JP3324723B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

Info

Publication number
JP3324723B2
JP3324723B2 JP31365795A JP31365795A JP3324723B2 JP 3324723 B2 JP3324723 B2 JP 3324723B2 JP 31365795 A JP31365795 A JP 31365795A JP 31365795 A JP31365795 A JP 31365795A JP 3324723 B2 JP3324723 B2 JP 3324723B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
toner
paper dust
image
developing device
filter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP31365795A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH09134104A (ja
Inventor
尚之 木村
英俊 矢野
保史 中里
雅子 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP31365795A priority Critical patent/JP3324723B2/ja
Publication of JPH09134104A publication Critical patent/JPH09134104A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3324723B2 publication Critical patent/JP3324723B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Dry Development In Electrophotography (AREA)
  • Cleaning In Electrography (AREA)
  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転駆動される像
担持体を帯電手段によって均一に帯電し、その帯電面に
対し露光走査を行うことにより像担持体上に静電潜像を
形成し、その静電潜像を、現像装置によってトナー像と
して可視像化し、そのトナー像を転写部で記録媒体に転
写し、トナー像転写後に、像担持体上に残留付着するト
ナーをクリーニング部材に回収して像担持体表面を清掃
する画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】複写機、プリンタ、ファクシミリ、又は
その複合機などとして構成される上記形式の画像形成装
置においては、像担持体が繰返し使用されるので、トナ
ー像転写後の像担持体表面に残留付着するトナーをクリ
ーニング部材によって除去回収する必要がある。このた
め、従来より像担持体を清掃する各種のクリーニング装
置が提案され、かつ実用化されているが、従来のクリー
ニング装置は、一般に像担持体から回収したトナーを廃
トナータンクなどに収容し、これを廃棄するように構成
されている。
【0003】ところで、近年、電子写真プロセスを採用
したこの種の画像形成装置においては、一段の低コスト
化と、環境問題対策の一環として、廃棄されるトナー量
の一層の低減化を図ることが要望されている。
【0004】叙上の点に鑑み、例えば、像担持体から記
録媒体へのトナー像の転写率を100%にして、転写後
の残留トナーを無くすようにすると、所謂、クリーナー
レス方式を採用することができる。これにより、廃棄す
るトナーをなくすことができるばかりでなく、クリーニ
ング装置を省略でき、画像形成システムの単純化と、画
像形成装置のコストの引き下げを達成できる。しかしな
がら、現状では、トナー像の転写率を100%にするこ
とは難しく、また信頼性の上からも問題がある。
【0005】そこで、次善の策として、トナー像の転写
後に像担持体表面に残留付着するトナー(以下、必要に
応じて「転写残トナー」と言う)をクリーニング部材に
付着させて回収し、この回収トナーを像担持体に再付着
させて、現像装置で回収し、その回収トナーを現像装置
において再使用する方法が提案されている(例えば、特
公昭61−30274号公報参照)。トナー像転写後
に、像担持体上に残留付着するトナーをクリーニング部
材に一時的に回収し、次いで、回収したトナーを、像担
持体上の、次の潜像形成に影響のない表面部分に再付着
させ、更に、再付着させたトナーを現像装置で回収する
のである。これによるものでは、掻き取ったトナーを廃
トナータンクなどに移送する手段が不要になるので、画
像形成装置のコストを下げることができ、しかもトナー
をリサイクル使用できるので、廃棄トナーをなくすこと
ができる。
【0006】かかる構成の画像形成装置においては、現
像装置に回収されるトナーに、紙粉が混入していると、
この紙粉に起因した画像上のスジ状の画像抜けが発生
し、画質が劣化し易くなる。従来のこの種の画像形成装
置においては、このような紙粉の除去対策が講じられて
いないため、画像上にスジ状の画像抜けが発生し、画質
が劣化し易くなっていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、クリ
ーニング部材に回収した転写残トナーを、像担持体に再
付着させ、この再付着トナーを現像装置に回収する画像
形成装置において、現像装置に回収されたトナーに混入
した紙粉を除去して、画質が劣化する不具合を除去した
画像形成装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、回転駆動される像担持体を帯電手段によっ
て均一に帯電し、その帯電面に対し露光走査を行うこと
により像担持体上に静電潜像を形成し、その静電潜像
を、現像装置によってトナー像として可視像化し、その
トナー像を転写部で記録媒体に転写し、トナー像転写後
に、像担持体上に残留付着するトナーをクリーニング部
材に一時的に回収し、次いで、回収したトナーを、像担
持体上の、次の潜像形成に影響のない表面部分に再付着
させ、更に、再付着させたトナーを現像装置で回収する
画像形成装置において、現像装置に回収されたトナーに
混入した紙粉を除去する紙粉除去手段を現像装置に設
け、該現像装置が、該装置本体の内圧上昇防止用の空気
逃がし開口を有すると共に、当該開口に設けられてい
て、現像装置本体外への空気の流出を許し、且つ、現像
装置本体外への現像剤の通過を阻止する圧抜きフィルタ
を有し、該圧抜きフィルタと紙粉除去手段とを現像装置
本体に対して一体的に、且つ着脱自在に装着したことを
特徴とする画像形成装置を提案する。
【0009】
【0010】
【0011】更に、上記構成において、圧抜きフィルタ
と紙粉除去手段とトナー補給用の容器とを現像装置本体
に対して一体的に、且つ、着脱自在に装着すると有利で
ある。
【0012】
【0013】更に、上記構成において、紙粉除去手段が
紙粉除去フィルタより成り、当該フィルタが、現像装置
本体内の現像剤循環経路中に設けられていると有利であ
る。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態例を図面
に従って詳細に説明する。
【0015】図1は、本発明一実施形態例の画像形成装
置の概略構成を示す断面図である。同図において、像担
持体の一構成例であるドラム状の感光体1は、図示され
ない駆動手段により図における時計方向に回転駆動さ
れ、この回転時に、先ず、帯電手段の一例である帯電ロ
ーラ2の作用により、感光体1の表面が所定の極性に均
一に帯電される。本例では、帯電ローラ2は、負(マイ
ナス)極性の電圧電源E10に接続され、感光体1と接触
回転する間で、感光体1の表面を負極性に均一に帯電す
る。帯電ローラ2の作用により、感光体1の表面が、例
えば−850Vに帯電されるのである。感光体1を均一
帯電させる帯電手段として、感光体から離間して配置さ
れる帯電装置、例えばコロナ放電器などを用いることも
できる。
【0016】次いで、露光部3において、露光走査、例
えば光変調されたレーザ光11による光書き込み走査が
行われることにより、感光体1の表面には所定の静電潜
像が形成される。画像形成時に回転駆動される感光体1
の帯電面に対して露光走査を行うことにより、感光体1
上に静電潜像が形成されるのである。なお、静電潜像を
形成するレーザ光の照射された部分Aの表面電位は、例
えば−150V程度となり、レーザ光が照射されない部
分Bの表面電位はほぼ−850Vに維持される。
【0017】現像装置4は感光体1に対向配置された現
像剤担持搬送部材の一例である現像ローラ5と、一対の
撹拌パドル10A,10Bとを具備し、これらは、現像
装置の本体をなす現像ケーシング9内にそれぞれ設けら
れ、そのケーシング9に回転自在に支持されている。こ
のうちの現像ローラ5には電圧電源E1により、例えば
−600V程度の電圧が印加される。現像ローラ5に
は、感光体1の帯電極性と同極性の電圧が印加されるの
である。
【0018】ここに例示した現像装置4では、トナーと
キャリアを有する二成分系現像剤Dが使用され、この現
像剤Dは現像ケーシング9内に収容されている。そし
て、撹拌パドル10A,10Bの回転により、そのトナ
ーはキャリアとの摩擦により所定の極性、本例では感光
体1の帯電極性と同極性、すなわち負極性に帯電され
る。本例では、現像時におけるトナーの帯電極性が負と
なっているのである。
【0019】現像ローラ5は図示時計方向に回転駆動さ
れるようになっていて、その周面上に担持された現像剤
は、現像ローラ5の回転方向に搬送され、該ローラ5に
対して所定のギャップをあけて対置された現像剤規制部
材15によって掻き取り作用を受ける。現像剤規制部材
15によって搬送量を規制された現像剤は、現像部6に
向けて運ばれ、その現像部6において現像剤中のトナー
が感光体1上の静電潜像に静電的に引き寄せられ、その
部分に付着する。すなわち、感光体の帯電極性と同じ負
極性に帯電されたトナーがレーザ光の照射された感光体
表面部分Aに付着し、その静電潜像がトナー像として可
視像化されるのである。このように、静電潜像は現像装
置4によってトナー像として可視像化される。本例の画
像形成装置においては反転現像方式(ネガ・ポジ現像方
式)が採用されている。
【0020】感光体1の下位には、転写帯電手段の一例
である転写帯電ローラ7が配設されている。転写帯電ロ
ーラ7は、感光体1の回転方向に対して順方向に回転
し、この転写帯電ローラ7と、これが接する感光体1と
の間の転写部8に向けて、転写紙より成る記録媒体Pが
矢印方向に送られるようになっていて、転写帯電ローラ
7の機能により、感光体1上に形成されているトナー像
が記録媒体Pに転写される。すなわち、電源E3によ
り、転写帯電ローラ7に対して、感光体1上のトナーの
帯電極性と反対の正(プラス)極性電圧、例えば+95
0Vの電圧が印加され、このとき、感光体1上の負極性
のトナーT(これについては模式的に大きく示してあ
る)が、記録媒体Pの側に静電的に引き寄せられ、該記
録媒体Pに付着する。このようにして、感光体1上のト
ナー像が転写部8で記録媒体Pに転写される。
【0021】トナー像を転写された記録媒体Pは、図示
していない分離装置によって感光体1から分離され、図
示していない定着装置に送られ、ここで記録媒体上のト
ナー像が定着される。
【0022】上述のように、感光体1上のトナー像は転
写部8で記録媒体Pに転写されるが、そのトナー像転写
後に、感光体1の表面には転写に寄与しなかったトナー
が残留付着している。かかる転写残トナーがクリーニン
グ部14に至ると、クリーニング部材の一例であるクリ
ーニングローラ12に一時的に回収される。
【0023】ここで、図1において、現像部6から転写
部8に向かうトナー像のトナーTは、ほとんどのものが
負極性のトナーとなっている。これに対し、転写帯電ロ
ーラ7にはトナー像の転写時に正極性の電圧が印加され
るため、そのトナー像転写後において感光体1上に残留
付着するトナー、すなわち転写残トナーT′は、正極性
のものに負極性のものが混在したトナーとなる。転写残
トナーは、プラスとマイナスの両方の極性のトナーが混
在した状態で、クリーニング部14に移送されるのであ
る。
【0024】クリーニングローラ12は、例えば体積固
有抵抗率が中抵抗値を示す発泡体より成り、図における
時計方向、すなわち感光体1の回転方向に対してカウン
タ方向に図示していない駆動手段により回転駆動される
ようになっていて、感光体1の表面に摺擦しながら回転
する。クリーニングローラ12は、自身の表面部分が、
感光体1によって弾性変形させられるように、感光体1
と圧接し、図2に示したように、この圧接部にはニップ
領域Nが形成される。このニップ領域Nがクリーニング
領域となる。
【0025】かかるニップ領域Nで、正、負両極性の転
写残トナーT′は、クリーニングローラ12に接触しな
がら現像後のトナーと同じ極性(本例では負極性)のト
ナーになるように、摩擦帯電される。転写残トナーT′
が、現像時の帯電極性である負極性に揃えられるのであ
る。
【0026】このように、クリーニングローラ12は、
感光体1との間で転写残トナーを摩擦帯電して、トナー
が本来の極性である負極性に揃うように当該トナーを摩
擦帯電させる機能をも遂行するものである。すなわち、
クリーニングローラ12より成るクリーニング部材に向
かう転写残トナーが、現像時におけるトナーの帯電極性
と反対の極性に帯電されているトナーを含むとき、該ト
ナーが現像時におけるトナーの帯電極性(本来の極性)
に揃えられるように、該トナーを摩擦帯電するものであ
る。クリーニングローラ12は、トナーに対して、これ
を本来の極性、本例では負極性に摩擦帯電させ得る帯電
系列の帯電材料で構成されている。
【0027】図1に戻って、クリーニングローラ12に
は、これによって摩擦帯電されたトナーの帯電極性と反
対の極性、本例では正極性の電圧、例えば+200Vの
電圧が電圧電源E4により印加される。ここで、転写部
8を通過したトナー像転写後の残留トナー、すなわち、
転写残トナーT′は正極性の電圧が印加されたクリーニ
ングローラ12に静電的に引き寄せられて、該ローラ1
2に付着し、このローラに一時的に回収される。これに
より、感光体1の表面はクリーニング状態にされる。感
光体1に対して接触回転するクリーニングローラ12に
は、このように、感光体1との間で、感光体上の転写残
トナーが、クリーニングローラ12の方に静電的に吸引
され得る電界が形成されるように、上述の如き電圧が印
加されるのである。
【0028】感光体1の表面がクリーニングローラ12
によってクリーニングされたあと、除電装置の一例であ
る除電ランプ13によって除電作用を受け、前述した画
像形成動作が続けられる。このようにして1枚分のトナ
ー像が感光体1上に形成され、これが記録媒体Pに転写
されるのであるが、このトナー像が形成される感光体1
上の領域が画像形成領域であり、それ以降の領域が非画
像形成領域である。かかる画像形成領域の感光体回転方
向後端が帯電ローラ2を通過すると、このとき、その帯
電ローラ2は感光体1の表面から離れるようになってい
る。同時に、スイッチS10が切り換わって、帯電ローラ
2への電圧の印加がオフされる。
【0029】上述した画像形成領域後端が現像装置4の
現像ローラ5を通過すると、スイッチS1が切り換えら
れ、現像ローラ5は電圧電源E2の方に接続され、その
現像ローラ5には、トナーが感光体1に付着しないよう
に、トナーの帯電極性と反対の正極性の電圧、例えば+
500Vの電圧が印加される。画像形成領域後端が転写
部8を通過すると、このとき転写帯電ローラ7への電圧
印加が停止される。
【0030】さらに、トナー像が記録媒体に転写された
後の画像形成領域後端がクリーニングローラ12を通過
したとき、スイッチS2が切り換えられ、クリーニング
ローラ12は電圧電源E5の方に接続され、そのクリー
ニングローラ12には、そのクリーニングローラによっ
て摩擦帯電されたトナーの帯電極性と同じ負極性の、例
えば−3000Vの電圧が印加される。すなわち、回転
するクリーニングローラ12と感光体1の非画像形成領
域との間には、クリーニングローラ12上のトナーが感
光体1の方に放出される方向の電界が形成されるのであ
る。
【0031】かかる電界によって、クリーニングローラ
12上に一時的に回収されたトナーは、感光体1上の非
画像形成領域に再付着して戻される。感光体1上に再付
着したトナーは、引き続く感光体1の回転により、除電
ランプ13及び感光体1から離れた帯電ローラ2の下を
通過し、現像装置4に至る。このとき、その現像ローラ
5には、前述のように、トナーの帯電極性と反対の正極
性の電圧が印加されているので、感光体1上に再付着し
た負極性のトナーは、その現像ローラ5の側に静電的に
移行し、現像装置内の現像剤中に回収される。
【0032】画像形成動作が連続して行われるときは、
上述した動作が所定回数繰返される。
【0033】上述のように、本例の画像形成装置は、ト
ナー像転写後に感光体1上に残留付着するトナーをクリ
ーニングローラ12より成るクリーニング部材に一時的
に回収し、次いで、その回収したトナーを感光体1より
成る像担持体上に再付着させ、更に、その再付着させた
トナーを現像装置4で静電的に回収する。現像装置4に
回収されたトナーは、その現像装置4において再利用さ
れる。このようにして、廃棄トナーをなくすことがで
き、しかもクリーニングローラで回収したトナーを現像
装置へ戻すトナー搬送パイプなどを設ける必要もない。
【0034】クリーニング部材に、現像時におけるトナ
ーの帯電極性と反対の極性のバイアス電圧を印加するこ
とによって、像担持体上の転写残トナーをクリーニング
部材に静電的に転移させることができ、これにより、転
写残トナーをクリーニング部材の方に回収することがで
きる。また、その回収後に、クリーニング部材に印加す
るバイアス電圧の極性を切り換え、クリーニング部材
に、回収したトナーの帯電極性と同じ極性のバイアス電
圧を印加することにより、クリーニング部材に回収した
トナーを像担持体に静電的に転移させることができ、こ
れにより、回収トナーを像担持体の方に再付着させるこ
とができ、更に、再付着したトナーを現像装置に回収す
ることができるのである。
【0035】また、クリーニングローラ12に回収され
たトナーは、感光体1上の画像形成領域の後端近傍の非
画像形成領域に再付着するので、その再付着トナーによ
