JP3327599B2 - グラスファイバーケーブル用絶縁被覆除去装置 - Google Patents

グラスファイバーケーブル用絶縁被覆除去装置

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JP3327599B2
JP3327599B2 JP32623192A JP32623192A JP3327599B2 JP 3327599 B2 JP3327599 B2 JP 3327599B2 JP 32623192 A JP32623192 A JP 32623192A JP 32623192 A JP32623192 A JP 32623192A JP 3327599 B2 JP3327599 B2 JP 3327599B2
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insulating coating
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イーリ・シュテパン
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半径方向に作用する回
転可能の少なくとも1個の絶縁被覆切断刃物とそのごく
近くにあって使用位置に於いては前記絶縁被覆切断刃物
とケーブルの端末との間に位置する心出し装置とを備え
た、ケーブル用、特にグラスファイバーケーブル用の絶
縁被覆除去装置に関する。
【0002】
【従来技術とその問題点】この種の絶縁被覆除去装置は
各種公開されており、特に数層の金属被覆を有するケー
ブルの自動的絶縁被覆除去に使用されている。
【0003】その一つとして米国特許(A)3881374には、
心出しチャックと連結した刃物がケーブルに切り込んで
金属層を引き抜く装置の記載がある。この場合心出しチ
ャックは刃物のケーブル端末に向いた側にあり、これが
回転して − 米国特許に於いて − 目標とした特殊
の効果、即ちケーブルの端末をねじるという効果を達成
する。しかし細い又は破損し易いケーブルの場合には、
このねじりそのものが有害であり好ましくない。
【0004】本出願人はそのかなり以前の発明の中で、
特にケーブル端末のねじりとそれによる破損の危険を低
減する方法を提案した。この場合の心出しチャックは
−絶縁被覆切断刃物とは別個に強制的に制御されて −
絶縁被覆切断刃物のケーブル端部とは反対の側に設け
られる。米国特許(A)4745828とその一連の継続出願及び
米国特許(A)5010797参照。ここで指摘しておくが、本特
許出願に引用した特許出願と刊行物の全て並びに以前の
特許出願に引用した従来技術に関する文書は本出願の範
囲に於いて開示されたものと見なされる。最後に挙げた
両方の米国特許に記載した絶縁被覆除去装置により、根
本的に綺麗な、品質的に優れた絶縁被覆の切断を実施す
ることができる。類似の構造が日本公開特許公報(A) 昭
64-3608 に記載されている。
【0005】絶縁被覆を除去しようとするケーブルの直
径がますます小さくなり、特にグラスファイバーケーブ
ルの絶縁被覆を完全に自動的に除去する方法が要望され
ているが、従来の絶縁被覆除去装置では依然として好ま
しくないねじれや導体の破損(特にグラスファイバーの
場合)を招く恐れが多い。その理由は、絶縁被覆切断刃
物により切断範囲で既に限界に近いねじり負荷を受けて
いる導体の端末に、刃物と共に回転する心出しチャック
が摩擦により更にトルクを加えるためである。公知の絶
縁被覆除去装置は何れもこの問題を解決ししていない。
【0006】更に複数の絶縁被覆除去ステーションによ
り絶縁被覆を除去しようとするケーブルの絶縁被覆を完
全に除去しようとする種々の装置が公知であるが、それ
には様々の欠点がある。
【0007】米国特許(A)4601093に記載の絶縁被覆除去
装置では、異なる直径のケーブルの絶縁被覆を、先ず操
作員がケーブルを第1のステーションの挿入口に挿入
し、次に引き抜いて第2のステーションに挿入してから
再度引き抜くという操作を繰り返して除去しているの
で、この方法では操作員の常駐とかなりの熟練度が要求
される。
【0008】前述の米国特許(A)3881374では又、ケーブ
ルをある箇所で数個に切断し、次にベルトコンベヤで作
業ステーションに運び、そこで作業ステーションがその
つど切断したケーブルに向かってその絶縁被覆を除去す
るために軸方向に移動する。ケーブルはその軸に対して
半径方向に移動するが、一方絶縁被覆除去装置は同じ軸
に対して軸方向に移動しなければならない。この方法は
制御が面倒で時間がかかる。
【0009】同じような装置が米国特許(A)4879926に記
載されている。
【0010】側方に旋回可能のマニプレータアームと軸
方向に移動可能の絶縁被覆除去ステーションを備えた装
置が『Dr. Schleuniger Productronic AG, ASM 9500 』
の名称で1989年の見本市に出品された。
【0011】この分野の新しい発展として1991年1月公
開の日本公開特許公報平3-15211がある。この装置は1
個のマニプレータスライダを備え、これがケーブル端末
を種々の絶縁被覆除去ステーションに導くことができ
る。絶縁被覆除去ステーション自体は1平面上に併置さ
れ、同じようにスライダ式にケーブルの軸方向に導かれ
る。上述の絶縁被覆除去装置と同様にこの装置にもケー
ブル端末の誘導制御と案内の点で、特に例えば曲がり易
いケーブル端末を軸方向に挿入する点で問題がある。屈
曲があるとケーブル端末の正しい位置決めが行われず、
そのため絶縁被覆除去装置が作動しないことがよく発生
する。
【0012】その他に光ファイバーケーブルのコーティ
ングを剥ぎ取るための、世界的に規格で定められたグラ
スファイバーの直径(例えば 125μm)に相当する形刃を
用いた絶縁被覆除去装置が公知であるが、この公知の装
置は手工具であり、自動の絶縁被覆除去装置での使用に
は適していない。
【0013】
【発明が解決しようとする課題とその課題を解決するた
めの手段】本発明の課題は、従来の絶縁被覆除去装置が
解決しなかった作業の際のケーブル端末の問題のない、
非常に細い、破損し易いケーブルの絶縁被覆を除去し得
る絶縁被覆除去装置を提供することにある。この課題は
請求項1の特徴部に記載の、絶縁被覆切断刃物を心出し
装置(1040)とは独立して半径方向に調節可能とし、心出
し装置の方は回転しないように固定する方法によって、
始めて満足すべき状態に解決された。細い光ファイバー
のクラッドにも問題なく切り込んで相当する層を引き抜
くことができる。その際生ずるトルクは心出しチャック
により最適に捕捉される。
【0014】本発明のもう一つの課題は、絶縁被覆を除
去しようとするケーブルを側方から作業位置に供給し
て、該当する作業ステーション全体を更に軸方向に移動
する必要性を排除することにある。側方からの供給がで
きれば、場合によっては幾つかの絶縁被覆除去ステーシ
ョンでのケーブルの交換を迅速且つ確実に実施すること
が可能になる筈であり、グラスファイバーケーブルのよ
うな屈曲性に富み或いは湾曲したケーブルでもそのつど
一つの作業ステーションから次の作業ステーションの必
要な作業位置に問題なくもたらすことができる筈であ
る。ケーブルの挿入の際屈曲性の又は湾曲した導体を確
実に位置決めできるように、ケーブルを作業ステーショ
ンの先端のごく近くでクランプチャックにより保持でき
る筈である。又それぞれの作業ステーションへのケーブ
ルの直接の挿入を1個のマニプレータアームで行える筈
である。
【0015】この課題は請求項2の特徴部に記載の、絶
縁被覆切断刃物のある特定の位置が設定可能であり、且
つ絶縁被覆切断刃物、心出しクランプ、場合によっては
第2の心出し装置、固定又はクランプ装置、その他の絶
縁被覆除去ステーションが、ケーブルの端末をその軸に
対して半径方向に側面から刃物の作業範囲に挿入し得る
ように構成された本発明の装置を用いて、絶縁被覆を除
去しようとするケーブルを側方から挿入することによっ
て解決される。こうしてマニプレータがケーブルをそれ
ぞれの作業ステーションに供給すれば、ケーブル端末は
切断工程の第1の切断のためにそのつど直ちに(クラン
プチャックのごく近くに)正しく位置する。その際マニ
プレータ又は該当する作業ステーションの軸方向への移
動を追加する必要性がなくなり、こうして絶縁被覆除去
作業時間が短縮され、特にグラスファイバーケーブル又
は同じように屈曲し易い又は湾曲したケーブルでも問題
なくそれぞれの絶縁被覆除去ステーションに挿入するこ
とができる。
【0016】本発明の更にもう一つの課題は、発明的対
策によって光ファイバーケーブルのコーティングを自動
的に剥ぎ取る可能性のある装置を提供することにある。
この課題は請求項11の特徴部に記載の、休止の位置か
ら − 好ましくは1個のマニプレータのクランプチャ
ックにより − 所定の位置に保持された光ファイバー
ケーブルの作業位置に旋回可能の、コーティングを剥ぎ
取るためのコーティング除去ヘッドにより解決される。
更に従属の請求項及び相当する図の説明に記載されたこ
のコーティング除去装置は、それ自体冒頭に述べた絶縁
被覆除去装置とは無関係に使用することも可能であろ
う。
【0017】本発明のその他の実施態様及び変形は下位
請求項に記載してあり、又実施例の説明からも明らかに
なる。
【0018】
【発明の利点と適用の可能性】次に本発明の利点とその
適用の可能性を簡単に説明する。
【0019】1個のマニプレータを用いて絶縁被覆除去
ステーションの内部にある作業範囲にケーブルを直接側
方から供給する方法により、何よりも先ず曲がった、長
い、形状の不安定なケーブルを絶縁被覆除去ステーショ
ンの作業範囲に挿入することが可能となったが、これは
従来の端面からの挿入では手作業以外では不可能であっ
た。本発明の挿入工程は手作業に比べて更に迅速であ
る。
【0020】ケーブルの挿入と絶縁被覆除去の所望の長
さの設定の両方が、スライドスリーブとストッパロッド
とを備えた本発明のケーブルストッパとマニプレータと
の組合せにより迅速に再現可能に実施できる。この組合
せ自体は、本発明の範囲以外でも、発明性のある新規な
有利な方法として使用することができる。
【0021】1個のスライダに搭載した複数の作業ステ
ーションを備えた − 好ましくは1個のストッパロッ
ドと併用した − 実施態様では、更に制御された直線
駆動装置を追加する必要がなく、ケーブル供給時間を低
減する効果がある。この実施態様も又それだけで他の実
施態様とは関係なく使用することができ、その際特にス
ライダの運動をストッパロッドが追随するための装置、
又それとは別にスライドスリーブの誘導制御は新規で発
明性がある。
【0022】第2の心出し装置又は固定装置は、回転固
定の心出し装置に加えてねじり応力が生じた時にこれを
吸収し、絶縁被覆切断刃物による導体の切断損傷を防止
する効果がある。
【0023】クランプチャックは何れにせよケーブルの
軸方向の位置を設定する。
【0024】請求項10による回転体を用いた構成は極
めてコンパクトである。
【0025】セットスライドと心出しプレートとを備え
たコーテイング除去ヘッドの構成は極めてコンパクトで
あり光ファイバーケーブルを正確に把握することがで
き、更にフリクションクラッチを備えた実施態様では導
体に作用する心出しプレートの押付け力の調節が可能で
ある。
【0026】それ自体公知のコーティング用の加熱体を
使用すれば、コーティングの剥ぎ取りが容易になる。
【0027】本発明の心出し装置用の、円錐体を用いた
誘導制御装置は頑丈で実証されている。絶縁被覆切断刃
物と心出しチャックの両方に関しては、本発明者が米国
特許(A) 5010797, 4745828に記載した実施態様が好まし
い。
【0028】
【実施例】次に図面により本発明の実施例に就いて詳細
に説明する。図1は複数の絶縁被覆除去ステーションと
1個のマニプレータアームとを備えた本発明の絶縁被覆
除去装置の斜視正面図、図13は一部被覆層を除去したグ
ラスファイバーケーブルの斜視拡大図である。
【0029】予め確認しておくが、心出しチャックと絶
縁被覆切断刃物の誘導制御の解決法としては本出願人の
米国特許(A)4745828 (とその全ての継続出願) 及び米国
特許(A)5010797に記載の構造部品の構成が望ましい。こ
れらの特許は本出願の開示の範囲にあると見なされる。
【0030】すべての図面は相互に重複しており、同一
部品は同じ数字で、類似の部品は同じ数字に異なるロー
マ字を付して示してある。
【0031】図1は1個のキャビネット(7) を備えた本
発明の絶縁被覆除去装置を示し、その上部の範囲には、
電子制御装置、表示装置、入力装置(17)があり、下部の
範囲には3個の絶縁被覆除去ステーション(1, 2, 3) 、
クランプチャック(36)を備えた1個のマニプレータアー
ム(35)、1個のケーブルストッパ(80)がある。クランプ
チャック(36)は、先ずクランプチャック(36)とケーブル
ストッパ(80)との間の作業開始位置に置かれたケーブル
(31)を保持する。
【0032】図5〜7に示した本発明の新規のケーブル
ストッパ(80)により、ケーブル(31)の所定の絶縁被覆除
去の長さYが定められる。このケーブルストッパはキャ
ビネット壁(52)に移動可能に支持され(917) 、軸方向の
長さはスライドスリーブ(91)の内部で縦方向に移動可能
のストッパロッド(92)により限定される。図5の位置で
はストッパロッド(92)はその最外部の位置にあり、0の
絶縁被覆除去長さに相当する。その自由端面にケーブル
(31)が当接することができる。この端面は図示した位置
では、それぞれの絶縁被覆除去ステーション(1, 2)のそ
れぞれの全ての作業範囲を同時に通過する一つの仮想線
(916) 上にある。
【0033】図6は長さ測定位置を示し、線(916) は設
定した絶縁被覆除去長さYだけ移動する。図7は図6に
続く絶縁被覆除去位置で、ケーブルストッパ(80)はキャ
ビネット壁(52)の背後まで後退し、絶縁被覆除去ステー
ション(1, 2)が再び作業位置に移動する(916) 。こうし
て所望の切断長さが調節され、マニプレータ(35)により
導かれるケーブル(31)の側方への移動路が開放される。
スライドスリーブ(91)の後退はキャビネットに固定した
直線駆動装置(913) により軸方向に行われる。
【0034】絶縁被覆除去ステーション(1, 2)は交互に
図5に示した位置に止まることも可能であろうが、その
場合にはスライドスリーブ(91)、ストッパロッド(92)、
並びに絶縁被覆除去ステーション(1, 2)の全体に別々の
直線駆動装置(58)を設ける必要がある。絶縁被覆除去ス
テーションは切断したケーブル絶縁被覆を引き抜くため
にそれ自体後退しなければならない。
【0035】ストッパロッド(92)は後方に延びてその端
部にセットリング(911) が取り付けてあり、これでスラ
イダ(912) の動きに追随できる。更にストッパロッド(9
2)は戻しバネ(915) によりスライドスリーブ(91)の方向
に引かれている。一方スライダ(912) はキャビネットに
固定したもう1個の直線駆動装置(99)により移動可能で
ある。
【0036】スライドスリーブ(91)のマニプレータ(35)
側の端部はケーブルの挿入を容易にするために漏斗状に
加工してある。本発明によれば例えば曲がったケーブル
(31)の長さの測定に於いてスライドスリーブ(91)が重要
な利点を示す。即ちケーブルがスライドスリーブ(91)の
内孔で真っ直ぐに矯正されるので、そのような曲がった
ケーブルでも除去長さを寸法的に正しく設定できる。
【0037】従ってその他の機能は次のように作動す
る。マニプレータ(35)のクランプチャック(36)
が開いた状態に於いて、ケーブル(31)をスライドス
リーブ(91)の孔に予め位置を調節したストッパロッ
ド(92)に触れるまで手で挿入する。ここで図示して
いないセンサか、又は例えば図示していない足踏みスイ
ッチによる随意のスタート指令によってクランプチャッ
ク(36)を閉じ、スライドスリーブ(91)が後退し
てケーブル(31)を解放する。次にそれぞれの絶縁被
覆除去ステーション(1,2,3)にケーブル端末が保
持されている所定の位置にマニプレータアーム(35)
が旋回する(例えばステーション(2)はケブラー繊維
(30)の切断用で、これに就いては本出願と同日出願
に係わる日本国特許第3086092号公報(特開平5
−284623号)を参照されたい)。
【0038】勿論他のマニプレータの構造、例えば旋回
しない構造又は一つの軸を中心に旋回するだけでない構
造も本発明の範囲に入る。しかし全ての構成に於いて重
要なのはケーブル端末が該当する絶縁被覆除去ステーシ
ョンの側方から挿入されるという点である。更に必ずし
も実際のスリットを備えている必要はなく、その代わり
該当する絶縁被覆切断工具例えば刃物などがお互いに離
れて配置してあって、側方からケーブルを挿入し得るよ
うな構造の絶縁被覆除去ステーションも本発明の範囲に
入る。但しここで付言するが、経費を掛けた種々の一連
の実験の結果、少なくとも3個の刃物(1033)から成る配
置のみがクラッド (グラスファイバーケーブルのコーテ
ィングの上に来る層) に充分の軸方向の張力を加えるこ
とができることが確認された。即ち多くのケーブルの場
合この層は強固に接着していて、1個又は2個の刃物で
はクラッドの一部を剥ぎ取れるだけである。V字形の刃
物を使用すると、逆に生成した切断部に二重のくさび状
の溝を形成するという大きな欠点がある。即ちV字形の
刃物はその平らな面で滑りながら、斜めに研いだ刃先で
くさび状にクラッドに食い込まなければならないので、
切断部に摩擦力を生成し、これが大きなトルクとして作
用する。従って、1平面上にある少なくとも3個の刃物
配置のみが一般に使用される。
【0039】クランプチャック(36)の開き幅を限定する
ために、本発明によれば特に効果的に1個のマイクロメ
ータボルト(77)が設けてあり、その作用によってクラン
プチャックの軸方向の運動の可能性を限定し、及び/又
はクランプ圧力を調節する。
【0040】ケーブルストッパ(80)の左側に示したステ
ーション(2) は好ましくは張力負担用の繊維を切断する
ためのステーションであり、ここではその詳細は省略す
る。このステーションの好ましい構成は本出願と同日に
提出した特許出願 (整理番号GP−7211)に開示し
てある。
【0041】ケーブルストッパ(80)の右側にステーショ
ン(1) を示す。その主要部はケーブル(31)の幾つかの層
を切断し引き抜くための絶縁被覆除去ヘッドである。
【0042】これらのステーション(1, 2)は本発明によ
れば、ケーブル(31)をマニプレータアーム(35)によりス
テーションに側方から挿入できるように構成されてい
る。
【0043】図2に示すように、絶縁被覆除去ステーシ
ョン(1)には複数の心出しチャック(1040)があ
り、これは絶縁被覆を除去しようとするケーブル(3
1)の軸(1028)を中心として回転固定に配置さ
れ、2個のアームを備えたレバー(105b)と1個の
円錐体(109b)とを介して1個の調節駆動装置(1
056)により半径方向に調節される。更にこれと同心
的に絶縁被覆切断刃物(1033b)が設けてあり、こ
れは回転駆動装置(1055)により軸(1028)を
中心に回転可能である。この絶縁被覆切断刃物(103
3)及び心出しチャックを半径方向に制御する調節機構
は例えば米国特許(A)4745828,501079
7に記載してある。
【0044】上記米国特許に記載した構成部品とは異な
り、図示した構造では心出しチャック(1040)を支持する
のに、中央に配置した1個の支持体(1057)を用い、この
支持体は絶縁被覆切断刃物(1033)と同心的に且つ軸方向
に移動しないように支持されている。
【0045】心出しチャックの軸方向の動きは2個のア
ームを備えたレバー(105b)により行われ、これは1個の
円錐体(109b)を介して1個のスライドロッド(1023b) に
より制御される。
【0046】スライドロッド(1023b)には1個の
ブレーキシュー(1062)が作用する。そのブレーキ
作用はばね(1064)の調節により調整可能である。
ブレーキシュー(1062)は1個の支持装置(106
5)の中に納めてあり、この支持装置は一方では1個の
調節駆動装置(1056)のねじ付きスピンドル(10
63)と共に作動し、他方では筒状にスライドロッド
(1023b)を囲む調節ロッド(1050b)と固く
結合している。調節ロッド(1050b)の先端部は軸
受(1015b)を介して第2の円錐体(1058)を
支え、これが2個のアームを備えた第2のレバー(10
53)により、刃物ホルダ(1032b)に取り付けた
絶縁被覆切断刃物(1033b)を半径方向に制御す
る。
【0047】即ち円錐体(1058)と共にレバー(1053)と刃
物(1033)とが回転軸(1028)を中心に回転するように、こ
れらは1個の回転体(1014)に支えられている。回転体(1
014)の1箇所にベルトプーリ(1052)が嵌めてあり、ベル
ト(1054)を介して回転駆動装置(1055)により回転体の回
転が行われる。
【0048】調節駆動装置(1056)を運転すると先ず円錐
体(109b)と(1058)とが同じように移動する。しかし心出
しチャック(1040b) がケーブルの被覆と接触して抵抗を
受けると直ちに、スライドロッド(1023b) がブレーキユ
ニット(1062)の制動力に抗して滑るので、ケーブルの望
ましくない圧し潰しが避けられる。しかし絶縁被覆切断
刃物(1033b) の方は所要の切断深さまで強制的に動かさ
れる。
【0049】絶縁被覆を除去しようとするケーブル端末
を挿入するために、公知の装置とは異なり、図3及び図
4に示すように切断装置の側面に挿入開口部(29C5)が設
けてある。しかしケーブルを側方から挿入できるなら
ば、任意のその他の刃物も本発明の範囲にある。
【0050】絶縁被覆切断刃物(1033)の前述の部
品とそのための誘導制御装置が刃物ヘッドを構成し、そ
の端面はカバープレート(1024)で密閉してある。
このカバープレートも刃物支持プレートと同様に側面に
スリットがあり、これでケーブル(31)用のスリット
状の挿入開口部(29C5)が形成される。刃物ヘッド
の自動運転には、ケーブルを挿入する前にその都度この
挿入開口部(29C5)の位置を決める − 或いは開
口部をマニプレータ(35)の方に向ける必要がある。
その場合挿入開口部(29C5)の位置決めは、固定の
センサ(1069)とその側方に配置されたセンサマー
ク(1026)とによって行われる。センサマーク(1
026)とセンサ(1069)とが重なるときに必要な
挿入位置が得られので、回転駆動装置が直ちにベルトプ
ーリ(1052)を止め、従って回転体(1014)又
は刃物ヘッドが停止する。
【0051】心出しチャック(1040)と絶縁被覆切断刃物
(1033)の両方は米国特許5010797 に記載の構成に大体同
じである。しかしその変形も可能である。
【0052】コーティングを引き抜くためのコーティン
グ除去ステーション(3) は本装置の上部の範囲にあっ
て、クランプチャック(36)に保持されたケーブルの位置
に旋回可能であり、マニプレータアーム(35)の供給ロジ
スティックを容易にする。
【0053】図1のステーション(3)の位置は休止位
置である。この位置に於いて挿入開口部(29C5)に
本発明のブラシ装置(4)が向かい合い、これは絶縁被
覆除去ステーション(3)を清掃するための軸方向に移
動可能のブラシを備えている。この種のブラシ装置は他
の絶縁被覆除去ステーション又は絶縁被覆除去装置でも
使用することができよう。
【0054】図8〜12に示すように、ステーション(3)
を旋回するためこれに駆動装置(32)が連結してあり、そ
の他端は細部は図示していないがスライダ(912) に軸受
(28)を介して軸方向に固定してある。
【0055】絶縁被覆除去ステーション(3) には、ガイ
ドピン(38)を中心に旋回可能の形刃(18)があり、形刃は
それぞれ1個のキャリヤ(13)を備えたそれぞれ1個のセ
ットスライド(16)により誘導制御される。両方のセット
スライド(16)は制御ジャーナル(37)により対称的且つ同
期的に制御される。制御ジャーナル(37)は、回転駆動装
置(27)により回転する軸(26)に支持されている。この軸
には1組のコイルばね(21)付きのフリクションクラッチ
が連結してあり、このコイルばねが1個の調節ノブ(22)
により制御ディスク(20)を押しつけている。調節ノブ(2
2)を回すことにより制御ディスク(20)と軸(26)との間の
押付け力又は摩擦力が設定できる。
【0056】制御ディスク(20)には、心出しプレート(1
4)の切欠きに嵌まった制御ジャーナル(15)が設けてあ
る。制御ディスク(20)が回転すれば心出しプレート(14)
の縦の位置が変わる。心出しプレートにはそのケーブル
(31)に向いた側にそれぞれ2個の保持面が設けてあり、
これはもう一つの心出しプレート(14)の相当する保持面
と平行である。心出しプレートは、保持面が完全に閉じ
るようにアンダカットしてある。
【0057】更にコーティング除去ヘッド(3) には、挿
入開口部(29C6)を弾性的に閉鎖するレッグスプリング(2
3)が設けてあり、ケーブル(31)の挿入によりレッグスプ
リングは押されてケーブルを通し、これを保持する。即
ちこのレッグスプリング(23)は、ケーブル端末に近い切
断位置 (例えば図13参照)に到達するために絶縁被覆除
去ステーションが縦に移動する際の予備心出し装置とし
て作用する。
【0058】この機構は側面に挿入スリットを備えた全
ての絶縁被覆除去ステーションに使用して効果がある。
【0059】形刃(18)に残ったコーティングの剥ぎ
取りのためにこれと平行に剥ぎ取りプレート(19
a)、(19b)が設けてあり(図11参照)、そのエ
ッジの後ろで形刃(18a)、(18b)がその休止位
置に旋回するが、その際このエッジで尚付着していたコ
ーディングが剥ぎ取られ、更にブラシが残りを除去す
る。
【0060】図9に示すように、絶縁被覆を除去しよう
とするケーブル(31)の軸方向に平らな加熱体(24
a)、(24b)が回転可能に設けてあり、これが必要
に応じてコーディングを加熱して引き抜き易くする。図
11に示すように、1個のばね(40)が加熱体(24
a)、(24b)を形刃(18a)、(18b)の閉鎖
の方向に押しつけ、形刃と加熱体とは連結ジャーナル
(25a)、(25b)を介して摩擦的に連結してい
る。この場合の作業は次の手順で行われる。絶縁被覆除
去ステーションの端面のごく近くにあるマニプレータに
よりケーブルを挿入すると図12に示すようにレッグス
プリング(23a)、(23b)がケーブル(31)を
掴んで保持する、絶縁被覆除去ステーションがケーブル
端末の方向に所要の切断位置まで移動する(レッグスプ
リングがケーブル(31)の抜け落ちを防止する)、形
刃(18a)、(18b)と加熱体(24a)、(24
b)とが閉じる、ある時間を置いて閉じた形刃(18)
がコーティングを引き抜く、形刃を開き、絶縁被覆除去
ステーション(3)が元の位置に旋回する。
【0061】形刃(18)が開けば加熱体(24)も自動的に開
く。
【0062】形刃自体は簡単に交換可能である。即ち形
刃はガイドピン(38)に単にばねの力で保持されているだ
けであるから、手で簡単に引き抜くことができる。掴み
を確実にするために上側の範囲に孔又は窪みが設けてあ
る。この形刃の構成と配置とはコーティング除去用の他
の装置に使用しても効果があり、これは正確に剥ぎ取る
のでコーティング除去の際光ファイバーを傷める恐れが
ない。
【0063】
【発明の効果】本出願に記載した装置及び装置の構成部
品の多くは絶縁被覆除去装置にとって新規であり、それ
自体発明的活動の結晶である。従ってグラスファイバー
ケーブルの絶縁被覆除去の作業速度と精度の向上に大き
く貢献する。
【図面の簡単な説明】
【図1】複数の絶縁被覆除去ステーションと1個のマニ
プレータアームとを備えた本発明の絶縁被覆除去装置の
斜視正面図である。
【図2】図1の右側の絶縁被覆除去ステーション(1)
の断面図である。
【図3】絶縁被覆切断刃物が開いた状態の上述の絶縁被
覆除去ステーションの正面図である。
【図4】絶縁被覆切断刃物が一部閉じた状態の同様の正
面図である。
【図5】ケーブルストッパの断面を示した図1の絶縁被
覆除去装置の一部切欠き平面図である。
【図6】図5に於いてケーブルストッパのストッパロッ
ドが長さ測定位置に移動した状態を示す平面図である。
【図7】図5に於いてマニプレータの旋回の前にケーブ
ルストッパが後退した状態を示す平面図である。
【図8】図1の最上部の絶縁被覆除去ステーションの休
止位置の図である。
【図9】図8のステーションの作業位置を示す側面図で
ある。
【図10】最上部の絶縁被覆除去ステーションの図8の
X−X断面図である。
【図11】図10のステーションの開いた状態を示すA矢
視図である。
【図12】図10のステーションの開いた状態を示すB矢
視図である。
【図13】一部被覆層を除去したグラスファイバーケー
ブルの斜視拡大図である。
【符号の説明】
1、2、3 絶縁被覆除去ステーション(3 コーティ
ング除去装置) 7 キャビネット 14 心出しプレート 18 形刃 24 加熱体 31 グラスファイバーケーブル 35 マニプレータ 36 クランプチャック 80 ケーブルストッパ装置 91 スライドスリーブ 92 ストッパロッド 105 レバー 109 円錐体 912 スライダ 1014 回転体 1033 絶縁被覆切断刃物 1040 心出し装置又はチャック 1053 レバー 1058 円錐体

Claims (15)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁被覆が除去されるべきグラスファイ
    バーケーブル(31)の半径方向に作動する、少なくと
    も1つの回転可能な絶縁被覆切断刃物(1033b)
    と、該少なくとも1つの絶縁被覆切断刃物の近くに配置
    され、該切断刃物と該切断刃物によって被覆が除去され
    るべきケーブルの自由端との間に配置される心出し装置
    (1040b)とを含む絶縁被覆除去ステーション
    (1、2及び/又は3)を有し、 該心出し装置は、回転しないように固定されており且つ
    その動作位置にあるときはケーブルを掴んで回転しない
    ようにケーブルを保持し、 前記少なくとも1つの絶縁被覆切断刃物は、前記心出し
    装置とは独立して半径方向に回動可能であり、 前記少なくとも1つの絶縁被覆切断刃物の回転軸は、前
    記ケーブルの自由端を位置づけする心出し装置の軸と一
    致する軸であり、前記 軸に向って横方向(半径方向)にケーブルを移動さ
    せることにより前記絶縁被覆切断刃物がケーブルを受け
    取るように、且つ前記心出し装置によって心出しされ且
    つ前記少なくとも1つの絶縁被覆切断刃物によつて切断
    されるように、前記少なくとも1つの絶縁被覆切断刃物
    と前記心出し装置とが構成され、配置され、制御される
    ことを特徴とする、グラスファイバーケーブル用絶縁被
    覆除去装置。
  2. 【請求項2】 前記絶縁被覆除去ステーションに、ケー
    ブル受け入れ用の横方向の挿入開口部(29C5)が設
    けられていることと、その横方向の挿入開口部へケーブ
    ルを横方向に供給するための、横方向に動きうるマニプ
    レータ(35)を含むことと、を特徴とする請求項1に
    記載の絶縁被覆除去装置。
  3. 【請求項3】 前記マニプレータは、旋回軸(106
    0)に装着されていて旋回的に動きうることと、該マニ
    プレータと対向してケーブルストッパ(80)が配置さ
    れており、前記少なくとも1つの絶縁被覆切断刃物によ
    りケーブルから除去されるべき部分に相当する長さにケ
    ーブルを設定するため、前記旋回軸に対して平行に移動
    しうるようになっていることと、を特徴とする請求項2
    に記載の絶縁被覆除去装置。
  4. 【請求項4】 前記ケーブルストッパは、スライドスリ
    ーブ(91)と、該スライドスリーブの内部に配置され
    ているストッパロッド(92)とを含み、該スリーブ及
    びロッドが、ケーブルの長さ調節のため 長さ方向に相
    対的に移動しうるように、且つ該長さ調節がなされた後
    に、横方向経路から退避しうる態様で装着されている
    ことを特徴とする、請求項3に記載の絶縁被覆除去装
    置。
  5. 【請求項5】 前記ケーブルストッパ(80)が1個の
    スライドスリーブ(91)と該スライドスリーブ(9
    1)の内部に長方向に調節可能に設けられた1個のス
    トッパロッド(92)とを備え、ケーブル端末の長さを
    調節した後に横方向から前記絶縁被覆切断刃物にアクセ
    スしうるように前記スライドスリーブ(91)自体も
    さ方向に移動可能であることを特徴とする請求項4の絶
    縁被覆除去装置。
  6. 【請求項6】 前記ストッパロッドは1個のストッパ
    (914) を備え、これが前記スライドスリーブ(9
    1)の後退運動の際に該スライドスリーブと共に移動す
    るように該スリーブのキャビネット側の端部に当接可能
    であり、一方スライドスリーブ(91)は1個の戻しば
    ね(915) を介して前記ストッパロッド(92)と
    連結しており、且つ該ストッパロッド(92)は1個の
    セットリング(911)を介して1個のスライダ(91
    2)によって前記スライドスリーブ(91)に対して相
    対的に長手方向に移動可能であることを特徴とする請求
    項5の絶縁被覆除去装置。
  7. 【請求項7】 1個のキャビネット(52)の内部に、
    絶縁被覆を除去しようとするケーブル(31)に平行に
    移動可能のスライダ(912)が設けてあり、該スライ
    ダに少なくとも1個の絶縁被覆除去ステーション(1,
    2,3)と前記ストッパロッド(92)とが長方向に
    移動しうるように連結してあり、ケーブル端末の長さを
    決定する間はそのつど個々の絶縁被覆除去ステーション
    (1,2,3)と前記ストッパロッド(92)の当たり
    面とが、旋回可能のマニプレータ(35)の旋回軸(1
    060)と同じ中心の湾曲した仮想線(916)上にあ
    り、前記スライダ(912)及び前記スライドスリーブ
    (91)の移動はキャビネットに固定されたそれぞれの
    直線駆動装置(99,913)を利用することを特徴と
    する前記請求項1〜6の何れか1項に記載の絶縁被覆除
    去装置。
  8. 【請求項8】 前記絶縁被覆切断刃物(1033)の
    ごく近くに第2の心出し装置を、前記刃物(1033
    )に対しケーブル(31)の端末の反対側に配置して
    あることを特徴とする前記請求項1〜8の何れか1項の
    絶縁被覆除去装置。
  9. 【請求項9】 前記絶縁被覆切断刃物(1033)に
    1個のクランプチャック(36)、ケーブル(31)を
    正しく軸方向に保持するために配置し、これが絶縁被覆
    を切断しようとするケーブル(31)を供給するための
    マニプレータ(35)の構成部品であることを特徴とす
    る前記請求項1〜8の何れか1項に記載の絶縁被覆除去
    装置。
  10. 【請求項10】 1個又は複数の前記絶縁被覆切断刃物
    (1033)が刃物ホルダ(1032)に保持され、
    これが回転体(1014)に連結した回転可能の刃物ホ
    ルダプレート(1024)の中又はその側面に支えら
    れ、前記回転体は回転固定の軸受ロッド(1020)に
    設けた軸受(1012)により支持され、その際該軸受
    ロッド(1020)は更に回転固定の前記心出し装置
    (1040)を支えていることを特徴とする前記請求項
    1〜9の何れか1項に記載の絶縁被覆除去装置。
  11. 【請求項11】 絶縁被覆除去ステーションの一つが光
    ファイバーケーブルのコーティングを剥ぎ取るためのコ
    ーティング除去ヘッド(3)として構成され、これが休
    止の位置からマニプレータ(35)のクランプチャック
    (36)により所定の位置に保持された光ファイバーケ
    ーブル(31)の作業位置に旋回可能であることを特徴
    とする前記請求項1〜10の何れか1項に記載の絶縁被
    覆除去装置。
  12. 【請求項12】 前記コーティング除去ヘッド(3)が
    1平面上で対向した2個の形刃(18)を備え、これが
    平行のセットスライド(16)により絶縁被覆を除去し
    ようとするケーブル(31)の軸(1028)に対称に
    旋回可能であり、平行に且つそのごく近くに心出しプレ
    ート(14)を設け、対称的且つ同期的にスライド又は
    旋回可能であることを特徴とする前記請求項1〜11の
    何れか1項に記載の絶縁被覆除去装置。
  13. 【請求項13】 前記コーティング除去ヘッド(3)の
    心出しプレート(14)用のフリクションクラッチを備
    えた前記請求項1〜12の何れか1項に記載の絶縁被覆
    除去装置に於いて、該フリクションクラッチが圧縮量の
    調節可能の1組のコイルばね(21)を備えていること
    を特徴とする前記請求項1〜12の何れか1項に記載の
    絶縁被覆除去装置。
  14. 【請求項14】 前記コーティングを加熱するために1
    個の加熱体(24)を設け、これがクラッチを介して前
    記形刃(18)と共にばね圧に抗して移動可能であるこ
    とを特徴とする請求項13記載の絶縁被覆除去装置。
  15. 【請求項15】 前記心出し装置が半径方向に移動可能
    の心出しチャック(1040)を備え、これが1個の心
    出しディスク(1051)に沿って2個のアームを有す
    る1個のレバー(105)によりそれぞれ半径方向に誘
    導制御され、該レバー(105)はその他端に於いて、
    スライドロッド(1023)により軸受ロッド(102
    0)に沿って長手方向に移動可能の1個のくさび、テー
    パー部又は円錐体(109) により誘導制御されるこ
    とを特徴とする前記請求項1〜14の何れか1項に記載
    の絶縁被覆除去装置。
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