JP3324715B2 - 車両用回転電機のトルク伝達機構 - Google Patents

車両用回転電機のトルク伝達機構

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    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B67/00Engines characterised by the arrangement of auxiliary apparatus not being otherwise provided for, e.g. the apparatus having different functions; Driving auxiliary apparatus from engines, not otherwise provided for
    • F02B67/04Engines characterised by the arrangement of auxiliary apparatus not being otherwise provided for, e.g. the apparatus having different functions; Driving auxiliary apparatus from engines, not otherwise provided for of mechanically-driven auxiliary apparatus
    • F02B67/06Engines characterised by the arrangement of auxiliary apparatus not being otherwise provided for, e.g. the apparatus having different functions; Driving auxiliary apparatus from engines, not otherwise provided for of mechanically-driven auxiliary apparatus driven by means of chains, belts, or like endless members

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  • Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両用エンジンからト
ルクを受けるかそして/又は車両用エンジンにトルクを
付与する車両用回転電機のトルク伝達機構に関する。例
えば本発明は車両用エンジンとトルク授受する車両用発
電電動装置に適用できる。
【0002】
【従来の技術】特公昭61−54949号公報及び特開
昭63−202255号公報は、車両用エンジンのクラ
ンク軸の後端部とクラッチとの間に車両用発電電動装置
を介設することを開示している。特開平2−26415
3号公報は、車両用エンジンのクランク軸の前端部に増
速ギヤを介して固定されたプーリによりベルト増速され
る車両用発電電動装置を開示している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記した
公報の車両用発電電動装置はなお、以下の問題を有して
いる。第一に、クランク軸の後端に車両用発電電動装置
を介設する場合、車両動力系の軸方向長が増加する欠
点、現行の車両動力系又は車体に適用できない欠点、車
両用発電電動装置の保守が難しい欠点が生じる。また、
車両用発電電動装置が車両用エンジンから熱を受け易
く、その冷却が困難となる問題もあった。
【0004】第二に、クランク軸の前端部のプーリで車
両用発電電動装置をベルト駆動する場合、他の車両補機
とのスペース配分の制約から、このプーリの大径化が困
難なため、車両用発電電動装置が大型化してしまう欠点
がある。一方、上記した増速ギヤを設ければ大増速比を
確保でき、車両用発電電動装置を小型高速化することが
できるが、構成は格段に複雑化してしまう欠点が生じ
る。
【0005】本発明は上記問題点に鑑みなされたもので
あり、構造の複雑化及び現行車両構造の設計変更を極力
回避しつつ、冷却が容易でかつ大増速比で車両用エンジ
ンに結合可能な車両用回転電機のトルク伝達機構を提供
することを、その第一の目的としている。次に、車両用
エンジンと車両用回転電機とをベルトで連結する場合、
ベルトに必要なテンションを掛ける必要があり、車両用
回転電機の増速比を上げるには車両用回転電機側の小プ
ーリを小径化する必要がある。この場合、小プーリでの
ベルトスリップを防ぐために、小プーリに近接してアイ
ドルプーリを配置し、小プーリのベルト接触角度を増加
することが好適である。
【0006】しかしながら、車両エンジン又は動力伝達
系と車両用回転電機との間に位置して、支持用のマウン
トに車両用回転電機及びアイドルプーリを互いに近接し
て固定(締結)するのは容易ではなく、たとえ可能な場
合でも構造の複雑化及び組立作業の困難も招いた。本発
明の第二の目的は、構造が簡単で組立作業も容易である
にもかかわらず、車両用回転電機側の小プーリのベルト
滑りを低減可能な車両用回転電機のトルク伝達機構を提
供することである。
【0007】更に上記したように大増速比をもつベルト
駆動機構では僅かのベルトの伸びでも小プーリにおける
ベルトの滑りを招く欠点がある。本発明の第三の目的
は、簡単な構造によりベルトの緩みを低減可能な車両用
回転電機のトルク伝達機構を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】第1発明の車両用回転電
機のトルク伝達機構は、車両用エンジンのクランク軸の
後端部と前記クランク軸により駆動される動力伝達系と
の間に介設される大プーリと、締結機構により支持用の
マウントに締結、支持される車両用回転電機の回転軸に
固定されて前記大プーリとベルト結合される小プーリと
を備え、前記大プーリの円盤部は、前記クランク軸及び
前記動力伝達系に固定されて前記クランク軸から前記動
力伝達系にトルクを伝達するトルク伝達板からなること
を特徴としている。
【0009】第1発明の第1の従属態様において、前記
大プーリは、前記円盤部の外周に形成されるとともに前
記動力伝達系の外周面の前端部を囲覆する筒状のベルト
掛け部を有する。第1発明の第2の従属態様において、
前記プーリの円盤部は、前記動力伝達系をなすトルク
コンバータの前端面外周部に締結される。
【0010】第2発明の車両用回転電機のトルク伝達機
構は、車両用エンジンのクランク軸に連結される大プー
リと、締結機構により支持用のマウントに締結される車
両用回転電機の回転軸に固定されて前記大プーリとベル
ト結合される小プーリと、前記ベルトのテンション調整
用のアイドルプーリとを備える車両用回転電機のトルク
伝達機構において、前記アイドルプーリは前記車両用回
転電機のハウジングに自転自在に支持されることを特徴
としている。
【0011】第2発明の第1の従属態様において、前記
締結機構は、前記マウント及び前記ハウジングの少なく
とも一方に開口されて、前記アイドルプーリが前記ベル
トのテンションを変える方向への前記マウントに対する
前記ハウジングの相対回動を許容する長穴を備える。第
3発明の車両用回転電機のトルク伝達機構は、車両用エ
ンジンのクランク軸に連結される大プーリと、締結機構
により支持用のマウントに締結される車両用回転電機の
回転軸に固定されて前記大プーリとベルト結合される小
プーリとを備える車両用回転電機のトルク伝達機構にお
いて、前記締結機構は、前記マウントの締結用の長孔及
び前記ハウジングの締結孔の両方に遊嵌されるとともに
ナットにより前記マウントに螺結されるボルトと、前記
ボルトに嵌着されるとともに前記マウントに対する前記
ハウジングの前記螺結後の遊動を確保するスリーブと、
前記ハウジングの前記締結孔内にて前記スリーブに嵌着
される弾性リングとを備えることを特徴としている。
【0012】第1発明の好適な態様において、前記ベル
トのテンション調整用のアイドルプーリを備え、前記ア
イドルプーリは前記車両用回転電機のハウジングに自転
自在に支持される第1、第2発明の好適な態様におい
て、前記締結機構は、前記マウントの締結用の長孔及び
前記ハウジングの締結孔の両方に遊嵌されるとともにナ
ットにより前記マウントに螺結されるボルトと、前記ボ
ルトに嵌着されるとともに前記マウントに対する前記ハ
ウジングの前記螺結後の遊動を確保するスリーブと、前
記ハウジングの前記締結孔内にて前記スリーブに嵌着さ
れる弾性リングとを備える
【0013】
【作用及び発明の効果】第1発明によれば、車両用エン
ジン側の大プーリは、クランク軸から動力伝達系(例え
ばトルクコンバータやミッショやクラッチ)へトルクを
伝達する円盤部が、その外周にベルト掛け部を有して大
プーリとして動作するので以下の作用効果を奏する。す
なわち、従来においてもクランク軸から動力伝達系(例
えばトルクコンバータやミッショやクラッチ)へトルク
を伝達するには、両者の間にトルク伝達用の円盤部(ト
ルク伝達ディスク板)を用いている。
【0014】本発明はこのクランク軸から動力伝達系へ
トルク伝達する円盤部の外周にベルト掛け部を設けたも
のであり(従来のトルク伝達ディスク板を大プーリに置
換したものであり)、このようにすれば、極めて簡単な
構造により、クランク軸による車両用回転電機の増速ベ
ルト駆動と動力伝達系の駆動とを両立させることがで
き、動力伝達系及び車両用エンジンからなる動力系の軸
方向寸法の増加も少なくくすることができる。
【0015】第1発明の第1の従属態様によれば、大プ
ーリが動力伝達系の外周面の前端部を囲覆する筒状のベ
ルト掛け部を備えるので、動力伝達系及び車両用エンジ
ンからなる動力系の軸方向寸法は従来と変わりなく、設
計(配置)を変更する必要がなく、かつ大増速比で車両
用回転電機と連結することができる。第1発明の第2の
従属態様によれば、プーリの円盤部は、前記動力伝達
系をなすトルクコンバータの前端面外周部に支持される
ので、プーリの剛性が向上し、円盤部の薄肉化を実現す
ることができる。
【0016】第2発明によれば、アイドルプーリが車両
用回転電機のハウジングに自転自在に支持されるので、
支持用のマウントの位置に無関係かつハウジングの出っ
張りに無関係にアイドルプーリを車両用回転電機の回転
軸及びそれに固定される小プーリに近接配置させること
ができ、プーリを小径化してもその滑りを良好に低減で
きる。また、構造や組立も簡単となる。
【0017】第2発明の第1の従属態様によれば、マウ
ント又はハウジングに設けた長穴により、車両用回転電
機はマウントに対して回動可能となっており、そしてこ
の回動により、車両用回転電機のハウジングに固定され
たアイドルプーリがベルトのテンションを調節する。こ
のようにすればテンション調節が簡単となり、また、マ
ウントに対してアイドルプーリを相対変位可能に支持す
るマウント締結用の座板を必要とせず、構成が簡単とな
り、強度、信頼性も向上する。
【0018】第3発明によれば、マウントの長孔及びハ
ウジングの締結孔の両方に遊嵌されるボルトがマウント
に締結される。ボルトに嵌着されるスリーブはハウジン
グの締結孔の両方に遊嵌されるとともに、マウントに相
対変位不能に締結される。これにより、ハウジングの締
結孔はマウントに対して相対変位可能となる。ハウジン
グの締結孔には弾性リング(例えば弾性樹脂又はゴムか
らなる)が嵌入され、弾性リングはスリーブに嵌着され
る。これにより、ベルトのテンションにより弾性リング
がテンション強化方向に圧縮される。したがって、ベル
トが緩みテンションが低下すると、その分、弾性リング
の変形が回復し、ベルトを引っ張り、上記テンション低
下を低減する。
【0019】このようにすれば、簡単な構造によりベル
トの緩みを低減することができ、特に、大増速比をもつ
ベルト駆動機構におけるベルトの滑り低減に有効であ
る。更に、回転数変動などに起因する車両用回転電機の
振動を抑制効果も奏することができる。
【0020】
【実施例】
(実施例1)本発明を適用した車両用エンジン、動力伝
達系及び車両用発電電動機を図1に示す。模式的に図示
した車両用エンジン1の後端面10には、ギヤケーシン
グ2の前端開口が密着、固定されており、車両用エンジ
ン1の後端面10からクランク軸11がギヤケーシング
2内へ僅かに突出している。クランク軸11の後端面に
は大プーリ3の円盤部31(特にそのボス部)がボルト
32により締結されており、一方、円盤部31の外周部
はボルト33によりトルクコンバータ(本発明でいう動
力伝達系)4の前端面に締結されている。
【0021】大プーリ3の円盤部31の外周にはベルト
掛け部34が一体成形されており、ベルト掛け部34に
はベルト9が掛けられている。なおここで、ベルト掛け
部34の内径はトルクコンバータ4の外径よりも僅かに
大きく設計してあり、このためにベルト掛け部34がト
ルクコンバータ4の前端面又は車両用エンジン1の後端
面に干渉することを顧慮する必要がない。更にベルト掛
け部34の外径はギヤケーシング2の内径より小さいの
で、ギヤケーシング2内に収容される。
【0022】ギヤケーシング2の外周面上部から、ギヤ
ケーシング2と一体形成されたマウント20が立設され
ており、マウント20には後述する締結機構Cにより車
両用発電電動機6のハウジング60が締結、固定されて
いる。ハウジング60は回転軸61を回転自在に支持し
ており、回転軸61の前端部には小プーリ7が嵌着、固
定されている。
【0023】また、ハウジング60にはアイドル軸62
が圧入されており、アイドル軸62の前端部にはアイド
ルプーリ8が回転自在に嵌着されている。9はベルトで
あり、大プーリ3、小プーリ7及びアイドルプーリ8に
巻着されている。次に、上記した締結機構Cを図1及び
図2を参照して説明する。マウント20には、回転軸6
1の軸心を中心として略等径位置にて3つの長孔21が
回転軸61の軸心を中心とする円周方向へ湾曲しつつ軸
方向に貫孔されている。車両用発電電動機6のハウジン
グ60にも同様に、3対の締結孔63が軸方向に貫孔さ
れており、各締結孔63は各長孔21に重なり可能とな
っている。
【0024】更に説明すると図1に示すように、締結孔
63はそれぞれ各対毎に同一軸心を有しており、軸方向
前後に所定間隔(マウント20の厚さ)だけ離れて配設
されている。これら3対の締結孔63には、ゴムを素材
とする弾性リング64が嵌入されており、弾性リング6
4にそれぞれ金属を素材とするスリーブ65が嵌入され
ている。更に、ボルト66が各スリーブ65及び長穴2
1に嵌挿されており、このボルト66をナット67(ま
たはスリーブ65に設けたねじ穴)に螺結することによ
り、ハウジング60とマウント20とが締結、固定され
る。
【0025】図2にベルト9を張る前の状態における車
両用発電電動機6近傍の正面図を示し、図3にベルト9
を張った後の状態における車両用発電電動機6近傍の正
面図を示す。ボルト66を緩めた状態にて、車両用発電
電動機6のハウジング60をその略軸心を中心として図
2の位置から反時計回転方向へ回動させると、ハウジン
グ60に自転自在に固定されたアイドルプーリ8も反時
計回転方向へ回動し、アイドルプーリ8がベルト9を締
めて、ベルト9のテンションを増大させる。もちろん、
上記回動を反対方向へなせば、テンションは緩和され
る。
【0026】つまりこの実施例によれば、マウント20
に長穴21を設けるだけでアイドルプーリ8によるテン
ション調整が可能となり、アイドルプーリ8をマウント
20に対して相対変位可能に締結する必要がなく、構造
が極めて簡単となる。更に、アイドルプーリ8をハウジ
ング60で支持するので、ハウジング60の前端面の軸
方向前方にアイドルプーリ8を配設することができ、例
えばマウント20によりアイドルプーリ8を支持する場
合に比べて、ハウジング60の存在が邪魔とはならない
のでアイドルプーリ8を小プーリ7に接近させて小プー
リ7へのベルト接触角度(ベルト巻き角)を増大させ、
滑りを低減することができる。
【0027】すなわち、この実施例ではアイドルプーリ
8が小プーリ7に近接配置されているので、小プーリ7
の小径化により大増速比を実現しても小プーリ7とベル
トとの接触長を確保することができ、滑りを低減できる
という優れた効果を奏する。更にこの実施例によれば、
ボルト66をナットなどで締めることにより、ボルト6
6がスリーブ65を通じてマウント20に固定され、長
穴21におけるボルト66の位置が固定されるものの、
車両用発電電動機6のハウジング60の締結孔63は弾
性リング64を変形させて変位可能となっている。
【0028】したがって、図3のようにベルト9にテン
ションを掛ける方向にハウジング60を回動させると、
その反作用により弾性リング64は変形する。図3
(b)に弾性リング64の変形状態を示す。このように
すれば、もしベルト9の緩みなどによりテンションが低
下すると、その分、弾性リング64の復元によりハウジ
ング60は図3(b)に示す矢印の方向へ回動し、この
結果、アイドルプーリ8がテンション強化方向に回動
し、テンション低下が低減される。
【0029】図4に、プーリ比と車両用発電電動機6の
体格とスリップ限界トルクとの関係を示す実験特性図で
ある。プーリ比(増速比)が大となれば体格小となる
が、限界トルクが低下するのが分かる。これより例えば
小型化のためプーリ比3を実現するには、大プーリ径が
約φ300必要となる。 (実施例2)他の実施例を図5に示す。
【0030】この実施例では、車両用発電電動機6のハ
ウジング60はボルト66aを中心として回動可能に構
成されている。このようにすれば、マウント20の長穴
21を1個、円孔に変換することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の装置の軸方向断面側面図である。
【図2】(a)はベルト張り前の図1の車両用発電電動
機6近傍の正面図であり、(b)はそのQ部拡大図であ
る。
【図3】(a)はベルト張り後の図1の車両用発電電動
機6近傍の正面図であり、(b)はそのQ部拡大図であ
る。
【図4】プーリ比と車両用発電電動機6の体格とスリッ
プ限界トルクとの関係を示す実験特性図である。
【図5】実施例2の装置におけるベルト張り後の図1の
車両用発電電動機6近傍の正面図である。
【符号の説明】
1は車両用エンジン、4はトルクコンバータ(動力伝達
系)、3は大プーリ、7は小プーリ、8はアイドルプー
リ、11はクランク軸、20はマウント、21は長穴、
31は円盤部、34はベルト掛け部、61は回転軸、6
4は弾性リング、65はスリーブ、66はボルト、Cは
締結機構。

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両用エンジンのクランク軸の後端部と前
    記クランク軸により駆動される動力伝達系との間に介設
    される大プーリと、締結機構により支持用のマウントに
    締結、支持される車両用回転電機の回転軸に固定されて
    前記大プーリとベルト結合される小プーリとを備え、 前記大プーリの円盤部は、前記クランク軸及び前記動力
    伝達系に固定されて前記クランク軸から前記動力伝達系
    にトルクを伝達するトルク伝達板からなることを特徴と
    する車両用回転電機のトルク伝達機構。
  2. 【請求項2】前記大プーリは、前記円盤部の外周に形成
    されるとともに前記動力伝達系の外周面の前端部を囲覆
    する筒状のベルト掛け部を有する請求項1記載の車両用
    回転電機のトルク伝達機構。
  3. 【請求項3】前記プーリの円盤部は、前記動力伝達系
    をなすトルクコンバータの前端面外周部に締結される請
    求項1記載の車両用回転電機のトルク伝達機構。
  4. 【請求項4】車両用エンジンのクランク軸に連結される
    大プーリと、締結機構により支持用のマウントに締結さ
    れる車両用回転電機の回転軸に固定されて前記大プーリ
    とベルト結合される小プーリと、前記ベルトのテンショ
    ン調整用のアイドルプーリとを備える車両用回転電機の
    トルク伝達機構において、 前記アイドルプーリは前記車両用回転電機のハウジング
    に自転自在に支持されることを特徴とする車両用回転電
    機のトルク伝達機構。
  5. 【請求項5】前記締結機構は、前記マウント及び前記ハ
    ウジングの少なくとも一方に開口されて、前記アイドル
    プーリが前記ベルトのテンションを変える方向への前記
    マウントに対する前記ハウジングの相対回動を許容する
    長穴を備える請求項4記載の車両用回転電機のトルク伝
    達機構。
  6. 【請求項6】車両用エンジンのクランク軸に連結される
    大プーリと、締結機構により支持用のマウントに締結さ
    れる車両用回転電機の回転軸に固定されて前記大プーリ
    とベルト結合される小プーリとを備える車両用回転電機
    のトルク伝達機構において、 前記締結機構は、前記マウントの締結用の長孔及び前記
    ハウジングの締結孔の両方に遊嵌されるとともにナット
    により前記マウントに螺結されるボルトと、前記ボルト
    に嵌着されるとともに前記マウントに対する前記ハウジ
    ングの前記螺結後の遊動を確保するスリーブと、前記ハ
    ウジングの前記締結孔内にて前記スリーブに嵌着される
    弾性リングとを備えることを特徴とする車両用回転電機
    のトルク伝達機構
  7. 【請求項7】請求項1記載の車両用回転電機のトルク伝
    達機構において、 前記ベルトのテンション調整用のアイドルプーリを備
    え、前記アイドルプーリは前記車両用回転電機のハウジ
    ングに自転自在に支持されることを特徴とする車両用回
    転電機のトルク伝達機構。
  8. 【請求項8】請求項1又は4記載の車両用回転電機のト
    ルク伝達機構において、 前記締結機構は、前記マウントの締結用の長孔及び前記
    ハウジングの締結孔の両方に遊嵌されるとともにナット
    により前記マウントに螺結されるボルトと、前記ボルト
    に嵌着されるとともに前記マウントに対する前記ハウジ
    ングの前記螺結後の遊動を確保するスリーブと、前記ハ
    ウジングの前記締結孔内にて前記スリーブに嵌着される
    弾性リングとを備えることを特徴とする車両用回転電機
    のトルク伝達機構。
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