って、上述した画像形成動作時の静電潜像はもとより、
次に形成される静電潜像にも影響が与えられることはな
い。感光体1上の、次の潜像形成に影響のない表面部分
に回収したトナーが再付着される。いずれの静電潜像
も、再付着トナーによって邪魔されることなく感光体上
に形成されるような感光体表面部分に、クリーニングロ
ーラ12からのトナーが再付着するのである。画像形成
領域内の後部に、クリーニングローラ12からのトナー
を再付着させるように構成することも可能である。
【0036】また、本例の画像形成装置においては、図
2に示すように感光体上の転写残トナーT′をクリーニ
ングローラ12に回収するとき、先にも説明したよう
に、クリーニングローラ12が感光体1に圧接するニッ
プ領域Nにおいて、当該クリーニングローラ12が感光
体1の移動方向と反対方向(カウンタ方向)に移動する
ように、そのクリーニングローラ12の回転方向が設定
され、しかもそのクリーニングローラ12の1回転未満
の回転によって転写残トナーの回収動作を終了するよう
に構成されている。ニップ領域Nにおいて、トナーT′
はクリーニングローラ12との接触によって現像時の所
定の帯電極性に揃うように摩擦帯電されるが、全てのト
ナーT′をこの極性に帯電させることは難しく、場合に
よっては、正極性のトナーや電荷量がほぼゼロVのトナ
ーも存在する。
【0037】従って、もしもクリーニングローラ12
を、図2に鎖線矢印で示すように、感光体1とのニップ
領域Nにおいて、両者が同じ方向に移動する向きにクリ
ーニングローラ12を回転させたとすると、感光体1の
回転方向下流側のクリーニングローラ12上に回収トナ
ーT″が存在することになり、このトナーT″が正極性
に帯電したままであったり、その電荷量がゼロであった
りすると、クリーニングローラ12にはこれと同じ極性
のプラスの電圧が印加されているので、そのプラス極性
のトナーT″が感光体1の方に静電的に引かれ、感光体
表面に付着してしまう。このようになると、感光体1の
クリーニング不良が発生し、引き続き形成されるトナー
像に地汚れが発生する。
【0038】このような不具合を除去すべく、本例で
は、上述の如くクリーニングローラ12が感光体1の回
転方向に対してカウンタ方向に回転するように、両者の
回転方向を設定している。その際、クリーニングローラ
12を1回転以上、回転させて感光体1からのトナーの
回収を行えば、クリーニングローラ12に回収されたト
ナー中に正極性に帯電したトナーT″が存在すると、こ
れが感光体1上に付着して感光体1のクリーニング不良
が発生する。このため、本例では、クリーニングローラ
12の1回転未満の回転中に、感光体1からクリーニン
グローラ12へのトナー回収動作を終了させている。
【0039】クリーニングローラ12上の回収トナーを
感光体1に再付着させるときは、クリーニングローラ1
2をいずれの方向に回転させてもよいが、本例では感光
体1とのニップ領域Nにおいて、クリーニングローラ1
2と感光体1が同じ方向(図2の鎖線矢印の向き)に回
転するように、クリーニングローラ12の回転方向を制
御し、しかもその回転速度をトナー回収時よりも高め、
短時間でトナーを感光体1へ再付着させるようにしてい
る。
【0040】ここで、感光体1の表面には、転写部8に
おいて転写紙より成る記録媒体Pが接触するので、転写
残トナーに紙粉16(便宜上、図1において、転写残ト
ナーT′と共に模式的に拡大して示す)が混入する。よ
って、感光体1からクリーニングローラ12にトナーを
回収する際、かかる紙粉16もトナーと一緒にクリーニ
ングローラ12に付着する。クリーニングローラ12に
付着した紙粉は、トナーと共に更に感光体1に再付着
し、且つ、現像装置4の現像ローラ5上に回収される。
従って、これを放置すれば、現像ケーシング9内の現像
剤Dに紙粉が混入してしまう。
【0041】仮に、現像剤Dに紙粉が混入した状態で、
現像剤Dが現像ローラ5に担持されつつ、現像剤規制部
材15の部位に運ばれてしまうと、該規制部材15と現
像ローラ5との間のギャップ(例えば0.5mm程度にな
っている)に、混入した紙粉が詰まり、現像ローラ5の
円周方向に沿って、現像剤の量が極端に少なくなり、こ
れによって感光体1上に形成される画像上にスジ状の画
像抜け(所謂、白抜け)が発生し、画質が劣化する。現
像剤として、キャリアを有さない一成分系現像剤を用い
たときも、同様にその一成分トナーに紙粉が混入する
と、感光体上のトナー像にスジができ、画質が劣化す
る。
【0042】そこで、本例の画像形成装置においては、
現像装置4に回収されたトナーに混入した紙粉を除去す
る紙粉除去手段が現像装置4に設けられている。
【0043】図1において符号17で示すものは、その
紙粉除去手段の一構成例である紙粉除去フィルタであ
る。現像装置4において前述の現像動作が行われると
き、現像ケーシング9内の現像剤Dは、現像ローラ5に
供給されて担持搬送され、感光体1上の静電潜像の可視
像化に供された後、先端部を現像ローラ5の周面に臨ま
せたスクレーパ18によって現像ローラ5から掻き取り
除去され、撹拌パドル10A,10Bの領域に落下して
該パドルによって撹拌混合される。このように、現像剤
は現像装置本体をなす現像ケーシング9内で循環する
が、その現像剤循環経路中に、紙粉除去フィルタ17よ
り成る紙粉除去手段が設けられている。図1の例では、
スクレーパ18から落下する現像剤の経路部分に紙粉除
去フィルタ17が配置されている。かかる紙粉除去フィ
ルタ17は、現像剤の通過は許容するが、紙粉の通過を
禁止するサイズの網目を有するフィルタとなっていて、
再付着トナーに混入した紙粉は次のようにしてフィルタ
17によって現像剤中から除去される。
【0044】クリーニングローラ12から感光体1上に
再付着したトナーが現像装置4の領域に至ると、先ず、
現像ローラ5に静電的に吸引され、このあと、現像ロー
ラ5上の現像剤と共にそのローラ5の回転方向に搬送さ
れる。そして、この搬送されるトナーは現像ローラ5上
の現像剤と共にスクレーパ18によって、現像ローラ5
から掻き取られる。次いで、掻き取られた現像剤は、紙
粉除去フィルタ17の網目を通過して下方に落下する
が、紙粉はフィルタ17上に残される。フィルタ17を
通った現像剤は、両撹拌パドル10A,10Bによって
撹拌されつつ、現像ローラ5に担持され、現像剤規制部
材15によって規制を受けながら、現像部6へと運ば
れ、静電潜像の現像動作時に、再び現像に供される。
【0045】上述のように、スクレーパ18上から落下
した紙粉と現像剤は、紙粉除去フィルタ17によって互
いに選別され、現像剤のみが紙粉除去フィルタ17を通
過し、紙粉16はフィルタ17上に残るので、現像に供
される現像剤中に紙粉が混入することを防止できる。現
像ケーシング9内の現像剤Dに対して紙粉が混入しにく
くなり、その紙粉を、現像剤規制部材15と現像ローラ
5との間のギャップに詰まらせないようにすることがで
きるので、画像上の白スジなどの発生を防止でき、画質
が劣化するのを防止できるのである。紙粉除去フィルタ
17は、現像剤中に混入した紙粉以外の異物も除去する
ことができる。
【0046】上述のように紙粉除去手段を紙粉除去フィ
ルタ17によって構成すると、その構造を簡素化でき、
そのコストを低減できる。そして、かかる紙粉除去フィ
ルタ17を現像ケーシング9より成る現像装置本体内の
現像剤循環経路中に設けることによって、再付着トナー
に混入した紙粉を確実に除去することができる。
【0047】また図示した画像形成装置においては、紙
粉除去フィルタ17より成る紙粉除去手段が、現像ケー
シング9より成る現像装置本体に対して着脱可能に装着
されている。すなわち、紙粉除去フィルタ17がユニッ
トプレート25に組み付けられ、そのプレート25がネ
ジ26より成る固定部材によって、現像ケーシング9に
着脱可能に固定されている。
【0048】この構成によれば、紙粉によって紙粉除去
フィルタ17が目詰まりを起こしたとき、ネジ26を外
すことによって、ユニットプレート25を紙粉除去フィ
ルタ17と共に現像ケーシング9から外し、別のユニッ
トプレートに組み付けられた新たな紙粉除去フィルタ、
又はユニットプレート25に組み付けられた清掃後の紙
粉除去フィルタ17をネジ26によって現像ケーシング
9に固定して使用することができる。
【0049】その際、図示した画像形成装置では、以下
に説明する如く、紙粉除去フィルタ17を他の要素と共
に交換できるように構成されている。
【0050】この種の画像形成装置では、現像ケーシン
グ9内に設けられた現像ローラ5等の回転要素による回
転の勢いに基づく現像ケーシング9内への空気の流入に
よって、現像ケーシング9内の内圧が上昇し易くなる。
この内圧が上昇すると、トナーが現像ケーシング9外に
飛散し易くなる。そこで、一般にこの種の現像装置は、
現像装置本体の内圧上昇防止用の空気逃がし開口19を
有している。これにより、現像装置本体を構成する現像
ケーシング9の内圧の上昇を防止できる。しかしなが
ら、かかる開口19を開けっぱなしにしておくと、現像
ケーシング9内のトナーが、紙粉を含めて現像ケーシン
グ外に飛散してしまう。そこで、図示した現像装置4
は、開口19に設けられていて、現像ケーシング9より
成る現像装置本体外への空気の流出を許し、且つ、現像
装置本体外への現像剤の通過を阻止する圧抜きフィルタ
20を有している。これにより、紙粉を含むトナーの、
現像装置本体外への飛散を防止できる。
【0051】一方、図に例示した現像装置4では、先に
も述べたように、トナーとキャリアを有する二成分系現
像剤Dが用いられているが、かかる現像剤にはトナーが
適宜に補給されるようになっている。図1に符号22で
示すものは、トナー補給用の容器であり、この容器22
は、トナー補給カートリッジと呼ばれる場合もある。こ
のトナー補給用容器22から、現像ケーシング9内の一
画に確保されたトナー補給室23内に、補給用のトナー
(不図示)が入れられる。そして、このトナーは、現像
ケーシング9内の二成分現像剤のトナー濃度低下が検知
されたとき、トナー補給室23に設けられたトナー補給
ローラ24の回転により、現像ケーシング9内にある現
像剤中に補給される。トナー補給室23内のトナーがな
くなり、又はその残量が少なくなったとき、トナー補給
用容器22が、トナーを収容した新たなトナー補給用容
器と交換され、新たな容器22からトナー補給室23に
トナーが供給される。
【0052】ここで、前述した圧抜きフィルタ20と、
紙粉除去手段の一構成例である紙粉除去フィルタ17
は、現像装置本体である現像ケーシング9に対して、一
体的に、且つ、着脱自在に装着されている。すなわち、
圧抜きフィルタ20も、前述のユニットプレート25に
取り付けられ、両フィルタ17,20が一体的に組み付
けられ、そのプレート25に開口19が形成されてい
る。かかる構成によれば、ネジ26の脱着により両フィ
ルタ17,18を同時に交換できるので、これらのフィ
ルタを別々に交換する場合と比較して、その交換頻度を
少なくでき、メンテナンス回数を減らすことができる。
【0053】また、紙粉除去手段の一構成例である紙粉
除去フィルタ17と、前述のトナー補給用の容器22と
を、現像ケーシング9より成る現像装置本体に対して、
一体的に、且つ着脱可能に装着することもできる。すな
わち、トナー補給用の容器22が、前述のユニットプレ
ート25に取り付けられ、紙粉除去フィルタ17とトナ
ー補給用容器22が一体的に組み付けられている。この
構成によると、トナー補給用容器22の交換時に、同時
に紙粉除去フィルタ17を交換することができるので、
紙粉除去フィルタ17に関しての専用のメンテナンス作
業を不要のものとすることができる。また、紙粉除去フ
ィルタ17の交換回数が増えるので、常に紙粉の除去性
を良好にし得る状態を維持できる。
【0054】上述したところから判るように、本例の画
像形成装置においては、紙粉除去フィルタ17より成る
紙粉除去手段と、圧抜きフィルタ20と、トナー補給用
の容器22とが、共通のユニットプレート25に取り付
けられ、これらが一体的に組み付けられている。すなわ
ち、圧抜きフィルタ20と、紙粉除去手段と、トナー補
給用の容器22とを、現像装置本体に対して、一体的
に、且つ着脱自在に装着されている。かかる構成によれ
ば、トナー補給用容器22の交換時に、両フィルタ1
7,20を同時に交換することができる。三者の交換を
1回の作業で済ませることができ、メンテナンス作業の
回数を効果的に減らすことができる。特に、トナー補給
