JP3329795B2 - 通信ケーブルの管路内壁取付具及び取付装置 - Google Patents

通信ケーブルの管路内壁取付具及び取付装置

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JP3329795B2 JP2000223025A JP2000223025A JP3329795B2 JP 3329795 B2 JP3329795 B2 JP 3329795B2 JP 2000223025 A JP2000223025 A JP 2000223025A JP 2000223025 A JP2000223025 A JP 2000223025A JP 3329795 B2 JP3329795 B2 JP 3329795B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、下水道等の既設
の管路に光ケーブル等の通信ケーブルを布設する際に当
該通信ケーブルを管路内壁に固定する、取付具及び当該
取付具の管路内壁への取付装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、下水道等の既設の管路に光ファイ
バーケーブル等の通信ケーブルを布設する際に、当該通
信ケーブルを管路内壁に固定する取付具において、管路
の内壁のほぼ上半周に、通信ケーブルを把持して内壁面
に圧接、固定されるバネ板状の取付具が用いられてい
る。これは、バネ板の復元力を用いて、管路の内壁面に
圧接、固定するもので、図12に示すように、管路
(イ)内に通した通信ケーブル(ロ)の一定間隔毎にこ
のバネ板状の取付具(ハ)を配置するものである。これ
らの例として、特開平11−315580号、及び特開
2000−104325号公報のものがある。
【0003】これらの取付具(ハ)は、図13に示すよ
うに、管路の上半周より少し長い略半環状のバネ板を設
け、このバネ板は両端の間隔は管路の内径より大きく
し、このバネ板の半環状の中央部外周面に、その幅方向
に横切って上記通信ケーブルを支持する通信ケーブル支
持凹部(ニ)を、当該バネ板を折り曲げて設けたもので
ある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この取
付具(ハ)の場合、半環状のバネ板そのものを曲げて通
信ケーブル支持凹部(ニ)を設けているため、管路
(イ)の内壁面への押圧箇所がバネ板の両端、及び通信
ケーブル支持凹部(ニ)の両脇の4箇所(Pで示す箇
所)となり、管路内壁との間で、すき間が生じやすい。
また、バネ板の支点からみると、通信ケーブル支持凹部
(ニ)の両脇の2箇所となり、これらの各支点からバネ
板の各端部までのバネの復元力となり、バネの力が弱
い。それ故当該取付具を強固に固着できず、管路内の高
圧洗浄の際、高圧水をあてることによってその位置がず
れてしまうおそれがある。
【0005】この発明はこれらの点に鑑みて為されたも
ので、バネ力が強固で、管路内壁への固着力が強く、管
路内の高圧洗浄にも動かずに耐えられる取付具を提供す
るとともに、この取付具の管路内壁への取付けを極めて
容易、かつ、確実にする取付装置を提供するものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、4個
の走行ローラに支持された本体の上部に、昇降自在なガ
イドフレームを設け、このガイドフレームの両側に一定
間隔を開けてガイドローラを設け、これらのガイドロー
ラの間に、通信ケーブルを載置する一定長の枠体から成
るケーブルガイドを設け、当該ケーブルガイドの上端縁
は上記ガイドローラの上端より低く位置させ、これらの
ケーブルガイド及びガイドローラを支持するガイドフレ
ームは遠隔操作により上下に昇降自在とし、上記ケーブ
ルガイドの下方の本体に、上記ケーブルガイドと略直角
に、水平な板体の両側先端が下方に折れ曲がったフック
を有するバネ板押さえを設け、このバネ板押さえは遠隔
操作により昇降自在とし、略半環状のバネ板から成る通
信ケーブルの管路内壁取付具の当該バネ板の上端下面に
設けた断面略U字型のケーブルサポートに通信ケーブル
を挿通し、当該管路内壁取付具とともに上記通信ケーブ
ルを上記ケーブルガイドに載置し、載置した管路内壁取
付具のバネ板の両側先端部を、バネ力に抗して内側に縮
ませて、バネ板の両端近くに設けた各透孔に、上記バネ
板押さえを下方に下げた位置の両側のフックを係止し
て、上記管路内壁取付具を装着する通信ケーブルの管路
内壁取付具の取付装置とした。
【0007】請求項2の発明は、上記取付装置を複数個
連結リンクを介して連結し、各取付装置の前後端に水平
方向に回転自在な連結ブラケットを接続し、当該連結ブ
ラケットに垂直方向の一定角度のみ回転自在に連結リン
クの一端を接続した請求項1に記載の通信ケーブルの管
路内壁取付具の取付装置とした。
【0008】請求項3の発明は、上記略半環状のバネ板
から成る通信ケーブルの管路内壁取付具は、当該バネ板
の長さが、上記管路の上半周より少し長く、その両端縁
が、斜め外側上方に折り曲げた傾斜縁を形成し、当該バ
ネ板の中央部下面に通信ケーブル線条体を挿通する断面
略U字型のケーブルサポートを固定し、当該バネ板の両
端には透孔を設け、当該バネ板は、両端の間隔を管路の
内径より大きくし、かつ、この両端から中央に向かって
曲率半径が次第に大きくなるようにした請求項1に記載
の取付装置に装着する通信ケーブルの管路内壁取付具と
した。
【0009】
【0010】
【実施の形態】以下この発明の実施の形態例を図に基づ
いて説明する。まず、この発明の取付具Aについて、図
1乃至図4に基づいて説明する。図1は、ケーブルを支
持した取付具Aを、管路の内壁に固定した状態を示す正
面図であり、図2は、バネ板の曲げ加工前の平面図であ
り、図3はバネ板の長手方向に直角な断面図、図4はバ
ネ板のフリー状態における正面図である。図1に示よう
に、管路1の上半周より少し長い略半環状のバネ板2を
設け、このバネ板2は、両端2aの間隔幅を管路1の内
径より大きくし、かつ、図4に示すように、この両端2
aから中央部2bに向かって曲率半径が次第に大きくな
るように構成されている。また、このバネ板2の半環状
部の両端縁は、図3に示すように、斜め外側上方に30
度折り曲げて傾斜縁2cとなっている。この傾斜縁2c
は、管路1の内壁1aにこの取付具が取り付けられた
際、内壁1aに食い込むように成っている。また、この
バネ板2の中央部2bの下面には通信ケーブル6を挿通
する断面略U字型のケーブルサポート3をリベット4に
より固定し、図2に示すように当該バネ板2の両端には
矩形の透孔5を設けたものである。
【0011】この実施の形態例の場合、上記取付具Aの
バネ板2が管路1の内壁1aに固定されるのは、バネ力
がバネ板2の支点と作用点に働くためであり、作用点は
両端部2aであり、支点は中央部2bである。この支点
からバネ板2の両端部2aまでの長さは、上記従来例の
ように、支点が分散されているものと比べて、長く、し
かも、当該バネ板は一方向にわん曲した一枚ものの板で
あり、その中央部を支点としていることと相俟って、バ
ネ力は大きい。さらに、このバネ板2は、両端部2aか
ら中央部2bに向かって曲率半径が次第に大きくなるよ
うにしているため、管路1の内壁に取り付けた時、内壁
1aにバネ板2全体が密着し、すき間が発生しない。そ
の上、このバネ板2の半環状部の両端縁を傾斜縁2cと
して、エッジをたてているため、管路1の内壁1aにこ
の取付具Aを取り付け際、当該バネ板2のバネ力により
当該傾斜縁2cが内壁1aに食い込む働きをし、より強
固に取り付けられる。
【0012】第1実施例 直径130mm及び150mmの硬質塩化ビニル管内に
光ファイバーケーブルを通し、以上の構成の取付具A
を、管内に取り付けた状態において、当該管内を150
kgf/cm2の高圧水洗浄した。また、この比較例と
して、図13に示す従来の取付具を用い、同条件下で高
圧水洗浄した。取付具Aは、長さ300mm、幅40m
m、厚さ1.0mm、であり、比較例は長さ300m
m、幅50mm、厚さ1.0mmである。この結果、比
較例では、130mm管の場合、310mmのずれがあ
った。また、150mm間の場合、370mmのずれが
あった。一方、この取付具Aは、比較例より幅が10m
m小さくても、二つの管とも、ずれがなかった。従っ
て、上記高圧水洗浄の圧力に耐えられ、その位置が移動
したり、ずれたりしないことが分かった。
【0013】つぎに、この取付具Aを管路1の内壁1a
に取り付ける、取付装置Bについて、図5乃至図9に基
づいて説明する。図5はこの取付装置Bの管路内での一
部断面側面図であり、図6はこの取付装置Bの平面図で
あり、図7は図5におけるX−X線端面図、図8は図5
におけるY−Y線端面図である。また、図9は図7にお
いて、ガイドフレームを降下した状態の端面図である。
また、図5、7、8、9において、取付装置Bが浮いて
いるのは、小径の管路にも使用できる旨を説明するため
のものである。
【0014】この取付装置Bは、フレームから成る本体
10が、4個の走行ローラ11(図では2個のみ図示さ
れ、他の2個は図示省略されている)に支持され、当該
4個の走行ローラ11を走らせて管路1内に挿通自在で
ある。この本体11の前後部には、エアシリンダ12を
搭載し、これらの各エアシリンダ12の上面から、当該
エアシリンダにより上下するピストンロッド13を夫れ
夫れ設け、これらの各ピストンロッド13の上端にガイ
ドフレーム14を夫れ夫れ設け、これらの各ガイドフレ
ーム14の両側の垂直片に、ガイドローラ15を軸支
し、各ガイドローラ15は相互に、間隔を開けて相対向
させている。
【0015】そしてこれらの前後4個のガイドローラ1
5の間に、2枚の横長の板体を相対向させたケーブルガ
イド16を設けている。このケーブルガイド16は、各
片側の前後のガイドローラ15の水平軸に横長の板体の
両端を支持させ、かつ両側の横長の板体の前後端に支持
杆17をわたして、ケーブルガイド16を一体に支持さ
せている。またこのケーブルガイド16の各横長の板体
の上端縁は、上記各ガイドローラ15の上端よりも低い
位置と成っている。そしてこのケーブルガイド16に、
管路1内において通信ケーブルを載置するように成って
いる。
【0016】また、上記本体10の中央部であって、上
記ケーブルガイド16の下方には、エアシリンダ18を
搭載している。そしてこのエアシリンダ18の下面か
ら、本体10を貫通して、本体10の下方にピストンロ
ッド19が垂下している。このピストンロッド19は上
記エアシリンダ18のエアにより上下するようになって
いる。そして、このピストンロッド19の下端に、上記
ケーブルガイド16と略直角な方向に張り出した水平な
板体の両側先端が下方に折れ曲がったフック20aを有
するバネ板押さえ20を設け、このバネ板押さえ20は
遠隔操作によりエアシリンダ18を作動させて上記ピス
トンロッド19を介して上下に移動できる様になってい
る。その際、バネ板押さえ20が回転しないよう、上記
本体10の下面から、上記ビストンロッド19の両側
に、2個のガイドピン21が垂下し、それらの下端が常
時バネ板押さえ20の透孔に遊貫されている。
【0017】また、上記エアシリンダ18の両側の本体
10には、夫れ夫れ外側に向けてバネ板ガイド22が立
設され、これらの各バネ板ガイド22は、その上端が外
側に直角に折れ曲がって突出し、この突出部にこの装置
に装着する取付具のバネ板を嵌める嵌合溝22aを設け
ている。また、上記4個の各走行ローラ11は、夫れ夫
れ軸受体23に回転自在に支持され、この軸受体23の
上端に設けた杆体24を上記本体10及びこの本体10
の上面に設けたバネ受け25に遊貫させて、スプリング
バネ26を軸受体23とバネ受け25の間の杆体24の
外周に巻き付け、スブリングバネ26の力により、常時
軸受体23を下方に押圧している。従って、管路1内で
走行ローラ11の一つが障害物を乗り越える際、スプリ
ングバネ26が縮んでこれを吸収し、装置本体が揺動し
ないように成っている。
【0018】また上記本体11の前後端には、水平に回
転自在な、縦向きの連結ブラケット27が設けられてい
る。この連結ブラケット27は縦向きの二枚の板体を間
隔を開けて並べたもので、この板体の間に連結リンク2
8の一端を挿入して軸支し、この連結リンク28をスト
ッパーにより一定の角度のみ回転自在に接続したもの
で、これらの連結リンク28により他の装置Bと連結で
きる構成となっている。また、上記2個のエアシリンダ
12にエアホース29が接続され、上記1個のエアシリ
ンダ18にエアホース30が接続されている。
【0019】この取付装置Bを用いて、図10に示すよ
うに、家庭用排水桝40から下水道本管41へ導出した
枝管(排水管)42内に挿通した光ファイバーケーブル
43を取付具Aに支持させて、当該取付具Aを管路1の
内壁1aに取り付ける方法を説明する。まず、図11に
示すように、上記連結リンク28を介して上記取付装置
Bを5連に連結し、また、エアホース29、30を各装
置Bのエアシリンダ12及び18に夫れ夫れ接続し、各
取付装置Bに上記取付具Aを装着する(図5を参照)。
【0020】この各取付装置Bに上記取付具Aを装着す
るに当たって、予め、枝管42内に挿通した光ファイバ
ーケーブル43を取付具Aのケーブルサポート3内に通
す。このケーブルサポート3内に光ファイバーケーブル
43を通しても光ファイバーケーブル43に沿って取付
具Aは移動自在となっている。また、図8に示すよう
に、上記取付装置Bのケーブルガイド16を上方に上げ
た状態にし、一方、バネ板押さえ20は下方に下げた状
態にしておく。そして上記の光ファイバーケーブル43
を挿通した状態の取付具Aを取付装置Bのケーブルガイ
ド16に光ファイバーケーブル43ごと挿入し、ケーブ
ルガイド16から両側にとび出ているバネ板2の両端を
バネ力に抗して内側に縮ませて、バネ板ガイド22の嵌
合溝22aにバネ板2の両側を嵌め、上記バネ板2の下
端部の各透孔5にバネ板押さえ20の各フック20aを
係止する。
【0021】この様にして各取付装置Bに取付具Aを仮
取付けし、5連の取付装置Bの一端の連結リンク28を
もって、上記家庭用排水桝40から枝管42内に入れて
行く。その際、4個のガイドローラ15が枝管42の内
壁に当たり、ケーブルガイド16に支持されている光フ
ァイバーケーブル43はガイドローラ15の上縁より下
方に位置し、内壁には当たらない。そして最先端の取付
装置Bが所定の箇所に達したかどうかは、当該取付装置
Bに搭載したテレビカメラ(図示省略)等で確認する。
最先端の取付装置Bが所定箇所に到達したところで、移
動を停止させる。
【0022】この状態で、光ファイバーケーブル43及
び取付具Aのバネ板2の中央部2bは当該枝管42の上
部内壁に接近しており、上記エアホース30によりエア
シリンダ18に圧縮エアを送り、ピストンロッド19を
上昇させる。これにより、図8の矢印で示すように、バ
ネ板押さえ17も上昇し、両側のフック20aはバネ板
2の両端部の透孔5から外れ、バネ板2の両端は、係止
が解かれてそのバネ力により外方に拡がり、枝管42の
内壁に押圧、固定される。この様にして第2番目の取付
装置Bを所定の位置までずらし、所定箇所で取付具Aを
取付け、順に5つの取付具Aを枝管42の内壁に取り付
ける。取付具Aを外した各取付装置Bは、図9に示すよ
うに、各ガイドフレーム14を降下させ、5連の取付装
置Bを一端の連結リンク28で引っ張り、枝管42から
取り出す。図10は、光ファイバーケーブル43を複数
の取付具Aによって枝管42に取付けた状態を示してい
る。
【0023】なお、取付具Aに関する上記実施の形態例
では、取付具Aを取り付けるのは管路内壁としたが、こ
の管路には、上記枝管等、取付け場所や材質を問わず適
宜の管を含むものである。また、取付装置Bに関する上
記実施の形態例では、単独または複数連結した取付装置
Bを連結した一端から管路内に押し込むことにより、各
取付装置を所定箇所に移動させているが、この方法によ
