JP3320558B2 - シェルを有するコネクタ - Google Patents

シェルを有するコネクタ

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JP3320558B2
JP3320558B2 JP18723394A JP18723394A JP3320558B2 JP 3320558 B2 JP3320558 B2 JP 3320558B2 JP 18723394 A JP18723394 A JP 18723394A JP 18723394 A JP18723394 A JP 18723394A JP 3320558 B2 JP3320558 B2 JP 3320558B2
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豊 大谷
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Honda Tsushin Kogyo Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、金属製シェルを有する
コネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の、金属製シェルを有するコネクタ
は、図11乃至図14に示すように、合成樹脂製の絶縁
本体1と、該絶縁本体1に穿設した貫通孔2にコンタク
トを挿着したインシュレータに、前記絶縁本体1の外部
コネクタ用の凸状嵌合部3に金属製(例えば、ニッケル
メッキの鋼板)シェル4を嵌め込み、これをかしめ若し
くは圧入で固着し、更に、該シェル4の取付部5におい
てボルト等で絶縁本体1に取り付けることで形成されて
いる。
【0003】前記コネクタ6を、プリント基板7に複数
の各コンタクトを該基板7の取付孔に差し込んで実装
し、半田槽に流して半田付けし、その後、洗浄水で洗浄
しブローする。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記洗
浄水で洗浄する工程において、前記凸状嵌合部3におけ
るシェル4の内面と凸状嵌合部3の外面との間隙aに、
前記洗浄水の一部が浸入してしまうことがある。
【0005】洗浄工程で前記間隙aに浸入した洗浄水
は、後のブロー工程では除去しきれずに残ってしまうこ
とがあり、このような残渣によって、水が金属に腐食を
生じさせることがあると言う問題点があった。また、図
15乃至図16に示すような、プリント基板7面に平行
して外部コネクタを差し込むタイプのコネクタの場合に
も、インシュレータの絶縁本体1aの凸状嵌合部3aと
金属製シェル4aとの間隙aに同様な問題が生じるもの
であった。
【0006】本発明は、上記の課題に鑑みてなされたも
ので、シェルを有するコネクタで、絶縁本体の凸状嵌合
部と金属製シェルとの嵌合面における間隙に浸入した洗
浄水の水はけを良くしたコネクタの提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係るコネクタの
上記課題を解決するための要旨は、絶縁本体と該絶縁本
体に穿設された貫通孔に挿着された所要数のコンタクト
からなるインシュレータに、金属製シェルを前記絶縁本
体における外部コネクタ用の凸状嵌合部に嵌着させると
ともに取付手段で前記絶縁本体に取り付けてなるコネク
タであって、前記凸状嵌合部とシェルとの間隙と外部と
に連通する水はけ用の排水溝が、金属製シェル側でイン
シュレータのフランジとの当接部に凹部を設けて形成さ
れることである。
【0008】
【0009】
【作用】本発明に係るコネクタによって、洗浄工程にお
いて洗浄水がコネクタの絶縁本体の凸状嵌合部とシェル
との間隙に浸入することがあっても、前記排水溝から自
然に排水されて、洗浄水の残渣による影響が取り除かれ
るものである。
【0010】
【実施例】次に、本発明に係る実施例について図面を参
照して詳細に説明する。なお、従来例に対応する部分に
は同一符号を付けて説明する。
【0011】本発明の第1実施例に係るコネクタ12
は、図1乃至図5に示すように、インシュレータの絶縁
本体10側において、シェル4を被せた場合に凸状嵌合
部3とシェル4との間隙に連通する排水溝となるよう
に、凹部11を設けたものである。
【0012】そして、前記凹部11は、前記シェル4と
の取付部5,5を除いて設けてある。この凹部11の深
さは一例として約0.3mmである。
【0013】前記絶縁本体10にコンタクト12aを挿
着し、凸状嵌合部3にシェル4を嵌合してかしめ等して
固定すると、図4乃至図7に示すようなコネクタ12と
なる。
【0014】ここにおいて、絶縁本体10の凹部11に
よって、凸状嵌合部3とシェル4との間隙aに外部から
連通する排水溝11aが形成される。
【0015】前記排水溝11aが、凸状嵌合部3の下部
の周囲に形成され、また、取付部5,5を除いて形成さ
れているので、このコネクタ12をプリント基板7に実
装して洗浄工程で洗浄しても、洗浄水が前記水はけ用の
排水溝11aからスムーズに排出される。
【0016】このように、前記間隙aの洗浄水等の残渣
の影響が取り除かれて、金属が腐食するおそれが無くな
るものである。
【0017】本発明の第2実施例に係るコネクタ13
は、図8乃至図10に示すように、プリント基板7面と
平行な嵌合方向となる凸状嵌合部3を有するタイプのコ
ネクタであって、前記凸状嵌合部3の下部に凹部15を
設けて、排水溝15aを形成したものである。
【0018】そして、前記嵌合部3にシェル4を嵌合さ
せてかしめ等で固着し、該シェル4を絶縁本体14に取
り付けると、前記嵌合部3とシェル4との間隙aに外部
から連通する水はけ用の排水溝15aが取付部16,1
6を除いて形成されるものである。
【0019】このコネクタ13によっても前述の第1実
施例と同様に洗浄水の水はけが良くなるものである。
【0020】この他、図示していないが、第3実施例と
して、絶縁本体の当接面側に凹部を設けずに、シェル側
のフランジ部に凹部を設けることとしても同じ目的を達
成するものである。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るコネ
クタは、絶縁本体と該絶縁本体に穿設された貫通孔に挿
着された所要数のコンタクトからなるインシュレータ
に、金属製シェルを前記絶縁本体における外部コネクタ
用の凸状嵌合部に嵌着させるとともに取付手段で前記絶
縁本体に取り付けてなるコネクタであって、前記凸状嵌
合部とシェルとの間隙と外部とに連通する水はけ用の排
水溝が、金属製シェル側でインシュレータのフランジと
の当接部に凹部を設けて形成されるので、当該コネクタ
の凸状嵌合部とシェルとの間隙に浸入した洗浄水が前記
排水溝からスムーズに排出され、洗浄水の残渣によって
金属部分が腐食するおそれがなくなりコネクタの品質が
維持されると共に、前記水はけ用の排水溝が、金属製シ
ェル側でインシュレータのフランジとの当接部に凹部を
設けて形成されるようにすることで、設計の自由度が広
がると言う優れた効果を奏する。
【0022】
【0023】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係るコネクタの絶縁本体
の正面図である。
【図2】同第1実施例に係るコネクタの絶縁本体の側面
図である。
【図3】同第1実施例に係るコネクタの絶縁本体の平面
図である。
【図4】同第1実施例に係るコネクタの正面図である。
【図5】同第1実施例に係るコネクタの側面図である。
【図6】同第1実施例の縦断面図である。
【図7】同第1実施例の横断面図である。
【図8】本発明の第2実施例に係るコネクタの絶縁本体
の正面図である。
【図9】同本発明の第2実施例に係るコネクタの絶縁本
体の側面図である。
【図10】同本発明の第2実施例に係るコネクタであっ
て、絶縁本体の一部を断面にした側面図である。
【図11】従来例に係るコネクタの絶縁本体の平面図で
ある。
【図12】同従来例に係るコネクタの正面図である。
【図13】同従来例に係るコネクタの縦断面図である。
【図14】同従来例に係るコネクタの横断面図である。
【図15】他の従来例に係るコネクタの絶縁本体の正面
図である。
【図16】同他の従来例に係るコネクタの絶縁本体の底
面図である。
【符号の説明】
5,16 取付部、 10,14 絶縁本体、 11,15 凹部、 11a,15a 排水溝、 12 第1実施例のコネクタ、 13 第2実施例のコネクタ。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】絶縁本体と該絶縁本体に穿設された貫通孔
    に挿着された所要数のコンタクトからなるインシュレー
    タに、金属製シェルを前記絶縁本体における外部コネク
    タ用の凸状嵌合部に嵌着させるとともに取付手段で前記
    絶縁本体に取り付けてなるコネクタであって、前記凸状
    嵌合部とシェルとの間隙と外部とに連通する水はけ用の
    排水溝が、金属製シェル側でインシュレータのフランジ
    との当接部に凹部を設けて形成されること、 を特徴とするシェルを有するコネクタ。
JP18723394A 1994-08-09 1994-08-09 シェルを有するコネクタ Expired - Fee Related JP3320558B2 (ja)

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