JP3335119B2 - 反射型液晶電気光学装置およびそれを用いた投射型表示システム - Google Patents
反射型液晶電気光学装置およびそれを用いた投射型表示システムInfo
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Description
や情報処理装置などに用いられる液晶の電気光学特性を
利用した液晶電気光学素子に関し、特に反射型の液晶電
気光学装置およびそれを用いた投射型表示システムに関
する。
果を用いたECBモードの液晶電気光学装置が知られて
いるが、このような液晶電気光学装置は、例えば図7に
示すように、電極52および配向制御層53が形成され
た基板51と、電極56および配向制御層55が形成さ
れた基板57とが、スペーサ59とシール材58とを介
して貼り合わされ、この基板51、57間に誘電異方性
が負の液晶54が垂直方向に配向されるように充填され
てなり、このように形成された液晶電気光学素子の両外
側にそれぞれ偏光板60、61を配置した構成となって
いる。
光学装置においては、電極52、56に電界を印加しな
い状態では、複屈折の効果がないために光は透過せず、
また、電極52、53に電界を印加した状態では、液晶
分子54は水平方向に傾いて、その複屈折効果により光
が透過するようになっている。
たように構成された液晶電気光学素子の両側に、偏光軸
を直交させた偏光板10、11を配設することにより、
上述した光の透過、非透過をそれぞれ暗状態、明状態と
して認識させることが可能となり、このことにより表示
素子として用いることが可能となっている。
の場合には、電界によって液晶分子54が傾く方向は、
ランダムであるよりも一定の方向に揃って傾いていく方
が、画面の均一性やコントラストの点で好ましいことが
分かっている。
図7に示すような構成の液晶電気光学装置の場合には、
一方の偏光板10の偏光軸が他方の偏光板11の偏光軸
から45度の方向に設定されると明状態での表示が最も
明るくなり、このような場合にコントラストの高い良好
な表示を行うことが可能となっている。
屈折効果を用いたECBモードの液晶電気光学装置と同
様の考え方により、反射型の液晶電気光学装置も実現す
ることができる。
2および配向制御層53が形成された基板51と、電極
56および配向制御層55が形成された基板57とが、
スペーサ59とシール材58とを介して貼り合わされ、
この基板51、57間に誘電異方性が負の液晶53が垂
直方向に配向されるように充填された液晶電気光学素子
を偏光装置62と反射装置63とで挟んだ構成となって
おり、この偏光装置62により入射光の偏光軸と出射光
の偏光軸とを直交するように構成することにより、電界
無印加時に暗状態、電界印加時と明状態を表示させるこ
とが可能となり、このことにより表示素子として用いる
ことが可能となっている。
置の場合も同様で、電界によって液晶分子54が傾く方
向は、ランダムであるよりも一定の方向に揃って傾いて
いく方が、画面の均一性やコントラストの点で好まし
く、また、この液晶分子54が傾く方向は、一方の偏光
軸が他方の偏光軸から45度の方向に設定することによ
り、明状態での表示が最も明るくなり、このような場合
にコントラストの高い良好な表示を行うことが可能とな
っている。
うなECBモードによる液晶電気光学装置においては、
通常用いられるラビング法などの一軸配向制御法では、
液晶電気光学素子面内での一軸配向性や基板面から液晶
分子が立ち上がるプレティルト角の面内均一性に多少の
ばらつきが生じてしまうというような問題が生じてい
た。
ィルト角が高いために、液晶分子短軸方向の物性値と配
向膜表面との相互作用が少なくなり、それらのばらつき
が水平配向膜の場合よりも大きくなるものと考えられる
からである。
したように一軸配向方向を上下両基板とも偏光軸から4
5度の方向に設定する際に、上下基板での配向制御方向
が互いに平行または反平行となるために、特に中間調状
態から明状態にかけて、これらの面内ばらつきが上下の
基板において相互に強めあってしまい、配向方向に平行
なスジ状の明暗むらとなって現れ、表示品位を著しく低
下させてしまうという問題を有している。
気光学装置においては、光が液晶電気光学素子内を2回
通過するため、上述したような面内ばらつきの影響をさ
らに受けやすくなってしまうという問題も有している。
なされたものであって、上述したような配向制御方向が
現れるすじ状の表示むらを抑制し、かつ高コントラスト
で表示品位の高い反射型液晶電気光学装置およびそれを
用いた投射型表示システムを提供することを目的として
いる。
光学装置は、反射装置と、少なくとも電極と配向制御層
とが形成された2枚の基板が対向して配置されるととも
に該両基板間に液晶層が封入されてなる液晶電気光学素
子と、該液晶電気光学素子の該反射装置とは反対側に配
置された偏光装置とからなる反射型液晶電気光学装置に
おいて、前記液晶層は、前記配向制御層により電界無印
加時には液晶分子が前記基板に対して70〜90度に配
向した状態であり、また、電界印加時には該液晶層の厚
さ方向における中央付近に存在する液晶分子が前記基板
に対して略平行に配向した状態であるとともに、前記一
方の基板上の液晶分子の方位角と他方の基板上の液晶分
子の方位角とのなす角度が、45〜135度、225〜
315度に設定されてなり、前記偏光装置は、液晶電気
光学素子への入射光側の偏光軸と出射光側の偏光軸とを
有し、該入射光側の偏光軸と出射光側の偏光軸とが略直
交しているとともに、該一方側の偏光軸と前記一方の基
板上の液晶分子の方位角とが略一致していることを特徴
としており、そのことにより、上記目的が達成される。
光学素子の前記偏光装置とは反対側の基板上に設けられ
た反射電極であってもよい。
するネマティック液晶材料であってもよい。
生させるためのカイラルドーパントを含有していてもよ
い。
層は垂直配向膜からなり、少なくとも一方の基板上の液
晶分子の方位角は、該一方の基板上に形成された垂直配
向膜にラビングを施すことにより制御されていてもよ
い。
用いた投射型表示システムは、前記反射型液晶電気光学
装置と、光源と、該反射型液晶電気光学装置の反射装置
とは反対側に配置された投射用レンズと、該反射型液晶
電気光学装置により表示された画像を該投射用レンズを
介して投影するスクリーンとからなり、該液晶電気光学
装置の偏光装置として偏光ビームスプリッタもしくはそ
れと同様の効果が得られる偏光選択反射板を用いること
を特徴としており、そのことにより、このような投射型
表示システムにおいては、スクリーン上に映し出された
画像によって表示を行うため、広い視角特性は要求され
ず、本発明の液晶電気光学装置の高輝度、高コントラス
トといった特性を最大限発揮することが可能となる。
て図面を用いて説明する。
電気光学装置の構成を示した断面図である。図に示すよ
うに、電極2および配向制御層3が形成された基板1
と、電極6および配向制御層5が形成された基板7と
が、スペーサ9とシール材8とを介して貼り合わされ、
この基板1、7間にカイラルドーパントの添加されたn
型ネマティック液晶層4が充填されて液晶電気光学素子
が構成されている。
層3、5は垂直配向膜からなり、その配向膜表面は一軸
配向処理が施されているとともに、その配向方位角1
4、15は両基板1、7間で角度θとなるように貼り合
わされている。
には、入射光の偏光軸16と出射光の偏光軸17とが互
いに直交するように構成された偏光装置12が設けられ
ており、入射光もしくは出射光の何れかの偏光軸16、
17が、基板1、7の何れかの配向方位角14、15の
方向と一致するように構成されている。
は、アルミニウムなどの金属や誘電体などからなる反射
装置13が設けられており、上述した液晶電気光学素子
を偏光装置12と反射装置13とにより挟んだ構成とな
っている。
は、上述した液晶電気光学素子に電界を印加しない場合
には、図1(b)に示すように、液晶分子4が基板1、
7に対して垂直に配向した状態となり、また、上述した
液晶電気光学素子に電界を印加した場合(最明状態)に
は、図1(c)に示すように、液晶層の厚さ方向におけ
る中央付近に存在する液晶分子4が基板1、7に対する
角度を減じた状態(略平行)に配向した状態となる。
印加しない場合において、液晶分子4の基板1、7に対
する配向角度は厳密に垂直である必要はなく、70〜9
0度、より好ましくは85〜90度程度であればよく、
このような範囲内であれば液晶分子4が基板1、7に対
して垂直に配向した状態とほぼ同様の効果を得ることが
可能である。
光学装置は、以下のようにして作製することが可能であ
る。
は、図1(a)にも示すように、少なくとも一方が透明
