JP3309840B2 - 受信回路 - Google Patents

受信回路

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JP3309840B2
JP3309840B2 JP31560499A JP31560499A JP3309840B2 JP 3309840 B2 JP3309840 B2 JP 3309840B2 JP 31560499 A JP31560499 A JP 31560499A JP 31560499 A JP31560499 A JP 31560499A JP 3309840 B2 JP3309840 B2 JP 3309840B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CDMA(Code D
ivision Multiple Access)方式が適用された移動通信
システムに関し、特に、CDMA方式が適用された移動
通信システムにおける移動端末内に設けられた受信回路
に関する。
【0002】
【背景技術】近年、移動通信システムにおいては、その
加入者が増加の一途を辿っており、加入者容量の増加が
求められている。そこで、加入者容量を増加させること
ができる1つの方式として、1つの周波数帯域を数学的
に直交する複数のコードによって拡散された信号で共有
するCDMA方式が考えられている。
【0003】CDMA方式が適用された移動通信システ
ムにおいては、移動端末の受信回路内に、送信されてき
たデータの逆拡散を行うフィンガー受信部が複数のマル
チパスに対応して複数設けられており、各フィンガー受
信部にてデータが逆拡散された後、逆拡散されたデータ
が合成されている。
【0004】図11は、本願発明者らが現在実験的に検
討しているフィンガー受信部の一構成例を示すブロック
図である。
【0005】本構成例は図11に示すように、送信され
てきたデータを、基準点に対して16.384MHzの
−1/2π,−1/4π,0π,+1/4π,+1/2
πの5点についてチップレート毎に複素逆拡散する逆拡
散部1と、逆拡散部1にて複素逆拡散されたデータを上
記5点のそれぞれについてシンボルレート区間毎に累積
加算するシンボル累積加算部2と、シンボル累積加算部
2にて累積加算されたシンボルデータをそれぞれパワー
値に換算して出力するシンボルパワー計算部3と、シン
ボルパワー計算部3から出力された5点のパワー値をス
ロットレート区間累積加算するスロットパワー累積加算
部4と、スロットパワー累積加算部4における加算結果
に基づいて、上記5点の複素逆拡散点のうちスロット累
積パワー値が最大となる点を検出する最大値検出部5
と、シンボル累積加算部2にて累積加算されたシンボル
累積加算データのうち、最大値検出部5にてパワー値が
最大値として検出された点におけるシンボル累積加算デ
ータを後段の回路(不図示)に出力するシンボルデータ
選択部6とから構成されている。
【0006】以下に、上記のように構成されたフィンガ
ー受信部の動作について説明する。
【0007】図12は、図11に示したフィンガー受信
部の動作を説明するためのフローチャートであり、図1
3は、図11に示したフィンガー受信部の動作を説明す
るための受信データの一例を示す図である。
【0008】基地局装置(不図示)から送信されてきた
データが受信されると(ステップS101)、まず、逆
拡散部1において、送信されてきたデータが逆拡散コー
ドを用いて4.096MHzのチップレートで逆拡散さ
れる(ステップS102)。ここで、ステップS102
においては、チップレート内を4つに分け、16.38
4MHzの−1/2π,−1/4π,0π,+1/4
π,+1/2πの5点について逆拡散が行われる。
【0009】次に、シンボル累積加算部2において、逆
拡散部1にて複素逆拡散されたデータが上記5点のそれ
ぞれについてシンボルレート区間毎に累積加算される
(ステップS103)。
【0010】次に、シンボルパワー計算部3において、
シンボル累積加算部2にて累積加算されたシンボルデー
タがそれぞれパワー値に換算され、出力される(ステッ
プS104)。
【0011】次に、スロットパワー累積加算部4におい
て、シンボルパワー計算部3から出力された5点のパワ
ー値が1タイムスロットレート区間累積加算される(ス
テップS105)。
【0012】次に、最大値検出部5において、スロット
パワー累積加算部4における加算結果に基づいて、上記
5点の複素逆拡散点のうちスロット累積パワー値が最大
となる点が検出される(ステップS106)。
【0013】その後、最大値検出部5における検出結果
がシンボルデータ選択部6に入力されるが、その際、シ
ンボル累積加算部2からは、最大値検出部5にて累積パ
ワー値の最大値が検出されたスロットの次のスロット内
のシンボルデータが入力されている。
【0014】シンボルデータ選択部6において、シンボ
ル累積加算部2にて累積加算されたシンボル累積加算デ
ータのうち、最大値検出部5にてパワー値が最大値とし
て検出された点、すなわち、前のスロットにおいて累積
パワーが最大値として検出された点におけるシンボル累
積加算データが後段の回路に出力される(ステップS1
07)。
【0015】上記のように、チップレート内を複数のタ
イミングに分け、それぞれのタイミングにおける受信パ
ワーを算出し、受信パワーが最大となるタイミングにて
次のスロット内のデータを抽出して後段の回路に出力す
ることにより、受信品質の向上が図られる。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】上述したようなフィン
ガー受信部が設けられた受信回路においては、スロット
パワー累積加算部における加算結果に基づいて、上記5
点の複素逆拡散点のうちスロット累積パワー値が最大と
なる点が検出されるが、送信されてきたデータが、例え
ばページングチャネル(PCH)のようにバーストであ
った場合に、受信データがないスロットについてもスロ
ット累積パワー値が最大となる点がノイズレベルで検出
され、次のスロット内のシンボル累積加算データにおい
て、最大値として検出された点におけるデータが抽出さ
れ、後段の回路に出力されてしまうため、次のスロット
において最適な複素逆拡散点が選択されず、受信品質が
劣化してしまうという問題点がある。
【0017】本発明は、上述したような技術が有する問
題点に鑑みてなされたものであって、送信されてきたデ
ータがページングチャネルのようにバーストであった場
合においても受信品質の向上を図ることができる受信回
路を提供することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、データを受信するためのアンテナ及び無線
部と、複数のマルチパスに対応して、前記アンテナ及び
無線部を介して受信されたデータを逆拡散する複数のフ
ィンガー受信部と、該フィンガー受信部にて逆拡散され
たデータを合成する合成部とを少なくとも有してなる受
信回路において、前記複数のフィンガー受信部はそれぞ
れ、予め決められた区間毎の受信タイミングをそれぞれ
複数に分割して前記逆拡散を行い、該逆拡散の結果に基
づいて受信レベルが最も優れたタイミングを検出し、該
タイミングにて次の区間のデータを出力することを特徴
とする。
【0019】また、前記複数のフィンガー受信部はそれ
ぞれ、前記受信レベルが最も優れたタイミングにおける
受信レベルに基づいて受信データの有無を判定し、前記
受信データが無い場合、当該タイミングを次の区間のデ
ータの出力に用いないことを特徴とする。
【0020】(作用)上記のように構成された本発明に
おいては、複数のフィンガー受信部内において、予め決
められた区間毎の受信タイミングをそれぞれ複数に分割
して受信データの逆拡散が行われ、該逆拡散の結果に基
づいて受信レベルが最も優れたタイミングが検出され、
該タイミングにて次の区間のデータが出力されるので、
受信品質の向上が図られる。
【0021】また、受信レベルが最も優れたタイミング
における受信レベルに基づいて受信データの有無を判定
し、受信データ有りと判定した場合は、受信レベルが最
も優れたタイミングにて次の区間のデータを出力し、受
信データ無しと判定した場合は、現在データを出力して
いるタイミングにて次の区間のデータを出力するように
すれば、受信データがページングチャネルのようにバー
ストであった場合は該データにおけるタイミング検出は
データの出力に反映されないので、受信データがページ
ングチャネルのようにバーストであった場合において受
信品質が劣化することはない。
【0022】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。
【0023】図1は、本発明の受信回路が設けられた移
動端末を有する移動通信システムの一構成例を示す図で
ある。
【0024】本構成例は図1に示すように、本発明の受
信回路が設けられた複数の移動端末10a,10bと、
サービスエリア40a,40bをそれぞれ有し、移動端
末10a,10bと無線回線を介して接続される基地局
装置20a,20bと、基地局装置20a,20bの交
換制御を行う交換機30とから構成されている。なお、
移動端末10a,10b及び基地局装置20a,20b
においては、2つに限らず複数設けられているものとす
る。
【0025】上記のように構成された移動通信システム
においては、移動端末10a,10bが基地局装置20
aのサービスエリア40aに存在する場合、移動端末1
0a,10bは基地局20aによるサービスを受け、ま
た、移動端末10a,10bが基地局装置20bのサー
ビスエリア40bに存在する場合は、移動端末10a,
10bは基地局20bによるサービスを受ける。
【0026】図2は、図1に示した移動端末10a,1
0b内に設けられた受信回路の実施の一形態を示すブロ
ック図である。
【0027】図2に示すように本形態においては、デー
タを受信するためのアンテナ11及び無線部12と、複
数のマルチパスに対応して、アンテナ11及び無線部1
2を介して受信されたデータを逆拡散する複数のフィン
ガー受信部13a〜13fと、フィンガー受信部13a
〜13fにて逆拡散されたデータを合成する最大比合成
部14と、各マルチパス成分を検出するサーチエンジン
15と、サーチエンジン15における検出結果に基づい
てフィンガー受信部13a〜13fを制御するCPU1
6とが設けられている。
【0028】上記のように構成された受信回路において
は、アンテナ11及び無線部12にてデータが受信され
ると、受信された信号が複数のフィンガー受信部13a
〜13fにて逆拡散され、その後、最大比合成部14に
おいて、複数のフィンガー受信部13a〜13fにて逆
拡散されたデータが合成され、後段の回路(不図示)に
出力される。
【0029】以下に、上述したフィンガー受信部につい
て、いくつかの具体例を挙げて詳細に説明する。
【0030】(第1の実施の形態)図3は、図2に示し
たフィンガー受信部13a〜13fの第1の実施の形態
を示す図である。
【0031】本形態は図3に示すように、アンテナ11
及び無線部12を介して受信されたデータを、基準点に
対して16.384MHzの−1/2π,−1/4π,
0π,+1/4π,+1/2πの5点についてチップレ
ート毎に複素逆拡散する逆拡散部1と、逆拡散部1にて
複素逆拡散されたデータを上記5点のそれぞれについて
シンボルレート区間毎に累積加算するシンボル累積加算
部2と、シンボル累積加算部2にて累積加算されたシン
ボルデータをそれぞれパワー値に換算して出力するシン
ボルパワー計算部3と、シンボルパワー計算部3から出
力された5点のパワー値をスロットレート区間累積加算
するスロットパワー累積加算部4と、スロットパワー累
積加算部4における加算結果に基づいて、上記5点の複
素逆拡散点のうちスロット累積パワー値が最大となる点
を検出する最大値検出部5と、最大値検出部5にて最大
値として検出された点におけるスロット累積パワー値と
予め決められたしきい値とを比較し、該比較結果に基づ
いて受信データの有無を判定するデータ判定部7と、デ
ータ判定部7において受信データが有りと判定された場
合のみ、最大値検出部5にてスロット累積パワー値が最
大として検出された点を出力する切替部8と、切替部8
を介して最大値検出部5にてパワー値が最大値として検
出された点が入力された場合、シンボル累積加算部2に
て累積加算されたシンボル累積加算データのうち、最大
値検出部5にてパワー値が最大値として検出された点に
おけるシンボル累積加算データを後段の回路(不図示)
に出力し、切替部8を介して最大値検出部5にてパワー
値が最大値として検出された点が入力されない場合、シ
ンボル累積加算部2にて累積加算されたシンボル累積加
算データのうち、前のスロットにて出力されたシンボル
累積加算データと同じ点におけるシンボル累積加算デー
タを後段の回路に出力するシンボルデータ選択部6とか
ら構成されている。
【0032】以下に、上記のように構成されたフィンガ
ー受信部の動作について説明する。
【0033】図4は、図3に示したフィンガー受信部の
動作を説明するためのフローチャートである。
【0034】予め、データ判定部7において、受信デー
タの有無を判定するためのしきい値Pthが設定される
(ステップS1)。ここで、データ判定部7にて設定さ
れるしきい値Pthにおいては、スロットパワー累積加算
部4にて累積加算されたスロットのパワー値がしきい値
Pth以上である場合に、受信データが有りと判定される
ものである。
【0035】アンテナ11及び無線部12を介してデー
タが受信されると(ステップS2)、まず、逆拡散部1
において、アンテナ11及び無線部12を介して受信さ
れたデータが、基準点に対して16.384MHzの−
1/2π,−1/4π,0π,+1/4π,+1/2π
の5点についてチップレート毎に複素逆拡散される(ス
テップS3)。
【0036】次に、シンボル累積加算部2において、逆
拡散部1にて複素逆拡散されたデータが上記5点のそれ
ぞれについてシンボルレート区間毎に累積加算される
(ステップS4)。
【0037】次に、シンボルパワー計算部3において、
シンボル累積加算部2にて累積加算されたシンボルデー
タがそれぞれパワー値に換算され、上記5点のパワー値
が出力される(ステップS5)。
【0038】次に、スロットパワー累積加算部4におい
て、シンボルパワー計算部3から出力された5点のパワ
ー値がスロットレート区間累積加算され、スロットパワ
ー値が算出される(ステップS6)。
【0039】次に、最大値検出部5において、スロット
パワー累積加算部4における加算結果に基づいて、上記
5点の複素逆拡散点のうちスロット累積パワー値が最大
となる点が検出される(ステップS7)。
【0040】次に、データ判定部7において、ステップ
S1にて予め設定されたしきい値PthとステップS7に
て検出された点におけるスロットパワー値Pslとが比較
され(ステップS8)、スロットパワー値Pslがしきい
値Pth以上であった場合は、受信データが有りと判定さ
れ、スロットパワー値Pslがしきい値Pth未満であった
場合は、受信データが無しと判定される。
【0041】ステップS8において受信データが有りと
判定された場合、最大値検出部5にてスロット累積パワ
ー値が最大として検出された点が切替部8を介してシン
ボルデータ選択部6に入力される(ステップS9)。
【0042】その後、シンボルデータ選択部6におい
て、切替部8を介して最大値検出部5にてパワー値が最
大値として検出された点が入力された場合、シンボル累
積加算部2にて累積加算されたシンボル累積加算データ
のうち、最大値検出部5にてパワー値が最大値として検
出された点におけるシンボル累積加算データが後段の回
路に出力され、また、切替部8を介して最大値検出部5
にてパワー値が最大値として検出された点が入力されな
い場合、シンボル累積加算部2にて累積加算されたシン
ボル累積加算データのうち、前のスロットにて出力され
たシンボル累積加算データと同じ点におけるシンボル累
積加算データが後段の回路に出力される(ステップS1
0)。
【0043】(第2の実施の形態)上述した第1の実施
の形態においては、スロットレート区間累積加算された
パワー値と予め決められたしきい値とを比較することに
より受信データの有無を判定しているが、シンボル毎に
加算されたパワー値としきい値とを比較することにより
受信データの有無を判定することもできる。
【0044】図5は、図2に示したフィンガー受信部1
3a〜13fの第2の実施の形態を示す図である。
【0045】本形態は図5に示すように、アンテナ11
及び無線部12を介して受信されたデータを、基準点に
対して16.384MHzの−1/2π,−1/4π,
0π,+1/4π,+1/2πの5点についてチップレ
ート毎に複素逆拡散する逆拡散部1と、逆拡散部1にて
複素逆拡散されたデータを上記5点のそれぞれについて
シンボルレート区間毎に累積加算するシンボル累積加算
部2と、シンボル累積加算部2にて累積加算されたシン
ボルデータをそれぞれパワー値に換算して出力するシン
ボルパワー計算部3と、シンボルパワー計算部3から出
力された5点のパワー値に基づいて、上記5点の複素逆
拡散点のうちシンボルパワー値が最大となる点を検出す
る最大値検出部25と、最大値検出部25にて最大値と
して検出された点におけるシンボルパワー値と予め決め
られたしきい値とを比較し、該比較結果に基づいて受信
データの有無を判定するデータ判定部27と、データ判
定部27において受信データが有りと判定された場合の
み、最大値検出部25にてシンボルパワー値が最大とし
て検出された点を出力する切替部28と、切替部28を
介して最大値検出部25にてパワー値が最大値として検
出された点が入力された場合、シンボル累積加算部2に
て累積加算されたシンボル累積加算データのうち、最大
値検出部25にてパワー値が最大値として検出された点
におけるシンボル累積加算データを後段の回路(不図
示)に出力し、切替部28を介して最大値検出部25に
てパワー値が最大値として検出された点が入力されない
場合、シンボル累積加算部2にて累積加算されたシンボ
ル累積加算データのうち、前のシンボルにて出力された
シンボル累積加算データと同じ点におけるシンボル累積
加算データを後段の回路に出力するシンボルデータ選択
部6とから構成されている。
【0046】以下に、上記のように構成されたフィンガ
ー受信部の動作について説明する。
【0047】図6は、図5に示したフィンガー受信部の
動作を説明するためのフローチャートである。
【0048】予め、データ判定部27において、受信デ
ータの有無を判定するためのしきい値Pthが設定される
(ステップS11)。ここで、データ判定部27にて設
定されるしきい値Pthにおいては、シンボルパワー計算
部3にて計算されたシンボルパワー値がしきい値Pth以
上である場合に、受信データが有りと判定されるもので
ある。
【0049】アンテナ11及び無線部12を介してデー
タが受信されると(ステップS12)、まず、逆拡散部
1において、アンテナ11及び無線部12を介して受信
されたデータが、基準点に対して16.384MHzの
−1/2π,−1/4π,0π,+1/4π,+1/2
πの5点についてチップレート毎に複素逆拡散される
(ステップS13)。
【0050】次に、シンボル累積加算部2において、逆
拡散部1にて複素逆拡散されたデータが上記5点のそれ
ぞれについてシンボルレート区間毎に累積加算される
(ステップS14)。
【0051】次に、シンボルパワー計算部3において、
シンボル累積加算部2にて累積加算されたシンボルデー
タがそれぞれパワー値に換算され、上記5点のパワー値
が出力される(ステップS15)。
【0052】次に、最大値検出部25において、シンボ
ルパワー計算部3から出力された5点のパワー値に基づ
いて、上記5点の複素逆拡散点のうちシンボルパワー値
が最大となる点が検出される(ステップS16)。
【0053】次に、データ判定部7において、ステップ
S11にて予め設定されたしきい値PthとステップS1
6にて検出された点におけるシンボルパワー値Psnとが
比較され(ステップS17)、シンボルパワー値Psnが
しきい値Pth以上であった場合は、受信データが有りと
判定され、シンボルパワー値Psnがしきい値Pth未満で
あった場合は、受信データが無しと判定される。
【0054】ステップS17において受信データが有り
と判定された場合、最大値検出部25にてシンボルパワ
ー値が最大として検出された点が切替部28を介してシ
ンボルデータ選択部6に入力される(ステップS1
8)。
【0055】その後、シンボルデータ選択部6におい
て、切替部28を介して最大値検出部25にてパワー値
が最大値として検出された点が入力された場合、シンボ
ル累積加算部2にて累積加算されたシンボル累積加算デ
ータのうち、最大値検出部25にてパワー値が最大値と
して検出された点におけるシンボル累積加算データが後
段の回路に出力され、また、切替部28を介して最大値
検出部25にてパワー値が最大値として検出された点が
入力されない場合、シンボル累積加算部2にて累積加算
されたシンボル累積加算データのうち、前のシンボルに
て出力されたシンボル累積加算データと同じ点における
シンボル累積加算データが後段の回路に出力される(ス
テップS19)。
【0056】(第3の実施の形態)上述した第1及び第
2の実施の形態においては、スロットレート区間累積加
算されたパワー値またはシンボル毎のパワー値と予め決
められたしきい値とを比較することにより受信データの
有無を判定しているが、受信データのS/N比を計算
し、該計算結果としきい値とを比較し、受信データのS
/N比がしきい値以上であった場合、受信データが有り
と判定することもできる。
【0057】図7は、図2に示したフィンガー受信部1
3a〜13fの第3の実施の形態を示す図である。
【0058】本形態は図7に示すように、アンテナ11
及び無線部12を介して受信されたデータを、基準点に
対して16.384MHzの−1/2π,−1/4π,
0π,+1/4π,+1/2πの5点についてチップレ
ート毎に複素逆拡散する逆拡散部1と、逆拡散部1にて
複素逆拡散されたデータを上記5点のそれぞれについて
シンボルレート区間毎に累積加算するシンボル累積加算
部2と、シンボル累積加算部2にて累積加算されたシン
ボルデータから受信データのS/N比をそれぞれ算出し
て出力するシンボルS/N比算出部33と、シンボルS
/N比算出部33から出力された5点のS/N比をスロ
ットレート区間累積加算するスロットS/N比累積加算
部34と、スロットS/N比累積加算部34における加
算結果に基づいて、上記5点の複素逆拡散点のうちスロ
ット累積S/N比が最大となる点を検出する最大値検出
部35と、最大値検出部35にて最大値として検出され
た点におけるスロット累積S/N比と予め決められたし
きい値とを比較し、該比較結果に基づいて受信データの
有無を判定するデータ判定部37と、データ判定部37
において受信データが有りと判定された場合のみ、最大
値検出部35にてスロット累積S/N比が最大として検
出された点を出力する切替部38と、切替部38を介し
て最大値検出部35にてS/N比が最大値として検出さ
れた点が入力された場合、シンボル累積加算部2にて累
積加算されたシンボル累積加算データのうち、最大値検
出部35にてS/N比が最大値として検出された点にお
けるシンボル累積加算データを後段の回路(不図示)に
出力し、切替部38を介して最大値検出部35にてS/
N比が最大値として検出された点が入力されない場合、
シンボル累積加算部2にて累積加算されたシンボル累積
加算データのうち、前のスロットにて出力されたシンボ
ル累積加算データと同じ点におけるシンボル累積加算デ
ータを後段の回路に出力するシンボルデータ選択部6と
から構成されている。
【0059】以下に、上記のように構成されたフィンガ
ー受信部の動作について説明する。
【0060】図8は、図7に示したフィンガー受信部の
動作を説明するためのフローチャートである。
【0061】予め、データ判定部37において、受信デ
ータの有無を判定するためのしきい値Pthが設定される
(ステップS21)。ここで、データ判定部37にて設
定されるしきい値Pthにおいては、スロットS/N比累
積加算部34にて累積加算されたスロットのS/N比が
しきい値Pth以上である場合に、受信データが有りと判
定されるものである。
【0062】アンテナ11及び無線部12を介してデー
タが受信されると(ステップS22)、まず、逆拡散部
1において、アンテナ11及び無線部12を介して受信
されたデータが、基準点に対して16.384MHzの
−1/2π,−1/4π,0π,+1/4π,+1/2
πの5点についてチップレート毎に複素逆拡散される
(ステップS23)。
【0063】次に、シンボル累積加算部2において、逆
拡散部1にて複素逆拡散されたデータが上記5点のそれ
ぞれについてシンボルレート区間毎に累積加算される
(ステップS24)。
【0064】次に、シンボルS/N比算出部33におい
て、シンボル累積加算部2にて累積加算されたシンボル
データから受信データのS/N比がそれぞれ算出され、
上記5点のS/N比が出力される(ステップS25)。
【0065】次に、スロットS/N比累積加算部34に
おいて、シンボルS/N比算出部33から出力された5
点のS/N比がスロットレート区間累積加算され、スロ
ット累積S/N比が算出される(ステップS26)。
【0066】次に、最大値検出部35において、スロッ
トS/N比累積加算部34における加算結果に基づい
て、上記5点の複素逆拡散点のうちスロット累積S/N
比が最大となる点が検出される(ステップS27)。
【0067】次に、データ判定部37において、ステッ
プS21にて予め設定されたしきい値PthとステップS
27にて検出された点におけるスロット累積S/N比P
slとが比較され(ステップS28)、スロット累積S/
N比Pslがしきい値Pth以上であった場合は、受信デー
タが有りと判定され、スロット累積S/N比Pslがしき
い値Pth未満であった場合は、受信データが無しと判定
される。
【0068】ステップS28において受信データが有り
と判定された場合、最大値検出部35にてスロット累積
S/N比が最大として検出された点が切替部38を介し
てシンボルデータ選択部6に入力される(ステップS2
9)。
【0069】その後、シンボルデータ選択部6におい
て、切替部38を介して最大値検出部35にてS/N比
が最大値として検出された点が入力された場合、シンボ
ル累積加算部2にて累積加算されたシンボル累積加算デ
ータのうち、最大値検出部35にてS/N比が最大値と
して検出された点におけるシンボル累積加算データが後
段の回路に出力され、また、切替部38を介して最大値
検出部35にてS/N比が最大値として検出された点が
入力されない場合、シンボル累積加算部2にて累積加算
されたシンボル累積加算データのうち、前のスロットに
て出力されたシンボル累積加算データと同じ点における
シンボル累積加算データが後段の回路に出力される(ス
テップS30)。
【0070】(第4の実施の形態)上述した第3の形態
においては、スロットレート区間累積加算されたS/N
比と予め決められたしきい値とを比較することにより受
信データの有無を判定しているが、シンボル毎に加算さ
れたS/N比としきい値とを比較することにより受信デ
ータの有無を判定することもできる。
【0071】図9は、図2に示したフィンガー受信部1
3a〜13fの第4の実施の形態を示す図である。
【0072】本形態は図9に示すように、アンテナ11
及び無線部12を介して受信されたデータを、基準点に
対して16.384MHzの−1/2π,−1/4π,
0π,+1/4π,+1/2πの5点についてチップレ
ート毎に複素逆拡散する逆拡散部1と、逆拡散部1にて
複素逆拡散されたデータを上記5点のそれぞれについて
シンボルレート区間毎に累積加算するシンボル累積加算
部2と、シンボル累積加算部2にて累積加算されたシン
ボルデータから受信データのS/N比をそれぞれ算出し
て出力するシンボルS/N比算出部33と、シンボルS
/N比算出部33から出力された5点のS/N比に基づ
いて、上記5点の複素逆拡散点のうちシンボルS/N比
が最大となる点を検出する最大値検出部45と、最大値
検出部45にて最大値として検出された点におけるシン
ボルS/N比と予め決められたしきい値とを比較し、該
比較結果に基づいて受信データの有無を判定するデータ
判定部47と、データ判定部47において受信データが
有りと判定された場合のみ、最大値検出部45にてシン
ボルS/N比が最大として検出された点を出力する切替
部48と、切替部48を介して最大値検出部45にてS
/N比が最大値として検出された点が入力された場合、
シンボル累積加算部2にて累積加算されたシンボル累積
加算データのうち、最大値検出部45にてS/N比が最
大値として検出された点におけるシンボル累積加算デー
タを後段の回路(不図示)に出力し、切替部48を介し
て最大値検出部45にてS/N比が最大値として検出さ
れた点が入力されない場合、シンボル累積加算部2にて
累積加算されたシンボル累積加算データのうち、前のシ
ンボルにて出力されたシンボル累積加算データと同じ点
におけるシンボル累積加算データを後段の回路に出力す
るシンボルデータ選択部6とから構成されている。
【0073】以下に、上記のように構成されたフィンガ
ー受信部の動作について説明する。
【0074】図10は、図9に示したフィンガー受信部
の動作を説明するためのフローチャートである。
【0075】予め、データ判定部47において、受信デ
ータの有無を判定するためのしきい値Pthが設定される
(ステップS31)。ここで、データ判定部47にて設
定されるしきい値Pthにおいては、シンボルS/N比算
出部33にて算出されたシンボルS/N比がしきい値P
th以上である場合に、受信データが有りと判定されるも
のである。
【0076】アンテナ11及び無線部12を介してデー
タが受信されると(ステップS32)、まず、逆拡散部
1において、アンテナ11及び無線部12を介して受信
されたデータが、基準点に対して16.384MHzの
−1/2π,−1/4π,0π,+1/4π,+1/2
πの5点についてチップレート毎に複素逆拡散される
(ステップS33)。
【0077】次に、シンボル累積加算部2において、逆
拡散部1にて複素逆拡散されたデータが上記5点のそれ
ぞれについてシンボルレート区間毎に累積加算される
(ステップS34)。
【0078】次に、シンボルS/N比算出部33におい
て、シンボル累積加算部2にて累積加算されたシンボル
データから受信データのS/N比がそれぞれ算出され、
上記5点のS/N比が出力される(ステップS35)。
【0079】次に、最大値検出部45において、シンボ
ルS/N比算出部33から出力された5点のS/N比に
基づいて、上記5点の複素逆拡散点のうちシンボルS/
N比が最大となる点が検出される(ステップS36)。
【0080】次に、データ判定部47において、ステッ
プS31にて予め設定されたしきい値PthとステップS
36にて検出された点におけるシンボルS/N比Psnと
が比較され(ステップS37)、シンボルS/N比Psn
がしきい値Pth以上であった場合は、受信データが有り
と判定され、シンボルS/N比Psnがしきい値Pth未満
であった場合は、受信データが無しと判定される。
【0081】ステップS37において受信データが有り
と判定された場合、最大値検出部45にてシンボルS/
N比が最大として検出された点が切替部48を介してシ
ンボルデータ選択部6に入力される(ステップS3
8)。
【0082】その後、シンボルデータ選択部6におい
て、切替部48を介して最大値検出部45にてS/N比
が最大値として検出された点が入力された場合、シンボ
ル累積加算部2にて累積加算されたシンボル累積加算デ
ータのうち、最大値検出部45にてS/N比が最大値と
して検出された点におけるシンボル累積加算データが後
段の回路に出力され、また、切替部48を介して最大値
検出部45にてS/N比が最大値として検出された点が
入力されない場合、シンボル累積加算部2にて累積加算
されたシンボル累積加算データのうち、前のシンボルに
て出力されたシンボル累積加算データと同じ点における
シンボル累積加算データが後段の回路に出力される(ス
テップS39)。
【0083】なお、上述した第1〜第4の実施の形態に
おいては、チップレート内が4つに分けられ、それぞれ
において16.384MHzの−1/2π,−1/4
π,0π,+1/4π,+1/2πの5点について逆拡
散が行われ、5点のうち最も受信レベルが優れた点にお
ける次のスロットの受信データが後段の回路に出力され
ているが、1つのデータを4つに分け、上記同様の動作
を行うこともできる。
【0084】
【発明の効果】以上説明したように本発明においては、
複数のフィンガー受信部内において、予め決められた区
間毎の受信タイミングをそれぞれ複数に分割して受信デ
ータの逆拡散が行われ、該逆拡散の結果に基づいて受信
レベルが最も優れたタイミングが検出され、該タイミン
グにて次の区間のデータが出力されるため、受信品質の
向上を図ることができる。
【0085】また、受信レベルが最も優れたタイミング
における受信レベルに基づいて受信データの有無を判定
し、受信データ有りと判定した場合は、受信レベルが最
も優れたタイミングにて次の区間のデータを出力し、受
信データ無しと判定した場合は、現在データを出力して
いるタイミングにて次の区間のデータを出力するように
構成した場合においては、受信データがページングチャ
ネルのようにバーストであった場合は該データにおける
タイミング検出はデータの出力に反映されないため、受
信データがページングチャネルのようにバーストであっ
た場合においても受信品質の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の受信回路が設けられた移動端末を有す
る移動通信システムの一構成例を示す図である。
【図2】図1に示した移動端末内に設けられた受信回路
の実施の一形態を示すブロック図である。
【図3】図2に示したフィンガー受信部の第1の実施の
形態を示す図である。
【図4】図3に示したフィンガー受信部の動作を説明す
るためのフローチャートである。
【図5】図2に示したフィンガー受信部の第2の実施の
形態を示す図である。
【図6】図5に示したフィンガー受信部の動作を説明す
るためのフローチャートである。
【図7】図2に示したフィンガー受信部の第3の実施の
形態を示す図である。
【図8】図7に示したフィンガー受信部の動作を説明す
るためのフローチャートである。
【図9】図2に示したフィンガー受信部の第4の実施の
形態を示す図である。
【図10】図9に示したフィンガー受信部の動作を説明
するためのフローチャートである。
【図11】本願発明者らが現在実験的に検討しているフ
ィンガー受信部の一構成例を示すブロック図である。
【図12】図11に示したフィンガー受信部の動作を説
明するためのフローチャートである。
【図13】図11に示したフィンガー受信部の動作を説
明するための受信データの一例を示す図である。
【符号の説明】
1 逆拡散部 2 シンボル累積加算部 3 シンボルパワー計算部 4 スロットパワー累積加算部 5,25,35,45 最大値検出部 6 シンボルデータ選択部 7,27,37,47 データ判定部 8,28,38,48 判定部 10a,10b 移動端末 11 アンテナ 12 無線部 13a〜13f フィンガー受信部 14 最大比合成部 15 サーチエンジン 16 CPU 20a,20b 基地局装置 30 交換機 33 シンボルS/N比算出部 34 スロットS/N比累積加算部 40a,40b サービスエリア
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 1/69 - 1/713 H04J 13/00 - 13/06 H04B 7/02 H04B 7/08 H04B 7/26

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データを受信するためのアンテナ及び無
    線部と、複数のマルチパスに対応して、前記アンテナ及
    び無線部を介して受信されたデータを逆拡散する複数の
    フィンガー受信部と、該フィンガー受信部にて逆拡散さ
    れたデータを合成する合成部とを少なくとも有してなる
    受信回路において、 前記複数のフィンガー受信部はそれぞれ、予め決められ
    た区間毎の受信タイミングをそれぞれ複数に分割して前
    記逆拡散を行い、該逆拡散の結果に基づいて受信レベル
    が最も優れたタイミングを検出し、前記タイミングにお
    ける受信レベルに基づいて受信データの有無を判定し、
    受信データが有る場合、該タイミングにて次の区間のデ
    ータを出力し、前記受信データが無い場合、当該タイミ
    ングを次の区間のデータの出力に用いないことを特徴と
    する受信回路。
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