JP3313922B2 - 粉砕装置 - Google Patents

粉砕装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、粉砕装置、より詳細に
は、複写機等において画像形成に使用するトナーの砕粉
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ジェット噴流を用いた衝突式気流粉砕装
置では、ジェット噴流中に被粉砕物を供給し、その被粉
砕物を衝突部材に衝突させ、その衝撃力によって被粉砕
物を粉砕する。図6は、本発明が適用される粉砕装置の
一例を説明するための構成図で、図中、1は被粉砕物供
給口、2は圧縮空気供給ノズル、3は圧縮空気加速管、
4は圧縮空気衝突部材、5は粉砕物排出口で、該粉砕装
置は、図示のように、圧縮空気供給ノズル2を接続した
加速管3の加速管出口8に対向して衝突部材4を有し、
前記加速管3によるジェット噴流である高速気流15の
流動により、加速管3の途中の被粉砕物供給口1から加
速管3に被粉砕物6を吸引させ、これを高速気流15と
ともに噴射、及び、粉砕室7へ入射させ、衝突部材4の
衝突面9に衝突させ、その衝撃によって被粉砕物6を粉
砕するものである。通常、被粉砕物6を所望の粒径に粉
砕するためには、排出口5と被粉砕物供給口1との間に
分級機13を配して閉回路を設ける。このとき、分級機
13による分級の結果、粗粉の場合は、粗粉11となっ
た被粉砕物6を、被粉砕物供給口1へ送り、前記した粉
砕を再度行い、その粉砕物10を排出口5から分級機1
3に戻して再度分級するようにしており、その結果、微
粉12について所望の粒径の粉砕物を得ることができ
る。
【0003】図7は、図6に示した粉砕装置における圧
縮空気供給ノズル2,加速管3、及び、被粉砕物供給口
1の拡大図であるが、従来技術では、加速管3がラバー
ルノズル形状を成すということのみで、粉砕の環境条件
におけるスロート16とノズル内供給口位置17の各々
に対する加速管3内部の断面積18及び19の大きさの
規定がなかった。そのため、気流の高速化の条件が不明
であり、粉砕効率の一層の上昇が達成されていなかっ
た。
【0004】更に、上述のごとき衝突式気流粉砕装置と
して、例えば、特開平4−48942号公報,特開平5
−15801号公報,特開平5−15802号公報等が
提案されているが、特開平4−48942号公報記載の
ものは、トナー供給口を複数設け、軸対称的にトナーを
ノズルへ供給することを狙ったものであり、特開平5−
15801号公報のものは、ノズルに対し、トナーをそ
の中心付近に集め、トナーの濃度不均一性をなくし、す
べてのトナーを一様に分散させ、加速させることを狙っ
たものであり、特開平5−15802号公報記載のもの
は、ノズル内にトナーを供給する部分に円錐状の傾斜部
材を設け、微粉は回収し、粗粉のみを粉砕させることを
狙ったものであり、いずれも、気流の高速化の条件につ
いては記載されていない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、衝突式
気流粉砕装置においては、粉砕効率を高めるために、気
流の高速化が必要であるが、従来技術においては、気流
の高速化の条件に関して何ら提案されていない。本発明
は、上述のごとき実情に鑑みてなされたもので、特に、
衝突式気流粉砕装置において、粉砕の環境条件に依存し
た加速管の最適形状を決め、もって、粉砕処理能力を向
上させることを目的としてなされたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、(1)粉砕室内にジェット噴流を噴出す
る噴出ノズルと、前記ジェット噴流中に被粉砕物を供給
する供給口と、前記噴出ノズルと対向して設置され、前
記ジェット噴流と共に被粉砕物を直接衝突させて微粉砕
する衝突面を持つ衝突部材を有する粉砕装置において、
前記噴出ノズル内のスロート位置と供給口位置の噴出ノ
ズル断面積比もしくは口径比を、理想気体における1次
元ラバールノズル理論による各ノズル位置に対応した圧
力比と断面積比もしくは口径比の関係から決めること、
更には、(2)前記(1)における粉砕装置において、
前記供給口から供給される前記被粉砕物がノズル内の供
給口もしくはその前後に位置する領域に対する占有断面
積分だけ前記断面積比もしくは口径比を増加させたこ
と、更には、(3)前記(2)における粉砕装置におい
て、前記スロートの両端部における凸形状部及び前記供
給口の加速管への入口部における凸形状部に曲率を持た
せたこと、更には、(4)前記(2)における粉砕装置
において、供前記噴出ノズルは前記供給口に対抗する
面をノズル内方向に凸形状にし、かつ、前記供給口付近
の壁面をノズル外方向に凹形状にしたこと、更には、
(5)前記(4)における粉砕装置において、前記凸面
形状及び凹面形状に曲率を持たせたことを特徴としたも
のである。
【0007】
【作用】衝突式気流粉砕装置において、噴出ノズル内の
スロート位置と供給口位置の噴出ノズル断面積比もしく
は口径比を、理想気体における1次元ラバールノズル理
論による各ノズル位置に対応した圧力比と断面積比もし
くは口径比の関係から決めることで、気流の高速化並び
に粉体の高速化への条件を明確化し、高効率粉砕の目安
とする。
【0008】
【実施例】図1は、請求項1に示した気流式粉砕装置に
おける噴出ノズル3内のスロート16の位置と被粉砕物
供給口1の位置17の噴出ノズル断面積比もしくは口径
比の決め方について説明するための要部構成図で、全図
を通して同様の作用をする部分には、同一の参照番号が
付してある。図1において、今、スロート16における
断面積をA*とし、圧力をP*とし、加速管(噴出ノズ
ル)3内部における断面積をA、圧力をPとすると、理
想気体における1次元ラバールノズル理論によるスロー
ト16に対する圧力比P/P*と断面積比A/A*の関
係は(1)式である。ただし、κは比熱比(空気の比熱
比はκ=1.4)である。
【0009】
【数1】
【0010】圧縮空気供給ノズル2における圧力をP2
とし、これを淀み点圧力に近似することで(2),
(3)式を得ることができる。
【0011】
【数2】
【0012】実際に、ピトー管等によりノズル内供給口
位置17で圧力を測定し、これを圧力Pとするが、この
時、断面積Aはノズル内供給口位置17での断面積とな
る。測定結果からノズル内供給口位置17での圧力Pと
圧縮空気供給ノズル2での圧力P2の比P/P2が決まる
ため、(4)式によりノズル内供給口位置17での断面
積Aとスロート16での断面積A*の比A/A*が決ま
る。また、断面積比A/A*の平方根√A/√A*は、
ノズル内供給口位置17での口径とスロート16での口
径の比であり、(5)式となる。
【0013】
【数3】
【0014】このようなノズル内供給口位置17での圧
力Pと圧縮空気供給ノズル2での圧力P2の比P/P2
依存したノズル内供給口位置17での断面積Aとスロー
ト16での断面積A*の比A/A*もしくは口径比√A
/√A*を形状に採用することで、効率的に気流が加速
され、一層の高速気流15を得ることができる。図2
は、(4),(5)式をグラフにしたものである。
【0015】請求項1の発明の実験例として、表1に示
す。原料をミキサーにて混合して混合物を得、次に、こ
の混合物をエクストルダーにて約200℃で溶融混練し
た後、冷却して固化し、それをハンマーミルで200〜
2000μmの粒子に粗粉砕し、この粗粉砕物を被粉砕
物6とし、図6に示した粉砕装置を用い、その作動フロ
ーに従って粉砕を行った。粉砕された粉砕物10を微粉
12と粗粉11とに分級する手段13としては、固定式
風力分級機を使用した。
【0016】
【表1】
【0017】実際に、衝突式気流粉砕機の圧縮気体供給
ノズル2から流量7Nm3/minの圧縮空気を導入し、被
粉砕物供給口1から32kg/hrの割り合いで供給し
た。このとき、ノズル内供給口位置17での口径とスロ
ート16での口径との比は、√A/√A*=2.5であ
る。粉砕された粉砕物10は、分級機13に運ばれ、微
粉である場合は、微粉物12として回収し、粗粉である
場合は、粗粉物11として再度被粉砕物供給口1より被
粉砕物6とともに加速管3に投入した。この結果、微粉
12として、体積平均粒径7.5μm(コールターカウ
ンターにて測定)の粉砕物27.40kg/hr(収率
85.6%)を回収した。
【0018】次に、請求項2の気流式粉砕装置におけ
る、噴出ノズル内のスロート位置と供給口位置の噴出ノ
ズル断面積比もしくは口径比の決め方について説明す
る。請求項1と同様の原料(表1に記載)を使用し、図
6に示した粉砕装置を用い、その作動フローに従って粉
砕を行った。粉砕された粉砕物10を微粉12と粗粉1
1とに分級する手段13としては、固定式風力分級機を
使用した。実際に、衝突式気流粉砕機の圧縮気体供給ノ
ズル2から流量7Nm3/minの圧縮空気を導入し、被粉
砕物供給口1から32kg/hrの割り合いで供給し
た。これにより、被粉砕物供給口1から投入される被粉
砕物6により、ノズル内供給口位置17には、ノズル断
面積の10%が占有された。すなわち、口径比は、ノズ
ル内供給口位置17での口径とスロート16での口径と
の比√A/√A*=2.5の1.05倍の√A/√A*=
2.62である。粉砕された粉砕物10は、分級機13
に運ばれ、微粉である場合は、微粉物12として回収
し、粗粉である場合は、粗粉物11としてを再度被粉砕
物供給口1より被粉砕物6とともに加速管3に投入し
た。この結果、微粉物12として、体積平均粒径7.5
μm(コールターカウンターにて測定)の粉砕物27.
60kg/hr(収率86.25%)を回収し、定常的
な粉の効果が確認された。
【0019】図3は、請求項3の発明を説明するための
要部構成図で、この発明は、スロート16の壁面の凸形
状と被粉砕物供給口1の加速管3への入り口の凸形状
に、曲率20を付加したもので、請求項1の実験例と同
様の原料(表1に記載)を使用し、図6に示した粉砕装
置を用い、その作動フローに従って粉砕を行った。粉砕
された粉砕物10を微粉12と粗粉11とに分級する手
段13としては、固定式風力分級機を使用した。衝突式
気流粉砕機の圧縮気体供給ノズル2から流量7Nm3/m
inの圧縮空気を導入し、被粉砕物供給口1から30kg
/hrの割り合いで供給した。この時、ノズル内供給口
位置17での口径とスロート16での口径との比は√A
/√A*=2.62である。粉砕された粉砕物10は分
級機13に運ばれ、微粉である場合は、微粉物12とし
て回収され、粗粉である場合は、粗粉物11として再度
被粉砕物供給口1より被粉砕物6とともに加速管3に投
入した。この結果、微粉12として、体積平均粒径7.
5μm(コールターカウンターにて測定)の粉砕物2
6.20kg/hr(収率87.3%)を回収した。
【0020】図4は、請求項4の発明を説明するための
図で、この発明は、加速管3のノズル内供給口位置17
に対向する面にノズル内方向に凸形状21、供給口位置
17付近の壁面にノズル外方向の凹形状22を付加し、
同時に、ノズル内供給口位置17での圧力Pと圧縮空気
供給ノズル2での圧力P2の比P/P2に依存したノズル
内供給口位置17での断面積Aとスロート16での断面
積A*の比A/A*もしくは口径比√A/√A*を形状
に採用したものである。請求項4における実験例とし
て、請求項1の実験例と同様の原料(表1に記載)を使
用し、図6に示した粉砕装置を用い、その作動フローに
従って粉砕を行った。粉砕された粉砕物10を微粉12
と粗粉11とに分級する手段13としては、固定式風力
分級機を使用した。実際に、衝突式気流粉砕機の圧縮気
体供給ノズル2から流量7Nm3/minの圧縮空気を導入
し、被粉砕物供給口1から32kg/hrの割り合いで
供給した。この時、ノズル内供給口位置17での口径と
スロート16での口径との比は√A/√A*=2.62
である。粉砕された粉砕物10は分級機13に運ばれ、
微粉である場合は、微粉物12として回収し、粗粉であ
る場合は、粗粉物11として再度被粉砕物供給口1より
被粉砕物6とともに加速管3に投入した。この結果、微
粉として、体積平均粒径7.5μm(コールターカウン
ターにて測定)の粉砕物28.00kg/hr(収率8
7.5%)を回収した。
【0021】図5は、請求項5の発明を説明するための
要部構成図で、この発明は、図4に示した凸形状21と
凹形状22に、曲率23を付加し、同時に、ノズル内供
給口位置17での圧力Pと圧縮空気供給ノズル2での圧
力P2の比P/P2に依存したノズル内供給口位置17で
の断面積Aとスロート16での断面積A*の比A/A
*、もしくは、口径比√A/√A*を形状に採用したも
のである。請求項5における実験例として、請求項1と
同様の原料(表1に記載)を使用し、図6に示した粉砕
装置を用い、その作動フローに従って粉砕を行った。粉
砕された粉砕物10を微粉12と粗粉11とに分級する
手段13としては、固定式風分級機を使用した。実際
に、衝突式気流粉砕機の圧縮気体供給ノズル2から流量
7Nm3/minの圧縮空気を導入し、被粉砕物供給口1か
ら30kg/hrの割り合いで供給した。この時、ノズ
ル内供給口位置17での口径とスロート16での口径と
の比は√A/√A*=2.62である。粉砕された粉砕
物10は、分級機13に運ばれ、微粉である場合は、粉
砕物12として回収し、粗粉である場合は、粉砕物11
として再度被粉砕物供給口1より被粉砕物6とともに加
速管3に投入した。この結果、微粉として、体積平均粒
径7.5μm(コールターカウンターにて測定)の粉砕
物26.5kg/hr(収率88.3%)を回収した。
【0022】
【発明の効果】(1)請求項1に対応した効果 ジェット噴流を用いてジェット噴流中に被粉砕物を供給
し、その被粉砕物を衝突面に衝突させ、その衝突力によ
って前記被粉砕物を粉砕する衝突式粉空流砕機におい
て、前記噴出ノズル内のスロート位置と供給口位置の噴
出ノズル断面積比もしくは口径比を、理想気体における
1次元ラバールノズル理論による各ノズル位置に対応し
た圧力比と断面積比もしくは口径比の関係から決めるこ
とで、気流の高速化並びに粉体の高速化への条件が明確
化でき、高効率粉砕の目安とすることができる。 (2)請求項2に対応した効果 ジェット噴流を用いてジェット噴流中に被粉砕物を供給
し、その被粉砕物を衝突面に衝突させ、その衝撃力によ
って前記被粉砕物を粉砕する衝突式粉砕機において、前
記供給口から供給される前記被粉砕物がノズル内の供給
口もしくはその前後に位置する領域に対する占有断面積
分だけ前記断面積比もしくは口径比を増加させること
で、定常的な気流の高速化並びに粉体の高速化を図るこ
とができ、高効率の粉砕が可能となる。 (3)請求項3に対応した効果 ジェット噴流を用いてジェット噴流中に被粉砕物を供給
し、その被粉砕物を衝突面に衝突させ、その衝撃力によ
って前記被粉砕物を粉砕する衝突式粉砕機において、前
記スロートの両端部における凸形状部及び前供給口の加
速管への入口部における凸形状部に曲率を持たせること
で、請求項2において存在している気流の圧力損失を下
げ、高効率な粉砕が可能になる。 (4)請求項4に対応した効果 ジェット噴流を用いてジェット噴流中に被粉砕物を供給
し、その被粉砕物を衝突面に衝突させ、その衝撃力によ
って前記被粉砕物を粉砕する衝突式粉砕機において、前
記供給口位置付近に対向するノズル壁面をノズル内方向
凸形状にし、かつ、当該ノズルの供給口付近の壁面を
ノズル外方向に凹形状にすることにより、請求項2の発
明よりも、前記供給口から供給される被粉砕物が加速管
下壁面と衝突する機会が増え、被粉砕物の分散性が増
し、これにより、均一に被粉砕物が加速管下壁面と衝突
する機会が増え、被粉砕物の分散性が増す。これによ
り、被粉砕物の気流による加速が均一に行なわれ、より
高効率な粉砕が可能となる。 (5)請求項5に対応した効果 ジェット噴流を用いてジェット噴流中に被粉砕物を供給
し、その被粉砕物を衝突面に衝突させ、その衝撃力によ
って前記被粉砕物を粉砕する衝突式粉砕機において、請
求項4の発明における前記凸面形状及び凹面形状に曲率
を持たせたことで、請求項4の発明において存在してい
る気流の圧力損失を下げ、気流の効率の良い高速化を図
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 請求項1に記載の発明を説明するための要部
構成図である。
【図2】 圧力比と該圧力比に依存したノズル断面積比
もしくは口径比の関係を示す図である。
【図3】 請求項3に記載の発明を説明するための要部
構成図である。
【図4】 請求項4に記載の発明を説明するための要部
構成図である。
【図5】 請求項5に記載の発明を説明するための要部
構成図である。
【図6】 本発明が適用される粉砕装置の一例を説明す
るための全体構成図である。
【図7】 図6に示した粉砕装置の要部拡大構成図であ
る。
【符号の説明】
1…被粉砕物供給口、2…圧縮空気供給ノズル、3…圧
縮空気加速管(噴出ノズル)、4…圧縮空気衝突部材、
5…粉砕物排出口、6…被粉砕物、7…粉砕室、8…加
速管出口、9…衝突面、10…粉砕物、11…粗粉、1
2…微粉、13…分級機、15…高速気流(ジェット噴
流)、16…スロット、17…ノズル内供給口位置、1
8,19…断面積、20,21,22,23…形状。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 天野 浩里 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株 式会社リコー内 (72)発明者 渡邊 啓子 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株 式会社リコー内 (56)参考文献 特開 平5−309287(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B02C 19/06

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粉砕室内にジェット噴流を噴出する噴出
    ノズルと、前記ジェット噴流中に被粉砕物を供給する供
    給口と、前記噴出ノズルと対向して設置され、前記ジェ
    ット噴流と共に前記被粉砕物が直接衝突させて微粉砕さ
    れる衝突面を持つ衝突部材を有する粉砕装置において、
    前記噴出ノズル内のスロート位置と供給口位置の噴出ノ
    ズル断面積比もしくは口径比を、理想気体における1次
    元ラバールノズル理論による各ノズル位置に対応した圧
    力比と断面積比もしくは口径比の関係から決めることを
    特徴とする粉砕装置。
  2. 【請求項2】 請求項1における粉砕装置において、前
    記供給口から供給される前記被粉砕物がノズル内の供給
    口もしくはその前後に位置する領域に対する占有断面積
    分だけ前記断面積比もしくは口径比を増加させたことを
    特徴とする粉砕装置。
  3. 【請求項3】 請求項2における粉砕装置において、前
    記スロートの両端部における凸形状部及び前記供給口の
    加速管への入口部における凸形状部に曲率を持たせたこ
    とを特徴とする粉砕装置。
  4. 【請求項4】 請求項2における粉砕装置において、前
    記噴出ノズルは前記供給口に対抗する壁面をノズル内方
    向に凸形状にし、かつ、前記供給口付近の壁面をノズル
    外方向に凹形状にしたことを特徴とする粉砕装置。
  5. 【請求項5】 請求項4における粉砕装置において、前
    記凸面形状及び凹面形状に曲率を持たせたことを特徴と
    する粉砕装置。
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