JP3330222B2 - 非接触電力伝達装置 - Google Patents

非接触電力伝達装置

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JP3330222B2 JP11125694A JP11125694A JP3330222B2 JP 3330222 B2 JP3330222 B2 JP 3330222B2 JP 11125694 A JP11125694 A JP 11125694A JP 11125694 A JP11125694 A JP 11125694A JP 3330222 B2 JP3330222 B2 JP 3330222B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、充電器や、例えば浴室
内等の水回り等で用いて好適な電気機器における非接触
式の電力伝達装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば電池応用電気機器には充電
のための充電用電極が設けられており、充電時には、こ
の電気機器を充電器に装着して、充電用電極と充電器の
出力電極とを接触可能にする構成となっているものが一
般的であった。しかし、充電用電極や出力電極を装置表
面に露出したものでは、この露出状態の電極に変形を生
じさせ易く接触不良を発生する原因となり、また、特に
機器が水回りで利用されるものである場合、腐食によっ
て接触不良を引き起こす虞れがあり、更には複雑な防水
構造を採用しなければならないといった問題があった。
【0003】そこで近年では、電磁誘導を利用して非接
触で充電を含めて電力伝達を可能にする電気機器が種々
提案されている。図7は、従来の非接触式の給電装置に
おける電力伝達部分の構造を示す図である。図(a)〜
(d)において、100は電源側となる一次側筐体、2
00は負荷を有する二次側筐体で、いずれの場合も、一
次側筐体100の上面に二次側筐体200が載置状態で
装着可能になっているものである。101は一次コイル
であり、201は二次コイルを示している。
【0004】図(a)では、一次コイル101は一次側
筐体100の内部上端に配設され、二次コイル202は
一次コイル101と同径で、二次側筐体200の内部下
面に配設され、装着状態で近接対向するようにされてい
る。図(b)では、一次側筐体100の上面であって、
一次コイル101の径の内側が窪んでおり、この窪み部
分に二次側筐体200が嵌入状態で装着されるようにさ
れ、一次コイル101の内周側で同心軸上に二次コイル
201が配置されるようになっている。図(c)では、
一次側筐体100の上面には上下方向の内外側に伸びた
柱状のコア102が立設され、一方、二次側筐体200
の下面にはコア102が嵌入可能な凹穴202が形成さ
れ、一次コイル101と二次コイル201とがコア10
2を介して磁気結合されるようになっている。図(d)
では、一次側筐体100の上面の一部に突出部103を
形成し、この部分に柱状のコア104と一次コイル10
1とを配設し、一方、二次側筐体200の下面には上記
突出部103が嵌まり込む凹穴203を形成し、この凹
穴203の周囲に二次コイル201を巻装した構成とさ
れている。
【0005】そして、一次コイル101は商用電源によ
り駆動される発振回路に接続され、この発振回路により
一次コイル101に交流電流が供給されて交番磁束が発
生し、この磁束が二次コイル201を鎖交することで交
流電力が誘起され、更に整流等されて充放電可能な電池
やモータ等の負荷に供給されるようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、伝達電力の
最大値は、一次側と二次側での漏れ磁束により決定さ
れ、この漏れ磁束は、コアの形状が閉磁路の場合に、一
次、二次の間のギャップにより発生するものである。
【0007】図8は、トランスの等価回路を示す。図に
おいて、L1,L2は一次側、二次側の漏れインダクタ
ンス、LMはトランスの励磁インダクタンスを示す。こ
こで、説明の便宜上、一次側、二次側のコイルの巻線比
を1とし、LMの値がL1,L2に比して十分大きいと
した場合において、負荷抵抗Rとの直列インダクタンス
Lは、L=L1+L2となる。このことから、一次入力
電圧をViとすると、二次側出力電圧Vo及び出力電力
Poは、数1のように表される。
【0008】
【数1】
【0009】数1の各式より、最大負荷電流、最大負荷
電力が求まり、その値は上記Lの値が小さいほど大きく
なることが分かる。
【0010】上記従来の電力伝達部分の構造では、コア
が磁路の一部にしか設けられておらず、閉磁路が構成さ
れていないため、漏れ磁束の発生を抑制するにも限界が
あった。従って直列インダクタンスLが大きな値となら
ざるを得ず、数1に示す出力電力Poとして効果的な高
レベルを得ることができず、このため伝達効率は非常に
低いものとなっていた。このようなことから、特に伝達
電力が大きい場合には、トランスの一次側に対して大電
力を供給可能な構成を採用すればよいが、そうすると、
一次側の構成が勢い大型化してしまい、却って実用性や
携帯性を損なうこととなる。
【0011】本発明は、上記に鑑みてなされたもので、
一次コイルを有する電源側から二次コイルを有する負荷
側に高効率での電力伝達を可能にする非接触電力伝達装
置を提供することを目的とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、脈流電流生成
回路に接続された一次コイルを有する一次側部と、負荷
に接続された二次コイルを有する二次側部とがそれぞれ
分離可能であって、非接触で一次側部から二次側部へ電
力供給を行う電力伝達装置において、上記一次コイルと
二次コイルのうち、一方のコイルを一端が開口した筒状
コアの内周壁に巻装して形成し、他方のコイルを上記筒
状コアの筒径より小径にして板状コアに立設するととも
に、上記筒状コアと板状コアの少なくとも一方に上記他
方のコイルの径より小径となる柱状の中芯を立設し、且
つ上記中芯にコイルを巻装し、この巻装コイルを該中芯
が設けられた側のコイルと直列または並列に接続してな
り、上記一次側部と二次側部とを上記筒状コアの開口と
上記板状コアの立設コイルとが対向するように組み合わ
せた状態で、閉磁路が形成され且つ各コイルが同心軸上
に配置されてなるものである。
【0013】
【作用】本発明によれば、一次側部と二次側部とが組み
合わされると、中芯、板状コア、筒状コアの周部、筒状
コアの閉塞面部とを環状に経由してなる略完全な閉磁路
が形成される。そして、脈流電流生成回路からオンオフ
電流あるいは交流電流が一次コイルに供給されると、こ
の一次コイルを鎖交する交番磁束が発生する。この鎖交
磁束は中芯に発生し、更に板状コアと筒状コアとからな
る磁気抵抗の小さい閉磁路内に集中し、磁束分散が効果
的に抑止される。従って、発生磁束のほとんどは二次側
部で二次コイルを鎖交することとなるため、漏れ磁束の
発生が極力抑制されることとなり、一次側電力は高い伝
達効率で二次側に伝達される。また、中芯が一次側部に
設けられるときは、一次側となる巻成コイルによって発
生磁束数が増大し、一方、中芯が二次側部に設けられる
ときは、二次側となる巻成コイルによって発生磁束に対
する鎖交数がより増大するので、いずれの場合にも、伝
達効率が高くなる。更に、中芯が一次、二次側部の双方
で分担して設けられているときでも、発生磁束の増大及
び鎖交数の増大となるので、伝達効率が全体として向上
する。
【0014】
【実施例】図6は、本発明に係る非接触電力伝達装置が
適用される電気機器の回路ブロック図である。図におい
て、BAは電源部、RLは負荷部で、両者はそれぞれ筐
体内に収納されており、分離可能な構成を有している。
電源部BAと負荷部RLとはトランスTを構成する一次
コイル部1と二次コイル部2とが対向するように装着可
能な構成が採用されている。一次コイル部1には一次コ
イル10を有し、二次コイル部2には二次コイル20を
有する。
【0015】装着形態は載置による場合の他、半固定状
態での嵌着や操作容易なロック機構、弾性材を利用した
ロック部材によるもの等が考えられる。あるいは脱着可