な2枚の基板1、7が対向して配置されている。この2
枚の基板1、7としては、ガラス、石英、セラミクス樹
脂などを用いることが可能であり、スパッタリング法な
どにより該基板1、7上には電極2、6となる透明導電
膜がそれぞれ形成されている。なお、反射装置13とし
て反射電極を用いる場合には、他方の基板7上にアルミ
ニウムなどの金属膜や誘電体などを用いて電極6を形成
することになる。
層3、5として、液晶分子4が基板1、7に対して垂直
な配向性を有する垂直配向膜を塗布した。このような垂
直配向膜としては、種々のものを用いることが可能であ
るが、本実施の形態では、JALS−203(日本合成
ゴム社製)などの側鎖をもつポリイミドを印刷法により
印刷して形成した。
に、ラビング法を用いて垂直配向膜からなる配向制御層
3、5の表面に一軸配向処理を行った。これにより電界
印加時に液晶分子4が倒れる方向を一方向に揃えること
が可能となる。
7の一方に3μm径のスペーサー9を散布し、他方の表
示領域外にシール材8を塗布して、両基板1、7を貼り
合わせた後に、該基板1、7の間隙にカイラルドーパン
ト添加n型ネマティック液晶を注入して注入口を封止し
た。
に、2枚の基板1、7の一軸配向方位角14、15が該
基板1、7間で角度θとなるように貼り合わせた。この
角度θは用途によって、45〜135度、225〜31
5度に設定することができるが、より好ましくは、80
〜100度、260〜280度であり、このときにはす
じ状の明暗むらが最も少なくなるとともに、コントラス
トも向上した。本実施の形態ではθを90度に設定し
た。
まで過熱した後に冷却し、本実施の形態における液晶電
気光学素子は完成する。
おいては、液晶4は通常の方法により基板1、7間に注
入することが可能であり、例えばアモルファスTNの場
合のように等方相での注入を必要としないため、製造工
程を大幅に簡略化することが可能となっている。
ントは種類が極めて多く、選択の幅も広いが、本実施の
形態では、液晶としてMLC2012(メルク社製)を
用い、カイラルドーパントとしてS−811(メルク社
製)を用いた。なお、液晶電気光学装置の使用温度範囲
が広くなる場合には、カイラルドーパントのヘリカルツ
イスティングパワーの温度依存性が正負逆となるような
材料を混合して用いてもよい。
の一方の外側に、偏光軸16、17が入射光と出射光と
で直交するような偏光ビームスプリッターをその偏光軸
16、17のうちの何れかが液晶電気光学素子のどちら
か一方の基板の一軸配向方位角14、15と一致するよ
うに配置するとともに、液晶電気光学素子の他方の外側
に、アルミニウム鏡面を利用した反射装置13を配置す
ることにより、本実施の形態における液晶電気光学装置
は完成する。なお、このとき偏光度が不足するような場
合には、偏光板を挿入してもよい。
晶電気光学装置は、以下のような特性を有している。
置において、上下の基板1、7での一軸配向方位角1
4、15の角度θを90度に設定し、カイラルドーパン
トの添加濃度変化によりネマティックにおけるヘリカル
ピッチを図2に示すように調整したn型ネマティック液
晶組成物を3品作製し、その各々を注入した3つの液晶
電気光学装置を作製した。
特性を比較するため、通常のECB型液晶電気光学装置
を以下のようにして作製した。この液晶電気光学装置に
おいては、上下の基板の配向方位角の角度θを180
度、すなわち反平行とし、また、最もコントラストの高
い表示ができるように、その配向方位角が直交している
入射光と反射光との偏光軸それぞれから45度となるよ
うに液晶電気光学素子を配置した。また、液晶としては
カイラルドーパントを添加しないn型ネマティック液晶
MLC2012(メルク社製)を用いた。本比較例のE
CB型液晶電気光学装置はこのようにして作製した。
って作製した液晶電気光学装置を、常温で正面から観察
した場合の電圧−透過率曲線を図4に示す。なお、ここ
では、横軸に電圧V(V)をとり、横軸に反射率R
(%)をとっている。また、図中、Aは本実施の形態1
における組成物1を含んだ液晶電気光学装置の電圧−透
過率曲線を示しており、以下、Bは本実施の形態1にお
ける組成物2を含んだ液晶電気光学装置の電圧−透過率
曲線、Cは本実施の形態1における組成物3を含んだ液
晶電気光学装置の電圧−透過率曲線、Dは比較例1によ
り作製したECB型液晶電気光学装置の電圧−透過率曲
線を示している。
晶のヘリカルピッチが長いほど明るい良好な表示を行う
ことが可能となっており、本実施の形態1における最も
長いピッチの組成物1を含んだ液晶電気光学装置の電圧
−透過率曲線は、ほぼECB型液晶電気光学装置の電圧
−透過率曲線と同様な特性を示しており、高コントラス
トな表示を行うことが可能となっている。
電気光学装置のコントラスト比は、図3に示すように、
いずれも高いコントラストを実現しており、特に本実施
の形態1における組成物1を含んだ液晶電気光学装置に
おいては、比較例1により作製した通常のECB型液晶
電気光学装置とほぼ同レベルのコントラストを実現する
ことが可能となっている。
れていたすじ状の明暗むらに関しては、比較例1により
作製したECB型液晶電気光学装置においては非常に多
く発生しているにもかかわらず、本実施の形態1により
作製した液晶電気光学装置においてはほとんど確認する
ことができなかった。
均一性に関しては、本実施の形態1により作製した液晶
電気光学装置の方が、上記比較例1により作製したEC
B型液晶電気光学装置よりも非常に高く、良好な表示特
性を示すことが可能となっている。
り作製した液晶電気光学装置においては、高輝度、高コ
ントラストであるとともに、通常のECB型液晶電気光
学装置と同等の優れた電気光学特性を示し、かつ従来の
ECB型液晶電気光学装置において問題となっていたす
じ状の明暗むらの発生を防止することが可能であること
が分かった。
電気光学装置は、垂直配向膜として側鎖を有するポリイ
ミドを用いたが、このような側鎖を有するポリイミド
は、プレチルト角信頼性に優れ、また、イオン性物質の
液晶中への染み出しがなく、液晶の比抵抗値を示す電圧
保持率の信頼性にも優れているため、長期の使用に際し
ても表示品位の低下が無い液晶電気光学装置を得ること
が可能になるという特有の効果を有している。
した本実施の形態1に限定されるものではなく、例え
ば、単純マトリクス型の液晶電気光学装置にも適用する
ことが可能であり、さらにはMIM素子や、アモルファ
スシリコン、ポリシリコン、結晶化シリコンなどを用い
た薄膜トランジスタなどを設けたアクティブマトリクス
型の液晶電気光学装置にも適用することが可能である。
また、カラーフィルターなどと組み合わせることによ
り、カラー表示用の液晶電気光学装置として用いること
も可能である。
態1と同様に作製した液晶電気光学装置に、投射用レン
ズおよび光源を組み合わせることにより作製した投射型
表示システムについて説明する。
型表示システムを示した概略構成図である。
ムは、図5に示すように、液晶電気光学素子20の反射
装置21とは反対側に、投射用レンズ22、光源23、
偏光ビームスプリッタ24が配置されてなり、この光源
23から投射された光25によって、スクリーン26上
に投影表示を行う構成となっている。
子20の反射装置21とは反対側に、λ/4板27、偏
光板28、投射用レンズ22、光源23、ビームスプリ
ッタ29を配置するような構成であってもよい。
は、スクリーン26上に映し出された画像により表示を
行うため、広い視角特性は要求されず、本発明の液晶電
気光学装置の高輝度、高コントラストといった特性を最
大限発揮することが可能となっている。
投射型表示システムを示したが、例えば、マイクロレン
ズを含む各種レンズやプリズム、カラーフィルターやダ
イクロイックミラーなどと組み合わせた構成も可能であ
り、また、液晶電気光学素子を複数枚使用した構成とし
てもよい。
従来から問題となっていた配向制御方向が現れるすじ状
の表示むらを抑制することが可能となっており、かつ高
コントラストで表示品位の高い反射型液晶電気光学装置
およびそれを用いた投射型表示システムを実現すること
が可能となっている。
光学装置の構成を示した断面図であり、図1(b)は、
図1(a)における液晶電気光学素子に電界を印加しな
い場合の配向方位角および偏光軸を示した概略断面図で
あり、図1(c)は、図1(a)における液晶電気光学
素子に電界を印加した場合の配向方位角および偏光軸を
示した概略断面図である。
気光学装置に注入したn型ネマティック液晶組成物のヘ
リカルピッチ長を示した図面である。
る各液晶電気光学装置のコントラストを示した図面であ
る。
る各液晶電気光学装置を常温で正面から観察した場合の
電圧−透過率曲線を示した図面である。
ステムを示した概略構成図である。
ステムを示した概略構成図である。
Bモードの液晶電気光学装置の構成を示した断面図であ
る。
Bモードの反射型の液晶電気光学装置の構成を示した断
面図である。
Claims (6)
- 【請求項1】 反射装置と、少なくとも電極と配向制御
層とが形成された2枚の基板が対向して配置されるとと
もに該両基板間に液晶層が封入されてなる液晶電気光学
素子と、該液晶電気光学素子の該反射装置とは反対側に
配置された偏光装置とからなる反射型液晶電気光学装置
において、 前記液晶層は、前記配向制御層により電界無印加時には
液晶分子が前記基板に対して70〜90度に配向した状
態であり、また、電界印加時には該液晶層の厚さ方向に
おける中央付近に存在する液晶分子が前記基板に対して
略平行に配向した状態であるとともに、前記一方の基板
上の液晶分子の方位角と他方の基板上の液晶分子の方位
角とのなす角度が、45〜135度、225〜315度
に設定されてなり、 前記偏光装置は、液晶電気光学素子への入射光側の偏光
軸と出射光側の偏光軸とを有し、該入射光側の偏光軸と
出射光側の偏光軸とが略直交しているとともに、該一方
側の偏光軸と前記一方の基板上の液晶分子の方位角とが
略一致していることを特徴とする反射型液晶電気光学装
置。 - 【請求項2】 前記反射装置は、前記液晶電気光学素子
の前記偏光装置とは反対側の基板上に設けられた反射電
極であることを特徴とする請求項1に記載の反射型液晶
電気光学装置。 - 【請求項3】 前記液晶層は、負の誘電異方性を有する
ネマティック液晶材料からなることを特徴とする請求項
1または2に記載の反射型液晶電気光学装置。 - 【請求項4】 前記液晶層は、液晶分子に捩れを発生さ
せるためのカイラルドーパントを含有していることを特
徴とする請求項1乃至3に記載の反射型液晶電気光学装
置。 - 【請求項5】 前記基板上に形成された配向制御層は垂
直配向膜からなり、少なくとも一方の基板上の液晶分子
の方位角は、該一方の基板上に形成された垂直配向膜に
ラビングを施すことにより制御されていることを特徴と
する請求項1乃至4に記載の反射型液晶電気光学装置。 - 【請求項6】 前記反射型液晶電気光学装置と、光源
と、該反射型液晶電気光学装置の反射装置とは反対側に
配置された投射用レンズと、該反射型液晶電気光学装置
により表示された画像を該投射用レンズを介して投影す
るスクリーンとからなり、該液晶電気光学装置の偏光装
置として偏光ビームスプリッタもしくはそれと同様の効
果が得られる偏光選択反射板を用いることを特徴とする
請求項1乃至5に記載の反射型液晶電気光学装置を用い
た投射型表示システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP01375898A JP3335119B2 (ja) | 1998-01-27 | 1998-01-27 | 反射型液晶電気光学装置およびそれを用いた投射型表示システム |
Applications Claiming Priority (1)
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Publication Number | Publication Date |
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JPH11212080A JPH11212080A (ja) | 1999-08-06 |
JP3335119B2 true JP3335119B2 (ja) | 2002-10-15 |
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Family Applications (1)
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JP01375898A Expired - Fee Related JP3335119B2 (ja) | 1998-01-27 | 1998-01-27 | 反射型液晶電気光学装置およびそれを用いた投射型表示システム |
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