用容器22については交換頻度が高くなっているので、
トナー補給用容器22の交換の度毎に、紙粉除去フィル
タ17と圧抜きフィルタ20を交換することによって、
それらのフィルタをいつも、紙粉などによる目詰まりの
ない状態にすることができ、現像剤の通過性や圧抜き性
などを低下させないようにすることができる。
【0055】上述のように、図示した画像形成装置で
は、紙粉除去フィルタ17と、圧抜きフィルタ20と、
トナー補給用容器22とが、ユニットプレート25に一
体的にそれぞれ取り付けられ、そのユニットプレート2
5は、ネジ26によって現像ケーシング9に着脱可能に
固定されており、ネジ26を外した上、ユニットプレー
ト25を現像ケーシング9から取り出せば、三者を全て
同時に交換できるのである。なお、紙粉除去フィルタ1
7や圧抜きフィルタ20などを交換しないで、それらを
清掃するのみで、それらが引き続いての使用に耐え得る
場合には、各フィルタ17,20をユニットプレート2
5に対して着脱自在に構成しておけば、ユニットプレー
ト25を引き続いて使用できる。この場合にはトナー補
給用容器22のみの交換となる。
【0056】圧抜きフィルタ20を除き、紙粉除去手段
の一構成例である紙粉除去フィルタ17と、トナー補給
用容器22とを、現像装置本体に対して一体的に、且
つ、着脱自在に設けても良い。この例の場合には、現像
装置本体に対して着脱可能に固定されるユニットプレー
ト25に、紙粉除去フィルタ17と、トナー補給用容器
22とがそれぞれ設けられることになる。これに対し
て、圧抜きフィルタ20は、ユニットプレート25とは
別に現像ケーシング9の方に設けられることになる。
【0057】この他、紙粉除去フィルタ17を除き、圧
抜きフィルタ20とトナー補給用容器22とをユニット
プレート25に一体的に設けても良く、この場合には、
紙粉除去フィルタ17はユニットプレート25とは別に
現像ケーシング9の方に取り付けられる。この構成で
は、トナー補給用容器22の交換時に、圧抜きフィルタ
20を同時に交換でき、メンテナンス回数を減らすこと
ができると共に、常にフィルタ20を圧抜き性の良い状
態にすることができる。また、トナー補給用容器22を
除き、紙粉除去フィルタ17と圧抜きフィルタ20との
両フィルタを一体的にユニットプレート25に設けても
良い。
【0058】更に、紙粉除去手段の一構成例である紙粉
除去フィルタ17を、圧抜きフィルタ20やトナー補給
用容器22などとは別に、単独で、現像装置本体に対し
て着脱自在に構成しておくと、紙粉除去フィルタ17が
紙粉で目詰まりしたとき、それを単独で交換したり、或
いは単独で清掃したりすることで、そのような目詰まり
状態を解消することができる。これにより、現像装置に
回収したトナーを紙粉除去フィルタ17に滞留させるこ
となく、確実且つ円滑に現像部に送り込むことができ
る。
【0059】上述のように、紙粉除去フィルタ、圧抜き
フィルタ20及びトナー補給用容器22を適宜組合せて
一体化し、これらを現像装置本体に対して着脱自在に装
着することができる。
【0060】本発明は、クリーニング部材としてローラ
状のものの他、無端ベルト状のものなどを用いる画像形
成装置、或いは、像担持体としてドラム状のものの他
に、無端ベルト状のものを用いる画像形成装置にも適用
できる。また、記録媒体として中間転写体を用い、像担
持体から、この中間転写体にトナー像を転写し、次いで
これを転写材に転写する形式の画像形成装置にも適用で
きる。また、本発明は、帯電手段によって像担持体を帯
電した後、光の照射されない部分によって静電潜像を形
成し、その電位の極性と反対の極性に帯電されたトナー
を付着させて現像を行う所謂、ポジ・ポジ現像方式の画
像形成装置にも適用できる。また、現像剤として、キャ
リアを有さない一成分トナーを使用する現像装置を用い
る画像形成装置にも適用できる。
【0061】
【発明の効果】請求項1に記載の画像形成装置によれ
ば、クリーニング部材に回収した転写残トナーを像担持
体に再付着させ、この再付着トナーを現像装置に回収す
る画像形成装置において、現像装置に回収されたトナー
に混入する紙粉を除去できるので、この紙粉に起因した
画質劣化を防止することができる。
【0062】さらに、現像装置の内圧の上昇を防止でき
ると共に、トナーや紙粉を現像装置外に飛散させにくく
することができ、しかも紙粉除去手段と圧抜きフィルタ
を同時に交換できるので、その交換頻度を少なくでき、
メンテナンス回数を減らすことができる。
【0063】請求項2に記載の画像形成装置によれば、
内圧上昇防止用開口に設けられる圧抜きフィルタと、紙
粉除去手段と、トナー補給用容器とを共に交換ないしは
清掃できるので、それぞれのメンテナンスを別々に行う
必要がなく、この種のメンテナンス作業を簡略化でき
る。
【0064】請求項3に記載の画像形成装置によれば、
紙粉除去手段の構造を簡素化し、そのコストを低減で
き、しかも現像剤中の紙粉を効率よく除去することがで
きる。
【0065】
【0066】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明一実施形態例の画像形成装置の概略構成
を示す断面図である。
【図2】感光体とクリーニングローラとの相対位置関係
を説明するため、両者の摩擦接触部を拡大して模式的に
示した説明図である。
【符号の説明】
4 現像装置 8 転写部 16 紙粉 17 紙粉除去フィルタ 19 空気逃がし開口 20 圧抜きフィルタ 22 トナー補給用の容器 T′ トナー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 雅子 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株 式会社リコー内 (56)参考文献 特開 昭57−70572(JP,A) 特開 平6−118791(JP,A) 特公 昭61−30274(JP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 21/10 - 21/12 G03G 15/00 550 G03G 21/16 - 21/18 G03G 21/00 530 - 540 G03G 15/08 - 15/08 507

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転駆動される像担持体を帯電手段によ
    って均一に帯電し、その帯電面に対し露光走査を行うこ
    とにより像担持体上に静電潜像を形成し、その静電潜像
    を、現像装置によってトナー像として可視像化し、その
    トナー像を転写部で記録媒体に転写し、トナー像転写後
    に、像担持体上に残留付着するトナーをクリーニング部
    材に一時的に回収し、次いで、回収したトナーを、像担
    持体上の、次の潜像形成に影響のない表面部分に再付着
    させ、更に、再付着させたトナーを現像装置で回収する
    画像形成装置において、現像装置に回収されたトナーに
    混入した紙粉を除去する紙粉除去手段を現像装置に設
    け、該現像装置が、該装置本体の内圧上昇防止用の空気
    逃がし開口を有すると共に、当該開口に設けられてい
    て、現像装置本体外への空気の流出を許し、且つ、現像
    装置本体外への現像剤の通過を阻止する圧抜きフィルタ
    を有し、該圧抜きフィルタと紙粉除去手段とを現像装置
    本体に対して一体的に、且つ着脱自在に装着したことを
    特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 圧抜きフィルタと紙粉除去手段とトナー
    補給用の容器とを現像装置本体に対して一体的に、且
    つ、着脱自在に装着した請求項1に記載の画像形成装
    置。
  3. 【請求項3】 紙粉除去手段が紙粉除去フィルタより成
    り、当該フィルタが、現像装置本体内の現像剤循環経路
    中に設けられている請求項1又は2に記載の画像形成装
    置。
JP31365795A 1995-11-07 1995-11-07 画像形成装置 Expired - Fee Related JP3324723B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31365795A JP3324723B2 (ja) 1995-11-07 1995-11-07 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31365795A JP3324723B2 (ja) 1995-11-07 1995-11-07 画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09134104A JPH09134104A (ja) 1997-05-20
JP3324723B2 true JP3324723B2 (ja) 2002-09-17

Family

ID=18043953

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31365795A Expired - Fee Related JP3324723B2 (ja) 1995-11-07 1995-11-07 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3324723B2 (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4907782B2 (ja) * 2001-05-18 2012-04-04 株式会社リコー クリーニング装置及びそのクリーニング装置を具備する画像形成装置
JP4674798B2 (ja) * 2004-05-06 2011-04-20 株式会社リコー 現像装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置
JP5024364B2 (ja) 2009-12-28 2012-09-12 ブラザー工業株式会社 多出力電源装置および当該電源装置を備えた画像形成装置
JP5093221B2 (ja) 2009-12-28 2012-12-12 ブラザー工業株式会社 多出力電源装置および当該電源装置を備えた画像形成装置
JP6805588B2 (ja) 2016-07-08 2020-12-23 ブラザー工業株式会社 現像装置
JP7206614B2 (ja) * 2018-04-04 2023-01-18 富士フイルムビジネスイノベーション株式会社 現像装置および画像形成装置
JP7353850B2 (ja) * 2018-08-29 2023-10-02 キヤノン株式会社 現像装置の再生産方法およびカートリッジ

Also Published As

Publication number Publication date
JPH09134104A (ja) 1997-05-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3324723B2 (ja) 画像形成装置
JPH09288426A (ja) 画像形成装置
JPH11237788A (ja) 画像形成装置
JP3330478B2 (ja) 画像形成装置
JPH08160812A (ja) 画像形成装置
JP3327106B2 (ja) 画像形成装置
JPH09212057A (ja) 画像形成装置
JP3434413B2 (ja) 画像形成装置
JP3419625B2 (ja) 画像形成装置
JP3434412B2 (ja) 画像形成装置
JP3330485B2 (ja) 画像形成装置
JPH04371975A (ja) 電子写真記録装置
JPH04371977A (ja) 電子写真記録装置
JP2004212570A (ja) 画像形成装置
JP3099924B2 (ja) 画像形成装置におけるトナー回収方法
JPH09244507A (ja) 画像形成装置
JP3472037B2 (ja) 画像形成装置
JP3334839B2 (ja) 画像形成装置
JPH09138624A (ja) 画像形成装置
JPH09106233A (ja) 画像形成装置
JPH04371976A (ja) 電子写真記録装置
JPH08278671A (ja) 画像形成装置
JPH11109822A (ja) 画像形成装置
JP4366209B2 (ja) クリーニング装置
JP3487570B2 (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070705

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080705

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080705

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090705

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090705

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100705

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110705

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120705

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120705

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130705

Year of fee payment: 11

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees