JP3328417B2 - フィルタ素子の多孔度の測定装置 - Google Patents

フィルタ素子の多孔度の測定装置

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JP3328417B2
JP3328417B2 JP05696594A JP5696594A JP3328417B2 JP 3328417 B2 JP3328417 B2 JP 3328417B2 JP 05696594 A JP05696594 A JP 05696594A JP 5696594 A JP5696594 A JP 5696594A JP 3328417 B2 JP3328417 B2 JP 3328417B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は、ほぼ円筒形のロッドやスティッ
クの形をしたフィルタ素子の多孔度を測定する装置に関
する。本発明は、特にフィルタ付タバコに用いられるフ
ィルタスティックを流れる流出量(draw)の測定に適用
される。
【0002】
【背景技術】この種の用途に関し、堅い筒状素子を使用
した内部包み込み装置が提案されている。この筒状素子
の内壁には、部分的真空状態を生成する中間領域を画定
するために、筒状素子の両端部に端部が取り付けられ弾
性を有する筒状のメンブレンが並べられている。
【0003】装置の休止時においてメンブレンによって
画定される断面積は、測定されるフィルタの断面積とほ
ぼ等しく、筒状素子の断面積よりも僅かに小さく形成さ
れている。このように、中間領域での部分的真空状態の
生成によって、筒状素子の内壁に対してメンブレンが接
触されるメンブレンの後退が生じる。従って、メンブレ
ンによって画定される断面積は、2つの部材によって組
み立てられたアセンブリへと邪魔されずに差し込まれる
フィルタの断面積よりも大きくなる。
【0004】フィルタがアセンブリの中に配置されると
直ちに中間領域は大気圧に戻る。次に、筒状のメンブレ
ンは、弾性によって括約筋のように伸張してフィルタに
接触してフィルタを内部に包み込む(encapsulate)。
フィルタの多孔度や流出量は、筒状素子のオリフィスの
1つを部分的真空状態とし且つ他のオリフィスを接続し
ていない状態にしておくことによって、またはフィルタ
を通過する吸引空気の所定流速における圧力を測定する
ことによって、測定することができる。
【0005】この種の構造を用いて長さの異なるフィル
タ素子を測定するために、筒状素子の一部に亘るメンブ
レンの伸張を制限するために、メンブレンの内側で軸方
向に摺動可能な筒状のスリーブによって、可撓性を有す
るメンブレンの有効長さを調節することが提案されてい
る。このスリーブの寸法は、筒状素子の一部において、
括約筋部(sphincter )の直径がフィルタの直径よりも
大きくなるように形成される。
【0006】この種の装置は次に示す欠点をしばし有す
る。最初に、連続して行われる内部包み込み(encapsul
ation )の長さの調整は、制御モードにおいてしか行う
ことができない。また、フィルタの長さに応じて筒状ス
リーブの位置の自動操作は、比較的複雑な筒の配置シス
テムやその測定用システムを必要とするので、困難であ
る。
【0007】さらに、この装置は、全長が最大のフィル
タを内部に包み込んで測定する際、筒を筒状のメンブレ
ンから完全に除去しなければならず、よってフィルタの
全長ゆえに測定ヘッドの高さが増大するので、高さの点
で扱いが難しい点がある。また、同一の流出量測定サイ
クルにおいて、フィルタの包被の多孔度に依存したパラ
メータを得るために、全体的に内部に包み込まれたフィ
ルタの測定及び部分的に内部に包み込まれたフィルタの
測定を連続して行うことができない点がある。
【0008】
【発明の目的】本発明の主たる目的は、前述の問題点を
解決することである。
【0009】
【発明の概要】本発明は、フィルタの多孔度を測定する
装置を提供するものである。本発明の装置は、括約筋の
如く動作するフィルタ素子の包み込み手段と、フィルタ
が包み込まれると直ちに空気流をフィルタに流す手段
と、フィルタを流れる流体流に関する少なくとも1つの
パラメータを測定する手段と、を有している。
【0010】本発明により、この装置は、包み込み手段
が端と端とを合わせて同軸中心に配列されるとともに別
々の制御手段によって互いに独立に括約筋のように各々
が動作される一連の包み込みモジュールを有する。この
ような構成によって、包み込みの高さを変えることがで
きるとともに作動するモジュールの個数を変えることが
できるので、明らかにフィルタの長さに包み込みの高さ
を合わせることができる。
【0011】包み込みモジュールの各々は、筒状または
円筒形の本体を有する。この本体の円筒形の内壁には弾
性を有する筒状のメンブレンが並べられている。このメ
ンブレンは内壁とともに中間領域を画定する。メンブレ
ンを次に記載する2つの状態、すなわち、内壁に向けて
後退させられて流路の断面積を最大にする後退状態と、
予め本体の内側に配置されたフィルタ素子にメンブレン
を接触させてフィルタを部分的に包み込むために流路の
断面積を減少させる本体の中心に向けてメンブレンが伸
張される伸張状態と、にするために、中間領域の圧力は
制御回路によって制御される。
【0012】2つの状態のいずれか一方の状態から他方
の状態への切り替えは、圧縮流体を流したり、逆に中間
領域に部分的真空状態を生成することによって行われ、
最初の状態へはメンブレンの弾性によって復帰される。
本発明の他の実施例によれば、包み込み手段は、単一の
本体を有する。この本体の内壁には、本体に気密に接触
し且つ弾性を有する環形の複数の間隔チューブによって
端と端とが互いに気密に合わせられて接続された一連の
メンブレン部材が並べられている。そして、本体の内壁
とメンブレン部材と連続した2つの環形の間隔チューブ
とによって各々が画定される一連の中間領域が形成され
る。さらに、中間領域の各々は、互いに別々の制御回路
に接続されている。
【0013】本発明の特徴及び効果は添付図面を参照し
ながら本発明の実施例に基づいて明らかにされる。な
お、各実施例は本発明を限定するものではない。
【0014】
【実施例】図1に示すように、測定ヘッドはほぼ円筒形
で筒状の本体1からなり、本体1の内側には、本体1に
密着して取り付けられた環形の間隔チューブ6,7,
8,9,10によって互いに密着して接続された複数の
環形のメンブレン部材2,3,4,5が同軸中心に端と
端とが合わせられて並べられている。この場合、間隔チ
ューブ、メンブレン及び本体の密着性はOリングによる
シールによって行われる。
【0015】間隔チューブ6−10は、メンブレン部材
及び本体とともに中間チャンバ11,12,13,14
を画定する。中間チャンバ11−14は、半径方向に伸
長する孔16,17,18,19を介して本体1に連結
された分配器15に連通する。この実施例において、分
配器は円筒形で筒状のスリーブ20によって形成された
スライドバルブからなる。円筒スリーブ20は、2つの
環形チャンバ24,25を画定するために軸方向にオフ
セットされた3つの密着シール21,22,23によっ
て本体1に摺動自在に装着されている。そして、環形チ
ャンバ24,25の一方は常時吸引回路に接続され(矢
印F1)、他方は吸引や、通気、圧縮流体の注入を行う
ことのできる制御回路に接続されている(矢印F2)。
【0016】下方メンブレン部材5または基幹括約筋部
(basic sphincter )の高さは、最短のフィルタの長さ
に等しい。チャンバ14の吸引の後、下方メンブレン部
材は、フィルタスティックを差し込んだりイジェクトし
たりすることのできる後退状態にある。下方メンブレン
部材は、流出量測定プロセスの間フィルタを内部に包み
込むために伸張状態に移行する。
【0017】上方メンブレン部材2,3,4は、フィル
タスティックの長さに応じて、チャンバ11,12,1
3の常時吸引によって後退状態を維持したり、または、
基幹括約筋部5と同時に指令を受けたりする。調節プロ
セスをフィルタスティックの長さに応じて容易に行うた
めに、2つのシール22及び23間の軸方向の距離は孔
16及び19間の距離よりも僅かに大きい。よって、ス
リーブ20が上方に配置されると4つの孔16,17,
18,19はチャンバ25と連通する。スリーブ20が
下方に配置されると、孔19のみがチャンバ25と連通
する。シール21及び22間の距離は、スリーブ20が
下方にあるときに孔16,17,18がチャンバ24に
連通する距離に設定されている。
【0018】例えば、長さ80mm、100mm、12
0mm、136mmのフィルタスティックに対して、メ
ンブレン部材5,4,3,2の長さは、それぞれ80m
m、20mm、20mm、16mmとなっている。長さ
80mmのフィルタスティックを測定する場合、筒状素
子20は下方に配置されて、孔19のみがチャンバ25
に連通し、基幹括約筋部5のみが測定の間伸張状態とな
る。
【0019】長さ120mmのフィルタスティックを測
定する場合、筒状素子20は中間位置に移動されて、孔
17,18,19がチャンバ25に連通し、メンブレン
部材5,4,3が測定の間伸張状態となる。長さ136
mmのフィルタスティックを測定する場合、筒状素子2
0は上方に移動されて、全部の孔16,17,18,1
9がチャンバ25と連通し、メンブレン2,3,4,5
が同時に制御される。
【0020】各測定位置に対応する切り欠き部32を有
する物差し30が、本体1を支持するベース体31に固
定されている。筒状素子20は、所望の測定に必要な軸
方向の位置に保持されるために切り欠き部32の各々に
係止される突起部33を有する。筒状素子20の位置
は、次に説明する方法によって調整される。すなわち、
差し込まれた切り欠き部32から突起部33がはずれる
のに十分な角度だけ主軸を中心として筒状素子20を回
転させ、次に所望の方向に筒状素子20を移動させ、所
望の長さに対応する切り欠き部に突起部を差し込んで前
回とは反対方向にスリーブ20を回転させて行われる。
【0021】もちろん、本発明は記載の実施例に限定さ
れるものではない。このように、スライドバルブタイプ
の分配器を用いる代わりに、図3に示すように、包み込
みヘッドを電磁弁によって制御される分配器に連結させ
ることもできる。この場合、本体1に形成された孔1
6,17,18,19は、それぞれ対応する電磁弁EV
1 −EV4 に接続され、各電磁弁の直接出力部S1 は常
時吸引回路34に接続されている。各電磁弁EV1 −E
3 の誘導出力部S2 は電磁弁EV 4 の入力部に接続さ
れている。電磁弁EV4 の誘導出力部S2 は外方(大
気)または圧縮流体注入回路に案内される。
【0022】上記分配回路の動作を次に説明する。フィ
ルタスティックを差し込む場合、電磁弁SV1 −SV4
は、図3に示す状態となるように指示される。この状態
において、入力部Eは直接出力部S1 に接続されるの
で、中間チャンバ11−14は常時吸引状態となる。故
に、メンブレン部材2−5は後退状態となるので、流路
の断面積はフィルタスティックの断面積よりも大きくな
る。
【0023】内部への包み込みは、電磁弁EV4 を少な
くとも切り替え、さらにスティックの長さに応じて電磁
弁EV3 ,EV2 ,EV1 の1つまたは複数を切り替え
ることによって行われる。この切り替えによって、切り
替えられた電磁弁の入力部Eは誘導出力部S2 に接続さ
れ、さらに電磁弁EV4 の出力部S2 によって通気され
る誘導回路35(または場合に応じて圧縮流体回路)に
接続される。
【0024】切り替えられた電磁弁に対応するメンブレ
ン部材は、フィルタスティックを内部に包み込む伸張状
態に変化するが、他のメンブレン部材は後退状態のまま
である。流出量が測定されると直ちに、メンブレン部材
2−5を後退させるために電磁弁EV1 −EV4 を初期
状態に戻すことによって、イジェクトモードが得られ
る。
【0025】次に、測定済みのスティックは、重力によ
って落下されて除去される。前述の装置は、フィルタス
ティックの包被、すなわち紙製包被の多孔度を測定する
ことができる。この場合、2つの連続した測定を行わな
ければならない。すなわち、 − フィルタスティックを完全に包み込むことによって
行われる標準流出量の測定、すなわちTFE、及び − 紙製包被の多孔度に適した因子を集めるために部分
的な包み込みによって行われる測定、すなわちTPE、
である。
【0026】通気性の無い包被を有するフィルタスティ
ックを測定する場合、TPE測定中にフィルタを通過す
る空気流は、当然TFE測定中の読み取り値と同一とな
る。逆に、多孔質の包被を有するフィルタスティックの
場合、TPE測定値は、包被を介してフィルタの内側で
横方向に流れる吸引空気流のためにTFE測定値とは異
なる。従って、これら2つの読み取り値の差が包被の多
孔度を表す。
【0027】実際には、TPE測定用に予め設定された
公称値がフィルタスティックの仕様書に定義されてい
る。製造時の検査中、完全に内部に包み込まれたフィル
タの流出量の測定に加えて、TPEの測定値が公称値に
対応していることをチェックし、それによって用いられ
る包被の多孔度を制御することができる。図4に示す装
置は、図3に示すタイプの内部包み込みヘッドを用い、
4つの制御用電磁弁EV1 −EV4 を有する分配回路に
連結されている。
【0028】さらに、この内部包み込みヘッドは、基幹
括約筋部5の下方の筒状の本体1に収納される部材を有
する。これら部材は、 − 差し込まれたフィルタスティックの係止部材として
作用する括約筋部を形成する弾性を有するメンブレン部
材36と、 − 吸引により後退させられた状態の開放状態から、本
体1に吸引チャンバ38を画定することによって本体1
を気密に封止する伸張または閉塞状態に変わるために、
空気により制御される弾性により変形自在なポケットを
有する伸張自在シーリングシャッタ37と、である。
【0029】括約筋部36及びシーリングシャッタ37
は、電磁弁EV1 −EV4 と同種の2つの対応する電磁
弁EV5 、EV6 を使用して制御回路によって制御され
る。電磁弁EV5 では、直接出力部が吸引回路34に接
続され、誘導出力部S2 が圧縮流体回路39に接続され
る。逆に、電磁弁EV6 では、直接出力部が回路39に
接続され、誘導出力部が回路34に接続される。
【0030】フィルタの包被はその全長に亘って包み込
みによって気密になっているためにタバコフィルタの一
端にて空気が軸方向に17.5ml/sの標準速度で流
れた場合タバコフィルタの他端でも空気が流れるので、
タバコフィルタの流出量はその他端にて測定される負荷
損失であることを定義により考慮すると、吸引チャンバ
38は、孔を介して流出量測定回路40に連通してい
る。この測定値はTFE(完全に内部に包み込まれたフ
ィルタの流出量)として参照される。
【0031】さらに、測定回路40は吸引パイプ41を
有する。吸引パイプ41には、アナログ出力差圧センサ
42がはめ込まれるとともに、流速17.5ml/sを
正確に得るために特別に校正された臨界流速オリフィス
44を介して静的真空43を生成する機構に接続されて
いる。本実施例にて用いられる真空生成器43は、ベン
チュリタイプのものであり、電磁弁EV7 によって圧縮
空気が供給されたときに吸引が生じるようになってい
る。
【0032】装置全体がマイクロコンピュータ46によ
って駆動される。マイクロコンピュータ46は、測定サ
イクルに応じて電磁弁EV1 −EV7 を制御し、さらに
データを管理する。流出量測定値(センサによって検出
された圧力)は、アナログディジタルコンバータ48を
介してマイクロコンピュータ46によって得られる。
【0033】目標値、最大及び最小値、TPE及びTF
Eパラメータの各々のアラームしきい値、及びフィルタ
長などの仕様は、マイクロコンピュータに接続されたキ
ーボード49を介して処理システムに予め入力される。
このシステムは、データを処理し、TPE及びTFE値
表示処理(ディスプレイ50)を行い、これらの値を最
大値並びに最小値と比較し、表示または音によるアラー
ムをトリガし、さらに生産管理に要する統計処理を行
う。
【0034】全測定サイクルは、順次フィルタの差込み
行程、TPE測定行程、TFE測定行程、及びイジェク
ト行程からなる。イジェクト行程の間、メンブレン部材
2−5は、フィルタを通過させるために後退状態に移行
されるが、保持括約筋部36は伸張状態にある。さら
に、シーリングシャッタ37は開放位置にある。
【0035】TPE測定行程に移るために、シーリング
シャッタ37は、吸引チャンバ38を密閉状態にするた
めに閉塞状態に移動し、基幹括約筋部5は、フィルタを
部分的に包み込むために伸張状態になる。メンブレン部
材2−4は後退状態のままである。所定の流速、すなわ
ち17.5ml/sを得るために、測定回路40は吸引
行程に入る。
【0036】次に、マイクロコンピュータ46がセンサ
42によって検出されたTPE値を入力する。TFE測
定行程が、フィルタを完全に内部に包み込むために、フ
ィルタの長さに応じてメンブレン部材4,3,2の全部
または一部を伸張状態とすることによって行われる。
【0037】マイクロコンピュータ46は、続いてセン
サ42によって検出されたTFE値を入力し、次にこれ
らの値を処理して表示し、必要に応じてアラームをトリ
ガし、結果を保存する。イジェクト行程は、測定回路4
0での吸引の停止、メンブレン部材2,3,4,5,3
6の後退状態及びシーリングシャッタ37の開放位置へ
の復帰、さらに本体1の下方へフィルタを戻すこと、か
らなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】内部包み込みの手動調節手段を有しタバコフィ
ルタの流出量を測定する測定ヘッドの上方突出部を示す
軸方向の切断面図である。
【図2】図1に示す測定ヘッドの上方突出部を示す側面
図である。
【図3】自動制御回路によって調整が行われる図1の装
置と同様な装置を示す軸方向の切断面図である。
【図4】タバコフィルタの自動測定用の装置を示す構成
図である。
【符号の説明】
1 本体 2,3,4,5 包み込み手段としてのメンブレン部
材 6,7,8,9,10 間隔チューブ 11,12,13,14 中間領域としての中間チャ
ンバ 15 分配器 16,17,18,19 孔 20 スリーブ 21,22,23 シール 24,25 環形チャンバ

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フィルタ素子の多孔度を測定する装置で
    あって、 括約筋(sphincter )の如く動作するフィルタ素子の内
    部包み込み手段と、 前記フィルタ素子が包み込まれると直ちに前記フィルタ
    素子に空気流を流す手段と、 前記フィルタ素子を流れる流体流に関する少なくとも1
    つのパラメータを測定する手段と、を有し、 前記フィルタ素子の内部包み込み手段は、端と端とを合
    わせて同軸中心に配列されるとともに各々が互いに独立
    に且つ別々の制御手段によって括約筋の如く動作される
    一連の包み込みモジュールを有することを特徴とする測
    定装置。
  2. 【請求項2】 前記包み込みモジュールの個数は、異な
    る長さのフィルタを内部に包み込むために前記フィルタ
    素子の長さに依存することを特徴とする請求項1記載の
    測定装置。
  3. 【請求項3】 前記包み込みモジュールは、筒状の内壁
    に弾性を有する筒状のメンブレンが並べられた筒状の本
    体を有し、 前記メンブレンは、以下に記載する2つの状態、すなわ
    ち、 − 前記内壁に向けて後退させられて流路の断面積を最
    大とする後退状態と、 − 前記メンブレンが後退しているときに前記本体の内
    側に配置されたフィルタ素子に前記メンブレンが接触さ
    れて前記フィルタ素子を部分的に包み込むために前記流
    路の断面積が減少され前記本体の中心に向けて伸張され
    た伸張状態と、にするために、制御回路によって圧力が
    制御される中間領域を前記内壁とともに画定することを
    特徴とする請求項1記載の測定装置。
  4. 【請求項4】 前記状態のうちのいずれか一方の状態か
    ら他方の状態への切り替えは、前記中間領域に圧縮流体
    を流したり、または、前記中間領域の内部に部分的真空
    状態を生成することによって行われることを特徴とする
    請求項3記載の測定装置。
  5. 【請求項5】 前記筒状の本体は、前記包み込みモジュ
    ールの全部に共通していることを特徴とする請求項1記
    載の測定装置。
  6. 【請求項6】 前記包み込みモジュールの各々の前記弾
    性を有する筒状の前記メンブレンは、前記本体と気密に
    接触する複数の環状の間隔チューブによって端と端とを
    合わせて気密に互いに接続配置されて、前記本体の前記
    内壁と前記メンブレンと連続して配置された2つの前記
    間隔チューブとによって各々が画定される一連の中間領
    域を形成し、前記中間領域の各々は互いに異なる制御回
    路に接続されていることを特徴とする請求項5記載の測
    定装置。
  7. 【請求項7】 前記中間領域は、放射状に伸びる孔の対
    応するものを介して前記本体に装着された分配器に連通
    していることを特徴とする請求項6記載の測定装置。
  8. 【請求項8】 前記分配器は、軸方向にオフセットされ
    た3つの気密シールにより前記本体に摺動自在に装着さ
    れた円筒状のスリーブ素子にて形成されたスライドバル
    ブの中にあり、一方が常時吸引回路に接続されるととも
    に他方が吸引、通気、圧縮流体の注入のいずれかを生成
    する制御回路に接続される2つの環形チャンバを画定す
    ることを特徴とする請求項7記載の測定装置。
  9. 【請求項9】 前記包み込み手段は、 差し込まれたフィルタスティックの係止部として作用す
    る括約筋部を形成する弾性メンブレン部材と、 前記本体の内部に吸引チャンバを画定することによっ
    て、開放状態から前記本体を気密に封止した閉塞状態に
    変わるシーリングシャッタと、を、基幹包み込みモジュ
    ールの上方にさらに有することを特徴とする請求項1記
    載の測定装置。
  10. 【請求項10】 前記吸引チャンバは吸引回路を有する
    測定回路に接続され、前記吸引回路は、圧力センサがは
    め込まれているとともに臨界流速オリフィスを介して静
    的真空を生成する機構に接続されていることを特徴とす
    る請求項9記載の測定装置。
  11. 【請求項11】 真空生成器は、ベンチュリタイプであ
    り、電磁弁によって制御される空気流が供給されること
    を特徴とする請求項10記載の測定装置。
  12. 【請求項12】 前記センサによって検出される値は、
    装置制御及びデータ管理を行うマイクロコンピュータに
    によって得られることを特徴とする請求項9記載の測定
    装置。
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