らず、電動等の動力により各装置を管路内で移動させて
も良い。また、同上記実施の形態例では、エアシリンダ
を用いて、ガイドフレーム14及びバネ板押さえ20を
上下に昇降させているが、これらの昇降手段は適宜のも
のでよい。
【0024】
【発明の効果】請求項1の発明は、通信ケーブルを把持
したまま、通信ケーブルの管路内壁取付具のバネ板の上
部を管路の内壁上部に近づけ、その上でバネ板の下端の
係止を開放し、当該バネ板の両端部をそのバネ力で拡げ
て、内壁に押圧、固着する構成である。従って管路内に
おいて、装置の各部を遠隔操作により作動させて、極め
て容易かつ確実に上記通信ケーブルの管路内壁取付具を
取り付けることができるものである。
【0025】請求項2の発明は、上記請求項1の発明の
効果に加え、多連の各取付け装置を各連結リンクを介し
て接続し、一度に各取付け装置に各通信ケーブルの管路
内壁取付具を装着しておき、管路内で順次、当該通信ケ
ーブルの管路内壁取付具を管路内壁に取り付けることが
できるため、複数の通信ケーブルの管路内壁取付具の管
路への取付け作業を容易かつ迅速に行うことができる
【0026】請求項3の通信ケーブルの管路内壁取付具
は、一枚のバネ板を一方向にわん曲させたもので、この
バネ板のバネ力を用いて管路の内壁に押圧、固着させる
ため、極めて強固に固着できる。その上、バネ板の半環
状部の両端縁を傾斜縁とし、管路に取り付けた際、これ
らの傾斜縁が内壁に食い込み、さらに強固に固着する。
従って、当該管路を規定の圧力で高圧洗浄する際も、高
圧水の力によって当該取付け具がずれたりすることがな
い。さらに、バネ板は全周にわたって管路の内壁により
密着し、より強固に固定される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態例におけるケーブルを支
持した取付具を管路内に取り付けた状態を示す正面図で
ある。
【図2】この発明の実施の形態例における取付具のバネ
板の曲げ加工前の平面図である。
【図3】この発明の実施の形態例における取付具のバネ
板の長手方向に直角な断面図である。
【図4】この発明の実施の形態例における取付具のバネ
板のフリー状態における正面図である。
【図5】この発明の実施の形態例における取付装置の管
路内での一部断面側面図である。
【図6】この発明の実施の形態例における取付装置の平
面図である。
【図7】この発明の実施の形態例における図5のX−X
線端面図である。
【図8】この発明の実施の形態例における図5のY−Y
線端面図である。
【図9】この発明の実施の形態例における図7におい
て、ガイドフレームを降下した状態の端面図である。
【図10】この発明の実施の形態例における取付装置を
管路内で複数連結した状態を示す側面図である。
【図11】この発明の実施の形態例の取付具を枝管に取
り付けた状態を示す側面図である。
【図12】従来の取付具を用いて、管路内壁に通信ケー
ブルを固定した状態を示す斜視図である。
【図13】従来の取付具の正面図である。
【符号の説明】
A 取付具 1 管路 2 バネ板 3 サポート金具 4 リベット 5 透孔 6 通信ケーブル B 取付装置 10 本体 11 走行ローラ 12 エアシリンダ 13 ピストンロ
ッド 14 ガイドフレーム 15 ガイドロー 16 ケーブルガイド 17 支持杆 18 エアシリンダ 19 ピストンロ
ッド 20 バネ板押さえ 21 ガイドピン 22 バネ板ガイド 23 軸受体 24 杆体 25 バネ受け 26 スプリングバネ 27 連結ブラケ
ット 28 連結リンク 29 エアホース 30 エアホース 40 家庭用排水
桝 41 下水道本管 42 枝管 43 光ファイバーケーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H02G 9/06 G02B 6/00 351 (73)特許権者 500343371 社団法人日本下水道光ファイバー技術協 会 東京都千代田区大手町2丁目6番2号日 本ビル (72)発明者 平 靖雄 東京都港区芝浦4丁目8番33号 株式会 社関電工内 (72)発明者 熊谷 哲郎 東京都港区芝浦4丁目8番33号 株式会 社関電工内 (72)発明者 木本 浩 東京都港区芝浦4丁目8番33号 株式会 社関電工内 (72)発明者 西脇 正明 東京都港区新橋5丁目33番11号 日本ヒ ューム管株式会社内 (72)発明者 金杉 彰 東京都豊島区西巣鴨2丁目34番16号 足 立建設工業株式会社内 (72)発明者 柏村 英樹 千葉県浦安市当代島2丁目16番3号 株 式会社土井製作所内 (72)発明者 西河 知也 千葉県浦安市当代島2丁目16番3号 株 式会社土井製作所内 (72)発明者 今井 正康 東京都台東区上野3丁目14番2号 株式 会社安田製作所内 (72)発明者 赤井 秀夫 東京都台東区上野3丁目14番2号 株式 会社安田製作所内 審査官 清田 健一 (56)参考文献 特開 昭61−288709(JP,A) 特開 平3−164015(JP,A) 特開 平11−315580(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02G 9/00 F16L 1/00 F16L 3/12 G02B 6/46 H02G 1/06 H02G 9/06

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】4個の走行ローラに支持された本体の上部
    に、昇降自在なガイドフレームを設け、このガイドフレ
    ームの両側に一定間隔を開けてガイドローラを設け、こ
    れらのガイドローラの間に、通信ケーブルを載置する一
    定長の枠体から成るケーブルガイドを設け、当該ケーブ
    ルガイドの上端縁は上記ガイドローラの上端より低く位
    置させ、これらのケーブルガイド及びガイドローラを支
    持するガイドフレームは遠隔操作により上下に昇降自在
    とし、上記ケーブルガイドの下方の本体に、上記ケーブ
    ルガイドと略直角に、水平な板体の両側先端が下方に折
    れ曲がったフックを有するバネ板押さえを設け、このバ
    ネ板押さえは遠隔操作により昇降自在とし、略半環状の
    バネ板から成る通信ケーブルの管路内壁取付具の当該バ
    ネ板の上端下面に設けた断面略U字型のケーブルサポー
    トに通信ケーブルを挿通し、当該管路内壁取付具ととも
    に上記通信ケーブルを上記ケーブルガイドに載置し、載
    置した管路内壁取付具のバネ板の両側先端部を、バネ力
    に抗して内側に縮ませて、バネ板の両端近くに設けた各
    透孔に、上記バネ板押さえを下方に下げた位置の両側の
    フックを係止して、上記管路内壁取付具を装着すること
    を特徴とする、通信ケーブルの管路内壁取付具の取付装
    置。
  2. 【請求項2】上記取付装置を複数個連結リンクを介して
    連結し、各取付装置の前後端に水平方向に回転自在な連
    結ブラケットを接続し、当該連結ブラケットに垂直方向
    の一定角度のみ回転自在に連結リンクの一端を接続した
    ことを特徴とする、請求項1に記載の通信ケーブルの管
    路内壁取付具の取付装置。
  3. 【請求項3】上記略半環状のバネ板から成る通信ケーブ
    ルの管路内壁取付具は、当該バネ板の長さが、上記管路
    の上半周より少し長く、その両端縁が、斜め外側上方に
    折り曲げた傾斜縁を形成し、当該バネ板の中央部下面に
    通信ケーブル線条体を挿通する断面略U字型のケーブル
    サポートを固定し、当該バネ板の両端には透孔を設け、
    当該バネ板は、両端の間隔を管路の内径より大きくし、
    かつ、この両端から中央に向かって曲率半径が次第に大
    きくなるようにしたことを特徴とする、請求項1に記載
    の取付装置に装着する通信ケーブルの管路内壁取付具。
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