JP3313582B2 - チェーンソー - Google Patents
チェーンソーInfo
- Publication number
- JP3313582B2 JP3313582B2 JP21276196A JP21276196A JP3313582B2 JP 3313582 B2 JP3313582 B2 JP 3313582B2 JP 21276196 A JP21276196 A JP 21276196A JP 21276196 A JP21276196 A JP 21276196A JP 3313582 B2 JP3313582 B2 JP 3313582B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- case body
- inclined surface
- tank
- chain
- handle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Ceased
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- Sawing (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、刃付きチェーン
を備えたチェーンソーに関する。
を備えたチェーンソーに関する。
【0002】
【従来の技術】この種のチェーンソーとしては、例えば
図5に示すものがある。すなわち、ケース本体1の前方
には平板状のガイドバー2が設けられており、このガイ
ドバー2の周囲には刃付きチェーン(ソーチェーン)3
が巻回されている。ケース本体1内には、刃付きチェー
ン3を駆動するエンジンやキャブレター、あるいは燃料
タンク等の各部品(図示せず)が収納されている。そし
て、これらの部品を有効に収納するため、ケース本体1
は、平面視においてほぼ四角形状に形成されている。
図5に示すものがある。すなわち、ケース本体1の前方
には平板状のガイドバー2が設けられており、このガイ
ドバー2の周囲には刃付きチェーン(ソーチェーン)3
が巻回されている。ケース本体1内には、刃付きチェー
ン3を駆動するエンジンやキャブレター、あるいは燃料
タンク等の各部品(図示せず)が収納されている。そし
て、これらの部品を有効に収納するため、ケース本体1
は、平面視においてほぼ四角形状に形成されている。
【0003】さらに、ケース本体1には、アッパハンド
ル4及びフロントハンドル5が設けられている。アッパ
ハンドル4は、ケース本体1の上面1b側に、前後方向
に延在するように設けられている。そして、このアッパ
ハンドル4には、エンジンの回転数を変化させることに
よって、刃付きチェーン3の移動速度を調整するスロッ
トルレバー(図示せず)が設けられている。一方、フロ
ントハンドル5は、ケース本体1の前部にあって、アッ
パハンドル4の先端部から側面1cを横切るように設け
られている。
ル4及びフロントハンドル5が設けられている。アッパ
ハンドル4は、ケース本体1の上面1b側に、前後方向
に延在するように設けられている。そして、このアッパ
ハンドル4には、エンジンの回転数を変化させることに
よって、刃付きチェーン3の移動速度を調整するスロッ
トルレバー(図示せず)が設けられている。一方、フロ
ントハンドル5は、ケース本体1の前部にあって、アッ
パハンドル4の先端部から側面1cを横切るように設け
られている。
【0004】上記のように構成されたチェーンソーにお
いては、一方の手でアッパハンドル4を持ち他方の手で
フロントハンドル5を持って、例えば木の枝T1を、図
5に示すようにして切断する。
いては、一方の手でアッパハンドル4を持ち他方の手で
フロントハンドル5を持って、例えば木の枝T1を、図
5に示すようにして切断する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、図5に示す
ように、フロントハンドル5が幹T2に当たり、枝T1
を根元から切断することができないという欠点がある。
そこで、図6に示すように、フロントハンドル5の先端
部をケース本体1の前端面1dから遠のくように傾斜さ
せることも考えられるが、今度は側面1cが幹T2に当
ってしまうので、どうしても枝T1を短かく切断するこ
とができないという問題がある。
ように、フロントハンドル5が幹T2に当たり、枝T1
を根元から切断することができないという欠点がある。
そこで、図6に示すように、フロントハンドル5の先端
部をケース本体1の前端面1dから遠のくように傾斜さ
せることも考えられるが、今度は側面1cが幹T2に当
ってしまうので、どうしても枝T1を短かく切断するこ
とができないという問題がある。
【0006】また、図7に示すように、ガイドバー2を
長くし、幹T2にケース本体1及びフロントハンドル5
が当たらないようにすれば、枝T1を根元から切断する
ことができるが、このようなチェーンソーは必然的に大
型となり、重量が増大して操作性が低下すると共にコス
ト高になるという問題がある。
長くし、幹T2にケース本体1及びフロントハンドル5
が当たらないようにすれば、枝T1を根元から切断する
ことができるが、このようなチェーンソーは必然的に大
型となり、重量が増大して操作性が低下すると共にコス
ト高になるという問題がある。
【0007】この発明は上述した問題を解消するために
なされたもので、その目的は、枝を十分短く切断するこ
とのできる小型で操作性の良好なチェーンソーを提供す
ることにある。
なされたもので、その目的は、枝を十分短く切断するこ
とのできる小型で操作性の良好なチェーンソーを提供す
ることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明は、ケース本体(1)の前端面(1d)か
ら前方に延びるガイドバー(2)を設け、このガイドバ
ー(2)の周囲を回るように刃付きチェーン(3)を設
けたチェーンソーであって、平面視においてほぼ四角形
状を呈するケース本体(1)には、同じく平面視におい
て直線状を呈するガイドバー(2)をケース本体(1)
の側面(1c)の反対の側面寄りに配置すると共に、前
端面(1d)の大略中央位置から側面(1c)の所定位
置に渡って平面視において直線状を呈して傾斜する傾斜
面(1e)を形成し、ケース本体(1)の前部側には少
なくとも側面(1c)を横切るようにフロントハンドル
(5)を設け、このフロントハンドル(5)を傾斜面
(1e)より後方に位置するように配置したことを特徴
としている。
に、この発明は、ケース本体(1)の前端面(1d)か
ら前方に延びるガイドバー(2)を設け、このガイドバ
ー(2)の周囲を回るように刃付きチェーン(3)を設
けたチェーンソーであって、平面視においてほぼ四角形
状を呈するケース本体(1)には、同じく平面視におい
て直線状を呈するガイドバー(2)をケース本体(1)
の側面(1c)の反対の側面寄りに配置すると共に、前
端面(1d)の大略中央位置から側面(1c)の所定位
置に渡って平面視において直線状を呈して傾斜する傾斜
面(1e)を形成し、ケース本体(1)の前部側には少
なくとも側面(1c)を横切るようにフロントハンドル
(5)を設け、このフロントハンドル(5)を傾斜面
(1e)より後方に位置するように配置したことを特徴
としている。
【0009】また、上記ケース本体(1)の前部側には
潤滑油又は燃料若しくは双方を溜めるタンク(13)を
設け、上記傾斜面(1e)は少なくともタンク(13)
の部分を斜めに傾斜させることによって形成することが
好ましい。
潤滑油又は燃料若しくは双方を溜めるタンク(13)を
設け、上記傾斜面(1e)は少なくともタンク(13)
の部分を斜めに傾斜させることによって形成することが
好ましい。
【0010】さらに、上記ケース本体(1)の前部側に
は少なくとも側面(1c)を横切るようにフロントハン
ドル(5)を設け、このフロントハンドル(5)を傾斜
面(1e)より後方に配置することが好ましい。
は少なくとも側面(1c)を横切るようにフロントハン
ドル(5)を設け、このフロントハンドル(5)を傾斜
面(1e)より後方に配置することが好ましい。
【0011】そして、上記のように構成された発明にお
いては、ケース本体(1)の前端面(1d)と側面(1
c)との間に傾斜面(1e)が形成されているから、刃
付きチェーン(3)を木の幹(T2)に十分近付けるこ
とができる。したがって、木の枝(T1)を十分短く切
断することができる。
いては、ケース本体(1)の前端面(1d)と側面(1
c)との間に傾斜面(1e)が形成されているから、刃
付きチェーン(3)を木の幹(T2)に十分近付けるこ
とができる。したがって、木の枝(T1)を十分短く切
断することができる。
【0012】また、ケース本体(1)の前部側に潤滑油
又は燃料若しく双方を溜めるタンク(13)を設け、少
なくともタンク(13)の部分を斜めに傾斜させて傾斜
面(1e)を形成したものにあっては、タンク(13)
としては形状を変えても性能を損なうことがないから、
傾斜面(1e)を容易に形成することができる。
又は燃料若しく双方を溜めるタンク(13)を設け、少
なくともタンク(13)の部分を斜めに傾斜させて傾斜
面(1e)を形成したものにあっては、タンク(13)
としては形状を変えても性能を損なうことがないから、
傾斜面(1e)を容易に形成することができる。
【0013】さらに、フロントハンドル(5)を傾斜面
(1e)より後方に配置させたものにあっては、フロン
トハンドル(5)が木の幹(T2)に当たるのを避ける
ことができるから、ガイドバー(2)を長くしなくても
刃付きチェーン(3)を木の幹(T2)により十分近付
けることができる。したがって、小型で操作性の良好な
チェーンソーを得ることができる。
(1e)より後方に配置させたものにあっては、フロン
トハンドル(5)が木の幹(T2)に当たるのを避ける
ことができるから、ガイドバー(2)を長くしなくても
刃付きチェーン(3)を木の幹(T2)により十分近付
けることができる。したがって、小型で操作性の良好な
チェーンソーを得ることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施の形態を
図1〜図4を参照して説明する。ただし、図5に示す従
来例と共通する要素には同一の符号を付し、その説明を
簡略化する。
図1〜図4を参照して説明する。ただし、図5に示す従
来例と共通する要素には同一の符号を付し、その説明を
簡略化する。
【0015】この実施の形態で示したチェーンソーは、
図1〜図2に示すように、ケース本体1の前端面1dか
ら前方に延びる平板状のガイドバー2を設け、このガイ
ドバー2の周囲を回るように刃付きチェーン3を設けた
ものであって、前記ケース本体1には、前端面1dと側
面1cとの間に、前方に向かうにしたがって前記ガイド
バー2に近付くように傾斜する傾斜面1eを形成したこ
とを特徴としている。
図1〜図2に示すように、ケース本体1の前端面1dか
ら前方に延びる平板状のガイドバー2を設け、このガイ
ドバー2の周囲を回るように刃付きチェーン3を設けた
ものであって、前記ケース本体1には、前端面1dと側
面1cとの間に、前方に向かうにしたがって前記ガイド
バー2に近付くように傾斜する傾斜面1eを形成したこ
とを特徴としている。
【0016】ケース本体1は、箱状に形成されており、
その中央部にはエンジン11が設けられている。エンジ
ン11は、そのシリンダ11aの軸線がケース本体1の
前後方向の軸線に一致しているとともに、後方に向かっ
てヘッドが下がるように傾斜している。そして、この傾
斜によって、シリンダ11aの上側には空間が形成され
ており、この空間にはキャブレター12が配置されてい
る。このようにキャブレター12を設けることによっ
て、ケース本体1の上面1bが上方に盛り上がるのを防
止することができる。また、エンジン11のクランク軸
11bは、図示しない遠心クラッチを介して刃付きチェ
ーン3の駆動手段(図示せず)に連結されている。
その中央部にはエンジン11が設けられている。エンジ
ン11は、そのシリンダ11aの軸線がケース本体1の
前後方向の軸線に一致しているとともに、後方に向かっ
てヘッドが下がるように傾斜している。そして、この傾
斜によって、シリンダ11aの上側には空間が形成され
ており、この空間にはキャブレター12が配置されてい
る。このようにキャブレター12を設けることによっ
て、ケース本体1の上面1bが上方に盛り上がるのを防
止することができる。また、エンジン11のクランク軸
11bは、図示しない遠心クラッチを介して刃付きチェ
ーン3の駆動手段(図示せず)に連結されている。
【0017】ケース本体1の前端部には、仕切りを設け
ることによって、潤滑油又は燃料若しくは双方を溜める
タンク13が一体に構成されており、このタンク13の
側面の部分が傾斜面1eになっている。
ることによって、潤滑油又は燃料若しくは双方を溜める
タンク13が一体に構成されており、このタンク13の
側面の部分が傾斜面1eになっている。
【0018】また、ケース本体1の上面1b及び後端面
1fには、アッパハンドル4が取り付けられており、こ
のアッパハンドル4には、スロットルレバー41と、こ
のスロットルレバー41をアイドル回転位置に保持する
ためのストッパレバー42とが揺動自在に設けられてい
る。スロットルレバー41は、スロットルロッド43を
介してキャブレター12に接続されており、手で握って
上方に揺動させる(図4においてB方向に揺動させる)
ことにより、エンジン11の回転数を増加させるように
なっている。なお、スロットルレバー41を離せば、図
示しないスプリングによって、もとのアイドル回転位置
に戻るようになっている。ストッパレバー42は、下方
に揺動させる(図4においてA方向に揺動させる)こと
により、スロットルレバー41をアイドル回転位置に固
定する部分が外れるようになっている。
1fには、アッパハンドル4が取り付けられており、こ
のアッパハンドル4には、スロットルレバー41と、こ
のスロットルレバー41をアイドル回転位置に保持する
ためのストッパレバー42とが揺動自在に設けられてい
る。スロットルレバー41は、スロットルロッド43を
介してキャブレター12に接続されており、手で握って
上方に揺動させる(図4においてB方向に揺動させる)
ことにより、エンジン11の回転数を増加させるように
なっている。なお、スロットルレバー41を離せば、図
示しないスプリングによって、もとのアイドル回転位置
に戻るようになっている。ストッパレバー42は、下方
に揺動させる(図4においてA方向に揺動させる)こと
により、スロットルレバー41をアイドル回転位置に固
定する部分が外れるようになっている。
【0019】フロントハンドル5は、一端部がアッパハ
ンドル4の先端部に連結され、他端部が図示しない連結
手段を介してケース本体1の下面1gに連結されてい
る。そして、このフロントハンドル5は、アッパハンド
ル4からケース本体1の上面1b及び他方の側面1cを
横切るとともに、全体が傾斜面1eよりやや後方に位置
するように形成されている。
ンドル4の先端部に連結され、他端部が図示しない連結
手段を介してケース本体1の下面1gに連結されてい
る。そして、このフロントハンドル5は、アッパハンド
ル4からケース本体1の上面1b及び他方の側面1cを
横切るとともに、全体が傾斜面1eよりやや後方に位置
するように形成されている。
【0020】また、図4において、11dは吸気口、1
1eは掃気口、11fはピストン、11gは点火栓であ
る。
1eは掃気口、11fはピストン、11gは点火栓であ
る。
【0021】上記のように構成されたチェーンソーにお
いては、ストッパレバー42をA方向に揺動させると、
スロットルレバー41がB方向に揺動自在になる。そこ
で、スロットルレバー41をB方向に揺動させると、エ
ンジン11の回転数が上昇し、所定の回転数に達する
と、遠心クラッチによってエンジン11の回転が刃付き
チェーン3に伝わるようになる。そして、スロットルレ
バー41によって刃付きチェーン3の速度を所定の速度
に調整しながら、例えば木の枝T1を切断する。
いては、ストッパレバー42をA方向に揺動させると、
スロットルレバー41がB方向に揺動自在になる。そこ
で、スロットルレバー41をB方向に揺動させると、エ
ンジン11の回転数が上昇し、所定の回転数に達する
と、遠心クラッチによってエンジン11の回転が刃付き
チェーン3に伝わるようになる。そして、スロットルレ
バー41によって刃付きチェーン3の速度を所定の速度
に調整しながら、例えば木の枝T1を切断する。
【0022】この際、側面1cの前端部に傾斜面1eが
形成されているから、刃付きチェーン3を木の幹T2に
十分近付けることができる。したがって、木の枝T1を
十分短く切断することができる。
形成されているから、刃付きチェーン3を木の幹T2に
十分近付けることができる。したがって、木の枝T1を
十分短く切断することができる。
【0023】また、ケース本体1の前部側にタンク13
を設け、このタンク13を斜めに傾斜させることによっ
て傾斜面1eを形成しているから、この傾斜面1eを容
易に形成することができる。すなわち、タンク13は、
形状を変えてもその性能を損なうことがないから、傾斜
面1eを有するように容易に設計変更することができ
る。
を設け、このタンク13を斜めに傾斜させることによっ
て傾斜面1eを形成しているから、この傾斜面1eを容
易に形成することができる。すなわち、タンク13は、
形状を変えてもその性能を損なうことがないから、傾斜
面1eを有するように容易に設計変更することができ
る。
【0024】さらに、フロントハンドル5を傾斜面1e
より後方に配置しているから、フロントハンドル5が木
の幹T2に当たるのを避けることができる。したがっ
て、ガイドバー2を長くすることなく刃付きチェーン3
を木の幹T2により十分近付けることができるので、小
型で操作性の良好なチェーンソーを得ることができる。
より後方に配置しているから、フロントハンドル5が木
の幹T2に当たるのを避けることができる。したがっ
て、ガイドバー2を長くすることなく刃付きチェーン3
を木の幹T2により十分近付けることができるので、小
型で操作性の良好なチェーンソーを得ることができる。
【0025】なお、上記実施例においては、ケース本体
1の前部側にタンク13を一体に形成したものを示した
が、このタンク13はケース本体1の内部に別体のもの
で構成してもよい。ただしこの場合は、ケース本体1の
傾斜面1eに沿うように、タンク13にも傾斜面を形成
する必要がある。また、傾斜面1eをタンク13の側面
に形成するように構成したが、この傾斜面1eはタンク
13の側面の一部分あるいは全体にわたって形成しても
よく、またタンク13以外の他方の側面1cにまで及ぶ
ように形成してもよいことはいうまでもない。
1の前部側にタンク13を一体に形成したものを示した
が、このタンク13はケース本体1の内部に別体のもの
で構成してもよい。ただしこの場合は、ケース本体1の
傾斜面1eに沿うように、タンク13にも傾斜面を形成
する必要がある。また、傾斜面1eをタンク13の側面
に形成するように構成したが、この傾斜面1eはタンク
13の側面の一部分あるいは全体にわたって形成しても
よく、またタンク13以外の他方の側面1cにまで及ぶ
ように形成してもよいことはいうまでもない。
【0026】
【発明の効果】この発明においては、ケース本体(1)
の前端面(1d)と側面(1c)との間に傾斜面(1
e)が形成されているから、刃付きチェーン(3)を木
の幹(T2)に十分近付けることができる。したがっ
て、木の枝(T1)を十分短く切断することができる。
の前端面(1d)と側面(1c)との間に傾斜面(1
e)が形成されているから、刃付きチェーン(3)を木
の幹(T2)に十分近付けることができる。したがっ
て、木の枝(T1)を十分短く切断することができる。
【0027】また、ケース本体(1)の前部側にタンク
(13)を設け、少なくともタンク(13)の部分を斜
めに傾斜させて傾斜面(1e)を形成したものにあって
は、タンク(13)としては形状を変えても性能を損な
うことがないから、傾斜面(1e)を容易に形成するこ
とができる。
(13)を設け、少なくともタンク(13)の部分を斜
めに傾斜させて傾斜面(1e)を形成したものにあって
は、タンク(13)としては形状を変えても性能を損な
うことがないから、傾斜面(1e)を容易に形成するこ
とができる。
【0028】さらに、フロントハンドル(5)を傾斜面
(1e)より後方に配置させたものにあっては、フロン
トハンドル(5)が木の幹(T2)に当たるのを避ける
ことができるから、ガイドバー(2)を長くしなくても
刃付きチェーン(3)を木の幹(T2)により十分近付
けることができる。したがって、小型で操作性の良好な
チェーンソーを得ることができる。
(1e)より後方に配置させたものにあっては、フロン
トハンドル(5)が木の幹(T2)に当たるのを避ける
ことができるから、ガイドバー(2)を長くしなくても
刃付きチェーン(3)を木の幹(T2)により十分近付
けることができる。したがって、小型で操作性の良好な
チェーンソーを得ることができる。
【図1】この発明の一実施の形態として示したチェーン
ソーの平面図。
ソーの平面図。
【図2】同チェーンソーの詳細を示す平面図。
【図3】同チェーンソーの詳細を示す正面図。
【図4】同チェーンソーの詳細を示す断面図。
【図5】従来的に係るチェーンソーの平面図。
【図6】他の従来的に係るチェーンソーの平面図。
【図7】さらに他の従来例に係るチェーンソーの平面
図。
図。
1 ケース本体 1b 上面 1c 他方の側面 1d 先端面 2 ガイドバー 3 刃付きチェーン 4 アッパハンドル 5 フロントハンドル 13 タンク
Claims (2)
- 【請求項1】 ケース本体(1)の前端面(1d)から
前方に延びるガイドバー(2)を設け、このガイドバー
(2)の周囲を回るように刃付きチェーン(3)を設け
たチェーンソーであって、 平面視においてほぼ四角形状を呈するケース本体(1)
には、同じく平面視において直線状を呈するガイドバー
(2)をケース本体(1)の側面(1c)の反対の側面
寄りに配置すると共に、前端面(1d)の大略中央位置
から側面(1c)の所定位置に渡って平面視において直
線状を呈して傾斜する傾斜面(1e)を形成し、ケース
本体(1)の前部側には少なくとも側面(1c)を横切
るようにフロントハンドル(5)を設け、このフロント
ハンドル(5)を傾斜面(1e)より後方に位置するよ
うに配置したことを特徴とするチェーンソー。 - 【請求項2】 ケース本体(1)の前部側には潤滑油又
は燃料若しくは双方を溜めるタンク(13)を設け、傾
斜面(1e)は少なくともタンク(13)の部分を斜め
に傾斜させることによって形成したものであることを特
徴とする請求項1記載のチェーンソー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21276196A JP3313582B2 (ja) | 1996-08-12 | 1996-08-12 | チェーンソー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21276196A JP3313582B2 (ja) | 1996-08-12 | 1996-08-12 | チェーンソー |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1052801A JPH1052801A (ja) | 1998-02-24 |
JP3313582B2 true JP3313582B2 (ja) | 2002-08-12 |
Family
ID=16627972
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21276196A Ceased JP3313582B2 (ja) | 1996-08-12 | 1996-08-12 | チェーンソー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3313582B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5091399B2 (ja) | 2005-11-15 | 2012-12-05 | ハスクバーナ・ゼノア株式会社 | チェーンソウ |
JP5431744B2 (ja) * | 2009-02-10 | 2014-03-05 | 株式会社やまびこ | トップハンドル式携帯動力作業機 |
JP5818226B2 (ja) * | 2011-08-19 | 2015-11-18 | 日立工機株式会社 | エンジン及びエンジン作業機 |
-
1996
- 1996-08-12 JP JP21276196A patent/JP3313582B2/ja not_active Ceased
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH1052801A (ja) | 1998-02-24 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RVOP | Cancellation by post-grant opposition |