JP3312307B2 - 無線送受信装置 - Google Patents
無線送受信装置Info
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Description
特に電源線が不要で天井に容易に設置が可能な無線中継
装置に関わる。
同図において、従来の無線送受信装置はアンテナ(1
1、13)は筐体(14)の表面に固定して装着されて
いる。一方、屋内の電界強度分布は多重波の干渉により
定在波分布となっている。この様を図8に示す。同図に
おいて、横軸は水平方向の距離(単位mm)を、縦軸は
相対電界強度(単位V/m)を示している。同図は周波
数15GHzにおける電界強度分布の一例である。従っ
て位置が固定されたアンテナを用いて電波を受信しよう
とした場合、該アンテナが電界強度の谷間になり、良好
な受信ができない場合があるという欠点があった。
解決し、電源線が不要で天井に容易に設置が可能で強い
電界強度を与える無線中継装置を提供することを目的と
している。
と、送信回路と、受信回路とを筐体の内部に具備した無
線送受信装置に関する。特に本発明によれば、アンテナ
基板が複数個設けられており、筐体は、汎用蛍光灯とほ
ぼ同一の形状を有しかつ汎用蛍光灯ソケットに差込み可
能であり、汎用蛍光灯ソケットに印加される蛍光灯点灯
用交流電圧を直流電圧に変換して送信回路及び受信回路
に供給する電圧変換回路と、複数のアンテナ基板にそれ
ぞれ結合されており、各アンテナ基板を該筐体の長手方
向に独立して移動させることができる複数の駆動機構と
を備えている。
回路に接続された複数の素子アンテナから構成される。
機能又は長さ変換アダプターを具備し、筐体長手方向の
長さの調整が可能である。
汎用蛍光灯ソケットに差込み可能な構造となっているの
で、無線送受信装置を天井等に設置する場合、既存の蛍
光灯用ソケット(6)より必要な電源を得ることがで
き、またバス(2)に接続された主プロセッサやメモリ
との間のデータ伝送を無線化することができる。特に本
発明によれば、アンテナ基板が複数設けられており、各
アンテナ基板を筐体の長手方向に独立して移動させるこ
とができる複数の駆動機構が設けられているため、両ア
ンテナ間の距離を任意に変えることができる。従って、
ダイバーシチアンテナ又はフェースドアレーアンテナと
して動作させた場合、両アンテナ間隔が固定した場合に
比べ、ダイバーシチ利得が向上し、ビーム可変範囲が大
きくなる。もちろん、アンテナ基板が筐体内で駆動機構
により水平方向に移動できるため、常に電界強度の最も
強い位置で通信を行うこともできる。
ビーム走査し、ビーム方向の微調整を行うことができ
る。
光灯ソケットに装着が可能である。
る。同図において、(6)は既存の蛍光灯ソケット、
(7)はプラグ、(8)は配線、(9)は送信回路、受
信回路、及び中央処理回路、(10)は電圧変換回路、
(11)はアンテナA、(14)は筐体、(20)は手
動駆動機を示している。
線(8)により接続されており、蛍光灯点灯用交流電圧
は、該電圧変換回路(11)により所望の直流電圧に変
換される。この電圧は送信回路(9)、受信回路
(9)、及び中央処理回路(9)に加えられる。
をもつ一つまたは複数の素子アンテナから成るアンテナ
であり、駆動機(20)により筐体長手方向を軸として
水平移動しアンテナビームを走査する。同図の場合、下
の方向(基板の裏側)に指向性を持っている。アンテナ
Aは回転を妨げない給電線により送受信回路(9)と接
続され、机上の設置された複数の利用者端末送受信装置
(4)やバスインターフェース送受信装置(3)と無線
データ伝送を行う。この際、手動駆動機(20)により
該アンテナA(11)を最も電界強度の強い位置に移動
する。
(14)の材質は、例えばFRPのような電波の吸収や
屈折の影響が少ないものを用いる。
電動駆動機(22)に置き換えた例を示している。(2
3)は動力伝達器である。該電動駆動機(22)は中央
処理装置(9)に結線され、集中制御される。従って利
用者端末送受信装置(4)やバスインターフェース送受
信装置の場所に合わせて、自動的に水平移動を行うこと
ができる。
る。同図は二系統のアンテナ(11、13)、電動駆動
器(22)、及び動力伝達器(23)を用いた実施例で
ある。同図では二系統のみの構成を示したが、通信の形
態によりそれ以上の系統を用いることも可能である。
テナA(11)とが同一の動作周波数帯である場合に
は、ダイバーシチアンテナ或はフェースドアレーアンテ
ナとして動作させることができる。この場合、両アンテ
ナ間の距離を任意に変えることができるので、両アンテ
ナ間隔が固定した場合に比べ、ダイバーシチ効果やビー
ム可変範囲が大きくなる。
成図である。アンテナA(11)は移相器と切替器等か
ら成る位相制御回路に接続された複数の素子アンテナ
(15)から構成されている。
ナ基板背面に直接装着した例を示している。該位相制御
回路は水平移動を妨げない給電線により送受信回路
(9)と接続される。尚、位相制御回路は、送受信回路
(9)に内蔵して実現することも可能である。また位相
制御回路だけではなく、増幅回路をアンテナ基板背面に
直接装着することも可能である。
機械的走査または電気的走査、或はそれら両方の方法を
組み合せて幅広く走査することが可能である。またアン
テナと位相制御回路を接続する伝送線路における損失を
低減することができる。
図である。(19)は本発明における無線送受信装置と
同一の形状を有し、筐体(14)との一体化が可能であ
る長さ変換アダプターの一例であり、(30)はその内
部の配線を示している。
示す図であり、筐体(14)は長手方向の伸縮機能を具
備しており、また(30)はその内部の配線を示してい
る。これらの長さ変換アダプターまたは伸縮可能筐体を
用いることにより、長さや形状の異なる任意の蛍光灯ソ
ケットに装着が可能となる。
(1)は本発明による無線送受信装置、(2)はバス、
(3)はバスインターフェース送受信装置、(4)は利
用者端末装置、(5)は蛍光灯、(6)はソケットを示
している。一般にオフィスの天井には複数の蛍光灯
(5)が設置されている。その一つを取外し、そのソケ
ット(6)に本発明による無線送受信装置(1)を取り
付けた場合を示している。
スインターフェース送受信装置(3)が接続されてお
り、該無線送受信装置(1)に内蔵したアンテナを用
い、上記無線送受信装置(1)と無線データ伝送を行
い、同様に、机上に設置された利用者端末装置(4)と
も無線データ伝送を行っている。
信装置は、汎用蛍光灯とほぼ同一の形状であり、汎用ソ
ケットに差込みが可能であり、かつ該ソケット端子より
商用電源の取り出しが可能であり、また内部にアンテ
ナ、送信回路、受信回路、及び中央処理回路を具備して
いる。アンテナを二系統以上用いることにより、そのう
ち一系統以上のアンテナを用いて利用者端末との無線デ
ータ伝送を行い、他系統のアンテナによりバスインター
フェースとの無線データ伝送を行うことができる。従っ
て、電源線の敷設、或はコンセントの新設が不要とな
り、またバスインターフェースとの間の有線通信回線の
敷設が不要となり、多数の該装置の既存ビルや工場等へ
の設置が著しく容易になり、或は催し物や会議等の一時
的な設置も容易に行うことが出来る利点がある。
回路による電気的なビーム走査に加えて、アンテナが水
平方向に移動でき、屋内伝搬における電界強度の周期的
な分布があっても、常に強度の強い位置にアンテナを設
置することができる。これにより端末が移動する場合
や、屋内のレイアウトを変更した場合、或は人が往来し
電波伝搬環境が変化するような場合に無線伝送品質を最
良に維持できる利点がある。また無線LANのゾーン構
成も容易に行うことができる利点がある。
方向の伸縮機能、或は長さ変換アダプターを用いること
により筐体長手方向の長さの調整が可能となり、任意の
蛍光灯ソケットに装着が可能である。
成図である。
構成図である。
構成図である。
図である。
ある。
実施例を示す図である。
ある。
Claims (3)
- 【請求項1】 アンテナ基板と、送信回路と、受信回路
とを筐体の内部に具備した無線送受信装置において、 前記アンテナ基板が複数個設けられており、 前記筐体は、汎用蛍光灯とほぼ同一の形状を有しかつ汎
用蛍光灯ソケットに差込み可能であり、該汎用蛍光灯ソ
ケットに印加される蛍光灯点灯用交流電圧を直流電圧に
変換して前記送信回路及び受信回路に供給する電圧変換
回路と、前記複数のアンテナ基板にそれぞれ結合されて
おり、各アンテナ基板を該筐体の長手方向に独立して移
動させることができる複数の駆動機構とを備えたことを
特徴とする無線送受信装置。 - 【請求項2】 前記各アンテナ基板が、位相制御回路に
接続された複数の素子アンテナから構成されることを特
徴とする請求項1に記載の無線送受信装置。 - 【請求項3】 前記筐体が長手方向の伸縮機能又は長さ
変換アダプターを具備し、筐体長手方向の長さの調整が
可能であることを特徴とする請求項1又は2に記載の無
線送受信装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19675993A JP3312307B2 (ja) | 1993-07-15 | 1993-07-15 | 無線送受信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19675993A JP3312307B2 (ja) | 1993-07-15 | 1993-07-15 | 無線送受信装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0738480A JPH0738480A (ja) | 1995-02-07 |
JP3312307B2 true JP3312307B2 (ja) | 2002-08-05 |
Family
ID=16363153
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19675993A Expired - Fee Related JP3312307B2 (ja) | 1993-07-15 | 1993-07-15 | 無線送受信装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3312307B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4653581B2 (ja) * | 2005-07-21 | 2011-03-16 | 株式会社東芝 | 再送信アンテナ及び増幅器付き再送信アンテナ |
-
1993
- 1993-07-15 JP JP19675993A patent/JP3312307B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0738480A (ja) | 1995-02-07 |
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