JP3309805B2 - グロメット - Google Patents

グロメット

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車の車体パネル等
に設けた貫通孔にワイヤハーネスを挿通するために使用
するグロメットに関するものであり、特に、ウオッシャ
ホースあるいは/およびフードオープナーをグロメット
に通す場合に好適に用いられるものである。
【0002】
【従来の技術】自動車において、エンジンルームから車
室内にワイヤハーネスを配索するために、ワイヤハーネ
スにグロメットを取り付け、該グロメットを車体貫通孔
に装着して車室内への防水、防塵、遮音等を図ってい
る。
【0003】この種のグロメットは、通常、図13に示
すように、ゴムあるいはエラストマーからなる弾性材料
で一体成形されている。該グロメット1はワイヤハーネ
スW/Hを密着して挿通する小径筒部1aより台円錐形
状に拡径筒部1bを設け、該拡径筒部1bの外周面に車
体係止溝1cを設けた形状よりなる。
【0004】上記グロメット1にワイヤハーネスW/H
を取り付けた状態で、図13中に実線で示すように車体
パネル2に仕切られた車室よりエンジンルームへと貫通
孔2aを通して取り付ける場合と、一点鎖線で示すよう
にエンジンルームから車室へ通す場合とがあり、図14
に示すように、車体係止溝1cを貫通孔2aに内嵌して
装着している。
【0005】上記実線で示すように、車室からエンジン
ルームへとグロメット1を通す場合は、小径筒部1a側
より出たワイヤハーネスW/Hを引っ張って車体係止溝
1cを貫通孔2aに係止している。この場合は、ワイヤ
ハーネスを実線矢印の方向へ引っ張るだけグロメット1
を車体パネル2に係止することができる。しかしなが
ら、エンジンルームから車室へと通すワイヤハーネス
は、エンジンルーム側に配索する部分が長く且つ多数の
分岐線、コネクタ等を備えているため、通常はエンジン
ルーム側から車室へと通される。この場合、まず、図1
3中で一点鎖線で示す方向にグロメット1を貫通孔2a
に通すが、車体係止溝1cの前端側が小径に変形して通
されるために、車体係止溝1cを確実に貫通孔2aに係
止しにくく、よって、グロメット全体を貫通孔2aに通
した後、逆方向に引き戻して、車体係止溝1cを貫通孔
2aに係止している。即ち、押した後に引き戻す2方向
の押し引き操作が必要となっている。
【0006】また、グロメット1には、図15(A)に
示すように、ウオッシャーホース5を通す場合と、図1
5(B)に示すように、フードオープナー6を通す場合
とがある。その場合、ウオッシャーホース5を通す場合
には、図15(A)に示すように、グロメット1の拡径
筒部1bに貫通孔を設けると共に、該貫通孔の周縁より
ホース連結用の筒部1fを突設している。また、フード
オープナー6を通す場合も同様に、図15(B)に示す
ように、グロメット1の拡径筒部1bに貫通孔を設ける
と共に、該貫通孔の周縁よりフードオープナーを貫通さ
せるための筒部1hを突設している。上記ホース連結用
の筒部1fと、フードオープナー貫通用の筒部1hとは
直径および形状が相違するため、共用化できず、夫々別
個に設けられている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、ウオッ
シャーホース貫通用のグロメット、フードオープナー貫
通用のグロメット、ウオッシャーホースとフードオープ
ナーの両方を貫通させるグロメット、さらに、ウオッシ
ャーホースとフードオープナーの両方を貫通させないグ
ロメットの4種類のグロメットを用意する必要があり、
部品点数が増加してコスト高になる問題があった。
【0008】また、車体パネルの貫通孔へのグロメット
通し作業については、図13中で、一点鎖線方向および
実線方向のいずれの方向からグロメット1を貫通孔2a
に通す場合も、貫通孔2aの径よりも大径の部分のグロ
メットを押し潰さなければならず、作業者に負担がかか
る。かつ、通し作業時に引っ張られたグロメット1が均
等に伸びず、貫通孔2aに取付にくく作業性が悪い問題
がある。さらに、グロメット1にワイヤハーネスW/H
を通す作業時、図16に示すように、グロメット拡径治
具4でグロメット1を拡げてワイヤハーネスを通さなけ
ればならず、作業性が悪い問題があった。
【0009】本発明は上記問題に鑑みてなされたもの
で、ウオッシャーホース貫通用、フードオープナー貫通
用、あるいは、これらを貫通させないグロメットとして
共用化できるようにして、グロメットの種類を増加させ
ないことを課題としている。さらに、本発明は、エンジ
ンルーム側から車室側へと一方向の押し込み操作のみで
グロメットを車体パネルの貫通穴に通して装着できるよ
うにすることを課題としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、小径筒部と、該小径筒部の一端より拡径
する拡径筒部と、車体パネルの貫通孔に内嵌させる車体
係止部を備えた筒体を軸線方向に2分割して2つの分割
体より構成し、これら分割体の間にワイヤハーネスを挟
んだ状態で分割体を結合するロック手段を備え、ワイヤ
ハーネスに装着した状態で車体パネルの貫通孔に取り付
ける分割型のグロメットにおいて、上記拡径筒部を貫通
するウオッシャーホース連結用の筒部を設けた第1分割
体と、上記拡径筒部を貫通するフードオープナー挿通用
の筒部を設けた第2分割体と、上記ウオッシャーホース
連結用の筒部およびフードオープナー挿通用の筒部の両
方を設けていない第3分割体を用意し、上記3種類の分
割体のうち、2種類の分割体を組み合わせて、ワイヤハ
ーネスを挟んで結合する構成としているグロメットを提
供している。
【0011】上記のように、グロメットを軸線方向に2
分割して2つの分割体を組み合わせ構成し、この分割体
として、ウオッシャーホース連結用の筒部を設けた第1
分割体と、拡径筒部を貫通するフードオープナー挿通用
の筒部を設けた第2分割体と、ウオッシャーホース連結
用の筒部およびフードオープナー挿通用の筒部の両方を
設けていない第3分割体を用意しておくと、この3種類
の分割体を選択して組み合わせることにより、ウオッシ
ャーホース貫通用のグロメット、フードオープナー貫通
用のグロメット、いずれも貫通しないグロメット、両方
が貫通するグロメットの4種類のグロメットを設けるこ
とができ、多品種のグロメットを設ける必要がなくな
る。
【0012】さらに、グロメットを分割体より構成する
と、ワイヤハーネスを治具を用いて通す必要がなく、ワ
イヤハーネスの両側から挟んで組みつければよくなり、
ワイヤハーネスへの取付作業も簡単になる。
【0013】上記各分割体には、拡径筒部の前端開口よ
り所要寸法あけた拡径筒部外周面にフランジ部を突設す
ると共に、該拡径筒部の前端開口の周縁より周方向に間
隔をあけて突設した係止爪を設け、かつ、上記フランジ
部の前面側に上記係止爪と対向させてゴム製のシール材
を取り付け、上記係止爪を車体貫通孔に通して車体の一
面に係止すると車体の他面に上記シール材が圧接する構
成としている。
【0014】上記構成とすると、ワイヤハーネスに取り
付けたグロメットを、エンジンルームと車室とを仕切る
車体パネルの貫通孔に通す時、エンジンルーム側より挿
入し、前端開口の周縁より突設した係止爪を撓ませて貫
通孔に通し、係止爪を車室側の車体パネルの一面に係止
する。この状態でシール材の前面が車体パネルのエンジ
ンルーム側の他面に圧接する。このように、エンジンル
ーム側から車室側へ一方向の挿入作業によりワンタッチ
でグロメットを車体パネルに取り付けることができる。
また、エンジンルーム側では貫通孔の周縁にシール材を
圧接しているため、貫通孔の隙間から車室内に進入する
エンジンルーム側の騒音を低減できる。
【0015】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態を図面に
基づいて詳細に説明する。図1乃至図7は第1実施形態
を示し、グロメット10は、分割体11A、11Bから
なり、これら分割体11Aと11Bとをワイヤハーネス
W/Hの両側より組みつけて結合し、ワイヤハーネスを
通す筒体としている。
【0016】上記分割体11A、11Bは樹脂成型品
で、上記筒体を軸線方向に沿って分割した半割体からな
る。即ち、小径筒部12を構成する半割体12A、12
B、該小径筒部12の一端より拡径する拡径筒部13を
構成する半割体13A、13Bと、拡径筒部13の前端
開口より所要寸法あけた拡径筒部外周面より突設したフ
ランジ部を構成する半割体14A、14Bと、拡径筒部
の前端開口の周縁より周方向に間隔をあけて突設した係
止爪15A、15Bとを夫々備えている。
【0017】係止爪15A、15Bは90度間隔をあけ
て設けており、よって、各分割体11A、11Bには2
個づつ設けている。なお、係止爪の個数は限定されな
い。これら係止爪15A、15Bは拡径筒部の前端面よ
り突出片15A−1、15B−1の先端より折り返し方
向に傾斜させた爪部15A−2、15B−2を備えた形
状で、可撓性を備えている。
【0018】上記分割体11Aの分割端にはロック爪1
6を突設すると共に、分割体11Bの分割端に上記ロッ
ク爪16を嵌合係止するロック枠17を突設し、小径筒
部12、拡径筒部13、フランジ部14の各部において
ロック爪16をロック枠17に挿入係止してロックさせ
ている。
【0019】また、上記拡径筒部13、フランジ部14
の肉厚を大きくして、図2に示すように、分割体11A
には分割端面より内周面にかけてL状の切欠18を設
け、該切欠18の底面にゴムパッキン19を取り付けて
いる。一方、他方の分割体11Bには分割端面より上記
切欠18に嵌合する突起20を設け、該突起20の先端
が上記ゴムパッキン19に圧接し、該状態で上記ロック
爪16がロック枠17に挿入係止させている。
【0020】上記フランジ部14の半割体14A、14
Bの各前面全体には半円環形状のゴム製のシール材21
A、21Bを接着剤を用いて固定している。このシール
材21A、21Bの厚さは、対向する係止爪15A、1
5Bとの間に挟持する車体パネル2の板厚に対応して設
定している。また、該シール材21A、21Bの幅方向
の中央部に環状のシールリブ22A、22Bを突設して
いる。該シールリブは、図5に示すように係止爪15
A、15Bの先端面が車体パネル2の車室側面2bに係
止した状態で、車体パネルのエンジンルーム側面2cに
圧接される。
【0021】上記のように1つのグロメット10を分割
体11A、11Bとを組み合わせて構成しており、これ
ら分割体として3種類の分割体を設けている。即ち、図
1中において、分割体11Bで示す拡径筒部13の半割
体13Bに貫通孔を設けていない第1分割体、分割体1
1Aで示す拡径筒部13の半割体13Aにウオッシャー
ホース用の管部30を設けた第2分割体、および後述す
る図8に示すフードオープナー用の管部40を拡径筒部
13の半割体13に設けた半割体11Cからなる第3分
割体とよりなる。
【0022】上記第2分割体となるウオッシャーホース
用管部30を設けた半割体11Aは、拡径筒部13の半
割体13Aに貫通孔31を設け、該貫通孔31の両端周
縁より筒部30を突設し、拡径筒部内に伸長する内部突
出部30aの先端を開口30bとする一方、外方へと突
出する外部突出部30cの先端は閉鎖部30dとしてい
る。ウオッシャーホース35は、グロメット貫通部にお
いて、35Aと35Bとに2分割し、一方のウオッシャ
ーホース35Aを内部突出部30aの先端開口30bと
接続する一方、他方のウオッシャーホース35Bは外部
突出部30cの先端閉鎖部30dを切断した後に接続す
るようにしている。
【0023】上記第1分割体からなる分割体11Bと第
2分割体からなる分割体11Aとを組み合わせると、図
1に示すウオッシャーホース貫通用のグロメットとな
る。
【0024】上記分割体11A、11Bとは図3に示す
ように、電線群よりなるワイヤハーネスW/Hに対して
両側より軸直角方向より被せ、ワイヤハーネスを挟んだ
状態でロック爪16をロック枠17に挿入してロック結
合する。その後、小径筒部12よりワイヤハーネスW/
Hにかけてテープ25を巻き付けてグロメット10をワ
イヤハーネスに固定する。
【0025】この状態で、グロメット10の拡径筒部1
3の前端開口より2液混合硬化性等からなる止水剤26
を充填し、グロメット内周面と電線の間の隙間および電
線間の隙間に止水剤26を浸透させてシール性能を高め
ている。
【0026】このようにワイヤハーネスW/Hにグロメ
ット10を取り付けた状態で、図4に示すように、車体
パネル2の貫通孔2aにエンジンルーム(B)側から車
室(A)へと矢印方向にワイヤハーネスを通し、グロメ
ット10をエンジンルーム側から貫通孔2aに押し込
む。この押し込みにより前端の係止爪15A、15Bが
内方へ撓みながら貫通孔2aを通り、車室側に出た位置
で原状に復帰して拡き爪部15A−2、15B−2が車
体パネル2の車室面2bに圧接係止する。この時、エン
ジンルーム側面2cにはシール材21A、21Bのシー
ルリブ22A、22Bが圧接する。このように、エンジ
ンルーム側から車室側へと一方向の押し込みで、ワンタ
ッチで、グロメット10を車体パネル2に取り付けるこ
とができる。
【0027】次いで、図6および図7に示すように、ウ
オッシャーホース35Aを筒部30の開口30bに接続
する一方、閉鎖部30dを切断して、ウオッシャーホー
ス35Aを嵌合接続している。該構成とすることによ
り、グロメット10にウオッシャーホースを貫通した状
態と同様となる。
【0028】図8乃至図10に第3半割体を備えた第2
実施形態のグロメット10を示している。該第3半割体
となる半割体11Cは、フードオープナー用の管部40
を拡径筒部13の半割体13Cに設けている。
【0029】即ち、拡径筒部13の半割体に貫通孔41
を設け、該貫通孔41の両端周縁より筒部40を突設
し、拡径筒部内に伸長する内部突出部40aの先端を開
口40bとすると共に、外方へと突出する外部突出部4
0cの先端も開口40dとしている。上記筒部40の外
部突出部40cの先端内面よりネジ40eを形成し、外
周面にネジを形成したスリーブ42を螺合し、かつ、該
スリーブ42の先端にゴム栓43を圧入し、ゴム栓43
の先端大径部43aをスリーブ42の先端面に圧接して
いる。また、ゴム栓43の内周面にシールリブ43bを
突設している。フードオープナー45は内部突出部の先
端開口40bより挿入し、スリーブ42を通り、ゴム栓
42でシールして開口40dより引き出すようにしてい
る。
【0030】上記フードオープナー貫通部を設けた第3
の半割体11Cには、第1の半割体11Bを組み合わせ
てワイヤハーネスに取り付け、前記と同様に車体の貫通
孔に装着している。このように車体にグロメットを取り
付けた後に、フードオープナー45を筒部40に貫通さ
せている。
【0031】図11は第1の半割体11Aと第3の半割
体11Cとを組み合わせた第3実施形態のグロメットを
示し、該グロメットはウオッシャーホース用の管部30
とフードオープナー用の管部40を備え、ウオッシャー
ホースとフードオープナーの両方を貫通させることがで
きる。
【0032】図12は第4実施形態のグロメットを示
し、2個の第2の半割体11Bを組み合わせたもので、
ウオッシャーホースおよびフードオープナーのいずれも
貫通させないものである。
【0033】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
のグロメットでは、ウオッシャーホース接続用の管部を
設けた半割体と、フードオープナー貫通用の管部を設け
た半割体と、上記いずれの管部も設けていない半割体の
3種類の半割体を用意しておくことにより、そのうちの
2つを選択して組み合わせて、4種類(ウオッシャーホ
ース貫通用のグロメット、フードオープナー貫通用のグ
ロメット、ウオッシャーホースとフードオープナーの両
方を貫通させるグロメット、ウオッシャーホースとフー
ドオープナーの両方を貫通させないグロメット)を形成
することができる。よって、ウオッシャーホース接続用
の専用グロメット、フードオープナー貫通用の専用グロ
メット、ウオッシャーホースとフードオープナーの両方
を取り付けられうようにした専用グロメットを夫々設け
る必要がなくなり、コストの大幅な削減を図ることがで
きる。
【0034】さらに、本発明のグロメットは樹脂成型品
からなる二分割タイプとし、拡径筒部の前端より係止爪
を突設した構成としているため、ワイヤハーネスに対し
て両側より被せて簡単に取り付けることができ、ワイヤ
ハーネスにグロメットを取り付ける作業が簡単となり、
作業者の負担を低減できる。かつ、従来のこの種の樹脂
製の二分割タイプでは不可能であったエンジンルーム側
から車室側へ、係止爪を設けた拡径筒部より通してワン
タッチで取り付けることができ、車体へのグロメットの
取付作業性も簡単にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態に係るグロメットを示
す斜視図である。
【図2】 図1のII−II線断面図である。
【図3】 グロメットをワイヤハーネスに取り付ける方
法を示す斜視図である。
【図4】 グロメットを車体に取り付ける方法を示す斜
視図である。
【図5】 グロメットを車体に取り付けた状態の断面図
である。
【図6】 上記グロメットにウオッシャーホースを連結
する方法を示す図面である。
【図7】 ウオッシャーホースとグロメットとの連結部
の拡大図である。
【図8】 第2実施形態のグロメットの斜視図である。
【図9】 上記グロメットにフードオープナーを取り付
けた状態の拡大断面図である。
【図10】 図9の要部の部品を示す図である。
【図11】 第3実施形態のグロメットの斜視図であ
る。
【図12】 第4実施形態のグロメットの斜視図であ
る。
【図13】 従来例を示す斜視図である。
【図14】 上記従来例の車体取付状態を示す図面であ
る。
【図15】 (A)、(B)は他のグロメットの従来例
を示す斜視図である。
【図16】 他のグロメットにワイヤハーネスを通す作
業を示す斜視図である。
【符号の説明】
2 車体パネル 2a 貫通孔 10 グロメット 11A、11B、11C 分割体 12 小径筒部 13 拡径筒部 14 フランジ部 15 係止爪 21A、21B シール材 26 止水剤 30 ウオッシャーホース連結用の筒部 35A、35B ウオッシャーホース 40 フードオープナー挿通用の筒部 45 フードオープナー W/H ワイヤハーネス
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平9−207031(JP,A) 特開 平10−55727(JP,A) 特開 平10−189127(JP,A) 特開 平8−251768(JP,A) 特開 平9−115370(JP,A) 特開 平10−12073(JP,A) 実開 平4−119252(JP,U) 実開 昭61−77617(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02G 3/22

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 小径筒部と、該小径筒部の一端より拡径
    する拡径筒部と、車体パネルの貫通孔に内嵌させる車体
    係止部を備えた筒体を軸線方向に2分割して2つの分割
    体より構成し、これら分割体の間にワイヤハーネスを挟
    んだ状態で分割体を結合するロック手段を備え、ワイヤ
    ハーネスに装着した状態で車体パネルの貫通孔に取り付
    ける分割型のグロメットにおいて、 上記拡径筒部を貫通するウオッシャーホース連結用の筒
    部を設けた第1分割体と、上記拡径筒部を貫通するフー
    ドオープナー挿通用の筒部を設けた第2分割体と、上記
    ウオッシャーホース連結用の筒部およびフードオープナ
    ー挿通用の筒部の両方を設けていない第3分割体を用意
    し、 上記3種類の分割体のうち、2種類の分割体を組み合わ
    せて、ワイヤハーネスを挟んで結合する構成としている
    グロメット。
  2. 【請求項2】 上記各分割体には、拡径筒部の前端開口
    より所要寸法あけた拡径筒部外周面にフランジ部を突設
    すると共に、該拡径筒部の前端開口の周縁より周方向に
    間隔をあけて突設した係止爪を設け、かつ、上記フラン
    ジ部の前面側に上記係止爪と対向させてゴム製のシール
    材を取り付け、上記係止爪を車体貫通孔に通して車体の
    一面に係止すると車体の他面に上記シール材が圧接する
    構成としている請求項1に記載のグロメット。
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