JP3321808B2 - 手書き入力装置のケース - Google Patents

手書き入力装置のケース

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JP3321808B2
JP3321808B2 JP543091A JP543091A JP3321808B2 JP 3321808 B2 JP3321808 B2 JP 3321808B2 JP 543091 A JP543091 A JP 543091A JP 543091 A JP543091 A JP 543091A JP 3321808 B2 JP3321808 B2 JP 3321808B2
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    • G06F2200/16Indexing scheme relating to G06F1/16 - G06F1/18
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば、静電感圧型
のペンで手書きした文字,図形等の情報を、液晶パネル
に入力,表示することができる携帯用の手書き入力装置
のケースに関する。
【0002】
【先行技術】本出願人は、例えば、特願平1−2438
74号にコンピュータ(以下CPUと記す)を内蔵した
携帯用の手書き入力装置を開示した。これを、図13〜
図15によって具体的に説明すると、100は携帯用の
手書き入力装置である。この手書き入力装置100は、
筐型の液晶ユニット本体110と、上面120aの後縁
部に設けられた一対のヒンジ部121,121を介して
該上面120aに上記液晶ユニット本体110を折り畳
み自在にした装置本体120で構成されている。この液
晶ユニット本体110の上面110aの中央には矩形の
開口部110bを形成してあり、この開口部110b内
に透明のタブレットで覆われた液晶表示部から成る液晶
パネル111を取付けてある。また、上記装置本体12
0の上面120aの一対のヒンジ部121,121寄り
の位置には、静電感圧型のペン130を収納するペン収
納凹部120bを形成してある。
【0003】而して、この手書き入力装置100は、図
13に示すように、未使用時には、液晶ユニット本体1
10を装置本体120上に折り畳んで、該液晶ユニット
本体110の上面110aの開口部110bより露出し
ている液晶パネル111を保護するようになっている。
この状態から、上記手書き入力装置100を使用する場
合には、図13に示すように、液晶ユニット本体110
を装置本体120の上にした状態から、液晶ユニット本
体110の前面中央に設けられているロックレバー11
2を操作して、図14に示すように、液晶ユニット本体
110を装置本体120に対して180°開き、該液晶
ユニット本体110を手前にして使用する。そして、上
記開かれた液晶ユニット本体110の液晶パネル111
のタブレット上にペン130により文字,図形等の情報
を手書きすると、上記液晶パネル111にその情報が入
力,表示される。この液晶パネル111に表示された情
報は、装置本体120の雌コネクタ122に、図15に
示すように、図示しないプリンタのL字形の角形雄コネ
クタ140を接続することにより印刷できるようになっ
ている。
【0004】また、上記ペン130は装置本体120の
ペン収納部120b内に配置されたジャック123にそ
のコード131の先端に取付けられたプラグ132を接
続して使用できる他、上記液晶ユニット本体110の右
側面に配置されたジャック113にペン130のプラグ
132を接続しても使用できるようになっている。尚、
上記装置本体120の一対のヒンジ121,121内に
は信号を伝達する図示しないフレキシブルな基板等を内
蔵してあり、これによって液晶ユニット本体110は電
気的な障害等を受けることなく装置本体120の上面1
20a上に折り畳まれるようになっている。また、上記
液晶ユニット本体110の上面110aには4つの操作
キースイッチ114をそれぞれ取付けてある。さらに、
上記装置本体120の上面120aには、電池収納部1
24,スピーカ125,電源スイッチ126,4つの操
作キースイッチ127をそれぞれ取付けてある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記先
行する手書き入力装置100では、液晶ユニット本体1
10の液晶パネル111にペン130により入力する際
に、上記液晶ユニット本体110は机上等に水平状態に
置かれるので、液晶パネル111の液晶表示部が見えに
くく、また、液晶パネル111のタブレットにペン13
0で文字等の情報を手書きする場合に書きにくかった。
尚、上記手書き入力装置100を持ち運ぶ際には、装置
全体をカバー等で被って運んでいた。そこで、この発明
は、手書き入力装置の使用時に液晶パネルの液晶表示部
を見易くすることができると共に、不使用時にはキャリ
ングケースとして利用することができる手書き入力装置
のケースを提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】装置本体の上面に形成さ
れた矩形の開口部内に、タブレットで被われた液晶表示
部から成る矩形の液晶パネルを取付け、上記タブレット
上にペンで手書きした情報を上記液晶パネルに入力,表
示する手書き入力装置を被うようにした手書き入力装置
のケースにおいて、ケース本体の底部と背部と上部を、
上記装置本体の少なくとも底面と背面と上面を被う大き
さで厚肉に形成し、上記ケース本体の上記装置本体の底
面と背面の境目及び背面と上面の境目に対向する部分に
薄肉状のヒンジ部を形成し、上記ヒンジ部は、上記ケー
ス本体の上部を上記ケース本体の底部の真下の反対側に
折り曲げることで、上記装置本体の背面側が前側より上
記ケース本体の背部の略高さ分高くなることで、上記装
置本体が前側に傾き、さらに、上記ケース本体の底部と
背部の間に略矩形の孔を形成し、上記孔より一回り大き
い上記ケース本体の底部の外面と上記ケース本体の背部
の外面に連続する薄肉の凹部を形成するとともに、上記
ケースは上記凹部の縁に沿って縫合される上記凹部を被
うカバーを備えることを特徴としている。
【0007】
【作用】手書き入力装置の使用時に、ケース本体の上部
をケース本体の底部の真下の反対側に折り曲げると、上
記装置本体の背面側が前側より上記ケース本体の背部の
略高さ分高くなることで、上記装置本体が前側に傾く。
この装置本体の傾きにより、その上面の開口部内に露出
する液晶パネルの液晶表示部が見易くなり、液晶パネル
のタブレットにペンで文字等の情報が書き易くなる。
た、凹部を被うカバーを開放することにより孔が開放さ
れるので、ケースを装置本体から取り外さなくても、前
記孔に収納された、例えば電池を容易に交換することが
できる。
【0008】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図面と共に詳述
する。図1〜図5において、1はCPUを内蔵した携帯
用の手書き入力装置であり、文字,図形の情報aの入力
表示登録、電卓、時計、カレンダー、各種情報処理等の
多機能を備えたシステム手帳として使用できるものであ
る。この手書き入力装置1の装置本体2は、図2,図3
及び図5に示すように、下面側が全面開口すると共に、
上面10aの中央から左寄りの位置に矩形の開口部10
bを有した合成樹脂製で浅い筐型の上キャビネット10
と、上面側が全面開口して上縁が上記上キャビネット1
0の下縁に重合して4本のビス3により該上キャビネッ
ト10を固定する合成樹脂製で浅い筐型の下キャビネッ
ト20で構成され、後述するケース80で被われてい
る。
【0009】上記上キャビネット10の上面10aの上
部には、静電感圧型のペン4を載置する凹状のペン載置
部11を開口部10bの上縁と平行になるように一体成
形してある。このペン載置部11の左端側には複数の小
孔11aをそれぞれ形成してある。この各小孔11aの
裏側の上キャビネット10の内部(下面10c側)には
スピーカ6を配置してある。また、上記上キャビネット
10の上面10aの右側上部には、後述する液晶パネル
の液晶表示部の画面の濃度を自由に調節することができ
る表示濃さダイヤル12と、電源スイッチ13をそれぞ
れ配置してある。さらに、上記上キャビネット10の右
側壁部10dの前側には、上記スピーカ6の音量を自由
に調節することができる音量コントロールスイッチ14
と、上記液晶パネル用の後述するバックライトの照度を
調節するバックライトコントロールスイッチ15をそれ
ぞれ配置してある共に、図4に示すように、該上キャビ
ネット10の左側壁部10eの後側にはDC電源入力端
子16を配置してある。
【0010】また、上記上キャビネット10の下面10
cの開口部10b寄りの四隅には、図5に示すように、
略L字形のリブ17a〜17dを下方にそれぞれ一体突
出成形してある。この各リブ17a〜17d間の上キャ
ビネット10の下面10c側には、液晶パネル駆動回路
用の矩形の基板30を後述する緩衝部材,取付板等を介
して取付けてある。この基板30上には、矩形の液晶パ
ネル(LCD)31を、平面囗字状で枠型の板金32の
前,後縁及び右端縁の一部32aを逆L字形に折り曲げ
ることにより所定の隙間hを介して積層固定してある。
この液晶パネル31は、図5,図6に示すように、矩形
の液晶表示部31aと、上記板金32より露出した上記
液晶表示部31aに接着剤等で接着された入力装置とし
ての透明タッチセンサ等から成る矩形のタブレット31
bとで構成され、上キャビネット10の開口部10bよ
り露出するようになっている。尚、上記基板30と液晶
パネル31とはフレキシブルなシート状の配線33aで
接続してある。また、上記基板30と液晶パネル31の
間には、薄板状のバックライト(蛍光板)34を挿入し
てある。さらに、図5中符号30bはフレキシブルなシ
ート状の配線33bであり、この配線33bで上記基板
30と下キャビネット20内に配置される信号処理回路
用の後述する基板39を接続している。
【0011】また、上記基板30の板金32より露出し
ている四隅の各コーナ部30a〜30dには緩衝部材3
5,35,36,36をそれぞれ嵌着してある。この各
緩衝部材35〜36は硬度60〜100のゴム製であ
る。この各緩衝部材35,36のうち、一方の一対の緩
衝部材35,35は平面L字型のブロック状に形成して
あると共に、他方の一対の緩衝部材36,36は略直方
体のブロック状に形成してある。さらに、上記基板30
の四隅の各コーナ部30a〜30dに嵌着された上記各
緩衝部材35,35,36,36の各上面35a,36
aは、図6に示すように、上記液晶パネル31のタブレ
ット31bの上面より少し出っ張っていると共に、各下
面35b,36bは上記基板30の下面により少し出っ
張っており、それら各下面35b,36bの所定位置に
円柱状の突出部35c,36cをそれぞれ一体成形して
ある。そして、上記各緩衝部材35〜36は各突出部3
5c〜36cに嵌合する舌片状の各取付板37とビス3
8を介して前記各リブ17a〜17dに一体成形された
円柱状のボス17a′〜17d′にそれぞれ締結固定さ
れている。これにより、上記各緩衝部材35〜36の各
上面35a,36aが上キャビネット10の下面10c
に当たって液晶パネル31のタブレット31bが上キャ
ビネット10の下面10cに直接当たらないようになっ
ている(尚、図6に示すように、上記上キャビネット1
0の下面10cの開口部10bの回りの縁部10fは下
方に少し突出して上記液晶パネル31のタブレット31
bとの間の隙間を無くしている)。上記各取付板37に
は上記各突出部35c,36cが嵌合する小孔37aと
ビス38が貫通する小孔37bをそれぞれ形成してあ
る。
【0012】また、上記上キャビネット10の下面10
cのリブ17aとリブ17b間の該リブ17a寄りの位
置には一対の円柱状のボス(保持手段)18,18を一
体突出成形してある。この各ボス18の先端部18aは
後述する下キャビネット20のICカード7を収納する
ソケットとしてのICカード収納部22の上面22aに
当接している。これにより、図6に示すように、上キャ
ビネット10の下面10cと液晶パネル31のタブレッ
ト31bとの間の隙間tが常に一定値に保たれるように
なっている。
【0013】前記下キャビネット20の底面20aの前
壁部20b側には電池8を収納する凹状の電池収納部2
1を形成してあると共に、該下キャビネット20の左側
壁部20eの中央にはICカード7を収納する筐型の上
記ICカード収納部(ソケット)22が該下キャビネッ
ト20内の底部に配置された信号処理回路用の基板39
まで延びるように一体成形してある。また、上記下キャ
ビネット20の前壁部20bの右後コーナ部寄りには四
角筒状の開口部20cを形成してある。この開口部20
cにはコネクタ40を配置してある。さらに、上記下キ
ャビネット20の右側壁部(外壁)20dには凹部23
を形成してある。この凹部23には一対の矩形の孔部2
3a,23aを形成してあると共に、前記ペン4の接続
コード5aの先端に取付けられたプラグ5を嵌脱する入
力端子としてジャック24を取付けてある。また、この
凹部23には上記ペン4を収納するペン収納ケース70
を取付けてある。さらに、図4に示すように、上記下キ
ャビネット20の底面20aの中央には略リボン型の係
合穴25を一体成形してあると共に、その前側の左右コ
ーナ部寄りの位置にはL字型の一対の係合穴26,26
を一体成形してある。これら各穴25,26には合成樹
脂製等のケース80を着脱自在に取付けてある。尚、上
記下キャビネット20の左側壁部20eにはプリント状
態等の各種機能を停止させる停止スイッチ27を配置し
てある。また、上記電池8は取り外しレバー28により
着脱自在になっている。さらに、上記ICカード収納部
22のICカード挿入口は蓋体29で開閉自在に被われ
ている。
【0014】上記コネクタ40は角形の雌型であり、そ
の正面中央に上記基板39に接続される雌コンタクト4
1を有していると共に、両側にガイド部42,42を有
している。このコネクタ40の雌コンタクト41には、
プリンタ等の他の電子機器の角形コネクタ45が嵌脱自
在に取付けられるようになっている。この角形コネクタ
45は、図9,図10に示すように、嵌合部46と、コ
ード48の自由端48aを取付けるコード延出部47と
で構成され、このコード延出部47の方向が上記嵌合部
46に上下2段に複数設けられたピン状の各コネクタ軸
線46aと直交するL字形に成っている。また、この角
形コネクタ45の嵌合部46のコード延出部47寄りの
側面46bには、凹状の係止溝(ロック手段)49を縦
に延びるように形成してある。この係止溝49は、上記
コネクタ40に角形コネクタ45の嵌合部46が嵌合し
た時に、下キャビネット20内の底部上に摺動自在に設
けられたロックレバー(ロック解除手段)43の爪部4
3bでロックされ、抜き取ることができないようになっ
ている。このロックレバー43は合成樹脂製により成形
してあり、上部が円筒状に形成されたレバー本体43a
と爪部43bと操作部43cとを有している。このロッ
クレバー43のレバー本体43aは上記下キャビネット
20の底部上にスライド自在に配設してある一方、該レ
バー本体43の円筒状部と上記下キャビネット20の右
側壁部20dとの間には圧縮コイルバネ44を介在して
ある。また、上記ロックレバー43の爪部43bは上記
圧縮コイルバネ44の付勢力により上記下キャビネット
20の四角筒形の前記開口部20cの側面に形成された
矩形の孔部20fより外部に出るようになっていると共
に、該下キャビネット20の底面20a側に露出した上
記ロックレバー43の操作部43cを圧縮コイルバネ4
4の付勢力に抗して上記右側壁部20dに移動操作する
ことにより上記孔部20f内に没入するようになってい
る。この没入により、上記角形コネクタ45の係止溝4
9のロック状態が解除され、角形コネクタ45の嵌合部
46をコネクタ40の雌コンタクト41から抜き取るこ
とができるようになっている。
【0015】前記基板39には、図12に示すような信
号処理回路の信号処理部50を配してある。図12にお
いて、51はCPU、52はそのバスラインであって、
このバスライン52を介して各種の機能IC等を接続し
てある。53はROMであって、このROM53には装
置全体のシステムプログラムの他、例えばワードプロセ
ッサ機能用の仮名−漢字変換プログラム及びそのための
辞書データ、さらに手書き入力に対する認識プログラム
及びそのための辞書データ等が書き込まれている。ま
た、54はワーキング用のRAM、55は電源56の併
設されたバックアップRAMである。さらに、57はタ
イマーICであって、このタイマーIC57も電源56
にて駆動されると共に、水晶振動子58からのクロック
を計数して常時その時点の年月日及び時刻のデータを出
力している。
【0016】また、上記信号処理回路の信号処理部50
と装置本体2の各部との接続関係を含めて簡単に説明す
ると、図12において、59はディスプレイ部としての
液晶パネル31を制御するディスプレイコントローラで
あって、このコントローラ59はCPU51によって制
御されると共に、CPU51で作成された表示データが
コントローラ59を介してV−RAM60に書き込ま
れ、この書き込まれたデータがコントローラ59を通じ
て液晶パネル31に供給される。61は液晶パネル31
のタブレット31a及びペン4のインターフェース回路
であって、このインターフェース回路61にてタブレッ
ト31bにペン4で手書きされた文字,図形等の情報a
がCPU51に供給される。また、62はアラーム音等
を記憶した音声メモリであり、混合器63,音量コント
ロール回路64を通じてスピーカ6に供給される。さら
に、65はプリント状態等を止める停止スイッチ27に
より起動するキーインターフェース回路、66は電源ス
イッチ13により起動する電源回路、67はバックライ
トコントロールスイッチ15により起動するインバーク
回路である。また、68及び69はICカード及び拡張
時の外部機器とのインターフェース回路であって、それ
ぞれICカード7を収納するソケット22及び図示しな
いプリンタ等の角形コネクタ45を接続するコネクタ4
0に接続される。尚、図12に示す信号処理回路中、符
号9aは電池の種類(充電地,乾電池)を検出するスイ
ッチであり、符号9bは電池の容量の大,小を検出する
スイッチである。
【0017】前記ペン収納ケース70は、一対の爪部7
1a,71aが前記下キャビネット20の凹部23の一
対の孔部23a,23aに係止,嵌合されて該下キャビ
ネット20の右側壁部20dの外面に取付けられる上面
側が開口した合成樹脂製で筐型のケース本体71と、こ
のケース本体71の上部の前後端に形成された一対のヒ
ンジ部71b,71bを介して開閉自在に設けられた下
面側が開口した合成樹脂製で筐型の蓋体72とで構成さ
れている。上記ケース本体71の左側片部の中央は凹状
に切欠かれており、この切欠かれた左側片部の内面には
係合部71cを一体突出成形してある。この係合部71
cに対向する上記蓋体72の中央は舌片状に突出した操
作片部72aになっており、この操作片部72aに、該
係合部71cに係脱する爪部72bを一体突出成形して
ある。また、上記ケース本体71の底部の前側には矩形
の孔部71dを形成してある。この孔部71dより前記
ペン4のプラグ5を接続する入力端子としてのジャック
24が露出している。これにより、上記ケース本体71
を蓋体72で閉じた時に該ジャック24は蓋体72で隠
れるようになっている。
【0018】上記蓋体72の底部の前後には一対の円弧
状のリブ72c,72dを一体突出成形してあると共
に、該蓋体72の底部の一対のリブ72c,72dの近
傍には一対のリブ72f,72fを一体突出成形してあ
る。これら各リブ72c,72d,72fと上記操作片
部72aの爪部72b間に前記ペン4が挾持されるよう
になっている。さらに、上記蓋体72の底部の一方のリ
ブ72c側にはペンアップレバー73を取付けてある。
図7,図8に示すように、このペンアップレバー73
は、操作部73aと基部73bと持上部73cとで略U
字の板状に形成してあり、その基部73bを上記蓋体7
2の底部にネジ止めされたL字型のブラケット74の上
部74aにピン枢支させている。そして、上記持上部7
3cを上方に移動させて上記一対のリブ72c,72d
と爪部72b間で挾持された上記ペン4の細径部4a側
を持ち上げることにより、ペン4が蓋体72から簡単に
取り出せるようにしてある。さらにまた、上記蓋体72
の底部の他方のリブ72d側の左後コーナ部にはケース
本体71の底部側まで延びる突起部72eを一体突出成
形してある。これにより、上記ケース本体71と蓋体7
2内に収納されたペン4の接続コード5aが外にはみ出
さないようになっている。尚、上記接続コード5aは上
記ケース本体71の左側片部に形成されたU状の溝部7
1fに挾持されるようになっている。この溝部71fで
接続コード5aを挾持すれば、蓋体72を閉じた状態で
上記ペン4を使用することができるようになっている。
【0019】前記ケース80は、合成樹脂製のケース本
体81と、このケース本体81の後述する底部82と背
部84間に形成された略矩形の孔84aを被う皮と布を
貼り合わせたカバー91とで構成されている。このケー
ス本体81は、前記装置本体2の底面を覆い、該装置本
体2の底面即ち下キャビネット20の底面20aに合成
樹脂製の嵌合具90を介して着脱自在に取付けられる厚
肉の底部82と、この底部82に薄肉のヒンジ部83を
介して折り曲げ自在に一体成形されて上記装置本体2の
背面を被う厚肉の背部84と、この背部84に薄肉のヒ
ンジ部85を介して折り曲げ自在に一体成形されて上記
装置本体2の上面即ち上キャビネット10の上面10a
を被う上部86(蓋部)と、上記底部82の内面の先端
中央に垂直に起立するように一体突出成形された起立部
87と、上部86の先端中央にヒンジ部88aを介して
折り曲げ自在に一体成形された止片部88とで構成され
ている。
【0020】上記ケース本体81の底部82は、装置本
体2の底面即ち下キャビネット20の底面20aを被う
一回り大きい厚肉の矩形板状に成形してある。この底部
82の外面上部には把持用の凹部82aを一体成形して
あると共に、その基部側には薄肉の凹部82bを形成し
てある。また、この底部82の中央には上記嵌合具90
の係止部90aが挿通する孔82cを形成してあると共
に、その内面の上部には上記下キャビネット20の底面
20aの一対の係合穴26,26に挿入,係止されるL
字型の一対の位置決め突起82d,82dを一体突出成
形してある。さらに、この底部82の内面の右側には前
記ペン収納ケース70が当たる凹部82eを成形してあ
ると共に、左側のICカード収納部22に対向する位置
には切欠部82fを切欠形成してある。
【0021】上記ケース本体81の背部84は、装置本
体2の背面より一回り大きい上記底部82と同厚の矩形
に成形してあり、この背部84のヒンジ部83側と、こ
のヒンジ部83と、上記底部82のヒンジ部83側にか
けて電池取出用の略矩形の孔84aを形成してある。こ
の背部84の外面側には上記底部82の外面の凹部82
bに連続する薄肉の凹部84bを形成してある。これら
底部82の外面の凹部82bと背部84の外面の凹部8
4bに前記カバー91が被われて孔84aを隠すように
なっている。このカバー91の基端縁は上記背部84の
外面の凹部84bの縁に沿って縫合してあると共に、そ
の内面の先端側には図4に示すように複数のループ状の
係合部を有した一対の面ファスナ92,92を接着して
ある。この一対の面ファスナ92,92に対向する底部
82の外面の凹部82bには、図4に示すように、複数
のフック状の係止部を有した一対の面ファスナ93,9
3を接着してある。これら各面ファスナ92,93を係
脱することにより、上記孔84aを開いて装置本体2の
電池収納部21に着脱自在に取付けられた電池8の交換
がケース80を装置本体2から取り外すことなく容易に
行われるようになっている。
【0022】上記ケース本体81の上部86は装置本体
2の上面即ち上キャビネット10の上面10aを被う一
回り大きい厚肉の矩形板状態に成形してある。また、こ
の上部86の外面上部には把持用の凹部86aを一体成
形してあると共に、その内面の装置本体2の電源スイッ
チ13等に対向する部分には薄肉の凹部86bを形成し
てある。さらに、この上部86の内面の外周縁86cは
内側に少し突出している。また、前記各ヒンジ部83及
び85は装置本体2の底面と背面の境目及び装置本体2
の背面と上面の境目に対向する部分に各部より薄肉状に
それぞれ形成してあり、これら各ヒンジ部83,85を
介して図3に示すようにケース本体81の上部86を底
部82側にも折り曲げ自在にしてある。さらに、前記起
立部87には一対の凸状の止具89a,89aを固定し
てあると共に、この起立部87に対向する止片部88に
は一対の凹状の止具89b,89bを固定してある。こ
れら各止具89a,89bの係脱により上部86側が底
部82側に閉じられたり開かれたりできるようになって
いる。
【0023】以上の実施例によれば、携帯用の手書き入
力装置1を使用する場合には、まず、図1に示す状態か
ら図2に示すように、その装置本体2の上面10aを被
っているケース80の上部86を開く。これにより、装
置本体2の上面10aに液晶パネル31のタブレット3
1bが露出する。次に、上記装置本体2の右側面に取付
けられているペン収納ケース70の蓋体72の操作片部
72aを指で下方に押すと、ペン収納ケース70のケー
ス本体71の係合部71cと蓋体72の操作片部72a
の爪部72bのロック状態が外れ、図8に示すように、
上記ケース本体71に対して一対のヒンジ部71b,7
1bを中心に蓋体72が回転して開く。この時に、蓋体
72内に収納されているペン4は、その本体の外周面4
cを上記操作片部72aの爪部72bと一対のリブ72
f,72f間に挾持されているので、上下方向にガタ付
いて動くことがなく、また、上記ペン4の本体の両端面
4d,4eは一対のリブ72c,72d間に挾持されて
いるので、前後方向にガタ付いて動くことがない。これ
により、上記蓋体72を開いた時に、蓋体72内からペ
ン4が外れて落下することがなく、また、該ペン4は蓋
体72内でガタ付くことなく確実に保持されているの
で、ペン4のペン先4bが蓋体72の壁面等に当たって
損傷することがなく、該ペン先4bを確実に保護するこ
とができる。また、この状態で、上記ペン4の接続コー
ド5aは上記蓋体72のピン状に突出した突起部72e
に当たって外部にはみ出ることがなく、ケース本体71
内に確実に収納されている。
【0024】上記ペン収納ケース70の蓋体72内に収
納されているペン4を取り出して使う場合には、ペン4
の細径部4aの上部に位置しているペンアップレバー7
3の操作部73aを反時計方向の上方に回転させる。す
ると、上記ペン4の細径部4aの下部に位置するペンア
ップレバー73の持上部73cにより該ペン4の細径部
4a側が上方に持ち上げられ、ペン4を簡単に取り出す
ことができる。また、上記ペン4のプラグ5が接続され
て該ペン4を装置本体2に通電させる入力端子としての
該装置本体2の右側面に取付けられているジャック24
は、ペン収納ケース70のケース本体71の矩形の孔部
71dより露出しているが、ペン収納ケース70の蓋体
72で被われているので、該蓋体72により上記ジャッ
ク24を確実に保護することができる。さらに、上記ジ
ャック24は手書き入力装置1の不使用時に上記蓋体7
2で隠れるので、装置本体2全体の外観をより良くする
ことができる。さらにまた、図2,図7に示すように、
ペン収納ケース70のケース本体71のU字形の溝部7
1fにペン4の接続コード5aを通せば、図2に示すよ
うに、蓋体72を閉じた状態でペン4を使用することが
でき、使い勝手が良い。このように、装置本体2の下キ
ャビネット20の外壁である右側壁部20dにペン収納
ケース70を取付け、このペン収納ケース70の蓋体7
2の爪部72bと一対のリブ72c,72d間等でペン
4を挾持して収納するようにしたので、該ペン4のペン
先4bを確実に保護することができる。また、先行する
手書き入力装置は、装置本体と液晶ユニット本体とで構
成され、該装置本体の上面側にペン収納部を設けたの
で、装置全体が肉厚になって大型になったが、本実施例
では、液晶パネル31を装置本体2の上面10a側に埋
設させて該上面10aをケース80の上部86で保護す
るようにすると共に、該装置本体2の右側面にペン収納
ケース70を取付けたので、装置本体2の厚みを可及的
に薄くすることができる。これにより、手書き入力装置
1全体の薄型化をより一層図ることができる。
【0025】図3に示すように、上記ペン収納ケース7
0の蓋体72より取り出されたペン4により、装置本体
2の上面10aの開口部10bから露出した液晶パネル
31のタブレット31bに文字等の情報aを入力する場
合には、ケース80の上部86を各ヒンジ部83,85
を介して該ケース80の底部82の真下の反対側に折り
曲げる。これにより、上記装置本体2の背面側が前側よ
りケース80の背部84の略高さ分高くなって装置本体
2が前側に傾いて傾斜するので、装置本体2の上面10
aの開口部10b内の液晶パネル31の液晶表示部31
aが非常に見易くなると共に、液晶パネル31のタブレ
ット31b上にペン4のペン先4bで文字等の情報aが
書き易くなる。このペン4は、液晶パネル31のタブレ
ット31bの共働で任意の情報aの入力を行うことがで
きるものであり、また、ペン4を介してCPU51内に
はタブレット31bとペン4のペン先4bとの静電容量
変化等を取り出す検知手段を有し、ペン4のペン先4b
がタブレット31bに当接していなくても座標検出がで
きると共にカーソルがペン4のペン先4bの対向位置に
表示されるように成されている。このペン4を取り出し
てそのペン先4bでタブレット31bに接触することに
より、その接触状態や接触位置等の情報が接続コード5
a等を介して上記CPU51に供給され、任意の情報等
の入力が行われる。また、上記液晶パネル31の液晶表
示部31aにはICカード7,CPU51等からの画像
情報が表示される。
【0026】図3に示すように、上記装置本体2の液晶
パネル31の液晶表示部31aに変換されて表示された
情報Aは、装置本体2の背面に設けられたコネクタ40
に、図示しないプリンタの角形コネクタ45を接続する
ことにより印刷できるようになっている。この際に、図
10の矢印に示す方向に、角形コネクタ45のコード延
出部47或はコード48が誤って引っ張られても、上記
角形コネクタ45のコード延出部47側の嵌合部46の
側面46bにのみ形成された凹状の係止溝49が、上記
装置本体2の前壁部20b側に設けられたロックレバー
43の爪部43bで確実にロックされているので、角形
コネクタ45が装置本体2のコネクタ40から抜けて外
れることがなく、両コネクタ40,45同士を確実に接
続しておくことができる。また、印刷終了後に、角形コ
ネクタ45を装置本体2のコネクタ40から取り外す場
合には、上記ロックレバー43の操作部43cを外側に
移動させることにより、上記角形コネクタ45の係止溝
49とロックレバー43の爪部43bのロック状態は簡
単に解除され、簡単に取り外すことができる。
【0027】このような手書き入力装置1の使用時に、
右手にペン4を持っている使用者が左手で装置本体2の
上面10aの開口部10bの左縁側を強く下方に押し付
けても、この部分の装置本体2の上面10aの内部に
は、図5,図6に示すように、ピン状の一対のボス1
8,18が一体突出成形され、その各先端部分18aが
ICカード収納部22の上面22aに当接しているの
で、図6に示すように、装置本体2の下面10cと液晶
パネル31のタブレット31bの上面との隙間tを常に
一定値に保つことができる。従って、上記装置本体2の
上面10aの開口部10bの左縁側に上記押圧力により
負荷が掛かっても、液晶パネル31の液晶表示部31a
のガラス面にストレスがかかることがなく、液晶パネル
31の開口部10bの左縁側に縞模様等の色ムラが発生
することがない。
【0028】また、上記手書き入力装置1の使用時に、
誤って装置1を床等に落としても、液晶パネル31を積
層固定した基板30の四隅の各コーナ部30a〜30d
に各緩衝部材35,36を挾持介在して、該基板30を
装置本体2の上キャビネット10の各リブ17a〜17
d間に固定したので、上記落下時に液晶パネル31にか
かる衝撃力を上記各緩衝部材35,36のクッション力
により確実に吸収して低減させことができ、液晶パネル
31の破損及び液晶パネル31と基板30のずれを確実
に防止することができる。
【0029】さらに、上記手書き入力装置1の使用中
に、その装置本体2の上面10aに形成されたペン載置
部11にペン4を一時的に載置することができる。ま
た、使用後は、図2に示すように、上記ペン4は装置本
体2に取付けられたペン収納ケース70の蓋体72に挾
持され、該蓋体72を閉じることによりペン4とプラグ
5及び接続コード5aの全部がペン収納ケース70内に
収納される。この状態から、前記ケース80の上部86
を装置本体2の上面10aで被って、該上部86の止片
部88の一対の止具89b,89bを底部82の起立部
87の一対の止具89a,89aに止めることにより、
図1に示すように、上記ケース80の上部86で装置本
体2の上面10aの開口部10bより露出している液晶
パネル31を確実に保護することができる。このケース
80の底部82と上部86の外面には、図1,図4に示
すように、把持用の各凹部82a,86aを成形してあ
るので、上記ケース80をキャリングケースとして機能
させることができる。また、電池8を交換する場合に
は、装置本体2からケース80を取り外さなくてもよ
く、図4に示すように、上記装置本体2の上面10aを
ケース80の上部86で被った所謂ケース80の上部8
6を閉じた状態で、上記ケース80の底部82側に縫合
されたカバー91のみを開閉するだけの簡単な作業によ
り、電池8を着脱して容易に交換することができる。
【0030】尚、前記実施例によれば、ペンを収納する
ペン収納ケースを、装置本体に取付けられるケース本体
と、該ケース本体に対して開閉する蓋体とで構成した
が、蓋体を装置本体に直接開閉自在にしてペン収納ケー
スとしてもよい。また、キャリング用のケースで装置本
体の底面と背面と上面を被うようにしたが、ケースを略
筐型に形成して装置本体の全面を被うようにしてもよ
い。さらに、液晶パネル駆動回路用の矩形の基板をゴム
製の緩衝部材を介して装置本体内に取付けたが、緩衝部
材はゴム製に限られるものではない。また、角形コネク
タにロック手段を設け、装置本体にそのロック解除手段
を設けたが、角形コネクタにロック解除手段を設け、装
置本体にそのロック手段を設けてもよい。さらにまた、
装置本体内に、液晶パネルと該液晶パネルに相対向する
装置本体との間の隙間を常に一定値に保つ保持手段をピ
ン状のボスにより形成したが、形状はこれに限定され
ず、別部材を介在して上記一定値を保つようにしてもよ
い。
【0031】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、装置
本体の上面に形成された矩形の開口部内に、タブレット
で被われた液晶表示部から成る矩形の液晶パネルを取付
け、上記タブレット上にペンで手書きした情報を上記液
晶パネルに入力,表示する手書き入力装置を被うように
した手書き入力装置のケースにおいて、ケース本体の底
部と背部と上部を、上記装置本体の少なくとも底面と背
面と上面を被う大きさで厚肉に形成し、上記ケース本体
の上記装置本体の底面と背面の境目及び背面と上面の境
目に対向する部分に薄肉状のヒンジ部を形成し、上記ヒ
ンジ部は、上記ケース本体の上部を上記ケース本体の底
部の真下の反対側に折り曲げることで、上記装置本体の
背面側が前側より上記ケース本体の背部の略高さ分高く
なることで、上記装置本体が前側に傾き、さらに、上記
ケース本体の底部と背部の間に略矩形の孔を形成し、上
記孔より一回り大きい上記ケース本体の底部の外面と上
記ケース本体の背部の外面に連続する薄肉の凹部を形成
するとともに、上記ケースは上記凹部の縁に沿って縫合
される上記凹部を被うカバーを備えたので、手書き入力
装置の使用時に、上記装置本体を手前に所定角を有した
状態に簡単に傾けることができる。これにより、上記装
置本体の上面の開口部より露出した液晶パネルの液晶表
示部が見易くなると共に、液晶パネルのタブレット上に
ペンで情報が書き易くなる。また、手書き入力装置の不
使用時にはキャリングケースとして利用することができ
る。さらに、凹部を被うカバーを開放することにより孔
が開放されるので、ケースを装置本体から取り外さなく
ても、前記孔に収納された、例えば電池を容易に交換す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す手書き入力装置の斜
視図。
【図2】上記手書き入力装置のケースを開いた状態を示
す斜視図。
【図3】上記手書き入力装置の使用状態を示す斜視図。
【図4】上記手書き入力装置を裏側から見た斜視図。
【図5】上記手書き入力装置の分解斜視図。
【図6】上記手書き入力装置の要部の断面図。
【図7】上記手書き入力装置のペン収納ケースの分解
図。
【図8】上記ペン収納ケースの開いた状態を示す平面
図。
【図9】上記手書き入力装置のコネクタ部分と角形コネ
クタの斜視図。
【図10】上記コネクタ同士の接続状態を示す平面図。
【図11】上記手書き入力装置を被うケースの斜視図。
【図12】上記手書き入力装置の信号処理回路図。
【図13】先行する手書き入力装置の斜視図。
【図14】上記先行する手書き入力装置の液晶ユニット
本体を開いた状態を示す斜視図。
【図15】上記先行する手書き入力装置の液晶ユニット
本体を開いた状態を示す平面図。
【符号の説明】
1…手書き入力装置、2…装置本体、4…ペン、10a
…上面、10b…開口部、20a…底面、31…液晶パ
ネル、31a…液晶表示部、31b…タブレット、80
…ケース、81…ケース本体、82…底部(装置本体の
底面に対向する部分)、83,85…ヒンジ部、86…
上部(装置本体の上面に対向する部分)、a…情報。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 15/02 G06F 1/16 G06F 3/03 H05K 5/03

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置本体の上面に形成された矩形の開口
    部内に、タブレットで被われた液晶表示部から成る矩形
    の液晶パネルを取付け、上記タブレット上にペンで手書
    きした情報を上記液晶パネルに入力,表示する手書き入
    力装置を被うようにした手書き入力装置のケースにおい
    て、 ケース本体の底部と背部と上部を、上記装置本体の少な
    くとも底面と背面と上面を被う大きさで厚肉に形成し、 上記ケース本体の上記装置本体の底面と背面の境目及び
    背面と上面の境目に対向する部分に薄肉状のヒンジ部を
    形成し、上記ヒンジ部は、上記ケース本体の上部を上記
    ケース本体の底部の真下の反対側に折り曲げることで、
    上記装置本体の背面側が前側より上記ケース本体の背部
    の略高さ分高くなることで、上記装置本体が前側に傾
    き、 さらに、上記ケース本体の底部と背部の間に略矩形の孔
    を形成し、上記孔より一回り大きい上記ケース本体の底
    部の外面と上記ケース本体の背部の外面に連続する薄肉
    の凹部を形成するとともに、上記ケースは上記凹部の縁
    に沿って縫合される上記凹部を被うカバーを備えること
    を特徴とする手書き入力装置のケース。
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