JP3323267B2 - 貨物搬送車 - Google Patents

貨物搬送車

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JP3323267B2 JP03710493A JP3710493A JP3323267B2 JP 3323267 B2 JP3323267 B2 JP 3323267B2 JP 03710493 A JP03710493 A JP 03710493A JP 3710493 A JP3710493 A JP 3710493A JP 3323267 B2 JP3323267 B2 JP 3323267B2
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利通 井原
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神鋼電機株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主として、航空機と貨
物建家との間において航空貨物のハンドリングを行う貨
物搬送車に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、航空機と貨物建家との間で貨物の
ハンドリングを行う場合には、図6に示すように、コン
テナ1を積載して運搬するコンテナドーリー2と、これ
らのコンテナドーリー2を牽引する小型牽引車3と、航
空機4と地上との間でコンテナ1の受渡しを行うコンテ
ナローダー5の3種類の車両を用いて行っている(例え
ば、特開昭56−57532号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ように3種類の車両を使用した場合には、各車両にそれ
ぞれ作業員を配置する必要があると共に、小型牽引車3
によるコンテナドーリー2の搬送が低速(時速15k
m)であるために運搬に時間がかかる一方、コンテナド
ーリー2とコンテナローダー5とが貨物建家と航空機4
との間のハンドリングに介在しているために、作業が煩
雑になり作業効率が悪いという問題がある。
【0004】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、大量の貨物を確実に高速
輸送することができると共に、上下差がある位置でのハ
ンドリング作業を単純化することができ、かつ省力化を
図ることができる貨物搬送車を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、走行車両の荷台に、固定載置台と昇降載
置台が連なって設けられ、これらの載置台に、貨物の搬
出入を行う搬送手段と貨物を係止する係止手段とが設け
られてなり、前記固定載置台は、前記荷台の後端側に設
けられ、前記昇降載置台は該固定載置台より前方に設け
られ、前記搬送手段は、前記固定載置台および昇降載置
台上に設けられていて、走行車両の走行方向に沿って被
搬送物を移動させ点を特徴とする。
【0006】
【作用】本発明の貨物搬送車にあっては、貨物を係止手
段によって固定載置台と昇降載置台に係止した状態にお
いて、走行車両を移動させて貨物を運搬すると共に、貨
物の搬出入の際には、昇降載置台を上下に操作し、かつ
搬送手段によって貨物を昇降載置台及び固定載置台に対
して搬出入する。
【0007】
【実施例】以下、図1〜図5に基づいて本発明の一実施
例を説明する。
【0008】これらの図において符号10は走行車両で
あり、この走行車両10の前部には運転席11が設けら
れている。そして、この走行車両10の荷台12には、
安定器13が昇降自在に設けられており、この安定器1
3は、コンテナ1の積み込み、あるいは積み下ろし時
に、下降して走行車両10を支持するものである。ま
た、上記荷台12上には、前部昇降載置台14と中間昇
降載置台15と後部載置台16とがそれぞれ設けられて
いる。そして、これらの昇降台14,15は、荷台12
との間に設置されたリフトシザースリンク17とリフト
シリンダ18とによって上下方向に移動し得るようにな
っている。さらに、上記前部昇降載置台14には、コン
テナ1を前後方向に移送する前後移送ローラー19と、
コンテナ1を横方向に移送するサイド移送ローラー20
と、コンテナ1を支持するフリーローラー21及びフリ
ーボール22と、コンテナ1を前後方向に案内するガイ
ドレール23と、コンテナ1を所定位置に固定するスト
ッパー24とが適宜配置されている。同様に、上記中間
昇降載置台15には、前後移送ローラー25と、フリー
ローラー26と、ガイドレール27と、ストッパー28
とが適宜配置されると共に、後部載置台16には、前後
移送ローラー29と、サイド移送ローラー30と、フリ
ーローラー31と、フリーボール32と、ガイドレール
33と、コンテナ1を固定するコンテナロック34とが
適宜配置されている。そして、上記各ガイドレール2
3,27,33及びストッパー24,28は、上記荷台
12に対して上下方向に出没自在に設けられている。さ
らにまた、上記前部昇降載置台14の前部両側方には、
補助載置台35が上下に揺動可能に設けられており、こ
れらの補助載置台35の両側には、差し変え式のガイド
レール36が設置されるようになっている。また、上記
前部昇降載置台14の一側方には、操作スタンド37が
上下方向に回動自在に設置されており、この操作スタン
ド37は、収納シリンダ38によって90度上方に回動
して走行車両10側に収納し得るようになっている。な
お、図中符号39はハンドレールである。
【0009】上記のように構成された貨物搬送車を用い
て、コンテナ1を貨物建家から航空機4の内部に積み込
む場合には、まず、貨物建家において、コンテナ1を中
間昇降載置台15及び後部載置台16上に積載する。す
なわち、中間昇降台15の前後移送ローラー25と後部
載置台16の各移送ローラー29,30を駆動して、後
部載置台16上に載置されたコンテナ1を、フリーロー
ラー26,31及びフリーボール32によって支持しな
がら、順次中間昇降載置台15側に送っていく。この場
合、移送の支障になるガイドレール27,33,ストッ
パー28及びコンテナロック34については、予めコン
テナ移送面よりも下方に退避させておくと共に、コンテ
ナ1の案内として使用可能なガイドレール27,33に
ついては、上記コンテナ移送面から上方に突出させてお
く。なお、コンテナ1を横方向に移送することなく各載
置台15,16上に積載することが可能な場合には、必
ずしも、サイド移送ローラー30を駆動する必要はな
い。このようにして、各載置台15,16上に各4個合
計8個のコンテナ1が積載される。
【0010】次いで、上記各載置台15,16上の所定
位置にコンテナ1を載置し終えると、ストッパー28及
びコンテナロック34によって、コンテナ1を各載置台
15,16上に固定した状態で、走行車両10を運転し
て高速(時速50km)で走行した後、航空機4に近接
させる。続いて、各リフトシリンダ18によって各載置
台14,15を上昇させると共に、各載置台14,15
の移送ローラー19,20,25を駆動し、かつ適宜各
ストッパー24,28を昇降操作することにより、コン
テナ1を前部昇降載置台14の前部から航空機4内に受
け渡す。この場合、コンテナ1の移送幅に応じて、適
宜、補助載置台35を水平にして使用すると共に、この
補助載置台35の使用の有無に応じてガイドレール36
の位置を差し変える。そして、中間昇降載置台15上の
4個のコンテナ1を航空機4内に移し終えると、中間昇
降載置台15を下降させて後部載置台16上のコンテナ
1を中間昇降載置台15上に移し変えた後、上述した手
順を繰り返して、全てのコンテナ1を航空機4内に受け
渡す。このようにして、貨物建家から航空機4へのコン
テナ1の搬入が完了する。なお、航空機4から貨物建家
へのコンテナ1の搬出操作については、上述したのと逆
の手順を行えばよいので、説明を省略する。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、走行車
両の荷台に、固定載置台と昇降載置台が連なって設けら
れ、これらの載置台に、貨物の搬出入を行う搬送手段と
貨物を係止する係止手段とが設けられたものであるか
ら、貨物を係止手段によって固定載置台と昇降載置台に
係止した状態において、走行車両を移動させて貨物を運
搬すると共に、貨物の搬出入の際には、昇降載置台を上
下に操作し、かつ搬送手段によって貨物を昇降載置台及
び固定載置台に対して搬出入することにより、大量の貨
物を確実に高速輸送することができると共に、上下差が
ある位置でのハンドリング作業を単純化することがで
き、かつ省力化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す貨物搬送車の前半分の
側面図である。
【図2】本発明の一実施例を示す貨物搬送車の後半分の
側面図である。
【図3】図1の平面図である
【図4】図2の平面図である。
【図5】本発明の一実施例を示す概略構成図である。
【図6】従来の航空コンテナのハンドリング作業を示す
概略構成図である。
【符号の説明】
1 コンテナ 4 航空機 10 走行車両 12 荷台 14 前部昇降載置台 15 中間昇降載置台 16 後部載置台 19・25・29 前後移送ローラー 20・30 サイド移送ローラー 21・26・31 フリーローラー 22・32 フリーボール 23・27・33 ガイドレール 24・28 ストッパー 34 コンテナロック

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 積載した貨物を搬送し目的地で搬出する
    貨物搬送車であって、走行車両の荷台に、固定載置台と
    昇降載置台が連なって設けられ、これらの載置台に、貨
    物の搬出入を行う搬送手段と貨物を係止する係止手段と
    設けられてなり、 前記固定載置台は、前記荷台の後端側に設けられ、前記
    昇降載置台は該固定載置台より前方に設けられ、 前記搬送手段は、前記固定載置台および昇降載置台上に
    設けられていて、走行車両の走行方向に沿って被搬送物
    を移動させる ことを特徴とする貨物搬送車。
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JP4101079B2 (ja) * 2003-02-17 2008-06-11 Tcm株式会社 貨物搬送車
JP2007269440A (ja) * 2006-03-31 2007-10-18 Shinko Electric Co Ltd 貨物搬送車両

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