能にされた螺子等による固定的な形態でもよい。負荷部
RLに充放電可能な蓄電池とこの蓄電池で駆動可能なモ
ータ等を有する場合、充電時は不使用状態にあるので、
装着形態として載置タイプを採用することが可能であ
る。負荷部RLが電力供給を受けながら所要の動作、操
作を行うものである場合には、装着タイプが好ましい。
【0016】電源部BAには、商用電源3の入力ライン
に介設されたダイオードブリッジ等で構成される整流回
路4、整流電力を平滑するコンデンサ5及び直流電力か
ら所定レベルの脈流電流を生成する発振回路6を有し、
発振回路6の出力側は一次コイル10の両端に接続され
ている。発振回路6としては、公知のスイッチングイン
バータを採用したものが適用可能である。例えば、トラ
ンスTの一次コイル10に直列にスイッチング素子を接
続し、この直列回路の両端にコンデンサ5を接続すると
ともに、このスイッチング素子を自励発振等させてスイ
ッチングパルスを生成し、このパルスをスイッチング素
子に供給することで一次コイル10に流れる電流を繰返
しオンオフして脈流電流を生成させるものである。ま
た、発振回路6としては、直接交流波形の脈流電流を生
成させるものでもよい。
【0017】負荷部RLは二次コイル20に接続された
整流用のダイオード7及び整流電力が供給可能にされた
負荷8とを有する。負荷8は、負荷電力により駆動可能
にされたものであればよく、例えばモータ等である。な
お、この負荷8は、充放電可能な蓄電池とこれからの放
電を受けて駆動可能なモータ等の駆動部とから構成され
たものでもよい。この場合、電源部BAは充電器として
作用することとなる。
【0018】次に、この回路構成の動作を説明する。商
用電源3が投入され、整流ブリッジ4、コンデンサ5に
より整流平滑された直流電力が発振回路6に供給される
と、発振回路6が発振動作を開始し、一次コイル10に
繰返しオンオフされる一次電流を供給する。このオンオ
フ電流により一次コイル10に交番磁束が発生する。こ
の状態で、負荷部RLが電源部BAに装着されている
と、一次側の交番磁束が二次コイル20を鎖交すること
によって二次コイル20に交流電力が誘起される。交流
電力はダイオード7で整流された後、負荷8に供給さ
れ、負荷の駆動が開始される。
【0019】図1は、本発明に係る非接触電力伝達装置
の第1実施例を示す斜視図で、図(a)は周方向に1/
4だけ切欠いた状態の一次コイル部1、図(b)は二次
コイル部2を示している。図2は、図1の縦断面図で、
図(a)は一次コイル部1と二次コイル部2とを組み合
わせた状態、すなわち負荷部RLを電源部BAに装着し
た状態を示し、図(b)は一次コイル部1、図(c)は
二次コイル部2を示している。
【0020】図1(a)、図2(b)において、一次コ
イル部1は、強磁性体材料からなり、所定径かつ所定長
を有する円筒コア11を備え、円筒壁12や後壁13は
それぞれ磁束密度や磁気抵抗等の関係から得られる所要
の厚みを有して形成されている。一次コイル10は円筒
壁12の内周面に所要ターン数だけ巻装されている。円
筒コア11の軸上にはこの円筒コア11と一致する高さ
位置までの、同じく強磁性体材料からなる小径を有する
円柱状の中芯が立設形成されている。
【0021】また、一次コイル10の両端は、図示して
いないが、円筒コア11の適宜位置に穿設された微孔あ
るいは表面を這わして発振回路6へ導かれている。
【0022】図1(b)、図2(c)において、二次コ
イル部2は、強磁性体材料からなり、上記円筒コア11
の外径と等しい径及び所定厚を有する円板コア21を備
え、その中心部に所定径であって空心状所要ターン数だ
け巻成された二次コイル20が立設されている。二次コ
イル20は、そのコイル径が上記中芯14の径と円筒壁
12の内径、詳しくは円筒壁12の内周面に巻成された
一次コイル10の内径との間の寸法に設定され、立設方
向の寸法が上記中芯14と同一寸法にされている。二次
コイル20の形状を上記のように設計することで、一次
コイル部1と二次コイル部2とが組み合わされたとき、
図2(a)に示すように、二次コイル20が円筒コア1
1の内部に嵌まり込み、かつ後壁13まで行き届いて、
一次コイル10と二次コイル20とを同心軸上で重畳さ
せることができるとともに、円筒壁12、中芯14の各
円板コア21の表面と略一致する位置まで近接し、更に
円板コア21の径を円筒コア11の径と一致させたの
で、円板コア21、円筒コア11の円筒壁12、後壁1
3及び中芯14とから環状の閉磁路が形成されるように
している。
【0023】図2(b)(c)において、円筒コア1
1、円板コア21を覆う破線はそれぞれ電源部BA、負
荷部RLの筐体の形状を示している。これらの筐体は非
磁性の樹脂材等からなり、少なくとも、電力伝達部分で
は薄厚に形成され、円筒壁12、中芯14の各先端と円
板コア21の表面とのギャップ長を可及的に小さくして
いる。このようにギャップ長をより小さくすることで、
より完全な閉磁路に近付けることができる。
【0024】図3は、本発明に係る非接触電力伝達装置
の第2実施例を示す斜視図で、図(a)は周方向に1/
4だけ切欠いた状態の一次コイル部1a、図(b)は二
次コイル部2aを示している。この第2実施例では、第
1実施例における中芯14を二次コイル部2a側に設け
たものである。すなわち、二次コイル部2aの円板21
の表面中央には所要径を有する円柱状の中芯22が突設
され、この中芯22に所要ターン数だけ二次コイル20
が巻成されている。このような構成を採用しても、第1
実施例と同様、より完全な閉磁路を形成することが可能
である。また、二次コイル20を中芯22に巻装する構
成なので、二次コイル20に対する保持強度が増大する
という利点を有する。
【0025】図4は、本発明に係る非接触電力伝達装置
の第3実施例を示す斜視図で、図(a)は周方向に1/
4だけ切欠いた状態の一次コイル部1b、図(b)は二
次コイル部2bを示している。図5は、図4の縦断面図
で、図(a)は一次コイル部1b、図(b)は二次コイ
ル部2bを示している。なお、二次コイル部2bの構成
は第1実施例と基本的に同一である。
【0026】図4(a)、図5(a)に示すように、一
次コイル部1bは、基本的に第1実施例と同様な構成を
有し、更にかかる構成に加えて、中芯14の周囲に一次
側となる第3のコイル15を巻成したものである。この
第3のコイル15は一次コイル10と直列、あるいは並
列に接続されてなるものである。第3のコイル15を二
次コイル20の内周部分に、いわばサンドイッチ巻き状
に設けることで漏れ磁束を更に抑制し、磁気結合を良好
にすることが可能となる。また、第3のコイル15を一
次コイル10に対して並列に接続することで、大型化を
招くことなく電源部BAからの供給電力を大きく設定す
ることができるという利点もある。なお、二次コイル2
0は、その径が一次コイル10の内径と第3のコイル1
5の外径との間に設定されており、一次コイル部1bと
二次コイル部2bとが組み合わせ可能にされている。
【0027】本発明においては、更に以下の態様を採用
することも可能である。 (1)第1〜3実施例において、一次コイル部と二次コ
イル部との構成を逆にするようにしてもよく、このよう
にしても閉磁路が形成可能である。 (2)第1実施例において、中芯14は一次コイル部、
二次コイル部にそれぞれ、例えば1/2寸法乃至は所要
寸法分ずつ分担して形成するようにしてもよい。 (3)円筒コア11及び円板コア21は円形状に限定さ
れるものではなく、両者の形状が一致していれば、多角
形等の種々の形状が採用可能である。この場合には、一
次コイル部と二次コイル部との装着を所定角度に位置決
めして行わすことが可能となる。 (4)中芯14、22は柱状であればよく、円柱に限定
されるものではなく、また筒形の柱状のものでもよい。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、一次コイルと二次コイルのうち、一方のコ
イルを一端が開口した筒状コアの内周壁に巻装して形成
し、他方のコイルを上記筒状コアの筒径より小径にして
板状コアに立設するとともに、上記筒状コアと板状コア
の少なくとも一方に上記他方のコイルの径より小径とな
る柱状の中芯を立設し、且つ上記中芯にコイルを巻装
し、この巻装コイルを該中芯が設けられた側のコイルと
直列または並列に接続してなり、上記一次側部と二次側
部とを上記筒状コアの開口と上記板状コアの立設コイル
とが対向するように組み合わせた状態で、閉磁路が形成
され且つ各コイルが同心軸上に配置されてなる構成とし
たので、非接触式でありながら漏れ磁束を極力押えて一
次コイルから二次コイルへ高効率での電力伝達が可能と
なる。しかも、上記中芯にコイルを巻装し、この巻装コ
イルを該中芯が設けられた側のコイルと直列または並列
に接続するように構成したので、コイルの強度保持、漏
れ磁束の抑制乃至一次側部からの供給電力の増大が可能
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る非接触電力伝達装置の第1実施例
を示す斜視図で、図(a)は周方向に1/4だけ切欠い
た状態の一次コイル部、図(b)は二次コイル部を示
す。
【図2】図1の縦断面図で、図(a)は一次コイル部と
二次コイル部とを組み合わせた状態、すなわち負荷部を
電源部に装着した状態を示し、図(b)は一次コイル
部、図(c)は二次コイル部を示す。
【図3】本発明に係る非接触電力伝達装置の第2実施例
を示す斜視図で、図(a)は周方向に1/4だけ切欠い
た状態の一次コイル部、図(b)は二次コイル部を示
す。
【図4】本発明に係る非接触電力伝達装置の第3実施例
を示す斜視図で、図(a)は周方向に1/4だけ切欠い
た状態の一次コイル部、図(b)は二次コイル部を示
す。
【図5】図4の縦断面図で、図(a)は一次コイル部、
図(b)は二次コイル部を示す。
【図6】本発明に係る非接触電力伝達装置が適用される
電気機器の回路ブロック図である。
【図7】従来の非接触式の給電装置における電力伝達部
分の構造を示す縦断面図で、図(a)〜(d)はそれぞ
れのタイプの構成を示す。
【図8】トランスの等価回路を示す回路図である。
【符号の説明】 1,1a,1b 一次コイル部 10 一次コイル 11 円筒コア 12 円筒壁 13 後壁 14 中芯 15 第3のコイル(巻装コイル) 2,2a,2b 二次コイル部 20 二次コイル 21 円板コア 22 中芯 6 発振回路(脈流電流生成回路) 8 負荷 BA 電源部(一次側部) RL 負荷部(二次側部)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭51−65318(JP,A) 特開 平3−133110(JP,A) 特開 平6−29128(JP,A) 欧州特許出願公開374749(EP,A 1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01F 27/28 H01F 38/14 H02J 17/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 脈流電流生成回路に接続された一次コイ
    ルを有する一次側部と、負荷に接続された二次コイルを
    有する二次側部とがそれぞれ分離可能であって、非接触
    で一次側部から二次側部へ電力供給を行う電力伝達装置
    において、上記一次コイルと二次コイルのうち、一方の
    コイルを一端が開口した筒状コアの内周壁に巻装して形
    成し、他方のコイルを上記筒状コアの筒径より小径にし
    て板状コアに立設するとともに、上記筒状コアと板状コ
    アの少なくとも一方に上記他方のコイルの径より小径と
    なる柱状の中芯を立設し、且つ上記中芯にコイルを巻装
    し、この巻装コイルを該中芯が設けられた側のコイルと
    直列または並列に接続してなり、上記一次側部と二次側
    部とを上記筒状コアの開口と上記板状コアの立設コイル
    とが対向するように組み合わせた状態で、閉磁路が形成
    され且つコイルが同心軸上に配置されてなることを特
    徴とする非接触電力伝達装置。
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