JP3320689B2 - 組立式植木鉢 - Google Patents

組立式植木鉢

Info

Publication number
JP3320689B2
JP3320689B2 JP25638599A JP25638599A JP3320689B2 JP 3320689 B2 JP3320689 B2 JP 3320689B2 JP 25638599 A JP25638599 A JP 25638599A JP 25638599 A JP25638599 A JP 25638599A JP 3320689 B2 JP3320689 B2 JP 3320689B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pot
pot body
planting material
material holding
holding space
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP25638599A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2001078578A (ja
Inventor
茂 五味
Original Assignee
茂 五味
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 茂 五味 filed Critical 茂 五味
Priority to JP25638599A priority Critical patent/JP3320689B2/ja
Publication of JP2001078578A publication Critical patent/JP2001078578A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3320689B2 publication Critical patent/JP3320689B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の植木をコン
パクトに陳列することができ、また保水性の高い組立式
植木鉢に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、複数の植木を上下方向等に陳列す
る園芸手法が広く行われている。例えば、植木を植えた
複数の植木鉢を、棚などを介して上下方向に配置する方
法が採られている。(なお本明細書中で使用している語
句「植木」は、鉢等に植えることのできる植物を総称し
たものであり、「木」に限定されるものではない。)
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし上記従来の方法
では、複数の植木鉢を上下に配置するための棚等が必要
となり、大がかりなものになりやすい。また近年では、
マンションのベランダ等の限られたスペースでも園芸を
楽しみたいという要望があり、棚等を用いずコンパクト
に植木を陳列する方法が望まれている。
【0004】一方、旅行などにより留守にする場合など
は、植木に水を与えることができない。これが長期間に
及ぶと植木が枯れてしまうこともある。特に、上述した
ような多数の植木を所有している場合には、その損害は
深刻なものとなる。そこで、保水性の高い植木鉢が望ま
れる。
【0005】本発明は上記事情に鑑み、棚等を用いずコ
ンパクトに植木を陳列することができ、保水性の高い組
立式植木鉢を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明は、上下に組み立てて使用する組立式植木鉢(1)に
おいて、上下に分離自在に接続される複数個の鉢本体
(2)を備え、これら鉢本体は、上下に貫通形成される
栽植材保持空間(20,A0)と、該栽植材保持空間よ
り突出し、かつ上方が開放して開口部(11)となる突
出部(A1〜A4)と、を有し、前記栽植材保持空間
(A0)と前記突出部(A1〜A4)との会合位置に配
置され、前記各鉢本体の上下方向に延びる複数の柱
(3)(15,16)により、前記複数個の鉢本体が、
前記栽植材保持空間を互いに連通しつつ前記各開口部を
開放して、上下方向に接続されてなる、ことを特徴とす
る。
【0007】また、前記柱が、例えば図1及び図2に示
すように、前記鉢本体の上下端いずれか一方に設けられ
た接続用嵌合穴(8)と、該鉢本体の上下端の他方に設
けられた接続用嵌合突起(7)と、で構成される棒部材
からなり、上下に重ねられた前記鉢本体が、一方の鉢本
体の前記接続用嵌合穴に他方の鉢本体の前記接続用嵌合
突起を嵌合させることにより接続されることを特徴とす
る。
【0008】また、前記柱が、例えば図5に示すよう
に、前記各鉢本体に形成された接続用中空体(15)
と、上下に接続される複数個の鉢本体の前記接続用中空
体に一括嵌合自在な接続用棒部材(16)と、で構成さ
れていることを特徴とする。
【0009】また、例えば図1乃至図4に示すように、
前記突出部(A1〜A3)は、前記栽植材保持空間(A
0)を中央部にして、前記突出部が複数個放射方向に配
置され、前記開口部の平面形状を、前記複数の突出部を
もつ星形に形成したことを特徴とする。
【0010】また、例えば図1に示すように、前記各鉢
本体の前記突出部を、上下に接続される鉢本体間におい
て平面視位置が重なるように配置したことを特徴とす
る。
【0011】また、例えば図4に示すように、前記各鉢
本体の前記突出部を、上下に接続される鉢本体間におい
て平面視位置がずれるように配置したことを特徴とす
る。
【0012】また、例えば図1及び図2に示すように、
前記鉢本体のうち前記突出部の下側に、内方に向かって
抉れた抉れ部(70)を形成すると共に、該抉れ部を、
前記突出部の下方に重なる、前記下側に接続される鉢本
体の突出部に対応させて配置したことを特徴とする。
【0013】[作用] 上記構成により、組立式植木鉢(1)を上下に組み立て
るには、複数個の鉢本体(2)を、栽植材保持空間(2
0)を互いに連通しつつ各開口部(11)を開放して、
柱(30、15、16)にて上下方向に接続する。各鉢
本体の栽植材保持空間には栽植材(S)を充填し、開放
している各開口部(11)を介して植木(F)を植え
る。
【0014】なお、括弧内の番号等は、図面における対
応する要素を示す便宜的なものであり、従って、本記述
は図面上の記載に限定拘束されるものではない。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように請求項1に係る発明
によれば、組立式植木鉢の組立は複数個の鉢本体、上下
方向に延びる複数の柱にて上下方向に接続するだけでよ
いので、従来のように棚等を用いる必要が無く、コンパ
クトに多数の植木を陳列することができる。また、複数
個の鉢本体が、栽植材保持空間を互いに連通して上下方
向に接続されるので、組み立てられた組立式植木鉢で
は、上下に連通する複数の栽植材保持空間に亘り栽植材
が連続的に充填され保持される。これにより上下方向に
深い栽植材の塊が形成されるので、組立式植木鉢の保水
性は高くなる。従って、長期間の留守などにより植木に
水を与えることができない場合も、植木を枯れさせる虞
は少なくなり好都合である。また分割ができるので植木
の植え替え等が容易にできる。また、上記柱により組立
式植木鉢の剛性が確保できるので、組立式植木鉢が不用
意に崩れ落ちたり、途中で折れたりするようなことがな
く、安全に多くの植木を上下に陳列することができる。
【0016】また請求項2に係る発明によれば、接続用
嵌合穴に対する接続用嵌合突起の嵌合又は抜き取りによ
り、鉢本体を1個ずつ接続又は取り外しすることができ
る。これにより、陳列すべき植木の増減に合わせて、鉢
本体の個数を簡単に調節できる。
【0017】また請求項3に係る発明によれば、接続用
棒部材により複数個の鉢本体が一括嵌合されるので、組
立式植木鉢全体としての剛性が向上する。これにより、
組立式植木鉢が崩れ落ちたり、中途で折れたりするよう
なことはなく安全である。
【0018】また請求項4に係る発明によれば、複数の
突出部にそれぞれ植木を植えることができるので、1つ
の鉢本体に多数の植木を植えることができる。更に、デ
ザイン的にも多様となり好都合である。
【0019】また請求項5に係る発明によれば、同一形
態の鉢本体でよいので組立式植木鉢の製造が簡単であ
り、製造コストを抑えることもできる。
【0020】また請求項6に係る発明によれば、上下に
接続される鉢本体間において突出部の平面視位置がずれ
ているので、各突出部に植えられた植木に対する採光に
有利である。また植木の上方に空間が確保できるので、
給水作業等も行いやすい。更に、花などが単純な一列状
ではなく上下方向に変化をもって植えられるので、陳列
の多様性に富み、ディスプレイ効果が高い。
【0021】また請求項7に係る発明によれば、鉢本体
の抉れ部により、下側の鉢本体の突出部に植えられた植
木に対する採光が有利となる。また植木の上方に空間が
確保できるので、給水作業等も行いやすい。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
従って説明する。図1は組立式植木鉢の一実施形態を示
す斜視図、図2(a)は組立式植木鉢を上方から見た平
面図、図2(b)はそのX−Y線断面図である。
【0023】組立式植木鉢1は、図1及び図2に示すよ
うに、プラスチック等の合成樹脂でできた複数の鉢本体
2を上下に接続して有している。なお鉢本体2の材質と
しては上記プラスチック等以外にも、その他の合成樹脂
或いは天然樹脂、ステンレスやアルミ合金等の金属、ま
たガラスや陶器など、様々なものが採用可能である。
【0024】各鉢本体2の内部には栽植材保持空間20
が上下方向に貫通形成されており、該栽植材保持空間2
0内には栽植材S(図2(b))を充填し保持できるよ
うになっている。なお本明細書中で使用する語句「栽植
材」とは、植木を栽培するための土壌を構成する材料の
総称であり、具体的には、土、砂、小石、腐葉土、肥料
等がこれに含まれるものとする。
【0025】各鉢本体2の内周側には、該鉢本体2と上
下方向に略々同じ寸法で伸延した棒部材3が3本固定さ
れている。棒部材3の上端と鉢本体2の上端、棒部材3
の下端と鉢本体2の下端は略々一致している。棒部材3
の材質は、基本的には前記鉢本体2の材質と同じものが
採用可能であるが、これら棒部材3と鉢本体2との材質
を必ずしも一致させる必要はない。
【0026】各棒部材3には図2(b)に示すように、
上端側に接続用嵌合突起7が、下端側に接続用嵌合穴8
が、それぞれ設けられている(下端側に接続用嵌合突起
7、上端側に接続用嵌合穴8とすることも可能であ
る。)。即ち、上下に接続された鉢本体2、2間では、
上下に対応した棒部材3、3が、一方の接続用嵌合突起
7を他方の接続用嵌合穴8に挿入することにより接続さ
れている。なお、接続用嵌合突起7を接続用嵌合穴8か
ら引き抜くことにより2つの棒部材3、3は簡単に分離
自在でもある。また棒部材3、3を接続・分離させる手
段は、接続用嵌合突起7と接続用嵌合穴8以外にも、螺
子と螺子穴など色々なものが可能である。
【0027】最下位置に配置されている鉢本体2の下端
には、ほぼ水平な厚手平板状の設置台5が、地面や床面
などに設置自在に設けられている。設置台5には複数の
排水用穴30が、上下方向に貫通形成されており、これ
ら排水用穴30は鉢本体2の栽植材保持空間20内に開
口している。
【0028】一方、鉢本体2の形状は、図1に示すよう
に内部空間(栽植材保持空間20)が基本的に下方に向
けて縮小する形状となっており、該栽植材保持空間20
の上側開口部11側は、上から見た形状が3方に突出し
た星形となっている。つまり、栽植材保持空間20は、
星形の突出部位に相当する3つの突出部A1〜A3と、
これら突出部A1〜A3に囲まれた残りの部位である中
央部A0と、からできている。各突出部A1〜A3の真
下は、図2に示すように外周側に突出した鉢本体2の一
部が存在して下方に抜けておらず、中央部A0だけが前
記栽植材保持空間20の下側開口部12として下方に抜
けている。従って、上側開口部11及び下側開口部12
の形状については、同一平面内において、上側開口部1
1内に下側開口部12が収まり得る形状に形成されてい
る。
【0029】なお図1及び図2の例では、各棒部材3
は、突出部A1、A2、中央部A0の会合位置、突出部
A2、A3、中央部A0の会合位置、突出部A3、A
1、中央部A0の会合位置に、それぞれ配置されてい
る。しかし、各棒部材3の設置位置はこれ以外の位置で
あっても構わない。
【0030】組立式植木鉢1は以上のように構成されて
いるので、複数の鉢本体2を接続して組み立てるには、
上下の鉢本体2、2間で、対応する棒部材3、3どうし
を接続用嵌合突起7と接続用嵌合穴8を介して接続すれ
ばよい。このように組立式植木鉢1の組立は非常に簡単
に実現できる。なお、図1、図2では鉢本体2を2個又
は3個だけ接続した例を示しているが、これ以外にも、
例えば鉢本体2を4個以上接続することも可能である。
また組立式植木鉢1を解体する際には、接続用嵌合突起
7と接続用嵌合穴8を分離すればよく簡単に行える。こ
れにより植木の植え替え等は簡単になる。
【0031】また、使用していた組立式植木鉢1に新た
な鉢本体2を追加接続することも可能である。また逆
に、使用していた組立式植木鉢1からいくつかの鉢本体
2を外すことも可能である。このように組立式植木鉢1
は、陳列する植木の増加や減少に応じて、接続する鉢本
体2の個数を適宜調節できるので便利である。
【0032】また、複数の鉢本体2を上下に接続する
と、これらの棒部材3が上下に接続されて、組立式植木
鉢1全体に亘る大きな柱を構成する。この大きな柱によ
り組立式植木鉢1の剛性が確保できる。つまり組立式植
木鉢1が不用意に崩れ落ちたり、途中で折れたりするよ
うなことがなく、安全に多くの植木を上下に陳列するこ
とができる。
【0033】また、組立式植木鉢1を組み立てるには、
従来必要としていたような棚等が不要であるので、組立
後の組立式植木鉢1は非常にコンパクトである。従っ
て、マンションのベランダ等の限られたスペースでもコ
ンパクトに多数の植木を陳列することができ好都合であ
る。
【0034】ところで、組み立てた組立式植木鉢1に
は、図2(b)に示すように各鉢本体2の栽植材保持空
間20に栽植材Sを充填する。上下に接続された鉢本体
2、2間では、中央部A0、A0が下側開口部12を介
して上下に連通しているので、これら鉢本体2、2の栽
植材保持空間20、20に充填された栽植材Sは、上下
に連通する中央部A0、A0により上下に接続する。ま
た、各鉢本体2の上側開口部11のうち突出部A1〜A
3に相当する部分(即ち、上側の鉢本体2の下側開口部
12が配置されている部分以外の部分)は外部に開放露
出しており、この部分に植木Fを植える。
【0035】上述したように棒部材3の上下寸法は、鉢
本体2の上下寸法と略々等しいので、上下に接続された
鉢本体2、2間では上の鉢本体2の下側開口部12が下
の鉢本体2の上側開口部11と略々同じ高さレベルに位
置する。よって上の鉢本体2の下側開口部12から栽植
材Sが外部にこぼれ出すことはない。従って別の例とし
て、棒部材3の上下寸法を鉢本体2の上下寸法より小さ
くし、上下に接続された鉢本体2、2間で上の鉢本体2
の下側開口部12が下の鉢本体2の上側開口部11より
も下方に位置するようにしてもよい。この場合は、上の
鉢本体2の下端側が下の鉢本体2の栽植材S内に埋め込
まれるので、栽植材Sのこぼれ出しは確実に防止でき
る。
【0036】図1及び図2に示す例では、各鉢本体2の
各突出部A1〜A3の下側が、内側に抉れた抉れ部70
に形成されている。これにより植木Fを植える突出部A
1〜A3上方の空間が広く使えるので、採光や給水作業
に有利であり好都合である。
【0037】以上のように組み立てた組立式植木鉢1で
は、図2(b)に示すように上下に連通する複数の中央
部A0に亘り栽植材Sが連続的に充填され保持されてお
り、これにより上下方向に深い栽植材Sの塊が形成され
る。一般的に、栽植材に給水された水は該栽植材中を下
方に浸透して排水されるので、栽植材の深さが深いほど
該栽植材内には水が長く滞留できると言える。上述した
ように本実施形態では上下方向に深い栽植材Sの塊が形
成されるので、給水された水の滞留時間は非常に長くな
っている。つまり保水性が非常に高い。従って、長期間
の留守などにより植木Fに水を与えることができない場
合も、植木Fを枯れさせる虞は少なくなる。
【0038】なお出願人の実験によると、各鉢本体2の
植木Fは、図2(b)に示すように、根Faを該鉢本体
2の栽植材保持空間20内だけでなく、中央部A0を介
して連通した下方の鉢本体2の栽植材保持空間20にま
で延ばすことが判明した。例えば、最上位置の鉢本体2
の植木Fの根Faが、最下位置の鉢本体2の栽植材保持
空間20内に達することが分かった。複数の鉢本体2か
らなる組立式植木鉢1では、給水された水が時間と共に
下方の鉢本体2の栽植材S中に滞留することになるが
(図2(b)の記号W)、上述したように、上方の鉢本
体2に植えられた植木Fの根Faが下方に滞留した水ま
で伸びているので、この根Faを介して水の吸収が可能
となるのである。
【0039】なお上述した実施形態では、棒部材3が鉢
本体2と別体になっていたが、これらを一体成形として
も構わない。また、棒部材3の位置は鉢本体2の内周側
でなくとも、例えば鉢本体2の外周側であってもよい。
また、上下の鉢本体2、2を接続する接続手段は、接続
用嵌合穴7及び接続用嵌合突起8に限定されない。例え
ば図5に示すように、接続手段が、各鉢本体2に形成さ
れたパイプ状の接続用中空体15と、上下に接続される
複数個の鉢本体2、2の接続用中空体15、15に一括
嵌合自在な接続用棒部材16と、で構成されていてもよ
い。この場合は、複数個の鉢本体2を接続用棒部材16
で一括嵌合するので組立式植木鉢1の剛性は更に向上す
るものとなる。
【0040】また上述した実施形態では、栽植材保持空
間20は3つの突出部A1〜A3と1つの中央部A0か
らなっていたが、突出部や中央部の数は1個以上であれ
ば幾つでもよい。例えば図3(a)のように4つの突出
部A1〜A4と1つの中央部A0で構成したり、図3
(b)のように2つの突出部A1、A2と1つの中央部
A0で構成することも可能である。
【0041】また上述した実施形態では、全く同じ構成
及び形状の鉢本体2を上下に接続するようにしたが、異
なる構成或いは形状のものを上下に接続するようにして
もよい。例えば、図4(a)に示すように上記実施形態
のものと略々同じ構成の鉢本体2と、図4(b)に示す
ように3本の棒部材3に対して突出部A1〜A3の位置
が図4(a)のものから平面視で所定のピッチ(図では
60°)ずれた構成の鉢本体2と、を交互に接続するよ
うにしてもよい。これにより図4(c)に示すように、
上側の鉢本体2の植木Fの下に下側の鉢本体2の植木F
が隠れず、陳列時の見栄え、採光などの点で有利にな
る。
【0042】また図1の二点鎖線で示すように、棒部材
3、3間を接続する梁部材25等を適宜設けると、組立
後の剛性が更に向上する。この梁部材25の代わりに棒
部材3、3間を接続する隔壁部材(図示せず)などでも
よい。
【図面の簡単な説明】
【図1】組立式植木鉢の一実施形態を示す斜視図。
【図2】(a)は組立式植木鉢を上方から見た平面図、
(b)はそのX−Y線断面図。
【図3】組立式植木鉢の別の実施形態を示す平面図。
【図4】組立式植木鉢の別の実施形態を示す平面図。
【図5】接続手段の別の例を示す斜視図。
【符号の説明】
1 組立式植木鉢 2 鉢本体 3 柱(棒部材) 7 接続用嵌合突起 8 接続用嵌合穴 11 上側開口部 15 接続用中空体 16 接続用棒部材 20 栽植材保持空間 70 抉れ部 A1〜A4 突出部

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下に組み立てて使用する組立式植木鉢
    において、 上下に分離自在に接続される複数個の鉢本体を備え、 これら鉢本体は、上下に貫通形成される栽植材保持空間
    と、該栽植材保持空間より突出し、かつ上方が開放して
    開口部となる突出部と、を有し、前記栽植材保持空間と前記突出部との会合位置に配置さ
    れ、前記各鉢本体の上下方向に延びる複数の柱により、
    前記複数個の鉢本体が、前記栽植材保持空間を互いに連
    通しつつ前記各開口部を開放して、上下方向に接続され
    てなる、 ことを特徴とする組立式植木鉢。
  2. 【請求項2】 前記が、前記鉢本体の上下端いずれか
    一方に設けられた接続用嵌合穴と、該鉢本体の上下端の
    他方に設けられた接続用嵌合突起と、で構成される棒部
    材からなり、 上下に重ねられた前記鉢本体が、一方の鉢本体の前記接
    続用嵌合穴に他方の鉢本体の前記接続用嵌合突起を嵌合
    させることにより接続される、 ことを特徴とする請求項1記載の組立式植木鉢。
  3. 【請求項3】 前記が、前記各鉢本体に形成された接
    続用中空体と、上下に接続される複数個の鉢本体の前記
    接続用中空体に一括嵌合自在な接続用棒部材と、で構成
    されている、 ことを特徴とする請求項1記載の組立式植木鉢。
  4. 【請求項4】 前記突出部は、前記栽植材保持空間を中
    央部にして、前記突出部が複数個放射方向に配置され、
    前記開口部の平面形状を、前記複数の突出部をもつ星形
    に形成した、 ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の組
    立式植木鉢。
  5. 【請求項5】 前記各鉢本体の前記突出部を、上下に接
    続される鉢本体間において平面視位置が重なるように配
    置した、 ことを特徴とする請求項1乃至のいずれかに記載の組
    立式植木鉢。
  6. 【請求項6】 前記各鉢本体の前記突出部を、上下に接
    続される鉢本体間において平面視位置がずれるように配
    置した、 ことを特徴とする請求項1乃至のいずれかに記載の組
    立式植木鉢。
  7. 【請求項7】 前記鉢本体のうち前記突出部の下側に、
    内方に向かって抉れた抉れ部を形成すると共に、該抉れ
    部を、前記突出部の下方に重なる、前記下側に接続され
    る鉢本体の突出部に対応させて配置した、 ことを特徴とする請求項5記載の組立式植木鉢。
JP25638599A 1999-09-09 1999-09-09 組立式植木鉢 Expired - Fee Related JP3320689B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25638599A JP3320689B2 (ja) 1999-09-09 1999-09-09 組立式植木鉢

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25638599A JP3320689B2 (ja) 1999-09-09 1999-09-09 組立式植木鉢

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001078578A JP2001078578A (ja) 2001-03-27
JP3320689B2 true JP3320689B2 (ja) 2002-09-03

Family

ID=17291953

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25638599A Expired - Fee Related JP3320689B2 (ja) 1999-09-09 1999-09-09 組立式植木鉢

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3320689B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103081744A (zh) * 2013-01-29 2013-05-08 斯泰科技(杭州)有限公司 阳光分享有机菜智能叠层种菜机

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ES2595497T3 (es) * 2006-01-23 2016-12-30 Quizcamp-Fabrico E Comercio Produtos Alimentares, S.A. Sistema modular de recipientes
JP5490467B2 (ja) * 2009-08-28 2014-05-14 宏文 東 植物栽培用容器を用いた植物の栽培方法
KR101421376B1 (ko) * 2013-04-19 2014-07-18 곽계선 생육과 수납 겸용의 다단 적층형 박스 어셈블리

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103081744A (zh) * 2013-01-29 2013-05-08 斯泰科技(杭州)有限公司 阳光分享有机菜智能叠层种菜机
CN103081744B (zh) * 2013-01-29 2015-04-22 斯泰科技(杭州)有限公司 阳光分享有机菜智能叠层种菜机

Also Published As

Publication number Publication date
JP2001078578A (ja) 2001-03-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5166285B2 (ja) モジュール容器装置
US20180220606A1 (en) Combination tiered modular kit assembly including hydroponic basket for growing plants in a bucket
CN107771030A (zh) 植物垂直栽培装置的柱单元
US7043877B1 (en) Stackable planter
KR101317939B1 (ko) 다단조립식 화분
WO1999057961A1 (en) Plant container assembly
JP3320689B2 (ja) 組立式植木鉢
KR200467477Y1 (ko) 화분 및 이를 제조하기 위한 화분 제조용 부재
KR20210141029A (ko) 원예작물 재배용 다단조립식 화분
US20230218096A1 (en) Fixing structure for flower combination
JP3117647U (ja) ポット苗の寄せ植え用固定具
KR200186528Y1 (ko) 회전가능한 다단화분
KR100905800B1 (ko) 연결프레임을 이용한 관상용 유실수 재배방법
JP3823251B2 (ja) 立体型植栽構造物
KR200470118Y1 (ko) 실내 텃밭용 재배용기
KR100840963B1 (ko) 병용 가능한 꽃꽂이용 이단화분
KR200416035Y1 (ko) 관상용 식물재배 화분
CN219876967U (zh) 可蓄水沥水花盆
KR20120056080A (ko) 적층식화분
KR200247908Y1 (ko) 조립식 화분
KR200375605Y1 (ko) 다양한 가지화분이 있는 기둥화분
KR200435971Y1 (ko) 수직조립식화분(垂直組立式花盆)
KR200182370Y1 (ko) 다방향 식재가 가능한 장식용 화분
KR200344768Y1 (ko) 이동용 바퀴를 구비한 조경용 수목 화분
KR200192094Y1 (ko) 씨앗과 배양토를 일체로 상품화하기 위한 화분

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees