JP3327887B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP3327887B2
JP3327887B2 JP34640299A JP34640299A JP3327887B2 JP 3327887 B2 JP3327887 B2 JP 3327887B2 JP 34640299 A JP34640299 A JP 34640299A JP 34640299 A JP34640299 A JP 34640299A JP 3327887 B2 JP3327887 B2 JP 3327887B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機やレーザビ
ームプリンタ(LBP)等の画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複数の感光ドラムを備えて多色の画像を
形成する画像形成装置では、感光ドラムとこれの周りに
設けられる帯電器、現像器、転写帯電器、クリーニング
器等を一体化してプロセスカートリッジを構成すること
により、メンテナンスの容易化等を図ることが行われて
いる。
【0003】斯かる画像形成装置では、感光ドラム、現
像器(トナーが無くなった場合)、クリーニング器のク
リーニングブレード等のように定期的に点検して必要に
より交換しなければならない機器や部品が多数あり、特
にこれらがプロセスカートリッジの数だけあるためにメ
ンテナンスが容易であることが望まれる。
【0004】例えば、図11に示す画像形成装置におけ
る感光ドラム300の交換方法について説明する。
【0005】感光ドラム300は、感光体が塗布された
ドラムシリンダ300aの前後に前フランジ300bと
後フランジ300cを取り付て構成されており、これら
のフフランジ300b,300cの孔部に挿通するドラ
ム軸301によって支持されている。ここで、ドラム軸
301は、装置本体の後側板310に取り付けられた後
部ベアリング302と装置本体の前側板311に芯決め
板304を介して取り付けられた前部ベアリング303
によって回転自在に枢支され、不図示の駆動源によって
回転駆動される。
【0006】そして、上記ドラム軸301の後側板31
0側には、感光ドラム300に対してテーパ突起305
aを有するストッパ部材305が取り付けられており、
該ストッパ部材305のテーパ突起305aに感光ドラ
ム300の後フランジ300cに設けられたテーパ孔3
00dが摩擦係合され、これによって感光ドラム300
はドラム軸301によって回転されるよう構成されてい
る。尚、感光ドラム300の芯決め板304側には、ド
ラム軸301に形成されたネジ部に螺合して感光ドラム
300をストッパ部材305側に押圧する固定リング3
06が設けられている。
【0007】而して、感光ドラム300を装置本体外に
取り出すには、芯決め板304を前部ベアリング303
と共に前側板311から外し、該前側板311に設けら
れた取り出し孔311aから手を入れて固定リング30
6を回し、該固定リング306のドラム軸301との螺
合を解除して該ドラム軸301から固定リング306を
取り出す。そして、感光ドラム300をドラム軸301
に沿って摺動させつつこれを前側板311の取り出し孔
311aから装置本体外へ取り出せば良い。尚、感光ド
ラム300の装置本体内への取り付けは上記と逆の手順
でなされる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、図11に示
すような感光ドラム300をドラム軸301に沿って着
脱する構成を採用する画像形成装置の場合、感光ドラム
300を装置本体に対して着脱するに当たり、前側板3
11の取り出し孔311aから手を入れて固定リング3
06を回わすことによって該固定リング306のドラム
軸301に対する取り付け及び取り外しを行わねばなら
ず、その作業が容易でなく、感光ドラム300の着脱に
長時間を要してしまうという問題があった。特に、感光
ドラム300を複数有する画像形成装置ではこの問題は
益々大きくなる。
【0009】本発明は上記問題に鑑みてなされたもの
で、その目的とする処は、像担持体を装置本体に対して
容易に着脱することができる画像形成装置を提供するこ
とにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、像担持体が回転支軸により回転駆動さ
れ、且つ、この像担持体が、その回転支軸の軸方向に移
