JP3314157B2 - スライサー - Google Patents
スライサーInfo
- Publication number
- JP3314157B2 JP3314157B2 JP20109698A JP20109698A JP3314157B2 JP 3314157 B2 JP3314157 B2 JP 3314157B2 JP 20109698 A JP20109698 A JP 20109698A JP 20109698 A JP20109698 A JP 20109698A JP 3314157 B2 JP3314157 B2 JP 3314157B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotary shaft
- shaft
- cut
- pinching
- cutting blade
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Food-Manufacturing Devices (AREA)
- Apparatuses For Bulk Treatment Of Fruits And Vegetables And Apparatuses For Preparing Feeds (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は南瓜、メロン、西
瓜、夏蜜柑等の略球状切截物を所定の厚さに切截するス
ライサーの改良に関する。
瓜、夏蜜柑等の略球状切截物を所定の厚さに切截するス
ライサーの改良に関する。
【０００２】
【従来の技術】略球状、円筒状等のじゃがいも、大根等
の根菜類を移送筒内を噴流で圧送しながら移送筒内に設
けた放射状刃で四つ切り、八つ切り等の放射状に切截す
ることが特公昭５５−４３８７９号公報で知られてい
る。
の根菜類を移送筒内を噴流で圧送しながら移送筒内に設
けた放射状刃で四つ切り、八つ切り等の放射状に切截す
ることが特公昭５５−４３８７９号公報で知られてい
る。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら前記方式
は切截物の厚さを大小に変更する場合の調節機構及び調
節操作が面倒であると共に厚さを薄く切截する場合、被
切削物を押送するのに大きな力を要し、特に南瓜等の表
皮が硬いときはその傾向は一層顕著となる。これらの現
状に鑑み、本発明は前記のような欠陥を改善して被切截
物を所望の量だけ所定の厚さに簡易に切截できると共に
表皮の硬い被切截物も容易に切截できるようにしたスラ
イサーを提供することを目的とするものである。
は切截物の厚さを大小に変更する場合の調節機構及び調
節操作が面倒であると共に厚さを薄く切截する場合、被
切削物を押送するのに大きな力を要し、特に南瓜等の表
皮が硬いときはその傾向は一層顕著となる。これらの現
状に鑑み、本発明は前記のような欠陥を改善して被切截
物を所望の量だけ所定の厚さに簡易に切截できると共に
表皮の硬い被切截物も容易に切截できるようにしたスラ
イサーを提供することを目的とするものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するために、所定角度宛間歇回動する回転軸の先端に対
向して挟持回転軸を軸方向に調節可能に固定できるよう
に形成すると共に前記回転軸と挟持回転軸との間の側方
にこれら両軸の軸芯に向け往復動機構で往復動する切截
刃を前記回転軸の間歇停止時に作動するように設けたこ
とを特徴とするものであり、前記回転軸は一回転に任意
回数停止できるように間歇回動ピッチを変更調節できる
パルスモーターで駆動せしめると共に切截刃はクランク
機構で往復摺動させ、また前記回転軸と挟持回転軸の先
端部には夫々被切截物を支持する挟持針杆を取換自在に
嵌着して、切截物の種類或はその切損により交換できる
ようにするのが好適であり、更に挟持回転軸には回動す
るハンドル杆を係合させ、該ハンドル杆を調節ラックに
係止自在に形成して挟持回転軸の軸方向の位置を被切截
物の大きさに応じ調節固定できるようにするのが好まし
い。
するために、所定角度宛間歇回動する回転軸の先端に対
向して挟持回転軸を軸方向に調節可能に固定できるよう
に形成すると共に前記回転軸と挟持回転軸との間の側方
にこれら両軸の軸芯に向け往復動機構で往復動する切截
刃を前記回転軸の間歇停止時に作動するように設けたこ
とを特徴とするものであり、前記回転軸は一回転に任意
回数停止できるように間歇回動ピッチを変更調節できる
パルスモーターで駆動せしめると共に切截刃はクランク
機構で往復摺動させ、また前記回転軸と挟持回転軸の先
端部には夫々被切截物を支持する挟持針杆を取換自在に
嵌着して、切截物の種類或はその切損により交換できる
ようにするのが好適であり、更に挟持回転軸には回動す
るハンドル杆を係合させ、該ハンドル杆を調節ラックに
係止自在に形成して挟持回転軸の軸方向の位置を被切截
物の大きさに応じ調節固定できるようにするのが好まし
い。
【０００５】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面の実施
例について説明すると、機台１の一側には基部に設けた
間歇回動ピッチを変更調節できるパルスモーター２で任
意の所定角度毎に間歇回動する回転軸３が設けられると
共に該回転軸３の先端方向における機台１の他側には支
持軸４が軸方向に摺動自在に支持され、該支持軸５の先
端部に前記回転軸３と対向するように挟持回転軸５が回
転可能に支持されており、前記回転軸３と挟持回転軸５
の先端には夫々挟着針杆６を装着した挟着針杆取付体７
が着脱自在に取付けられ、挟着針杆６の折損や被切截物
Ａの種類、大きさに応じて挟着針杆６の形状、数、或は
挟着針杆取付板７を取換えできるように構成されれてい
る。
例について説明すると、機台１の一側には基部に設けた
間歇回動ピッチを変更調節できるパルスモーター２で任
意の所定角度毎に間歇回動する回転軸３が設けられると
共に該回転軸３の先端方向における機台１の他側には支
持軸４が軸方向に摺動自在に支持され、該支持軸５の先
端部に前記回転軸３と対向するように挟持回転軸５が回
転可能に支持されており、前記回転軸３と挟持回転軸５
の先端には夫々挟着針杆６を装着した挟着針杆取付体７
が着脱自在に取付けられ、挟着針杆６の折損や被切截物
Ａの種類、大きさに応じて挟着針杆６の形状、数、或は
挟着針杆取付板７を取換えできるように構成されれてい
る。
【０００６】また前記支持軸４は基端を機台１に軸支さ
れたハンドル杆８に係合されると共に該ハンドル杆８に
設けられた係止具９が機台１に設けられた円弧状調節ラ
ック１０に係止自在に形成され、ハンドル杆８の回動に
より係止具９を調節ラック１０に係止して支持軸４を軸
方向の任意の位置に固定できるように構成されている。
れたハンドル杆８に係合されると共に該ハンドル杆８に
設けられた係止具９が機台１に設けられた円弧状調節ラ
ック１０に係止自在に形成され、ハンドル杆８の回動に
より係止具９を調節ラック１０に係止して支持軸４を軸
方向の任意の位置に固定できるように構成されている。
【０００７】前記回転軸３と挟持回転軸５の対向部の側
方における機台１にはモーター１１からクランク機構１
２及びスライド杆１３を介して回転軸３と挟持回転軸５
の軸芯に向け往復摺動する摺動板１４が設けられ、該摺
動板１４の前端に切截刃１５が着脱自在に固定されてお
り、更に前記モーター１１と前記パルスモーター２とは
連動しており、例えばモーター１１の軸に設けた図示さ
れていない制御センサーが切截刃１５の切截作用終了を
検知した後にパルスモーター２が間歇回動停止するよう
に制御されている。なお切截刃１５の前縁は被切截物Ａ
の種類に応じて凸出状又は凹状或は直線状に形成するこ
ともできる。
方における機台１にはモーター１１からクランク機構１
２及びスライド杆１３を介して回転軸３と挟持回転軸５
の軸芯に向け往復摺動する摺動板１４が設けられ、該摺
動板１４の前端に切截刃１５が着脱自在に固定されてお
り、更に前記モーター１１と前記パルスモーター２とは
連動しており、例えばモーター１１の軸に設けた図示さ
れていない制御センサーが切截刃１５の切截作用終了を
検知した後にパルスモーター２が間歇回動停止するよう
に制御されている。なお切截刃１５の前縁は被切截物Ａ
の種類に応じて凸出状又は凹状或は直線状に形成するこ
ともできる。
【０００８】本発明の実施例は上記のように構成されて
いるので、予め南瓜、メロン、西瓜、うり、夏蜜柑等の
略球状の被切截物Ａの切截厚さに応じてパルスモーター
２の間歇回動ピッチを設定した後、その被切截物Ａをハ
ンドル杆８を操作して回転軸３と回転支持軸５間に挟着
支持した後、パルスモーター２及びモーター１１を駆動
すると、回転軸３は被切截物Ａを順次所定角度宛間歇回
動せしめると同時にその間歇停止時に切截刃１５はクラ
ンク機構１２による往復摺動作用によって被切截物Ａを
切截し、このような作用を反覆することにより被切截物
Ａは回転軸３の一回転で所定数の小片にスライスされる
ものである。
いるので、予め南瓜、メロン、西瓜、うり、夏蜜柑等の
略球状の被切截物Ａの切截厚さに応じてパルスモーター
２の間歇回動ピッチを設定した後、その被切截物Ａをハ
ンドル杆８を操作して回転軸３と回転支持軸５間に挟着
支持した後、パルスモーター２及びモーター１１を駆動
すると、回転軸３は被切截物Ａを順次所定角度宛間歇回
動せしめると同時にその間歇停止時に切截刃１５はクラ
ンク機構１２による往復摺動作用によって被切截物Ａを
切截し、このような作用を反覆することにより被切截物
Ａは回転軸３の一回転で所定数の小片にスライスされる
ものである。
【０００９】
【発明の効果】本発明は略球状の被切截物を間歇回転す
る回転軸と挟持回転軸間で挟持して自転せしめながらそ
の間歇停止時に往復動する切截刃で切截するようにした
ので、所定の角度の一定の厚さの小片を順次連続的に切
截することができると共に表皮の硬い南瓜等も円滑確実
にスライスできる。
る回転軸と挟持回転軸間で挟持して自転せしめながらそ
の間歇停止時に往復動する切截刃で切截するようにした
ので、所定の角度の一定の厚さの小片を順次連続的に切
截することができると共に表皮の硬い南瓜等も円滑確実
にスライスできる。
【００１０】本発明において回転軸及び挟持回転軸に挟
着針杆を取換自在に嵌着したことにより、その折損時の
取換が容易であると共に被切截物の種類に応じた最適の
挟着針杆の使用によって切截物を円滑確実に支持して切
截作用を容易に行うことができる。
着針杆を取換自在に嵌着したことにより、その折損時の
取換が容易であると共に被切截物の種類に応じた最適の
挟着針杆の使用によって切截物を円滑確実に支持して切
截作用を容易に行うことができる。
【００１１】また回転軸の回動に間歇回動ピッチを変更
調節できるパルスモーターを使用すると共に該パルスモ
ーターと連動して作動するクランク機構を介して切截刃
を往復動させることにより、被切截物の種類、調理の目
的等に応じた切截片の厚さの変更を容易に行うことがで
きる。
調節できるパルスモーターを使用すると共に該パルスモ
ーターと連動して作動するクランク機構を介して切截刃
を往復動させることにより、被切截物の種類、調理の目
的等に応じた切截片の厚さの変更を容易に行うことがで
きる。
【００１２】更に挟持回転軸はハンドルを介して調節ラ
ックに係止固定されるため切截物の大きさに左右され
ず、切截物を確実に保持して切截作用を円滑容易に行う
ことができる。
ックに係止固定されるため切截物の大きさに左右され
ず、切截物を確実に保持して切截作用を円滑容易に行う
ことができる。
【図１】本発明の一部切欠平面図。
【図２】同切截時の平面図。
【図３】同切截時の正面図。
【図４】同要部の分解断面図。
２ パルスモーター ３ 回転軸 ４ 支持軸 ５ 挟持回転軸 ６ 挟着針杆 ７ 挟着針杆取付体 ８ ハンドル杆 ９ 係止具 １０ 調節ラック １１ モーター １２ クランク機構 １３ スライド杆 １４ 摺動板 １５ 切截刃
Claims (5)
- 【請求項１】 所定角度宛間歇回動する回転軸の先端に
対向して挟持回転軸を軸方向に調節可能に固定できるよ
うに形成すると共に前記回転軸と挟持回転軸との間の側
方にこれら両軸の軸芯に向け往復動機構で往復動する切
截刃を前記回転軸の間歇停止時に作動するように設けた
ことを特徴とするスライサー。 - 【請求項２】 回転軸を間歇回動ピッチを変更できるパ
ルスモーターで間歇回動するようにしたことを特徴とす
る請求項１記載のスライサー。 - 【請求項３】 回転軸と挟持回転軸に挟着針杆を取換自
在に夫々嵌着したことを特徴とする請求項１記載のスラ
イサー。 - 【請求項４】 切截刃を往復動する往復動機構をクラン
ク機構で行うことを特徴とする請求項１記載のスライサ
ー。 - 【請求項５】 挟持回転軸にハンドル杆を係合して挟持
回転軸を軸方向に摺動自在に形成し、ハンドル杆に設け
た係止手段により挟持回転軸の軸方向位置を固定できる
ようにしたことを特徴とする請求項１記載のスライサ
ー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20109698A JP3314157B2 (ja) | 1998-07-02 | 1998-07-02 | スライサー |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20109698A JP3314157B2 (ja) | 1998-07-02 | 1998-07-02 | スライサー |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000024993A JP2000024993A (ja) | 2000-01-25 |
| JP3314157B2 true JP3314157B2 (ja) | 2002-08-12 |
Family
ID=16435338
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20109698A Expired - Fee Related JP3314157B2 (ja) | 1998-07-02 | 1998-07-02 | スライサー |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3314157B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN108381635A (zh) * | 2018-02-26 | 2018-08-10 | 中山诺顿科研技术服务有限公司 | 一种切西瓜装置 |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104824805B (zh) * | 2015-05-18 | 2016-11-30 | 杨晗 | 一种西瓜取瓤切块机 |
| CN107351215B (zh) * | 2017-09-08 | 2023-07-25 | 广东工业大学 | 一种适用于竹家具加工的设备 |
| CN114190568B (zh) * | 2021-11-18 | 2023-10-10 | 杰尔古格智能科技有限公司 | 一种农用果蔬果肉分离设备 |
-
1998
- 1998-07-02 JP JP20109698A patent/JP3314157B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN108381635A (zh) * | 2018-02-26 | 2018-08-10 | 中山诺顿科研技术服务有限公司 | 一种切西瓜装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2000024993A (ja) | 2000-01-25 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US3542097A (en) | Chuck assembly for sabre saws | |
| US4439924A (en) | Rotary hand knife | |
| DE112009005440B4 (de) | Stichsäge | |
| ATE116185T1 (de) | Aufschnittschneidemaschine. | |
| JP3314157B2 (ja) | スライサー | |
| US3494390A (en) | Sabre saws with 360 degree swivel saw bar | |
| US5369887A (en) | Powered coping saw | |
| US3926085A (en) | Specimen feed for a microtome | |
| CN112549111A (zh) | 一种医学多功能病理切片装置 | |
| JPH10510489A (ja) | 切削用フリッチを保持するための方法および装置 | |
| US3740847A (en) | Power driven meat trimming and cutting knife | |
| DE69311027D1 (de) | Rotierendes Schneidwerkzeug, insbesondere zum Schneiden von Tabak | |
| CN213412143U (zh) | 一种用于切片机的刀片方向调节机构 | |
| CN205889306U (zh) | 一种中药切片机 | |
| JP4126414B2 (ja) | 手動食品切削器 | |
| CN213195790U (zh) | 一种用于加工深孔类产品的扩孔刀 | |
| CN217531071U (zh) | 可调式高速精密双轴分切机的分切机构 | |
| KR890005213Y1 (ko) | 육절기용 절삭두께 조정장치 | |
| CN201165008Y (zh) | 自动切肉片机 | |
| CN110861140A (zh) | 一种切片机 | |
| CN214434402U (zh) | 一种皮肤切开器 | |
| CN220407246U (zh) | 一种割槽角度可调的高速割尾机 | |
| JP4400007B2 (ja) | スライド式卓上切断機 | |
| US20050220974A1 (en) | Boneless spiral sliced meat product and method of slicing the same | |
| JPS5812085B2 (ja) | 線材切断装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110531 Year of fee payment: 9 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140531 Year of fee payment: 12 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |