージ
に付与される80g's以上の機械的衝撃又は振動加速度か
ら製品保護を提供するように造られた。この設計限界又
はしきい値に於いて、カメラのフラッシュエレメントが
解放され、ポップアップされ、そして潜在的損傷及び破
損に曝されることが決定された。この鋭敏エレメントの
保護は、図5から図9に例示されているような製品収容
キャビティの周りに押しつぶし可能な構造の幾何学的外
形及び形状を有効利用することによって達成された。こ
の構成は、80g'sの設計限界又は限界しきい値に近づく
稜部落下、角部落下及び面部落下からの機械的衝撃加速
度に於ける必要な押しつぶし性及び緩衝エネルギー吸収
を提供する。カメラトレイIPC構造シェルは、60/1000イ
ンチ(0.060")(0.15cm)のシェルキャリパーで真空モ
ールド成形された。
トナーカートリッジ出荷パッケージのためのレーザー
プリンター・トナーカートリッジ先端キャップIPC構造
物が図10から図13に例示されている。図10及び図10Aに
示されているように、先端キャップIPC構造物70は、ト
ナーカートリッジの端部に於ける異例の又は不規則な外
形に適合する異例の形状のキャビティ72が形成されてい
る。この深いキャビティ72は、不規則な三次元外形を収
容し且つ支持するため種々の棚板74a、74bが形成されて
いる。キャビティの基部は又、その周囲の周りに、キャ
ビティを支持し且つ衝突衝撃及び運搬様式振動から製品
保護を提供する種々のポッド75が形成されている。ポッ
ド75は又、それ等ががポスト80、81を形成するようにキ
ャビティ72の全深さに延びる部分を有する。ポッド75の
ポスト様機能は、出荷パッケージに於いて垂直に向く場
合、積載及び負荷力をキャビティの周りに支持し且つ向
ける。側方又は水平に向く場合、ポッド75は水平衝突衝
撃及び振動からの製品保護を提供する。先端キャップIP
C構造物の頭部に於ける周囲76は又、必要な位置に凹状
部又はスカロップが形成されてよく、エッジ強度及び製
品保護を増大する。
図10及び図10Aに関して、場合によっては、ポッド75
は単一ポスト80の二つのポッド75a、75bとして配置され
る。この形式の利点は、モールド成形パルプ繊維材料の
隅肉82が両ポッド75a及び75bの外側の間の谷部に沈積さ
れてよくポストの押しつぶし性を調整し且つより大きな
押しつぶし力及び横方向の力に耐えるためポストを強化
する。二ポッドポストは又、積載及び負荷力を指向する
ためにポスト80の能力を強化する。図10から図12の実施
例に於いては、先端キャップIPC構造物は、IPC構造物の
第4の角部に比較的大きな面積ポッド77a及び77bをもつ
二ポッドポスト81が形成されている。
スピーカー出荷パッケージの中でスピーカーを受容
し、そして緩衝するための内部包装緩物衝構造物は、図
13から図15に例示されている。この実施例では、スピー
カー受容IPC構造物85は、リブ86とスピーカーを受容す
るためにキャビティ壁の部分を形成する棚板90との間に
プラトー88を規定するより大きい側方リブ86が形成され
ている。側方リブ86は、夫々の端部に於いて、側方リブ
86へ直角に延びる垂直リブ92と交差している。キャビテ
ィの夫々の端部に於いて、側方リブ86は又、第3の直交
方向に延びる直交リブ部94と併合している。リブ86、9
2、94及び95は、三次元リブ強化を提供して事実上キャ
ビティ構造の周りに押しつぶし可能な「リブ保持体」を
形成する。直交リブ部94は、IPC構造物の端部で追加的
垂直リブ95と交差している。追加的棚板96及び細いリブ
98は、キャビティ壁内に追加的逃げを提供するプラトー
88内に形成されてもよく、キャビティ壁を強化し、製品
保護を提供し、そしてキャビティ内に嵌合されるべきス
ピーカー中に如何なる不規則な外形をも収容する。
同一方向を向く引き続くスピーカー受容IPC構造物の
組重ね(nesting)形状は、図14の左側に暈し輪郭で例
示されている。脱組重ね(denesting)出っ張り(lug
s)100は棚板90に付加されてもよく、組重ねられた構造
物の固着係合を防止する。キャビティリブ98は同様に脱
組重ね機能を行ってもよい。キャビティリブ98の主要機
能は、図15に例示されているように、キャビティ壁プラ
トー88上のキャビティ内に座を占める製品102を支持す
ることにある。
ワイングラス出荷パッケージに包装されたワイングラ
スを出荷するためのIPC構造物105は、図16から図17に例
示されている。ワイングラス出荷IPC構造物は、ワイン
グラス107をIPC構造物105内に囲むために一体にモール
ド成形されたモールド成形パルプ繊維ヒンジ106によっ
て蝶番された二つの鏡像配置半IPC構造物105a及び105b
から成る。つまみ108が設けられ、ワイングラス受容IPC
構造物をつまみ受容開口110を通して閉鎖位置に固定す
る。
ワイングラス出荷IPC構造物のより大きな特徴は、グ
ローブの縁に係合する棚板114が形成されたワイングラ
ス・グローブ受容及び封入キャビティ112を含み、グロ
ーブをこのキャビティの側壁からオフセットする。キャ
ビティ112は又、上部コーナーに補助的棚板115が形成さ
れている。
ワイングラス出荷IPC構造物105の他のより大きな特徴
は、IPC構造他の約中心で半体105a及び105bに交差する
ステム支持架橋リブ116である。半IPC構造物に交差する
架橋リブ116は、適切な凹状部が形成されワイングラス
のステムを収容する。架橋リブ116は水平リブである
が、それはその側部からキャビティ112に延びる選ばれ
た垂直リブ118によって支持され又は強化されている。
各半IPC構造物105a、105bの下端部には、凹んだリブ1
22に近接する半IPC構造に跨って延びる架橋リブ120が形
成され、ワイングラスの基部を受容且つ収容する。キャ
ビティ棚板114、115、ステム架橋リブ116、基部支持架
橋リブ120及び凹んだリブ122を含むワイングラス出荷IP
C構造105内の構造的外形の組み合わせは、分布された製
品保護、衝突衝撃及び振動の吸収及びそれ等に最も良く
耐え得るワイングラス構造物の複数の領域に伝達される
衝突衝撃及び振動の分散を提供する。
例を挙げれば、ワイングラス出荷IPC構造物は、5フ
ィート落下からの60g's衝撃加速度の設計限界又はしき
い値に近づく製品保護を達成するように設計された。60
/1000インチ(0.060")(0.15cm)のモールド成形され
たパルプ繊維シェルカリパーをもつ図16及び図17に例示
されているような押しつぶし可能な構造の幾何学的外形
及び形状の有効利用は、設計限界しきい値に於ける予測
可能な且つ信頼性のある製品保護のためにエネルギーの
要求される抑制及び緩衝吸収を達成する。
角部保護IPC構造物125は、図18から図21に例示されて
いる。角部保護材125には、柔軟なモールド成形された
パルプ繊維ヒンジ130に於いて相互結合された外側基部1
26及び内側基部128が形成されている。角部保護材125
は、図21に示されたような積載のため図18及び図19では
解放位置で示されている。図20に示されているような動
作的閉鎖位置において、外側基部126及び内側基部128は
補完的つまり132及びつまみノッチ134によって相互結合
されている。角部保護材125には、外側基部126に於いて
ポッド135,136の列が、そして内側基部128に於いてポッ
ド138が形成されている。その外側及び内側基部126,128
及びポッド135,136,138の列をもつ角部保護材125は、パ
ッケージの角部に座を占め且つ角立法空間140を規定し
包装されて出荷されるべき製品の角部上にまたは一積載
のIPC構造物の角部上に適合するように本質的に角立法
形状に構成されている。角部保護材は、IPC構造物に収
容される製品又は製品の積載を支持するように構成さ
れ、内容物をパッケージの角部から間隔をおいて配置す
る。角部保護材はパッケージの角部の全ての挿入されて
よい。
角部保護材125の基部126から突出する構造的ポッドの
列は、第1の選ばれた深さでモールド成形された第1の
組のポッド135及び第1のより少ない第2の選ばれた深
さでモールド成形された第2の組のポッド136を組み入
れている。ポッド135、136の列は基部126の一方の側か
ら突出してよい。第1組のポッド135は、衝突衝撃及び
運搬振動の吸収するため角部落下、稜部落下及び面部落
下衝撃からの押しつぶしに対するより少ない抵抗をもっ
た第1のレベルの押しつぶし性を提供する。第1組のポ
ッド135が第2組のポッド136の深さ迄押しつぶされる
と、第2の組のポッドは更なる押しつぶしに対するより
大きい抵抗をもった第2のレベルの押しつぶし性を提供
する。従って、角部保護材125の形状は、機械的衝撃、
振動、及び積載及び負荷力による押しつぶしに対する二
つの異なる順次レベルの抵抗を提供する。
角部保護材125は更に、列中ポッド135、136の外側間
の谷部内に繊維材料の隅肉142を沈積することによって
強化されてもよい。隅肉142は、ポッド間の谷部に於け
る蝶番作用又は曲がりに対する抵抗及び側方及び長さ方
向の押しつぶしに対する抵抗を実質的に増大する。隅肉
又はガセット142は、より高いレベルの衝撃加速度をも
つ衝突衝撃及び運搬振動を吸収するため機械的衝撃から
の更なる押しつぶしに対して更により大きくさえある抵
抗をもった第3のレベルの押しつぶし性を事実上付加す
る。この実施例では、隅肉はポッド間の谷部に於けるモ
ールド成形された繊維材料の厚みを約3/8"(0.9cm)に
増大し、この第3のレベルの押しつぶし性を提供する。
角部保護材125の内側基部128上に形成されるより大き
いポッド138は更に、エネルギーの抑制性と緩衝級数の
ために他の制御可能なパラメタを加える。より大きいポ
ッド138は、製品又はIPC構造物の積載に面し、そして、
例えば、製品保護のため押しつぶしに対する最大の押し
つぶしコンプライアンスと最小の抵抗を与えるように構
成することができる。何れにせよ、明らかなように、図
18から図21の角部保護材の異なる大きさのポッドの列
は、異なる設計限界及びしきい値の要求を満足させるた
め異なる衝撃加速度に於ける多数衝撃又は順次衝撃に対
するエネルギーの多数レベルの抑制性と吸収を与える。
本発明の他の実施例によれば、角部保護材125の基部1
26,128上に形成されたポッド135、136、138及び隅肉142
は又、TVセットや他の電子機器のような比較的重い精巧
且つ鋭敏な装置を出荷するため、モールド成形パルプ繊
維IPC構造物に直接モールド成形されてもよい。本発明
のこの実施例では、図18及び図19に例示されているよう
なポッド列が、比較的精巧且つ鋭敏なエレメントをもつ
比較的重い製品及び装置のための製品受容キャビティの
周りに分布された位置に形成される。ポッド135、136、
138の列及び隅肉142は、多数レベルの製品保護を与える
IPC構造の多数レベル押しつぶし性に向けて設計され
る。多数レベル・ポッド列は、鋭敏なエレメントに対し
て損傷又は破損が起こり得る衝撃加速度に対する多数設
計限界及びしきい値に於ける製品保護のためにエネルギ
ーの必要な抑制性及び緩衝吸収を提供するように構成さ
れている。衝突衝撃加速度が夫々の設計限界及びしきい
値に近づくとき、エネルギーの引き続く抑制及び吸収が
衝撃加速度の製品に対する伝達を許容可能な限度内に減
少する。
大きい化粧品キットトレイIPC構造物150は、摩擦適合
ポケット及び押しつぶしリブを示す図22に例示されてい
る。大きい化粧品キットトレイは、瓶、つぼ及び他の化
粧品容器を受容且つ収納するための摩擦適合ポケット15
4が形成された基部152を含む。押しつぶし適合キャビテ
ィ154は、以下に記載されるように、押しつぶしリブ155
が形成されている。大きい化粧品キットトレイ150は、
柔軟なモールド成形パルプ繊維ヒンジ158によって基部1
52に蝶番的に結合されたカバー156が形成されている。
図22に示されているように、製品受容摩擦適合キャビ
ティ154の各々は、そのなかに突出する複数の押しつぶ
しリブ155が形成されている。並列する押しつぶしリブ1
55は、ポケット154に挿入し、収容され、収納されるべ
き製品の幅寸法より少ないポケット幅を規定する。化粧
美容製品を夫々のポケット154に配置するため、同品は
強制的に挿入される。この強制挿入は2つの効果を有す
る。主要効果は、夫々の押しつぶしリブ155内で繊維の
破断、引き裂き又は分断を起こすことである。押しつぶ
しリブは、強制的挿入の段階で永続的に変形される。第
2に、強制的挿入は又、ポケット154自体のある程度の
拡張を生じ、ポケット繊維にストレスを与え、そして多
分場合によっては、ポケット繊維のある程度の破断又は
分断を生じる。
押しつぶしリブ155の繊維の部分的破断及び分断及び
多分ある程度までポケット154の繊維変形の条件は、運
搬の様式によってパッケージに付与される振動を臨界的
に減衰し、そして化粧美容製品を強制振動から隔離する
ための有効な構造を提供する。変形された押しつぶしリ
ブ155は又、夫々のポケット内の製品の確実な保持の提
供に資する。
図22の大きい化粧品キットトレイ150の他の特徴によ
れば、リブ158は細長い押しつぶし適合ポケット154の一
つの端部に於いて提供され更なる製品保護を提供する。
ヒンジ158上のカバー156は、つまみノッチ162に係合す
るつまみ160によって、そこに固定される。キャビティ1
54には、ポッド164が形成されてトレイを基部上に支持
し、トレイを相互に積載し、一つのトレイのポッドは他
のトレイのカバー上に支えられている。
小さい化粧品トレイIPC構造物170は、吊り下げられた
ポケット構造の使用を示す図28に例示されている。小さ
い化粧品キットトレイ170には、化粧品容器を受容する
ための種々のポケットがモールド成形された基部172が
形成されている。図28及び図29の実施例では、基部172
には爪磨き瓶を受容するためのポケット174、口紅容器
を保持するためのポケット175、眉毛ペンシルのための
ポケット176及びアイシャドー美容コンパクトを収納す
るための吊り下げられたポケット178が形成されてい
る。図28及び図29に示されているように、トレイ170に
は又、モールド成形されたパルプ繊維ヒンジ182によっ
て基部172に柔軟に蝶番されたカバー180が形成されてい
る。カバーは、つまみ184をつまみノッチ185内に固定す
ることによって基部172上に固定されている。
図28及び図29に示されているように、アイシャドーコ
ンパクトを受容するための吊り下げポケット178は、次
の意味で前に他の実施例に記載されたポケット及びキャ
ビティから区別される:即ち、吊り下げポケット178に
は、リブ、ポッド又は成形されたキャビティエレメント
を含む他の如何なる途切れの無い構造又は外形も形成さ
れていない。吊り下げポケット178、事実上そのための
吊り下げリブを形成する他のポケット174、175、176の
間に吊り下げられている。更に区別する特徴は、製品−
この場合、アイシャドーコンパクトーの如何なる部分
も、そして吊り下げポケット178の如何なる部分も、出
荷、配達及び取扱い中に、外部パッケージ又は他の如何
なるIPC構造物に接触しないことである。
小さい化粧品キットトレイIPC構造物170の他の特徴
は、爪磨きポケット174内に形成されたポッド186、口紅
ポケット175内に形成された細長いポッド又はリブポッ
ド188、及び眉毛ペンシルポケット176内に形成されたポ
ッド190を含む。ポッド186、188及び190は、トレイ170
のために支持体を提供し、又トレイをひとつが他の頭上
の近接して載るように積載するために、積載ポッドとし
て機能する。積載ポッド186、188及び190は下のトレイ
のカバー180上に載っている。カバー180は次に、近接す
るポケット174、175、176及び178間のトレイのモールド
成形繊維シェル内に残されたリブ192によって支持され
ている。ポケット間の***したランド又はリブ192は、
トレイカバー180を介して積載ポッド186、188、190と会
合する積載リブを事実上形成する。図28から図30の小さ
いコンパクトキットトレイ170のこれ等の積載特徴は
又、図22から27の大きいコンパクトキットトレイに付い
ても正しい。更に、小さい化粧品トレイ170のポケット1
74、175、176及び178は、大きい化粧品キットトレイ150
の押しつぶしリブ155と同様の様式で押しつぶしリブを
もった押しつぶし適合ポケット又は摩擦適合ポケットと
して形成されることができる。最後に、解放位置にある
多数の小さい化粧品キットトレイに対する積載形状は、
図30に例示されている。
本発明によるモールド成形パルプ繊維IPC構造物に対
する設計要求を確立するための試験手順及び試験基準
は、1326 New Skaneateles Turnpike,Skaneateles,New
York 13152−8801在のLABによって出版された記事“AST
M and NSTA:Testing Criteria We Can Live With"The L
AB INNOVATOR,Volume 2,No.2,June,1992に記載されてい
る。この記事は、ASTM及びNSTA試験手順及び要求事項の
一般的記載を提供している。National Safe Transit As
sociationの試験手順は、P.O.Box 10744,Chicago,Illin
ois 60610−0744のNational Safe Transit Association
によって出版された“Test Proceure Project 1A"に述
べられている。
本発明は特定の実施例を参照して記載されたが、以下
の請求項の範囲内のあらゆる変更及び等価対象を包括す
ることが意図されている。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き 審査官 石田 宏之 (56)参考文献 特開 昭48−46494(JP,A) 実開 昭60−193076(JP,U) 実開 平5−28182(JP,U) 実開 平2−40066(JP,U) 実公 昭58−36715(JP,Y1) 実公 平3−50058(JP,Y2) 実公 昭9−2309(JP,Y1) 実公 昭30−18692(JP,Y1) 米国特許2936922(US,A) 米国特許2783879(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65D 81/113 B65D 85/30

Claims (57)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】パッケージに入れられて出荷される製品を
    保護する内部パッケージ緩衝のための構造物であって、 出荷されるべき製品を受容且つ保持するためのキャビテ
    ィ面を規定する少なくとも一つのキャビティが形成され
    た少なくとも一つのモールド成形パルプ繊維内部パッケ
    ージ緩衝作用(IPC)構造物から成り、 該IPC構造物は、モールド成形された細長い中空の山背
    形状であり且つIPC構造上の異なる位置の間を伸長する
    複数の構造的リブから成って前記位置間のIPC構造を強
    化し、前記IPC構造物の構造的リブは互いに直交する細
    長い二つの方向に伸長する交差リブから成り、 製品は、前記キャビティ面に接する前記キャビティ中に
    保持された破損され得るエレメントを有し、前記破損さ
    れ得るエレメントはしきい値加速度に於いて破損を蒙り
    易く、 前記構造的リブは、それ等の底部が前記キャビティ面か
    ら間隔をもって配置されるように前記IPC構造物のキャ
    ビティの周りに位置付けられ且つ分配され、前記しきい
    値加速度を越えて前記パッケージに付与される機械的衝
    撃及び振動加速度に応答して押しつぶされてエネルギー
    を吸収することにより、そして前記製品に伝達される加
    速度を前記しきい値加速度迄の加速度に制限することに
    よって前記キャビティ内に保持された前記製品を保護す
    るように構成された押しつぶし可能な構造物から成る新
    規な構造物。
  2. 【請求項2】前記IPC構造物上に形成されるリブの少な
    くとも一つは、同IPC構造物上の一位置に形成されて該
    位置に於ける前記IPC構造物の蝶番作用又は曲げ運動に
    逆らう反蝶番リブから成る請求項1の構造物。
  3. 【請求項3】前記IPC構造物は、夫々が中心軸の周りの
    断面が実質的に対称な中空の凹状体又は窪みの形状で且
    つ選ばれた位置に於いて前記IPC構造物に選ばれた深さ
    でモールド成形された複数の構造的ポッドから成り、該
    ポッドは、それ等の底部が前記キャビティ面から間隔を
    もって配置されるように前記IPC構造物の前記キャビテ
    ィの周りに位置付けられ且つ分布され、前記しきい値加
    速度を越えて前記パッケージに付与される機械的衝撃及
    び振動加速度に押しつぶされて応答してエネルギーを吸
    収することによって、そして前記製品に伝達される加速
    度を前記しきい値加速度迄の加速度に制限することによ
    って前記キャビティ内に保持される前記製品に対して追
    加的保護を行なう押しつぶし可能な構造物から成る請求
    項1の構造物。
  4. 【請求項4】前記IPC構造物には線形に互いに隣接して
    密接な間隔をもって配置された少なくとも三つのポッド
    から成る少なくとも一列のポッドを形成する複数の構造
    的ポッドが形成されて前記ポッド列の外側上の列のポッ
    ド間に谷部を形成し、該ポッド列は前記IPC構造物上に
    位置して機械的衝撃及び振動加速度からの製品保護を高
    め且つ積載及び負荷力を前記キャビティに含まれる製品
    の周りに向ける請求項3の構造物。
  5. 【請求項5】前記ポッド列にはその外側上の隣接するポ
    ッド間の前記谷部に沈積されたモールド成形パルプ繊維
    の隅肉が形成されて隣接するポッドに於けるモールド成
    形パルプ繊維の厚さより大きい厚さのモールド成形パル
    プ繊維を前記谷部に形成し、前記隅肉は、前記ポッドを
    部分的に共に接合する隣接するポッド間の前記谷部の一
    部を充填してポッド間の前記谷部に於ける押しつぶし及
    び曲げ又は蝶番作用に対する抵抗を増大することによっ
    て前記ポッド列の押しつぶし性を調整する請求項4の構
    造物。
  6. 【請求項6】前記IPC構造物内にモールド成形された前
    記ポッド列がリブ内に形成され、前記ポッド列は該リブ
    内に全体として収容され且つ同リブに沿って同一方向に
    整列された線形で配置され、前記リブ及びポッド列は共
    通の壁部を共有し且つ一体のポッド状リブ構造を形成す
    る請求項4の構造物。
  7. 【請求項7】前記IPC構造物にモールド成形された前記
    ポッドは、ポッドの凹状体又は窪みの開口部に於けるよ
    り大きい断面積寸法から前記凹状体又は窪みの底部に於
    けるより小さい断面積寸法に向かって先細りになってお
    り、前記先細りは前記ポッドの中心軸に実質的に対称で
    ある請求項3の構造物。
  8. 【請求項8】前記IPC構造物にモールド成形された前記
    リブ及びポッドは、同一方向に向いた複数のIPC構造物
    を組重ねするように(nesting)配列され、それによっ
    て前記夫々のキャビティ内に製品が無い状態で前記IPC
    構造物を出荷するための空間要求を最小化し、前記構造
    的リブ、ポッド及びキャビティは効率的な組重ねのため
    同一方向に形成される夫々の凹状部をもってモールド成
    形される請求項7の構造。
  9. 【請求項9】前記IPC構造物には、該構造物内にモール
    ド成形された組重ね除去出っ張りが形成され、組重ねら
    れたIPC構造物の固着係合を防止する請求項8の構造
    物。
  10. 【請求項10】前記IPC構造物には、線形で互いに隣接
    する密接な間隔をもって配列された少なくとも三つのポ
    ッドから成る少なくとも一列のポッドを形成する複数の
    構造的ポッドが形成され、前記ポッド列の外側上の列の
    ポッド間に谷部を形成し、更にポッド列の外側上の隣接
    するポッド間の谷部に前記隣接するポッドのモールド成
    形パルプ繊維の厚みより大きいモールド成形パルプ繊維
    の所望の厚みにまで沈積されたモールド成形パルプ繊維
    の隅肉から成り、該隅肉は、隣接するポッド間の前記谷
    部の一部を充填し且つ前記ポッドを共に部分的に接合し
    て前記ポッド列の押しつぶし性を調整し、前記隅肉はま
    た組重ねられたIPC構造物の固着を防止するため組重ね
    除去機能を行う請求項8の構造物。
  11. 【請求項11】前記IPC構造物の構造的リブは、少なく
    とも三つの直交する細長い方向に伸長する交差リブから
    成り、前記キャビティ内の製品の少なくとも一部の周り
    に延びる三次元の押しつぶし可能なリブ保持体を形成す
    る請求項1の構造。
  12. 【請求項12】前記構造的リブ及びポッドは、前記キャ
    ビティ面から隔離して前記キャビティの周りに分布され
    た積載リブ及びポッドから成り、該積載リブ及びポッド
    は、隣接するIPC構造物の積載リブ及びポッドの背面が
    背面に会合するように配列され、一IPC構造物の外側上
    の積載リブ及びポッドは、他のIPC構造物の外側上の積
    載リブ及びポッド上に戴置して前記IPC構造物の前記キ
    ャビティ内に保持された製品を積載し、前記会合する積
    載リブ及びポッドは積載力及び負荷力を前記キャビティ
    の周りの会合する積載リブ及びポッドを介してパッケー
    ジの基部に伝達し、前記会合する積載リブ及びポッドは
    異なる高さが形成され隣接する積載IPC構造物の側方運
    動を阻止する請求項3の構造物。
  13. 【請求項13】前記IPC構造物の少なくとも一つの構造
    的リブは、夫々が中心軸の周りで断面が実質的に対称な
    凹状体又は窪みの形状の少なくとも三つの構造的リブポ
    ッドのポッド列が形成されたポッド状リブから成り、前
    記リブポッド列は、前記ポッド状リブ内に全体として収
    容され、前記ポッド状リブ及びポッド列は共通の壁部を
    共有し且つ一体のポッド状リブ構造を形成し、前記リブ
    ポッドは前記IPC構造物内のポッド状リブの全深さより
    少ない選ばれた深さでモールド成形され、 前記リブポッドは、前記ポッド状リブに沿った同一方向
    に整列された線形で互いに隣接する密接な間隔で配置さ
    れた押しつぶし可能な構造物から成り、前記ポッド状リ
    ブの外側上の列のリブポッド間に谷部を形成し、前記リ
    ブポッドは、前記キャビティ内の製品に対し機械的衝撃
    及び振動加速度、及び積載及び負荷力からの追加的保護
    を行ない、前記リブポッドはポッド状リブの押しつぶし
    に対する抵抗を増大することによってポッド状リブの押
    しつぶし性を調節するように構成された請求項1の構造
    物。
  14. 【請求項14】前記ポッド状リブには、その外側上の隣
    接するリブポッド間の前記谷部に沈積されたモールド成
    形パルプ繊維の隅肉が形成され前記リブポッドに於ける
    モールド成形パルプ繊維の厚みより大きい厚みのモール
    ド成形パルプ繊維を前記谷部に形成し、前記隅肉は、隣
    接するリブポッド間の前記谷部の一部を充填し且つ前記
    リブポッドを共に部分的に接合してリブポッド間に於け
    る押しつぶし及び曲げ又は蝶番作用に対する抵抗を増大
    することによって前記ポッド状リブの押しつぶし性を更
    に調節する請求項13の構造。
  15. 【請求項15】前記モールド成形パルプ繊維IPC構造物
    には、複数の断続的スカロップ又は凹みが形成されたエ
    ッジが形成され、エッジ強度を付与して押しつぶしに対
    する抵抗を増大し且つ前記IPC構造物のエッジに於いて
    衝撃力を吸収且つ伝達する請求項1の構造物。
  16. 【請求項16】前記IPC構造物のキャビティは、IPC構造
    物の一レベルと他のレベルの間に形成された段構造物か
    ら成る少なくとも一つのシェルでモールド成形され、前
    記キャビティ内に製品を支持し且つ製品保護を増加する
    請求項1の構造物。
  17. 【請求項17】前記IPC構造物は、互いに直交する三つ
    の方向に又は軸に沿って延びる複数の構造的リブから成
    り、該リブは交差して強化された三次元に押しつぶし可
    能なリブ保持体構造を形成する請求項3の構造物。
  18. 【請求項18】前記IPC構造物の少なくとも一つのリブ
    は、中心軸の周りで断面が実質的に対称な中空の凹状体
    又は窪みの形状の少なくとも三つの構造的リブポッドの
    ポッド列が形成されたポッド状リブから成り、前記リブ
    ポッドは、前記IPC構造物内の前記ポッド状リブの深さ
    より少ない選ばれた深さでモールド成形され、更に前記
    リブポッドはポッド状リブに沿った同一方向に並べられ
    た線形の作用順序で互いに隣接する密接な間隔で配置さ
    れた押しつぶし可能な構造から成り、前記ポッド状リブ
    の外側上の列のリブポッド間に谷部を形成し、更に前記
    リブポッドは、前記キャビティ内の製品に対して機械的
    衝撃及び振動加速度及び積載及び負荷力から追加的保護
    を行ない、更に前記リブポッドは、ポッド状リブの押し
    つぶしに対する抵抗を増大することによって前記ポッド
    状リブの押しつぶし性を調節するように構成された請求
    項3の構造物。
  19. 【請求項19】前記ポッド状リブには、ポッド状リブの
    外側上の隣接するリブポッド間の谷部に沈積されたモー
    ルド成形パルプ繊維の隅肉が形成され、前記隣接するリ
    ブポッドに於けるモールド成形パルプ繊維の厚みより大
    きい厚みのモールド成形パルプ繊維を前記谷部に形成
    し、前記隅肉は、隣接するリブポッド間の前記谷部の一
    部を充填し且つ隣接するリブポッドを共に部分的に接合
    して前記リブポッド間の谷部に於ける押しつぶし及び曲
    げ又は蝶番作用に対する抵抗を更に増大する請求項18の
    構造物。
  20. 【請求項20】前記キャビティ内に突出する押しつぶし
    リブが形成された摩擦適合キャビティから成り、前記押
    しつぶしリブは、前記キャビティ内に収容されるべき製
    品の対応する幅寸法より少ない少なくとも一つキャビテ
    ィ幅寸法を規定し、前記摩擦適合キャビティ及び押しつ
    ぶしリブは製品を摩擦適合キャビティに押し込んだ上で
    押しつぶしリブの繊維の部分的押しつぶしを生ずるよう
    に構成され非弾性振動減衰摩擦適合キャビティ及び押し
    つぶしリブ組み合わせ構造を提供する請求項1の構造
    物。
  21. 【請求項21】前記キャビティは、細長い支持リブ間に
    吊り下げられた吊り下げポケットから成り、該吊り下げ
    ポケット及び前記支持リブは出荷及び取扱い中に製品又
    は吊り下げポケットの如何なる部分も外部パッケージ又
    は他のIPC構造物に接触しないように吊り下げポケット
    内に吊り下げることによって前記製品を収容且つ支持す
    る請求項1の構造物。
  22. 【請求項22】パッケージに入れられて出荷される製品
    を保護する内部パッケージ緩衝のための構造物であっ
    て、 夫々が複数のキャビティが形成された複数のモールド成
    形パルプ繊維内部パッケージ緩衝作用構造物から成り、
    各キャビティは出荷されるべき製品を受容且つ保持する
    ための少なくとも一つのキャビティ面を規定し、 該IPC構造物は、夫々がモールド成形された細長い中空
    の山背形状で、前記IPC構造物上の異なる位置の間を伸
    長する複数の構造的リブから成り、前記位置間を強化
    し、 複数の製品は夫々が破損され得るエレメントを有し、前
    記製品は、夫々のキャビティ面を含む前記キャビティ内
    に保持され、前記破損され得るエレメントはしきい値加
    速度に於いて破損を蒙り易く、 前記構造的リブは、それ等の底部が前記キャビティ内に
    保持される製品を保護するための前記キャビティ面から
    間隔をもって配置されて前記IPC構造物の前記キャビテ
    ィの周りに位置付けられ且つ分布された押しつぶし可能
    な構造物から成り、前記構造的リブは、更に前記しきい
    値加速度を越えて前記パッケージに付与される何らかの
    機械的衝撃及び振動加速度に応答して押しつぶされてエ
    ネルギーを吸収し且つ前記製品に伝達される加速度を前
    記しきい値加速度までの加速度に制限するするように構
    成され、 前記IPC構造物は、夫々が中心軸の周りで断面が実質的
    に対称な中空の凹状体又は窪みの形状で且つ異なる位置
    に於いて前記IPC構造に選ばれた深さでモールド成形さ
    れる複数の構成的ポッドから成り、該構造的ポッドはそ
    れ等の底部が前記夫々のキャビティ面から間隔をもって
    配置されるように前記IPC構造物のキャビティの周りに
    位置付けられ且つ分布され、前記しきい値加速度を越え
    て前記パッケージに付与される何らかの機械的衝撃及び
    振動加速度に応答して押しつぶされてエネルギーを吸収
    することによって前記キャビティ内に保持される製品に
    対して追加的保護を行ない、且つ積載及び負荷力を指向
    するための押しつぶし可能な構造物から成り、 前記ポッドは、互いに近隣する密接な間隔をもって配置
    された少なくとも三つのポッドから成る少なくとも一配
    列のポッドを含み前記ポッド配列の外側上に前記配列の
    ポッド間に谷部を形成し、前記ポッド列は前記IPC構造
    上に位置付けられ製品保護を高め且つ押しつぶしに抵抗
    し、 前記ポッド配列には前記ポッド列の外側上の列のポッド
    間の前記谷部に沈積されたモールド成形パルプ繊維の隅
    肉が形成され、前記隣接するポッドに於けるモールド成
    形パルプ繊維の厚みより大きい厚みのモールド成形パル
    プ繊維を前記谷部に形成し、前記隅肉は、前記隣接する
    ポッド間の谷部の一部を充填し且つ前記ポッドを共に部
    分的に接合して前記隣接するポッド間の谷部に於ける押
    しつぶし及び蝶番作用又は曲げに対する抵抗を増大する
    ことによってポッド配列の押しつぶし性を調整し、 前記ポッドは、その凹状体又は窪みの開口部に於ける大
    きい断面積寸法から前記凹状体又は穴の底部に於ける小
    さい断面積寸法に向かって先細りになっており、前記先
    細りは前記ポッドの中心軸に関して実質的に対称である 新規な構造物。
  23. 【請求項23】前記ポッド配列は、線形の作用順序にあ
    って互いに隣接する密接な間隔で配置され前記ポッド列
    の外側上の隣接するポッド間に谷部を形成するポッド列
    から成る請求項22の構造物。
  24. 【請求項24】少なくとも一つのリブには、それに沿っ
    て同一方向に整列される線形作用順序にあって互いに隣
    接する密接な間隔で配置された少なくとも三つのリブポ
    ッドから成る一ポッド列が形成され、前記リブポッドは
    中心軸に関して断面に於いて実質的に対称であり、リブ
    の全深さより少ない選ばれた深さでモールド成形され、
    前記リブポッドは前記リブ内に全体的に収容され、前記
    リブ及びリブポッドは共通の壁部を共有し且つ一体とな
    ったポッド状リブを形成する請求項23の構造物。
  25. 【請求項25】前記構造的リブ及びポッドは、前記キャ
    ビティの周りに分布された積載リブ及びポッドから成
    り、それ等の底部は隣接する前記キャビティ面から隔離
    されており、前記積載リブ及びポッドは隣接するIPC構
    造物の積載リブ及びポッドが背面と背面を会合するよう
    に配置され、一IPC構造物の外側の積載リブ及びポッド
    は他のIPC構造物の外側の積載リブ及びポッド上に戴置
    され、前記IPC構造物のキャビティ内に保持される製品
    を積載し、前記接触する積載リブ及びポッドは積載力及
    び負荷力を前記キャビティの周りのリブ及びポッドを介
    してパッケージの基部に伝達するように配置され、更に
    前記接触する積載リブ及びポッドは異なる高さが形成さ
    れ隣接する積載IPC構造物間の横方向運動を阻止する請
    求項22の構造物。
  26. 【請求項26】前記IPC構造物は、パッケージに入れら
    れて出荷される瓶を保護するように構成され、各IPC構
    造物は同一水準にある一瓶段に瓶を受容し且つ保持する
    ためのキャビティ面を有する複数のキャビティを規定
    し、前記複数のIPC構造物は、一パッケージ内の複数IPC
    構造物に保持される瓶を多段に積載するように構成さ
    れ、瓶を受容且つ保持するためのキャビティには前記複
    数IPC構造物の強度を増大し且つ瓶の外形に適合するた
    めのアーチ状リブから成るキャビティ面壁が形成されて
    おり、前記IPC構造物及び押しつぶし可能な構造物は、
    モールド成形パルプ繊維カリパーが形成され、そして前
    記隅肉は、約67g's及び少なくとも約114g's迄の設計し
    きい値加速度以上で前記パッケージに付与される力及び
    加速度が約67g's迄の加速度に於いて前記キャビティ内
    に保持される瓶に伝達されるように、モールド成形パル
    プ繊維カリパーが形成される請求項25の構造物。
  27. 【請求項27】前記IPC構造及び押しつぶし可能な構造
    物のモールド成形パルプ繊維カリパーは約60/1000イン
    チ(0.060")(0.15cm)あり、そして前記隅肉のモール
    ド成形パルプ繊維カリパーは約125/1000インチ(0.12
    5")(0.3cm)である請求項26の構造物。
  28. 【請求項28】前記キャビティに突出する押しつぶしリ
    ブが形成された摩擦適合キャビティから成り、前記押し
    つぶしリブはキャビティ内に収容されるべき製品の対応
    する幅寸法より少ない少なくとも一つの幅寸法を規定
    し、前記摩擦適合キャビティ及び前記押しつぶしリブは
    製品を摩擦適合キャビティに押し込んだ上で押しつぶし
    リブの繊維の部分的押しつぶしを生ずるように構成さ
    れ、非弾性振動減衰及び隔離摩擦適合キャビティ及び押
    しつぶしリブ組み合わせ構造を提供する請求項22の構造
    物。
  29. 【請求項29】前記キャビティは、細長い支持リブ間に
    吊り下げられた吊り下げポケットから成り、該吊り下げ
    ポケット及び前記支持リブは製品または吊り下げポケッ
    トの何れの部分も出荷及び取扱い中に外部パッケージ又
    は他のIPC構造物に接触しないように吊り下げポケット
    内の吊り下げによって製品を収容及び支持するように構
    成された請求項22の構造物。
  30. 【請求項30】前記IPC構造物は、互いに直交する三つ
    の方向に又は軸に沿って伸長する複数の構造的リブから
    成り、該リブは交差してキャビティの少なくとも一部の
    周りに強化された三次元押しつぶし可能なリブ保持体を
    形成する請求項22の構造物。
  31. 【請求項31】前記IPC構造物には、キャビティの周り
    の位置に分布され且つ第1の選ばれた深さでモールド成
    形された第1の組のポッド及び前記第1の深さより少な
    い第2の選ばれた深さでモールド成形された第2の組の
    ポッドから成るポッド配列が形成され、該ポッド配列
    は、第1組のポッドによってより低レベルの加速度押し
    つぶし性及び押しつぶしに対するより少ない抵抗を、そ
    して前記第1組のポッドが前記第2組のポッドの深さ迄
    押しつぶされた後、より高レベルの加速度押しつぶし性
    及び押しつぶしに対するより大きい抵抗を与え、従って
    前記第1組及び第2組のポッド配列は機械的衝撃及び振
    動加速度及び積載及び負荷力による二つの異なった順次
    レベルの押しつぶし性及び押しつぶし抵抗をもったIPC
    構造物を提供する請求項22の構造物。
  32. 【請求項32】前記ポッド配列には、隣接するポッドの
    外側間の谷部に沈積されたモールド成形パルプ繊維の隅
    肉が形成され、前記ポッド間の谷部に於ける押しつぶし
    及び曲げ又は蝶番作用に対して増大された抵抗を有する
    第3のレベルの加速度押しつぶし性を提供する請求項31
    の構造物。
  33. 【請求項33】パッケージに入れられて出荷される製品
    を保護する内部パッケージ緩衝のための構造であって、 出荷されるべき製品を受容且つ保持するためのキャビテ
    ィ面を規定する少なくとも一つのキャビティが形成され
    た少なくとも一つのモールド成形パルプ繊維内部パッケ
    ージ緩衝作用構造物からなり、 製品は、前記キャビティ面に接する前記キャビティ内に
    保持される破損し得るエレメントを有し、該破損し得る
    エレメントはしきい値加速度に於いて破損を蒙り易く、 前記IPC構造物は、それぞれが中心軸の周りで断面で実
    質的に対称な中空の凹状体又は窪みの形状で選ばれた深
    さで前記IPC構造物にモールド成形された複数の構造的
    ポッドから成り、前記ポッドはそれ等の底部が前記キャ
    ビティ面から間隔をもって配置され前記IPC構造物の前
    記キャビティの周りに位置付けられ且つ分布された押し
    つぶし可能な構造から成り前記キャビティ内の製品を保
    護し、前記ポッドは前記しきい値加速度を越えて前記パ
    ッケージに付与される機械的衝撃及び振動加速度に応答
    して押しつぶされてエネルギーを吸収するし、そして前
    記製品に伝達される加速度を前記しきい値加速度までの
    加速度に制限するように構成された、 新規な構造物。
  34. 【請求項34】前記IPC構造物は、線形の作用順序で互
    いに隣接する密接した間隔をもって配置された少なくと
    も三つのポッドから成る少なくとも一列のポッドを形成
    する複数の構造的ポッドから成り、このポッド列の外側
    上の列のポッド間に谷部を形成し、前記ポッド列は、前
    記IPC構造物上に位置付けられ機械的衝撃衝撃及び振動
    加速度及び積載及び負荷力からの製品保護を高め押しつ
    ぶしにに抵抗する請求項33の構造物。
  35. 【請求項35】前記ポッド列は、前記ポッド列の外側上
    の隣接するポッド間の前記谷部に沈積されたモールド成
    形パルプ繊維の隅肉が形成され、前記隣接するポッドに
    於けるモールド成形パルプ繊維の厚みより大きい厚みの
    モールド成形パルプ繊維を前記谷部に形成し、前記隅肉
    は隣接するポッド間の前記谷部の一部を充填し且つ前記
    ポッドを共に部分的に接合して前記ポッド間の谷部に於
    ける押しつぶし及び曲げ又は蝶番作用に対する抵抗を増
    大することによって前記ポッド列の押しつぶし性を調節
    する請求項34の構造物。
  36. 【請求項36】前記IPC構造物にモールド成形された前
    記ポッドは、前記凹状体又は窪みの開口部に於ける大き
    い断面積寸法から前記凹状体又は窪みの底部に於ける小
    さい断面積に向かって先細りになっており、前記先細り
    は前記ポッドの中心軸に関して実質的に対称である請求
    項36の構造物。
  37. 【請求項37】前記IPC構造物は、互いに近隣した間隔
    をもって配置された少なくとも三つのポッドから成る一
    配列のポッドが形成され、該ポッド配列は前記キャビテ
    ィの周りの位置に分布され、そして第1の選ばれた深さ
    でモールド成形された第1組のポッド及び前記第1の選
    ばれた深さより少ない第2の深さでモールド成形された
    第2組のポッドから成り、前記ポッド配列は、前記第1
    組のポッドにより押しつぶしに対するより低いレベルの
    加速度押しつぶし性及び押しつぶしに対するより少ない
    抵抗を、前記第1組のポッドが前記第2組のポッド深さ
    まで押しつぶされた時、より高いレベルの加速度押しつ
    ぶし性及び押しつぶしに対するより大きい抵抗を与え、
    従って前記前記第1組及び第2組のポッドは機械的衝撃
    及び振動加速度及び積載及び負荷力に対して二つの異な
    る順次レベルの押しつぶし性と押しつぶしに対する抵抗
    を提供する請求項36の構造物。
  38. 【請求項38】前記ポッド配列は、隣接するポッドの外
    側間の谷部に沈積されたモールド成形パルプ繊維の隅肉
    が形成されて前記ポッド間の谷部に於ける押しつぶし及
    び曲げまたは蝶番作用に対する増大された抵抗を有する
    第3のレベルの押しつぶし性及び押しつぶしに対する抵
    抗を提供する請求項37の構造物。
  39. 【請求項39】パッケージに入れられて出荷される製品
    を保護するための内部パッケージ緩衝の方法であって、 出荷されるべき製品を受容且つ保持するためのキャビテ
    ィ面を規定する少なくとも一つのキャビティを有する少
    なくとも一つのモールド成形パルプ繊維内部パッケージ
    緩衝構造物を形成し; IPC構造物にモールド成形され且つ前記IPC構造物物上の
    異なる位置の間を伸長する細長い中空の山背形状の複数
    の構造的リブを形成して前記位置の間のIPC構造物を強
    化し; 前記リブをそれ等の底部が前記キャビティから間隔をお
    いて配置されるように前記IPC構造物の前記キャビティ
    の周りに位置付けられ且つ分布された押しつぶし可能な
    構造物として作用するように構成し、しきい値加速度を
    越えて前記パッケージに付与される何らかの機械的衝撃
    及び振動加速度に応答して押しつぶされてエネルギーを
    吸収し; 前記キャビティに破損され得るエレメントを有する製品
    を充填し、ここで前記破損され得るエレメントは前記し
    きい値加速度において破損を蒙り易く; 出荷のため前記パッケージに前記IPC構造物を詰め込
    み、それによって前記しきい値加速度を越えて前記パッ
    ケージに付与される何らかの機械的衝撃及び振動加速度
    に応答して前記押しつぶし可能なリブ構造物に於いて押
    しつぶされてエネルギーを吸収することによって前記パ
    ッケージに入れられて出荷される前記IPC構造物のキャ
    ビティ内で前記製品を保護し;そして 前記製品に伝達される加速度を前記しきい値加速度迄の
    加速度に制限するため前記押しつぶし可能なリブ構造を
    形成する、 ことから成る新規な方法。
  40. 【請求項40】中心軸に関し断面積が実質的に対称な中
    空の凹状体又は窪みの形状であって且つ選ばれた位置に
    於いて選ばれた深さで前記IPC構造物にモールド成形さ
    れた複数の構造的ポッドを形成し; 前記ポッドをそれ等の底部が前記キャビティ面から間隔
    をおいて配置されるように前記キャビティの周りに位置
    付けられ且つ分布された押しつぶし可能な構造物として
    作用するように構成して前記キャビティ内の製品に対し
    て追加的保護を行ない;そして 前記しきい値を越えて前記パッケージに付与される何ら
    かの機械的衝撃及び振動加速度に応答して前記押しつぶ
    し可能なポッド構造物に於いてエネルギーを抑え且つ吸
    収するすることにより且つ前記製品に伝達される加速度
    を前記しきい値加速度迄の加速度に制限することによっ
    て前記キャビティ内の製品を伝達する、 ことから成る請求項39の方法。
  41. 【請求項41】前記IPC構造物に線形の順序で互いに隣
    接する密接な間隔をもって配置された少なくとも三つの
    ポッドから成る少なくとも一列のポッドを形成すること
    から成り、前記ポッド列は、前記IPC構造物上に位置付
    けられ機械的衝撃及び振動加速度からの製品保護を高め
    且つ積載及び負荷力を前記キャビティに収容されている
    製品の周りに向けることから成る請求項40の方法。
  42. 【請求項42】前記ポッド列の外側上の隣接するポッド
    間の谷部にモールド成形パルプ繊維の隅肉を沈積し、前
    記隣接するポッドの厚みより大きい厚みの型込みパルプ
    繊維を前記谷部に形成し、隣接するポッド間の谷部の一
    部を充填し、それによって前記ポッドを共に部分的に充
    填し、そして隅肉を選ばれた厚みに形成することによっ
    て前記ポッド列の押しつぶし性を調節して前記ポッド間
    の谷部に於ける押しつぶし及び曲げまたは蝶番作用に対
    する抵抗を増大することから成る請求項41の方法。
  43. 【請求項43】前記IPC構造物にモールド成形された前
    記ポッド列をリブ内に形成し、前記ポッド列を全体的に
    前記リブ内に収容し且つ前記ポッド列を前記リブに沿っ
    て同一方向に整列させ、そして前記リブ及びポッド列を
    共通する壁部を共有する一体となったポッド状リブとし
    て形成することから成る請求項42の方法。
  44. 【請求項44】前記ポッドを前記その凹状体又は窪みの
    開口部に於ける大きい断面積寸法から前記凹状体又は窪
    みの底部に於ける小さい断面積寸法に向かって先細りに
    し、前記先細りは、中心軸に実質的に対称であって、そ
    して同一方向に向く複数のIPC構造物を組重ねるように
    夫々のモールド成形された凹状体が同一方向を向き前記
    IPC構造物にモールド成形された前記少なくとも一つの
    キャビティ、リブ及びポッドを配列し、それによって前
    記キャビティに製品が無い状態で前記IPC構造物を出荷
    するための空間要求を最小にすることから成る請求項42
    の方法。
  45. 【請求項45】前記IPC構造物の前記構造的リブの少な
    くとも幾つかを少なくとも三つの直交する細長い方向に
    延びる交差リブとして形成し、前記キャビティ内の製品
    の少なくとも一部の周りに延びる押しつぶし可能なリブ
    保持体を形成することから成る請求項39の方法。
  46. 【請求項46】前記構造的リブ及びポッドの少なくとも
    幾つかを隣接するIPC構造物の積載するリブ及びバッド
    が背面と背面を会合するように配置された積載リブ及び
    ポッドとして形成し、積載状態にある隣接するIPC構造
    物の側方運動を拘束するために異なる高さを有する会合
    又は接触する積載リブ及びポッドを形成し、一つのIPC
    構造物の外側上の積載リブ及びポッドを他のIPC構造物
    外側上の積載リブ及びポッドの上に戴置してパッケージ
    内のIPC構造物のキャビティ内に保持された製品を積載
    し、そして積載力及び負荷力を前記キャビティの周りの
    会合する積載リブ及びパッドを介して前記パッケージの
    基部に伝達することから成る請求項40の方法。
  47. 【請求項47】前記IPC構造物の少なくとも一つのリブ
    を中心軸の周りに断面が実質的に対称な中空の凹状体又
    は窪みの形状にある少なくとも三つの構造的リブポッド
    の列が形成されたポッド状リブとして形成し、前記ポッ
    ド状リブに沿って同一方向に整列された線形で互いに隣
    接する列のリブポッドを形成し、前記ポッド状リブの外
    側上の隣接するリブポッド間に谷部を形成し、前記リブ
    ポッドは、前記ポッド状リブ内に前記リブポッドを全体
    として含む前記IPC構造物内のリブの全深さより少ない
    選ばれた深さでモールド成形され、前記リブポッド列及
    びポッド状リブを共通の壁部を共有する一体化されたポ
    ッド状リブとして形成し、更に前記ポッド状リブを押し
    つぶし可能な構造物として作用するように形成し、そし
    てモールド成形パルプ繊維の隅肉を隣接するリブポッド
    の外側間に隣接するリブポッドに於ける厚みより大きい
    所望の厚みまで前記谷部に於いて沈積して隣接するリブ
    ポッド間の前記谷部の一部を充填し且つ前記リブポッド
    を共に部分的に接合して前記リブポッド間の前記谷部に
    於ける押しつぶし及び曲げ又は蝶番作用に対する抵抗を
    増大することによって前記ポッド状リブの押しつぶし性
    を調節することから成る請求項39の方法。
  48. 【請求項48】パッケージに入れられて出荷される製品
    を保護するための内部パッケージ緩衝の方法であって、 夫々が出荷されるべき製品を受容且つ保持するための少
    なくとも一つのキャビティ面を規定する少なくとも一つ
    のキャビティを有する複数のモールド成形パルプ繊維内
    部パッケージ緩衝構造物を形成し; IPC構造物にモールド成形された細長い中空の山背形状
    であって且つ前記IPC構造物上の異なる位置の間に伸長
    して該位置間を強化する複数の構造的リブを形成し; 前記構造的リブをそれ等の底部が夫々のキャビティ面か
    ら間隔をもって配置されるように各IPC構造物の前記キ
    ャビティの周りに位置付けられ且つ分布された押しつぶ
    し可能な構造物として作用するように形成してしきい値
    加速度を越えて前記パッケージに付与される加速度に応
    答して押しつぶされてエネルギーを吸収し; 前記キャビティ内に破損され得るエレメントを有する製
    品を充填し、ここで前記破損され得るエレメントは前記
    しきい値に於いて破損を蒙り易く; 出荷のため前記パッケージ内に複数のIPC構造物を積載
    し; それによって、前記しきい値加速度を越えて前記パッケ
    ージに付与される機械的衝撃及び振動加速度に応答して
    前記押しつぶし可能なリブ構造物に於いて押しつぶされ
    てエネルギーを吸収することによって前記パッケージに
    入れられて出荷される前記キャビティ内の前記製品を保
    護し; そして前記製品に伝達される加速度を前記しきい値加速
    度迄の加速度に制限し、 中心軸の周りに断面が実質的に対称な中空の凹状体又は
    窪みの形状で且つ異なる位置に於いて戦記IPC構造物に
    選ばれた深さでモールド成形される複数の構造的ポッド
    を形成し; 前記構造的ポッドを前記キャビティの周りに位置付けら
    れ且つ分布されて前記しきい値加速度を越えて前記パッ
    ケージに付与される加速度に応答して押しつぶされてエ
    ネルギーを吸収し、ここで前記ポッドの底部は夫々のキ
    ャビティ面から間隔をもって配置されて、前記キャビテ
    ィ内の製品に対する追加的保護を行ない; 互いに隣接する近接した間隔で配置された少なくとも三
    つのポッドから成るポッドの一配列を形成して該ポッド
    配列の外側上の隣接するポッド間に谷部を形成し、ここ
    で前記ポッド列は前記IPC構造物上に位置付けられて製
    品保護を高め且つ押しつぶしに抵抗し;そして 前記ポッド配列の外側上の隣接するポッド間の谷部にモ
    ールド成形パルプ繊維の隅肉を隣接するポッドのモール
    ド成形パルプ繊維の厚みより大きい所望の厚みに迄沈積
    し、隣接するポッド間の谷部の一部を充填し且つ前記ポ
    ッドを共に部分的に接合して前記ポッド間の谷部に於け
    る押しつぶし及び蝶番作用又は曲げに対する抵抗を増大
    することによって前記ポッド配列の押しつぶし性を調節
    することから成る新規な方法。
  49. 【請求項49】前記ポッド配列を線形作用順序で互いに
    隣接する密接な間隔をもって配置されたポッド列として
    形成する請求項48の方法。
  50. 【請求項50】少なくとも一つのリブに前記リブに沿っ
    て同一方向に整列された線形の作用順序で互いに隣接す
    る密接な間隔をもって配置された少なくとも三つのリブ
    ポッドから成る前記ポッド列を形成し、前記リブポッド
    は、中心軸の周りに断面に於いて実質的に対称であり、
    前記リブポッドを前記リブ内に前記ポッド列を全体とし
    て含む前記リブの深さより少ない選ばれた深さでモール
    ド成形し且つ前記リブ及びポッド列を共通な壁部を共有
    する一体となったポッド状リブとして形成することから
    成る請求項49の方法。
  51. 【請求項51】前記構造的リブ及びポッドの少なくとも
    幾つかを隣接するIPC構造物の積載するリブ及びパッド
    が背面と背面を会合するように配置された積載リブ及び
    ポッドとして形成し、積載状態にある隣接するIPC構造
    物の側方運動を阻止するために異なる長さを有する会合
    又は接触する積載リブ及びポッドを形成し、一つのIPC
    構造物の外側上の積載リブ及びポッドを他のIPC構造物
    外側上の積載リブ及びポッドの上に戴置すると共にパッ
    ケージ内のIPC構造物のキャビティ内に保持された製品
    を積載し、そして積載力及び負荷力を前記キャビティの
    周りの会合する積載リブ及びパッドを介して前記パッケ
    ージの基部に伝達することから成る請求項48の方法。
  52. 【請求項52】前記製品は瓶であり、各IPC構造物の前
    記少なくとも一つのキャビティは前記瓶を同一水準の一
    段又は層に受容し且つ支持するための複数のキャビティ
    から成り、IPC構造物を保持する多段又は多層の瓶をパ
    ッケージ内に積載し、瓶を受容し且つ支持するキャビテ
    ィに前記IPC構造物の強度を増大し且つ瓶の正常に適合
    するためのアーチ状リブを形成し、そしてIPC構造物の
    モールド成形パルプ繊維カリパー及び前記隅肉のモール
    ド成形パルプ繊維カリパーを、約67g'sのしきい値加速
    度を越え且つ少なくとも114g's迄の前記パッケージに付
    与される力及び加速度が約67g'sを越えずに前記キャビ
    ティ内に支持された瓶に伝達されるように選択し且つ形
    成する工程から成る請求項49の方法。
  53. 【請求項53】前記IPC構造物に約60/1000インチ(0.06
    0")(0.3cm)のモールド成形パルプ繊維カリパーを形
    成し、そして前記隅肉に約125/1000インチ(0.125")
    (0.3cm)のカリパー形成することから成る方法。
  54. 【請求項54】パッケージに入れられて出荷される製品
    を保護するための内部パッケージ緩衝の方法であって、 出荷されるべき製品を受容且つ保持するためのキャビテ
    ィ面を規定する少なくとも一つキャビティを有する少な
    くとも一つのモールド成形パルプ繊維内部パッケージ緩
    衝構造物を形成し; 中心軸の周りの断面に於いて実質的に対称な中空の凹状
    体又は窪みの形状であって且つ選ばれた深さでIPC構造
    物にモールド成形された複数の構造的ポッドを形成し; 前記ポッドをそれ等の底部が前記キャビティ面から間隔
    をもって配置されるように前記キャビティの周りに位置
    付けられ且つ分布された押しつぶし可能な構造物として
    作用するように形成して、しきい値加速度を越える機械
    的衝撃及び振動加速度に応答して押しつぶされてエネル
    ギーを吸収し; 破損され得るエレメントを有する製品を前記IPC構造物
    のキャビティ内に充填し、ここで前記破損され得るエレ
    メントは前記しきい値加速度に於いて破損を蒙り易く; 前記IPC構造物をパッケージ内に詰め込み;そして 前記しきい値加速度を越えて前記パッケージに付与され
    る機械的衝撃及び振動加速度に応答して前記押しつぶし
    可能なポッド構造物に於いて押しつぶされてエネルギー
    を吸収することによって前記パッケージに入れられて出
    荷される前記キャビティ内の前記製品を保護し;そして 前記製品に伝達される加速度を前記しきい値加速度まで
    の加速度に制限するために前記押しつぶし可能なポッド
    構造物を形成する、 ことから成る新規な方法。
  55. 【請求項55】前記IPC構造物には線形の順序で互いに
    隣接する近接した間隔をもって配置された少なくとも三
    つのポッドから成る少なくとも一列のポッドが形成さ
    れ、前記ポッド列は前記IPC構造物上に位置付けられて
    機械的衝撃及び振動加速度及び積載及び負荷力からの製
    品保護を高め且つ押しつぶしに抵抗し、更に前記ポッド
    列の外側上の隣接するポッド間の谷部にモールド成形パ
    ルプ繊維の隅肉を前記ポッド列の外側上の隣接するポッ
    ド間の谷部の一部に隣接するポッドのモールド成形パル
    プ繊維の厚みより大きい所望の厚みにまで沈積して前記
    隣接するポッド間の谷部の一部を充填し且つ前記ポッド
    を共に部分的に接合して前記ポッド間の谷部に於ける押
    しつぶし及び曲げ又は蝶番作用に対する抵抗を増大する
    ことによって前記ポッド列の押しつぶし性を調節する請
    求項54の方法。
  56. 【請求項56】パッケージに入れられて出荷される製品
    を保護する内部パッケージ緩衝のための構造であって、 出荷されるべき製品を受容且つ保持するためのキャビテ
    ィ面を規定する少なくとも一つのキャビティが形成され
    た少なくとも一つのモールド成形パルプ繊維内部パッケ
    ージ緩衝構造物から成り、 該IPC構造物は、モールド成形された細長い中空の山背
    形状であり且つIPC構造物上の異なる位置の間を伸長す
    る複数の構造的リブから成り、前記位置間のIPC構造物
    を強化し、 前記構造的リブは、それ等の底部が前記キャビティ面か
    ら間隔されるように配置されて前記IPC構造物のキャビ
    ティの周りに位置付けられ且つ分配され、前記しきい値
    加速度を越えて前記パッケージに付与される何らかの機
    械的衝撃及び振動加速度に応答してエネルギーを抑え且
    つ吸収することによって、そして前記製品に伝達される
    加速度を前記しきい値加速度迄の加速度に制限すること
    によって前記キャビティ内に保持された前記製品を保護
    するように構成された押しつぶし可能な構造物から成
    り、 前記IPC構造物にモールド成形された前記構造的リブは
    同一方向に向く複数のIPC構造物を組重ねするように配
    置され、それによって製品が夫々のキャビティの無い状
    態で前記IPC構造物を出荷するための空間要求を最小化
    し、前記構造的リブ及び前記少なくとも一つのキャビテ
    ィは、同一方向に形成された夫々の凹状体をもってモー
    ルド成形され、 前記IPC構造物は夫々が中心軸の周りで断面が実質的に
    対称な中空の凹状体又は窪みの形状で且つ選ばれた位置
    で前記IPC構造物に選ばれた深さでモールド成形された
    複数の構造的ポッドから成り、該ポッドは、それ等の底
    部が前記キャビティ面から間隔をもって配置されるよう
    に前記IPC構造物のキャビティの周りに位置付けされ且
    つ分布された押しつぶし可能な構造物から成り、前記し
    きい値加速度を越えて前記パッケージに付与される機械
    的衝撃及び振動加速度に応答して押しつぶされてエネル
    ギーを吸収することにより且つ前記製品に伝達される加
    速度を前記しきい値加速度迄の加速度に制限することに
    よって前記キャビティ内の前記製品に対する追加的保護
    を行ない、前記構造的ポッドは、前記構造的リブ及びキ
    ャビティの前記凹状体と同一方向に形成される夫々の凹
    状体をもってモールド成形され、 前記IPC構造物の前記構造的リブの少なくとも一つは、
    夫々が中心軸の周りで断面で実質的に対称な中空な凹状
    体又は窪みの形状の少なくとも三つの構造的リブポッド
    の一列のポッドが形成されたポッド状リブから成り、前
    記リブポッド列は全体として前記ポッド状リブ内に収容
    され、前記ポッド状リブ及びリブポッド列は共通の壁部
    を共有し且つ一体化されたポッド状リブ構造を形成し、
    前記リブポッドは前記IPC構造物内のポッド状リブの全
    深さより少ない選ばれた深さでモールド成形され、前記
    リブポッドは、前記ポッドリブに沿って同一方向に整列
    された線形の作用順序で互いに隣接する近接した間隔で
    配置された押しつぶし可能な構造物から成り、前記ポッ
    ド状リブの外側の上にある列のリブポッド間に谷部を形
    成し、前記リブポッドは機械的衝撃及び振動加速度及び
    積載及び負荷力からの追加的保護を前記キャビティ内の
    製品に行ない、前記リブポッドは前記ポッド状リブの押
    しつぶしに対する抵抗を増大することによって前記ポッ
    ド状リブの押しつぶし性を調節するように構成され、 前記リブポッドは、前記共通の壁部のモールド成形パル
    プ繊維の厚みより大きい厚みのモールド成形パルプ繊維
    を前記谷部に有する前記リブポッド列の外側の上にある
    隣接するリブポッド間の前記谷部に沈積されたモールド
    成形パルプ繊維の隅肉によって接合され、 前記ポッド状リブは、前記複数の構造的リブ、複数の構
    造的ポッド及びキャビティと同一方向にある夫々の凹状
    体をもってモールド成形される、 新規な構造物。
  57. 【請求項57】前記IPC構造物にモールド成形されたリ
    ブポッドは、前記凹状体又は窪みの開口部に於ける大き
    い断面積寸法から前記凹状体又は窪みの底部に於ける小
    さい断面積寸法に向かって先細りになっており、前記先
    細りは前記リブポッドの中心軸に関して実質的に対称で
    ある請求項56の方法。
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