JP3321689B2 - 画像記録装置 - Google Patents

画像記録装置

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JP3321689B2
JP3321689B2 JP20099294A JP20099294A JP3321689B2 JP 3321689 B2 JP3321689 B2 JP 3321689B2 JP 20099294 A JP20099294 A JP 20099294A JP 20099294 A JP20099294 A JP 20099294A JP 3321689 B2 JP3321689 B2 JP 3321689B2
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  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Storing Facsimile Image Data (AREA)
  • Compression Of Band Width Or Redundancy In Fax (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子写真式複写機に関す
るもので、詳しくは、原稿画像を光電変換により読取っ
て画像データとし、得られた前記画像データを記憶手段
に一旦記憶保持させて読み出し、読み出した前記画像デ
ータに基づいて画像記録を行う装置に関する。
【0002】
【従来の技術】原稿画像を直接像形成装置の感光体に投
射して画像形成させる代りに、原稿画像を読取り、得ら
れた画像データをメモリに格納し、前記格納された画像
データを順次読み出して画像形成させる記録装置におい
て、メモリに残り容量が無くなったメモリの格納を中止
し警報を発生する記録装置は実開昭63-38462号公報によ
り知られている。
【0003】未使用のメモリ容量に対して残りの原稿が
必要とするメモリ容量が予め判明していれば設定する原
稿のページ数を減らしておくこともできるが、原稿1枚
当たりに使用するメモリ容量は読み取る画像の種類、例
えば写真画像か、文字画像かによって大幅に異なるた
め、所要のメモリ容量は実際に読み込んでからしか判断
出来ない。
【0004】従ってオペレータが付き切りでメモリオー
バーフロー(残りのメモリ容量が予め設定された値以下
となりこれ以上メモリに記憶させることが出来ない状
態)を生じないように監視している必要がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】メモリオーバーフロー
が発生した時に、原稿枚数を減らしてメモリ読み込み作
業を最初からやり直しする場合、原稿が片面原稿で上面
送りの場合は簡単に減らすことが出来るが、片面原稿で
も底面送りの場合や両面原稿の場合は簡単に減らすこと
が出来ず、慎重に変更しないとページの欠落や、不連続
なページ順番に原稿を読み込んでしまい、複写後の整理
に余分な手数と時間がかかることになる。
【0006】特に最近コピー作業の生産性を高めるため
に、原稿を読み取りながら画像データをメモリに蓄積す
る作業と、原稿を読み取りながら画像形成を実行してコ
ピーを作成する作業を同時に実行する使用法が普及する
傾向にある。この場合はコピー部数が1部のときは直ち
にメモリ蓄積と複写作業が完了する。コピー部数がN
(Nは2より大きい整数)部必要である時は残りのN−
1部を既に蓄積しているメモリから読みだして画像形成
させることになる。前記のような複写方法を採用してい
るときはメモリオーバーフローを生じたときの回復に思
わぬ手数が掛かることがある。
【0007】本発明は上記実情に鑑みてなされたもの
で、メモリオーバーフローを生じた時に原稿枚数を減じ
ることなく、オペレータの手を介せずに自動的に画像デ
ータのメモリ読み込みを実行する記録装置の提供を目的
とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】原稿画像を光電変換によ
り読取って画像データを得る読取り手段と、原稿を自動
的に前記読取り手段に順次給送する自動原稿送り装置
と、前記画像データを記憶する画像データ記憶手段と、
前記画像データ記憶手段から選択的に読み出された画像
データに基づいて画像形成を行う画像形成手段と、画像
形成された記録紙を仕分けする後処理手段と、前記自動
原稿送り装置と画像データ記憶手段と画像形成手段及び
後処理手段の動作を制御する制御部を含む画像記録装置
において、前記画像データ記憶手段は、画像データを圧
縮・伸張する圧縮・伸張手段と、圧縮された画像データ
を記憶するメモリを含み、前記制御部は画像データの読
取と画像データのメモリへの書き込み及び画像形成を同
時に実行させ、メモリの空き容量を監視し空き容量が予
め設定された設定値以下となったときメモリオーバーフ
ロー信号を発生し、該メモリオーバーフロー信号に基づ
いて原稿の読み込みを中止し、その時までにメモリに記
憶させた画像データをメモリから読みだして画像形成を
させ前記後処理手段により区分け収容し、その後メモリ
をリセットし、前記メモリオーバーフロー信号を生じた
原稿から、画像データの読取と画像データのメモリへの
書き込みと、画像データの読取と画像形成と、を同時に
実行し、且つ画像データの読取りから画像形成までを自
動的に実行することを特徴とするように構成した。
【0009】
【0010】
【0011】
【0012】
【作用】かかる構成の画像記録装置によると、画像記録
装置の制御部はメモリオーバーフローを検出した時に、
原稿の読み込みを中止し、その時までにメモリに記憶さ
せた画像データをメモリから読みだして(N−1)部の
画像形成をさせてから前記後処理手段により区分け収容
し、その後メモリをリセットし、前記メモリオーバーフ
ロー信号を生じたページの原稿の最初から画像データの
読取と画像データのメモリへの書き込みと、画像データ
の読取と画像形成とを同時に再開可能である。この場合
動作が自動的に進行するのでオペレータが付添っている
必要がなく大きな省力効果が得られる。後処理の判断が
面倒となる「原稿枚数を減らす」必要がないので操作が
簡単で、複写ページの欠落やページ順番の不連続に悩ま
されることがない優れた操作性の画像記録装置が実現で
きる。
【0013】
【実施例】以下に本発明の実施例について説明する。
【0014】図1は本実施例の白黒デジタル複写機の全
体構成を示す図である。
【0015】この図1において、白黒デジタル複写機
は、画像読取り部A、画像処理部B、画像記憶部C、画
像形成部D及びソータEで構成される。前記画像読取り
部Aが読取り手段に、画像処理部Bが画像処理手段に、
画像記憶部Cが画像データ記憶手段に、前記画像形成部
Dが画像形成手段に、また、後処理部Eが後処理手段に
相当する。
【0016】画像読取り部Aにおいて、原稿121は原稿
台ガラス122上におかれ、スライドレール上を移動する
キャリッジに設けられたハロゲン光源123によって照明
される。一対のミラー124、125が設けられた可動ミラー
ユニット126は、前記スライドレール上を移動し、前記
キャリッジに設けられているミラー127との組合せで、
プラテンガラス(原稿台ガラス)122上の原稿121からの
反射光即ち光学像を、レンズ読取りユニット128へ導出
する。前記レンズ読取りユニット128は結像レンズ129及
びCCDラインセンサ130から構成される。
【0017】前記ミラー124、125、127により反射伝達
された原稿121上の画像に対応する光学像は、前記結像
レンズ129により収束され、CCDラインセンサ130の受
光面に結像され、前記CCDラインセンサ130によりラ
イン上の光学像が順次電気信号に光電変換される。前記
画像読取り部Aで読取られた原稿画像の画像信号即ち画
像データは、後述する画像処理部Bにおいて、濃度変
換、フィルタ処理、変倍処理、γ補正などの各種画像処
理が施された後、画像記憶部Cを経て画像形成部Dに出
力される。画像形成部Dは、電子写真技術を用いたレー
ザープリンタにより、入力された画像データに応じて記
録紙上に画像形成を行う。
【0018】即ち、画像形成部Dでは、図示しない半導
体レーザーで発生されるレーザービームを、画像信号に
基づいて変調する。かかるレーザービームを駆動モータ
141により回転されるポリゴンミラー142で回転走査さ
せ、図示しないfθレンズを経て、反射ミラー143によ
り光路を曲げて、感光体ドラム151の表面上に投射さ
せ、一様に帯電された感光体ドラム151上に静電潜像を
形成する。
【0019】更に、この感光体ドラム151を一様に帯電
させるための帯電器152、現像器153、転写極157、分離
極158、クリーニング装置159、定着装置160が備えられ
ており、感光体ドラム上151上に形成された静電潜像が
前記現像器153によって現像されてトナー像となり、更
に、前記トナー像が記録紙上に転写され、定着されて、
原稿の複写像が得られるようにされている。記録紙は各
サイズ毎にカセット171〜174にストックされており、記
録紙サイズの指示に従って対応するカセット171〜174か
ら記録紙が取り出され、複数の搬送ローラや搬送ベルト
を含んで構成される記録紙搬送機構174とによって感光
体ドラム151に供給される。
【0020】また、本実施例における白黒デジタル複写
機には、前記プラテンガラス122上に読取り原稿を自動
搬送する循環式自動原稿送り装置(R−ADF)181
が、前記画像読取り部Aに設けられている。図示を省略
したモーターにより駆動される前記自動原稿送り装置18
1は、原稿セット台182上に読取り原稿を複数枚重ねてセ
ットすると、この原稿の各ページを第1反転部190によ
り方向転換して順番にプラテンガラス上の所定位置に自
動搬送するとともに、読取りの終了した原稿をプラテン
ガラス122上から取除いて原稿排出トレー183上に排出す
るものである。
【0021】更に、前記R−ADF181は、前記のよう
に原稿の片面に画像の記された片面原稿を順次送り出し
て読取る他、両面原稿を1枚取り出してプラテンガラス
122上に送り込んで片面の画像読取りを終えると前記原
稿を逆方向に移動させ、第2反転部191で方向を転換し
て原稿を裏返してプラテンガラス122の所定位置に送り
込み原稿裏面の画像情報を読取りできるようにされてい
る。
【0022】また更に、前記R−ADF181は、読取り
終了後の原稿を直接に原稿排出トレー183上に排出する
代りに第3反転部192へ給送し、裏表反転させて原稿反
転トレー194上に蓄積する。1回目の原稿読取りの終了
した原稿の束が、支点185を軸として回動する切換板186
が下方(図中の破線の位置)から上方(図中の実線の位
置)に移動すると、再び1枚目の原稿から給送が開始さ
れ2回目の原稿読取りが始る。前記説明したような原稿
の自動搬送のために、原稿セット台182上の原稿を1枚
づつ送り出す給紙ローラ184と、中間搬送ローラ185と、
駆動ローラ186及び従動ローラ187と、前記駆動ローラ18
6及び従動ローラ187に巻回された搬送ベルト188と、排
紙ローラ189とガイド板からなる第1反転部190、第2反
転部191、第3反転部192から構成されている。
【0023】後処理部Eは後処理手段であるソータ300
が使用されている。複写機本体の定着装置160を出た記
録紙は垂直搬送部301へ入りガイド302により方向転換さ
れ、給送ローラ303,304,305、搬送ベルト306により送ら
れて水平搬送部307に入る。ここでも記録紙は搬送ベル
ト308給送ローラ309,310により搬送されガイド311によ
り方向転換され分配収容部312に入る。ここでも記録紙
は搬送ベルト313給送ローラ314,315で給送され図示を省
略したソレノイドで駆動される分配ガイド317により案
内されて所望の棚板(ビン)318上に収容される。
【0024】前記画像読取り部A、画像処理部B、画像
記憶部C、画像形成部D及び後処理部Eからなる上記白
黒デジタル複写機の回路構成を、図2および図3のブロ
ック図に従って説明する。先ず、画像読取り部Aにおい
て、前記CCDラインセンサ130から出力されるアナロ
グ画像信号は、A/D変換器によってデジタル画像信号
(画像データ)に変換されて、インターフェース12を介
して画像処理部Bに出力される。
【0025】画像処理部Bに入力されたデジタル画像信
号(輝度情報)は、まず、濃度変換部によって濃度情報
に変換される。その後、オペレータの変倍指定に従った
変倍処理が、拡大・縮小処理部14で行われる。また、画
像判別処理部15においては、前記濃度変換部で変換され
た濃度情報に基づいて文字画・写真画の判別を行い、前
記判別結果に基づいてフィルタ処理部16におけるフィル
タ特性を設定し、フィルタ処理部16では、前記設定に従
って空間フィルタ処理を行う。
【0026】なお、前記画像判別処理部15が、本実施例
における画像判別手段及び処理特性可変手段に相当し、
文字画・写真画の判別は文字画と写真画との混在画像に
おける文字画像領域、写真画像領域の判別を含むものと
する。
【0027】一方EE処理部19は、原稿走査時の本スキ
ャン前のプリスキャンで得られた画像情報から原稿画像
の特徴を得るために、ヒストグラムデータを得る。そし
て、図示しない画像処理系のCPUは、前記ヒストグラ
ムデータに基づいて適正なγ補正データをγ補正処理部
20に提供する。フィルタ処理・変倍処理が施された画像
データ(濃度情報)は、前記γ補正処理部で後述する画
像形成装置25の特性に応じたγ補正処理が施された後、
画像領域処理部21に出力される。前記画像領域処理部21
では、原稿の有効画像領域の抽出の他、枠消し、折目消
しなどの領域加工も行う。
【0028】上記のようにして画像形成に必要な全ての
画像処理が施され、後述する画像形成装置への最終出力
状態となった画像データ(濃度情報)は画像記憶部Cを
経てインターフェースを介して画像形成部Dに出力され
る。
【0029】画像記憶部Cは入力された画像データを複
数ページ分記憶保持しておく。画像形成部Dは、原稿の
読取りに対して即時に記録紙上への画像形成を行う機能
と共に、前記記憶された画像データを後から任意の順番
で読み出した後、画像形成を行わせる機能を有してい
る。
【0030】ここで、本実施例では、上記のように原稿
画像の読取りにより得られ、しかも必要な画像処理が全
て施された画像データをページ単位でメモリに保存して
おき、前記保存された画像データを後から選択的に読み
出して画像形成を行わせる機能を電子RDH(Recycle
Document Handler)機能と称するものとする。
【0031】画像形成部Dには、レーザープリンタなど
の画像形成装置25の他に、前記電子RDH機能を実現す
るため、画像データを書換可能に記憶する画像記憶部
(画像データ記憶手段)Cが設けられる一方、前記電子
RDH機能と通常の即時画像形成機能とを切換えるため
のデータセレクタ24が設けられている。
【0032】前記データセレクタ24は、画像記憶部Cか
ら読み出された画像データと、画像処理部Bから読取り
に応じて逐次出力される画像データとの何れか一方又は
双方を同時に選択して画像形成装置(レーザープリン
タ)25に出力するものである。即ち、前記画像記憶部に
は、画像データが記憶され、前記データセレクタ24によ
って選択的に出力される画像処理部Bからの画像データ
と画像記憶部Cから読み出した画像データとは、画像形
成装置25において同等に扱われて画像形成が行えるよう
になっている。
【0033】なお、画像処理部Bには画像処理系CPU
が、画像記憶部Cと画像形成部Dの制御部26と操作部28
については本体CPU27がそれぞれの制御を担当してい
る。次に図3に従って前記画像記憶部の構成を説明す
る。
【0034】画像記憶部23は、アドレスレジスタ、デー
タバッファ、読み書き信号保持のためのラッチを含む画
像データ書き込み読み出し手段31、圧縮された画像デー
タを画像データをページ単位で記憶するメモリ30、メモ
リに書き込むために画像データを圧縮し、メモリから読
みだした画像データを復元のために伸長するデータ圧縮
伸長器32から構成されている。画像形成装置25の制御部
26はCPU27と操作部28を含み、操作部28は記録紙のサ
イズ、ADFの使用の有無、両面原稿か片面原稿の指
定、画像データのメモリ蓄積の有無、後処理装置の使用
の有無等を指定する。画像記録装置の制御部26のCPU
27は、画像形成装置の他ADF181の給送制御部195、後
処理装置のソータ300の分配ガイド317を操作するソレノ
イド316の動作を制御する。
【0035】図4は、実施例の動作のフローチャートで
ある。
【0036】操作部28を使ってADFを使用して、メモ
リへのデータ蓄積と同時に画像形成を行うリアルタイム
複写モードを予め選定し複写部数を入力しておく。
【0037】操作部の図示を省略したスタートボタンを
押すとADFにより原稿が1頁プラテンガラスの所定の
位置に送られて停止する。画像読み込みが開始されてC
CDからの出力が画像信号処理されて画像データが得ら
れる。画像データはメモリに書き込まれると同時にメモ
リ残量がチェックされて予め設定された値以下となって
いないか判定される。メモリに蓄積される容量があれば
画像データは画像形成部に送られて1ページ分出力され
る。1頁分の画像データの蓄積と画像出力が終了すると
ADFが動作し原稿を排出する。原稿の終了が検出され
るまでステップS101からS106迄の制御は繰り返されて、
画像データのメモリ蓄積と第1部目の複写作業が進行す
る。画像形成された記録紙は後処理手段であるソータの
第1番目のビンに順次収容されて第1部目の複写が実行
される。
【0038】ステップS107で原稿終了が検知されるとA
DFは停止し、代わりにステップS108の動作、即ち、メ
モリから蓄積された画像データが読みだされて画像形成
が実行されて、記録紙はソータの第2番目のビンから第
N番目のビンに収容されて、第2部目から第N部目まで
(即ちN−1部)の複写が終了する。この結果ソータ30
0からは第1部目から第N部目迄のコピーを取り出すこ
とが出来る。
【0039】次にメモリオーバーフローが発生した時の
動作について説明する。
【0040】CPU27がオーバーフローを検知するとス
テップS201からS203に示すように画像データのメモリへ
の書き込みを中止し、画像データの画像形成部への出力
を中止する。画像データ読み込み途中である原稿は給送
を停止する。このときステップS202の代わりに記録紙の
給送を停止し、結果としてメモリオーバーフローを生じ
たページの画像形成を不能にしてもよい。
【0041】次にステップS204に示すようにメモリに蓄
積された画像データに基づいてN−1部の画像を出力さ
せて2部目からN部目までのコピーをソータ300 の各ビ
ンに収容させる。その後ステップS205に示すようにメモ
リ30をリセットし新たにメモリに画像データを蓄積でき
るようにする。ここで排出されずにプラテンガラス122
上に残っている原稿を再度読み込んで(S102)メモリへ
の書き込み(S103)と画像出力を実行(S105)し、複写
作業を再開する。ここでメモリオーバーフローを生じた
原稿を排出し(S106)次の原稿が給送(S101)されて通
常の処理ルーチンに戻る。以上の処理はオペレータの手
を介さずにすべて自動的に行われる。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、本発明にかかる画
像記録装置によると、メモリに書き込むための空き容量
が無くなったとき、即ち、メモリオーバーフローを検出
した時に、原稿の読み込みを中止し、その時までにメモ
リに記憶させた画像データをメモリから読みだして(N
−1)部の画像形成をさせてから前記後処理手段により
区分け収容し、その後メモリをリセットし、前記メモリ
オーバーフロー信号を生じたページの原稿の最初から画
像データの読取と画像データのメモリへの書き込みと、
画像データの読取と画像形成とを同時に再開する。この
結果メモリへの蓄積と必要部数の全部の複写が完了す
る。この場合動作が自動的に進行するので、オペレータ
が付添っている必要がなく大きな省力効果が得られる。
【0043】更に本発明によれば後処理の判断が面倒と
なる「原稿枚数を減らす」必要がないので操作が簡単
で、複写ページの欠落やページ順番の不連続に悩まされ
ることがない優れた操作性が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の白黒デジタル複写機の全体構成図。
【図2】実施例の回路構成を示すブロック図。
【図3】実施例における画像記憶部を示すブロック図。
【図4】実施例のメモリオーバーフロー発生時のフロー
チャート。
【符号の説明】
23 画像記憶部 24 データセレクタ 25 画像形成装置 26 制御部 27 CPU 28 操作部 29 メモリ管理テーブル 30 メモリ 31 画像データ書き込み読み出し手段 32 データ圧縮伸長器

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿画像を光電変換により読取って画像
    データを得る読取り手段と、原稿を自動的に前記読取り
    手段に順次給送する自動原稿送り装置と、前記画像デー
    タを記憶する画像データ記憶手段と、前記画像データ記
    憶手段から選択的に読み出された画像データに基づいて
    画像形成を行う画像形成手段と、画像形成された記録紙
    を仕分けする後処理手段と、前記自動原稿送り装置と画
    像データ記憶手段と画像形成手段及び後処理手段の動作
    を制御する制御部を含む画像記録装置において、前記画
    像データ記憶手段は、画像データを圧縮・伸張する圧縮
    ・伸張手段と、圧縮された画像データを記憶するメモリ
    を含み、前記制御部は画像データの読取と画像データの
    メモリへの書き込み及び画像形成を同時に実行させ、
    モリの空き容量を監視し空き容量が予め設定された設定
    値以下となったときメモリオーバーフロー信号を発生
    し、該メモリオーバーフロー信号に基づいて原稿の読み
    込みを中止し、その時までにメモリに記憶させた画像デ
    ータをメモリから読みだして画像形成をさせ前記後処理
    手段により区分け収容し、その後メモリをリセットし、
    前記メモリオーバーフロー信号を生じた原稿から、画像
    データの読取と画像データのメモリへの書き込みと、画
    像データの読取と画像形成と、を同時に実行し、且つ画
    像データの読取りから画像形成までを自動的に実行する
    ように構成されたことを特徴とする画像記録装置。
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