JP3312368B2 - 磁気カード処理装置の2枚送り防止機構 - Google Patents

磁気カード処理装置の2枚送り防止機構

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JP3312368B2
JP3312368B2 JP13476093A JP13476093A JP3312368B2 JP 3312368 B2 JP3312368 B2 JP 3312368B2 JP 13476093 A JP13476093 A JP 13476093A JP 13476093 A JP13476093 A JP 13476093A JP 3312368 B2 JP3312368 B2 JP 3312368B2
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  • Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
  • Separation, Sorting, Adjustment, Or Bending Of Sheets To Be Conveyed (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は例えばカートリッジ内
に重ねて収容した磁気カードを一枚づつ取出してデータ
を磁気的に書込み、読取る磁気カード処理装置に適用さ
れ、その書込み、読取り手段へ、磁気カードが必ず一枚
ずつ供給されるようにするための2枚送り防止機構に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来の磁気カード処理装置における2枚
送りの防止は、磁気カードの通路に、磁気カードが1枚
しか通過しない隙間を設けて行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の2枚送り防止機
構では磁気カードの通過を、隙間で規制しているため、
その隙間をブロックで構成すると、磁気カードがその隙
間を通過する長さが長くなり、その隙間の通過が円滑に
行われなくなる。このため、磁気カードを規制する隙間
は二枚の薄い板の端縁の間隔で構成され、よって繰返し
使用している間に隙間の構成部材が摩耗して隙間が広く
なり、確実な1枚規制が行われなくなる。また隙間の調
整が非常に微妙であり、正確な規制状態とすることは困
難であり、2枚通過するおそれが生じる状態としてしま
うことがあった。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明によればカード
送り手段と、読取り書込み手段との間に、カード送り手
段により送られてきた磁気カードと摩擦接触して、その
磁気カードを送り進めるよう回転される第1制限ローラ
が設けられ、その第1制限ローラとほぼ磁気カードの1
枚分の間隔をもって対向して第2制限ローラが設けら
れ、第2制限ローラは磁気カードの送り方向と逆方向に
のみ回転可能とされ、これら第1,第2ローラ間に磁気
カードが通過される。
【0005】
【実施例】この発明の実施例を具体的に説明する前に、
この発明が適用される磁気カード処理装置の例として磁
気カードエンコーダを簡単に説明する。図1に示すよう
に、筐体11の止板12にカートリッジ挿入開口13が
形成され、この開口13を通じて上側からカートリッジ
14が筐体11内に挿入される。カートリッジ14内に
は多数の磁気カードが重ねて収容され、その磁気カード
重ね方向はカートリッジ14の長手方向であって、図で
は左右方向である。挿入されたカートリッジ14は、そ
のカートリッジ14が降下するカートリッジ通路15の
途中にその通路15に対して出入自在に取付けられたス
ライド受け片16で受け止められて待機させられる。ス
ライド受け片16を引込めて、カートリッジ14を更に
降した後、横方向(図では左側)に移動させて、カード
取出し位置に配置する。
【0006】カード取出し位置のカートリッジ14の磁
気カード重ね方向の端面(図で左側の端面)に開口が形
成され、その開口からカード取出しローラ17の一部が
カートリッジ14内に入り、一番端の磁気カードと対接
される。カード送り機構18によりカートリッジ14内
の磁気カードはカード取出しローラ17側に移動され
る。カード取出しローラ17が回転されて、これと接し
ている磁気カードがカートリッジ14から取出される。
図では上側に磁気カードが取出され、この取出された磁
気カードは送り出し部19により送り方向が下側に変更
され、コード読取り部21へ送られる。コード読取り部
21内で磁気カードはこれに付されたバーコードが読取
られる。バーコードが読取られた磁気カードは分離部2
2を通って書込み読取り部23へ送出される。書込み/
読取り部23では磁気カードのデータの読取り、磁気カ
ードへのデータの書込み、書込んだデータの確認のため
の読取りなどが行われ、書込み読取り部23を通過した
磁気カードは分離部24を通って送出し部25から外部
のカード収納ケース(図示せず)へ排出される。分離部
22,24では不良磁気カードを外すことが行われる。
【0007】カートリッジ14内の磁気カードのすべて
が取出されると、空となったカートリッジは筐体11か
ら図において手前に取出され、その後、待機状態にある
カートリッジ14が降されてカード取出し位置に移動さ
れる。待機状態のカートリッジを降すのは図に示してい
ないカートリッジ降下機構により行われる。以上述べた
磁気カードエンコーダにおける送り出し部19からコー
ド読取り部21へ供給される部分に、この発明による2
枚送り防止機構が適用されている。つまり、図2に示す
ようにカートリッジ14から取出された磁気カードは、
送り出し部19の駆動ローラ31と圧接ローラ32とに
より送り出し部19内に取込まれ、ベルト33と方向転
換ローラ34との間に送られ、方向転換ローラ34の周
面をめぐって、送り方向がほぼ180度変更されて、駆
動ローラ35と圧接ローラ36との間に送られる。駆動
ローラ35と圧接ローラ36とにより送られた磁気カー
ドはカード送り手段としての第1,第2送りローラ3
7,38間に送られる。第2送りローラ38は、回動ア
ーム39上に回転自在に取付けられ、回動アーム39は
ばね41により第2送りローラ38が第1送りローラ3
7に圧接するように回動偏倚される。第1送りローラ3
7は磁気カードと摩擦接触して、磁気カードをその送り
方向に送るように回転される。図では反時計方向に回転
される。
【0008】第1,第2送りローラ37,38に挟ま
れ、これにて送られた磁気カードは第1,第2制限ロー
ラ42,43間へ送られる。第1制限ローラ42は磁気
カードと摩擦接触して、その送りを進める方向に回転さ
れ、つまり図では送られる磁気カードに対して第1送り
ローラ37と同一側に第1制限ローラ42が設けられ、
従って第1制限ローラ42は第1送りローラ37と同一
方向に回転される。第2制限ローラ43は第1制限ロー
ラ42とほぼ磁気カードの1枚の厚さ分の間隔が設けら
れ、磁気カードの送り方向と逆方向のみにしか回動でき
ないようにされている。図では第2制限ローラ43は取
付け板44上に取付けられ、その取付け板44の固定部
への取付け位置を調整して、第1,第2制限ローラ4
2,43の間隔を調整することができるようにされてい
る。
【0009】ステッピングモータ45の回転軸上のプー
リと、駆動ローラ35の軸上のプーリと、プーリ46と
にタイミングベルト47が架張され、タイミングベルト
47の回転により駆動ローラ35、第1送りローラ3
7、第1制限ローラ42が同期して回転駆動される。図
3に示すように、固定板48にローラ保持体49が取付
けられ、ローラ保持体49に第1送りローラ37、第1
制限ローラ42の各軸が挿通されて、回転自在に保持さ
れている。これら軸のローラ保持体49から突出した部
分に歯車51,52がそれぞれ固定され、これら歯車5
1,52はプーリ46の軸上の歯車53と歯車結合され
ている。この構成によりステッピングモータ45の回転
が第1送りローラ37と第1制限ローラ42とに伝達さ
れる。
【0010】このような構成で図2Bに示すように磁気
カード54が2枚重なって第1,第2送りローラ37,
38間に到達し、これにて2枚同時に送られると、第2
制限ローラ43は逆回転(逆方向)にのみ回転可能とさ
れているため、第2送りローラ38側の磁気カード54
の先端が第2制限ローラ43に達すると、微妙に後退し
て、第1制限ローラ42側のこれと接触する磁気カード
54のみが送られ、2枚送りが防止される。
【0011】上述ではこの発明を磁気カードエンコーダ
に適用したが、その他の磁気カード処理装置にも適用で
きる。
【0012】
【発明の効果】以上述べたようにこの発明によれば、第
1,第2制限ローラ42,43間に磁気カードを送り、
その第1制限ローラ42は磁気カードを送る方向に回転
駆動し、第2制限ローラ43には回転力を与えず、かつ
磁気カード送り方向と逆方向にのみ回転可能とされ、か
つ第1,第2制限ローラ42,43の間隔は磁気カード
の1枚の厚さとされているため、磁気カードが2枚重な
って送られて来ても、第2制限ローラ43側の磁気カー
ドが後退されてずらされ、第1制限ローラ42側の1枚
の磁気カードのみが送られ、2枚送りが確実に防止され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明が適用される磁気カード処理装置の一
種である磁気カードエンコーダを簡略に示す図。
【図2】Aはこの発明の実施例を示す平面図、Bはその
2枚送り防止状態を示す図である。
【図3】図2A中の第1送りローラ37、第1制限ロー
ラ42に対する回転駆動機構を示す側面図。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65H 5/06 B65H 29/54

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 積重ねられた磁気カードをカード送り出
    し手段により一枚ずつ送り出して、送られた磁気カード
    磁気カード読取り、書込み手段へ供給する磁気カード
    処理装置における2枚送り防止機構において、 上記カード送り出し手段と上記読取り、書込み手段との
    間に設けられ モータにより駆動され、磁気カードと摩擦接触して第2
    送りローラとの間の磁気カードを第1制限ローラと第2
    制限ローラ間に送り出す第1送りローラと、 上記第1送りローラに圧接し、回転自在に設けられた上
    記第2送りローラと、 上記第1送りローラと同期して回転し、 送られてくる磁
    気カードと摩擦接触してその磁気カードの送りを進める
    上記第1制限ローラと、 その第1制限ローラと、ほぼ磁気カードの1枚分の間隔
    をもって対向し、上記磁気カードの送り方向と逆方向に
    のみ回転可能とされた上記第2制限ローラとを備えてい
    ることを特徴とする磁気カード処理装置の2枚送り防止
    機構。
JP13476093A 1993-06-04 1993-06-04 磁気カード処理装置の2枚送り防止機構 Expired - Fee Related JP3312368B2 (ja)

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