JP3328756B2 - プラズマ処理装置 - Google Patents

プラズマ処理装置

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JP3328756B2
JP3328756B2 JP07951494A JP7951494A JP3328756B2 JP 3328756 B2 JP3328756 B2 JP 3328756B2 JP 07951494 A JP07951494 A JP 07951494A JP 7951494 A JP7951494 A JP 7951494A JP 3328756 B2 JP3328756 B2 JP 3328756B2
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▲靖▼浩 堀池
勉 塚田
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▲靖▼浩 堀池
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体デバイスのエッ
チングや成膜に用いられるプラズマ処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、半導体デバイスの製造に使用され
るエッチング工程や成膜工程では、一般に平行平板電極
を用いた真空処理装置が用いられていた。しかし近年で
は、エッチングの微細加工やダメージの少ない真空処理
が要求されるようになったので、電子サイクロトロン共
鳴(ECR)、インダクティブカップル、ヘリコン波な
どを利用することによって、基板載置台から離れた位置
に設けられたプラズマ発生室で低圧力でかつ非常に密度
の高いプラズマを発生させ、このプラズマを、被処理基
板の近傍に拡散させ、基板をプラズマ処理する真空処理
装置が多く用いられるようになった。
【0003】ここで、ヘリコン波を利用したプラズマ発
生に関する従来の公知技術文献の例として、特公平2−
21296号、特開平3−68773号の2つの文献を
挙げる。
【0004】次に、図10を参照して、従来のヘリコン
波プラズマ処理装置の一例を説明する。図10におい
て、101は石英等の誘電体で構成された円筒状ソース
チャンバであり、ソースチャンバ101の外側周囲にア
ンテナ102が周方向に巻かれている。ソースチャンバ
101の周囲には、さらにソースチャンバ101の軸方
向と同じ方向を向く静磁界Bを発生させるためのソレノ
イドコイル103が配置される。このソースチャンバ1
01は拡散チャンバ104の上壁部に設けられており、
ソースチャンバ101の内部空間と拡散チャンバ104
の内部空間はつながっている。
【0005】拡散チャンバ104の内部は排気機構(図
示せず)で所要レベルの真空状態に排気されおり、さら
に、C4 8 等の反応性ガスが数mTorr 程度の圧力にな
るように導入されている。またアンテナ102には、高
周波電源105より整合回路106を介して高周波電力
が供給される。このような条件によって反応性のプラズ
マが生成される。さらにソレノイドコイル103により
生成される磁界B(ソースチャンバ101の軸方向に向
いている)に沿ってヘリコン波が伝搬し、ランダウダン
ピングに基づいて電子がヘリコン波からエネルギを受
け、高密度のプラズマが生成される。
【0006】ソースチャンバ101で発生したプラズマ
は下方に移動し、拡散チャンバ104の内部空間に拡散
する。拡散チャンバ104のほぼ中央に設置された基板
ホルダ107に載置された基板108は、拡散したプラ
ズマによって処理される。
【0007】図11は、図10に示すプラズマ装置を用
いたとき、ヘリコン波の伝搬の様子をソースチャンバ出
口からの距離について示したものである。伝搬の様子を
示す曲線109の形状が距離に対して振動形状になって
いる場合、ヘリコン波が存在すると考えられる。図11
によれば、拡散チャンバ104内においてソースチャン
バ101の出口から30cm以上離れた場所でも、減衰し
きっていないリコン波が存在することを確認される。
このため拡散チャンバ104内においても高エネルギの
電子が生成され、プラズマ発生領域は拡散チャンバ内に
も拡大されていると考えられる。
【0008】プラズマ処理では、拡散チャンバ104内
に配置された基板108の近傍でプラズマが生成される
と、その処理特性において悪影響を与える場合がある。
一例として、CHF3 やC4 8 ガスによってSiO2
のエッチングを行う場合を考える。シリコン半導体デバ
イスを作成する工程では、SiO2 の下地にあるSiに
対して高い選択比が必要とされる。下地のSiに対して
高い選択比を得るためには、例えば、J.W. Coburn and
H.F. Winter, Journal of Vacuum Science andTechnolo
gy, 16 (1979) 391 頁に示されているように、CHF3
やC4 8 が分解して生成されるF(フッ素)ラジカル
をH2 ガス等を混合することによりを抑制する必要があ
る。ところが、低圧力で高密度プラズマを発生させる種
々のプラズマ源を用いた場合、Fラジカルの発生量が極
めて多く、Siに対して高い選択比を得ることが非常に
難しい。これに対し、T.Fukasawa,A.Nakamura, H.Shind
o,and Y.Horiike, Proc. 1993 Dry Process Symp. (199
3) 103頁に示されるように、プラズマ生成領域から基板
108を離すと、高選択比が得られることが知られてい
る。これは、発生したFラジカルが基板に到達する以前
に排気されてしまうためであると考えられる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】図10に示す従来のヘ
リコン波プラズマ処理装置では、ソレノイドコイル10
3によって生成された軸方向を向く磁界Bに沿ってヘリ
コン波が伝搬し、基板108の被処理面の近傍でもプラ
ズマが生成するため、発生したFラジカルを除去するこ
とが非常に難しかった。このため図12の曲線110に
示すように、C48 ガスにH2 ガスを混合して選択比
を上げようとしても、選択比を上げることは非常に難し
かった。
【0010】本発明の目的は、ヘリコン波プラズマ処理
における上記の従来問題を解決するもので、SiO2
のSiに対する高選択エッチングを実現するプラズマ処
理装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明に係るプラズマ処
理装置は、上記目的を達成するため、次のように構成さ
れる。
【0012】本発明の第1の基本構成は、内部に基板保
持機構を備える真空容器と、真空容器に付設されたプラ
ズマ発生用チャンバと、このチャンバの外側周囲に配置
されるアンテナと、アンテナに高周波電力を供給する高
周波電源を備え、真空容器内に反応性ガスを導入して基
板保持機構上に保持される基板をプラズマ処理する構成
において、プラズマ生成用の上記チャンバは誘電体を用
いて半球形状部を有するように形成され、アンテナは半
球形状部の外側表面に沿うように配置され、基板の被処
理面に対しほぼ平行な方向を向いた静磁界を生成する磁
界発生手段がアンテナの周囲に設けられ、そしてアンテ
ナは、磁界発生手段により生成される静磁界と平行な成
分を含む交番磁界を発生させる形状部を有するように形
成されるものである。
【0013】前記の構成において、アンテナは、基板の
前記被処理面に対し垂直な軸を含む面にアンテナを投影
したときの像が前記磁界とほぼ垂直な部分を含むよう
に、形成されることが好ましい。すなわち、アンテナ
は、前記投影像としての前記垂直部分となる部分を有す
る。この部分は上記形状部に相当する。前記投影像とし
ての前記垂直部分となる部分は、アンテナにおいて、好
ましくは、少なくとも1つの閉じていないループの一部
として形成される。
【0014】前記の構成において、磁界発生手段は少な
くとも一対のソレノイドコイルであり、一対のソレノイ
ドコイルは、アンテナに対応して設けられ、好ましくは
1つのループを挟むごとく相対して配置される。
【0015】前記の構成において、磁界発生手段は、基
板の被処理面に対してほぼ平行な方向を向いた静磁界を
生成する少なくとも一対のポールピースを備えた電磁石
または永久磁石であり、相対するポールピースがアンテ
ナの例えばループを挟んで配置される。
【0016】前記の構成において、相対した一対のソレ
ノイドコイルの組が2以上であるとき、相対した一対の
ソレノイドコイルには同相の交流を供給し、かつ隣り合
う組のソレノイドコイルには位相が異なる交流を供給す
る。
【0017】本発明の第2の基本構成は、内部に基板保
持機構を備える真空容器と、真空容器の壁の一部に形成
された誘電体窓と、誘電体窓の外側に配置されるアンテ
ナと、アンテナに高周波電力を供給する高周波電源とを
備え、真空容器内に反応性ガスを導入して基板保持機構
上に保持される基板をプラズマ処理する構成において、
誘電体窓は基板の被処理面にほぼ平行な平板形状を有
し、誘電体窓と平行な環状の静磁界を生成する磁界発生
手段が誘電体窓の外側に設けられ、アンテナは、このア
ンテナによって発生する交番磁界が磁界発生手段により
生成される環状磁界と平行な成分を含むように形成され
るものである。この構成においても、アンテナは、基板
の被処理面に対し垂直な軸を含む面にアンテナを投影し
たときの像が前記磁界とほぼ垂直な部分を含むように、
形成される。
【0018】前記の構成において、磁界発生手段は複数
の例えば矩形の巻線部からなるソレノイドコイルであ
り、このソレノイドコイルはその軸線が誘電体窓に平行
な円を描くように誘電体窓の外側に配置される。
【0019】前記の構成において、アンテナは、誘電体
窓の中心から放射状に延びる複数の枝部を有し、各枝部
は隣り合う巻線部の間を通るように配置される。
【0020】前記の構成において、アンテナが全体とし
て1本のループとして形成されるように、放射状に延び
た複数の枝部は、隣り合うもの同士で中心側端部と外周
側端部が接続される。
【0021】前記の構成において、アンテナは、放射状
に延びた複数の枝部が中心側端部と外周側端部でそれぞ
れ環状に接続され、各枝部で高周波電圧が印加されるよ
うにした。
【0022】
【作用】本発明では、高周波電力が供給されるアンテナ
と、このアンテナの周囲に基板の被処理面に対してほぼ
平行な成分を有する静磁界を生成するための磁界発生手
段とを設け、アンテナに高周波電力を供給することによ
り発生する交番磁界の成分が、磁界発生手段により生成
される静磁界と平行な成分を有するように構成されてい
るため、さらに一般的には、基板を保持する基板保持機
構が必要な距離だけアンテナから離れた位置に設置され
ているため、静磁界が基板には到達しなくなり、ヘリコ
ン波がアンテナ近傍の空間に生じる。この結果、ランダ
ウダンピングに基づくプラズマの生成領域は、基板から
離れたアンテナ近傍の空間に限定され、高密度プラズマ
により生成されたFラジカルは基板に到達する以前に排
気され、SiO2 のエッチングにおいてSiに対し、よ
り高選択比のエッチングが実現できる。
【0023】
【実施例】以下に、本発明の実施例を添付図面に基づい
て説明する。
【0024】図1は本発明に係るプラズマ処理装置の第
1の実施例を示す。図1に示すように、半球形状をした
ソースチャンバ11が、拡散チャンバ12の上壁に取り
付られる。ソースチャンバ11は石英等の誘電体で作ら
れる。ソースチャンバ11はその内部でプラズマを生成
するためのチャンバであり、その内部空間は拡散チャン
バ104の内部空間につながっている。ソースチャンバ
11の形状は上面が半球形状部を有する円筒形状であっ
てもよい。ソースチャンバ11の外側周囲には、半球形
状の外側表面に沿うようにアンテナ13が配置される。
アンテナ13は1本の線状導体を折り曲げることによ
り、好ましくは、例えばループ形状をした4つの部分
(図2に示される13a〜13d、以下ループとい
う))が含まれるように形成される。4つのループは部
分的に開放され、完全に閉じておらず、かつ2つのルー
プごと相対する位置に形成される。ソースチャンバ11
において、図1中の上下方向に向いた軸(後述する基板
22の被処理面に垂直な軸)を想定するとき、この軸を
含む平面を適当に選択し、この面にアンテナ13を投影
すると、閉じていない4つのループの投影像を得ること
ができる。本発明において、アンテナ13の形状として
特徴的部分は、上記平面のアンテナ投影像において基板
22の被処理面にほぼ垂直な部分が存在することであ
る。換言すれば、上記平面のアンテナ投影像において、
後述する静磁界Bにほぼ垂直な部分を有する。このよう
な特徴を有するものとしては、前述のループが形成され
ることが最も好ましいが、アンテナ13の形状について
かかる特徴があればよく、ループを有することに限定さ
れない。
【0025】アンテナ13の給電部13eは、ソースチ
ャンバ用高周波電源14より整合回路15を介して高周
波電力(RF)が供給される。アンテナ13の周囲に
は、アンテナ13を挟んだ状態で相対した2つ(一対)
のソレノイドコイル16a,16bが設置される。ソレ
ノイドコイル16a,16bは、相対する一対のループ
(この実施例ではループ13a,13c)の部分を間に
挟んで配置される。ソレノイドコイル16a,16b
は、静磁界Bを発生させるための磁界発生手段として機
能する。
【0026】拡散チャンバ12はアルミニウムで作られ
ている。拡散チャンバ12の外周囲には、チャンバ壁で
の電子損失を防ぐため、ラインカスプ磁界を発生する棒
状の永久磁石17が全部で24本取り付けられている。
24本の永久磁石17は、隣り合ったラインの間では互
いに異極が向き合うように、配置される。拡散チャンバ
12は基板搬送室18に設けられる。拡散チャンバ12
の内部には基板ホルダ19が設置され、基板ホルダ19
には整合回路20を介しバイアス用高周波電源21が接
続される。基板ホルダ19上には、処理対象である基板
22が載置される。基板ホルダ19はプラズマ生成領域
から離れた位置に設置される。
【0027】上記構成を有するプラズマ処理装置は、次
のように動作させる。拡散チャンバ12と基板搬送室1
8を排気機構(図示せず)によって真空に排気し、かつ
ロードロック(図示せず)を経由しSiウェーハよりな
る基板22を搬送し、基板ホルダ19の上に載置する。
基板22の被処理面(上側の表面)にはSiO2 の膜が
成膜されており、さらにフォトレジストでパターニング
されている。次に、ロードロックと基板搬送室18の間
にあるゲートバルブ(図示せず)を閉じ、反応性ガスの
4 8 ガスとH2 ガスをガス導入管23より、ガス導
入バルブ24を介して、拡散チャンバ12内に導入し、
基板搬送室18に接続されたプロセスガス排気ポンプ
(図示せず)で排気する。基板搬送室18とプロセスガ
ス排気ポンプの中間には、コンダクタンスを制御するた
めのスロットルバルブ(図示せず)が接続されており、
このスロットバルブの開度を制御することにより内部の
圧力を一定に保つ。本実施例では、当該圧力を3 mTorr
に設定している。
【0028】次に、ソレノイドコイル16a,16bに
直流電源(図示せず)から直流電流を通電することによ
って、基板ホルダ19の基板載置面(基板22の被処理
面)に対してほぼ平行な方向を向いた静磁界Bをアンテ
ナ13の近傍に発生させる。さらに、バイアス用高周波
電源21とソースチャンバ用高周波電源14を共にオン
し、C4 8 ガスとH2 ガスを混合した反応性プラズマ
を発生させる。プラズマは、ソースチャンバ11の外側
に配置されたアンテナ13に誘起された高周波電界に基
づいてソースチャンバ11内にて生成される。アンテナ
13は、前述のように、静磁界Bに対しほぼ垂直な部分
を有する閉じていない少なくとも1つのループを持って
いるため、高周波磁界が静磁界Bに対しほぼ平行に生成
される。このため、ソレノイドコイル16a,16bに
基づき発生した静磁界によって、ヘリコン波がアンテナ
13の近傍において基板22の被処理面に対してほぼ平
行に発生する。これによって、ソースチャンバ11内に
は濃いプラズマが生成される。このプラズマは、拡散チ
ャンバ12の内部空間へ拡散するが、拡散チャンバ12
の内部にはソレノイドコイル16a,16bによる静磁
界がほとんど存在しないため、拡散チャンバ12内では
プラズマの生成がほとんど行われない。
【0029】基板ホルダ19上に載置された基板22
は、例えば静電チャック等で載置台に強制的に吸着さ
れ、冷却機構(図示せず)によって冷却されると共に、
バイアス用高周波電源21で高周波電圧を印加すること
により負にバイアスされる。拡散チャンバ12内ではプ
ラズマの生成がほとんどないため、Fラジカルは速やか
に排気され、Fラジカルの濃度が低い状態でSiO2
エッチングが行える。このため、SiO2 のSiに対す
る高選択エッチングが実現できる。
【0030】図2において、(A)はソースチャンバ1
1とその周辺部分を上方から見た平面図であり、ソース
チャンバ11、アンテナ13、ソレノイドコイル16
a,16bの相対的な位置関係を示し、(B)はソース
チャンバ11とアンテナ13の斜視図を示す。ソレノイ
ドコイル16a,16bは、ループ13a,13cを間
に挟みこれらに対向して配置される。アンテナ13で発
生した交番磁界の成分と、ソレノイドコイル16a,1
6bで発生した矢印で示す静磁界Bとが平行となるた
め、ソースチャンバ11内において図2(A)を示す紙
面に平行な面にヘリコン波が生じ、高密度のプラズマが
生成される。
【0031】図3は、図1で示したプラズマ処理装置に
おいて、拡散チャンバ12内のヘリコン波を測定したグ
ラフの図を示す。図3で、グラフの横軸はソースチャン
バ11の出口からの距離(cm)、縦軸はヘリコン波の強度
を示している。またソースチャンバ11の出口とは、ソ
ースチャンバ11と拡散チャンバ12の接続部の箇所を
いう。測定結果を示す曲線31で明らかなように、ソー
スチャンバ11の出口から2cm程度のところから下流側
となる拡散チャンバ12では、ほぼ一定の値に保持さ
れ、ヘリコン波が存在していないことが分かる。
【0032】図4は、図1のプラズマ処理装置を用いて
SiO2 とSiをエッチングした場合におけるC4 8
ガスに対するH2 ガスの濃度依存性を示したグラフの図
を示す。曲線32、曲線33はそれぞれSiO2 とSi
のエッチング速度を表し、曲線34はSiO2 のSiに
対する選択比を表している。曲線34が示すように、H
2 の濃度が25%以上で、対Si選択比が著しく向上し
た。これは、図3で示したように、ヘリコン波が拡散チ
ャンバ12内では存在しないため、プラズマの生成が拡
散チャンバ12内では生じないことに基づく。このた
め、Fラジカルの拡散チャンバ12内での濃度が減り、
Siに対して高い選択比が得られる。
【0033】図5は本発明の第2実施例を示す。この実
施例では、ソレノイドコイル16c,16dを、図2に
示した実施例に比較して90度回転させて配置してお
り、その他の構成は上記第1の実施例と同じである。ソ
レノイドコイル16c,16dはループ13b,13d
を間に挟みこれらに対向して配置される。本実施例の構
成によれば、矢印で示すように静磁界Bが生成される。
この場合にも図2と同様に、ソースチャンバ11内に図
5の紙面に平行な面に、静磁界Bに沿ってヘリコン波プ
ラズマが生成される。
【0034】図6は本発明の第3の実施例を示す。この
実施例では、ソースチャンバ11を間に置いて対向して
配置される一対のソレノイドコイルを2組用い、それぞ
れ互いに90度ずらして配置しており、その他の構成は
第1の実施例と同じである。本実施例は、図2(A)で
示した構成と図5で示した構成を合成したものというこ
とができる。本実施例では、相対する一対のソレノイド
コイル(16a,16b),(16c,16d)には同
相の交流電流を流し、互いに隣り合ったソレノイドコイ
ル16a,16cには90度位相をずらした交流電流を
流す。これにより、ソースチャンバ11内において、図
6を示す紙面に平行な面内でヘリコン波を時間的に回転
させることができる。この結果、プラズマの濃い空間が
回転するため、ソースチャンバ11の内側壁面でプラズ
マが入射する点が、ソースチャンバ11の周方向で時間
的に均一となるため、ソースチャンバの局所的な損傷を
防ぐことができると共に、より均一なエッチングをでき
る。
【0035】図7は本発明の第4の実施例を示し、この
実施例では、図6で示した実施例をさらに発展させたも
のであり、相対して配置される一対のソレノイドコイル
を3組用い、さらに前記アンテナ13の代りに、一部が
開いたループを6個有するアンテナ35を用いている。
その他の構成は、第1の実施例と同じである。この場合
も相対する一対のソレノイドコイル(16a,16
b),(16c,16d),(16e,16f)には同
相の交流電流を流し、互いに隣り合ったソレノイドコイ
ル16a,16c,16eには、それぞれ位相を120
度づつずらした交流電流を流す。この結果、ソースチャ
ンバ11内の比較的に広い面積に渡り、基板ホルダ19
の載置面に平行な静磁界が発生し、これが回転するよう
になるため、さらに効率よく濃いプラズマを生成するこ
とができる。この場合、ソレノイドコイルに流す交流電
流は、商用の3相交流を利用できるため、ソレノイドコ
イルの電源を小型にでき、経済的にも大きな利点とな
る。
【0036】図8は本発明の第5の実施例を示す。図8
において、前記実施例で説明した要素と実質的に同一の
ものには同一の符号を付している。この実施例では、拡
散チャンバ12の上壁部に基板の被処理面に平行な平板
状石英板で形成された誘電体窓41を設け、さらに誘電
体窓41の上側(例えば大気側)には窓板に平行な環状
の静磁界を発生させるための例えば7つの区画(例えば
矩形の巻線部)に分割されたソレノイドコイル42が設
置されている。ソレノイドコイル42の軸線は環状に形
成される。7つに分割されたソレノイドコイル42の各
区画42aは例えば1回巻きのコイルとして形成され、
各区画42aのコイルで同一方向(実施例では時計回り
の方向)に直流電流が流れるように、直流電源43がソ
レノイドコイル42に接続される。44はアンテナであ
り、アンテナ44は誘電体窓41の上側に配置される。
アンテナ44は、ほぼ等間隔で放射状に延びる複数の枝
部44aを有し、隣合う枝部は中心側端部と外周側端部
で連結され、全体として1つのループとして形成され
る。アンテナ44の各枝部44aは、ソレノイドコイル
42における7つの区画のそれぞれの中間位置に配置さ
れる。アンテナ44には整合回路15を介して高周波電
源14が接続され、アンテナ44に高周波電力が供給さ
れる。また拡散チャンバ12内には、誘電体窓41と平
行になるように基板ホルダ19が設置され、基板ホルダ
19の上には基板22が載置される。
【0037】上記の実施例では、7つの区画42aが環
状に配置されてなるソレノイドコイル42に直流電源4
3から直流電流を流すと、誘電体窓41の上に誘電体窓
41にほぼ平行な環状の静磁界が発生する。この環状の
静磁界は、基板の被処理面にもほぼ平行である。また高
周波電源14によってアンテナ44に高周波電圧を印加
すると、アンテナ44の各枝部44aには、高周波電流
によって誘起された交番誘導磁界が発生する。アンテナ
44の枝部44aは、ソレノイドコイル42の互いに隣
接した区画42aの間を通っているため、交番誘導磁界
の一部がソレノイドコイル42により発生した環状の静
磁界と平行になる。その結果、ヘリコン波が拡散チャン
バ12内の誘電体窓41の近傍領域に伝搬し、当該近傍
領域に濃いプラズマが生成される。ソレノイドコイル4
2による環状の静磁界は、基板22の近傍ではほとんど
生じないために、濃いプラズマが基板22から離れた領
域に生成される。このため基板近傍でFラジカルの発生
を抑えることができ、SiO2 の高選択比エッチングを
実現できる。
【0038】図9は本発明の第6の実施例を示す。この
実施例では、図8で説明した実施例においてアンテナの
形状を変更している。この実施例において、アンテナ4
5は、中心から外方に放射状に延びる複数の枝部45a
と、複数の枝部45aの中心側端部を接続する環状の連
結部45bと、複数の枝部45aの外周側端部を接続す
る環状の連結部45cとから構成される。ソレノイドコ
イル42、直流電源43、誘電体窓41、高周波電源1
4、基板ホルダ19等のその他の構成は図8で説明した
ものと同じである。高周波電源14からアンテナ45に
供給される高周波電圧は、連結部45b,45cの間に
印加され、各枝部45aに印加される。
【0039】上記の実施例において、アンテナ45の複
数の枝部45aには、すべて同相の高周波電流が流れる
ために、ソレノイドコイル42で発生した環状磁界に平
行な環状の交番磁界を発生させることができる。そのた
め、図8で示した実施例に比較して、高周波のプラズマ
に対する結合が強くなり、より高密度なプラズマを拡散
チャンバ12内の誘電体窓41の近傍領域に効率よく生
成できる。
【0040】前述の各実施例では、アンテナの形態に関
し閉じていないループが4つまたは6つ含まれる場合の
例について説明したが、ループの数は任意であり、1つ
であってもよいし、6つ以上あってもよいし、奇数個で
あってもよい。アンテナに対応して配置される相対する
一対のソレノイドコイルは、1つのループまたは相対す
る一対のループに対向するように配置される。
【0041】またアンテナが、静磁界Bに対して平行な
交番電界を発生させる部分を有するものであれば、アン
テナのループをソースチャンバの上記軸に対して平行な
面に投影した場合において当該ループに対応する投影像
が閉じたループであっても構わないことはいうまでもな
い。
【0042】さらに上記各実施例では基板22の被処理
面にほぼ平行な方向を向いた静磁界を発生させる磁界発
生手段をソレノイドコイルとしたが、その代りに、永久
磁石を用いたり、あるいは中心部に磁性体ポールピース
を有する電磁石を用いることもできる。さらに、磁界発
生手段として磁極を3つ以上有するものを用いたときに
は、上記実施例のように静磁界を必ずしも回転させる必
要がない。磁極の数は基板に平行な磁界を発生させるこ
とができれば、奇数個であってもよい。
【0043】また前記の各実施例ではC4 8 ガスによ
りSiO2 膜のエッチングを行うようにしたが、これ以
外にフッ化炭化水素系ガスやその混合ガスを用いてもよ
く、さらに酸素、窒素、水素等を含んでもよい。またエ
ッチング材料はSiO2 膜である必要がなく、例えばリ
ンをドープした珪素化ガラスであってもよいし、シリコ
ンの窒化膜やAlであってもよい。さらに本発明による
プラズマ処理装置は、プラズマCVD等の装置としても
応用できる。
【0044】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように本発明によ
れば、ヘリコン波プラズマ処理装置において拡散チャン
バ内で基板をプラズマ処理する場合に、高周波電力が供
給されるアンテナと、このアンテナの周囲に基板の被処
理面に対してほぼ平行な成分を有する静磁界を生成する
ための磁界発生手段とを設け、アンテナに高周波電力を
供給することにより発生する交番磁界の成分が、磁界発
生手段により生成される磁界と平行な成分を有するよう
に構成され、処理対象である基板の近傍で濃いプラズマ
が生成されるのを抑制したため、基板の被処理面に対す
るラジカルの影響を極力減らすことができ、極めて高選
択比のエッチングが実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るプラズマ処理装置の第1実施例の
構造を説明するための断面図である。
【図2】図2(A)は図1中の要部とソレノイドコイル
の配置状態を示す図、図2(B)はソースチャンバおよ
びアンテナの斜視図である。
【図3】第1実施例のプラズマ処理装置で得られるソー
スチャンバの出口からのヘリコン波の強度分布図であ
る。
【図4】第1実施例のプラズマ処理装置におけるH2
度に対するエッチング速度および対Si選択比の各特性
を示す図である。
【図5】本発明の第2の実施例を示す図である。
【図6】本発明の第3の実施例を示す図である。
【図7】本発明の第4の実施例を示す図である
【図8】本発明の第5の実施例を説明するための図であ
る。
【図9】本発明の第6の実施例を説明するための図であ
る。
【図10】従来のプラズマ処理装置の構造を示す図であ
る。
【図11】従来装置におけるヘリコン波強度を説明する
ための図である
【図12】従来装置における対Si選択比を示す図であ
る。
【符号の説明】
11 ソースチャンバ 12 拡散チャンバ 13,35 アンテナ 13a,13b ループ 13c,13d ループ 16a,16b ソレノイドコイル 16c,16d ソレノイドコイル 16e,16f ソレノイドコイル 17 永久磁石 19 基板ホルダ 22 基板 41 誘電体窓 42 ソレノイドコイル 42a 区画(巻線部) 44 アンテナ 44a 枝部 45 アンテナ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−68773(JP,A) 特開 平7−161489(JP,A) 特開 昭63−277778(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/3065 C23C 16/509 H05H 1/46

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に基板保持機構を備える真空容器
    と、前記真空容器に付設されたプラズマ生成用チャンバ
    と、前記チャンバの外側周囲に配置されるアンテナと、
    前記アンテナに高周波電力を供給する高周波電源とを備
    え、前記真空容器内に反応性ガスを導入して前記基板保
    持機構上に保持される基板をプラズマ処理するプラズマ
    処理装置において、プラズマ生成用の前記チャンバは誘電体を用いて半球形
    状部を有するように形成され、 前記アンテナは前記半球形状部の外側表面に沿うように
    配置され、 前記基板の被処理面に対し平行な方向を向く磁界を生成
    する磁界発生手段が前記アンテナの周囲に設けられ、 前記アンテナは、前記磁界発生手段により生成される前
    記磁界と平行な成分を含む交番磁界を発生させる形状部
    を有するように形成されることを特徴とするプラズマ処
    理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のプラズマ処理装置におい
    て、前記アンテナは、前記基板の前記被処理面に対し垂
    直な軸を含む面に前記アンテナを投影したときその投影
    像が前記磁界に対しほぼ垂直な部分を含むように、形成
    されることを特徴とするプラズマ処理装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のプラズマ処理装置におい
    て、前記磁界発生手段は少なくとも一対のソレノイドコ
    イルであり、前記一対のソレノイドコイルは前記アンテ
    の前記形状部を挟んで相対して配置されることを特徴
    とするプラズマ処理装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のプラズマ処理装置におい
    て、前記磁界発生手段は、前記基板の前記被処理面に対
    し平行な方向を向く磁界を生成する少なくとも一対のポ
    ールピースを備えた電磁石または永久磁石であり、相対
    するポールピースが前記アンテナの前記形状部を挟んで
    配置されることを特徴としたプラズマ処理装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載のプラズマ処理装置におい
    て、相対した前記一対のソレノイドコイルの組が2以上
    であるとき、相対した一対のソレノイドコイルには同相
    の交流を供給し、かつ隣り合う組のソレノイドコイルに
    は位相が異なる交流を供給することを特徴とするプラズ
    マ処理装置。
  6. 【請求項6】 内部に基板保持機構を備える真空容器
    と、前記真空容器の壁の一部に形成された誘電体窓と、
    前記誘電体窓の外側に配置されるアンテナと、前記アン
    テナに高周波電力を供給する高周波電源とを備え、前記
    真空容器内に反応性ガスを導入して前記基板保持機構上
    に保持される基板をプラズマ処理するプラズマ処理装置
    において、 前記誘電体窓は前記基板の被処理面に平行な平板形状を
    有し、前記誘電体窓と平行な環状の磁界を生成する磁界
    発生手段が前記誘電体窓の外側に設けられ、前記アンテ
    ナは、このアンテナによって発生する交番磁界が前記磁
    界発生手段により生成される前記環状磁界と平行な成分
    を含むように形成されることを特徴とするプラズマ処理
    装置。
  7. 【請求項7】 請求項6記載のプラズマ処理装置におい
    て、前記磁界発生手段は複数の巻線部からなるソレノイ
    ドコイルであり、このソレノイドコイルはその軸線が前
    記誘電体窓に平行な円を描くように前記誘電体窓の外側
    に配置されることを特徴とするプラズマ処理装置。
  8. 【請求項8】 請求項7記載のプラズマ処理装置におい
    て、前記アンテナは、前記誘電体窓の中心から放射状に
    延びる複数の枝部を有し、各枝部は隣り合う前記巻線部
    の間を通るように配置されることを特徴とするプラズマ
    処理装置。
  9. 【請求項9】 請求項8記載のプラズマ処理装置におい
    て、前記アンテナが全体として1本のループとして形成
    されるように、放射状に延びた前記複数の枝部は、隣り
    合うもの同士で中心側端部と外周側端部が接続されるこ
    とを特徴とするプラズマ処理装置。
  10. 【請求項10】 請求項8記載のプラズマ処理装置にお
    いて、前記アンテナは、放射状に延びた前記複数の枝部
    が中心側端部と外周側端部でそれぞれ環状に接続され、
    各枝部で高周波電圧が印加されるようにしたことを特徴
    とするプラズマ処理装置。
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