JP3314895B2 - 線輪の接続方法 - Google Patents

線輪の接続方法

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JP3314895B2 JP09573394A JP9573394A JP3314895B2 JP 3314895 B2 JP3314895 B2 JP 3314895B2 JP 09573394 A JP09573394 A JP 09573394A JP 9573394 A JP9573394 A JP 9573394A JP 3314895 B2 JP3314895 B2 JP 3314895B2
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  • Connections Effected By Soldering, Adhesion, Or Permanent Deformation (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は導電性腐蝕性の雰囲気中
にあるアンモニア圧縮機、水中ポンプ等の駆動用電気機
器用の線輪の接続方法に関する。
【0002】
【従来の技術】導電性腐蝕性雰囲気中にあるアンモニア
圧縮機や水中ポンプ等の駆動用電気機は、その線輪を被
覆する絶縁層には、導電体の持つ可燃性、有毒性、吸湿
性等の雰囲気に影響されない物質、例えばポリエチレン
系樹脂や四フッ化エチレン樹脂等が用いられている。か
かる線輪の絶縁層は、芯線に対して完全な気密性を保持
する必要があるため電線の製造工程において連続して芯
線の被覆処理がなされる。これにより、気密性の高い信
頼性のある絶縁電線(線輪)が得られる。
【0003】前記線輪は電気的絶縁性の他に、完全な気
密性や耐蝕性が要求されることから、該線輪の接続部も
当然これらの要件を備えた構造でなければならない。
【0004】従来、かかる線輪の接続構造として、接着
剤を塗布した電気絶縁テープ等で接続部を巻回するか、
あるいは熱収縮管等で接続部を覆う接続構造が提供され
てきていた。
【0005】しかしながら、前記のような接続構造の場
合は、ヒートサイクルや経年変化により、気密性や電気
絶縁性が失われ、使用不能となるという不具合の発生を
みることが多い。1例として、水中ポンプとこれを駆動
する駆動用電動機を一体容器内に収納したものにおいて
は、定期的な点検、線輪の差替え、修理等が行なわれて
いるが、前記不具合による事故の発生を防止するため、
その周期が短かくならざるを得ないのが実情である。
【0006】また、アンモニア圧縮機とこれを駆動する
電動機が単一の容器内に収納されたハーメチック型電動
機においては、前記のような線輪の絶縁性、耐気密性、
耐蝕性等の悪化への有効な解決策が提供されておらず、
信頼性が不充分で、分解、点検の頻度が多くならざるを
得ない。
【0007】前記のような問題点を解決する線輪の接続
構造として図3に示されるものが提供されている。図3
は並列接続の場合を示す。
【0008】図3において、01、02は接続すべき線
輪の芯線、03は該芯線を被覆するポリエチレン樹脂か
らなる絶縁被覆物、4は絶縁テープである。前記線輪を
接続する際において、芯線01、02を撚り合わせると
ともに該撚り合わせ部を半田付けにより接合し、その外
周を接着剤が塗布された絶縁テープ04にて巻回する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら図3に示
されるような従来の接続構造は、導電性流体が充満され
た環境下に使用される線輪に適用される場合において
は、接続部を覆う絶縁テープ4に隙間やピンホールが発
生し、これが絶縁不良を誘発し長時間の使用に耐えるこ
とができず、信頼性が失われてしまうという問題点があ
る。
【0010】本発明は、前記問題点に鑑み導電性腐蝕性
雰囲気中での長時間の使用においても、線輪接続部の気
密性、電気絶縁性の低下が無く、信頼性の大なる線輪の
接続方法を得ることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、接続しようと
する芯線同士を半田付け等により接合し、この接合部を
ポリエチレン系樹脂等の低温溶融材料からなる第1層材
で被覆し、さらに第1層材の外周にこれよりも高融点で
熱収縮性を有するフッ素系樹脂等の第2層材を巻回し、
両層を加熱することで第1層材に圧力が加えられ芯線に
