JP3319895B2 - 無線子機登録方法 - Google Patents
無線子機登録方法Info
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、管理センターと無線親
機間を電話回線で結び、ガスメータ、電気メータ、水道
メータ或いは自動販売機等の管理対象端末機器側に無線
子機を取り付けた自動検針或いは管理システムにおける
無線子機登録方法に関する。
機間を電話回線で結び、ガスメータ、電気メータ、水道
メータ或いは自動販売機等の管理対象端末機器側に無線
子機を取り付けた自動検針或いは管理システムにおける
無線子機登録方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】親機に対して新たに子機を登録する場合
は、親機・子機両方の動作モードを設定ボタン等を押す
ことによって子機設定モードとした後、手動あるいは自
動でＩＤ登録電文等をやりとりして子機登録を行ってい
る。
は、親機・子機両方の動作モードを設定ボタン等を押す
ことによって子機設定モードとした後、手動あるいは自
動でＩＤ登録電文等をやりとりして子機登録を行ってい
る。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】このため、次のような
欠点がある。 ａ．子機登録の際、親機・子機の設定ボタンを同時に操
作することは親機が離れた場所にあることもあり煩雑で
ある。 ｂ．子機複数接続の親機の場合、子機設定モード中は他
の子機からの通常通信を受けられない。このため、手動
により親機のモードを切り換えることが必要となり、そ
の分通常通信待ち時間を長びかせることになる。 ｃ．従来例の場合、無線親機と子機との関係は設置環境
等とは無関係にあらかじめ決定されているため、通信状
態が最良の無線親機と子機が必ずしも対に登録されると
は限らない。このため、通信障害が発生しやすい。
欠点がある。 ａ．子機登録の際、親機・子機の設定ボタンを同時に操
作することは親機が離れた場所にあることもあり煩雑で
ある。 ｂ．子機複数接続の親機の場合、子機設定モード中は他
の子機からの通常通信を受けられない。このため、手動
により親機のモードを切り換えることが必要となり、そ
の分通常通信待ち時間を長びかせることになる。 ｃ．従来例の場合、無線親機と子機との関係は設置環境
等とは無関係にあらかじめ決定されているため、通信状
態が最良の無線親機と子機が必ずしも対に登録されると
は限らない。このため、通信障害が発生しやすい。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ための手段は次のとおりである。公衆電話回線の端末に
取り付けられた無線親機と、この無線親機に対して管理
端末機器の情報を無線子機を経由して送信する構成の無
線通信システムにおいて、無線親機には自己が接続され
ている電話番号を所有させ、更に無線親機は自己が通信
中以外は、通常無線通信と子機登録通信の待ち受け状態
にあり、無線子機は端末機器からの端末発呼受信により
子機登録モードになると共に、無線親機に子機登録要求
を発呼し、子機からの子機登録要求を受信した親機はそ
の電波強度の逆数に比例した関係にある遅延時間で自己
のＩＤをデータとして持つ応答を子機に返し、子機は規
定時間内に先に応答を返した親機との間で子機として登
録されるための電文のやりとりを行い、規定時間内に応
答が得られなかった場合には、登録失敗として一定時間
後にリトライし、子機の登録が完了した親機は子機から
伝送されたＩＤと自己の持つ電話番号を管理センターに
通報して子機設定登録を行い、管理センターは親機から
送られた電話番号とＩＤにより端末機器側にセンターポ
ーリング通信試験を行って登録成功確認を行う無線子機
登録方法。
ための手段は次のとおりである。公衆電話回線の端末に
取り付けられた無線親機と、この無線親機に対して管理
端末機器の情報を無線子機を経由して送信する構成の無
線通信システムにおいて、無線親機には自己が接続され
ている電話番号を所有させ、更に無線親機は自己が通信
中以外は、通常無線通信と子機登録通信の待ち受け状態
にあり、無線子機は端末機器からの端末発呼受信により
子機登録モードになると共に、無線親機に子機登録要求
を発呼し、子機からの子機登録要求を受信した親機はそ
の電波強度の逆数に比例した関係にある遅延時間で自己
のＩＤをデータとして持つ応答を子機に返し、子機は規
定時間内に先に応答を返した親機との間で子機として登
録されるための電文のやりとりを行い、規定時間内に応
答が得られなかった場合には、登録失敗として一定時間
後にリトライし、子機の登録が完了した親機は子機から
伝送されたＩＤと自己の持つ電話番号を管理センターに
通報して子機設定登録を行い、管理センターは親機から
送られた電話番号とＩＤにより端末機器側にセンターポ
ーリング通信試験を行って登録成功確認を行う無線子機
登録方法。
【０００５】
【作用】無線子機（端末機器）の登録を行う場合、先ず
端末機器側からＩＤ等の登録要求を子機に対して行う。
子機は、この要求があると、無線親機に対して子機登録
の要求を行い、最も早く応答した親機との間で設定登録
通信を行い、これが終わると親機は管理センターを呼び
出し、新規に登録を受けた端末機器のＩＤ等を親機のＩ
Ｄと共に管理センター側に登録する。管理センターは、
この登録が終わると、管理センターポーリングにより端
末機器を呼び出し、接続確認を行う。なお、上記登録に
おいて、子機側から子機登録要求を受けた親機が複数台
あった場合、この要求を受信した親機はその電波強度
（受信電界強度）の逆数に比例した関係にある遅延時間
で自己のＩＤを子機側に返し、早いものがリンクする。
端末機器側からＩＤ等の登録要求を子機に対して行う。
子機は、この要求があると、無線親機に対して子機登録
の要求を行い、最も早く応答した親機との間で設定登録
通信を行い、これが終わると親機は管理センターを呼び
出し、新規に登録を受けた端末機器のＩＤ等を親機のＩ
Ｄと共に管理センター側に登録する。管理センターは、
この登録が終わると、管理センターポーリングにより端
末機器を呼び出し、接続確認を行う。なお、上記登録に
おいて、子機側から子機登録要求を受けた親機が複数台
あった場合、この要求を受信した親機はその電波強度
（受信電界強度）の逆数に比例した関係にある遅延時間
で自己のＩＤを子機側に返し、早いものがリンクする。
【０００６】
【実施例】図１は、本発明を実施したガスの自動検針シ
ステムの説明図である。１は管理センター、１ａはファ
イル、２は電話回線、３、３ａはＴ−ＮＣＵ、４、４ａ
はＴ−ＮＣＵ３から分岐された無線親機、５は無線子
機、６は無線子機５と有線で結ばれた自動検針ガスメー
タであって、実施例の場合、決まった日時に自動検針メ
ータ６及び無線子機５、無線親機４が起動して自動検針
メータ６内の例えば流量情報を無線子機５→無線親機４
→電話回線２→管理センター１と送信する。
ステムの説明図である。１は管理センター、１ａはファ
イル、２は電話回線、３、３ａはＴ−ＮＣＵ、４、４ａ
はＴ−ＮＣＵ３から分岐された無線親機、５は無線子
機、６は無線子機５と有線で結ばれた自動検針ガスメー
タであって、実施例の場合、決まった日時に自動検針メ
ータ６及び無線子機５、無線親機４が起動して自動検針
メータ６内の例えば流量情報を無線子機５→無線親機４
→電話回線２→管理センター１と送信する。
【０００７】無線親機４は自分が接続されている電話番
号をメモリによって持っていると共に、無線親機４は自
己が通信中以外は、通常無線通信と子機登録通信の待ち
受け状態にあり、無線子機５は自動検針ガスメータ６か
らの端末発呼受信により子機登録モードとなり、無線親
機４又は４ａに子機登録要求を発呼し、子機６と親機４
又は４ａはその電波強度の逆数に比例した関係にある遅
延時間で自己のＩＤ（親機）をデータとして持つ応答を
子機５に返し、子機５は最も通信環境のよい親機４又は
４ａとの間で登録のための電文のやりとりを行い、規定
時間内に応答が得られなかった場合には、登録失敗とし
て一定時間後にリトライする。子機５の登録を完了した
親機４又は４ａは、子機５から伝送されたＩＤ、メータ
社番と自己の持つ電話番号を管理センター１に通報して
子機設定登録を行う。管理センター１は親機４又は４ａ
から送られた電話番号とＩＤ、メータ社番によりセンタ
ーポーリング通信試験を行って登録成功確認を行う。上
記登録作業のフローを図２に示す。
号をメモリによって持っていると共に、無線親機４は自
己が通信中以外は、通常無線通信と子機登録通信の待ち
受け状態にあり、無線子機５は自動検針ガスメータ６か
らの端末発呼受信により子機登録モードとなり、無線親
機４又は４ａに子機登録要求を発呼し、子機６と親機４
又は４ａはその電波強度の逆数に比例した関係にある遅
延時間で自己のＩＤ（親機）をデータとして持つ応答を
子機５に返し、子機５は最も通信環境のよい親機４又は
４ａとの間で登録のための電文のやりとりを行い、規定
時間内に応答が得られなかった場合には、登録失敗とし
て一定時間後にリトライする。子機５の登録を完了した
親機４又は４ａは、子機５から伝送されたＩＤ、メータ
社番と自己の持つ電話番号を管理センター１に通報して
子機設定登録を行う。管理センター１は親機４又は４ａ
から送られた電話番号とＩＤ、メータ社番によりセンタ
ーポーリング通信試験を行って登録成功確認を行う。上
記登録作業のフローを図２に示す。
【０００８】
【発明の効果】本発明は以上の方法により無線子機の登
録を行うことにより、次の効果を奏する。 ａ．無線子機側のみの操作により無線親機の登録ができ
る。 ｂ．最も通信環境の良い無線親機に対して無線子機を登
録できる。 ｃ．管理センターでの無線子機、端末機器の登録管理を
簡単かつ効率的に行うことができる。 ｄ．無線親機と子機の登録後、管理センター側で行う通
信テストは、無線親機と子機間の通信状態が最良なた
め、通信エラーもなく、よって通信テストの作業の能率
化を図ることができる。
録を行うことにより、次の効果を奏する。 ａ．無線子機側のみの操作により無線親機の登録ができ
る。 ｂ．最も通信環境の良い無線親機に対して無線子機を登
録できる。 ｃ．管理センターでの無線子機、端末機器の登録管理を
簡単かつ効率的に行うことができる。 ｄ．無線親機と子機の登録後、管理センター側で行う通
信テストは、無線親機と子機間の通信状態が最良なた
め、通信エラーもなく、よって通信テストの作業の能率
化を図ることができる。
【図１】本発明の実施例の説明図。
【図２】子機登録フローの説明図。
１ 管理センター １ａ ファイル ２ 電話回線 ３、３ａ Ｔ−ＮＣＵ ４、４ａ 無線親機 ５ 無線子機 ６ 自動検針ガスメータ ７ 電話器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) H04Q 9/00 - 9/16 H03J 9/00 - 9/06 H04Q 7/34
Claims (1)
- 【請求項１】 公衆電話回線の端末に取り付けられた無
線親機と、この無線親機に対して管理端末機器の情報を
無線子機を経由して送信する構成の無線通信システムに
おいて、無線親機には自己が接続されている電話番号を
所有させ、更に無線親機は自己が通信中以外は、通常無
線通信と子機登録通信の待ち受け状態にあり、無線子機
は端末機器からの端末発呼受信により子機登録モードに
なると共に、無線親機に子機登録要求を発呼し、子機か
らの子機登録要求を受信した親機はその電波強度の逆数
に比例した関係にある遅延時間で自己のＩＤをデータと
して持つ応答を子機に返し、子機は規定時間内に先に応
答を返した親機との間で子機として登録されるための電
文のやりとりを行い、規定時間内に応答が得られなかっ
た場合には、登録失敗として一定時間後にリトライし、
子機の登録が完了した親機は子機から伝送されたＩＤと
自己の持つ電話番号を管理センターに通報して子機設定
登録を行い、管理センターは親機から送られた電話番号
とＩＤにより端末機器側にセンターポーリング通信試験
を行って登録成功確認を行う無線子機登録方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31439494A JP3319895B2 (ja) | 1994-12-19 | 1994-12-19 | 無線子機登録方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31439494A JP3319895B2 (ja) | 1994-12-19 | 1994-12-19 | 無線子機登録方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08172680A JPH08172680A (ja) | 1996-07-02 |
| JP3319895B2 true JP3319895B2 (ja) | 2002-09-03 |
Family
ID=18052825
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31439494A Expired - Fee Related JP3319895B2 (ja) | 1994-12-19 | 1994-12-19 | 無線子機登録方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3319895B2 (ja) |
Families Citing this family (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100478893B1 (ko) * | 1998-06-30 | 2005-08-03 | 서창전기통신 주식회사 | 자동등록기능을위한통신규약을사용하는자동검침시스템 |
| JP4165981B2 (ja) * | 1999-03-19 | 2008-10-15 | 富士電機ホールディングス株式会社 | デュアルモード無線通信システム、及び警報無線システム |
| JP2001145161A (ja) * | 1999-11-12 | 2001-05-25 | Tokyo Gas Co Ltd | 通信システム |
| JP2002150463A (ja) * | 2000-11-10 | 2002-05-24 | Toyo Keiki Co Ltd | 自動検針システム |
| JP2007089119A (ja) * | 2005-08-22 | 2007-04-05 | Yazaki Corp | 無線装置 |
| JP5184901B2 (ja) * | 2008-01-22 | 2013-04-17 | アビックス株式会社 | 公衆無線通信網を介して管理サーバーによりプログラムされる表示装置 |
| JP5672595B2 (ja) * | 2010-04-21 | 2015-02-18 | パナソニックＩｐマネジメント株式会社 | 無線通信システム、通信機 |
| KR100985863B1 (ko) * | 2010-05-19 | 2010-10-08 | 한국전력공사 | 원격 검침 시스템의 상호 운용성 통합 검증 장치 및 그 방법 |
| JP5895225B2 (ja) | 2011-08-24 | 2016-03-30 | パナソニックＩｐマネジメント株式会社 | 機器制御システム、無線制御装置及び無線制御装置のプログラム |
-
1994
- 1994-12-19 JP JP31439494A patent/JP3319895B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH08172680A (ja) | 1996-07-02 |
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