JP3323325B2 - 電解コンデンサ用ねじ端子 - Google Patents
電解コンデンサ用ねじ端子Info
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Description
ねじ端子、特にコンデンサ素子から引き出した引き出し
端子を接続するアルミニウムからなるリベットをコンデ
ンサ内部側に使用し、外部側には外部端子を取着するめ
ねじ部を具備したねじ端子に関する。
フェニレンサルファイドなどの熱硬化性樹脂や熱可塑性
樹脂からなる成形品を端子板とし、該端子板の成形時に
埋め込み固着した電解コンデンサ用ねじ端子には、例え
ば実公昭60−11632号公報に記載のような技術が
ある。すなわち、図4に示すように本体8は、その中心
にめねじ部9を形成してあり、このめねじ部9は同一ね
じ径で本体8を貫通している。この本体8は、例えば
銅、銅合金、アルミニウム合金、鉄鋼又は鉄鋼合金から
なり、必要によりめっきを施してある。このような本体
8のめねじ部9に図5に示すようにアルミニウム棒10
を挿入し、一対の金型11,12でプレスし、図4に示
すリベット部13を形成してねじ端子を構成していた。
常めねじ部9の長さより短いおねじを本体8のめねじ部
9の外部側に締め付けて使用するが、めねじ部の長さよ
り長いおねじを無理に締め付けた場合は、おねじがリベ
ット部13に接触し、リベット部13がおねじと一緒に
回転してしまい、よって本体8とリベッ部13との接続
状態が不良となり、接触抵抗が変化したり、増大したり
する問題点があった。
傷した場合、めねじ部9を再加工して使用するときもあ
るが、この再加工時に誤ってリベット部13を切削して
しまい、前記と同様接触抵抗が変化したり、増大したり
する欠点もあった。
では、めねじ部の長さより長いおねじを無理に締め付け
た場合や、めねじ部を再加工する場合の不注意などによ
って接触状態の不良を生じ、接触抵抗が変化したり増大
したりする問題点があった。
的とするもので、本体の一端から形成しためねじの長さ
より長いおねじを使用した場合でも、本体とリベット部
との接触状態に影響を与えず、また、めねじ部を再加工
した場合でもリベット部を切削することのない電解コン
デンサ用ねじ端子を提供しようとするものである。
ンサ用ねじ端子は、外部端子を取着する一端から形成し
ためねじとリベットを接続する他端から形成しためねじ
とで貫通され、該他端から形成しためねじの径が前記一
端に形成しためねじの径より小径であるめねじ部を有す
る本体と、該本体の前記他端に接続したアルミニウムか
らなるリベット部とを具備したものである。
端子では、外部端子をねじ込んで取着する際に、ねじ端
子に形成されためねじの長さよりも外部端子のおねじの
長さが長くても、おねじは他端から形成された小径のめ
ねじによって停止せざるを得ず、該他端に接続されたリ
ベット部を押したり、あるいは押し出したりして接続状
態に影響を与えることはない。。したがって本体とリベ
ット部との接触抵抗がこれによって変化することはな
く、安定した特性を得ることができる。
者が加工時にタップ等の工具から受ける感じは、再加工
と未加工部分とでは明らかに判別できるから、アルミニ
ウムからなるリベットを加工してしまうことはない。
端から、すなわち外部端子側からφ5mm×長さ9mm
のめねじ2を、また他端から、すなわちリベット接続側
からφ3mm×長さ5mmのめねじ3を形成し、これら
のめねじによって形成しためねじ部で本体1を貫通し、
ニッケルめっきを施した。このめっきにおいて、本体1
が貫通しているため、めねじ内に残留空気が残ることは
ないから、めっき液はめねじ部に行き渡り、めっき不完
全部分が発生することはない。
型4及び金型5を用いてアルミニウム棒6を前記めねじ
3に挿入し、金型4及び5でプレスして図3に示すよう
なねじ端子を作製した。なお、7はアルミニウム棒6を
プレスしたリベット部である。
に形成されたリベット部7は、めねじ3との接触面が複
雑、かつ十分な接触面積を有していることから、本体1
とリベット部7との接触抵抗が非常に小さくなる特徴を
有する。
2の径より小径に形成されているから、めねじ2の長さ
より長いおねじ、例えば外部端子を締め付けた場合で
も、めねじ2の深さ以上にねじ込まれることはなく、リ
ベット部7に対する影響は全く生じない。この実施例に
おけるめねじ2より長い外部端子を締め付けたとき、リ
ベット部7には何の影響もないが、図4に示した従来例
では、リベット部13が外部端子の締め付けによって試
料全数が回転してしまうという結果を生じた。
とφ3mmとの場合について述べたが、このめねじの径
については適宜設定してよいし、また、本体の材質とし
て銅を用いた場合について述べたが、銅合金、アルミニ
ウム合金、鉄鋼合金を用いても同様の効果を得ることが
できる。
3とが連続している構成について述べたが、外部端子を
取着する一端から形成しためねじとリベットを接続する
他端から形成しためねじとの間に孔を設け、すなわちこ
の孔を介してめねじが形成されている構成でも同様の効
果を得ることができる。
によれば、外部端子などのおねじが締め付けるめねじよ
り長い場合でも、本体とリベット部との接触に影響を与
えることはないから、接触抵抗の変化や、リベットの変
形を生ずることはない効果を得ることができる。
を示す正断面図である。
手段を示す正断面図である。
正断面図である。
正断面図である。
手段を示す正断面図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 外部端子を取着する一端から形成しため
ねじとリベットを接続する他端から形成しためねじとで
貫通され、該他端から形成しためねじの径が前記一端に
形成しためねじの径より小径であるめねじ部を有する本
体と、該本体の前記他端に接続したアルミニウムからな
るリベット部とを具備した電解コンデンサ用ねじ端子。 - 【請求項2】 本体の一端及び他端から形成しためねじ
部が孔を介して貫通していることを特徴とする請求項1
に記載の電解コンデンサ用ねじ端子。 - 【請求項3】 本体がめっきされていることを特徴とす
る請求項1又は請求項2に記載の電解コンデンサ用ねじ
端子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12191794A JP3323325B2 (ja) | 1994-05-10 | 1994-05-10 | 電解コンデンサ用ねじ端子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12191794A JP3323325B2 (ja) | 1994-05-10 | 1994-05-10 | 電解コンデンサ用ねじ端子 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07307249A JPH07307249A (ja) | 1995-11-21 |
JP3323325B2 true JP3323325B2 (ja) | 2002-09-09 |
Family
ID=14823115
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12191794A Expired - Fee Related JP3323325B2 (ja) | 1994-05-10 | 1994-05-10 | 電解コンデンサ用ねじ端子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3323325B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102018113342A1 (de) | 2018-06-05 | 2019-12-05 | Tdk Electronics Ag | Kondensator, einen kondensator und eine sammelschiene umfassende anordnung und verfahren zur herstellung eines kondensators |
-
1994
- 1994-05-10 JP JP12191794A patent/JP3323325B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07307249A (ja) | 1995-11-21 |
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