融着せしめる接続方法を要旨としている
【0012】また、前記第1層材の外周に第2層材を巻
回する際、第1層材の溶融体が漏出可能な細隙を先端部
に残すようにしたことを第2の要旨としている
【0013】即ち請求項1記載の発明は、導電性腐蝕性
雰囲気中に置かれた線輪の芯線同士を並列、直列、ある
いは直並列に接続するに際し、 前記芯線端部同士を半田
付け等により電気的に接合した接合部を形成した後、こ
の接合部をポリエチレン系樹脂等の低温溶融材料からな
る第1層材で巻回等により被覆し、 次いでフッ素系樹脂
等の前記第1層材よりも高融点でかつ熱収縮性を有する
第2層材にて、先端部に上記第1層材の溶融体が漏出可
能な細隙を残して前記第1層材の外周を隙間を存するこ
となく巻回し、 前記第1層材及び第2層材を、該第1層
材が溶融し且つ第2層材が熱収縮する 温度に加熱して、
第2層材の巻回先端部の細隙より溶融された第1層材が
漏出するのを確認した時点で加熱を停止し、 一方第2層
材の巻回層間から第1層材が溶融した場合は第2層材の
被覆が完全ではないことになるので該漏出部における第
2層材の被覆を修復せしめることを特徴としている。
【0014】また、請求項2記載の発明は、内部にアン
モニア等の冷媒が存在する容器内に、該容器の壁部を貫
通した電極を突出せしめ、該電極の壁部貫通部を端子保
持器を介して流体密状態に保持した組立型接続端子にお
いて、前記電極と該電極に接続される線輪の芯線とを接
続するに際し、前記芯線はポリエチレン系樹脂の絶縁被
覆層で被覆され、貫通電極棒はフッ素樹脂系絶縁物で前
記保持器に絶縁保持された構造とし、該線輪の芯線端部
と電極端部を半田付け等により接合して接合部を形成
、前記接合部及び該接合部に連なる芯線側絶縁被覆層
と貫通電極棒はフッ素樹脂系絶縁物との間の部位をポリ
エチレン系樹脂の低温溶融材料からなる第1層材で巻
より被覆し、次いで前記第1層材の外周を、フッ素系
樹脂等の前記第1層材よりも高融点でかつ熱収縮性を有
する第2層材で外周に隙間を存することなく巻回し、前
記第1層材及び第2層材を、該第1層材が溶融し且つ第
2層材が熱収縮する温度に加熱して第1層材及びポリエ
チレン系樹脂の前記絶縁被覆層の一部を溶融一体化せし
めて前記芯線に融着せしめることを特徴としている。
【0015】さらに、請求項3記載の発明は、アンモニ
アを冷媒として使用される圧縮機と該圧縮機を駆動する
電動機とを一体の容器内に密封状態で収納してなるハー
メチック型電動機の線輪を相互に接続するに際し、 前記
線輪の絶縁被覆層をポリエチレン系樹脂層となし、該線
輪の芯線端部同士を半田付け等により接合して接合部を
形成し、 前記接合部及び前記絶縁被覆層の接合部に連な
る部位をポリエチレン系樹脂の低温溶融材料からなる第
1層材で巻回により被覆し、次いで前記第1層材の外周
を、フッ素系樹脂等の前記第1層材よりも高融点でかつ
熱収縮性を有する第2層材で外周に隙間を存することな
く巻回し、前記第1層材及び第2層材を、該第1層材が
溶融し且つ第2層材が熱収縮する温度に加熱して第1層
材及び絶縁被覆層の一部を溶融せしめて前記芯線融着せ
しめることを特徴としている。
【0016】
【作用】かかる技術的手段によれば、接続しようとする
芯線同士を半田付け等により接合し、この接合部をポリ
エチレン樹脂等の低温溶融材料からなる第1層材にて被
覆し、さらにこれの外周にフッ素系樹脂等の高融点でか
つ熱収縮性を有する第2層材を巻回した後、この接続部
をヒーター等により加熱すれば低融点の第1層材が溶融
して芯線の接合部に融着する一方、外側の第2層材はそ
の熱収縮性により収縮する。
【0017】これにより第2層材が第1層材を介して芯
線の接合部に外圧が加わり縛りつける作用をなすことと
なり、第1層材は接合部の間隙部に侵入して芯線に確実
に融着し、接続部が完全密封されるとともに、完全な絶
縁が得られる。
【0018】また、前記接続方法を、内部にアンモニア
ガス等の冷媒が存在するハーメチック型電動機のハウジ
ング等の容器内における線輪の接続に適用すれば、機械
的振動、熱膨張、腐食性雰囲気等に対しても密封性、絶
縁性が長時間に亘って損われることがなく、高い信頼性
を維持できる。
【0019】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例を例示
的に詳しく説明する。但し、この実施例に記載されてい
る構成部品の寸法、材質、形状、その相対的配置などは
特に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれ
のみに限定する趣旨ではなく単なる説明例に過ぎない。
【0020】先ず図1に基づいて本発明に係わる電気機
器用線輪の接続部の構成を接続手順に従って説明する。
図1において、1、2は互いに接続される芯線で電気伝
導率の良好な導線が用いられている。3は各芯線1、2
の表面を被覆する絶縁被覆層で、ポリエチレン、ポリプ
ロピレン等の熱可塑性高分子絶縁材料が使用される。
【0021】前記絶縁被覆層3は、線輪の製造工程にお
いて、芯線1、2を気密状態に被覆するものである。前
記芯線1、2の先端部は、前記被覆層3による被覆を除
去して露出させ、両者を撚り合わせた後半田付けを行な
う。
【0022】4は第1層材であるポリエチレンテープ
で、上記のようにして撚り合わせた芯線1、2の外周
に、該テープ4を多重に巻回する。5は熱収縮性を有す
る第2層材のフッ素樹脂テープで、上記ポリエチレンテ
ープ4の外周全体に葉巻状に巻回する。
【0023】前記フッ素樹脂テープ5を巻回後、該第1
層材4及び第2層材5で巻回した接続部をヒータ等で加
熱すれば、第1層材のポリエチレンテープ4は溶融する
が、第2層材のフッ素樹脂テープ5は溶融せず、その熱
収縮性により収縮し始める。これにより、フッ素樹脂テ
ープ5が第1層材のポリエチレン4及び芯線1、2の撚
り合わせ接合部を縛り付けることとなり、ポリエチレン
4は溶融して芯線1、2の撚り合わせ接合部の間隙部に
侵入し、該間隙部を密封する。
【0024】この際において、図1(B)のように最外
周部に巻回したフッ素樹脂テープ5の巻回層間から溶融
したポリエチレンが図1(B)の21のように漏出する
ような場合は、フッ素樹脂テープ5による被覆が完全で
はないことになるので該漏出部におけるフッ素樹脂テー
プ5の被覆を修復する。
【0025】一方、前記フッ素樹脂テープ5を巻回する
際に巻き終り部に小径の孔部51を形成しておけば、フ
ッ素樹脂テープ5の巻回後、加熱する際に溶融したポリ
エチレンが図1(A)符号22に示すように、上記孔部
51から漏出する。これにより、第1層材4が完全に融
解したことを確認でき、この時点で加熱を停止する。
【0026】このような漏出部22が現われ、図1
(B)に示されるような漏出部21が現われないように
なれば、フッ素樹脂テープ5は隙間を存することなく完
全に巻回されたこととなる。
【0027】図2には上記実施例の接続方法を適用した
アンモニア冷媒等の導電性流体が充満せしめられたハー
メチック型電動機の容器(ハウジング)11を貫通する
端子の構造図が示されている。
【0028】図2において11は内部にアンモニアが充
満した容器、8は該容器11内に挿入される電極棒、1
0は圧力容器の端子取付用ねじ孔11aに水密状態にて
螺着された端子保持器、9は該保持器10の取付ねじ孔
10aに螺着される締付ねじである。
【0029】上記電極棒8の外周は、ポリエチレン樹脂
材からなる絶縁被覆層13により予め被覆されている。
7はフッ素樹脂等の高溶融性材料からなるブッシュで、
上記絶縁被覆材13の外周に嵌挿されている。該ブッシ
ュ7は上記締付ねじ9を保持器10に締め付けることに
より電極棒8を端子保持器10に気密状態で保持せしめ
る。
【0030】1は芯線、12はポリエチレン樹脂材から
なる絶縁被覆層であり、該芯線1は予め前記絶縁被覆層
12により被覆加工されている。上記芯線1と電極棒8
とは互いに突き合された状態(直列接続)で、第1層材
のポリエチレンテープ4を巻回し、さらにその外周に第
2層材のフッ素樹脂5を巻回する。
【0031】次いでこの接続部を加熱すると、図1の実
施例の場合と同様に低融点のポリエチレンテープ4(第
1層材)、及び予め被覆していたポリエチレン材の絶縁
被覆材12が溶融し、さらに熱収縮性を有するフッ素樹
脂材からなるテープ5及びブッシュ7の固縛力により芯
線1と電極棒8とに融着する。
【0032】そして、上記加熱を解除して常温に戻す
と、溶融していたポリエチレン樹脂材12、4が固ま
り、芯線1と電極とは完全に固着される。
【0033】
【発明の効果】以上の如く本発明によれば、芯線同士の
接合部に低融点の第1層材が加熱により充分に侵入し芯
線に融着されるとともに、熱収縮性を有する第2層材の
固縛作用によりさらに高い気密性を存して線輪の接続が
なされる。
【0034】また、請求項1に記載のように、第2層材
の巻き終り先端部に細隙を形成すれば、加熱時に該細隙
から第1層材が漏出せしめられるので第1層材の融解及
び第2層材による密封の確認ができ、さらに確実な気密
性が得られる。
【0035】これにより、アンモニアガス等の導電性腐
蝕性雰囲気中において気密性、電気絶縁性が維持された
線輪の接続構造を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係わる線輪の接続構造を示す
断面図で(A)は良好な接続状態、(B)は不良接続状
態を示す。
【図2】本発明に係る接続構造をアンモニアガス等が存
在するハーメチック型電動機の容器内における線輪の接
続構造に適用した場合の端子部断面図である。
【図3】従来の線輪の接続構造を示す断面図である。
【符号の説明】
1、2 芯線 3 絶縁被覆層 4 第1層材 5 第2層材 51 細隙 8 電極 10 端子保持器 11 容器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 4/22 - 4/72 H01R 43/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導電性腐蝕性雰囲気中に置かれた線輪の
    芯線同士を並列、直列、あるいは直並列に接続するに際
    し、 前記芯線端部同士を半田付け等により電気的に接合した
    接合部を形成した後、この接合部をポリエチレン系樹脂
    等の低温溶融材料からなる第1層材で巻回等により被覆
    し、 次いでフッ素系樹脂等の前記第1層材よりも高融点でか
    つ熱収縮性を有する第2層材にて、先端部に上記第1層
    材の溶融体が漏出可能な細隙を残して前記第1層材の外
    周を隙間を存することなく巻回し、 前記第1層材及び第2層材を、該第1層材が溶融し且つ
    第2層材が熱収縮する温度に加熱して第2層材の巻回先端部の細隙より溶融された第1層材が
    漏出するのを確認した時点で加熱を停止し 、 一方第2層材の巻回層間から第1層材が溶融した場合は
    第2層材の被覆が完全ではないことになるので該漏出部
    における第2層材の被覆を修復せしめることを特徴とす
    る線輪の接続方法。
  2. 【請求項2】 内部にアンモニア等の冷媒が存在する容
    器内に、該容器の壁部を貫通した電極を突出せしめ、該
    電極の壁部貫通部を端子保持器を介して流体密状態に保
    持した組立型接続端子において、 前記電極と該電極に接続される線輪の芯線とを接続する
    に際し、前記芯線はポリエチレン系樹脂の絶縁被覆層で
    被覆され、貫通電極棒はフッ素樹脂系絶縁物で前記保持
    器に絶縁保持された構造とし、 該線輪の芯線端部と電極端部を半田付け等により接合し
    て接合部を形成し、 前記接合部及び該接合部に連なる芯線側絶縁被覆層と貫
    通電極棒はフッ素樹脂系絶縁物との間の部位をポリエチ
    レン系樹脂の低温溶融材料からなる第1層材で巻回に
    り被覆し、次いで前記第1層材の外周を、フッ素系樹脂
    等の前記第1層材よりも高融点でかつ熱収縮性を有する
    第2層材で隙間を存することなく巻回し、前記第1層材
    及び第2層材を、該第1層材が溶融し且つ第2層材が熱
    収縮する温度に加熱して第1層材及びポリエチレン系樹
    脂の前記絶縁被覆層の一部を溶融一体化せしめて前記芯
    線に融着せしめることを特徴とする線輪の接続方法。
  3. 【請求項3】 アンモニアを冷媒として使用される圧縮
    機と該圧縮機を駆動する電動機とを一体の容器内に密封
    状態で収納してなるハーメチック型電動機の線輪を相互
    に接続するに際し、 前記線輪の絶縁被覆層をポリエチレン系樹脂層となし、
    該線輪の芯線端部同士を半田付け等により接合して接合
    部を形成し、 前記接合部及び該接合部に連なる前記絶縁被覆層の部位
    ポリエチレン系樹脂の低温溶融材料からなる第1層材
    で巻回により被覆し、次いで前記第1層材の外周を、フ
    ッ素系樹脂等の前記第1層材よりも高融点でかつ熱収縮
    性を有する第2層材で隙間を存することなく巻回し、前
    記第1層材及び第2層材を、該第1層材が溶融し且つ第
    2層材が熱収縮する温度に加熱して第1層材及び絶縁被
    覆層の一部を溶融せしめて前記芯線融着せしめることを
    特徴とする線輪の接続方法。
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