JP3323045B2 - 情報処理装置 - Google Patents

情報処理装置

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JP3323045B2
JP3323045B2 JP30139695A JP30139695A JP3323045B2 JP 3323045 B2 JP3323045 B2 JP 3323045B2 JP 30139695 A JP30139695 A JP 30139695A JP 30139695 A JP30139695 A JP 30139695A JP 3323045 B2 JP3323045 B2 JP 3323045B2
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  • Microcomputers (AREA)
  • Electronic Switches (AREA)
  • Communication Control (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電源として電池
の使用が可能な情報処理装置における電源電圧の立ち上
がり及び立ち下がり時のクロック信号とリセット信号の
供給タイミングの技術に関する。
【0002】
【従来の技術】電源として電池の使用が可能な情報処理
装置、例えば携帯可能な従来のマイクロコンピュータ
(マイコン)としては、図2に示すように構成されたも
のが知られている。
【0003】図2において、マイコン21は、マイコン
21とは独立した発振回路22から出力される正弦波の
基準信号を受けるクロック信号発生回路23により発生
されるクロック信号を受けて、このクロック信号に同期
して動作し、マイコン21とは独立したリセット回路2
4から出力されるリセット信号を受けて、このリセット
信号によりリセットされ、またリセット回路24から出
力されるリセット解除信号によりリセット状態が解除さ
れる。
【0004】このようなマイコン21において、マイコ
ン21、発振回路22、クロック信号発生回路23なら
びにリセット回路24に共通な電源の電源電圧の立ち上
がり時は、マイコン21にクロック信号が入力された後
リセット解除信号が入力され、電源電圧の立ち下がり時
には、マイコン21にリセット信号が入力されてリセッ
ト状態になった後クロック信号の入力が停止されること
により、正常な動作が可能となる。
【0005】すなわち、図3に示すように、電源電圧の
立ち上がり時に、電源電圧(VDD)の上昇とともに正弦
波の基準信号(OSC)が所定の周波数及び振幅に達す
る過程において、基準信号がクロック信号を発生させる
周波数及び振幅に達してクロック信号がマイコン21に
入力される時の発振回路22の電源電圧(VSTA )と、
リセット解除信号が出力されてマイコン21に入力され
る時のリセット回路24の電源電圧(VRSR )とは、V
STA <VRSR に設定され、電源電圧の立ち下がり時に、
電源電圧(VDD)の下降とともに基準信号(OSC)が
徐々に停止する過程において、リセット信号が発生して
マイコン21に入力される時のリセット回路24の電源
電圧(VRST )と、クロック信号のマイコン21への供
給が停止される発振回路22の電源電圧(VHLD )と
は、VRST >VHLD に設定される必要がある。
【0006】発振回路22は、例えば図4に示すよう
に、否定論理積(NAND)ゲート26の入出力端子間
に振動子27が接続されて構成され、イネーブル信号が
NANDゲート26に入力されることにより正弦波の基
準信号(OSC)が発生される。NANDゲート26
は、例えばPチャネルのFET(電界効果トランジス
タ)とNチャネルのFETとで構成される。
【0007】リセット回路24は、例えば図5に示すよ
うに、PチャネルのFETM1〜M4、NチャネルのF
ETM5,M6、定電流源I1〜I4及びヒステリシス
機能を有するバッファゲートG1を備えて構成され、電
源電圧(VDD)<FETM4のしきい値の絶対値(|V
thp |)+FETM5のしきい値(Vthn )になると、
FETM5は非導通状態、FETM6は導通状態とな
り、ロウレベルのリセット信号(/Reset)を出力
し、電源電圧(VDD)>FETM4のしきい値の絶対値
(|Vthp |)+FETM5のしきい値(Vthn )にな
ると、FETM5は導通状態、FETM6は非導通状態
となり、ハイレベルのリセット解除信号(/Rese
t)を出力する。なお、FETM1〜M3,定電流源I
1,I2及び反転ゲートG2で構成される回路は、a点
の電位がチャタリング等の中間電位となることを防止す
るためのものである。
【0008】このように、発振回路22とリセット回路
23とは、通常回路構成が異なるため、電源電圧の立ち
上がり及び立ち下がりに対する出力の特性が異なる。こ
のため、発振回路23及びリセット回路24が、図4、
図5に示すようにPチャネルのFETとNチャネルのF
ETを含んで構成されている場合に、マイコン21に正
常な動作が保証されるためには、PチャネルFETのし
きい値の絶対値とNチャネルFETのしきい値との和
(ΣVth)に対する上記VSTA ,VRSR ,VRST,VHLD
は、常に図6に示すような関係が保たれなければなら
ない。
【0009】しかしながら、製造ばらつきによりΣVth
が変動し、ΣVthとVSTA ,VRSR,VRST ,VHLD と
の関係は、図7に示すようにVSTA >VRSR 、VRST <
VHLD となる場合がある。このような場合には、ΣVth
が図7のAで示す電圧以上でなければ、マイコン21は
正常な動作を行うことができなくなる。すなわち、ΣV
thがAで示す電圧以下では、VSTA とVRSR の関係が逆
となり、電源電圧の立ち上がり時にマイコン21にリセ
ット解除信号が入力された後クロック信号が入力され、
また、VRST とVHLD の関係が逆となり、電源電圧の立
ち下がり時にマイコン21へのクロック信号の入力が停
止した後リセット信号が入力されることになる。このよ
うな順序でクロック信号とリセット信号及びリセット解
除信号がマイコン21に入力されると、マイコン21が
暴走するおそれがあった。
【0010】そこで、このような事態を防止するため
に、発振回路22とリセット回路23の試作を何度か繰
り返し、ΣVthの変動に対しても常に図6に示すような
関係が維持されるようにしなければならなかった。
【0011】また、図2に示すように、リセット回路2
4の出力ラインにコンデンサ25を付加し、図8に示す
ようにリセット解除信号のマイコン21への入力を遅ら
せていた。しかし、このような手法においては、コンデ
ンサ24はある程度の大きな容量が必要となるため、構
成をIC化した場合にコンデンサ24はIC化が困難と
なり外付けになってしまう。さらに、リセット信号のマ
イコン21への入力が遅れることなる。
【0012】したがって、このような手法では、電源電
圧の立ち上がり時にリセット解除信号を遅延させてマイ
コン21に入力させることと、電源電圧の立ち下がり時
にリセット信号を迅速にマイコン21に与えることを両
立させることは極めて困難であった。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】以上説明したように、
それぞれ独立した構成の発振回路ならびにリセット回路
からクロック信号及びリセット信号、リセット解除信号
が供給される従来のマイコンにおいては、電源電圧の立
ち上がり時又は電源電圧の立ち下がり時に、ΣVthの変
動によりクロック信号とリセット解除信号あるいはクロ
ック信号とリセット信号の入力順序が逆転し、マイコン
が暴走するおそれがあった。これを回避するために、従
来では発振回路ならびにリセット回路の試作を幾度も繰
り返し行い、ΣVthの変動により上記信号の入力順序が
逆転しないように発振回路ならびにリセット回路を設計
していた。このため、多大な労力が必要になっていた。
【0014】そこで、この発明は、上記に鑑みてなされ
たものであり、その目的とするところは、クロック信
号、リセット信号、リセット解除信号を生成する構成な
らびにΣVthの変動にかかわることなく、電源電圧の立
ち上がり時及び立ち下がり時に、クロック信号、リセッ
ト信号、リセット解除信号が正しいタイミングで入力さ
れる情報処理装置を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、クロック信号に同期して動
作し、リセット解除信号によりリセット状態が解除さ
れ、リセット信号によりリセットされる情報処理手段
と、前記情報処理手段に供給されるクロック信号を発生
するクロック信号発生手段と、リセット信号及びリセッ
ト解除信号を発生するリセット信号発生手段と、前記ク
ロック信号発生手段により発生されるクロック信号を監
視して、クロック信号の発生及びクロック信号の停止前
の状態を検出する監視手段と、リセット信号、リセット
解除信号ならびに前記監視手段の検出結果を受けて、電
源電圧の立ち上がり時にクロック信号の発生が検出され
て所定時間経過後にリセット解除信号を前記情報処理手
段に供給し、電源電圧の立ち下がり時にクロック信号の
停止前の状態が検出されるとリセット信号を前記情報処
理手段に供給する制御手段とから構成される。
【0016】請求項2記載の発明は、クロック信号に同
期して動作し、リセット解除信号によりリセット状態が
解除され、リセット信号によりリセットされる情報処理
部と、クロック信号を発生させる基準信号を発振する発
振回路と、前記発振回路により発振された基準信号を受
けて、基準信号が所定の周波数及び振幅に達するとクロ
ック信号を発生するクロック信号発生回路と、前記発振
回路が発振する基準信号の周波数及び振幅を監視して、
電源電圧の立ち上がり時は基準信号の周波数及び振幅が
クロック信号が発生される値に達するとイネーブル信号
を出力し、電源電圧の立ち下がり時には基準信号の周波
数及び振幅がクロック信号が発生されなくなる値に達す
る前にディセーブル信号を出力する監視回路と、リセッ
ト信号及びリセット解除信号を出力するリセット回路
と、電源電圧の立ち上がり時に前記クロック信号発生回
路により最初のクロック信号が発生されて所定時間経過
後に遅延信号を出力する遅延回路と、電源電圧の立ち上
がり時はリセット解除信号又はイネーブル信号によりク
ロック信号を前記情報処理部に供給し、電源電圧の立ち
下がり時にはリセット信号及びディセーブル信号により
クロック信号の前記情報処理部への供給を停止する第1
の制御ゲートと、電源電圧の立ち上がり時はイネーブル
信号と遅延信号及びリセット解除信号により前記情報処
理部にリセット解除信号を供給し、電源電圧の立ち下が
り時にはリセット信号又はディセーブル信号により前記
情報処理部にリセット信号を供給する第2の制御ゲート
とから構成される。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いてこの発明の実
施の形態を説明する。
【0018】図1は請求項1又は2記載の発明の一実施
形態に係わる情報処理装置の構成を示す図である。
【0019】図1において、情報処理装置は電源として
電池の使用が可能であり、クロック信号に同期して動作
し、リセット解除信号によりリセット状態が解除され、
リセット信号によりリセットされる情報処理部のマイコ
ン1と、クロック信号を発生させる正弦波の基準信号を
発振する発振回路2と、発振回路2により発振された基
準信号を受けて、クロック信号を発生するバッッファゲ
ート3と、発振回路2が発振する基準信号の周波数及び
振幅を監視する監視回路4と、リセット信号及びリセッ
ト解除信号を出力するリセット回路5と、マイコン1に
クロック信号の供給を制御する論理和(OR)ゲート6
及び論理積(AND)ゲート7と、遅延回路を構成する
ORゲート8及びフリップフロップ(F/F)列9と、
マイコン1にリセット解除信号及びリセット信号の供給
を制御するANDゲート10を備えて構成されている。
【0020】マイコン1は、電源電圧(VDD)の立ち上
がり時にはクロック信号がXIN端子から入力され、そ
の後リセット解除信号が/Reset端子から入力され
ることにより正常な立ち上げ動作が行われ、電源電圧の
立ち下がり時にはリセット信号が/Reset端子から
入力された後クロック信号の供給が停止されて、正常な
立ち下がり動作が行われる。
【0021】発振回路2は、例えば図4に示すように構
成され、電源電圧の立ち上がり時にはマイコン1からハ
イレベルのイネーブル信号を受けて発振を開始し、正弦
波の基準信号を出力する。
【0022】バッファゲート3は、波形整形用のヒステ
リシス機能を有するゲートであり、発振回路2から出力
される正弦波の基準信号を受けて波形整形し、基準信号
が所定の周波数及び振幅に達すると矩形波のクロック信
号を生成する。バッファゲート3は、ヒステリシス機能
により多少のノイズで出力が反転することを防止するよ
うにしている。
【0023】監視回路4は、発振回路2から出力される
基準信号の周波数及び振幅を監視して、電源電圧の立ち
上がり時は基準信号の周波数及び振幅がクロック信号が
発生される値に達するとイネーブル信号を出力し、電源
電圧の立ち下がり時には、基準信号の周波数及び振幅が
電源電圧の低下とともにクロック信号が発生されなくな
る値に達する前、例えば基準信号の振幅が正常時の80
%程度に達した時にディセーブル信号を出力する。監視
回路4は、電源電圧の低下とともにクロック信号が停止
する前に、ディセーブル信号の出力によりマイコン1が
リセットされるタイミングでディセーブル信号を出力す
る。
【0024】リセット回路5は、例えが図5に示すよう
に構成され、電源電圧の立ち上がり時に例えばハイレベ
ルのリセット解除信号を出力し、電源電圧の立ち下がり
時に例えばロウレベルのリセット信号を出力する。
【0025】ORゲート6及び論理積ANDゲート7
は、電源電圧の立ち上がり時はリセット回路5から出力
されるリセット解除信号又は監視回路4から出力される
イネーブル信号によりバッファゲート3から出力される
クロック信号をマイコン1に供給し、電源電圧の立ち下
がり時にはリセット回路5から出力されるリセット信号
及び監視回路4から出力されるディセーブル信号により
クロック信号のマイコン1への供給を停止させる。
【0026】ORゲート8及びn個のF/Fが縦続接続
されてなるF/F列9は、電源電圧の立ち上がり時にバ
ッファゲート3から最初のクロック信号が発生される
と、監視回路4から出力されるイネーブル信号によりF
/F列9がセットされ、バッファゲート3から出力され
るクロック信号がANDゲート7及びORゲート8を介
してF/F列9のそれぞれのF/Fのクロック端子CP
に入力されると、n個のクロック信号が発生される時間
が経過した後にハイレベルの遅延信号が最終段のF/F
から出力され、この遅延信号がORゲート8及びAND
ゲート10に与えられ、F/F列9のクロック端子CP
へのクロック信号の入力が停止される。このような状態
は、監視回路4からディセーブル信号が与えられるとリ
セットされて解除される。
【0027】ANDゲート10は、電源電圧の立ち上が
り時は監視回路4から出力されるイネーブル信号と遅延
回路から出力される遅延信号及びリセット回路5から出
力されるリセット解除信号によりマイコン1にリセット
解除信号を供給し、電源電圧の立ち下がり時にはリセッ
ト回路5から出力されるリセット信号又は監視回路4か
ら出力されるディセーブル信号によりマイコン1にリセ
ット信号を供給する。
【0028】このような構成において、正常な状態で電
源電圧が立ち上がる場合に、電源電圧がの上昇して前述
したVSTA に達し、発振回路2から出力される基準信号
が所定の周波数及び振幅に達すると、クロック信号がバ
ッファゲート3から出力され、ハイレベルのイネーブル
信号が監視回路4からORゲート6及びANDゲート1
0に与えられ、クロック信号がANDゲート7を介して
マイコン1に供給される。
【0029】また、ANDゲート7から最初のクロック
信号が出力された後最初のクロック信号を含めてn個の
クロック信号が出力されると、ハイレベルの遅延信号が
遅延回路からANDゲート10に与えられる。この後、
電源電圧が前述したVRSR に達すると、ハイレベルのリ
セット解除信号がリセット回路5から出力され、リセッ
ト解除信号はANDゲート10を介してマイコン1に供
給される。
【0030】このように、クロック信号がマイコン1に
入力された後リセット解除信号がマイコン1に入力され
て、正常な立ち上げシーケンスが行われる。
【0031】これに対して、クロック信号が発生される
前にリセット解除信号がリセット回路5から出力される
という、異常状態においては、イネーブル信号及び遅延
信号がANDゲート10に与えられていないので、リセ
ット解除信号はリセット回路5から出力されてはいるが
マイコン1には供給されていない。
【0032】このような状態において、クロック信号が
リセット解除信号の発生に遅れてバッファゲート3から
出力されると、イネーブル信号が監視回路4からORゲ
ート6及びANDゲート10に与えられ、クロック信号
はANDゲート7を介してマイコン1に供給される。こ
の後、遅延信号がANDゲート10に与えられ、これに
より、リセット解除信号がANDゲート10を介してマ
イコン1に供給される。
【0033】このように、クロック信号が発生される前
にリセット解除信号がリセット回路5から出力されると
いう、異常な状態においても、クロック信号がマイコン
1に入力された後リセット解除信号がマイコン1に入力
されるので、正常な立ち上げシーケンスが行われ、マイ
コン1が暴走するといった不具合を防止することができ
る。
【0034】次に、正常な状態で電源電圧が立ち下がる
場合に、電源電圧が下降して前述したVRST に達すると
ロウレベルのリセット信号がリセット回路5から出力さ
れて、リセット信号がANDゲート10を介してマイコ
ン1に供給され、マイコン1がリセットされる。
【0035】そして、電源電圧が下降して前述したVHL
D に達して発振回路2から発振される基準信号の振幅が
クロック信号を発生できなくなる前、すなわち電源電圧
がVHLD に達する前に例えば基準信号の振幅が正常時の
80%程度に低下したことが監視回路4によって検出さ
れると、ディセーブル信号が監視回路4からORゲート
6に与えられる。また、ロウレベルのリセット信号がO
Rゲート6に与えられているので、ANDゲート7の一
方の入力はロウレベルとなり、クロック信号がバッファ
ゲート3から出力されているが、クロック信号のマイコ
ン1への供給は停止される。
【0036】このように、リセット信号がマイコン1に
入力された後クロック信号のマイコン1への供給が停止
されて、正常な立ち下げシーケンスが行われる。
【0037】これに対して、リセット信号がリセット回
路5から出力される前にクロック信号が停止するとい
う、異常状態においては、電源電圧の下降にともなって
クロック信号が停止する前に監視回路4により上述した
ように基準信号の振幅の低下が検出され、ロウレベルの
ディセーブル信号が監視回路4からANDゲート10に
与えられ、これにより、リセット信号がリセット回路5
から出力されずとも、リセット信号と同等のロウレベル
の信号がANDゲート10からマイコン1のリセット端
子に供給されて、マイコン1がリセットされる。
【0038】この後、電源電圧の下降とともに発振回路
2から出力される基準信号の振幅が低下してクロック信
号の発生が停止し、クロック信号のマイコン1への供給
が停止される。
【0039】このように、リセット信号がリセット回路
5から出力される前にクロック信号が停止するという、
異常状態においても、マイコン1がリセットされた後ク
ロック信号のマイコン1への供給が停止されるので、正
常な立ち下げシーケンスが行われ、マイコン1が暴走す
るといった不具合を防止することができる。
【0040】したがって、上記実施形態の構成を採用す
ることにより、製造ばらつきを考慮してVSTA 、VRSR
、VRST 、VHLD が常に図6に示すように保たれるよ
うに発振回路ならびにリセット回路の設計を繰り返し行
う必要はなくなり、常に正常な状態でマイコン1の立ち
上げ及び立ち下げを行うことができる。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、電源電圧の立ち上がり時は、クロック信号が情報処
理部に供給されて所定時間経過後にリセット解除信号が
情報処理部に供給され、電源電圧の立ち下がり時には、
クロック信号の停止前の状態を検出してリセット信号を
情報処理部に供給するようにしたので、製造ばらつきや
回路構成に依存することなく、電源電圧の立ち上がり時
及び立ち下がり時にクロック信号、リセット信号、リセ
ット解除信号を正しいタイミングで情報処理部に供給す
ることができる。
【0042】これにより、従来のように設計を何度も繰
り返す必要はなくなり、常に正常な状態で情報処理部の
立ち上げ及び立ち下げを行うことができ、情報処理部に
おける暴走等の誤動作を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1又は2記載の発明の一実施形態に係わ
る情報処理装置の構成を示す図である。
【図2】従来の情報処理装置の構成を示す図である。
【図3】VSTA 、VRSR 、VRST 、VHLD の関係を示す
図である。
【図4】発振回路の構成を示す図である。
【図5】リセット回路の構成を示す図である。
【図6】VSTA 、VRSR 、VRST 、VHLD とΣVthとの
関係を示す図である。
【図7】VSTA 、VRSR 、VRST 、VHLD とΣVthとの
関係を示す図である。
【図8】正弦波の基準信号とリセット信号のタイミング
を示す図である。
【符号の説明】
1 マイコン 2 発振回路 3 バッファゲート 4 監視回路 5 リセット回路 6,7,8,10 論理ゲート 9 F/F列
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−171516(JP,A) 特開 平6−96238(JP,A) 特開 平1−248216(JP,A) 特開 平6−301452(JP,A) 特開 平5−88775(JP,A) 特開 平2−22716(JP,A) 特開 昭62−86419(JP,A) 実開 平5−75852(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 1/04 G06F 1/24 G06F 15/78

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クロック信号に同期して動作し、リセッ
    ト解除信号によりリセット状態が解除され、リセット信
    号によりリセットされる情報処理手段と、 前記情報処理手段に供給されるクロック信号を発生する
    クロック信号発生手段と、 リセット信号及びリセット解除信号を発生するリセット
    信号発生手段と、 前記クロック信号発生手段により発生されるクロック信
    号を監視して、クロック信号の発生及びクロック信号の
    停止前の状態を検出する監視手段と、 リセット信号、リセット解除信号ならびに前記監視手段
    の検出結果を受けて、電源電圧の立ち上がり時にクロッ
    ク信号の発生が検出されて所定時間経過後にリセット解
    除信号を前記情報処理手段に供給し、電源電圧の立ち下
    がり時にクロック信号の停止前の状態が検出されるとリ
    セット信号を前記情報処理手段に供給する制御手段とを
    有することを特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】 クロック信号に同期して動作し、リセッ
    ト解除信号によりリセット状態が解除され、リセット信
    号によりリセットされる情報処理部と、 クロック信号を発生させる基準信号を発振する発振回路
    と、 前記発振回路により発振された基準信号を受けて、基準
    信号が所定の周波数及び振幅に達するとクロック信号を
    発生するクロック信号発生回路と、 前記発振回路が発振する基準信号の周波数及び振幅を監
    視して、電源電圧の立ち上がり時は基準信号の周波数及
    び振幅がクロック信号が発生される値に達するとイネー
    ブル信号を出力し、電源電圧の立ち下がり時には基準信
    号の周波数及び振幅がクロック信号が発生されなくなる
    値に達する前にディセーブル信号を出力する監視回路
    と、 リセット信号及びリセット解除信号を出力するリセット
    回路と、 電源電圧の立ち上がり時に前記クロック信号発生回路に
    より最初のクロック信号が発生されて所定時間経過後に
    遅延信号を出力する遅延回路と、 電源電圧の立ち上がり時はリセット解除信号又はイネー
    ブル信号によりクロック信号を前記情報処理部に供給
    し、電源電圧の立ち下がり時にはリセット信号及びディ
    セーブル信号によりクロック信号の前記情報処理部への
    供給を停止する第1の制御ゲートと、 電源電圧の立ち上がり時はイネーブル信号と遅延信号及
    びリセット解除信号により前記情報処理部にリセット解
    除信号を供給し、電源電圧の立ち下がり時にはリセット
    信号又はディセーブル信号により前記情報処理部にリセ
    ット信号を供給する第2の制御ゲートとを有することを
    特徴とする情報処理装置。
JP30139695A 1995-11-20 1995-11-20 情報処理装置 Expired - Lifetime JP3323045B2 (ja)

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