JP3323708B2 - 耐衝撃性ｐｔｃユニット - Google Patents
耐衝撃性ｐｔｃユニットInfo
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- JP3323708B2 JP3323708B2 JP23746995A JP23746995A JP3323708B2 JP 3323708 B2 JP3323708 B2 JP 3323708B2 JP 23746995 A JP23746995 A JP 23746995A JP 23746995 A JP23746995 A JP 23746995A JP 3323708 B2 JP3323708 B2 JP 3323708B2
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- Japan
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- ceramic element
- ptc
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- ptc ceramic
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-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05B—ELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
- H05B3/00—Ohmic-resistance heating
- H05B3/20—Heating elements having extended surface area substantially in a two-dimensional plane, e.g. plate-heater
- H05B3/22—Heating elements having extended surface area substantially in a two-dimensional plane, e.g. plate-heater non-flexible
- H05B3/24—Heating elements having extended surface area substantially in a two-dimensional plane, e.g. plate-heater non-flexible heating conductor being self-supporting
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05B—ELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
- H05B2203/00—Aspects relating to Ohmic resistive heating covered by group H05B3/00
- H05B2203/02—Heaters using heating elements having a positive temperature coefficient
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- Details Of Resistors (AREA)
- Thermistors And Varistors (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、起動用素子や発熱
装置に使用するＰＴＣユニットに関する。
装置に使用するＰＴＣユニットに関する。
【０００２】
【従来の技術】ＰＴＣセラミック素子をヒーターユニッ
トに利用することは従来から行われており、図１０は実
開昭６３ー７２８８５号公報記載の発熱体ユニットの断
面図で、電極層３を有するＰＴＣセラミック素子２を絶
縁板７上に載せた電極板１３とばね支持部材１２との間
に保持して外部ケース８に収め、ばね支持部材１２によ
って押さえ付けた構造となっている。
トに利用することは従来から行われており、図１０は実
開昭６３ー７２８８５号公報記載の発熱体ユニットの断
面図で、電極層３を有するＰＴＣセラミック素子２を絶
縁板７上に載せた電極板１３とばね支持部材１２との間
に保持して外部ケース８に収め、ばね支持部材１２によ
って押さえ付けた構造となっている。
【０００３】また、図９は特開昭６２ー１６２３０７号
公報に記載されたサーミスタの断面図で、リード線５が
電極層３にはんだ付け４で固定され、その上からエポキ
シ樹脂１４で囲まれているため、リード線の接合部とエ
ポキシ樹脂１４との熱膨張係数が大きく違い、加熱冷却
により応力がかかって、接合部が脱落することがあった
ので、これを防ぐために、はんだ付け４周辺部に空間４
ａを形成する構造となっている。
公報に記載されたサーミスタの断面図で、リード線５が
電極層３にはんだ付け４で固定され、その上からエポキ
シ樹脂１４で囲まれているため、リード線の接合部とエ
ポキシ樹脂１４との熱膨張係数が大きく違い、加熱冷却
により応力がかかって、接合部が脱落することがあった
ので、これを防ぐために、はんだ付け４周辺部に空間４
ａを形成する構造となっている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】ところが、図１０のよ
うな構成によると、ＰＴＣセラミック素子２は、ばね支
持部材１２のばね圧力のみで固定されているために、振
動衝撃等で外部ケース８と当たり、ＰＴＣセラミック素
子２が破損することがあった。
うな構成によると、ＰＴＣセラミック素子２は、ばね支
持部材１２のばね圧力のみで固定されているために、振
動衝撃等で外部ケース８と当たり、ＰＴＣセラミック素
子２が破損することがあった。
【０００５】また、図９に示すサーミスタの場合、はん
だ付け４の周辺部に空間４ａを形成する構造とする必要
があるため、製造方法が複雑でコスト高を招くという欠
点がある。
だ付け４の周辺部に空間４ａを形成する構造とする必要
があるため、製造方法が複雑でコスト高を招くという欠
点がある。
【０００６】そこで、本発明は、ＰＴＣセラミック素子
を振動衝撃から保護し、耐アーク性を有し、安全性、信
頼性があり、また、構成が簡単で組立性に優れているＰ
ＴＣユニットを提供するものである。
を振動衝撃から保護し、耐アーク性を有し、安全性、信
頼性があり、また、構成が簡単で組立性に優れているＰ
ＴＣユニットを提供するものである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明は、ＰＴＣユニッ
トに耐アーク性及び耐衝撃性を持たせるために、下面に
電極を形成するとともに上面にリード線が接続された一
対の電極を形成したＰＴＣセラミック素子を、ＰＴＣセ
ラミック素子の前記一対の電極上及び前記電極間のＰＴ
Ｃセラミック素子上に弾性発泡体を重ねてケースの凹部
内に組み入れ、弾性発泡体の保持力を与えて該ケースを
外包板により外部ケースに固定したことを特徴とする。
トに耐アーク性及び耐衝撃性を持たせるために、下面に
電極を形成するとともに上面にリード線が接続された一
対の電極を形成したＰＴＣセラミック素子を、ＰＴＣセ
ラミック素子の前記一対の電極上及び前記電極間のＰＴ
Ｃセラミック素子上に弾性発泡体を重ねてケースの凹部
内に組み入れ、弾性発泡体の保持力を与えて該ケースを
外包板により外部ケースに固定したことを特徴とする。
【０００８】
【発明の実施の形態】図１は本発明によるＰＴＣユニッ
トの断面図、図２はＰＴＣセラミック素子の斜視図、図
３はリード線を接続したＰＴＣセラミック素子の斜視
図、図４は本発明によるＰＴＣユニットの組立図で、図
２に示すブロック形状のＰＴＣセラミック素子２の表面
の下面及び上面にＡｇ、Ｎｉ等の単体あるいはこれらの
合金からなる電極層３が形成され、図３に示すように、
上面の一対の電極には、はんだ付けによりはんだ付け部
４にリード線５を接続した。さらに、図１に、示すよう
にはんだ付け部４、ＰＴＣセラミック素子２、電極層３
を保護するように弾性発泡体１を重ね、凹部を持ったケ
ース６に組み入れ、ケース６を外包板９により外部ケー
ス８に固定した。得られたＰＴＣユニットに上部から５
００Ｎの力を加えたが、破損箇所はみられなかった。
トの断面図、図２はＰＴＣセラミック素子の斜視図、図
３はリード線を接続したＰＴＣセラミック素子の斜視
図、図４は本発明によるＰＴＣユニットの組立図で、図
２に示すブロック形状のＰＴＣセラミック素子２の表面
の下面及び上面にＡｇ、Ｎｉ等の単体あるいはこれらの
合金からなる電極層３が形成され、図３に示すように、
上面の一対の電極には、はんだ付けによりはんだ付け部
４にリード線５を接続した。さらに、図１に、示すよう
にはんだ付け部４、ＰＴＣセラミック素子２、電極層３
を保護するように弾性発泡体１を重ね、凹部を持ったケ
ース６に組み入れ、ケース６を外包板９により外部ケー
ス８に固定した。得られたＰＴＣユニットに上部から５
００Ｎの力を加えたが、破損箇所はみられなかった。
【０００９】また、５分ＯＮー１０分ＯＦＦの断続試験
を５０００回行ったが、抵抗変化率は３％であった。
を５０００回行ったが、抵抗変化率は３％であった。
【００１０】比較例として、図１０に示す従来例におい
ては、５００Ｎの力を加えた場合、外部ケース８、ＰＴ
Ｃセラミック素子２には破断箇所がみられ、また、図９
に示す従来例においては、前記と同様の断続試験の結
果、抵抗変化率が５８％と大きく変化した。
ては、５００Ｎの力を加えた場合、外部ケース８、ＰＴ
Ｃセラミック素子２には破断箇所がみられ、また、図９
に示す従来例においては、前記と同様の断続試験の結
果、抵抗変化率が５８％と大きく変化した。
【００１１】図７は本発明によるコーティング材を被覆
したＰＴＣユニットの断面図であり、コーティング材１
１を防水目的、電極層３の酸化防止や耐アーク性のため
に、はんだ付け部４、ＰＴＣセラミック素子２、電極層
３と弾性発泡体１との間に介在させるが、コーティング
材１１としては、エポキシ、シリコン等が用いられる
が、これに限られることはなく耐熱性、絶縁性があれば
よく、弾力性があればより好ましい。
したＰＴＣユニットの断面図であり、コーティング材１
１を防水目的、電極層３の酸化防止や耐アーク性のため
に、はんだ付け部４、ＰＴＣセラミック素子２、電極層
３と弾性発泡体１との間に介在させるが、コーティング
材１１としては、エポキシ、シリコン等が用いられる
が、これに限られることはなく耐熱性、絶縁性があれば
よく、弾力性があればより好ましい。
【００１２】ケース６、８及び外包板９の材質は、アル
ミナ等のセラミックス、エポキシ、シリコン、ＰＥＴ、
ＡＢＳ等の樹脂等耐熱性を有する材料を用いることが望
ましい。
ミナ等のセラミックス、エポキシ、シリコン、ＰＥＴ、
ＡＢＳ等の樹脂等耐熱性を有する材料を用いることが望
ましい。
【００１３】電気的絶縁及び熱的伝導のために用いる絶
縁板７については、アルミナ、窒化アルミ、炭化ケイ
素、マイカ等の絶縁性を有するものを用い、とくに熱伝
導率の高いものが望ましい。
縁板７については、アルミナ、窒化アルミ、炭化ケイ
素、マイカ等の絶縁性を有するものを用い、とくに熱伝
導率の高いものが望ましい。
【００１４】電極層保護のために用いる絶縁シート１０
の材質については、絶縁板７の材質と同じものであれば
よいが、耐アーク性を考慮すると、マイカあるいはマイ
カとの複合材料が好ましく、耐電圧特性等の面から、厚
さ０．３ｍｍ以下のほうが弾性発泡体１の保持力を伝え
易く安定がよくなる。
の材質については、絶縁板７の材質と同じものであれば
よいが、耐アーク性を考慮すると、マイカあるいはマイ
カとの複合材料が好ましく、耐電圧特性等の面から、厚
さ０．３ｍｍ以下のほうが弾性発泡体１の保持力を伝え
易く安定がよくなる。
【００１５】また、外包板９の形状は図８に示すように
ねじで固定してもよいが、図１０に示すように嵌合形状
にすることで製造が簡素化され、コスト低減を図ること
ができる。
ねじで固定してもよいが、図１０に示すように嵌合形状
にすることで製造が簡素化され、コスト低減を図ること
ができる。
【００１６】
【発明の効果】本発明は、ＰＴＣセラミック素子及び給
電部に弾性発泡体を支持し、ユニットの重要部にあたる
箇所を周囲の衝撃等から保護し、耐アーク性を防ぎ、安
全性、信頼性の向上を図ったものである。また、構成が
簡単で組立性に優れているため、コスト低減にもなる。
電部に弾性発泡体を支持し、ユニットの重要部にあたる
箇所を周囲の衝撃等から保護し、耐アーク性を防ぎ、安
全性、信頼性の向上を図ったものである。また、構成が
簡単で組立性に優れているため、コスト低減にもなる。
【図１】本発明によるＰＴＣユニットの断面図。
【図２】ＰＴＣセラミック素子の斜視図。
【図３】リード線を接続したＰＴＣセラミック素子の斜
視図。
視図。
【図４】本発明のＰＴＣユニットの組立図。
【図５】本発明のＰＴＣユニットの断面図。
【図６】本発明のＰＴＣユニットの断面図。
【図７】本発明によるコーティング材を被覆したＰＴＣ
ユニットの断面図。
ユニットの断面図。
【図８】本発明による絶縁シートを被覆したＰＴＣユニ
ットの断面図。
ットの断面図。
【図９】従来のサーミスタの断面図。
【図１０】従来の発熱体ユニットの断面図。
１ 弾性発泡体、 ２ ＰＴＣセラミック素子、 ３
電極層、４ はんだ付け部、 ５ リード線、 ６ ケ
ース、 ７ 絶縁板、 ８ 外部ケース、 ９外包板、
１０ 絶縁シート、 １１ コーティング、 １２
ばね支持板材、 １３ 電極板、 １４ エポキシ樹
脂、 １５ 固定ねじ、 １６ リード線取出部、 １
７ 嵌合部
電極層、４ はんだ付け部、 ５ リード線、 ６ ケ
ース、 ７ 絶縁板、 ８ 外部ケース、 ９外包板、
１０ 絶縁シート、 １１ コーティング、 １２
ばね支持板材、 １３ 電極板、 １４ エポキシ樹
脂、 １５ 固定ねじ、 １６ リード線取出部、 １
７ 嵌合部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 貝本 隆 福岡市博多区美野島１丁目２番８号 日 本タングステン株式会社内 (56)参考文献 特開 昭59−209705（ＪＰ，Ａ) 特開 昭62−60201（ＪＰ，Ａ) 実開 昭58−51402（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭57−148903（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭62−129794（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) H01C 7/02
Claims (1)
- 【請求項１】 下面に電極を形成するとともに上面にリ
ード線が接続された一対の電極を形成したＰＴＣセラミ
ック素子を、ＰＴＣセラミック素子の前記一対の電極上
及び前記電極間のＰＴＣセラミック素子上に弾性発泡体
を重ねてケースの凹部内に組み入れ、弾性発泡体の保持
力を与えて該ケースを外包板により外部ケースに固定し
たことを特徴とする耐アーク性及び耐衝撃性を有するＰ
ＴＣユニット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23746995A JP3323708B2 (ja) | 1995-09-14 | 1995-09-14 | 耐衝撃性ｐｔｃユニット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23746995A JP3323708B2 (ja) | 1995-09-14 | 1995-09-14 | 耐衝撃性ｐｔｃユニット |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0982503A JPH0982503A (ja) | 1997-03-28 |
| JP3323708B2 true JP3323708B2 (ja) | 2002-09-09 |
Family
ID=17015799
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23746995A Expired - Fee Related JP3323708B2 (ja) | 1995-09-14 | 1995-09-14 | 耐衝撃性ｐｔｃユニット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3323708B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN106876063A (zh) * | 2017-04-14 | 2017-06-20 | 上海长园维安电子线路保护有限公司 | 带有保护外壳的过电流保护元件 |
| DE102017209990A1 (de) * | 2017-06-13 | 2018-12-13 | Eberspächer Catem Gmbh & Co. Kg | Elektrische Heizvorrichtung und PTC-Heizelement für eine solche |
-
1995
- 1995-09-14 JP JP23746995A patent/JP3323708B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0982503A (ja) | 1997-03-28 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20001124 |
|
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