動されることにより、装置本体に対して着脱される画像
形成装置において、前記回転支軸の係合部とスライド可
能に係合するピン部を有するスライダー部材と、この
ライダー部材と螺合し前記回転支軸に着脱自在に設けら
れた操作手段と、を有し、操作手段を回転させるとスラ
イダー部材が操作手段側に移動することで像担持体が移
動するよう構成したことを特徴とする。
【0011】
【0012】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。
【0013】<実施の形態1>図2はマゼンタ、シア
ン、イエロー及びブラックの各トナーを使用して4色フ
ルカラーの画像形成が可能な画像形成装置の断面を示し
ている。この画像形成装置には、感光ドラム81、一次
帯電器82、露光手段83、現像器84、転写帯電器8
5、クリーニング器86及び除電器87で構成される画
像ステーション88が4つ配設されており、添字Aで示
される第1画像ステーション88Aではマゼンタトナー
によりマゼンタ画像が形成され、添字Bで示される第2
画像ステーション88Bではシアントナーによりシアン
画像が形成され、添字Cで示される第3画像ステーショ
ン88Cではイエロートナーによりイエロー画像が形成
され、添字Dで示される第4画像ステーション88Dで
はブラックトナーによりブラック画像がそれぞれ形成さ
れる。
【0014】上記4つの画像ステーション88A,88
B,88C,88Dの下部側には、図2の矢印方向に回
転して各感光ドラム81と転写帯電器85間に転写材P
を順次搬送する転写ベルト等から構成される転写材搬送
装置89が配設され、該転写材搬送装置89の給紙側に
は給紙カセット90と給紙ローラ91が配設され、排紙
側には定着器92と排紙ローラ93が配設されている。
【0015】次に、以上の構成を有する画像形成装置の
画像形成動作について説明する。
【0016】第1画像ステーション88Aにおいて、一
次帯電器82Aによって一様に帯電された感光ドラム8
1Aに露光手段83Aからマゼンタ画像情報に基づく画
像光が露光されると、該感光ドラム81A上に静電潜像
が形成され、この静電潜像は現像器84Aによってマゼ
ンタトナー像を用いて現像されてトナー像として可視像
化される。そして、トナー像は転写帯電器85Aによっ
て転写材搬送装置89上の転写材Pに転写される。尚、
転写の終了した感光ドラム81Aは、クリーニング器8
6Aによって残留トナーが除去されてクリーニングされ
た後、除電器87Aによって除電され、次の画像形成の
ために備えられる。
【0017】以下、同様にして第2、第3及び第4画像
ステーション88B,88C,88Dにおいて転写材P
上にシアン、イエロー及びブラックの各色のトナー像が
重ねて転写される。
【0018】一方、給紙カセット90内の転写材Pは給
紙ローラ91によって1枚ずつ転写材搬送装置89に供
給され、該転写材搬送装置89上に位置決め保持された
状態で第1、第2、第3及び第4画像ステーション88
A,88B,88C,88Dの感光ドラム81A,81
B,81C,81Dと転写帯電器85A,85B,85
C,85D間を通過する過程で4色のトナー像が転写さ
れる。そして、トナー像の転写を受けた転写材Pは転写
材搬送装置89から定着器92に搬送され、該定着器9
2によってトナー像が融解混色されて転写材Pに定着さ
れ、トナー像が定着された転写材Pは排紙ローラ93に
よって機外に排出されて不図示の排紙トレイ上に積載さ
れる。
【0019】ところで、上記各画像ステーション88で
は感光ドラム81と、該感光ドラム88に対して作用す
るプロセス手段としての一次帯電器82、現像器84、
クリーニング器86及び除電器87が一体的に組み付け
られてプロセスカートリッジ94が構成されている。そ
して、4つの画像ステーション88A,88B,88
C,88Dに対応した4つのプロセスカートリッジ94
A,94B,94C,94Dは、図2に示すように転写
材搬送装置89に沿って配設される箱状の支持体95内
に位置決め支持されている。尚、支持体65は、その左
右の両端部が伸縮自在なレール部材(例えば、アキュラ
イドレール)96により支持され、図2の紙面手前側と
奥側(即ち、前後方向)に移動可能に構成されている。
【0020】図3は支持体95を装置本体前板102よ
り前方に引き出した状態を示しているが、この場合、プ
ロセスカートリッジ94は、感光ドラム81の回転支軸
であるドラム軸97(支持体95の移動とは無関係に装
置本体側に位置決めされている)に対して摺動し、感光
ドラム81を含むプロセスカートリッジ94とドラム軸
97とは分離可能となっているため、図示の状態でこの
プロセスカートリッジ94は支持体95に対して容易に
着脱されることとなる。支持体95は、支持体前板95
aと支持体後板95b間をステー95c等で連結して構
成されており、支持体前板95aと支持体後板95bに
はドラム軸97を枢支する転がり軸受(ベアリング)9
8と滑り軸受99がそれぞれ取り付けられている。
【0021】而して、プロセスカートリッジ94を図3
に示す状態から支持体95内に挿入し、このプロセスカ
ートリッジ94を位置決めピン94a,94bによって
支持体95に位置決めした後、該支持体95を矢印方向
(後方)の装置本体内に押し込んでいくと、ドラム軸9
7がプロセスカートリッジ94の感光ドラム81内に挿
入され、プロセスカートリッジ94がドラム軸97によ
り支持されるとともに、ドラム軸97の先端部は支持体
95の転がり軸受98に位置決めされる。これと同時
に、図4に示すように、支持体前板95aに設けられた
位置決めピン100が装置本体前板102の孔部102
aに係合し、プロセスカートリッジ94の位置決めピン
94bが装置本体後板103の孔部103aに係合し、
これによって支持体95とプロセスカートリッジ94は
装置本体側に位置決めされる。
【0022】その後、図4に示すように、ドラム軸97
の先端部に操作手段123を取り付け、ドラム軸97と
感光ドラム81を係合させるとともに、支持体前板95
aを装置本体前板102に固定すればプロセスカートリ
ッジ94の装着作業が終了する。尚、プロセスカートリ
ッジ94を装置本体から取り出すには、上記と逆の操作
を行えば良い。
【0023】ここで、図5はプロセスカートリッジ94
を装置本体内に装着した図4に示す状態をA方向から見
た様子を示している。この場合、転写材搬送装置89は
プロセスカートリッジ94の引き出し及び装着を容易に
するために感光ドラム81より離間した下方に下げられ
ている。尚、図3及び図4において、94cはプロセス
カートリッジ94用の把手、101は支持体95の移動
用把手である。
【0024】次に、本発明の特徴的構成である感光ドラ
ム81を介してプロセスカートリッジ94をドラム軸9
7に位置決め係合させる係合操作手段を図1及び図6〜
図8に基づいて説明する。
【0025】プロセスカートリッジ94中の感光ドラム
81は、図1に示すように、前フランジ110と不図示
の後フランジ間をその外面に感光体が塗布された円筒状
のドラムシリンダ111で連結して構成されており、前
フランジ110と後フランジ中心部に設けられた挿通孔
を介してドラム軸97に着脱される。
【0026】そして、上記前フランジ110の前部に
は、ベアリング98側に突出した小径の位置決め部11
0aが設けられ、前フランジ110の後部内面には図8
に示すように断面V形の係合溝110bが形成されてい
る。ドラム軸97は、図6及び図7に示すように、その
軸方向に長い中空の円筒部材で構成され、前部側には貫
通状態の丸長孔97aが形成され、前端部にはU溝97
bが形成されており、図1に示すように、その前端部側
はベアリング98を通って支持体前板95aから前方に
突出した状態となっている。
【0027】係合操作手段120は、ドラム軸97の前
部側内部に該ドラム軸97の軸方向に摺動自在に支持さ
れるスライダー部材121と、該スライダー部材121
の後端部側に直交するように取り付けられ、ドラム軸9
7の丸長孔97aから外方に突出して感光ドラム81の
前フランジ110の係合溝110bに係脱可能なピン部
材122と、ドラム軸97の前端部にU溝97bを介し
て取り付けられ、スライダー部材121の前端部側に設
けられたメネジ部121aに螺合可能な操作手段123
とから構成されている。
【0028】上記操作手段123は、スライダー部材1
21のメネジ部121aに螺合するオネジ部が形成され
たネジ部材123aと、該ネジ部材123aの一端部に
取り付けられ、このネジ部材123aを回動させるノブ
123b(回転部)と、ネジ部材123aの非ネジ部が
その中心部を貫通し、ネジ部材123aに回転自在に支
持されるとともに、ドラム軸97のU溝97bとの係合
部が形成された位置決め部材123c(非回転部)とか
ら構成されている。尚、位置決め部材123cがネジ部
材123aから抜け落ちないよう、該ネジ部材123a
には固定リング123dが取り付けられている。
【0029】次に、この係合操作手段120の作用を説
明する。
【0030】感光ドラム81を介してプロセスカートリ
ッジ94がドラム軸97に取り付けられると、操作手段
123の位置決め部材123cをドラム軸97のU溝9
7bに係合させるとともに、操作手段123のネジ部材
123aをドラム軸97内に挿入し、このネジ部材12
3aのネジ部をスライダー部材121のメネジ部121
aに突き当てる。その後、位置決め部材123cをドラ
ム軸97に押し付けて係合させた状態で操作手段123
のノブ123bを所定方向に回転させれば、ネジ部材1
23aのオネジ部はスライダー部材121のメネジ部1
21aに螺合し、このスライダー部材121を操作手段
123側に移動させる。
【0031】このため、スライダー部材121に取り付
けられたピン部材122は、ドラム軸97の丸長孔97
a内を前方に移動し、感光ドラム81の前フランジ11
0の係合溝110bに係合しつつ、この感光ドラム81
(プロセスカートリッジ94)を前方に移動させる。そ
して、更にノブ123bを回転させれば、感光ドラム8
1の前フランジ110の位置決め部110aがベアリン
グ98の回転部に当接し、この感光ドラム81(プロセ
スカートリッジ94)をドラム軸97に対して位置決め
するとともに、スライダー部材121のピン部材122
が感光ドラム81の前フランジ110の係合溝110b
に加圧状態で係合する。従って、感光ドラム81は不図
示の駆動源により回転されるドラム軸97によって回転
駆動されることとなる。
【0032】又、感光ドラム81を介してプロセスカー
トリッジ94をドラム軸97から取り外すためには、操
作手段123のノブ123bを前述と逆方向に回転さ
せ、操作手段123のネジ部材123aとスライダー部
材121の螺合を解除してこの操作手段123をドラム
軸97から取り外し、その後、支持体前板95aと装置
本体前板102との係合を解除し、支持体95をレール
部材96に沿って前方へ引き出せば良い。この場合、感
光ドラム81(プロセスカートリッジ94)のドラム軸
97からの引き出しに当たり、スライダー部材121の
ピン部材122が感光ドラム81の後フランジに当たる
可能性があるが、該後フランジにピン部材122が移動
できる貫通孔を設けておけば問題は生じない。
【0033】以上のように、感光ドラム81を含むプロ
セスカートリッジ94をドラム軸97の軸方向に移動さ
せてプロセスカートリッジ94を装置本体に対して着脱
する場合、ドラム軸97に対する感光ドラム81を介し
たプロセスカートリッジ94の位置決め係合等が装置本
体前板102前方、即ち、装置本体前方の外方に露出し
て設けられる操作手段123によりなされるため、装置
本体内に手を差し込んでドラム軸97とプロセスカート
リッジ94との位置決め係合等を行う必要がなく、プロ
セスカートリッジ94の装置本体に対する着脱操作が容
易且つ迅速になされることとなってメンテナンスの容易
化が図られる。特に、プロセスカートリッジ94を複数
有する画像形成装置においては、該プロセスカートリッ
ジ94の着脱が容易且つ迅速であるためにその効果は大
きい。
【0034】<実施の形態2>次に、本発明の実施の形
態2を図9及び図10に基づいて説明する。尚、図9及
び図10においては実施の形態1に係るものと同一機能
を有するものについては同一符号を付しており、以下、
それらについての説明は省略する。
【0035】本実施の形態では、プロセスカートリッジ
94中の感光ドラム81をドラム軸97に位置決め係合
させる係合操作手段の構成が前記実施の形態1のそれと
異なるのみで、他のプロセスカートリッジ94及び画像
形成装置の構成と作用は実施の形態1のものと全く同一
である。従って、以下、係合操作手段についてのみ説明
する。
【0036】本実施の形態に係る係合操作手段130
は、ドラム軸97の前部側内部に該ドラム軸97の軸方
向に摺動自在に支持されるとともに、その前端部に小径
突部131aを有するスライダー部材131と、該スラ
イダー部材131の後端部側に直交するように取り付け
られ、ドラム軸97の丸長孔97aから外方に突出して
感光ドラム81の前フランジ110の係合溝110bに
係脱可能なピン部材132と、スライダー部材131の
小径突部131aの先端に該小径突部131aに直交す
るよう取り付けられた係止ピン133と、ドラム軸97
の前端部にU溝97bを介して取り付けられ、スライダ
ー部材131の先端部の係止ピン133に係合してスラ
イダー部材131をドラム軸97の軸方向前方側(図示
矢印方向)に移動させる操作手段134とから構成され
ている。
【0037】上記操作手段134は、ドラム軸97のU
溝97bへの係合部を有するとともに、その内部にドラ
ム軸97の内径と略同径のドラム軸97の軸方向に向い
た貫通孔135aが形成された位置決め部材135と、
該位置決め部材135の貫通孔135aの方向に図10
に示すように鍵孔状の孔部136aが形成され、該孔部
136aの内部に係止ピン133回動用の止め空間13
6bが形成されたノブ136と、該ノブ136の位置決
め部材135側周方向に形成された複数のバネ受け内に
一端部が連結支持され、他端部側がこのバネ受けから突
出している複数のリング状バネ部材137とから構成さ
れている。
【0038】次に、この係合操作手段130の作用を説
明する。
【0039】感光ドラム81を介してプロセスカートリ
ッジ94がドラム軸97に取り付けられると、操作手段
134の位置決め部材135をドラム軸97のU溝97
bに係合させるとともに、位置決め部材135の貫通孔
135aから突出するスライダー部材131の小径突起
71a及び係止ピン133にノブ136をその孔部13
6aを介して差し込む。そして、ノブ136を位置決め
部材135側に押圧し、バネ部材137を圧縮すること
によって、スライダー部材131の係止ピン133をノ
ブ136内の止め空間136b内まで差し込み(具体的
には、係止ピン133を止め空間136bの壁に突き当
てる)、この状態でバネ部材137を位置決め部材13
5に摺動させてノブ136を所定角度(180°)だけ
回転させる。
【0040】以上のようにして、スライダー部材131
の小径突部131aの係止ピン133は孔部136aか
ら離間して止め空間136bの壁に係止されることとな
り、スライダー部材131はバネ部材137の作用によ
り操作手段134側に移動され、ピン部材132が感光
ドラム81の係合溝110bに係合しつつ該感光ドラム
81の位置決め部110aをベアリング98に突き当て
る。そして、最終的に感光ドラム81を介してプロセス
カートリッジ94がドラム軸97に位置決めされるとと
もに、ピン部材132が感光ドラム81の係合溝110
bに加圧状態で係合して感光ドラム81とドラム軸97
との係合が完了する。尚、感光ドラム81を介してプロ
セスカートリッジ94をドラム軸97から取り外すには
上記と逆の操作をすれば良い。
【0041】以上のように、本実施の形態においてもプ
ロセスカートリッジ94のドラム軸97に対する着脱に
当たり、該プロセスカートリッジ94とドラム軸97と
の位置決め係合等を装置本体前方の操作手段134で行
うことができるため、プロセスカートリッジ94の着脱
操作が容易となり、前記実施の形態1と同様な効果を得
ることができる。
【0042】尚、以上の実施の形態1及び2において
は、複数のプロセスカートリッジ94を有する画像形成
装置について説明したが、1つのプロセスカートリッジ
94しか有さない単色の画像形成装置であっても良いの
は勿論である。又、プロセスカートリッジ94は前述の
ものの他、帯電手段、現像手段、クリーニング手段の少
なくとも1つと像担持体を備えるものであれば良い。更
に、実施の形態1及び2では、感光ドラム81を介した
プロセスカートリッジ94のドラム軸97に対する着脱
操作の容易化について説明したが、感光ドラム81、即
ち、像担持体のみを回転支軸(ドラム軸97)に対して
着脱するようにした画像形成装置であっても、同様に装
置本体に対する像担持体の着脱操作の容易化を図ること
ができることは勿論である。
【0043】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
よれば、像担持体が回転支軸により回転駆動され、且
つ、この像担持体が、その回転支軸の軸方向に移動され
ることにより、装置本体に対して着脱される画像形成装
置において、前記回転支軸の係合部とスライド可能に係
合するピン部を有するスライダー部材と、このスライダ
ー部材と螺合し前記回転支軸に着脱自在に設けられた操
作手段と、を有し、操作手段を回転させるとスライダー
部材が操作手段側に移動することで像担持体が移動する
よう構成したため、像担持体を装置本体に対して容易に
着脱することができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る画像形成装置のプ
ロセスカートリッジ着脱用の係合操作手段を示す断面図
である。
【図2】本発明の実施の形態1に係る画像形成装置要部
の断面図である。
【図3】本発明の実施の形態1に係る画像形成装置の支
持体に対してプロセスカートリッジを着脱している状態
を示す断面図である。
【図4】本発明の実施の形態1に係る画像形成装置内に
プロセスカートリッジが装着されている状態を示す断面
図である。
【図5】図4の矢視A方向の図である。
【図6】本発明の実施の形態1に係る画像形成装置のド
ラム軸の前端部側の断面図である。
【図7】本発明の実施の形態1に係る画像形成装置のド
ラム軸の前端部側の側面図である。
【図8】本発明の実施の形態1に係る画像形成装置の感
光ドラムの係合溝とスライダー部材のピン部材との係合
状態を示す図である。
【図9】本発明の実施の形態2に係る画像形成装置のプ
ロセスカートリッジ着脱用の係合操作手段を示す断面図
である。
【図10】図9のB−B線方向矢視図である。
【図11】従来の画像形成装置における感光ドラムの交
換方法を説明するための断面図である。
【符号の説明】
81 感光ドラム(像担持体) 82 一次帯電器(帯電手段) 84 現像器(現像手段) 86 クリーニング器(クリーニング手段) 94 プロセスカートリッジ 97 ドラム軸(回転支軸) 120 係合操作手段 122 ピン部材(係合手段) 123 操作手段 130 係合操作手段 132 ピン部材(係合手段) 134 操作手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−196089(JP,A) 特開 昭62−35388(JP,A) 特開 昭63−8654(JP,A) 特開 平4−337787(JP,A) 特開 平5−289588(JP,A) 実開 昭59−161166(JP,U) 実開 昭61−189585(JP,U) 実開 昭53−118633(JP,U) 実開 昭64−15264(JP,U) 実開 昭61−160470(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 15/00 550 G03G 21/16 - 21/18 G03G 21/00 350 - 352

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 像担持体が回転支軸により回転駆動さ
    れ、且つ、この像担持体が、その回転支軸の軸方向に移
    動されることにより、装置本体に対して着脱される画像
    形成装置において、 前記回転支軸の係合部とスライド可能に係合するピン部
    を有するスライダー部材と、このスライダー部材と螺合
    し前記回転支軸に着脱自在に設けられた操作手段と、を
    有し、操作手段を回転させるとスライダー部材が操作手
    段側に移動することで像担持体が移動することを特徴と
    する画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記像担持体を回転支軸の軸方向に摺動
    させ、この像担持体と該像担持体の周りに配設される画
    像形成用のプロセス手段とを一括して装置本体に対して
    着脱可能としたことを特徴とする請求項記載の画像形
    成装置。
  3. 【請求項3】 前記プロセス手段は、帯電手段、現像手
    段、クリーニング手段の少なくとも1つから構成されて
    いることを特徴とする請求項記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記像担持体は電子写真感光体であっ
    て、帯電手段、現像手段又はクリーニング手段とこの電
    子写真感光体とを一体的にカートリッジ化してプロセス
    カートリッジを構成し、該プロセスカートリッジを画像
    形成装置本体に対して着脱可能としたことを特徴とする
    請求項記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記像担持体は電子写真感光体であっ
    て、帯電手段、現像手段又はクリーニング手段の少なく
    とも1つとこの電子写真感光体とを一体的にカートリッ
    ジ化してプロセスカートリッジを構成し、該プロセスカ
    ートリッジを画像形成装置本体に対して着脱可能とした
    ことを特徴とする請求項記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記回転支軸の係合部は長孔を有するこ
    とを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の画像形成
    装置。
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